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元スレ咲「お姉ちゃんとケンカしてなかったら」

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451 = 1 :


ドアガチャッ


「照っ!咲ちゃん!無事か!?」ドタバタ

照咲「?」

「安心しろ、ゴキジェットを持ってきたぞ!」ジャキッ

照咲「??」

「それで、Gはどこだ!このシャープシューターが一撃で仕留めてくれる!」キリッ

「す、すみれ…?どうしたの?」オロオロ

「ん?どうって…ゴキブリが出たんだろ?」

「出てないよ、そんなの…」

「え……」ショボン

452 :

ショボンとする菫さん可愛い

453 = 1 :

「いや、そんな残念そうな顔されても…」

「そうか…Gは出てないのか」

「うん。なんか…ごめん」

「いやなに、早とちりした私が悪い。気にするな」

「それより早く食堂に行こう。誠子と尭深が待ってる」

「うん、そうだね」


食堂


誠子「あ、先輩、おはようございます」

尭深「おはようございます。咲ちゃんもおはよう」

「おはよう」

「おはようございます」

「おはよう。待たせてすまない」

誠子「いえ、私たちも今来たところですから、気にしないでください」

「そうか…そういってもらえると助かる」

454 = 1 :

「菫、お腹空いた」グゥー

「ん、そうだな…そろそろ食べるか」

照咲菫誠子尭深「いただきます」パチッ

照咲菫誠子尭深「」モグモグモグモグ

照咲菫誠子尭深「ごちそうさまでした」パチッ


アキラメターラオーワーリー♪

「ん?」

キモーチヲーリーセットシテー♪

「照、お前じゃないのか?」

「うん、そうみたい…」ゴソゴソ

「あ、淡だ」

メグーリアーイハーザンコクースギテーコーワー…ピッ

「もしもし?」

「もしもし、おはようテル!」

「うん、おはよう淡」

455 = 1 :

中途半端なところですが、今日はここまでです。
続きは月曜日に投下予定です。
では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

457 :

おつ
末照

459 :

続き投下します


「ねえ、今からそっち行っていい?」

「淡がいいならいいけど…まだ10時前だよ?」

「だって早くサキに会いたいんだもん。ねえダメ?」

「そっか。うん、いいよ、おいで」

「やった!ありがとうテルー!」

「うん、じゃあ部屋で待ってるから」

「うん!じゃあ後でね!」

「うん、後で」

ピッ

「淡、これから来るって」

「ほんとに!?やったぁ!」パァ

460 = 1 :

「また随分と急だな」

誠子「まあ、大星らしいですよね」

「それもそうだな」

「じゃあ悪いけど、私と咲は先に部屋に戻る」

「咲の荷物とかまとめないといけないから」

「ああ、わかった。邪魔にならなければあとで部屋に行ってもかまわないか?」

誠子「あ、私もお邪魔していいですか?」

尭深「私も……」

「うん、構わない。その方が咲も喜ぶ。ね、咲」

「うん!」

「じゃあ、みんな後でね」

「お先に失礼します」ペッコリン

461 = 1 :

照の部屋


「ふぅ…こんなものかな」ゴソゴソ

「忘れ物はない?」

「うん、ありがとうお姉ちゃん」

「どういたしまして」

「…あ、そうだ」

「ん?」

「咲に渡すものがある」ゴソゴソ

「?」

「はいこれ、学業守り」

「わ、ありがとう!どうしたのこれ?」

「修学旅行で京都に行ったときに北野天満宮で買ってきた」

「お姉ちゃん…ありがとう」ジーン

462 = 1 :

「ほんとは生八つ橋買っていこうと思ったんだけど…」

「……食べちゃったんでしょ?」

「うっ……」ズボシッ

「あはは、お姉ちゃんらしいね」ケラケラ

「ご、ごめんね…」シュン

「いいよいいよ、お守りすごく嬉しいし」

「そう…なら良かった」

「うん、ほんとにありがとう」

「うん…どういたしまして」ナデナデ


ドアバァァァン


照咲「!?」

「サキぃいいいいいいい!」ダキッ

「あ、淡ちゃん!?」

463 = 1 :

「昨日ぶりだねサキ!」スリスリ

「うん。昨日ぶり、淡ちゃん」ポンポン


ドアコンコン


照咲淡「?」

「照、入るぞ」ガチャ

誠子尭深「お邪魔します」

「あ、いらっしゃい」

「入って入ってー」

「お前の部屋じゃないだろ…って、もう来てたのか」

「ついさっきね」

「そうか…で、咲ちゃんの荷物はまとまったのか?」

「あ、はい、大丈夫です」

464 = 1 :

「そうか…電車の時間まで暇ができたわけだな」

「何かして遊ぶ?」

「そうだな、そうするか」

「麻雀!!」

菫誠子尭深「いやだ」

「ええー!それでも白糸台の麻雀部員ですか!」ブーブー

(あんな拷問みたいな麻雀、二度としたくない…)

「そうだよ菫…麻雀しようよ」

「いや、しかしだな」

「ねえお願い…今打たないと私しばらく咲と打てない」

「っ!」

(そ、そう言われると…)グヌヌ

「……だめ?」

「わ、わかったよ…打てばいいんだろ、打てば…」

「うん!」パァ

465 = 1 :

誠子「ひ、弘世先輩!何考えてるですか!」コソコソ

「し、しかたないだろ!あんな風に言われたら…」コソコソ

尭深「誰があの卓に入るんですか…?」コソコソ


照咲淡「」ゴゴゴゴゴゴゴゴ


誠子「ひえっ」カタカタ

尭深「………」ガクブル

「く…なんだあのオーラ…」ガクガク


「ねえ、だれでもいいから早く入ってよ」


誠子「わ、私はもう嫌ですからね!」コソコソ

「私もごめんだ……尭深、お前まだあいつらと打ってないだろ?」コソコソ

尭深「……………………打ちました」コソコソ

「嘘つけ!」コソコソ

466 = 1 :

尭深「…私だってまだ死にたくありません」コソコソ

誠子「尭深、お前にはハーベストタイムがあるだろ!」コソコソ

尭深「…収穫前に台風が来て作物が全部ダメになるのが関の山…!」コソコソ


「ねーえー、まだー?」ジタバタ


「ほら、どっちでもいいから早く行け!」コソコソ

誠子「そこは先輩が行ってくださいよ!」コソコソ

尭深「………」コクコク

「き、貴様ら…先輩を敬う気持ちはないのか…!」コソコソ

誠子「先輩こそ、後輩を労わる気持ちを持つべきです!」コソコソ

尭深「………」ウンウン

467 = 1 :

「まだかな……」モシャモシャ

「ねーってばー!テルが待ちかねてモナカ食べ始めちゃったじゃん」ジタバタ

「おいしい……」ポロポロ

「ああ、お姉ちゃんこぼれてるこぼれてる」フキフキ


誠子尭深「………」ジーッ

「な、なんだその目は……」

誠子尭深「………」ジーッ

「うっ……わ、わかったよ!打って来ればいいんだろ!」ダンッ

誠子「先輩…さすがです!」

尭深「ありがとうございます」ペッコリン

「………………………うん」ナミダメ

468 = 1 :

今日はここまでです。続きは金曜日に投下予定です。
では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

469 :

乙 ほんと毎回面白い

470 :


ハーベストタイムってオーラス前に誰かがハコったら不発なのか

473 :

相手の当たり牌を読むSSSさんながベタ降りに徹すればなんとかなりそうな気はする

474 :

>>473
ツモ!ツモ!ツモ!ツモ!

475 :

>>470
トビありでやってんじゃね?

476 :

続き投下します


「あ、菫が入るの?」

「……ああ、よろしく頼む」ズーン

「決めるの遅いよもー」

「じゃあ親決めしましょうか」

「そうだね」

サイコロコロコロ

「!!」

(よ、よりにもよって照がラス親だと……絶望だ…)

「私が起家だね」ゴゴゴゴゴ

(……もうどうにでもなってしまえ)

ダブリーカンツモ!ウラヨン!

カンカン!モイッコカン!リンシャンカイホー

ギュルルルルルルルルルルルルルルル


1時間後


「」レイプメ

477 :

そらそうなるわな

478 = 1 :

「またお姉ちゃんがトップかぁ…」

「ぐぬぬぬ…咲にも負けた…」グヌヌ

「そんなこと言ったって点差なんてほとんどない」

「うぅ~…どうにかしてテルに勝ちたい…」

「みんな知り合いだと鏡使わなくていいから楽…」モシャモシャポロポロ

「あ、テルまたモナカ食べてる!私にも1個頂戴!」

「え……………」ポロッ

「え……?」

「………………」ウーンウーン

「………………」

「………………はい」ナミダメ

「あ、ありがとう……」

(なんだろう…ものすごい罪悪感…)

479 = 1 :

「…いただきます」モシャモシャ

「………」ジーッ

「………」モシャモシャ

(た、食べづらい…)ゴックン

「お、お姉ちゃん…そんなに見てたら淡ちゃんが食べづらいでしょ」オロオロ

「……うん、ごめん」

「お腹空いてたんならこれあげるから…」オマンジュウ

「お饅頭!」パァ

「ありがとう咲!」モグモグ

「………」

「ねえサキ…」コソッ

「ん?」

「テルって昔からこんなんなの?」

「ああ…うん、お菓子のことになるとね…」

「そうなんだ…サキ、苦労したでしょ」

「まあ…うん」

480 = 1 :

「二人とも…なんの話?」モグモグ

「なな、なんでもないよテル!」アワアワ

「そ、そうだよお姉ちゃん!…それより弘世さんがさっきから上の空だよ!」アセアセ

「む…?」モグ…


「」レイプメ


「!!」

「す、菫!どうしたの菫!」ユサユサ

「………」グッタリ

「すみれぇ…しっかりしてよぉ」ビエッ

「………」グッタリ

誠子尭深(…私たちもああなっていたかと思うとゾッとする…)ガクブル

481 = 1 :

「菫…どうしちゃったの…」グスッ

「麻雀やってるときからボーっとしてたけど…何があったんだろう」

「まったくもってー」

誠子(壊した張本人たちがよく言うよ…)

尭深(この人たち…自覚ないの…?)

「………」モソッ

「あ、菫!大丈夫!?」パァ

「……………ああ」

「そっか…なら良かった」ホッ

(……しばらく牌は触りたくないな…)

482 = 1 :

「……あ!」

「ん?どしたのテルー」

「咲、そろそろ電車の時間…」

「うわっ、ほんとだ…」

「え、サキ帰っちゃうの?」ショボン

「うん…もう行かないと」

「やだよサキぃ!帰っちゃやだぁ!」ダキッ

「あ、淡ちゃん…」オロオロ

「……」ギュゥゥゥ

「こら淡…しょうがないだろ、こればっかりは…」ベリッ

「うぅ~……」グスッ

「ほら、グズってないでお見送り行くぞ」

「……」コクッ

483 = 1 :

「……サキ」テテテ

「ん?」

「……」キュッ

「淡ちゃん…どうしたの?」ポンポン

「…駅までで手、繋いでいく」ギュゥゥゥ

「淡ちゃん……うん、そうしようか」キュッ

「咲、忘れ物ない?」

「うん、平気だよお姉ちゃん」

「そう…ならそろそろ行こうか」

「……うん」

「……」ギュゥゥゥ

484 = 1 :

今日はここまでです。続きは水曜日に投下予定です。
では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

486 :

乙!!

あわあわかわいい

487 :

諸事情により、長い間投稿できませんでした。
大変申し訳ありません。

では、続きを投下したいと思います。

488 = 1 :




「電車の時間より早く着いたね」

「まあ、何事も余裕をもったほうがいいしな」

「そうだね」

「なんだかすみません…皆さんにお見送りまでしていただいて…」

「気にするな、私たちがしたくてやってることだからな」

尭深「うん。咲ちゃんが気にすることじゃない」

尭深「それより、はいこれ」スッ

「…?なんですかこれ?」

尭深「玉露」

「そ、そんな高級品いただけないですよ!」アセアセ

尭深「いいから、持って帰って」グイグイ

489 = 1 :

「で、でも…」オロオロ

「咲、せっかくくれるんだから貰っておけば」

「お、お姉ちゃん…!そんなこと言ったって…」

尭深「返されても困る」

「うっ……あ、ありがとうございます、いただきます」ペッコリン

尭深「うん」ニコッ

誠子「私も何か用意できたら良かったんだけど…」

「いえ、とんでもないですよ!お気持ちだけで十分です!」ブンブン

誠子「ごめんね、今度は何か用意しておくから」

「す、すみません…ありがとうございます」ペッコリン

「私も何もないんだが…なんだかすまないな」

「いえ、本当にお気持ちだけで…」

490 = 1 :

「うん、受験が終わったらまた来るといい」ナデナデ

「はい…!」

「………咲、またね」ナデ

「…うん、またね。お姉ちゃん」

「…それだけか?」

「…うん」

「そうか……」

「……………」

「淡…?黙りこくってどうしたんだよ」

「………」グスッ

「ちょっ、どうした淡!」ギョッ

「サキぃ…帰らないでよぉ」グスグス

「あ、淡ちゃん…」ウルッ

491 = 1 :

「せ、せっかく仲良くなれたのにぃ…もうお別れなんて寂しいよぉ」ビエー

「うわぁあああああああああん」ビャー

「あ、淡ちゃん…泣かないで…また会えるよ」ポロポロ

「でも…寂しい…やっぱり寂しいよぉ」ビャー

「………」ギュッ

「っ!」ポロポロ

「大丈夫…またすぐに会えるよ…」ギュゥゥゥ

「……約束…だからね」ギュゥゥゥ

「うん…それに話したくなったら、お姉ちゃんに言えば電話繋いでくれると思うし…」

「うん、それくらいお安い御用」

「だから…ね、淡ちゃん…ちょっとだけお別れ」

「うん…わかったよサキ…ちょっとだけね」グスッ

「うん」

492 = 1 :


デンシャガマイリマース キイロイセンノウチガワマデオサガリクダサーイ


「それじゃあね、淡ちゃん」

「うん、じゃあねサキ」

「咲ちゃん、気を付けて帰るんだぞ」フリフリ

「はい、ありがとうございます」

誠子「またね、咲ちゃん」フリフリ

尭深「元気でね」フリフリ

「はい。皆さん、本当にお世話になりました」ペッコリン

「…じゃあ、お父さんによろしくね」ギュッ

「うん、わかったよお姉ちゃん」ギュッ


ガタンゴトンガタンゴトン

プシュー


「ばいばい、サキ」

「うん、またね」


ドアガシマリマースゴチュウイクダサーイ

プシュー

ガタンゴトンガタンゴトン

ガタンゴトン…

493 = 1 :

短くて申し訳ありませんが、今日はここまでです。
重ねて大変申し訳ないのですが、諸事情により9月末まで続きを投下できそうにありません。
それまで待っていていただけると幸いです。
では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

495 :

乙です
続き楽しみにしてます

496 :

おつ!

待ってるよ~

497 :

おつ待ってる

498 :


気長に待ってます

499 :

9月の末も末になってしまいましたが、続きを投下したいと思います。
前回書き忘れていたのですが、当ssは今回の投下分で終了となります。
では、続きを投下していきたいと思います。

500 = 499 :

「行っちゃった…」ショボン

「………うっ…ぐす…」ポロポロ

「ん?テル?」

「うわあああああああああん咲ぃいいいいいいいいい!」ビエー

菫淡誠子尭深「!!」

「咲……咲ぃ…うわぁああああああああああん」ビエービエー

「どどどどうしたんだ照!」ヨシヨシ

「わっ…私はおね、お姉ちゃんだから…」グスグスッ

「咲が泣いてないのに…なっ泣いちゃいけないって…思っ…て」ズビズビ

「でも…やっぱり無理だよぉ…咲と…咲と一緒にいたいよぉ…」ヒックヒック

「照……」ナデナデ


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