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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」照「ずっとずっと、愛してる」

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    みんなの評価 : ★★
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    551 = 500 :

    哩姫が乱入してきて咲ちゃんに情事が聞かれてしまう?

    552 = 492 :

    京太郎、今すぐ携帯の電源を切るんだ

    554 = 527 :

    果たして仕込まれているのか…盗聴器…!

    556 :

    翌日の放課後。


    「ふあ……」


    大きな欠伸をしながら部活に向かう。

    深夜までの長電話は何気に始めての経験だった。

    今頃は咲も同じ様に目の下にクマを作っているに違いない。


    「ん……」


    大きく背伸びをする。

    昨夜の咲との通話のおかげで体は重いが心は軽い。

    今なら、哩や姫子ともちゃんと向き合える気がする。


    「……よし!」


    部室のドアの前で頬を叩いて気合を入れる。

    京太郎は、勢い良く戸を開き――



    「……え? 部長も鶴田先輩も、今日は休みなんですか?」



    ――盛大に、肩透かしを食らった。

    557 = 538 :

    監禁設備の準備かな?

    558 :

    色々忙しいんだろうね

    559 :

    もしかしたら長野に…?

    560 :

    長電話だったからね

    561 :

    次の日は、哩は登校したが姫子が休んだ。

    その次の日は、姫子が登校したが哩が休んだ。

    更にその次の日は、二人とも学校を休んだ。

    次の日も、その次の日も、一週間経っても。

    そして、暫く二人の姿を見ないまま日付が過ぎていった。

    562 :

    やばそう

    563 :

    思いのほか平穏な毎日だな(楽観)

    564 :

    一週間も平和に過ごしたからもうゴールしていいよね

    565 :

    平和っていいな

    566 :

    嵐の前の静けさって奴か…

    567 :

    嵐ですむんですかね……

    568 :

    とりあえず哩にはお断りしたんだろうか

    569 :

    一体何の準備をしてるんだろうか(棒)

    570 :

    そりゃ今は平和だからな、戦争の準備よ

    571 :

    ――ピンポーン。



    「ん、宅配か?」


    両親が共にいない日。

    そろそろ夕食の準備をするか、という時間帯に来客を告げるインターホンの音。



    「はいはー……い?」

    「きょーたろっ」

    「えへ、来ちゃった」


    ドアを開けた先には。

    暫く部活に顔を出していなかった、哩と姫子が立っていた。


    「えっと……」


    どうして、ここに?

    その問いをする前に、姫子が飛びかかってきた。


    「うわっ」

    「んー……♪ やっぱり、この匂い……よか♪」


    腕を回してしがみ付く姫子はちょっとやそっとの力では引き離せそうにない。

    かと言って、本気で突き飛ばせば怪我をさせてしまうかもしれない。

    どうにかしてくれと哩に視線を向けると、申し訳なさそうに両手を合わせられた。


    「話があっけん、上げてくるっばいね?」


    とりあえずは、この状況をどうにかしないといけない。

    京太郎は、姫子に抱きつかれたままコクコクと頷いた。

    573 :

    (肉体言語による)話し合い

    574 = 565 :

    なんで家が特定されてるんだよwwww

    575 :

    なんでってそりゃ、ねえ?

    576 = 567 :

    やったぜ!

    577 :

    ヤったね京ちゃん家族が増えるよ!

    578 :

    二人が休んでた溜めが怖いww
    わざわざ最初は交代交代休んだ事が書かれてるし

    それはそれとして末原恭子ヒロインの京太郎教師if
    部の皆は監督代行含め応援ってのが甘酸っぱい感じがしていいですなぁ

    579 :

    哩と姫子を自室に案内し、小さな机を挟んで向かいあう。

    哩に窘められて口を閉じているものの、こちらに視線を向けてウズウズしている姫子の姿は『待て』を命じられた子犬を連想させた。


    「私らは京太郎に自分の気持ちを押し付けよった」

    「……」

    「すまん、迷惑かけた」

    「いえ……そんな」


    深く頭を下げる姫子と哩だが、二人にそんなことをさせる権利は自分にはない。

    美人である二人に言い寄られて満更でもない気分になっていた自分がいたのは事実だし、無神経な突き放し方は姫子を傷付けた。

    最初にハッキリ言えばこのように引き摺ることもなかった筈だ。


    「姫子」

    「はいっ!」


    哩が顎で差し、姫子が立ち上がって京太郎の隣に座る。

    何をするのかと疑問符を頭上に浮かべた京太郎だが――


    「んっ♪」

    「んぐっ!?」


    直後に、姫子に深く口付けをされる。

    抵抗する間もなく姫子の舌が口内に入って来る。

    何かの塊が姫子の口から押し込まれ、京太郎の喉を通っていく。


    「そいけん――京太郎にも、私らと同じ気持ちになってもらうことにした」


    哩の言葉は、耳に入らない。

    ただ、自分が姫子に襲われているということだけ、理解できた。

    580 = 562 :

    知ってた

    581 :

    修羅の国って怖い(小並感)

    582 = 575 :

    この展開は知ってた

    583 = 578 :

    姫子の統制を取っている姿が怖いよ
    けどやっぱ二人とも美人だし、京太郎満更でもなかったのね
    しかし、襲われた上で
    >「そいけん――京太郎にも、私らと同じ気持ちになってもらうことにした」
    か、何かの塊のこともあるし、ヤりたい盛りの男子高校生な京太郎はどうなってしまうやら

    584 :

    >>578
    でも他校と修羅場になる模様
    京ちゃん先生のリクエストした身としては感慨深い

    585 :

    リザべなんかに負けない!

    586 = 567 :

    勝てないんだよなぁ

    587 :

    「あっ……」

    「あはっ♪」


    鎖に縛られる手足。

    とっくのとうに慣れた筈の感覚。

    いつもと違うのは、自分にしか見えない筈の鎖が姫子も一緒に縛っているということと。


    「恐がらんでよか。どうせ、すぐに気持ち良くなるばい」


    繋がれた鎖の先に、女の人が立っているということ。


    「ああ……」


    きっと、こうなるのは。

    自分が、この鎖の存在を感じたその日から、決まっていたのだ。


    「ふふ……おねーさんが全部まとめて貰ったげるけんね♪」


    先輩のことも、幼馴染のことも、何もかもを忘れて。

    京太郎は、体の奥から突き上げて来た衝動に身を委ねた。

    588 :

    若いからしょうがない

    589 = 578 :

    人間も動物だもんね若いオスが繁殖したがるのは仕方ない
    地の文の忘れてしまった、つまり気にしてた先輩はこの二人じゃなくて案外煌のことだったりしてww

    590 = 572 :

    リザべには勝てなかったよ…

    591 = 565 :

    女騎士のテンプレもびっくりなこのテンポの早さw

    592 = 1 :








    ――私には、幼馴染がいる。






    593 = 578 :

    !?

    594 :

    (おっ、ビデオレターか?)

    595 :

    咲さん視点じゃないとNTRとは言えないからね

    596 = 1 :

    「 」

    人の気持ちなんか知らないで。

    「 」

    ズケズケと入って来て。



    「 」

    放って置けばいいのに。

    「 」

    それはこっちの台詞なのに。

    「 」

    何故か、いつも隣にいて。

    「 」

    世話を焼いてきて。

    「 」

    それが、当たり前になっていた。


    そんな男の子が、一人いる。

    597 = 584 :

    ワクワクドキドキ

    598 = 578 :

    ドキドキ
    咲さん、実は結構ツンツンタイプなのね

    599 = 575 :

    本当の地獄はここからだ…!

    600 = 1 :

    その子は、九州に引っ越しちゃったけど。

    手紙や、電話での会話は途絶えなくて。

    離れていても、繋がってるんだって。

    そう、思ってた。


    なのに。


    どうして。


    どうして、そんな顔をしているの?


    どうして、私のことを忘れちゃったの――?


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