元スレ八幡「相模南は本当にどうしようもないマゾである」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
301 = 1 :
八幡「」ゴニョゴニョ
戸塚「」コクリ
葉山「」ヒョイ
八幡「伝説の剣を抜くものがついに現れたか」
葉山「……っ!?」
戸塚「君が勇者だ」
葉山「…………いいだろう、いくぞ魔王! 今こそ我が剣に勝利を誓う!!」ブンッ!!
JK1「」テクテク
JK2「ぶふっ」テクテク
葉山「くっ……///」
八幡「ぬぅ……///」
戸塚「あぅ……///」
302 = 1 :
- 葉山宅 -
葉山「ここだよ」
戸塚「大きいお家だね」
八幡「立派な家だな」
葉山「ありがとう」ギー
戸塚「お邪魔します」
八幡「お邪魔します」
葉山「どうぞ」
戸塚「葉山君、家族の方は?」
葉山「今日は全員出かけてるから俺以外誰もいないよ」
八幡「そうか。そいつは気が楽だ」
葉山「はは。部屋着に着替えてくるからここで待っててくれないか?」
戸塚「うん」
303 :
はたらく魔王さまか
304 = 1 :
- 3分後 -
葉山「お待たせ」
戸塚「」
八幡「……なんで紳士服着てるんだよ……」
葉山「これが部屋着だからね」
八幡「紳士服が部屋着はおかしい」
葉山「比企谷。昔から言うじゃないか…男なら…紳士服…」
八幡「うん、言ってるのはヒゲ部の部長さんだけだ」
葉山「よし、それじゃ俺の部屋に行こう」
八幡「よしじゃねぇよ。もういいけど」
305 = 303 :
そんでもって男子高校生の日常か
306 = 1 :
- 葉山の部屋 -
葉山「ここが俺の部屋だ」
八幡「うわぁ……」
戸塚「……」
八幡(見事なまでに……)
戸塚(七咲さん一色だね……)
葉山「どうしたんだい?」
八幡「いや、お前の七咲への愛を感じているだけだ」
葉山「照れるな///」
戸塚「これ抱き枕?」
葉山「ああ。七咲を抱きしめながら寝ているおかげで毎晩快眠だよ」
八幡(この部屋を見たら三浦気絶しそうだな)
307 = 1 :
葉山「とりあえずゲームでもしないか?」
戸塚「そうだね」
八幡「何があるんだ?」
葉山「マリオブラザーズとかワギャンランドとかPC原人とか」
八幡「ファミコンじゃねぇか!」
戸塚「見て、八幡。僕、初めて生で白赤のファミコンを見たよ!」
八幡「あ、俺も初めてだ」
葉山「ニューファミコンでもいいんだけど、やはり白赤の方がレトロな感じがするだろ」
戸塚「そうだね」
八幡「よく壊れないな」
葉山「大切に扱ってるからね」
308 = 1 :
- 12時 -
葉山「お昼どうする? ピザでも頼むかい?」
戸塚「ピザいいね!」
八幡「そうだな。寒いから外出たくないし」
葉山「それじゃ適当に注文するか」
戸塚「八幡」
八幡「どうした?」
戸塚「これなに?」
八幡「これはメガドライブだな」
戸塚「メガドライブ?」
八幡「ゲーム機だ」
戸塚「へぇ。初めて聞いたよ」
八幡「葉山のやつ、何でも持ってるな」
八幡(ネオジオもあるし)
309 :
まさか……
310 = 1 :
- 5分後 -
葉山「それじゃピザ来るまで休憩にしようか」
八幡「ああ」
戸塚「葉山君って昔からゲーム好きなの?」
葉山「そうだね。ゲームは大好きだよ」
八幡「全部お前のものなのか?」
葉山「いや、父親から譲り受けたものもある。スーファミ以前のゲーム機類は元々父親が使っていたものだよ」
戸塚「お父さんもゲームするんだね」
葉山「ああ。小学生までは一緒に遊んでいたな」
八幡(俺は父親と一緒にゲームで遊んだ記憶ねぇな)
戸塚「仲良いんだね」
葉山「まぁね」
八幡「ちなみに両親はお前の趣味は知ってるのか?」
葉山「ああ」
八幡「怒られたりしないのか?」
葉山「もう諦められているからね」ニコッ
八幡「そんな笑顔で言われても……」
311 = 1 :
- 1時間後 -
葉山「さて、午後は何しようか? アマガミの七咲の話だけ見るかい?」
八幡「いや、見ねぇよ」
戸塚「あ、これやろうよ!」
葉山「人生ゲームか」
八幡「おう、いいぞ。これは大得意だ」
葉山「そうなのか?」
八幡「ああ。CPU相手にいつも圧勝してたぞ」
葉山「……」
戸塚「……」
八幡「仕方ないだろ。小町はこういうの好きじゃないんだから……」
312 = 1 :
- 1時間後 -
戸塚「葉山君、結婚しないの?」
葉山「ああ。俺には七咲がいるからね」
八幡「別にゲーム位いいだろ」
葉山「比企谷。これはゲームであっても、遊びじゃないんだ」キリッ
八幡「ああ、そうだな」
葉山(反応が冷たい。ドイヒー)
戸塚「やった、プロテニス選手になれたよ!」
八幡「おお、よかったな」
葉山「俺はもっと稼げる職業につかせてもらうよ」
314 = 1 :
- 2時間後 -
八幡「負けた……」
葉山「戸塚が一位で俺が二位か」
戸塚「八幡、残念だったね」
八幡「くっ、いつもなら勝っていたのに……」
葉山「比企谷の敗因を教えてやろう」
八幡「……なに?」
葉山「今回の相手は人間だった。ただそれだけだよ」
八幡「……そういうことか」
葉山「そうだ。CPUと違い今回の相手は感情があることを忘れていたのが君の敗因さ」
八幡「……」
葉山「這い上がろう。『負けたことがある』というのが、いつか大きな財産になる」
八幡(ということは俺の財産やばいことになっちゃうんだけど。だって負けっぱなしの人生ですもの)
315 = 1 :
- 5分後 -
戸塚「」スヤスヤ
葉山「寝ちゃったな」
八幡「帰る時に起こせばいいだろう」
葉山「そうだな」
八幡「しかし、お前がこんなゲームを持ってるとは思わなかった」
葉山「楽しんでいただけたかい?」
八幡「まぁな」
葉山「それじゃまた遊びに来てくれ」
八幡「ああ」
葉山「それと」
八幡「ん?」
葉山「今度は俺が君の家に遊びに行ってもいいかな?」
八幡「……構わないがお前ん家ほど遊べるものないぞ」
葉山「いいよ。それじゃ次は比企谷の家でアマガミを見よう」
八幡「違うことをして下さい」
316 = 1 :
- 帰宅中 -
戸塚「今日は楽しかったね!」
八幡「そうだな」
戸塚「僕は途中で寝ちゃったけど……」
八幡「疲れてたんだろ。気にするな」
戸塚「うん」
八幡(むしろ天使の笑顔を見せていただいて感謝するまである)
戸塚「また三人で遊びたいね」
八幡「ああ。冬休みも近いからすぐ遊べるだろ」
戸塚「うん。葉山君が言ってたけど、次は八幡のお家でいいんだよね」
八幡「そうだな」
317 = 1 :
戸塚「小町ちゃんの受験勉強の邪魔にならない?」
八幡「うるさくしなければ大丈夫だろ」
戸塚「ならよかった。総武受かりそう?」
八幡「頑張ってはいるが楽観視は出来ないな。今までサボってたツケが回ってきてる」
戸塚「そっか。僕でよかったら八幡が苦手な理数系教えるから言ってね」
八幡「いいのか?」
戸塚「うん。小町ちゃんにはうちの学校に絶対来て欲しいもん」
八幡「ありがとな」
八幡(あれ? そうしたら小町が毎日お願いすれば毎日戸塚が家に来てくれるってこと?)
八幡(よし、帰ったら小町に戸塚にお願いをするよう提言しよう)
318 = 1 :
- 駅前 -
戸塚「またね、八幡!」
八幡「ああ、またな」
八幡(……さて、帰るか)
折本「おいーっす!」ポンッ
八幡「ひゃっ!」ビクッ
折本「ちょっ、驚きすぎでしょ。マジウケる」
八幡「……んだよ、折本か。驚かすなよ。それとウケねーから」
折本「比企谷、今帰り?」
八幡「ああ。折本もか」
折本「うん。一緒に帰ろうよ」
八幡「いや、別にいいです」
折本「よし、行こう!」ギュッ
八幡「ねえ、俺の返答聞いた? 聞いたよね?」
八幡(それとナチュラルに手を握ってくるのやめてくれない?)
319 = 1 :
- 5分後 -
八幡「お前、夕方までバイトしてたのか?」
折本「ううん。バイトは15時で終わったんだけどその後、買い物しててねー」
八幡「ほーん」
折本「比企谷はずっと葉山君家で遊んでたの?」
八幡「まぁな」
折本「そっかそっか」
八幡「……んだよ」
折本「別に。ただ楽しそうな顔してるな、って思っただけ」
八幡「そんな顔してるのか」
折本「うん。本当、中学の時とは大違い」
320 = 1 :
八幡「……」
折本「……ねえ、やっぱり同窓会に――――――」
八幡「行かねぇよ」
折本「でも」
八幡「前にも言っただろ。俺が行っても気まずい雰囲気になるだけだ」
折本「……そっか、わかった。もう言わない」
八幡「そうしてくれ」
折本「それじゃ代わりに来週四人でディスティニーに行こうー!」
八幡「…………ん?」
折本「実はバイト先の店長から四枚貰っちゃってさー」
321 = 1 :
八幡「……」
折本「あたしと千佳と比企谷と戸塚君の四人で行こうと思ってねー」
八幡「いや、来週はアレだから……」
折本「そっか、戸塚君は部活あるもんね。戸塚君の予定聞かないと……」
八幡「……」
八幡(ちょっと折本さん。俺の予定は聞いてくれないの?)
折本「比企谷、戸塚君に予定聞いておいて。それでわかったらあたしに教えて」
八幡(いや、いいんだけどね。戸塚とディスティニーに行けるなら)
八幡「わかった」
322 = 1 :
折本「あ、あたし、こっちだから」
八幡「ああ。もう近いのか?」
折本「後10分くらいかねー」
八幡「遠いな。自転車どうしたんだよ」
折本「それがパンクしちゃってさー」
八幡「……近くまで送る。暗いからな」
折本「え」
八幡「……どうした?」
折本「比企谷に送られるとか……、ウケるんだけど」
八幡「いや、ウケねーから」
323 = 1 :
- 5分後 -
折本「しかし、あれだねー」
八幡「あれってなんだよ」
折本「まさか昔振った相手と夜道を二人で歩くことがあるなんて思わなかった」
八幡(ええ、俺も振られた相手と二人で歩くなんて思いもしませんでした)
折本「なんであたしに告白したの?」
八幡「……昔のことなんだからいいだろ……」
折本「だって気になるじゃん」
八幡「……勘違いしてたんだよ」
折本「勘違い?」
八幡「昔の俺は勘違い君だったからな。俺に珍しく話しかけてくる女子の存在が嬉しくて、その感情を好きと勘違いしていたんだ」
324 = 1 :
折本「……」
八幡「そして一方的に願望を押し付けていたんだ。それを本物とは呼べない」
折本「……そう。やっぱ比企谷とは付き合えないなー」
八幡「いや、別に今頼んでないんだけど……」
八幡(ええ、昔は頼みましたよ。昔の話。だから忘れてお願い)
折本「千佳も面倒くさい奴好きになったもんだ」ボソッ
八幡「何か言ったか?」
折本「別にー。あ、ここでいいよ」
八幡「そうか」
折本「んじゃ、またねー」
八幡「おう」
325 = 1 :
今回はここまで
誤字脱字多くてゴメンなさい
来期も見るアニメありますよ
ただ今期より少なくなりそうなだけで
次はおまけでゆきのんマゾっ子もやる予定
ただ引くくらい変態になるから苦手な人は見ないで下さいな
327 = 303 :
乙
お前アニメ見すぎじゃね?
328 :
乙
>>1ふぁいおー
329 :
おつ
330 :
乙
ただ>>282の海老名さんは「ホモ以外は帰ってくれないか!」であるべきだと思ふ。
331 :
乙、ウォンチュッ!!
334 :
オ…オクレ兄さん!
336 :
ファミコンで出てんのはFC原人だな、PC原人はPCエンジンだ
337 :
.
338 :
チョ☆チョニシーナえすぼぐりばんばーベーコンさんだね
339 = 338 :
マッソコぶれッシュ
が抜けてました申し訳ありませんでした
340 :
ごんぶと
341 :
>>281
ドミネーターじゃね?
344 :
八幡もしっかり難聴スキル身に付けているのな
345 :
ここまでナチュラルにハブかれてる材木座ェ...
346 :
>>341
ドミネーターは犯罪係数が300超えるとエリミネーターになるから
執行対象って言ってるだろ
347 :
ラルクの歌詞に進撃やグールといいパロネタが多くて拾いきれない!
348 :
マサルさんネタあって俺得でした!
乙!
349 :
明日投下します!
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