私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレ八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語は間違っている」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★
レスフィルター : (試験中)
あまりにも今が幸せすぎると、恐怖を感じるという話があるが、それはきっと「うまく行きすぎている」と懐疑と、その幸せが失われる事への恐怖のせいなのだと思う。
まさに今の俺だ。雪ノ下や由比ヶ浜や平塚先生に現実で出会えて、俺は幸せだと感じている。それは事実だ。否定する気はない。
だからこそ……これが仮初めの幸福なのではないかと疑ってしまう。
八幡「……結局何も変わってねぇのかな、俺は」
まさに今の俺だ。雪ノ下や由比ヶ浜や平塚先生に現実で出会えて、俺は幸せだと感じている。それは事実だ。否定する気はない。
だからこそ……これが仮初めの幸福なのではないかと疑ってしまう。
八幡「……結局何も変わってねぇのかな、俺は」
年が明けて少し経ち、なぜか俺は神社にいた。
八幡「何で俺はここにいるんだ……?」
結衣「なんだかんだ文句言いながらも来てくれるんだね、ヒッキーは」
八幡「まあ……どうせやる事なかったしいいけどよ……」
結衣「ゆきのんは何をお願いするの?」
雪乃「そうね……家内安全……とかかしら?」
結衣「あー、ゆきのんっぽいー! じゃあヒッキーは?」
八幡「願い事ってのは人に聞かせる物じゃねぇんだよ。聞かれた時点で叶わなくなっちまう」
結衣「うわ……ヒッキー空気読まないね……」
読めなくて結構。それに、この二人には聞かれたくない。
八幡「何で俺はここにいるんだ……?」
結衣「なんだかんだ文句言いながらも来てくれるんだね、ヒッキーは」
八幡「まあ……どうせやる事なかったしいいけどよ……」
結衣「ゆきのんは何をお願いするの?」
雪乃「そうね……家内安全……とかかしら?」
結衣「あー、ゆきのんっぽいー! じゃあヒッキーは?」
八幡「願い事ってのは人に聞かせる物じゃねぇんだよ。聞かれた時点で叶わなくなっちまう」
結衣「うわ……ヒッキー空気読まないね……」
読めなくて結構。それに、この二人には聞かれたくない。
結衣「ゆきのん百円出すの?」
雪乃「ええ、もう17になるのだし、これくらいは出そうかと」
結衣「ヒッキーは?」
八幡「…………」サッ ゴヒャクエンダマピカー
結衣「おおっ!? 五百円玉だ!? ヒッキーなのに!!」
八幡「いや、別にそれは関係ないだろ」
結衣「あるよ! ヒッキー神様とか信じてなさそうだもん!」
八幡「それこういうところで言うセリフじゃねぇからな……」
雪乃「ええ、もう17になるのだし、これくらいは出そうかと」
結衣「ヒッキーは?」
八幡「…………」サッ ゴヒャクエンダマピカー
結衣「おおっ!? 五百円玉だ!? ヒッキーなのに!!」
八幡「いや、別にそれは関係ないだろ」
結衣「あるよ! ヒッキー神様とか信じてなさそうだもん!」
八幡「それこういうところで言うセリフじゃねぇからな……」
雪乃「…………」サッ
チャリーン
結衣「入れ!」ファッ
チャリーン
八幡「……よっと」スッ
バッキーーーン
八幡「!?!?」
結衣「ヒッキーの五百円玉だけ横に飛んで行った!?」
雪乃「流石比企谷くんね、神様にまで拒否されるなんて」
おいやめろ。俺もその思考にたどり着いたんだからよ。
チャリーン
結衣「入れ!」ファッ
チャリーン
八幡「……よっと」スッ
バッキーーーン
八幡「!?!?」
結衣「ヒッキーの五百円玉だけ横に飛んで行った!?」
雪乃「流石比企谷くんね、神様にまで拒否されるなんて」
おいやめろ。俺もその思考にたどり着いたんだからよ。
ペコリペコリ
パンッパンッ
ペコリ
八幡(もし願いが叶うならば――)
八幡(――この時が、何の支障もなく続きますように)
結衣「うーん……初詣ってそんなに楽しくないね」
八幡「そもそも楽しむ物でもないしな」
結衣「……それでも何か忘れてるような……あっ! おみくじ!」
絶対言うと思った。俺、未来予知とかできんじゃねぇの?
結衣「みんなでおみくじ引こうよ!」
雪乃「別にいいけれど……そこの誰かさんは引かない方がいいんじゃないかしら?」
八幡「ああ、俺もそう思うわ」
結衣「えぇー? もしかしたらヒッキーいいの引くかもしれないじゃん!」
八幡「そもそも楽しむ物でもないしな」
結衣「……それでも何か忘れてるような……あっ! おみくじ!」
絶対言うと思った。俺、未来予知とかできんじゃねぇの?
結衣「みんなでおみくじ引こうよ!」
雪乃「別にいいけれど……そこの誰かさんは引かない方がいいんじゃないかしら?」
八幡「ああ、俺もそう思うわ」
結衣「えぇー? もしかしたらヒッキーいいの引くかもしれないじゃん!」
>>462
没ネタ
没ネタ
くっ……どうして今日はこんなにも眠いんだ……!?
今日はすごく早めに落ちるかもです。
八幡「そもそもおみくじを引く意味がわかんねぇんだよな」
結衣「?」
八幡「よく考えてみろ。凶を引いたらそれはそれで気分悪いし、大吉引いたら逆にそこで運を使って、損をした気がしないか?」
結衣「んー、まあそうだけど……」
八幡「だから俺は引かん。百円玉が無駄になるだけだしな。その金でマッ缶買う方がよっぽど有意義だ」
結衣「お賽銭には五百円玉だったのにねー」
八幡「うっせ」
もうここみたいに賽銭拒否する神社にはこねぇよ、二度と賽銭なんかしてやるもんか!
今日はすごく早めに落ちるかもです。
八幡「そもそもおみくじを引く意味がわかんねぇんだよな」
結衣「?」
八幡「よく考えてみろ。凶を引いたらそれはそれで気分悪いし、大吉引いたら逆にそこで運を使って、損をした気がしないか?」
結衣「んー、まあそうだけど……」
八幡「だから俺は引かん。百円玉が無駄になるだけだしな。その金でマッ缶買う方がよっぽど有意義だ」
結衣「お賽銭には五百円玉だったのにねー」
八幡「うっせ」
もうここみたいに賽銭拒否する神社にはこねぇよ、二度と賽銭なんかしてやるもんか!
八幡「……とか言っても結局引く事になるんだよな」
結局世界線はそういう風に収束するのだろうか。やっぱり俺、タイムトラベラーなんじゃね。あのゲームだったらタイムリーパーか。
雪乃「……小吉ね。なかなかいいんじゃないかしら」
結衣「ゆきのん小吉かー。私は……吉だ! やった! ゆきのんに勝った!」
雪乃「由比ヶ浜さん」
結衣「ん?」メキラキラ
雪乃「……っ! いえ、何でもないわ……」
言えないよなー。あんな風に嬉しそうにしてたら流石の雪ノ下さんも、「実は吉よりも小吉の方が上」だなんて言えないよなー。それにしても本当に雪ノ下さんは、ガハマさんにデレすぎじゃないですかね?
結局世界線はそういう風に収束するのだろうか。やっぱり俺、タイムトラベラーなんじゃね。あのゲームだったらタイムリーパーか。
雪乃「……小吉ね。なかなかいいんじゃないかしら」
結衣「ゆきのん小吉かー。私は……吉だ! やった! ゆきのんに勝った!」
雪乃「由比ヶ浜さん」
結衣「ん?」メキラキラ
雪乃「……っ! いえ、何でもないわ……」
言えないよなー。あんな風に嬉しそうにしてたら流石の雪ノ下さんも、「実は吉よりも小吉の方が上」だなんて言えないよなー。それにしても本当に雪ノ下さんは、ガハマさんにデレすぎじゃないですかね?
八幡「さてと、俺のは……」
八幡「…………」スーッ
八幡「……げっ!」
結衣「やっぱヒッキー悪いのだったんだ……」
八幡「いや、そうじゃなくて……」
結衣「えっ!? じゃあ大吉!?」
八幡「それでもなくてよ……」
『平』
結衣「えっ、何これ。初めて見た」
八幡「俺もだ」
雪乃「……このおみくじ、平があるのね」
八幡「雪ノ下知ってんのか、これ」
雪乃「ええ、ちなみに運勢的には凶の一つ上で、特に良くも悪くもないという意味だったと思うわ」
何でそんな反応に困る運勢作っちゃったんだよ……。
八幡「…………」スーッ
八幡「……げっ!」
結衣「やっぱヒッキー悪いのだったんだ……」
八幡「いや、そうじゃなくて……」
結衣「えっ!? じゃあ大吉!?」
八幡「それでもなくてよ……」
『平』
結衣「えっ、何これ。初めて見た」
八幡「俺もだ」
雪乃「……このおみくじ、平があるのね」
八幡「雪ノ下知ってんのか、これ」
雪乃「ええ、ちなみに運勢的には凶の一つ上で、特に良くも悪くもないという意味だったと思うわ」
何でそんな反応に困る運勢作っちゃったんだよ……。
結衣「ゆきのん、明日は空いてる?」
雪乃「え、ええ。でもどうして?」
結衣「明日はゆきのん誕生日でしょ? だからパーティーしようよ!」
八幡「またパーティーかよ」
結衣「うっ……! ……っ! いいの、それでも! ヒッキーが何て言っても、明日はゆきのんの誕生パーティーをするの! いいね!」
八幡「はいはい……」
年が変わっても、この関係は続くようだ。
……それがやっばり、すごく嬉しくて、すごく、恐い。
雪乃「え、ええ。でもどうして?」
結衣「明日はゆきのん誕生日でしょ? だからパーティーしようよ!」
八幡「またパーティーかよ」
結衣「うっ……! ……っ! いいの、それでも! ヒッキーが何て言っても、明日はゆきのんの誕生パーティーをするの! いいね!」
八幡「はいはい……」
年が変わっても、この関係は続くようだ。
……それがやっばり、すごく嬉しくて、すごく、恐い。
ゴーインゴーインアロンウェーイ
雪ノ下の誕生会から数日が経ち、冬休み最後の日を満喫していると、突然、携帯が鳴りはじめた。普段着信を受け取らない俺には、その音が酷く不自然に聞こえる。
着信の相手は由比ヶ浜結衣だった。
こんな時になんだろうか?
八幡「もしもし」
結衣『もしもしヒッキー!? 聞いて!! 大変なの!!』
由比ヶ浜の息が切れているのが受話器ごしに伝わる。
八幡「どうした!? 由比ヶ浜!」
そしてその声だけで今が緊急事態なんだと察した。
結衣『さがみんが……』
八幡「相模がどうした?」
結衣『さがみんが……っここ数日家に帰っていなくて、行方不明みたいなんだって……!』
八幡「……えっ?」
今日は眠いのでここまでです。
さっきから誤字が増えてきたのでもう書けないです……。
おやすみなさい。
明日は頑張ります。
雪ノ下の誕生会から数日が経ち、冬休み最後の日を満喫していると、突然、携帯が鳴りはじめた。普段着信を受け取らない俺には、その音が酷く不自然に聞こえる。
着信の相手は由比ヶ浜結衣だった。
こんな時になんだろうか?
八幡「もしもし」
結衣『もしもしヒッキー!? 聞いて!! 大変なの!!』
由比ヶ浜の息が切れているのが受話器ごしに伝わる。
八幡「どうした!? 由比ヶ浜!」
そしてその声だけで今が緊急事態なんだと察した。
結衣『さがみんが……』
八幡「相模がどうした?」
結衣『さがみんが……っここ数日家に帰っていなくて、行方不明みたいなんだって……!』
八幡「……えっ?」
今日は眠いのでここまでです。
さっきから誤字が増えてきたのでもう書けないです……。
おやすみなさい。
明日は頑張ります。
>>468
吉の方が上じゃなかったか?
吉の方が上じゃなかったか?
大吉
中吉
小吉
吉
半吉
末吉
末小吉
凶
小凶
半凶
末凶
大凶
中吉
小吉
吉
半吉
末吉
末小吉
凶
小凶
半凶
末凶
大凶
調べてるうちに吉がゲシュタルト崩壊してきた
結論としては順番は神社による、だけど小吉>吉は結構メジャーみたいだな
結論としては順番は神社による、だけど小吉>吉は結構メジャーみたいだな
>>405
相模メインはマゾだけでいい
相模メインはマゾだけでいい
こんばんは。
作者です。
今日も23時くらいに始められるように頑張ります。
>>345
の通り、連投ができないので、支援レス(一文字、空白レスでも)してくれると助かります。
※予告なしに遅れたり、早まったり、中止になったりするかもです。
作者です。
今日も23時くらいに始められるように頑張ります。
>>345
の通り、連投ができないので、支援レス(一文字、空白レスでも)してくれると助かります。
※予告なしに遅れたり、早まったり、中止になったりするかもです。
>>486
そんなことはないさ
そんなことはないさ
投下します。
八幡「どういう事だよ……それ……?」
結衣『わかんない……。さかみんは大晦日の31日の夜に家を出てから今まで、家に帰ってきてないみたい……』
大晦日と31日って同じ意味だからな。まあ状況が状況だから言わないが。
結衣『それで何日も帰って来ないから、さがみんの親が警察に通報して、それを平塚先生が聞いて私たちにも知らせたってわけ』
八幡「でも、俺らにできる事なんてないだろ……」
結衣『それでも……何もしないなんて私にはできないよ……』
八幡「…………」チラッ
今の時間は19時。季節的にも時間的にも、とっくに陽は沈んでいる。こんな時間に由比ヶ浜を外に出すわけにはいかない。
八幡「わかった、俺が探しに出てくる」
結衣『じゃ、じゃあ……! 私も……!』
八幡「いや、お前は家にいてくれ。近頃物騒だし、こんな夜に女子一人で出歩かせたりなんかできない」
結衣『……わかった』
物分りが早くてよろしい。
八幡「どういう事だよ……それ……?」
結衣『わかんない……。さかみんは大晦日の31日の夜に家を出てから今まで、家に帰ってきてないみたい……』
大晦日と31日って同じ意味だからな。まあ状況が状況だから言わないが。
結衣『それで何日も帰って来ないから、さがみんの親が警察に通報して、それを平塚先生が聞いて私たちにも知らせたってわけ』
八幡「でも、俺らにできる事なんてないだろ……」
結衣『それでも……何もしないなんて私にはできないよ……』
八幡「…………」チラッ
今の時間は19時。季節的にも時間的にも、とっくに陽は沈んでいる。こんな時間に由比ヶ浜を外に出すわけにはいかない。
八幡「わかった、俺が探しに出てくる」
結衣『じゃ、じゃあ……! 私も……!』
八幡「いや、お前は家にいてくれ。近頃物騒だし、こんな夜に女子一人で出歩かせたりなんかできない」
結衣『……わかった』
物分りが早くてよろしい。
八幡「さて……と」
こんな事『俺ガイル』でもあったな。確かあれは文化祭の時のだから6か。
八幡「しかし……」
俺に思い当たる場所は二つある。時間的にはどちらかにしか行けなさそうだ。
八幡「……やっぱあそこか?」
いつも通り俺を待っているチャリをこぎ始める。冬の夜風が冷たい。やっぱマフラーとかしてくればよかった。
こんな事『俺ガイル』でもあったな。確かあれは文化祭の時のだから6か。
八幡「しかし……」
俺に思い当たる場所は二つある。時間的にはどちらかにしか行けなさそうだ。
八幡「……やっぱあそこか?」
いつも通り俺を待っているチャリをこぎ始める。冬の夜風が冷たい。やっぱマフラーとかしてくればよかった。
八幡「……あっ」
その前に由比ヶ浜に聞かなければならないのを忘れていた。この現実世界の文化祭の時に、何が起こったのか。
着信履歴から由比ヶ浜の名前を探す。すごい、俺の携帯の中に家族以外の名前がある。やったね、八幡! 着信履歴が増えるよ! ……何か悲しいな。
トゥルルルルルル
結衣『もしもし、どうしたの、ヒッキー?』
八幡「聞き忘れた事があった。文化祭の時に相模が消えたって言ってたな」
結衣『う……うん』
八幡「その時は誰かが見つけたりしたのか?」
結衣『……ううん、あの時は誰にも見つけられなかったかな……。結局最後までさがみん出て来なくて、ちゃんとエンディングセレモニー終わらせられなかったの』
結衣『だからかな……あんなに責められたのは……』
八幡「そうか、それだけ気になってな。ありがとよ」
その前に由比ヶ浜に聞かなければならないのを忘れていた。この現実世界の文化祭の時に、何が起こったのか。
着信履歴から由比ヶ浜の名前を探す。すごい、俺の携帯の中に家族以外の名前がある。やったね、八幡! 着信履歴が増えるよ! ……何か悲しいな。
トゥルルルルルル
結衣『もしもし、どうしたの、ヒッキー?』
八幡「聞き忘れた事があった。文化祭の時に相模が消えたって言ってたな」
結衣『う……うん』
八幡「その時は誰かが見つけたりしたのか?」
結衣『……ううん、あの時は誰にも見つけられなかったかな……。結局最後までさがみん出て来なくて、ちゃんとエンディングセレモニー終わらせられなかったの』
結衣『だからかな……あんなに責められたのは……』
八幡「そうか、それだけ気になってな。ありがとよ」
由比ヶ浜の返答は俺の予想通りだった。
相模は文化祭の時に見つからなかった。だから『今度こそ』見つかろうと思った。
なぜこのタイミングを選んだのかはわからない。だがしかし、それしか現実的に考えてあり得ない。
……いや、逆に今だからなのか?
三が日が過ぎたとはいえ、冬休み中だから基本校内に人はいない。いたとしても校外で部活をする連中くらいだ。その絶妙なバランスの状況下で、自分を見つけてくれる人を求めている。
それに自分が行方不明になれば、職員会議が行われて校内に入り込むのは簡単になるだろう。だから今日ではなく数日前から家には帰らなかったのだ。恐らく一日二日いなくなった程度で、通報するような親だと相模自身思っていなかった。
しかしもうこの時間だ。誰かが見つけに来る事もない。このままで放って置いても相模は家に帰るだろう。
相模は文化祭の時に見つからなかった。だから『今度こそ』見つかろうと思った。
なぜこのタイミングを選んだのかはわからない。だがしかし、それしか現実的に考えてあり得ない。
……いや、逆に今だからなのか?
三が日が過ぎたとはいえ、冬休み中だから基本校内に人はいない。いたとしても校外で部活をする連中くらいだ。その絶妙なバランスの状況下で、自分を見つけてくれる人を求めている。
それに自分が行方不明になれば、職員会議が行われて校内に入り込むのは簡単になるだろう。だから今日ではなく数日前から家には帰らなかったのだ。恐らく一日二日いなくなった程度で、通報するような親だと相模自身思っていなかった。
しかしもうこの時間だ。誰かが見つけに来る事もない。このままで放って置いても相模は家に帰るだろう。
類似してるかもしれないスレッド
- 八幡「やはり後輩と身体を重ねるのは間違っている」 (340) - [63%] - 2015/3/2 9:15 ★
- 八幡「やはり俺が三浦優美子と再会するのは間違っている」 (410) - [63%] - 2016/2/16 10:30 ★★
- 八幡「やはり俺の三学期はまちがっている」 (130) - [62%] - 2014/9/8 3:45 ★
- 八幡「やはり俺たちの貞操観念はまちがっている」 (178) - [60%] - 2016/2/4 6:00 ☆
- 八幡「やはりYutaの描くラブコメはまちがっている」 (167) - [57%] - 2018/7/3 23:30 ☆
- 八幡「やはり俺の戸塚との青春ラブコメはまちがっている」 (138) - [56%] - 2014/3/2 6:15 ☆
- 比企谷「やはり俺の脳内選択肢は間違っている」 (302) - [56%] - 2014/7/20 3:15 ★★
- 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」 (1001) - [52%] - 2013/8/22 2:45 ★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について