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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」憧「気が付いたら、目が合って」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - がっこう + - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    951 = 1 :

    間違いなくタメになる。

    雀士として次のステップに進めるきっかけになるかもしれない。


    「……うん。でも、また今度じゃダメか?」


    断った理由は単純で、先日の淡の時と同じ。

    何となく、ネリーに悪い気がしたから。


    「そう……ですか」

    「悪いな」


    いえ、気にしないで下さいとハオは微笑んだ。

    少しだけ、その微笑みが、寂しそうに見えた気がした。


    952 = 1 :

    今夜はここまでで
    次回臨海エンディング

    954 = 944 :

    おつおつ

    956 = 945 :


    遂にネリーENDか

    958 :

    乙!
    ネリーの愛は修羅場も回避するのか

    959 :

    当たり前だよなぁ?(正妻の風格)

    960 :

    流石にネリーは運がいいなこれはどっかで調整していますわ

    961 :

    残念、波乱なしか

    962 :

    負けた、とは思いたく無い。

    彼のことを好きな女は多く、自分もその一人。

    負けた、とは認められない。


    「……」


    ぎゅう、と傘を持つ手に力が入る。


    「……」


    たとえ、彼が一人を選んだとしても。

    それは、諦める理由には――。

    963 = 1 :

    「じゃあ、何で告白しなかったの?」


    ――。


    「バカみたい」


    ――ああ。


    「何で今更、そんな顔してるのさ」


    ――そうだ。

    ――私は、勝てない。

    964 = 1 :

    思わせ振りな誘惑をして。

    それでも、彼は手を出さず。

    だから、色々と計画を立てて。


    『ネリーのぜんぶ。キョウタロにあげる』


    全て、無駄になった。

    色々考えたクセして――中途半端な私。


    せめて、告白は彼からであってほしい。

    彼から、私を求めてほしい。


    悪女めいたクセして――中途半端に、乙女心を抱いていた私が。

    全力で彼にぶつかっていったネリーに、勝てるわけがなかったのだ。

    965 = 1 :

    「……風神だなんて」


    きっと私は。

    いつまでも、この後悔を抱いていくのだろう。


    「馬鹿、みたいですね」

    966 = 1 :

    臨海エンディングやります

    967 :

    まってたよー

    968 = 1 :

    がたんがたんと電車に揺られ、目的地へと向かう。

    目当ての場所に近くにつれて、窓の外の景色は少しずつ自然に彩られていく――といえば聞こえはいいが、ようは田舎である。


    「ふーん……?」


    ネリーは興味深そうに窓の外の景色に目をやっている。

    勿論、京太郎の膝の上に乗っかって。


    二人きりでちょっとした旅行。

    行き先は長野県で――京太郎の、故郷である。

    969 = 1 :

    彼女に自分の地元を紹介するワクワク。

    ついでに地元の友人に彼女を自慢してやるぞという優越感。

    そして――。


    「キョウタロ、キョウタロ」

    「ん?」


    ちゅ、と唇に柔らかな感覚。


    「お腹すいたから、つまみ食い」

    「……俺は非常食か」


    ――膝の上の温もりに、京太郎の頬は緩みっぱなしだった。

    970 = 1 :

    田舎であることと時間帯のおかげで乗客は少ないが、それでも電車内という場所。

    当然ながら京太郎たち以外にも乗客はいるわけだが、バカップルである二人には関係ない。

    恋は盲目、という言葉をどこまでも引きずっていく。


    「~♪」


    ネリーは未知の期待を胸に、鼻歌を歌い。

    京太郎は幸せな未来を想像して、頬を緩ませる。

    当たり前のように、二人は寄り添う。

    971 = 1 :

    きっと、二人の恋は愛へと結ばれて。

    京太郎の夢は、現実の前に折れる。


    だが、そんな事は今の二人には関係ない。

    今を全力で楽しむ。

    お互いさえいれば、どんな場所だってデートスポットに変えられる。


    「おし、着いたぞ!」

    「♪」


    ネリーの手を引いて、京太郎は立ち上がる。

    彼女が出来たと紹介したら、果たしてあの幼馴染(ちんちくりん)はどんな反応を返すのやら。

    期待を胸に、ネリーを連れて、京太郎は電車を降りた。




    【これから】

    972 = 1 :

    というわけで臨海ネリーノーマルEND
    どこまでもベタな恋人END
    ネリーと結ばれた京太郎がグルジア代表になって咏に世界大会でリベンジするENDとか一瞬だけ考えたけど断念しました

    次スレでこのシリーズも完結しますが半端に余ったこのスレどうしましょう

    973 :

    ネリーとイチャイチャでも書いてたらいいんじゃぬいかな
    おつー

    974 = 967 :

    ネリーハッピーENDやるとかは

    975 :

    乙ー
    もっとネリー可愛いしようよ

    976 :

    メグの漁夫の利ENDってどう?

    977 = 1 :

    とりあえず小ネタ安価下2

    978 :

    ネリー可愛い

    979 :

    うたたんにリベンジ

    980 :

    ああ確かにそこらへんちょっと絡みあったな

    981 = 967 :

    >>1が言及するまで忘れてたわww

    983 :


    ノーマルでも十分ハッピーに見える

    984 = 1 :

    10年という月日はあっという間に過ぎた。

    果たして10年前の自分は予想出来ただろうか、今の自分を。


    「よろしくお願いします」


    ぺこり、と自動卓を挟んで対戦相手に頭を下げる。

    日本、グルジア、中国、フランス――実に国際色豊かな雀卓。

    コレ自体は高校時代も経験はある、が。



    「それじゃあ、よろしくねい」



    三尋木咏。日本代表チーム先鋒。

    他の面子も錚々たる雀士が集う、この舞台。

    高校時代とは規模がまるで違う、この雀卓。


    男女混合世界大会――グルジア代表チーム先鋒として、京太郎は試合に挑んでいた。

    985 = 1 :

    高校時代、色々なものから逃げる為に恋人と駆け落ちをして。

    日本国内を巡りに巡り、黒服のお兄さんやら風神やらの手の届かないグルジアに逃亡。

    そのままグルジア国籍を取得し――。


    「じぃー」


    と、物思いに耽っていたら。

    対面に座る三尋木プロからの視線に気付いた。


    「えっと、何か?」

    「いやー……どこかで、あったことあるような気がして……?」

    「……あぁ」


    986 = 1 :

    京太郎にとっては忘れもしない、あの敗北の日。

    三尋木咏にとっては忘れさった、日常の一部。

    仕方もない。ずっと日本選抜であり続けている咏にしてみれば、あのつまらない日の出来事など忘れて当然だ。


    「まぁ……打てば、わかりますよ」

    「ほーお?」


    強烈なプレッシャーが咏から放たれるが、京太郎は軽く受け流す。

    この程度で躓くようでは、次に繋げられない。


    「悪いですが、色んな意味で稼がないといけないんで。後ろで嫁が待ってるんでね」

    「言うねい」


    ……そう。

    大将戦の面子を考えれば、グルジアチームが集中狙いされるのは明らかであり。

    自分と嫁の未来の為にも、無様な打ち方は出来ない。

    かつてない強敵を前に、京太郎は笑ってみせた。


    尚、大会後に咏に食事を誘われ一波乱起きるのだが、それはまた別のお話である。

    987 = 1 :

    小ネタ安価下3

    988 = 967 :

    ポンコツ達による修羅場

    989 :

    ネリーエンド後の臨海

    990 = 980 :

    お風呂で一線こえちゃった京太郎と智葉

    991 :

    はやりんと不倫旅行

    992 = 978 :

    ネリー可愛い

    993 :

    「京太郎」


    愛に濡れた唇が、耳元で囁く。

    それに応えて、彼女を胸元に抱き締める。

    艶やかな黒髪を撫でると、滑るように指が流れた。


    「あぁ……」


    恍惚に頬は染める彼女の顔。

    閨で快楽に身を任せる表情は、自分以外の人間には、決して見せる事はないだろう。


    『責任を、とってくれないか』


    あの浴室での出来事から。

    自分たちは、毎日のように身体を重ねていた。


    ――キョータロー?


    何処からか聞こえる声に、滲むような胸の痛みに耐えながら。

    今日も、彼女の愛に応え続ける。

    それが決して、自分の内側から生まれたものではないと知りながら、それでもどうすることもできずに。


    ただ――今日も、彼女に、与え続ける。

    994 = 1 :

    勢いに流されてヤッてしまうと誰も幸せにも不幸にもなれないENDになる

    というわけで次スレにて最終スレ
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455809179/

    このスレは埋めちゃってください
    なにかネタあれば拾うかもしれません

    996 :

    乙です
    …胸が痛い

    997 :


    ひょんなことから京太郎の血の味を覚えてしまった成香とか?

    999 :

    >>1000ならポンコツ達による修羅場

    1000 :

    >>1000なら次スレもネリー可愛い


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