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    元スレ八幡「相模南は本当にどうしようもないマゾである」

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    101 = 1 :

    八幡「いや、俺も行きたくないんだが……」

    結衣「ヒッキーは強制なの!」

    八幡(なんでみんな俺に服従を命じてくるの?)

    相模「そうだよ。うちとプリクラ撮るんだから! それで中であんなことやこんなことを……。ぐへへ///」

    結衣「あたしがいるからそんなことはさせないし!」

    相模「ぐぬぬ」

    雪乃「こほん」

    結衣「急に咳してどうしたの? ハウスダクト?」

    八幡「ハウスダストな」

    雪乃「急遽予定がなくなったから、私もお供するわ」

    結衣「ゆきのん、来てくれるんだ!」

    雪乃「ええ。予定がなくなったもの」

    八幡(由比ヶ浜にあっさりと諦められてショックだったのか)

    相模(雪ノ下さんて面倒くさい人だなー。うちが言えたことじゃないけど)

    102 = 1 :

    - 10分後 -


    相模「そういえば暫くイベントってないよね?」

    結衣「うん。年内はないんじゃないかな」

    雪乃「生徒会選挙があるのだけれど」

    結衣「そうなんだ」

    相模「全然興味ないから知らなかった」

    八幡「まあ、大体の奴らは興味ないだろ」

    雪乃「でしょうね」

    結衣「誰が生徒会長なるんだろうね?」

    相模「さー」

    八幡「まあ、内申点欲しさで推薦で進学狙っている奴だろう」

    結衣「本当にヒッキーは考え方が捻くれてるんだから」

    八幡「思ったことを言ったまでだ」

    相模「雪ノ下さんは立候補しないの?」

    雪乃「ええ。私には奉仕部があるもの」

    結衣「ゆきのん」ジーン

    雪乃「それに生徒会までしたらニャンコ先生に触れられる時間が減ってしまうわ」

    結衣「」ズーン

    103 = 1 :

    - 翌日 総武高校 -


    葉山「おはよう、比企谷」

    八幡「おう」

    葉山「本当に最近遅刻しなくなったね」

    八幡「まぁな。……ん?」

    葉山「どうしたんだい?」

    八幡「手紙が入ってるんだが」

    葉山「」

    八幡(まさかこれが噂で聞くラブレターというやつか)ドキドキ

    葉山「まさか不幸の手紙を入られるとは……」

    八幡「え? 不幸の手紙なの?」

    葉山「冗談だ。恐らくラブレターじゃないかな」

    104 = 1 :

    八幡「……本当に存在したんだな。下駄箱にラブレター」

    葉山「ああ。だが気をつけろ」

    八幡「わかっている。悪戯の可能性があるってことだろ」

    葉山「違う。差出人がヤンキーの彼女だった場合、非常に危険だ」

    八幡「え? 松戸苦愛の人が来ちゃうの? 松岡さん来たりしちゃうの?」

    葉山「中学時代、ラブレターを貰ったことがあるんだが……」

    八幡(スルーされちゃったよ。いつもネタ拾ってあげてるのに酷くない?)

    葉山「もちろん俺には七咲がいたから断ったんだが、差出人の女子には不良の彼氏がいたんだ」

    八幡「彼氏がいるのに告白するのかよ」

    葉山「そして俺はその不良に呼び出された」

    八幡「行ったのか?」

    105 = 1 :

    葉山「ああ。徒歩でね」

    八幡「移動手段は聞いてないんだけど」

    葉山「その不良は尖がった奴でね。特に顎が」

    八幡「…………それでどうしたんだ?」

    葉山「背後から忍び込んでぶん殴った」

    八幡「」

    葉山「その後気絶した不良を全裸にし写真を撮ったんだ。後はそれをネタに脅して万事解決だった」

    八幡「卑怯だな、お前……」

    葉山「何を言ってるんだ、比企谷。勝てばいいんだよ、勝てば」

    八幡「頭が痛くなってきた。早退しようかな」

    葉山「大丈夫か? まさか演算のしすぎじゃ!」

    八幡「安心しろ。俺は能力者じゃない」

    葉山「そうか。それでどうするんだい?」

    八幡「とりあえず中身を見るしかないだろ」

    葉山「そうだね」

    106 = 1 :

    - 昼休み 男子トイレ -


    八幡「……」

    葉山「……」

    八幡「ねえ、何で個室までついてきたの」

    葉山「気になるじゃないか」

    八幡「こんなところ見られたら……」

    葉山「姫菜が失血死するな!!」

    八幡「なんで嬉しそうなんだよ。お前、海老名さんのこと嫌いだろ?」

    葉山「それより早く中身を見ようじゃないか」

    八幡「わかったよ」ビリビリ

    葉山「」ワクワク

    八幡「どれどれ」



    比企谷八幡君へ

    初めまして。急にこんなお手紙を出しちゃってゴメンなさい♪
    私は比企谷君のファンです。名前は恥ずかしいので明かせません。許して下さい。
    私は毎日比企谷君のことを見ています。ガン見しているまである。
    そして気付いたことがあります。
    それは比企谷君と相模さんがお似合いだということです。
    二人を見ているといつもムラムラしちゃいます。何ででしょう。くすくす。
    ドSの比企谷君とドMの相模さんは相性もぴったりだと思います。
    由比ヶ浜さんとも仲がよさそうですが彼女はマゾ度レベル1くらいなのでまだまだだと思います。
    一刻も早く相模さんを性奴隷にしてあげて下さい。
    V.S.彼女の性感帯は乳首です。思いっきり捻ってあげてね☆



    八幡「」

    葉山「」

    107 = 1 :

    - 10分後 屋上 -


    八幡「」ギー

    相模「あ、比企谷。遅いよー」

    八幡「……」

    相模「早くお弁当食べよ」

    八幡「……相模」

    相模「なに?」

    八幡「この手紙を書いたのお前だろ?」スッ

    相模「」ギクッ

    八幡「どうなんだ?」

    相模「な、なんのことかな。うちにはしゃっぱり……」

    八幡「いや、バレバレだから」

    108 = 1 :

    相模「嘘!?」

    八幡「本当。大体、何で他人がお前の性感帯を知ってるんだよ」

    相模(しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!)

    八幡「それに俺のことをドSと言うのもお前だけだ」

    相模「うっ……」

    八幡「ったく、俺のときめきを返しやがれ」

    相模「……ときめいたの?」

    八幡「そりゃラブレターを貰ったと思ったならときめくだろ」

    相模「そ、そっか。うちの手紙でときめいてくれたんだ。えへへ///」

    八幡「いや、中身を見るまでだからな。勘違いをするな」

    相模「……怒ってる?」

    八幡「怒ってはいないが呆れてる」

    109 = 1 :

    相模「……そっか。それじゃ馬鹿なことをしたうちにお仕置きをしないとね」

    八幡「そうだな。軽くお仕置きを…………はっ!」

    相模「にひっ」

    八幡「いや、今後こういうことをしなければいいんじゃねぇか。うん」

    相模「今、お仕置きをするって言ったよね?」

    八幡「……」

    相模「うちのことビンタしてくれるって言ったよね?」

    八幡「それは言ってない!」

    相模「お仕置きして! お仕置きして!!」

    八幡「なんで俺お仕置きを強いられてるの?」

    相模「殴るなり蹴るなりお好きにしていいから///」ハァハァ

    110 = 1 :

    八幡「やらないからな」

    相模「お仕置きしないとうち反省しないよ? 毎日お手紙出しちゃうよ?」

    八幡「……」

    相模「そのうち封筒の中に爪とか入れちゃうよ?」

    八幡「やめて下さいお願いします気持ち悪いです」

    相模「ならお仕置きしてうちを反省させないと……ね♪」

    八幡「……」

    相模「はい、ぶって」

    八幡「……いや、流石にぶつのはまずいだろ」

    相模「大丈夫。女の顔は傷つけてなんぼだよ!」

    八幡「それはおかしい」

    111 = 1 :

    相模「ビンタは駄目?」

    八幡「」コクリ

    相模「そっか。思いっきりぶって欲しかったんだけど、確かに顔だと目立っちゃうもんねぇ」

    八幡「デコピンでどうだ?」

    相模「却下」

    八幡「しっぺ」

    相模「却下」

    八幡「くっ」

    相模「……そうだ!」

    八幡「なんだ?」

    相模「」ササッ

    112 = 1 :

    八幡「え? なに土下座してんの?」ビクッ

    相模「比企谷の足で頭をぐりぐり踏んでください!」

    八幡「」

    相模「お願いしますご主人様!」

    八幡「」

    八幡「お前、どうしようもないマゾだな……」

    相模「はい。うちは変態でどうしようもないマゾなんです! だから……ハァハァ///」

    八幡(ど、どうすれば……)

    相模「早くしないと時間がなくなっちゃいますよご主人様!」

    八幡(逃げたい。今すぐこの場から逃げたい)

    113 = 1 :

    相模「……逃げたらわかってますよね……?」

    八幡「ひっ」ゾクッ

    相模「さ、ご主人様の足で淫乱なことばかり考えるうちの腐った頭を踏みつけて下さい///」

    八幡(や、やるしかない。ここで逃げたらもっと酷いことになりそうな予感がする)

    相模「」ワクワク

    八幡「わかった。踏むから……その前に上履き脱がないと……」

    相模「別のそのまま踏んでいいのに。本当にご主人様は優しいですね」

    八幡(ふぇぇぇぇぇ。この子さっきから口調が奴隷モードになってるよぉぉぉぉぉ)

    相模「それじゃお願いします♪」

    八幡「あ、ああ……」グッ

    114 = 1 :


    相模「あっ」

    八幡「痛くないか?」

    相模「も、もっとお願い……」

    八幡(何が悲しくて昼休みに同級生の女子の頭を踏みつけてるんだよ俺は……)グリグリ

    相模「ふぁっ!」

    八幡「変な声出すなよ……」

    相模「だって気持ちよくて……///」

    八幡「こんなの気持ちいいわけないだろ」ググッ

    相模「あぅ……いぃ……///」

    八幡「相模」

    相模「は、はぃ?」

    八幡「もういいか?」

    相模「だ、駄目。もっとぉ!」

    八幡「……」

    115 = 1 :

    - 5分後 -


    八幡「」グリグリ

    相模「んんっ、やぁ……」

    八幡「嫌ならもうやめたいんだけど」

    相模「…やめないで…もう少し…ふぁん///」

    八幡「……もう終わりだ」

    相模「あっ」

    八幡「もう十分だろ」

    相模「……うん、そうだね。ありがとう」

    八幡(口調が戻った)

    相模「凄い気持ちよかったぁ///」

    八幡「俺には理解出来ない」

    相模「そりゃ比企谷はサド側だもん」

    八幡「だからサドじゃない」

    相模「そういうことにしておいてあげる。はぁ、また下着濡らしちゃった。比企谷のせいなんだからね!」

    八幡「そっちがお願いしてきたんでしょ……」

    相模「ま、いざとなったら脱げばいいか」

    八幡「その発想はおかしい」

    相模「それじゃお弁当食べようっか」

    116 = 1 :

    - 30分後 -


    八幡「ご馳走様」

    相模「お粗末様でした」

    八幡「それじゃ教室に戻るか」

    相模「うん。今度は頭だけじゃなくて体全体踏みつけてね!」

    八幡「嫌です」

    相模「そんなぁ」

    八幡「馬鹿なこと言ってないで早く行くぞ」

    相模「あ、待ってよ!」

    相模「……」

    相模(うち、知ってるんだよ。比企谷も実は楽しんでいたこと)

    相模(だってうちの頭を踏みつけてるとき、一瞬だけど口元が釣りあがってたもん)

    相模(比企谷、笑うときいつも口元釣りあがるよね。つまり……)

    相模「ふふふ」

    八幡「何笑ってんだよ。気持ち悪い」

    相模「比企谷の笑顔ほどじゃないよ」

    八幡「」グサッ

    117 = 1 :

    - 放課後 -


    葉山「比企谷、ちょっといいか」

    八幡「んだよ。今から部活なんだが」

    葉山「ラブレターの件を聞きたくてね」

    八幡「ああ、やはり相模だったぞ」

    葉山「やっぱりな。残念だよ」

    八幡「なんでだよ」

    葉山「第二の相模さんが出てくれば面白いと思ったんだが」

    八幡「面白くないから。あんなのは相模一人で十分だろ」

    葉山「そうだね」

    葉山(一人で十分、か)

    葉山「そういえばもう少しで生徒会選挙だね」

    八幡「そうみたいだな」

    葉山「試しに生徒会長に立候補したらどうだい?」

    八幡「アホか。やりたくないし、万が一俺が立候補しても当選するわけないだろ」

    葉山「確かに。比企谷が立候補したら支持率・オブ・ゼロの称号を与えられそうだしな」

    八幡「なにそれカッコいい。それよりお前が生徒会長してみたらどうだ?」

    葉山「検討はしたけど生徒達からの相談を24時間365日受け付けは流石にね。大嘘憑きとか対処出来ないしな……」

    八幡『安心しろ。現実の生徒会はあそこまでハードじゃないし、不完全な人も出てこない』

    葉山「まあ、真面目な話サッカー部があるから無理だね」

    八幡「だろうな」

    葉山「それじゃそろそろ部活に行くよ」

    八幡「ああ、またな」

    118 = 1 :

    - 18時 グランド -


    顧問「それじゃ各自寄り道しないように帰るように」

    「エス・ユア・マジェスティ!」

    顧問「……」

    葉山「先生、お疲れ様でした」

    顧問「なあ、葉山」

    葉山「なんですか?」

    顧問「恥ずかしいからあれやめないか?」

    葉山「何を言ってるんですか。サッカーの母国イングランドでは常識ですよ」

    顧問「けどここ日本だし……」

    葉山「先生。うちのような弱小は形からでも強いところの真似をするべきだと思うんです」

    顧問「うーん」

    葉山「それじゃ失礼します」

    顧問「……」

    顧問(葉山が部長になってから部内がおかしくなってるような。背番号もナイト・オブ・ナインとか言ってるし……)

    顧問(まあ、雰囲気はよくなってるしいいか)


    - 駐輪場 -


    葉山(帰ったら俺と七咲のSS書き溜めでもしておくか。でも投稿する度に叩かれるんだよね。やはりオリ主は嫌われる運命)

    いろは「葉山先輩~」

    葉山「いろはか。お疲れ」

    いろは「お疲れ様です。葉山先輩、一緒に帰りませんかぁ?」

    葉山「……ああ、いいよ」

    いろは「ありがとうございまぁす♪」

    119 = 1 :

    今回はここまで
    川崎といろはが初登場

    次回は多分生徒会選挙!

    120 :

    サキサキの初登場…乙です

    121 :


    相変わらず葉山のところで吹くわww
    なるほどイングランドか、まあイメージはデビッドベッカムだが
    フランスWCの10頭のライオンと一人の愚か者のベッカムだけどねww

    122 :


    以前の八幡なら絶対に不幸の手紙だと決めつけてたなwwwwwwwwwwww

    123 :

    いろはすがついに来たか!!

    124 :

    いろはすはえろはすなのかどうか

    125 :


    立候補事件ナチュラルに回避できたなwwwwww

    126 :

    川崎2スレ目にして初登場かよw気付かなかったわ

    127 :

    俺と七咲のssってwww
    逆に読んでみたいわwww

    128 :

    おつ
    ところでラブレターのV.S.って単なる間違い?
    それとも元ネタとかあんの?

    129 :

    ヴァイスシュヴァルツ?

    130 :

    >>128
    稲中

    131 :

    仲町さんかわいいよ仲町さん

    132 :

    八幡「相模南は本当にどうしようもないマゾである」
    ところで、俺は仲町さんと付き合うことにした

    133 :

    乙です
    もうみんな変態でいいと思う

    134 :

    >>133
    異議あり、わた……雪ノ下さんはまともだと思うのだけれど

    135 :

    雪ノ下雪乃は変態ではない可能性もかろうじてあるけども、まともではないよな?
    ・自分はしなかったのに人が挨拶しないことを詰る
    ・顔を見ればこき下ろす、会話中にディスりをねじ込む、会話の〆にもこき下ろす
    あ、全部八幡相手か、なら八幡限定のサド、八幡コンプレックスという変態なんじゃね

    136 :

    獣姦妄想[田島「チ○コ破裂するっ!」]大好きの変態

    137 :

    ゆきのんはやく家に帰って4P
    について調べるんだ
    ついでに他の事も知ったら相模化するかもしれない

    そして八幡奉仕部奴隷化ハーレムへ

    138 :

    >>5
    今更だけど
    うた様じゃなくてうか様じゃない?

    139 :

    >>138
    >>51でつっこまれてるから確かに今更だわな

    140 :

    はちまぁぁぁぁんっ愛してるうううう

    141 :

    更新かと思えば…

    142 :

    球磨川師匠は不完全じゃない!負完全だぁ!

    143 :

    さりげなく八幡かっこつけててワロチ
    葉山の俺嫁SS読みたいんですけど

    144 :

    今晩投下します!

    146 :

    まってた

    150 :

    - 某日 奉仕部 -


    結衣「今日も暇だねー」

    八幡「暇が一番だろ」

    結衣「でもやることなさすぎてつまんないっていうか……」

    八幡「勉強でもしていろよ。馬鹿ヶ浜」

    結衣「またあたしを馬鹿にしたし!」

    相模「結衣ちゃん、静かにして!」

    結衣「あ、ごめん」

    相模「妄想に集中できないでしょ」

    結衣「謝る必要なかった!?」

    雪乃「うるさいわよ。三人とも」


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