私的良スレ書庫
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元スレ八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語は間違っている」
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今の持ち駒でこの場を打開する方法が思いつかない。
ならば方法は一つだ。
この現状を信じてくれそうな誰かの力を借りる。……それに該当するのは誰だ……?
……あの人しかいない。
もしもあの人が現実にいて、なおかつ総武高にいるのなら、雪ノ下たちと知り合っていてもおかしくはない。
八幡「あー、ちょっとトイレ行ってきてもいいか?」
話し合っている二人に許可を取る。本当は外に出たいが、雪ノ下が許さないだろう。
雪乃「ええ、構わないわ。逃げたりしなければね」
八幡「逃げねぇよ」
逃げても通報されてバッドエンドだ。そんな事くらいわかる。
ならば方法は一つだ。
この現状を信じてくれそうな誰かの力を借りる。……それに該当するのは誰だ……?
……あの人しかいない。
もしもあの人が現実にいて、なおかつ総武高にいるのなら、雪ノ下たちと知り合っていてもおかしくはない。
八幡「あー、ちょっとトイレ行ってきてもいいか?」
話し合っている二人に許可を取る。本当は外に出たいが、雪ノ下が許さないだろう。
雪乃「ええ、構わないわ。逃げたりしなければね」
八幡「逃げねぇよ」
逃げても通報されてバッドエンドだ。そんな事くらいわかる。
八幡「……今度は『俺ガイル』の知識に助けられるかもな」
あの中で『比企谷八幡』は何度もその人物からの着信を受けていた。だから、その番号を覚えていたのだ。
あの人なら……もしかしたら信じてくれるかもしれない。
何度も何度も確かめながらゆっくりと番号を押す。
そして受話器のボタンを押す。
トゥルルルルルル
八幡「よし、コールが鳴った!」
つまり、この番号を持っている携帯が存在しているという事だ。緊張で心臓の鼓動が早まる、
トゥルルプツッ
??『もしもし、平塚ですが』
あの中で『比企谷八幡』は何度もその人物からの着信を受けていた。だから、その番号を覚えていたのだ。
あの人なら……もしかしたら信じてくれるかもしれない。
何度も何度も確かめながらゆっくりと番号を押す。
そして受話器のボタンを押す。
トゥルルルルルル
八幡「よし、コールが鳴った!」
つまり、この番号を持っている携帯が存在しているという事だ。緊張で心臓の鼓動が早まる、
トゥルルプツッ
??『もしもし、平塚ですが』
ビンゴ!! トイレの個室内で思いっきりガッツポーズを決める。こりゃ、Gacktさんも顔負けだな。ガッツポーズ世界選手権とかあったら、余裕で一位取れるレベル。
平塚『何でしょうか? いたずら電話なら切りますよ?』
雪ノ下たちと話している時にも思ったが、さっきまでゲームの中でしか聞けなかった声が現実で聞こえると、少し変な感じがする。
八幡「いえ、いたずら電話とかではありません」
平塚『男……』
八幡「えっ?」
平塚『い、いえっ! 何でもありません!』
……これは、多分本物だよな。
八幡「総武高で勤務している平塚先生で間違いないでしょうか?」
平塚『ひゃっ、はい、そうです!』
何この平塚先生、すごく可愛い。ひらつかわいい、しずかわいい。
平塚『何でしょうか? いたずら電話なら切りますよ?』
雪ノ下たちと話している時にも思ったが、さっきまでゲームの中でしか聞けなかった声が現実で聞こえると、少し変な感じがする。
八幡「いえ、いたずら電話とかではありません」
平塚『男……』
八幡「えっ?」
平塚『い、いえっ! 何でもありません!』
……これは、多分本物だよな。
八幡「総武高で勤務している平塚先生で間違いないでしょうか?」
平塚『ひゃっ、はい、そうです!』
何この平塚先生、すごく可愛い。ひらつかわいい、しずかわいい。
平塚『えっと……そちらは……?』
八幡「比企谷八幡といいます。平塚先生、これから俺の言う話を信じてください」
平塚『えっ、あっ、はい』
そこから俺は話した。俺自身の事や、『俺ガイル』の事を。
平塚『……俄かには信じられない話だな』
こっちが年下とわかると、平塚先生はいつものような話し方になった。……あの平塚先生可愛かったのに。
八幡「でも、本当なんです。信じてください」
平塚『いや、比企谷とか言ったか? 信じるも何も、私は信じざるを得ないのだよ』
八幡「えっ?」
八幡「比企谷八幡といいます。平塚先生、これから俺の言う話を信じてください」
平塚『えっ、あっ、はい』
そこから俺は話した。俺自身の事や、『俺ガイル』の事を。
平塚『……俄かには信じられない話だな』
こっちが年下とわかると、平塚先生はいつものような話し方になった。……あの平塚先生可愛かったのに。
八幡「でも、本当なんです。信じてください」
平塚『いや、比企谷とか言ったか? 信じるも何も、私は信じざるを得ないのだよ』
八幡「えっ?」
平塚『君の話は、私たちの身に起きた出来事とあまりに一致しすぎている。……まるで、本当にその場にいたかのように』
平塚『もちろん、君がいたわけではなかったから、解決方法は違ったが』
やはり、あの卑屈な方法を使う人間はいないか。まあそうだよな、『比企谷八幡』もあくまで解決ではなく、問題の解消しかしてなかったし。
平塚『例え、君がずっと私たちを見張っていたとしても、そこまで細かい説明はできないだろう』
平塚『だから信じる信じないの話じゃないんだ。信じざるを、得ない』
八幡「ありがとうございます。先生なら信じてくれると思いました」
平塚『だが、勘違いするな。私が信じたのはあくまでも、『君が言った事』のみだ。君自体を全面的に信じたわけじゃない』
八幡「それでも構いません」
今は協力者を得た、ということだけで十分だ。
平塚『もちろん、君がいたわけではなかったから、解決方法は違ったが』
やはり、あの卑屈な方法を使う人間はいないか。まあそうだよな、『比企谷八幡』もあくまで解決ではなく、問題の解消しかしてなかったし。
平塚『例え、君がずっと私たちを見張っていたとしても、そこまで細かい説明はできないだろう』
平塚『だから信じる信じないの話じゃないんだ。信じざるを、得ない』
八幡「ありがとうございます。先生なら信じてくれると思いました」
平塚『だが、勘違いするな。私が信じたのはあくまでも、『君が言った事』のみだ。君自体を全面的に信じたわけじゃない』
八幡「それでも構いません」
今は協力者を得た、ということだけで十分だ。
平塚『……で、君は私にどうして欲しいんだ?』
八幡「今、俺は雪ノ下たちに捕まっているんです」
平塚『……それは、どういう状況だ?』
八幡「あっ、いや、別に犯罪的な意味ではなくてですね。さっきの話からもわかる通り、俺の中で雪ノ下たちは現実にいない人物だと思っていたので、道端で出くわして興奮してつい話しかけたら……」
平塚『ああ……もうわかった』
受話器の向こうから、はぁ……という溜息が聞こえる。
八幡「なので、俺が雪ノ下たちを知っていた理由の証人になってください」
平塚『つまり……嘘をつけと?』
八幡「今、俺は雪ノ下たちに捕まっているんです」
平塚『……それは、どういう状況だ?』
八幡「あっ、いや、別に犯罪的な意味ではなくてですね。さっきの話からもわかる通り、俺の中で雪ノ下たちは現実にいない人物だと思っていたので、道端で出くわして興奮してつい話しかけたら……」
平塚『ああ……もうわかった』
受話器の向こうから、はぁ……という溜息が聞こえる。
八幡「なので、俺が雪ノ下たちを知っていた理由の証人になってください」
平塚『つまり……嘘をつけと?』
八幡「察しが早くて助かります」
平塚『君がさっき私に話したみたいに、彼女たちにも真実を言えばいいじゃないか』
八幡「……雪ノ下たちが俺の言う事を信じてくれると思います?」
平塚『…………』
八幡「漫画とかそういうのを読む先生だから、話せたんです。そうじゃなかったら話せませんよ」
平塚『ま、待て、比企谷! 私はそのゲームの中でも私が見ていたアニメとかの話をしていたのか……?』
八幡「はぁ……まぁ……」
平塚『つまり君は私が話していた話がわかっていたんだな!?』
八幡「そうっすね」
平塚『そうか……!』
平塚先生は受話器の向こうで嬉しそうな声を出している。だからこの平塚先生可愛すぎるだろ。何で結婚できないんだよ。
平塚『君がさっき私に話したみたいに、彼女たちにも真実を言えばいいじゃないか』
八幡「……雪ノ下たちが俺の言う事を信じてくれると思います?」
平塚『…………』
八幡「漫画とかそういうのを読む先生だから、話せたんです。そうじゃなかったら話せませんよ」
平塚『ま、待て、比企谷! 私はそのゲームの中でも私が見ていたアニメとかの話をしていたのか……?』
八幡「はぁ……まぁ……」
平塚『つまり君は私が話していた話がわかっていたんだな!?』
八幡「そうっすね」
平塚『そうか……!』
平塚先生は受話器の向こうで嬉しそうな声を出している。だからこの平塚先生可愛すぎるだろ。何で結婚できないんだよ。
八幡「とりあえずこの場をやり過ごすために、先生の力が必要なんです」
平塚『……状況は理解した。ただし一つ条件がある』
八幡「……なんですか?」
何故だろうか、すごく嫌な予感がする。
平塚『……状況は理解した。ただし一つ条件がある』
八幡「……なんですか?」
何故だろうか、すごく嫌な予感がする。
八幡「……どうしてこうなった」
雪乃「比企谷くん、それはこっちのセリフよ?」
雪乃「どうしてあなたがここにいるの?」
俺が今いるのは、見慣れた部屋。
奉仕部の部室だった。
八幡「……平塚先生に頼まれてな」
以下、回想
平塚『なら比企谷。奉仕部に入らないか?』
八幡「はっ? いや、それおかしくないすか?」
平塚『君が話しているのが本当なら、そのゲームの中で君は奉仕部に入っていたわけだろう? なら君としても実は願ったりなんじゃないか?』
八幡「…………」
俺はそれを否定できなかった。なぜあんなにも金を湯水のように使っていたのか、それはあの世界を望んでいたからじゃないのか?
八幡「でも、いきなり俺のようなやつが入って来ても、雪ノ下たちに迷惑がかかるんじゃ……」
平塚『そうかも知れないがな、ただ、今のままでも、よくないんだ……』
八幡「……?」
平塚『とりあえず、君が奉仕部に入るのなら、私は君と口裏を合わすが、どうする?』
俺の答えは、想像の通りだ。
以上、回想、終ワリ
平塚『なら比企谷。奉仕部に入らないか?』
八幡「はっ? いや、それおかしくないすか?」
平塚『君が話しているのが本当なら、そのゲームの中で君は奉仕部に入っていたわけだろう? なら君としても実は願ったりなんじゃないか?』
八幡「…………」
俺はそれを否定できなかった。なぜあんなにも金を湯水のように使っていたのか、それはあの世界を望んでいたからじゃないのか?
八幡「でも、いきなり俺のようなやつが入って来ても、雪ノ下たちに迷惑がかかるんじゃ……」
平塚『そうかも知れないがな、ただ、今のままでも、よくないんだ……』
八幡「……?」
平塚『とりあえず、君が奉仕部に入るのなら、私は君と口裏を合わすが、どうする?』
俺の答えは、想像の通りだ。
以上、回想、終ワリ
雪乃「平塚先生が入れろと言うから入部させたけれど……」
八幡「他校の人間が校内にいるから、いろんなやつにジロジロ見られたわ」
雪乃「ええ、そうね。……それ以上にその目が原因と思われるけれど」
八幡「…………」ジーン
雪乃「!?」
まさか現実でこうなる日が来るなんて思わなかった……! 思わず感極まって泣きそう。
雪乃「……ごめんなさい」
八幡「!?」
八幡「他校の人間が校内にいるから、いろんなやつにジロジロ見られたわ」
雪乃「ええ、そうね。……それ以上にその目が原因と思われるけれど」
八幡「…………」ジーン
雪乃「!?」
まさか現実でこうなる日が来るなんて思わなかった……! 思わず感極まって泣きそう。
雪乃「……ごめんなさい」
八幡「!?」
>>378
没ネタ
没ネタ
何で雪ノ下が俺に謝ってんだ!? 雪ノ下こんなに優しかったっけ!? まだあっちからしたら会ったばかりだから、もっと酷い事を言われると思ってたんだけど!?
雪乃「あなたがそんなに傷つくと思ってなくて……」
あ、なるほど。俺が感極まって泣きそうになってたのを、雪ノ下は自分の言葉のせいだと勘違いしたのか。俺の事をよく知らないからこそ、この事態が起こったんだな。何これ、自分がタイムトラベルものの主人公になった気分。
八幡「あー、いや、大丈夫だから。そんなんで俺は傷つかん。今のはちょっとあくびで目がうるんだだけだ」
雪乃「そ、そうなの?」
少し遠慮がちに話してくる雪ノ下が可愛過ぎて生きるのが辛い。こんなの『俺ガイル』でもなかった気がするぞ。
八幡「あ、ああ」
雪乃「あなたがそんなに傷つくと思ってなくて……」
あ、なるほど。俺が感極まって泣きそうになってたのを、雪ノ下は自分の言葉のせいだと勘違いしたのか。俺の事をよく知らないからこそ、この事態が起こったんだな。何これ、自分がタイムトラベルものの主人公になった気分。
八幡「あー、いや、大丈夫だから。そんなんで俺は傷つかん。今のはちょっとあくびで目がうるんだだけだ」
雪乃「そ、そうなの?」
少し遠慮がちに話してくる雪ノ下が可愛過ぎて生きるのが辛い。こんなの『俺ガイル』でもなかった気がするぞ。
八幡「あ、ああ」
ガララ
結衣「やっはろー!」
結衣「ってヒッキー何でいるの!?」
八幡「平塚先生に入れと頼まれたんだ」
正確にはほぼ命令に近いがな。
結衣「へぇー、先生が……」
八幡「そんなわけでよろしくな、由比ヶ浜」
結衣「あっうん! よろしくね! ヒッキー!」
八幡「ああ」
こうして、俺は現実世界でも奉仕部に入る事になった。俺はこの世界に、人生に意味を持てないでいたが、小さな偶然、勇気のおかげでそれを得る事ができた。
人生何が起こるかわからないものである。ゲームの話が現実で起こるなんて事も、本当ならば世にも奇妙な物語に出て来そうなものだが、俺はそれを否定したりしない。これは、俺が望んだ事なのだから。
だから――
やはり俺の世にも奇妙な物語は間違っている。
世にも
奇妙
な物語
結衣「やっはろー!」
結衣「ってヒッキー何でいるの!?」
八幡「平塚先生に入れと頼まれたんだ」
正確にはほぼ命令に近いがな。
結衣「へぇー、先生が……」
八幡「そんなわけでよろしくな、由比ヶ浜」
結衣「あっうん! よろしくね! ヒッキー!」
八幡「ああ」
こうして、俺は現実世界でも奉仕部に入る事になった。俺はこの世界に、人生に意味を持てないでいたが、小さな偶然、勇気のおかげでそれを得る事ができた。
人生何が起こるかわからないものである。ゲームの話が現実で起こるなんて事も、本当ならば世にも奇妙な物語に出て来そうなものだが、俺はそれを否定したりしない。これは、俺が望んだ事なのだから。
だから――
やはり俺の世にも奇妙な物語は間違っている。
世にも
奇妙
な物語
ここで終わると思ったか?
残念、むしろここからが本番だ。
八幡「さて……と」
あれから数日が過ぎ、特にやる事もなく奉仕部は、そのまま冬休み前最後の日になった。
八幡「特にやる事はなかったな」
せいぜいこの数日もここで本を読むか、由比ヶ浜と少し喋るかのどちらかだった。まだ向こうからしたら、出会って数日だから話し方はぎこちない。
雪乃「ええ、そうね。……比企谷くん」
八幡「ん、なんだ?」
雪乃「あなた……この場の溶け込み方、異常じゃないかしら?」
八幡「と言いますと?」
雪乃「まるで、ずっと前からここにいたみたいに感じるわ」
八幡「……っ!? そっそうか……っ?」
残念、むしろここからが本番だ。
八幡「さて……と」
あれから数日が過ぎ、特にやる事もなく奉仕部は、そのまま冬休み前最後の日になった。
八幡「特にやる事はなかったな」
せいぜいこの数日もここで本を読むか、由比ヶ浜と少し喋るかのどちらかだった。まだ向こうからしたら、出会って数日だから話し方はぎこちない。
雪乃「ええ、そうね。……比企谷くん」
八幡「ん、なんだ?」
雪乃「あなた……この場の溶け込み方、異常じゃないかしら?」
八幡「と言いますと?」
雪乃「まるで、ずっと前からここにいたみたいに感じるわ」
八幡「……っ!? そっそうか……っ?」
雪乃「ええ、……まあ、そんなのあり得ないのだけれど」
八幡「…………」
雪ノ下の勘が鋭くてたまに焦る。しかし俺がゲームでここを体験していたとは思わないだろう。トンデモな話って予想されないから助かるわ。
結衣「ヒッキー」
八幡「ん?」
結衣「今日、この後空いてる?」
八幡「ああ、暇だな」
むしろボッチだから24時間暇なまである。24の音楽ってカッコいいよな。
八幡「…………」
雪ノ下の勘が鋭くてたまに焦る。しかし俺がゲームでここを体験していたとは思わないだろう。トンデモな話って予想されないから助かるわ。
結衣「ヒッキー」
八幡「ん?」
結衣「今日、この後空いてる?」
八幡「ああ、暇だな」
むしろボッチだから24時間暇なまである。24の音楽ってカッコいいよな。
結衣「じゃあカラオケ行こうよ! 新入部員歓迎会って事で!」
八幡「まあ……別にいいが」
結衣「やったぁ! ゆきのんも来るよね?」
雪乃「……由比ヶ浜さんの場合、断ってもあまり意味はない……」
結衣「よし、決定ぃー!」
わお、こんな関係になってたのか、この二人。雪ノ下さん、とことん由比ヶ浜さんに弱くなっていますね。
八幡「まあ……別にいいが」
結衣「やったぁ! ゆきのんも来るよね?」
雪乃「……由比ヶ浜さんの場合、断ってもあまり意味はない……」
結衣「よし、決定ぃー!」
わお、こんな関係になってたのか、この二人。雪ノ下さん、とことん由比ヶ浜さんに弱くなっていますね。
雪ノ下「じゃあ、部室の鍵を返してくるから、由比ヶ浜さんたちは下駄箱で待っててくれるかしら?」
結衣「うん! じゃあヒッキーと待ってるね!」
由比ヶ浜さん、その言い方はこっちが勘違いしちゃうんですけど?
八幡「……じゃ、俺先に行ってるわ」クルッ
結衣「あっ、待ってよ! ヒッキー!」タッタッタッ
雪乃「…………」
雪乃「……今が……」
雪乃「……ハッ!」フルフル
雪乃「…………」
雪乃「はぁ……」
結衣「うん! じゃあヒッキーと待ってるね!」
由比ヶ浜さん、その言い方はこっちが勘違いしちゃうんですけど?
八幡「……じゃ、俺先に行ってるわ」クルッ
結衣「あっ、待ってよ! ヒッキー!」タッタッタッ
雪乃「…………」
雪乃「……今が……」
雪乃「……ハッ!」フルフル
雪乃「…………」
雪乃「はぁ……」
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