元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」照「ずっとずっと、愛してる」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
202 :
ゴッ
203 :
先輩矢が刺さってるー!
204 :
蛍光灯の灯りを受けて煌めく金髪。目を離せない。
高い身長と引き締まった体躯。あの腕に抱き締められたい。
「あ、部長?」
そして聞き心地の良い声。もしこの口から、愛の囁きを聞くことが出来たのなら――
「あの、どうしました?」
「はっ!?」
気が付けば目の前に彼の顔。
脳内で彼と結ばれる瞬間まで想像していた菫は、一気に現実まで引き戻されて後退った。
「ん、ゴホン! 今日の部活動はもう終わった筈だが?」
「え? でも、一番下手なヤツが最後まで残って雑用をするものだって、先輩が」
「……ほう?」
自分の鬱憤を新入生で晴らすような屑。
しかもそれを、よりによって彼に押し付ける輩がいるらしい。
「……私は3年間この部にいるが、そんな話は始めて聞いたな」
「え」
「ふむ、わかった。次からはそのような話が出たら必ず私の元にまで来るように。分かったな?」
「は、はぁ……はい」
素直に頷く彼に、菫は満足して腕を組む。
そうだ、それでいい。
お前は、私のことだけを見ていればいい――
205 :
平和ってなんだ
206 :
平和なんてうっそさ♪平和なーんてうっそさ♪
ねぼけたひっとが♪みまちがーえたのさ♪
207 :
殺されないことだよ
208 :
>>206
だけどちょっと
だけどちょっと
ヤンデレ修羅場もみたいよ
209 :
愛し愛されることだよ
210 :
京ちゃんの明日は↓のコンマが握っている
211 = 172 :
いいゾ~コレ
212 = 157 :
菫は愛の言葉を囁かれ、抱きしめられるだけで満足できるのだろうか
213 :
こういうのは次第に要求がエスカレートしてくって相場は決まってる
214 :
「だが、気に入った」
「はい?」
「投げ出さずに最後までやり抜くのは立派じゃないか、うん」
「まぁ……そんな、大したもんじゃないっつーか」
「謙遜しなくてもいい。それはきっと、いつか君の為になることだからな」
菫はいったん京太郎から視線を外すと、部室の机に置き忘れていた携帯を手に取った。
「アドレスを交換しないか?」
「え!?」
「同じことがあったらすぐに私に連絡してくれ。顧問の先生にも伝えよう」
「あ、ああ。そういうことでしたら……」
彼もポケットから携帯を取り出し、菫とアドレスを交換する。
須賀京太郎――赤外線通信で送られて来たプロフィールを見て漸く、菫は彼の名前を聞いていないことに気が付いた。
――そうか、彼が『京ちゃん』か。
チームメイトがしきりに口にしていた名前。
あの照が気にかけるのだから相当な人物なのだろうと予想していたが、確かに彼ならば頷ける。
――だが、悪いな照。彼は、私のものだ。
――お前には、勿体無い相手だ。
菫はそっと、カバンのポケットに携帯をしまった。
216 :
cv福山で愛を囁かられたら誰だって堕ちる
俺だって堕ちる
217 = 206 :
>>216 それに気遣いも結構できる、ほんと主人公補正があるとギャルゲーの主人公みたいな存在だな京太郎って
218 :
わりと平和ですね
次は伝説のフィッシャーウーマン亦野先輩です
219 :
別のカジキかな?
220 = 156 :
攻撃表示(意味深)で召還!
222 = 172 :
マタンゴは暴力的な病みになりそうだから是非病ませたい(ゲス顔)
223 = 206 :
あんたらそんなに咲キャラを病ませたいのか!
224 = 156 :
そうだよ(マジキチスマイル)
225 = 1 :
――ありがとう、君のおかげで不当な扱いを受ける下級生がいなくなった
――コレが私のネット麻雀のIDだ。暇があったら打とう。指導してやる
――なに、遠慮することはない
――で、君は大体どの時間帯が空いている?
――ふむ、なるほど。ところで、君の好きな食べ物を教えてくれないか?
――ふむ、好きな映画は? 本は読むか?
――もし良かったら、私の――
「……これ、途中から部活関係ないような」
この後も何十通と続くメールのやり取り。
お陰で少し寝不足だ。
携帯を閉じて、京太郎は溜息を吐いた。
「……ん?」
爪先が軽く、何かを蹴飛ばした。
陽の光を受けてキラリと光るソレを拾い上げてみると――
「これは……ルアー、だっけ?」
釣りに疑似餌として使う道具。
何故かそれが、廊下に落ちていた。
226 :
コンマ神?「出勤の時間か?」
227 :
菫さん、初っぱなから飛ばしすぎじゃありませんかね……
228 = 184 :
照さんを追っかけてる+男子の麻雀部がない、とはいえ
女子オンリーの麻雀部へ入る京ちゃんは勇気ありすぎwww
淡はよ
229 :
――もし良かったら、私の――
この言葉の続きは何なんでしょうね……
230 = 1 :
摘み上げて見てみる。
プラスチック製の魚。銀色に光る針が付いている。
うん、どう見てもルアーだ。
「何故に……?」
まさかこんなところでフィッシング、なんて洒落込む人はいないだろう。
そして白糸台には釣り部なんてものは存在しないし、余計に疑問は深まる。
「あ、それは!」
京太郎がルアーを摘み上げて突っ立っていると、廊下に元気の良い女子の声が響いた。
振り返ると――
亦野先輩判定
1~30 ごめん、多分ソレ私の!
31~60 ありがとう、君が拾ってくれたのか
61~98 ……大物が釣れた、か
ゾロ目 ???
232 = 196 :
じゅ
233 = 156 :
>>229
本の話してるからオススメの本を貸すとかそんな話じゃないだろか
感想言いあったり自然と交流持てるね策士だね
234 = 184 :
あら残念
235 = 172 :
ぐぬぬ
236 = 156 :
まあでも最終的には前書いた感じになるんですよね?
237 = 197 :
釣り人さんは常識人だからねしかたないね
238 :
尭深好き、おっぱい好き(直球)
ボク、コウコンマダス
239 :
白糸台はわりかし平和
240 = 1 :
「ありがとう、君が拾ってくれたのか」
女子にしては短い髪。
運動系の部活に所属していそうな印象を受ける容姿だが――確か、彼女も。
「亦野先輩」
「お? どこかで会ったっけ?」
白糸台麻雀部の、一軍だった筈だ。
「いえ、俺も麻雀部なんで」
「あー、成る程! じゃあ私の可愛い後輩ってところか」
ハキハキと元気の良い声。
白糸台の女子では始めて話すタイプの人だ。
「まぁ、何にせよ助かったよ。この前、友達と一緒に釣りに行ったんだけどさ、学校で待ち合わせたのはいいけど、ソレをどっかで失くしちゃってたんだ」
「あー、道理で」
こんな場所にこんな物が落ちているわけだと、京太郎は納得した。
「やっとスッキリした。ありがとな」
「どういたしまして」
ルアーを受け取って去って行く誠子の後姿を見送り、京太郎も自分のクラスに戻った。
241 :
ぴ、平和だ…
242 = 1 :
どうやら釣り糸が切れていたようです
まぁ、いずれはプロローグみたいになるんですけどね
次はハーヴェストタイム……になるのかな?
243 = 157 :
菫、照が相手だろうが逡巡無しか
244 :
太公望、姫昌殿をにがすの巻きでしたね
245 = 226 :
まき餌を撒いただけだよきっと
246 :
太公望は釣りの才能はなかったから…
247 :
「須賀くーん、お茶淹れてよー」
「ハイハイ」
同級生にせがまれて給湯室へ。
初めは雑用の一環としてやっていたことだが、何度も繰り返しているうちに楽しくなってきた。
今では自腹で用意したものをこっそり棚に置いていたりする。
さて、今日はどのお茶を――
「……」
尭深判定直下
1~30 ……。
31~60 それ、違う
61~98 ……ちょっと、見てて
ゾロ目 ???
249 = 213 :
よかった
収穫(意味深)される京ちゃんなんていなかったんや
250 = 229 :
たかみーは天使やった!
みんなの評価 : ★★
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