元スレ菫「見つけた。貴方が私の王だ」咲「えっ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
601 = 338 :
薄暗い室内は相変わらずだ。
だけどその暗さに慣れてくると、見つめる先の視界に誰かがいる事に気付く。
思ったよりも至近距離だった。
当たり前か。その距離にいるから伸ばした指先が咲の額に浮いた汗を拭ってくれているのだから。
ああ、でもこれはもしかしたら苛む熱が見せる夢なのかもしれない。
だって暗さに慣れてきた視界が捉えた人はここにいるはずがない。
それでも咲は半信半疑の心地で、その人の名前を呼んでみた。
咲「……菫さん」
すると暗闇の中でも反応を返すように、綺麗な紫の瞳が見開く様を咲は見ていた。
夢にしては鮮明だ、だからこそ夢なのだとも思えた。
躊躇ったのは一瞬だったが、それでも顔に触れる指先を離す事無く探るように問いかけてくる。
菫「……苦しいのか?」
心配気なのが声からも伝わってくる。
咲が最後に菫を見たのが拒絶された瞬間だったから。
夢のせいなのか、咲の願望のように本当に自分を心配して言ってくれる姿に心が揺れた。
嬉しかった。だから浮かんだ笑顔のまま「大丈夫です」と告げた。
602 = 338 :
菫「………」
そんな反応の咲を前に菫はなぜか息を呑み込む。
吃驚した態度、そして戸惑っている様子が咲にも伝わってきた。
彼女はそのまま触れていた指先を引っ込めると、表情を隠すように俯いてしまった。
そんな菫へと咲は不安げに問いかける。
咲「菫さん、私はまた貴方の気に障る事を言ってしまったんでしょうか?」
言葉にまるで力が籠らない。
すると不思議に傷の痛みが増していくような気がした。
気落ちは咲に苛む熱をも呼び戻している。
だが、目の前で菫は相変わらず俯いたままであったが首を左右に振った。
「違う」と堅い言葉が返ってきた。
菫「それは違う。……むしろ貴方が笑ってくれたから、私は……」
咲「菫さん……」
呼ぶと、俯いていた顔が少しだけ上がった。
暗闇の中でも至近距離であったから、咲もその表情が想像していたものと違う事に気付く。
想像していた嫌悪感は見えず、白いはずの菫の頬が少し赤く染まっている気さえした。
603 = 338 :
今回はここまでです。次で終わりの予定。
それではここまで読んで下さってありがとうございました。
604 :
乙 いいところで続きおって…
605 :
おつ
菫さんと咲さん仲直りできそうで良かった
来週で終わりか…木曜日が寂しくなる
607 :
おつー
ワハハからワハハが聞こえて安心感が
608 :
それを指摘する前に、菫は「聞いてくれるか?」と咲に問う。
反応が遅れたのは熱のせいなのか、らしくない菫の態度のせいなのか分からなかった。
それでも咲はゆっくりと頷く。
ほっとした表情を浮かべた菫の、ぎこちないその声が続いた。
菫「私はいつも言葉が足りない。それは本心を言ってしまって相手に裏切られるのが怖いからだ」
菫「願って言っても、届かないのを知っていたから。救いたいのに何もできない自分が情けなくて嫌だった…」
菫「…だから。智美が言っていた通り、私はどこかで諦めていたのだと思う」
咲「………」
菫「何も言わないのに、相手は自分を分かってくれているはずなんて」
菫「天意があるから、半身だから一番なはずだなんて……馬鹿な考えだ」
菫「だから貴方に嫌と言ってしまったのも、本当に嫌で言った訳ではないんだ。こんな事、言うのも情けないが…」
そう言って、菫は俯いていた顔を上げる。
彼女の紫の瞳がゆっくりと細められる。
どこか言いにくそうな表情、だけど菫は無理に吐き出すように言った。
609 = 338 :
菫「私に心から笑いかけてくれた事がないのに、貴方が他の奴らに笑いかけている瞬間を見るのが嫌だった」
菫「悔しかった、胸が痛くなった……だから嫌だと言ったんだ。貴方が、私を見てくれないから」
ぎこちない言葉だけど真っ直ぐに伝わってくるそれが鼓膜から体の中へ浸透してくると、
驚きで咲の目が見開かれた。
咲「私は菫さんに好かれていないのかと。何もできないから、ずっと呆れられているのではないかと思っていました」
菫「そんなことは有り得ない。王は私にとって貴方だけだ」
菫「天意を辿り、初めて見た時から……私はずっと、貴方を慕っていた」
迷いもない、真っ直ぐな菫の言葉。
それを聞いた咲はぎょっとした。慌てて言い返す。
咲「慕って…!?い、いえ。そういう意味でないのはわかってますけど…」
流そうとする咲の態度を感じ取ったのか、菫は畳みかけるように言う。
菫「私は確かに言葉が足りないが。語彙を言い違える程無知でもない」
菫「…間違っていない。執務などでは仕方ないが、こうした時には私の他を見て欲しくない」
菫「そう思うぐらいには、貴方の事が好きだ」
咲「…………」
絶句した。追い打ちだ。
咲は顔に集まってくる熱を隠すように、腕を上げ覆うと背後の背凭れへと倒れ込む。
そのまま、どうにかこの衝撃の余波を収めよう試みるのだが。
様子がおかしい自分を覗き込むようにして近づく気配がそれを許してはくれそうもなかった。
610 = 338 :
むしろ咲の真っ赤になった顔を見て菫は心配そうに気遣う。
菫「やはり苦しいのだろう?医者を呼ぶか?」
咲「…………………いえ」
多分これは医者の知識で抑え込むのは無理だ。
必要ない、という咲の言葉を受けて菫は不服そうに唸ったが、徐にその腕がまた伸びてくる。
顔を覆う咲の手のひらの合間を縫って、一層熱が溜まった額をひやりと覆った。
思わず顔を覆っていた腕を下しながら咲は満足の息を吐いた。
咲「…菫さんの体温は低いから、気持ちいいです」
菫「それは熱のせいだ。やはり医者を呼んできた方がいいと思う」
そう言いながらも額から頬へと移動した掌は離れない。
心地のよい冷たさを甘受しながら咲は首を軽く左右に振る。
咲「大丈夫です」
そう言って、そのままぽつりぽつりと話し始める。
咲「私を守ってくれていた菫さんの使令から、菫さんの事を色々聞きました」
咲「今まで貴方がどんな想いで生きてきたのか。だから、さっき言ってくれた告白も素直に受け取る事ができたんです」
菫「…………そうか」
ぎごちない菫の声。
咲は「はい」と相槌を打って更に言葉を続ける。
611 = 338 :
咲「でも私はもう一度貴方の口から聞きたい」
咲「さっきみたいな菫さんの本当の気持ちを、いっぱい私に言って欲しいんです」
咲「私も同じです。今までの惨めで恥ずかしいと思って言えなかった生き方だけど、貴方には聞いて欲しいから」
あ、もちろん嫌じゃなかったらですけど。
一方的なのはよくないかな、と思って咲が言葉を付け足すと間髪入れずに声が返ってくる。
しかも今までのどこか密やかな会話ではなく多少大きな声で。
菫「嫌じゃない!……嫌じゃ」
冷たさが気持ちよくて思わず閉じていた咲の瞼がぱちりと開く。
眼前にはこちらを窺うようにしていた菫の顔がよく見えたから。
相変わらず秀麗な造作ではあったが、気のせいでなければ彼女の瞳は潤んでいるように見えた。
咲「………」
だから咲は智美が教えてくれた言葉を思い出している。
あの鉄面皮が泣きそうになってたんですよ、とこっそり教えてくれた言葉。
あの時は半信半疑だったけれど、今なら信じられる。
それに菫は言ってくれた。
咲の願いに対して拒絶しなかった、嫌じゃないと言ってくれたから。
嬉しくなった。自然に安堵の息を吐き「よかった」と咲は笑った。
612 = 338 :
頬に触れていた掌が不自然に揺れた。
咲が不思議に思う間もなく、それは触れていたか箇所から離れていく。
そして代わるように近づいてくる気配を肌が感じ取り、視界が捉えていた。
背凭れに背中を預ける咲の肩口に不自然な重さが載った。
負担にならないよう柔く覆い被さってくる。
ああ、やっぱり。
傷のせいなのかもしれないが、咲の全身はいらぬ熱が籠り過ぎている。
だからこうして低い体温の菫に柔く抱き締められるのは酷く心地がよい。
熱の痛みが引いていくような気がする。
肩口に顔を埋めてしまったからその表情までは分からなかったけれど。
ぽつりと菫の声が聞こえてくる。
菫「貴方でよかった、……貴方でなければ嫌だ」
咲はうっすらと笑む。
こんなにも必要としてくれる人が在る幸せをどう伝えようか。
咲は菫の名を呼ぶ。
返ってくる反応は待たない。ただ、これだけは伝えようと思った。
咲「……貴方は自分自身を無力だと嘆く過去があるのだと聞きました。誰も助けられなかったと」
咲「でも、そんな事はありません。貴方は無力なんかでもありません。だって……」
613 = 338 :
咲「ただ淡々と日々を生きていくだけだった私を必要なのだと言って、こうして想ってまでくれた」
咲「無力なはずがない。貴方は間違いなく、この国で苦しんでいた一人である私を、あの瞬間に救ってくれたんです」
力が余り入らない片腕を上げて、抱き締めてくれる大きな背に廻して軽くそこを叩く。
合図のような仕草。菫からの反応はまだ無い。
構わずに咲は言う。
咲「ありがとう、菫さん」
本当に本心から思う。
返ってくる声はなかったが、咲の背に回っていた腕に力が籠る。
密度が増す。冷たくて傷の熱が籠った体躯には心地良い。
痛みすら薄れてきて、咲は忘れかけていた睡魔を思い出そうとしている。
薄暗い室内をぼんやり見つめる視界が霞む。
吐き出しそうな欠伸をかみ殺すが、体を覆う冷たさが心地良すぎるのだ。
本当はもっと言いたことがあったのに。
ふと、これは夢なのではないかと思った。
そういえば今の自分は熱で浮かされていて、今までの場面も朦朧とした咲の願望が見せたものなのではないか?
614 = 338 :
智美も言っていたではないか。
ここに半身がいるはずがない。
彼女は麒麟だ。神獣であるから血の穢れを厭う。
こうして負った傷の熱に苦しむ咲の元へ来るはずが無い。
そう確信した瞬間、とても残念な気分になった。
耐えようとしていた睡魔に意識が負けそうになる。
夢現の中、落ちてくる瞼の向こうにまだ菫がいる錯覚を覚えていた。
そうだ、と思う。
願望であれ気分はいい。
本当の菫に会う時の予行練習にもなった、伝えたいこともはっきりと分かった。
だから傷が塞がったら会いに行こう。
願望の世界で見た彼女のように、せめて必要とされるよう頑張ろうと思う。
そう考えると残念な気分が多少は薄れる。
もう瞼を押し上げておくことはできない。
咲はとうとう瞼を閉じた。
そして、辛うじて保っていた意識はすぐに暗闇の底へと落ちていったのだった。
615 = 338 :
窓から差し込む光が、閉じていた瞼を刺激する。
薄ら瞼を開くと室内が明るい事に気付く。
咲「………」
朝の明るさが部屋に満ちている。
ようやく目覚めた咲は、意識が覚醒するまで暫しの時間を要する。
横になっていない姿勢に呆れて息を吐き出す。
どうやら自分は体に悪い事に寝台にいかずにこんな所で眠ってしまったらしい。
これは体を痛めたかもしれないな、と息を付く。
ようやく意識が鮮明になってきた頃。
背凭れに預けたままになっていた体躯をようやく起こそうという気になった。
ピキピキするだろうか、不安を覚えながらも背凭れより背中を離そうとする。
体躯に力を込める。だが体が上手く動かない。
咲「…?」
そして、今更ながら気付いた。
現状を把握する。体が無理な恰好をして動かないというよりは……
何かが自分の上に寄り掛かっていて動かないのだと。
吃驚して眼下を見下ろす。
そして、ピキリと不自然に固まった。
衝撃は大きい。
自分の肩の上に頭を載せたまま、寄り掛かるようにして瞼を閉じている菫の顔がはっきりと見えたから。
616 = 338 :
咲はとっさに悲鳴を上げそうになる。
そして同時に昨夜の咲の願望の夢を思い出した。
いや、肩が感じる重みから……あれは夢ではない?
菫は本当に咲の元へやってきて、あんな赤裸々な事を言ってくれたのか。
自覚した瞬間、また咲は変な声を上げそうになった。
ぶわりと顔に集まってくる熱をどうにか霧散させようとする。
意味も無く首を左右に振る。
ああ、でも菫にも確認してみるべきではないか?
もしかしたら夢半分、現実半分かもしれないし。
余計な藪を突きたくはない。
だから震える腕を伸ばして、咲は自分の肩口に顔を埋める菫の掴み、軽く揺らす。
咲「す、菫さん」
すると呻き声が聞こえた。だが菫の瞼はまだ開かない。
だから、もう少し強く咲は彼女を揺らした。
咲「菫さん、あ、朝ですけれど。起きてくれませんか?」
なぜか菫は呻きもするし、顔を歪めもするのだが……瞼を開こうとしない。
そうして、やっとで咲は彼女の異変に気付いた。
元々肌の白い菫ではあったが、今は白を通り越して青い顔色と言っていい。
しかもその額には昨晩の咲のように脂汗が浮いているように見えた。
そして、何かを耐えるように眉間に皺を刻み、苦しげに歪む表情。
617 = 338 :
咲「……………っ!!」
咲は閃いた。
菫は麒麟だ。神獣だ。……流れる血を嫌う。
けれどこうして朝になるまで菫が顔を押し付けていたのは、咲が負った傷口の上ではなかったか?
つまり神獣である彼女は、血の穢れに苛まれて苦しんでいるのではないか?
咲「す、す、菫さん……っ!!」
助けを呼ばないと。
けれど寄り添うようにして伸し掛かる菫の体躯が壁になって咲は椅子から起き上がれない。
そうしている内にも菫は苦しげな表情を濃くしていくものだから。
咲にしては精一杯の気合いを入れて、叫んだ。
朝から、王の部屋よりこんな叫び声が聞こえるのは事件かと思われるかもしれないが。
実際、事件だ。しかも急務の。
咲「だ、誰か、来てください!!菫さんが大変なんです……!!」
その日、宮中は前日にも勝るとも劣らない騒ぎになった。
後に菫が智美と女御からきつく説教を喰らったのは余談である。
■ ■ ■
618 = 338 :
■ ■ ■
霞「最近の采王は、ちょっと大人っぽくなった気がするわね」
咲「え?」
目の前で静かに茶を啜る咲に延王はそう告げる。
言われた言葉に、咲はきょとんとして霞を見上げた。
哩「私もそう思うとね。何というか、王としての貫禄が出てきた感じもするばい」
霞の隣りに寄り添うように座っている哩も、主人の言葉に深く頷いた。
霞「ふふ。この数年の間に国も落ち着いてきたようだしね」
咲「…そうですね。本当に、色々とありましたが……」
あれからどのくらいの月日が経ったのだろうか。
国土に天変地異が起こる事は無くなり、人を襲う妖魔も姿を消した。
他国へ逃げていた自国民も徐々に戻ってきて町には賑わいが戻りつつある。
きっと、たった数年の事だが。
それでもこの国の先には希望が見えてきたと世間より言われ初めてきた頃。
咲にしてみれば駆け足のような日々だった。
まぁ、こんな日々はまだまだ続く予定なのだが。
619 = 338 :
菫「延州国の王と麒麟はもう帰られたのか」
咲「はい、先ほど。菫さんにもよろしく伝えてくれと言ってました」
菫「そうか。挨拶できなくて申し訳ない。…ちょっと仕事が立て込んでいてな」
咲「菫さんは仕事に決して手を抜けない性格ですからね」
くすりと咲が微笑むと、菫もつられるように淡く笑んだ。
菫「生真面目なのは主上も同じだろう」
咲「ふふ、そうですね。お互い様ですね」
菫「ああ。お互い様だな」
2人して顔を合わせ、笑みを交わし合う。
その時扉が数回叩かれた。
「どうぞ」と入室を促すと、智美と憧が部屋へと入ってくる。
智美「主上。治水工事の採決書類を受け取りに参りました」
咲「あ、はい。机の上に置いてあります」
憧「さすがは主上。明日までの書類をもう終わらせてるなんてね」
智美「何せうちの国は王と麒麟は揃って生真面目だからなぁ」
憧「2人とも手を抜けない性格ってやつね」
先ほど自分たちが話していた内容を他人の口から聞かされ、咲も菫も思わず頬を染める。
620 = 338 :
智美「ワハハ。いわゆる似た者夫婦ってやつだな」
咲「ふ……夫婦っ!?」
菫「と、智美!からかうんじゃない!主上が困っているだろう!」
智美の言葉に頬を更に赤く染める王と麒麟。
堪らず菫が吠えるが、智美は何処吹く風で飄々と机の上の書類を弄んでいる。
智美「あ、そうそう。先日塞殿が地上より面白い遊具を持ち帰ってきたんですよ」
咲「面白い…遊具?」
憧「ああ、あれのことね。私も誘われてやってみたけど中々楽しめたわ」
菫「一体何のことだ?」
咲も菫も何のことか分からず二人して顔を見合わせる。
智美「何でも、麻雀という遊戯らしいですよ」
咲「麻雀?」
菫「何だかよく分からんが…面白いのか?」
智美「ええ。塞殿なんてすっかりハマってしまって、連日純ちんや誠子ちんを相手に楽しんでますから」
憧「今度は主上と台輔も誘うって、塞が息巻いてたわよ」
咲「そうなんですか。それは楽しみです」
智美「ワハハ。何となく主上は物凄く素質がありそうな気がします」
咲「へっ??」
カン!!
622 :
乙でした!
可能なら他の国の王も知りたいな
623 :
乙!
最後仲直りできて本当によかった。
すばらな咲菫でした
624 = 338 :
>>622 十二国の王と麒麟はこんな感じです。
才州国 王・咲 麒麟・菫
雁州国 王・霞 麒麟・哩
巧州国 王・洋榎 麒麟・胡桃
恭州国 王・セーラ 麒麟・仁美
戴極国 王・和 麒麟・初美
漣極国 王・灼 麒麟・やえ
舜極国 王・智葉 麒麟・成香
芳極国 王・慕 麒麟・閑無
慶東国 王・久 麒麟・尭深
範西国 王・爽 麒麟・ネリー
奏南国 王・由子 麒麟・まこ
柳北国 王・健夜 麒麟・はやり
この話の後は国同士の交流も盛んになったりして、
咲に一目惚れした和が猛アタックしてきてハラハラする菫やら
久と爽の隣国同士のタラシ王ぶりにも我関せずな尭深とネリーやら
番外編みたいなものも考えてますので、いつか書けたらと思います。
それでは、ここまで見て下さった方々に感謝を込めて。
長い間お付き合い頂きましてありがとうございました!
625 :
清澄の王率ww
乙でしたー
626 :
乙乙 楽しかったよ
628 :
おつ!
ほんとに長い間楽しませてもらった
番外編も楽しみに待ってます
629 :
乙!
十二国記読んだことないけど面白かったよー
今度、原作も読んでみようと思う
630 :
完結お疲れ様
かなり面白かったです
他の国も見てみたい組み合わせが多くて困る
631 :
乙 キャラが皆たってて面白かった
連休にじっくり読み直すかな
632 :
蒲原のファーストネームはさとみです
とりあえずとりいそぎ
633 :
だ、だよな・・・
俺が間違えてるのかと思った
とりあえず乙でした
634 :
面白かったよ乙乙
>>624の柳北国、アラフォーサウザンドくらいはいってね?ww
635 :
柳北国の圧倒的帝国感
636 :
完結乙でした
シノハユのメンバーもいるんだな
どの国も見てて楽しそうだ、というか失道するところが想像できない
637 :
わかっちゃいたが京太郎いねぇwww
脇でもいいから出てきたら面白そうだなぁと
乙でした
638 :
やえさんは王じゃなくて麒麟なのか
久はタラシすぎて麒麟を失道させそうな気も
639 :
長期間の連載お疲れ様。楽しませてもらいました
番外編も楽しみにしてます
640 :
本当にお疲れ様
すごく楽しみにしてました
別スレのフランスのやつ?も
楽しみにしてるからよろしくな!
641 :
素晴らしかった
続篇希望おつ
みんなの評価 : ★★★×4
類似してるかもしれないスレッド
- 菫「もしかして私ってモテるんじゃないか?」 (874) - [41%] - 2015/7/13 4:00 ★
- 八幡「そろそろ潮時だよな」かがみ「えっ…」 (1001) - [41%] - 2014/10/7 15:30 ★★★×4
- 京太郎「えっ」淡「ちょっ」白望「まっ」 (1001) - [40%] - 2013/3/5 14:30 ★
- 苗木「じょうずな絶望とのつきあいかた」 (999) - [40%] - 2013/10/11 10:00 ★
- 絹旗「きぬはた荘、ですか?」滝壺「うん」 (1001) - [40%] - 2010/9/22 17:00 ★
- 提督「そうだ、艦娘のにおいを嗅ごう」 (609) - [38%] - 2015/6/1 16:30 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について