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元スレ八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語は間違っている」
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八幡「…………」トボトボ
結衣「…………」テクテク
八幡「…………」トボトボ
結衣「…………」テクテク
結衣「あっあのね、ヒッキー」
八幡「お、おう」
結衣「……ゆきのんはね、あんな風にキツい事を言うけど、本当は優しい子なんだ。だからそこら辺、わかってて欲しいな~なんて」
エヘヘと由比ヶ浜は笑う。そんなのは俺だってわかり切っているが、そう答えるのは許されない。
八幡「そうか。心に留めとくよ」
結衣「うん……。だから、嫌わないでね」
八幡「……ああ」
結衣「…………」テクテク
八幡「…………」トボトボ
結衣「…………」テクテク
結衣「あっあのね、ヒッキー」
八幡「お、おう」
結衣「……ゆきのんはね、あんな風にキツい事を言うけど、本当は優しい子なんだ。だからそこら辺、わかってて欲しいな~なんて」
エヘヘと由比ヶ浜は笑う。そんなのは俺だってわかり切っているが、そう答えるのは許されない。
八幡「そうか。心に留めとくよ」
結衣「うん……。だから、嫌わないでね」
八幡「……ああ」
AAもどきを作るのに時間くって、書き溜めのストックが切れたので、投下遅くなります。ごめんなさい。
八幡「…………」トボトボ
結衣「…………」テクテク
??「…………」トボトボ
八幡「!?!?」
結衣「? ヒッキー、どうかした……、あー! さがみんだー!」
相模「あ……ゆいちゃんか……」
結衣「どうしたのー、さがみんこんな時間に?」
相模「別に、ゆいちゃんには、関係ないでしょ……?」
結衣「あ……そっか……そうだね……」
八幡「…………」トボトボ
結衣「…………」テクテク
??「…………」トボトボ
八幡「!?!?」
結衣「? ヒッキー、どうかした……、あー! さがみんだー!」
相模「あ……ゆいちゃんか……」
結衣「どうしたのー、さがみんこんな時間に?」
相模「別に、ゆいちゃんには、関係ないでしょ……?」
結衣「あ……そっか……そうだね……」
>>407
おやすみなさい。
支援レスありがとうございました。
八幡「…………」
相模「……! …………」プイッ
あれ、相模さん、俺を見てすぐに目をそらしたんですけど。何なの俺の目はそんなに怖い?
などと、ネタをぶっこむような状況ではない。
相模が現実世界にいる。それは何ら不思議な事ではない。
しかし、ここにいる相模は異様だ。
あまりにも、『俺ガイル』の世界の相模と違いすぎる。
相模の目が――
――俺のと同じように腐っていた。
おやすみなさい。
支援レスありがとうございました。
八幡「…………」
相模「……! …………」プイッ
あれ、相模さん、俺を見てすぐに目をそらしたんですけど。何なの俺の目はそんなに怖い?
などと、ネタをぶっこむような状況ではない。
相模が現実世界にいる。それは何ら不思議な事ではない。
しかし、ここにいる相模は異様だ。
あまりにも、『俺ガイル』の世界の相模と違いすぎる。
相模の目が――
――俺のと同じように腐っていた。
少し経って
八幡「……由比ヶ浜」
結衣「ん? なに?」
八幡「あの女子に……何かあったのか……?」
結衣「えっ……なんで……そう思うのかな……?」
八幡「いや、何となくだ。あまりにも暗いから何かあったのか……ってな」
結衣「……うーんとね。さがみんは、総武高の文化祭の委員長だったの」
うむ、ここまでは『俺ガイル』と同じだな。
八幡「……由比ヶ浜」
結衣「ん? なに?」
八幡「あの女子に……何かあったのか……?」
結衣「えっ……なんで……そう思うのかな……?」
八幡「いや、何となくだ。あまりにも暗いから何かあったのか……ってな」
結衣「……うーんとね。さがみんは、総武高の文化祭の委員長だったの」
うむ、ここまでは『俺ガイル』と同じだな。
結衣「でも……さがみんは……あんまし仕事しなかったんだよね。それで、副委員長だったゆきのんがそれを代わりにやったの」
あっ読めた。
結衣「ゆきのんはちゃんとやったよ、委員長としての仕事を。もう完璧すぎるくらいにね。ただ、そのせいで委員会内でのさがみんに対する不満が増えてっちゃって……」
八幡「…………」
結衣「しかも当日本番には突然いなくなっちゃったりして、皆からすごい責められたんだ……」
俺がいなかったら、こんな風になってたのか。俺がもしも総武高に入っていたら、こんな事にはならなかったのだろうか……?
あっ読めた。
結衣「ゆきのんはちゃんとやったよ、委員長としての仕事を。もう完璧すぎるくらいにね。ただ、そのせいで委員会内でのさがみんに対する不満が増えてっちゃって……」
八幡「…………」
結衣「しかも当日本番には突然いなくなっちゃったりして、皆からすごい責められたんだ……」
俺がいなかったら、こんな風になってたのか。俺がもしも総武高に入っていたら、こんな事にはならなかったのだろうか……?
相模に、あんな傷を負わせるような事にはならなかったのだろうか。
そんなもしもの事を考えたって意味がないのはわかっている。
それでも、考えずにはいられない。
結衣「それからかな……さがみんがあんな風になっちゃったのは」
八幡「そうか……。いろいろあったんだな、お前らにも」
結衣「……うん」
その頃、俺は何やってたっけ? あっちょうど『俺ガイル』にハマった頃だわ。由比ヶ浜たちが、いろいろ頑張っている時、俺はゲームやってたのか。何それ悲しい。
そんなもしもの事を考えたって意味がないのはわかっている。
それでも、考えずにはいられない。
結衣「それからかな……さがみんがあんな風になっちゃったのは」
八幡「そうか……。いろいろあったんだな、お前らにも」
結衣「……うん」
その頃、俺は何やってたっけ? あっちょうど『俺ガイル』にハマった頃だわ。由比ヶ浜たちが、いろいろ頑張っている時、俺はゲームやってたのか。何それ悲しい。
由比ヶ浜たちが向かったのは、いつも何かパーティー事があると、使われるいつものカラオケだった。『俺ガイル』本当に何なんだよ、あれ。再現度高すぎじゃね?
結衣「えーっと、ヒッキーこと、比企谷八幡くんの入部歓迎会を始めます!」
八幡「もう、何日か経ってるけどな」
雪乃「入ったのが二十五日で、今日が二十八日だから、もう四日ね」
何日か明言しなかった俺に、ふふん、と雪ノ下が俺に自慢気な表情をする。甘いな、そこには穴があるのだよ、穴が! そういやアナ雪ってすごいよな。見てないけど。
八幡「六から二日間は土日だったから、正確には二日間しか部室行ってないんだけどな」
雪乃「屁理屈ね」
八幡「何とでも言え」
結衣「二人とも!! そんなのいいの! 何日か経ってても別にいいでしょ!」
八幡「まあ、それもそうだな」
雪乃「そうね、こんな男がいつ入ったかなんて、正直私には関係ないのだし」
雪ノ下さんはいつも通りですね、本当に。
結衣「えーっと、ヒッキーこと、比企谷八幡くんの入部歓迎会を始めます!」
八幡「もう、何日か経ってるけどな」
雪乃「入ったのが二十五日で、今日が二十八日だから、もう四日ね」
何日か明言しなかった俺に、ふふん、と雪ノ下が俺に自慢気な表情をする。甘いな、そこには穴があるのだよ、穴が! そういやアナ雪ってすごいよな。見てないけど。
八幡「六から二日間は土日だったから、正確には二日間しか部室行ってないんだけどな」
雪乃「屁理屈ね」
八幡「何とでも言え」
結衣「二人とも!! そんなのいいの! 何日か経ってても別にいいでしょ!」
八幡「まあ、それもそうだな」
雪乃「そうね、こんな男がいつ入ったかなんて、正直私には関係ないのだし」
雪ノ下さんはいつも通りですね、本当に。
そんなこんなで新入部員歓迎会は終わりを迎えた。
結衣「うーん、歌った歌ったぁー」
雪乃「由比ヶ浜さん、後半はほとんどずっと歌っていたけれど、喉は大丈夫なの?」
結衣「あーーー、うん! ちょっと枯れるけど大丈夫だよ!」
雪乃「それでも枯れるのね……はい」サッ
結衣「わぁ! のど飴だ! ゆきのんありがとうー!」
雪乃「いえ、別にいいわよ」
雪ノ下と由比ヶ浜がゆるゆりしてるのを見ながら、俺は二人の後ろを歩いている。うん、こういうのを後ろから見てるのも悪くない。
雪乃「比企谷くんも」
八幡「?」
結衣「うーん、歌った歌ったぁー」
雪乃「由比ヶ浜さん、後半はほとんどずっと歌っていたけれど、喉は大丈夫なの?」
結衣「あーーー、うん! ちょっと枯れるけど大丈夫だよ!」
雪乃「それでも枯れるのね……はい」サッ
結衣「わぁ! のど飴だ! ゆきのんありがとうー!」
雪乃「いえ、別にいいわよ」
雪ノ下と由比ヶ浜がゆるゆりしてるのを見ながら、俺は二人の後ろを歩いている。うん、こういうのを後ろから見てるのも悪くない。
雪乃「比企谷くんも」
八幡「?」
ん? 俺今何で呼ばれたんですかね? あれですか、二人を見る目が気持ち悪かったんですか? それなら否定はできないが。
雪乃「……余ってるから、あげるわ」スッ
八幡「あ……サンキュな」
どうしよう、可愛い。惚れてまうやろー。
雪乃「比企谷くんでも、人にお礼は言えるのね」
八幡「お前は俺を何だと思っている?」
前言撤回。
やっぱりこいつ可愛くねぇ。
雪乃「……余ってるから、あげるわ」スッ
八幡「あ……サンキュな」
どうしよう、可愛い。惚れてまうやろー。
雪乃「比企谷くんでも、人にお礼は言えるのね」
八幡「お前は俺を何だと思っている?」
前言撤回。
やっぱりこいつ可愛くねぇ。
雪ノ下たちと別れ、家に着いた。
八幡「ただいま」
八幡母「おかえりー」
八幡「んー、親父は?」
八幡母「まだ帰って来てないわね」
八幡「そうか」
小町がいないこの家を寂しく思わないと言えば、きっとそれは嘘になる。しかし、これで小町も欲しいと言うのは、流石に神様のバチがあたるだろう。奉仕部の二人と平塚先生と出会えただけで、俺は十分に満足している。
でも、たまに小町に会うために『俺ガイル』をやるのは、いいかもしれないな。
その夜、俺はなかなか眠りに就けなかった。
相模のあの目が頭にこべりついていたからだ。
俺は、あの目を知っている。
――人生に、絶望している目だ。
八幡「ただいま」
八幡母「おかえりー」
八幡「んー、親父は?」
八幡母「まだ帰って来てないわね」
八幡「そうか」
小町がいないこの家を寂しく思わないと言えば、きっとそれは嘘になる。しかし、これで小町も欲しいと言うのは、流石に神様のバチがあたるだろう。奉仕部の二人と平塚先生と出会えただけで、俺は十分に満足している。
でも、たまに小町に会うために『俺ガイル』をやるのは、いいかもしれないな。
その夜、俺はなかなか眠りに就けなかった。
相模のあの目が頭にこべりついていたからだ。
俺は、あの目を知っている。
――人生に、絶望している目だ。
それは何の気なしに行った行動だった。
本当に、何も理由はなかったのだ。学校が終わって、総武高に向かう途中に、何となくあの博士の店の事が気になっただけだった。
一時期、狂ったようにチャリで走っていた道を通り、その場所に辿り着く。
かつて博士の店があった場所には――
――何もなかった。
すみません、眠いのでそろそろ落ちます。
支援レスありがとうございました。
多分明日も来ると思いますが、正直断言はできません。
今日は本当にありがとうございました。
おやすみなさい。
こんばんは。
作者です。
今日も23時くらいに始めたいと思います。
>>345
の通り、連投ができないので、支援レス(一文字、空白レスでも)してくれると助かります。
※予告なしに遅れたり、早まったり、中止になったりするかもです。
作者です。
今日も23時くらいに始めたいと思います。
>>345
の通り、連投ができないので、支援レス(一文字、空白レスでも)してくれると助かります。
※予告なしに遅れたり、早まったり、中止になったりするかもです。
こんばんは。
投下始めます。
支援レスよろしくお願いしますです。
八幡「なん……だと……?」
建物が並ぶこの通りからその部分だけすっぽり何もなくなっていた。残っているのは土のみ。ここだけいきなり取り壊されてしまったようだ。
八幡「……閉まるなんて話は聞いてなかったよな。また来いなんて言ってたから、そもそも閉める気ないだろうし」
八幡「……ただ、あんまし心配にならないんだよな、あの人だから」
投下始めます。
支援レスよろしくお願いしますです。
八幡「なん……だと……?」
建物が並ぶこの通りからその部分だけすっぽり何もなくなっていた。残っているのは土のみ。ここだけいきなり取り壊されてしまったようだ。
八幡「……閉まるなんて話は聞いてなかったよな。また来いなんて言ってたから、そもそも閉める気ないだろうし」
八幡「……ただ、あんまし心配にならないんだよな、あの人だから」
以下、回想
八幡「うっす」
博士「おや、あんたか。またアレをやりに来たのかい?」
八幡「…………」コクン
博士「おーけー。じゃあ少し待っててくれ。この実験が終わったらすぐに準備するから」
八幡「……何やってんすか?」
博士「よくぞ聞いてくれた。比企谷くん、これは世界をも変える代物だよ」
そう言って装置を見せるが、文系の俺には何なのかわからない。
博士「これは、物を小さくできるんだ。同じ割合で全くズレのなしにね」
博士「例えばこの15センチ定規を50%の倍率で小さくすれば、7.5センチになるわけさ」
八幡「うっす」
博士「おや、あんたか。またアレをやりに来たのかい?」
八幡「…………」コクン
博士「おーけー。じゃあ少し待っててくれ。この実験が終わったらすぐに準備するから」
八幡「……何やってんすか?」
博士「よくぞ聞いてくれた。比企谷くん、これは世界をも変える代物だよ」
そう言って装置を見せるが、文系の俺には何なのかわからない。
博士「これは、物を小さくできるんだ。同じ割合で全くズレのなしにね」
博士「例えばこの15センチ定規を50%の倍率で小さくすれば、7.5センチになるわけさ」
博士「しかしこの定規も完璧ではない。わずかに誤差がある。だがしかし! この装置があればそれも縮小できてしまうのだよ! 0.1ミリの誤差は10%に縮小すれば0.01ミリだ。科学者にとってこんな素晴らしい発明品はない!」
この人テンション上がるとちょっと中二っぽくなるんだよな。材木座ほどじゃないが。
八幡「へー、すごいっすね。でも何でそんなの作るんすか?」
博士「個人的には今言った通りだが、そうだな……君の身近な例えで言えば、同じ要領で大きくする装置が出来れば、物を簡単に運ぶ事ができるようになるだろう? 一度小さくして、着いた時に大きくすればいい。それだけでも十分すごい事じゃないか!」
八幡「そうっすかね。で、今からそれの実験を?」
博士「その通り! さぁ、この定規をセットだ」
博士は装置に繋げているパソコンを弄ると、装置が音を立てながら光り始めた。その光は次第に強くなり、俺たち二人は目を開ける事ができなくなった。
音が収まる頃には光も消えていた。目を開くと、そこには――
八幡「……8?」
8という大きな文字。その周りには黒い線がいくつも引かれている。
この人テンション上がるとちょっと中二っぽくなるんだよな。材木座ほどじゃないが。
八幡「へー、すごいっすね。でも何でそんなの作るんすか?」
博士「個人的には今言った通りだが、そうだな……君の身近な例えで言えば、同じ要領で大きくする装置が出来れば、物を簡単に運ぶ事ができるようになるだろう? 一度小さくして、着いた時に大きくすればいい。それだけでも十分すごい事じゃないか!」
八幡「そうっすかね。で、今からそれの実験を?」
博士「その通り! さぁ、この定規をセットだ」
博士は装置に繋げているパソコンを弄ると、装置が音を立てながら光り始めた。その光は次第に強くなり、俺たち二人は目を開ける事ができなくなった。
音が収まる頃には光も消えていた。目を開くと、そこには――
八幡「……8?」
8という大きな文字。その周りには黒い線がいくつも引かれている。
八幡「……これって」
博士「やっぱりあそこの回線は逆にするべきだったか」
八幡「ものの見事に失敗してんじゃねぇか」
博士「何を言っている。私たちの予想とは逆に大きくなったんだ。これはある意味成功と言ってもいいだろう?」
八幡「しかも倍率とか酷いし」
50%どころか何十倍にも大きくなった定規は、博士の店を真横に貫いていた。
博士「まだまだ改善の余地があるな。何が悪かったんだろうか……」ゴソゴソ
八幡「おいこら、客をこれ以上待たせんな」
以上、回想、終ワリ
博士「やっぱりあそこの回線は逆にするべきだったか」
八幡「ものの見事に失敗してんじゃねぇか」
博士「何を言っている。私たちの予想とは逆に大きくなったんだ。これはある意味成功と言ってもいいだろう?」
八幡「しかも倍率とか酷いし」
50%どころか何十倍にも大きくなった定規は、博士の店を真横に貫いていた。
博士「まだまだ改善の余地があるな。何が悪かったんだろうか……」ゴソゴソ
八幡「おいこら、客をこれ以上待たせんな」
以上、回想、終ワリ
>>444
お前だったのか
お前だったのか
八幡「どうせあの人の事だ、今度はワープ装置でも作って店ごとどっかに飛んでったんだろう」
今頃北極とかにいるんじゃねぇの? まあ心配は無用だろう。
??「…………」
それにしても、さっきからあの曲がり角から誰かが見ている気がする。
八幡「…………」チラッ
??「!」タタタッ
今、確かに誰かがいた。それが誰なのかまではわからなかったが。
八幡「……まぁいいか」
この目のせいで人からジロジロ見られるのには慣れてるし。今のもそれだろ。
八幡「そういや昨日が今年最後の奉仕部だったんだよな。なら総武高行く意味ねーじゃん」
家に帰るか。『俺ガイル』やったせいで金あんまないし。
八幡「~♪」チャリンチャリン
今頃北極とかにいるんじゃねぇの? まあ心配は無用だろう。
??「…………」
それにしても、さっきからあの曲がり角から誰かが見ている気がする。
八幡「…………」チラッ
??「!」タタタッ
今、確かに誰かがいた。それが誰なのかまではわからなかったが。
八幡「……まぁいいか」
この目のせいで人からジロジロ見られるのには慣れてるし。今のもそれだろ。
八幡「そういや昨日が今年最後の奉仕部だったんだよな。なら総武高行く意味ねーじゃん」
家に帰るか。『俺ガイル』やったせいで金あんまないし。
八幡「~♪」チャリンチャリン
八幡「はぁ……」ドサッ
夕食を食べ終わった俺は、自分の部屋でそのままベッドに倒れた。食べてすぐ寝ると牛になる? んなもん知らん。
八幡「あー疲れたー。ここ最近いろいろありすぎて疲れた」
ちょっと前までゲーム中毒だった俺の現実世界に、そのゲームのキャラが現れるとかそれなんてエロゲだよ。使い古された設定だな。
八幡「……本当に、一週間前の俺だったら信じねぇよな、こんなの……」
八幡「……怖えよ」
こんなの、あり得ない。俺が享受していいような幸せじゃないように感じる。
夕食を食べ終わった俺は、自分の部屋でそのままベッドに倒れた。食べてすぐ寝ると牛になる? んなもん知らん。
八幡「あー疲れたー。ここ最近いろいろありすぎて疲れた」
ちょっと前までゲーム中毒だった俺の現実世界に、そのゲームのキャラが現れるとかそれなんてエロゲだよ。使い古された設定だな。
八幡「……本当に、一週間前の俺だったら信じねぇよな、こんなの……」
八幡「……怖えよ」
こんなの、あり得ない。俺が享受していいような幸せじゃないように感じる。
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