元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」照「ずっとずっと、愛してる」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
501 :
入学前にエンディングとはたまげたなぁ…
502 = 491 :
まさしく予約(リザベーション)だなww
503 = 494 :
いざとなったらすばら先輩がヤンデレたちを浄化(監禁調教)してくれるって信じてる
504 :
美子と羊さんこっからどうすんの…
505 :
「寮住まいの二人の部屋に足繁く通う金髪の男子がいると。今までそういうことはなかったし、話題になったんですけど」
「いやでも、それだけで」
「ほら、女子って恋バナが好きでしょう? それに生徒の比率も女子の方が多いですから」
「そんなもんですか……」
「そういうものですよ。最初は、どちらの彼氏かで盛り上がっていたのですが、その内あの二人なら共有でもおかしくはない、ということに」
「おかしいですよ白水さん!」
「むー……本人たちも満更ではないようなので、ほぼ公認の事実のようなものだったのですが」
「……」
「その様子では、噂は間違いだと?」
「……ええ。間違いです」
そんな解消が自分にあれば、長野にいた頃に彼女の一人や二人は出来ていた。
……いや、彼女が二人はおかしいけれど、それでも。
「とにかく、俺はあの二人とはそんなんじゃ――」
「すーがくんっ♪」
否定しようとした京太郎の声を遮るように。
廊下の角から姫子が姿を現した。
506 = 491 :
元女子高だしね
二人なら共有でもおかしくないww
さて、噂はちゃんと否定できるのかww
けど、パンツの事とかを出されたら、彼氏じゃないとまずいんじゃなかろうかww
507 = 501 :
肉欲にまみれた高校生活いいゾ~
508 = 492 :
おまかせあれ!
509 :
猫撫で声で京太郎の手を取る姫子に、煌の目が点になる。
姫子がこのような態度を取るのは、今までは部長に対してだけだったからだ。
「部活動紹介、見てくれた?」
「あ、はい。放送されてたヤツですよね」
「部長の勇姿! 素敵しゃったね!?」
「え? ええ、まぁ……」
数日前に放送された部長の哩による麻雀部紹介。
正直、見てる側としては哩のテンパった姿ばかりが印象に残ってロクな紹介になっていなかったが。
この先輩のフィルターを通して見れば、哩の行動は何もかもが素晴らしいものに映るらしい。
「……成る程、成る程」
「はっ」
そして気付けば煌にジト目で睨まれていた。
『何だ、噂は本当なんですね』
口は動かないが、目がそう語っている。
確かに、この懐いた猫のように京太郎に擦り寄る姫子の姿を見れば、そう受け取らざるを得ないだろう。
「それでは、馬に蹴られる前に。私はここで」
「んー? 花田、いつからそこに?」
「いましたよ、ずっと」
「あ、待っ」
踵を返し、自分のクラスに去って行く煌の後ろ姿に、思わず手を伸ばすが、
「ん……♪ ぬっかぁ♪」
その手も、姫子に取られて頬擦りされる。
姫子の体温を肌で感じながらも、京太郎は廊下に一人ぼっちでいるような気分になった。
510 = 491 :
本当じゃないですかってなるわww
校内でも構われたら噂、よりほんとと思われるわなww
511 = 1 :
今回はここで区切ります
次回更新で哩姫短編終わらせられたらいいなぁ
それでは、お付き合いありがとうございました!
512 = 491 :
乙
まったく、先輩の彼女それも二人とか許せん! ww
京太郎は悪い奴だww
513 = 499 :
おっつー
514 :
乙です
この普通なら羨ましい状況なのに恐怖しか感じられない不思議さ
515 = 492 :
おつ
517 :
乙かれーらいす
518 :
乙
美人二人が彼女だなんて羨ましい限りですね(白目)
519 :
ただし本人は身に覚えがないようです
520 :
覚えはなくとも証拠なら、ってことで母子手帳が出てきそうだなw
521 :
末原恭子は恋をしていた――それも、年上の男性に。
ちょっぴり情けなくて、でも頼りになるところもある優しい先生。
生徒と先生の恋なんて御法度だけど……部活の仲間や監督代行に背中を押されて、少しだけ頑張ってみることにした。
綺麗に見える化粧の仕方や可愛いファッションを覚えた。
いつもお昼をコンビニの惣菜で済ませているから、早起きしてお弁当を作ってみた。
当たって砕けろの精神で、しかし最善の努力を尽くすように。
一歩一歩をしっかりと、彼の心に届くように。
そうして今日も、彼女は職員室を訪れて――
「え? 先生が……転勤?」
こんな感じの京太郎教師ifの短編下さい
以前あったネタですけど、このネタで考えてるとやっぱり末原さんが出て来るなぁ。菫か豊音でもいいけど
というわけで、後で哩姫短編再開しますー
522 = 499 :
舞ってた
523 = 520 :
末原ちゃんと須賀先生の仲を応援すると
言いつつも実はもう指輪もらって書類も書いてゴールイン済み、ないくのんかと
思った(錯乱)
524 :
――きょーたろっ♪
――すーがくんっ♪
「ハァ……」
京太郎は、自室の机に頭を抱えて突っ伏していた。
理由は言うまでもなく、二人の先輩。
最近では少し校内を歩けば必ず二人のどちらかに遭遇し、姫子なんかは部活中でもベッタリだ。
美人な彼女たちに慕われているのは素直に嬉しい……が。
――京ちゃん?
「……何でかなぁ」
このまま二人に流されて、噂のように付き合い始めるのは。
何故だか、長野に置いて来た幼馴染に悪いような気がして。
「花田先輩辺りに相談してみようかなぁ……」
結構しっかり者みたいだし、哩と姫子がいないところで誤解を解いて相談してみれば上手くいくかもしれない。
机から起き上がり、ポケットから携帯を取り出してアドレス帳を呼び出す。
上手く行くことを願って、京太郎はメールを打ち始めた。
525 :
上手く行かない(ネタバレ)
526 :
ここでの花田は聖人なんだよね?
巻き込まれて酷い目に遭わないといいがw
527 :
ネタバレはやめてください(棒)
528 :
そして、宮永姉妹、宮守、永水、白糸台、プロ勢により魔界と化す全国大会…
529 = 500 :
もうすばら先輩は部活で二人に色々と惚気られてると思うんですけど(名推理)
530 :
「……では、本当にあの噂は間違いだと?」
「ハイ。確かに、あの二人は俺を好いてくれてますけど……」
「ふーむ……?」
部活が終わった後の部室。
他の部員たちは既に帰宅していて、部室に残っているのは京太郎と煌だけだ。
「確かに……あなたの態度をよく見てると、カップルという感じはしませんが……」
「ええ……ただ、あの二人にどうすればいいのか分からなくて」
哩は福岡に来たばかりの自分を助けてくれた人だし、姫子は好意を向けてくれている。
知り合ったばかりの女性二人にここまでの好意を向けられたことはなく、二人に対してどう接していけばいいのかがわからない。
そして、二人の部屋を訪れる度に、自室の机の引き出しに色々な物が溜まって行くのも悩みの種の一つだが――それは、流石に煌には話せない。
「どうでしょう、いっそのこと本当に付き合ってしまうのは」
「うーん……だけど何だか流されてる感じがするし、それに……」
「それに?」
――長野に住む幼馴染に、何て言えばいいのか。
「……いえ、何でもありません」
「? まぁ、でしたら……もうガツンと言うしかないのでは。あの二人も頑固ですから、今のままでは流されるだけです」
「そうですか……わかりました、ありがとうございます」
心苦しいが、ハッキリと言葉で拒む必要がある。
そう考えた京太郎は、煌に礼を言って帰路に着く事にした。
531 :
さよならすばら先輩
532 = 520 :
言葉で断っても体はw
533 = 492 :
地雷を踏みにじってはいけない
534 :
地雷って逆に踏み抜けば爆発しなかったりしませんか?(震え
535 :
「待っとったよー」
昇降口で煌と別れ、校門から出るとすぐに姫子が飛び付いて来た。
まるで帰って来た飼い主を見つけた犬のようだと京太郎は思ったが、今回からはそれを放って置く訳にはいかない。
姫子の肩を押して、自分から引き離す。
「え……?」
「ごめんなさい、先輩……でも、困るんです。そういうの」
姫子の顔が固まる。
自分が何を言われているのか分からない、そんな表情だ。
「部活でも面倒を見てくれるのは助かりますし、有り難いんですけど……俺、先輩の彼女じゃないです」
「……」
「だから、その……困ります、こういうの」
「……」
姫子の肩から、バッグがするりと滑り落ちる。
「……すいません、それじゃ」
立ち尽くす姫子に頭を下げて、その場を後にする。
申し訳ない気分で胸がいっぱいだけど――このまま、流されてしまうよりはいい。
「……」
姫子は、その遠ざかっていく背中をひたすら見詰め続けていた。
日が暮れても、携帯に着信があっても、門限の時間が来ても。
哩が心配して迎えに来るまで、ずっとずっと、立ち尽くしていた。
536 = 1 :
×「部活でも面倒を見てくれるのは助かりますし、有り難いんですけど……俺、先輩の彼女じゃないです」
◯「部活でも面倒を見てくれるのは助かりますし、有り難いんですけど……俺、先輩の彼氏じゃないです」
京ちゃんが京ちゃんになってしまった
537 :
これはついに姫子覚醒かな??(白目)
538 :
あーあ地雷踏み抜いちゃったな
539 = 497 :
面白くなってきました
540 = 525 :
こんな突き放し方されたら嫌いになるだろうな(棒)
541 :
やってしまいましたなぁ
これはお仕置き()ですわ
542 = 527 :
一体何が始まるんです?(震え声)
543 :
なんでわざわざ一番ダメなぶっちぎり方をするのか
544 = 492 :
あっ
545 :
「はあぁ……」
家に帰って来た京太郎は、自室のベッドに寝転がって深々と溜息を吐いた。
肉体的には大した事はしていないのに、どっと疲れた。
「あー……もうちょい、上手く言えただろ、俺」
そして、校門を出た時の姫子の顔を思い出して自己嫌悪する。
明らかに酷くショックを受けていた。
もう少し言い方を気を付ければ良かった。
「……けど、ガツンと言えって花田先輩が言ってたしなぁ」
しかし、哩にもコレと同じ事をしなければならないと考えると気が滅入る。
土壇場でヘタレてしまうような気がする。
「あー、恋愛って難しいんだな――ん?」
頭を抱えてベッドの上でゴロゴロしていると、枕元に置いた携帯から着信音。
着信画面には見知らぬ番号が表示されている。
「……誰だ?」
妙に長く続く呼び出しコール。
京太郎は恐る恐る携帯を手に取り、通話ボタンを押した。
546 = 527 :
怖いよ…怖いよ…
547 = 534 :
友達が機種変したか、咲がスマホ手に入れたかだよ。きっと
548 :
『……もしもし? 聞こえてますか? 須賀京太郎くんの携帯ですか?』
「……え?」
スピーカーから聞こえてきたのは、そこまで久しぶりと言う程ではないのにも関わらず、とても懐かしく感じる声。
いかにも携帯に不慣れな声音で、緊張している様子が伝わってくる。
聞いていて心配になるけど、どこか安心感のあるこの声は――
「咲っ!?」
『わっ!?』
思わず、叫ぶように大きな声を出してしまった。
電話の相手もかなり驚いたようで、スピーカーを通じて携帯を床に落とした音が響いた。
『だ、大丈夫かな? 壊れてないよね?』
「あ、ああ……大丈夫、聞こえてるよ」
おっかなびっくりといった声で確信する。
間違いない。
この電話をかけてきた相手は。
『もう、耳元で叫ばないでよ』
「だから、悪かったって。まさかお前が電話してくるとは思わなくてさ」
『買ったんだ。私も高校生になるし』
故郷に置いてきた、幼馴染だ。
549 = 526 :
心休まるひと時(幻想)
550 = 525 :
(今際の際の幻覚かな?)
みんなの評価 : ★★
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