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    元スレ吹雪「この鎮守府はおかしいって言ってるのに聞いてくれません……」

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    101 = 1 :

    太平洋 深海

    北方棲姫「…………っ……く……ぅ……!はぁ……っぅう……う……!!」

    重巡ネ級「…………」

    北方棲姫「…………っふ……もう終わり……?アンタも大したこと無いじゃない……はぁ……っはぁ……」

    重巡ネ級「……強情ナ女ダ……」カラッ

    北方棲姫「……その棒……を、私のどこに突っ込むっての……?」

    重巡ネ級「…………ッラァ!!!」ブンッ!!!

    ガァンッ!!!

    北方棲姫「……ぐぁ……!!あぁ……!!」

    重巡ネ級「……イツマデモ楽シメルト思ウナ……!!コノガキガァ……!!!」ガッ!!ゴッ!!!

    北方棲姫「……が……ぐ……!!」

    重巡ネ級「クソガキガ!!!棲鬼様ニ楯突コウナド!!棲鬼様ノ野望ヲ砕コウナド!!」ガンッ!!グチッ!!

    北方棲姫「…………あが……が……はぁっ……!!」

    重巡ネ級「オ前ハ……!!!貴様ラハ!!何故ワカラン!!人間ナド!!邪魔ナ存在デシカナイ!!」ガッガッ!!ドゴッ!!

    重巡ネ級「ダトイウノニ……!!何故オマエラハ人間ノ地ヲ潰サナイ!!!!何故ダ!!情デモメバエタノカァァ!!!」グシャッ!!!

    重巡ネ級「ハァ……ハァ……!!……気ニイラン……!!人間マガイノ思考シヤガッテ……!!」カランカランッ!!

    北方棲姫「……言って……なさいよ…………外道どもに何言われようと……知ったこっちゃないわ……」

    重巡ネ級「……ナンダト……!?」

    北方棲姫「……何が野望よ……殺せるなら誰でもいいんでしょ……あんたらは……」フフッ…

    北方棲姫「そんな馬鹿な事……私は勿論……水鬼様も許すわけがないわよ……」

    重巡ネ級「……」

    北方棲姫「…………馬鹿な奴よ……ホントあんたらは……」

    北方棲姫「……馬鹿で悲しい奴よ…………」

    重巡ネ級「…………妄言モ、モウ飽キタナ…………オイ!!」


    戦艦レ級(改造)「…………クルル……カカカカ……」グイッ ブンッ!!


    ドチャッ……


    港湾棲姫「………………ぐ…………っうぅ……」

    北方棲姫「……お、お姉様……!!」

    港湾棲姫「北方…………酷い傷……ネ級に殴られた……の?」

    北方棲姫「私は大丈夫……!お姉様……!!め……目が……!!」

    港湾棲姫「……平気……片目なんて飾りだから…………あぁ……北方……こんな……ことに……」



    重巡ネ級「連レテ行ケ……新シイ駒ダ、拘束スル前ニ改造シテオケ、喚ク暇ヲ与エルンジャナイゾ」

    戦艦レ級(改造)「キキッ……!!ギィィッ!!!」グィッ!!!


    北方棲姫「……!お姉様!!離せ!!!この化け物!!汚い手で触るなぁ!!!」

    港湾棲姫「…………!!な…………!北方から離れろ……!!やめろ……!……っ……離せ……!!くそ……!」

    北方棲姫「お姉様ぁ!!お姉さまぁああ!!!」


    ゴゴゴゴゴッ ゴォォォンッ……!!!



    重巡ネ級「……何ガオネエサマーダ……気色悪イ……」ペッ

    102 :

    深海のパワーバランスどうなってんのかここだけじゃまだ全然わかんねーな

    103 :

    重巡ネ級「………………ソッチノ状況ハ」スッ

    重巡ネ級「……フッ……モウスグカ…………ナラバ妙ナ人間殺セバオキナワハ我ラノモノダ……」

    重巡ネ級(何者ダ……人間……人間ガ我ラニ逆ラエルハズガナイ…………)

    重巡ネ級「……ム……艦娘ノ増援カ……?」

    ザザッ ザザーーッ

    重巡ネ級「………………横須賀ノ天龍……摩耶……何ダ……ソイツハ知ランゾ……」

    重巡ネ級「マァ調ベル価値ノナイゴミダロウ……もう一隻は…………何……!?」

    重巡ネ級「純粋種ノ……レ級ダト……!?馬鹿ナ……何故艦娘側ニ!!視界ヲヨコセ!!」






    太平洋 沖縄付近

    戦艦レ級「……見つけた……敵艦だ!イ級が3!タ級が2!ワ級のエリートが6だ!!」

    摩耶「ワ級?輸送船団か?」

    戦艦レ級「みてぇだ……どうする?提督」

    提督『沖縄の近くに輸送船か……うーん……』

    吹雪「……」ジャキッ

    戦艦レ級「…………向こうはまだコッチに気付いちゃいねぇ……やるなら今だ……」

    提督『……全部倒すのにどれくらい掛かりそうだ?』

    天龍「多分あの数なら俺とレ級なら3分でやれる、やるか?」

    提督『……よし、やろう、吹雪ちゃんと摩耶さんはそのまま沖縄に進んでくれ、近くのビーチで合流するように』

    吹雪「りょ、了解!」

    摩耶「天龍、2分で済ませろよ……吹雪、いいな?」

    吹雪「は、はい!」

    摩耶「ついて来い!ビーチを確保すんぞ!!」ドシューンッ!!

    吹雪「……」コクッ ドシューンッ!!!






    太平洋 深海

    重巡ネ級「……棲鬼様ニ逆ラッタ……屑ジャナイカ……!!」

    重巡ネ級「……流暢ナ人間語……堕落ノ証……!!許セン……!!!」

    重巡ネ級「…………奴ラモオキナワデ始末シテクレル……深海棲艦ノ誇リヲ汚ス愚カ者共……後悔サセテクレル!!」

    104 = 1 :

    沖縄 ビーチ

    ザザーン……ザザァーー……チャプッチャプッ……

    吹雪「……」キョロキョロ

    吹雪「……敵影ありません……でもここって……」

    摩耶「そこら辺に深海棲艦の死体が転がってんな……うげ……乾き切ってやがる……」ゲシッ コロッ

    吹雪「……リ級……ヲ級も……一体誰が……?」

    摩耶「さぁな……沖縄にも手練の艦娘が居たってことだろ……」ピクッ

    摩耶「対空電探に感……後ろか!」

    シュゥゥゥーーン……オォォォ……

    吹雪「……戦闘機……いや……艦爆!!」ジャキッ

    吹雪「…………」ゴクッ

    摩耶「チッ……提督!敵の艦爆共に見つかった!レ級達の到着まで何分だ!!」

    川内『90秒!いける!?』

    摩耶「増援が来なけりゃ……な!!」ジャカコンッ!!

    吹雪「来ます!!」


    深海艦爆「…………!!」タタタタタァンッ!! 

    チュチュチュチュゥンッ!!!

    吹雪「…………っ!!」ビクッ

    摩耶「ビビってんじゃねぇ!!吹雪!!死にたくなけりゃ撃て!!」バラララララッ!!! ドドドドォンッ!! 

    吹雪「……は、はい!!」ドドンッ!!! ジャカッ タタタタァンッ!!!

    摩耶「敵機は!30秒で片付けんぞ!」ドドンッバララララッ!!

    吹雪「はい!!」タタタタァンッ!!!



    ドォーンッ ゴォォーーッ ドボォンッ

    ドドドーンッ!! ドォーンッ!!


    吹雪「っ!」ドドォンッ

    摩耶「貰った!!」ドンッ

    ドドッカーンッ!!


    摩耶「よっしゃぁ!!敵機撃墜!!」

    吹雪「……っ敵機……全機撃墜……はぁ……はぁ……!」ヘナヘナ

    吹雪「…………」

    摩耶「……よくやったな吹雪、初戦で3機やるのはすげぇぞ?」

    吹雪「……あ、ありがとうございます……対空戦闘はたまたま得意だっただけです……褒められるような事してませんよ……」

    摩耶「いやいや、陸戦でアタシと同じくらいの対空能力だ、初戦でこれだかんな、伸びんじゃね?お前」

    吹雪「そ、そうですか……?」

    摩耶「あぁ、よくやった」ポンッ

    吹雪「あ、ありがとうございます……」テレッ

    105 :

    改二の片鱗が見える

    106 = 1 :

    前浜町

    提督「……ふぅー……取り敢えず戦闘は乗り切ったか……」

    川内「本体との戦闘はまだ始まってすらないよ……でも肩慣らしにはなったんじゃない?」

    提督「……あれ肩慣らしなの?」

    川内「ま、肩慣らしでしょ、ね?」

    空母ヲ級「あの数は攻撃隊ではない、索敵隊だ、奴らは遅くても2分以内に撃墜しなければ応援を呼ばれる可能性があった」

    空母ヲ級「……まぁ、摩耶はその数倍早い20秒以内で撃墜することができていた、あの様子ではおそらく増援の心配はないだろう」

    提督「なるほどねぇ…………」

    空母ヲ級「……だが深夜に索敵隊を飛ばす……か……付近に空母のフラグシップが居るかもしれんな……」

    提督「フラグシップってことは……夜戦でも普通に戦闘機を飛ばせるやつだっけ?」

    空母ヲ級「そうだ……戦闘時は航空機にも注意した方がいい……で、提督」

    提督「ん?」

    空母ヲ級「…………すまない……そのバケツに入れてくれないか?体が乾いてしまった……」

    提督「あ、本当だ……じゃあ……」スッ チャプッ

    空母ヲ級「……っ……ふ……ぅ……ありがとう……」

    川内「……深海棲艦って体乾くとどうなるの?」

    空母ヲ級「最悪死ぬ……水辺に住む生き物だからな……川底棲艦も同じだが乾きには弱いんだ」

    空母ヲ級「……それ故に定期的に水に浸からなければならないんだ……全く……不便な体だ」

    川内「へぇ……」

    空母ヲ級「提督、陸戦に入るならレ級は1時間おきに水辺に下げてやってくれ、でないと戦闘時は特に体が乾いてしまう」

    提督「ん、あぁ、そのつもりだ、だから水辺を守るレ級隊と中心街の敵を倒す天龍隊で分けようと思うんだ」

    川内「水辺……って事は……外からくる奴を水際で叩くってこと?」

    提督「そういう事、何が来るかわからないからな、沖縄付近に改造種とか言うのが出てきてもおかしくないし……」

    川内「ん……じゃあ、そう伝えとくよ?」


    カチャッ アーゼンインキコエル?コラ フブキ ヨソミシナイ……


    空母ヲ級「……それにしても……沖縄に艦娘なんかいたのか?」

    提督「……沖縄には……まぁ米軍基地があるけど、艦娘が居るとは聞いてないな……」

    空母ヲ級「……そうか……じゃあ一体誰が深海棲艦を倒したと言うんだ?」

    提督「……さぁ……?」


    提督「吹雪ちゃん、皆、周りに敵は居ないな?」

    吹雪「は、はい!問題ありません!」

    提督「それは良かった……」

    107 = 1 :

    提督「吹雪ちゃん、皆、周りに敵は居ないな?」

    吹雪「は、はい!問題ありません!」

    提督「それは良かった……」



    ここはいらんぞ!!

    108 :

    ん?そこに何かあったか?(すっとぼけ)

    109 = 1 :

    天龍「…………だとよ、つまり今から俺たちは別行動だそうだ」

    摩耶「別行動ねぇ……二人組になるってやつか?」

    天龍「ま、そういうこった、取り敢えずレ級、お前はこのまま海上を見張っててくれ」

    戦艦レ級「え?でも街のやつはどうすんだよ?」

    天龍「街の深海棲艦は俺が何とかする、お前は水がないと駄目なんだろ?」

    戦艦レ級「まぁそうだけどよ……いいのか?」

    天龍「いいに決まってんだろ、俺を過小評価してもらっちゃ困る」

    戦艦レ級「……まぁお前がいいってんなら……アタシは別に何も言わねぇけど……摩耶は?」

    摩耶「アタシは天龍と一緒に街の深海棲艦を叩く、レ級は吹雪の面倒を見てくれっか?」

    戦艦レ級「ん、吹雪の子守りか、まかしとけ、な?吹雪!」グッ

    吹雪「……」ポケー

    天龍「……おい、吹雪?」トンッ

    吹雪「ふぇ!!え?あ、私?」

    摩耶「あぁ、お前だ、さっきの話聞いてたか?」

    吹雪「あ……ええっと……」

    天龍「……はぁ……大丈夫か?体調悪いのか?」

    吹雪「い、いえ!大丈夫です!えっと……少しボーっとしてただけで……」

    天龍「ならいいけどよ……お前とレ級は沖縄周辺の海を見張る役をやってもらう、いいな?」

    吹雪「は、はい!頑張ります!」

    天龍「……暗くて視界が効かねぇかも知れねぇけど……電探から気をそらすなよ?」

    吹雪「は、はい!」

    戦艦レ級「吹雪、あんま無理すんなよ?アタシがついてるからな?」

    吹雪「……」コクッ

    戦艦レ級「……よし天龍、街は任せたぞ」

    天龍「おう、こっからが本番だ」スラッ ブゥンッ

    摩耶「……」グッ

    天龍「行くぜ、摩耶」ザッザッザッ!!

    摩耶「おう!」ザッザッザッ!!



    ザザーンッ ザザーンッ


    戦艦レ級「……行っちまったなー」

    吹雪「え……えぇ……」

    戦艦レ級「…………見たところ誰も居ねぇな……深海電探にも何も反応がねぇし……」

    吹雪「……」コーンッ コーンッ

    吹雪「そうですね……何も反応がないし……気配も感じない……」

    戦艦レ級「……だな………………」


    ァァァー……!! ダレカァ…………!!

    戦艦レ級「……姫……!?」

    吹雪「…………?」

    戦艦レ級「…………姫の声が……どこかで……!!」キョロキョロ

    吹雪「レ級さん……?どうしたんですか?」

    戦艦レ級「………………気のせい……なのか……?」

    110 = 1 :

    太平洋 深海棲地 工廠

    北方棲姫「あぁあああーぁぁあああ!!!!!!」バチバチバチッッ!!!! 

    港湾棲姫「ぐぅ……ああぁ………!!ぎ……あ……!!」バチッジジジッ……ジジーッ!!

    北方棲姫「あぁ!!あああ!!出して!!ここから出してぇぇえええ!!!!」ジュウウウッ……!!

    北方棲姫「あー!!あぁあああー!!!!!」ジジッジュジュジュゥウーーッ……


    シュゥゥウウーーッ…… カチャカチャカチャッ

    北方棲姫「……あ……ぐ……ぅ…………!!」ゼェッ ゼェッ 

    港湾棲姫「……は……はぁ……はぁ……」

    港湾棲姫「ほ……北方……大丈夫…………?」

    北方棲姫「……大丈夫なわけ……無い……わ……!!裸にされて……体中焼かれて……こんな屈辱!!」ジャラッ

    港湾棲姫「……今は耐えるしか……ない…………」

    北方棲姫「耐えても……無駄よ……改造種にされるだけなんだから……」

    港湾棲姫「じゃあ……どうするの……?」

    北方棲姫「………………」

    港湾棲姫「………………」

    港湾棲姫「…………死ぬのを待つだけ……か…………」

    北方棲姫「そ、そんなの!!」

    港湾棲姫「……仕方がない……この鎖は姫だろうとレ級だろうと拘束し続けることが出来るタイプ……
           鍵がないと絶対に開けることが出来ない…………」

    北方棲姫「……そんな……」

    港湾棲姫「残念だけど……私達に出来る事は、もうすぐ来る……絶望的な痛みに耐えて喚くだけ……」

    北方棲姫「…………」

    港湾棲姫「……ごめんね……私じゃもう……助けられないみたい…………」

    北方棲姫「…………私がしゃしゃり出て、殺すなんて提案したから……よね……こうなったのは……」

    港湾棲姫「…………」

    北方棲姫「…………お姉様…………こんな最期で……本当に……」

    港湾棲姫「…………いいよ……でも……最期に聞きたいことが……あるの……」

    北方棲姫「何……?」

    港湾棲姫「レ級とヲ級……あの2人を捨てた理由……私は……最期にそれが知りたい……」

    北方棲姫「…………」

    港湾棲姫「…………ごめんね……こんなこと聞いて……でも私は……最期に疑問を残して死にたくないの……」ジャラッ

    港湾棲姫「…………」

    北方棲姫「お姉様…………」

    港湾棲姫「…………うん……」

    北方棲姫「…………」ジャラッ

    111 :

    寝落ちかな?

    113 :

    乙でございます

    114 :

    >>110でちょっとエロいなと思ってしまった
    おかしいな、リョナ趣味は無いはずなのに……

    115 :

    今こそ忠義を真の示す時!!
    走れ、レ級!

    乙ッ!

    116 = 1 :

    うむ、お布団が幸せ~、というわけで夜に書くよ

    117 :

    今書けなのです

    118 :

    布団級改造種

    119 :

    イヤサレヤ

    120 :


    今回はいつもより雑談が少なかったな
    そんだけ皆見入ってたってことか

    121 :


    早くオリョクルいくでち

    >>120
    いつもが多すぎるだけなんやで

    122 :

    フラ級の布団ならちかたないね

    123 :

    おつですー

    124 = 114 :

    >>120
    ギャグとシリアスじゃ合いの手入れるタイミングって変わるからな

    125 :

    姫たち救われて欲しい

    126 :

    これはあれだな、二丁目鎮守府に属することになりそうだ

    127 :

    北方ちゃんが二丁目提督にとってストライクかどうか

    128 :

    このスレのほっぽちゃんって言動から見るにMMDとか通常の北方AL海域で出会う
    ほっぽちゃんより若干育ってる感じだから、マジでドストライクなんじゃないか?

    129 = 118 :

    それでは胸が大きすぎる
    えぐれてるくらいじゃないと

    131 = 1 :

    ただいま、風呂入ってから始めよう

    132 :

    待ってたでち
    入ってる間にオリョクル終わらせるでち

    133 :

    お前は早くオリョクルに...ん!?!?!?

    134 :

    北方棲姫「…………」

    北方棲姫「……戦艦レ級なんて……私には手に余るものだったのかもしれないわね……」

    港湾棲姫「…………」

    北方棲姫「私にはあの問題児は扱いきれない……前々からそう思ってたのよ」

    港湾棲姫「…………」

    北方棲姫「平気で嘘はつく、その癖に私の機嫌を取ろうとして……ほんっと……ムカつく奴だったわ……」

    北方棲姫「だから前浜みたいなちっこい棲地に昔からの友達と一緒に押し込んだってわけ」

    港湾棲姫「…………」

    北方棲姫「……ふふ……でも……居なくなると急に寂しくなるものね……それだけ気にかけてたって事かしら……」

    港湾棲姫「でも、あの子達に弱みは見せたくなかった……?」

    北方棲姫「えぇ……何時迄もウジウジしてる所は見せたくない、だから何かの形で区切りをつけたかったのよ」

    港湾棲姫「…………」

    北方棲姫「……そんな時、あの子達が人間の居る地上で暴れまわったのよ……だから私は……!!」

    北方棲姫「…………私は…………!!」

    港湾棲姫「…………」

    北方棲姫「……あの子達は最後の通信の時……人間の言葉を喋ってた……」

    北方棲姫「……人間と交流して……人間に感化されないと……あんな流暢に喋れない……」

    北方棲姫「…………あの子達は結局何がしたかったのかわからない……でも…………」

    港湾棲姫「……」

    港湾棲姫「……カ級は……あの子……レ級とヲ級を見たらしいわ……」

    北方棲姫「……え……?」

    港湾棲姫「……あの子も、レ級達と同じで、忠誠心の強い子……嘘は言ってない……」

    港湾棲姫「…………」

    北方棲姫「で、でも……!私はそんなの聞いてないわよ……!?」

    港湾棲姫「……そりゃそうよ……だってあなた……報告聞き流してたでしょ……?役立たずだからーとか言って……」

    北方棲姫「…………」

    港湾棲姫「……部下を思いやるのはいいけど…………演技に入り込むのは……あなたの悪いところよ……」フフ

    北方棲姫「お姉様……」

    港湾棲姫「……次生まれ変わった時は……ちゃんとしなさい……お姉ちゃんからの助言よ……」

    北方棲姫「お姉様……っぐ!!!あぁ!!うぁあああ!!!!」ズブッ


    ザザッ キィーーン……

    戦艦棲鬼『……遺言は以上か……待ってやった私の心の広さに感謝しろ……殺れ』


    ジュウウウウウウッッ!!!!


    北方棲姫「ぐぁっ!あ……!!し……死んじゃ……う……!!!嫌だ……あぁああ!!!」

    港湾棲姫「……っぐ……うぅ……!!せめて……!機械じゃなくて……誰かに殺されたかっ……た……!!」ジュッジュウウウッッ!!!

    港湾棲姫「…………っ……は……っはぁあ……!!!!」グリッ……ズブブッ!!!


    戦艦棲鬼『フッ……結局貴様らも格好つけておきながら命に執着する……人間と一緒じゃないか……』

    戦艦棲鬼『私はそういう輩が大嫌いでね……!死に誇りを持たん深海棲艦など、人間と同じだ……』

    戦艦棲鬼『……だが安心しろ……これから貴様ら屑共を誇りある深海棲艦として生まれ変わらせてやる……』

    戦艦棲鬼『…………喜ぶがいい……改造種となり私の下で働くことを……忌々しいガラクタとして生きるのは今日で終わりだ……』

    戦艦棲鬼『…………改造されたその姿……楽しみにしているぞ……』ブツッ

    135 :

    死を恐れぬ奴はノミと同類ってじっちゃが言ってた

    136 = 1 :

    沖縄 ビーチ

    戦艦レ級「…………っ……」フラッ

    吹雪「れ、レ級……さん……?」

    戦艦レ級「…………頭にテレパシーのような……何かが…………」ガッ 

    戦艦レ級「……姫……?やっぱり……姫の声……港湾様……じゃない……北方様!?」

    戦艦レ級(ひ……姫……!姫!どこに……どこに居るんですか……!?)フラッフラッ


    吹雪「レ級さん……レ級さん落ち着いて……!」スッ

    吹雪「司令官……!司令官!!レ級さんの様子が……!そこから分かりますか……!?」

    提督『こっちからでも分かる……ヲ級ちゃん、分かるか?』

    空母ヲ級『……あぁ……レ級、聞こえるか?』

    戦艦レ級「……!を、ヲ級……!姫が……姫の声が聞こえるんだ……!!」

    空母ヲ級『……あぁ……分かっている……聞こえるんだろう?』

    戦艦レ級「…………」

    空母ヲ級『……助けに行くのか?どこに居るかもわからない姫を……』

    戦艦レ級「……あぁ……助けに行くさ…………姫を助けるのは部下の仕事だ」

    空母ヲ級『……だが私達はその姫に捨てられた』

    戦艦レ級「関係ねぇよ……!それでもアタシは!!」

    空母ヲ級『レ級!!お前の任務は沖縄にやってくる深海棲艦を叩く事だ!!姫を助けることじゃない!!
           出撃して間もないくせにもう任務を放棄するつもりか!!』

    提督『……レ級ちゃん』

    戦艦レ級「……っ提督……ゴメン……行かせてくれ……姫を見捨てるようなことはしたくないんだよ……!」

    提督『……吹雪ちゃん』

    吹雪「は……はい!」

    提督『……一人で、どれくらい持ちそうだ?』

    吹雪「……レ級さんが帰ってくるまで、この近辺の死守くらいは出来ます、やりきってみせます」

    提督『……だ、そうだぞ?ヲ級ちゃん』

    空母ヲ級『提督……でもそれじゃ……提督はまた深海の仲間を……』

    提督『命に深海も天空もない、俺は空から女の子が降ってきたら受け止める派なんだ』

    空母ヲ級『……すまない、もう少しわかりやすく言ってくれ』

    提督『助けていいよって事だ、カッコつけてゴメン』

    川内『今のセリフはさすがにないね……クサいってかキモかった』

    提督『い、言うな!』


    空母ヲ級『…………目星はついてるんだろうな』

    戦艦レ級「…………あぁ……多分……タイワン棲地だ」

    空母ヲ級『…………吹雪を一人にする事になる……何かあったらお前の責任だぞ』

    戦艦レ級「……解ってる……でも姫を見殺しにするのは人間で言う親を殺すのと同じだ……」

    空母ヲ級『…………』

    戦艦レ級「ヲ級……しばらく無線切る、視界も映らねぇようにするから……アタシのことはしばらく忘れてくれ」

    空母ヲ級『待てレ級!おい!!』ブツッ

    戦艦レ級「…………吹雪、ゴメン……行くよ」

    吹雪「……はい……」

    戦艦レ級「……すぐ戻る」ザブッ ザブッ ザブンッ

    137 :

    がんばれ級

    138 :

    レ級応援してるぞ!

    139 :

    レ級ちゃん吹雪より主人公してね?

    140 :

    ブッキーはヒロインだからしょうがない

    141 :

    吹雪ちゃんはなんかこのまま深海棲艦不殺のまま終わったりしそう

    142 = 1 :

    沖縄 町中

    タッタッタッタッタ!!

    天龍「……こいつは…………」

    摩耶「ひでぇ状況だ……生存者が居るのかすら不安になってきやがった……」ザッ

    天龍「…………死者は山程いるみてぇだがな…………見境なしに殺し回ってるみてぇだ……」

    摩耶「クソが……!!オイ!海軍の艦娘だ!!生きてる奴は返事しろ!!」


    ……しぃん……


    摩耶「…………チッ……聞いちゃいねぇ……」

    天龍「………………」

    天龍「…………ん……?」

    ガラッ

    「……っ……ぐ……」

    天龍「おい摩耶!生存者だ!」

    摩耶「マジか!おい!あんた!!!!」タタタタッ!

    「…………あんたら……艦娘……か?」ゴフッ

    天龍「あぁ……横須賀の天龍だ……他に生存者は居るか?お前だけか?」

    「…………俺だけだ……妻も子供も皆死んだ……あの怪物に食い殺さたんだ……」

    天龍「怪物……深海棲艦か!?」

    「そ……ぉ……そんなんじゃない……テレビに出てたあいつらとは全く違う……!怪物だ……!」

    「……艦娘も歯がたたない……!あんたらも逃げろ……!沖縄はもうおしまいだ……!!」

    摩耶「…………怪物……?」

    「…………俺は……俺はどこに行けばいいんだ……逃げたい……逃げさせてくれ……!」

    天龍「……一人で立てるか?」

    「あ……あぁ……立てる……」

    天龍「オイ、無理すんな……待ってろ、今応援呼んでやるからな……」スッ

    天龍「……提督、吹雪居るか?……分かった、連れて行く……」

    天龍「…………肩貸す、掴まれ」

    「いや……大丈夫だ……一人で歩けるし……隠れ場所なら知ってる」ヨロヨロッ

    天龍「お、おい!待てって……!」ダッ

    摩耶「……!」ピクッ

    摩耶「…………天龍!!」ガシッ グイッ

    ドゴォオオオオオンッ!!!

    う、ウワァアアアアアアーーーーーーッッ!!!!!!!


    天龍「……!!!」

    「い、嫌だ!嫌だ死にたくな」ブチュッ

    駆逐イ級(改造)「……………」ズウウウウウンッ!! ズゥウウウウンッ!!!

    天龍「…………!!」ギリッ

    摩耶「……どーやら……やるしかねぇみたいだ……」ジャキッ

    天龍「…………人間を殺しやがったな……俺の目の前で……!!」スラッ チャキッ

    摩耶「行くぞ!!フォローは任せろ!!」ドドドドォオオンッ!!!

    天龍「楽に死ねると思うな……!人殺し野郎が……!!!」ダダダダッ!! ズバァッ!!

    143 = 140 :

    男性生存者と聞いて一瞬例の元ヤクザが順当に生き残ったのかと思ったら悲惨なことに

    144 = 1 :

    数十秒後

    駆逐イ級(改造)「    」 ズゥゥン……


    天龍「………クソが……これじゃ死んだ奴も報われねぇよ………」フォンッ ピシャッ スッ……

    摩耶「………………」

    摩耶「…………」

    天龍「…………」

    摩耶「……行くぜ、まだ生存者がいるかも知れねぇ」

    天龍「おう……!!クソが……死者の数が多すぎる……!」


    タッタッタッタッタッタッ 






    ビーチ

    吹雪「…………レ級さん……」

    吹雪「…………」キョロッ

    吹雪「…………」ザッザッザッザッ

    吹雪(…………ここも一度戦火に巻き込まれたんだ……)カタッ

    吹雪(……建物は崩れて……火の手が上がったのかな……少し煙たい……)

    吹雪(…………)

    川内『……吹雪?』

    吹雪「…………犬小屋……崩れてる……」

    川内『……戦争は家族の思い出も簡単に潰す……どんな思い出もね……』

    吹雪「犬の名前……マメって名前なんだ…………」

    川内『……小屋の木が腐ってるってことは、しばらく誰も入ってなかったんだろうね……』

    吹雪「……」

    川内『それでも大切な思い出……これがこうも簡単に壊されちゃ飼い主も可哀想そうだね……』

    吹雪「……えぇ……」

    川内『……絶対、この作戦は成功させるよ』

    吹雪「……はい……!」

    145 :

    桐生さんが空けてる隙に来るとはゆるざん!

    146 = 1 :

    深海 台湾棲地

    コポポポッ……ゴボッ

    戦艦レ級「……姫!!姫ぇ!!」ドシュゥゥンッ!!

    戦艦レ級(……姫!どこに居るんですか!?姫!!姫ぇ!!)

    戦艦レ級「テレパシーが届かない……けどここに居るのは確かだ……!」


    ドシュゥゥーーンッ!!!

    レ級(改造)「ギイァアアアアア!!!!」ブンッ!!

    戦艦レ級「…………」ジャキッ ドンッ

    レ級(改造)「   」パァンッ!!! グチュチュチュチュ

    戦艦レ級「チッ……姫!!レ級です!!深海棲艦のレ級です!!どうか返事を!!!」(深海語)


    ゾロゾロゾロゾロッ





    戦艦レ級「………………」

    レ級(改造)「キキキ……レレレ……レ……」

    リ級(改造)「コロス……チギリトル」

    重巡ネ級「……戦艦……レ級…………マケイヌカ……」

    戦艦レ級「…………てめぇらに用はねぇ……さっさと姫を出せ」

    戦艦レ級「……出さねぇなら……ここ一体を破壊し尽くすまで暴れまわってやる……」

    重巡ネ級「……コノ改造種ノ数相手ニ戦エルトデモ?」

    戦艦レ級「……改造種?ハッ……失敗作の間違いだろ?」

    重巡ネ級「……私ニトッテハ貴様ラコソガ失敗作ダトオモウガナ……人間ニ肩入レスルナド……」スッ

    ゾロゾロゾロ……


    戦艦レ級「……」

    重巡ネ級「……フフフ……改造種オヨソ100体ヲ相手ニドレダケ耐エラレルカ……ミセテモラウゾ……」

    戦艦レ級「…………深海語すらカタコトの失敗作が集める仲間だ……デフォが弱すぎるのがあたりまえだよな……」

    重巡ネ級「…………クク……失敗作ノ策ニ溺レル貴様ノ姿ガ目ニ浮カブ……」

    戦艦レ級「夢見る乙女だねぇ……おら、来いよ」

    重巡ネ級「…………殺レェ!!!!」


    ワァァアアアアアアアア!!!!!!!


    戦艦レ級「………………人形共に……慈悲は必要ねぇな」スッ

    戦艦レ級「…………全員殺してやる…………!!!」ゴッ……ゴゴゴゴゴゴ!!!!

    147 = 1 :

    ……あぁ~まっじめんどくせぇ~……寝るよ~?

    148 :

    もっちー

    149 :


    レ級が主人公してるなぁ

    150 = 141 :


    ナニカサレテナイレ級はイレギュラーだった?
    いや、二丁目鎮守府所属の時点で十分イレギュラーだった


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