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元スレ咲「お姉ちゃんとケンカしてなかったら」

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301 = 1 :

申し訳ありません。とんでもない誤字を発見したので訂正させていただきます。

>>294 7行目 菫「ああ、変に意識しすぎて逆にカメラ目線になったりしてな…ぷっ、あの時の照の顔は思い出すだけで笑える」

   8行目 淡「えー、菫先輩だけずっこい!私もテルの情けない顔見たいー!」

です。大変失礼しました。

302 :

おつおつ
照菫、咲淡が手を繋ぐのを見てまたのさんに手繋ぎをねだるたかみーかわいい
今回一番のツボでした

303 :

続き投下します


「…言ったね?」

「え?」

「お菓子ごちそうしてくれるって……」

「ああ、言ったが…お、おい照…あんまり高いのは無理だからな!?」

「うん、その辺はわきまえてる。コンビニのプリンでいい」

「そ、そうか…それでいいのか?」

「うん、その代わり残りの数学の宿題を全部肩代わりしてもらう」

「!!?」

「私をからかった罰。あきらめて」

「し、しかしだな照…お前の数学の宿題って何ページ残ってたんだっけ?」

「30ページ」

「……………多すぎだ」

304 = 1 :

「菫ならできる。頑張って」

「ダメだよお姉ちゃん!宿題は自分でやらなきゃ!」

「さ、咲……でも…」

「お ね え ちゃ ん?」ゴッ

「うっ……わ、わかった……じゃあ菫、コンビニのプリン3個買って。それで我慢する…」シュン

「あ、ああ…わかったよ」

(ずいぶんと安上がりだな……)

「えー!テルだけプリンずっこい!菫せんぱーい、私もプリン!」

「お前は関係ないだろ」

「むー」 

305 = 1 :

「あの、そろそろ別の部屋行ってみませんか?」

「お、そうだな…次はどこにするか…」

「決勝会場!!」

「ふむ…咲ちゃん、決勝会場でいいか?」

「はい、お願いします」

誠子「そういえば、決勝会場と普通の競技室って何が違うんですか?」

「基本的なつくりは同じ……でもなんかこう…豪華」

「漠然としすぎててよくわからないよ」

「むむ……」

「まあ確かに何が違うかと言われると説明しづらいな…」

「じゃあ早く行こうよ!レッツゴー!」ダダダッ

「うわっ!淡ちゃん引っ張らないで!」ダダダッ

306 = 1 :

「……いい加減、淡が突然走り出しても驚かなくなってきたな」

「まあ…慣れるよね」

「ああ……」

「行こうよ、菫…」クイクイッ

「ん、ああ…そうだな」

尭深「あの、弘世先輩…」

「ん?どうした尭深」

尭深「……淡ちゃんって決勝会場までの道、知ってるんですか?」

「え………………」

「…………………」

誠子「…………………」

尭深「…………………」

「さっ、探せぇええええええええええええ!」アタフタ

照誠子尭深「い、いえっさー!!」

307 = 1 :

「誠子と尭深は右から探してみてくれ!私と照は左から探す!」

誠子「わ、わかりました!尭深、行くぞ!」ダダダッ

尭深「うん!」ダダダッ

「照!私たちも行くぞ!」ダダダッ

「うん!」ダダダッ

「まだそんなに遠くに行っていないとは思うが…とにかく早く見つけないと!」

(淡は迷子になるやつじゃないが…道も知らない所で極度の方向音痴が一緒にいるとなると…)




咲淡「ここどこ?」フルフル

「うぅ~…すっかり迷子だよぉ」フルフル

「ごめんねサキ……私が飛び出したばっかりに…」シュン

「ううん……私のほうこそ方向音痴に巻き込んじゃって…ごめんね淡ちゃん」

308 = 1 :

「あやまらないでよサキ…それにここで待ってればきっとテルたちが迎えに来てくれるよ!」ニパッ

「うん…そうだね!」

「そっれにしてもインハイ会場ってほんとに広いねー、こんなんじゃ迷子になるなって言うほうが無理だよ」

「うん、まさかこんなに広いとは思わなかったね…」

「来年の夏は私もここで大活躍かー…むふふ」

「気が早いよ淡ちゃん…」

「でもさー、正直言ってテルと私がいて地区予選負けるって言うほうがおかしくない?」

「それは…確かにありえないと思うけど…」

「でっしょー?」フンス

「うん」

「まあ来年も白糸台がインハイ出るのは確実としてさ…」

「うん」

「サキが行こうとしてる…清澄高校だっけ?…はどうなの?実績とかあるの?」

309 = 1 :

「うーん、今まで県予選に出たって話も聞いたことないかな…」

「え゛!?ウソ!それほんと!?」

「うん、今もほとんど活動してないみたい」

「もったいないよサキ!そんなとこ行って万が一県予選にも出れなかったら…」

「うーん、でも清澄が一番近い公立学校なんだよね…」

「公立じゃなきゃダメなの?」

「うん…私立はちょっと…お金が」

「あわっ、ごめん…」アワアワ

「ううん、気にしないで淡ちゃん。それに淡ちゃんが私のこと気にしてくれて嬉しかったし…」

「だったサキ、絶対全国レベルの力あるし…それにサキとインハイで闘ってみたいんだもん」

「あはは、ありがとう淡ちゃん…でも全国レベルは言い過ぎだよ」

「もー、サキってば謙遜しすぎなんだよー」

「ええ…そんなことないってば…」

310 = 1 :

「ほらまたー…そもそもテルや私と卓囲めてる時点で全国レベルだよ」

「え?」

「ねえ、もしかしてテルがインハイチャンプだってこと忘れてない?」

「あ」

「そして私は来年の高校100年生!」フンス

「それは知らないかな……それに100年生って…淡ちゃん留年するの?」

「違うよ!麻雀の実力的に!」

「ああ、なるほど…数が大きいほど強いってことだね」

「そっ!」フンス

「じゃあお姉ちゃんは高校何年生?」

「うーん…テルはそうだなー…サキはどう思う?」

「んー…お姉ちゃんはちょっと次元が違いすぎて…うーん…」

咲淡「わっかんねー」

「…………………」

「……………ぷっ、あはは」クスクス

「あはははははははははは!きれいにハモったねー」ケラケラ

311 = 1 :


サキーアワイーオーイ


「ん?今お姉ちゃんの声が…」

「え、うそー…私聞こえなかったよ?」

「うーん…確かに聞こえたと思うんだけど」


オーイサキーアワイードコー?プリンアゲルカラデテオイデー


「あ、ほんとだ!テルの声だ!」

「ね?」


サキーアワイーソロソロバスガデルデー…マジメニヤレテル!


「あ、弘世さんの声も」

「よーし、こっちからも呼んでみよう!」スーハー

「テぇえええええええルぅううううううううううう!」

「!!?」キーン

312 = 1 :

今回はここまでです。続きは、月曜日に投下したいと思っております。
では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

313 :


咲さんが白糸台に行く展開も見てみたいけど、お互い手の内がわかる状態でインハイでぶつかる展開もいいね。
この淡なら相手を見下す打ち方もしなさそうやから準決勝も1位通過でいきそうやし

316 :

今日か

317 :

訂正を一つ。

>>305 下から2行目 「じゃあ早く行こうよ!レッツゴー!」は照ではなく淡のセリフです。失礼しました。


では、続きを投下していきたいと思います。

318 = 1 :


スミレイマアワイノコエガ…アアワタシモキコエタ、イクゾテル

ドドドドドドドドド

「咲っ!淡っ!」ゼェゼェ

「お姉ちゃん!」パァァァ

「テルー!」パァァァ

「照っ!咲ちゃんたちいたか!?」ゼェゼェ

「うん」

「そうか…良かった…」ホッ

「ふー、これで一安心」

「それはこっちのセリフだバカ者」

「う……ごめんなさい」シュン

「ん、なんだどうした…えらく素直じゃないか」

「…だって…私が飛び出したせいでみんなに心配かけちゃったし…」

「淡……まああれだ、失敗は誰にでもある。繰り返さなければいいだけの話だ」ナデナデ

「……うん」

319 = 1 :

「よし、決勝会場に行こう。誠子と尭深ともそこで待ち合わせてる」

「うん、行こう」

「淡、今回は走り出すなよ?」

「わかってますよー。サキ、行こう」ギュッ

「うん」ギュッ


決勝会場前

「おおお……競技室とはドアからして違う……」

「すっごーい!なにこれドアでっか!」

「おお…改めて見ると確かにすごいなこれは……」

誠子「さすがに全国決勝ともなるとすごいですね……」

尭深「ドア重そう……」

320 = 1 :

「よーし、さっそく中も拝見拝見っと………ん?サキ?」

「……………」

「どうした咲ちゃん…入らないのか?」

「…すみません…やっぱり私、中に入るのはやめておこうと思います」

「どうして?」

「やっぱちりここには…来年、ちゃんと勝ち上がってきて堂々と入りたい…」

「サキ……………よし、私も今日はやめとく!」

「え、どうして?」

「んー、やっぱり私もここに初めて入るのはインハイの決勝の時がいいなって」

「あの…もし無理して私に付き合ってくれてるんだったら……」

「もー、サキってば自惚れ屋さんだなー。私が今ここに入りたくないだけだよ、サキのためじゃない」

「そっか………うん、ありがとう淡ちゃん」

「お礼なんていいよ」

「え、でも……」

321 = 1 :

「んー、でもそうだな…じゃあお礼の代わりに約束してよ」

「……約束?」

「うん。来年絶対、ここに来るって」

「……!」

「うん、わかった…約束するよ。来年絶対、ここで会おうね!」

「ん!もちろん卓を挟んで、だけどね!」

「うん!」

「なら私たちも、ここに入るのは来年の夏まで待っておくか…なあ照」

「そうだね…来年の夏、みんなでここで会おう」

誠子「私も来年はレギュラーになってみせます!」

尭深「私も……!」

「おお、その意気だ」

「よーし、じゃあみんなの約束ね!来年絶対ここで会おう!」

照咲菫誠子尭深「おー!!」

322 = 1 :

「よし、なら今日はここまでにして何か食べに行くか。お腹空いただろ」

「私ペコペコ…」

誠子「私も少し…」

「まあ食べに行くといってもそこら辺のファミレスだけどな」

「えー、菫のおごりで高級フレンチ期待してたのに…」

「バカ、私がそんな金持ってるわけないだろ」

「冗談だよ、冗談冗談。あはははは」マガオ

「……冗談ならせめて笑顔で言ってくれないか?冗談に聞こえないんだよ」

「代わりに笑い声を出した」

「ものすごく乾いた笑い声だったけどな……」

「まあでもお前は冗談言う顔してないし…似合わないよな」

「冗談言う顔ってなに」

「うーん、そうだな……淡みたいな顔のことだ」

「え?」

「ああ、納得」

323 = 1 :

「むっ、ちょっとそれどういうことですかー!私がアホ顔ってことですか!」プンスコ

「違う違う。何でそうネガティブにとらえるんだよ」

「そうだよ淡ちゃん、淡ちゃんすっごくかわいいよ?」

「え…そ、そう?」テレテレ

「うん!」

「お、お世辞じゃ…」

「ないよ!」

「……………///」ギュムッ

「わわっ!?どうしたの淡ちゃん…」ポンポン

「淡が照れてる……」

「て、照れてないよ!テルのバカ!」

「淡ちゃん照れてるの…?」

「へうっ!?」

「てっ、照れてるわけないじゃん!そんなことよりほら!ご飯行こうご飯!」グイグイ

「ちょ、待って淡ちゃん…!もー、せっかちなんだから…」

324 = 1 :

「ひどい誤魔化しかただな……」

誠子「まったくもって…」

「菫、ご飯……」グゥー

「ん、そうだな。行こうか」

誠子「さっき調べてみたんですけど、近くにサイゼ○アがありますよ」

尭深「ここから徒歩5分くらいみたいです」

「ふむ、近いな…咲ちゃん、サイ○リアでいいか?」

「あ、はい。かまいません」

「そうか、なら良かった」

「そうと決まればさっそく行こう!お腹空いた!」

「そうだな…誠子、案内頼めるか?」

誠子「はい、大丈夫です」

「うん、なら頼むよ」

誠子「案内役、任されました!」

325 = 1 :

サ○ゼリア

ワイワイガヤガヤイラッシャイマセーワイワイガヤガヤ

「菫、メニュー取って」

「ん、ほら」ヒョイッ

「ありがとう……ふふ、何食べようかな」ワクワク

「いきなりデザートのページ開くなよ…」

「サキー、サキは何食べるの?」

「んー、スパゲティにしようかな」

「じゃあ私もサキと同じやつにするー!」

「淡ちゃんがいいならそれでいいけど…自分で選ばなくていいの?」

「うん!サキと同じのがいい!」

「そっか、うん、わかったよ。なら同じのにしようか」

「やったー!サキとお揃いだー!」キャッキャッ

326 = 1 :

「照、いいかげんデザートのページ見るのやめろ!」グググ

「何するの菫……その手を離せ!」グググ

「お前がデザート見てると私がメニュー決められないんだよ!」グググ

「メニューなら淡たちに見せてもらえばいい…」グググ

「今プリンにするかアイスにするか運命の瀬戸際なの…邪魔しないで…!」グググ

「メニューは二人に一つ置いてあっただろうが…!それにデザートなら食後に頼め!」グググ

「やだ」グググ

「お、お姉ちゃん…だったら私がアイス頼むから半分こしようよ、ね?」

「え、いいの?」パァ

「うん、だからまずはメニュー決めなきゃ。弘世さんも困ってるよ」

「わかった」

「すまないな、咲ちゃん…」

「いえ、お姉ちゃん昔からこうなので…慣れました」

327 = 1 :

今日はここまでです。
続きは、水曜日か木曜日に投下したいと思っております。
では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

328 :

おつ

329 :

咲ちゃん「も」苦労人

330 = 329 :

うわ更新してなかった
乙ですー

332 :

続き投下します


「咲ちゃん…苦労してきたんだな…」

「弘世さんこそ…」

「~♪」メニューペラペラ

「あ、これおいしそう。ねえ菫、これ…」

「ん?ピザか…おいしそうだな」

「うん、でも一枚丸ごと食べるとプリンとアイスが食べれなくなっちゃう…」ムムム

「ああ、なら半分こにするか。私もピザ半分ならちょうどいい量だしな」

「ありがとう菫」

「気にするな。…誠子と尭深はメニュー決まったか?」

誠子「あ、はい。私たちもピザ半分ずつにしようってことになりました」

333 = 1 :

「そうか、ならもう呼び鈴押していいか?」

「待って菫!私が押したい!」

「えっ、テルずるいよ!私も押したい!」

「やだ」

「大人げないよテル!こういうのは年下に譲るもんでしょ!」

「やだ、私が押すの。それに世の中には年功序列という言葉もある」

(何やってるんだこいつらは…)

ピンポーン

照淡「!!」

「…時間かかりそうだったから押したぞ」

「菫のバカ!なんてことするの!」

「ほんとですよ!どういう神経してるんですか!」

「え、私が悪いのか…?」

334 :

半分こだとほほえましいのに、真っ二つだととたんに危険なにおいがするのはなんででしょうか、ヒィッツカラルド様

335 = 1 :

「菫のアホ!KY!空気読め!」

「まったくもってテルの言うとおりですよ!」

「菫はこれから白糸台のSS名乗るのやめたほうがいいね」

「まったくもってー」ウンウン

「これから菫は」

照淡「白糸台のKYだ!」

「ロン!(物理)」ドシュドシュッ

照淡「ぎゃん!」グサグサッ

「まったく失礼な奴らだな…」

「いだだだ…痛いよ菫…」サスサス

「ま、まったくもって…」サスサス

「お前たちが失礼なこと言うからだ。それに私は自分でシャープシューターを名乗った覚えはない」

「え、そうだったんですか?」

「ああ…相手に寄せて打っていたらいつの間にかあんな異名ができててな…困ったものだよ」

336 = 1 :

誠子「でもシャープシューターっていいですよね、かっこよくて」

「そうか?私は一度としてかっこいいと思ったことはないが…」

誠子「私はかっこいいと思いますよ?」

「そうだよ菫、私なんて大魔王だよ?」

「いや、それはしょうがないんじゃないか?」

誠子尭深「………」コクコク

「……ひどい」

「大丈夫だよお姉ちゃん!大魔王もかっこいいよ!」

「ほ、ほんと…?」

「うん!チャンピオンって感じだよ!」

「そ、そうかな…えへへ」テレテレ


オマタセシマシターゴチューモンハオキマリデスカー

「あ、えと…ピザ二枚とスパゲティ二つ…それと食後にプリンとアイスを一つずつお願いします」

カシコマリマシター

337 = 1 :


オマタセシマシターゴユックリオメシアガリクダサイ

「おお…おいしそう!」

「いっただっきまーす!」

「いただきます」

誠子「私たちも食べようか」

尭深「うん…いただきます」

「すみれぇ…お願いピザ切って。私このゴロゴロするやつ苦手…」

「ん、ああ。貸してみろ」ゴロゴロ

「わ、菫うまい…」

「別に普通だろ…お前がぶきっちょなだけじゃないのか?」

「むー……」

338 = 1 :

誠子「いただきまーs…あっつ!」ベチャ

尭深「誠子ちゃん何やってるの…もう…」フキフキ

誠子「いやぁ…ははは…思ったよりピザが熱くて…」

尭深「もう…気を付けてね」フキフキ

誠子「うん、ありがとう尭深」

「ふふん、まだまだだね誠子…私はフォークを使う…知的な作戦」ドヤァ

「ピザをフォークで食べるのか…」

「いただきまーす!」パクッ

「あ!おいそんな急に口に入れたら…!」アセッ

「あっづぅうううえぇ!」ゲホゲホ

「……手で持って熱いものは口に入れても熱いに決まってるだろまったく…」フキフキ

「うぅ……舌やけどしたぁ…」

「どれ、見せてみろ」

「ん……」ンベ

「……………」ジーッ

「……………」ンベ

「………舌のやけどなんて見てわかるわけなかった…」

「…菫ってときどきおバカだよね:

「照だけには言われたくなかったな…」

339 = 1 :

「なんか舌がカピカピになった…」

「すまん…水は?」

「もう飲んじゃった」

「…私の飲みかけでよければ残ってるが…」

「ん…もらう」ゴキュゴキュ

「ぷはぁ……生き返った」

「おやじくさいぞ照…」

「ほっといて……」

「ふふーん♪はいサキ、あーん♪」

「あ、淡ちゃん…何を…」

「何って…あーんだよ、あーん…サキ知らないの?」

「いや、それは知ってるけど…」

「じゃあいいじゃん!はい、あーん♪」

340 = 1 :

「ちょ、待って…ここレストランだよ?公共の場だよ?お行儀悪いよ…」

「むー…いいじゃん、サキに私のスパゲティ食べてほしいんだもん」

「同じもの頼んだのに?」

「気分だよ気分!」

「しょ、しょうがないなぁ…じゃあ一口だけだからね」

「やった!じゃあ改めて…はいサキ、あーん♪」

「はむっ……」モグモグ

「どう?おいしい?」ニコニコ

「うん」

「やった!じゃあ今度はサキのちょうだい」

「え、あーんするの?私が?」

「うん!食べさせてよ!」

「ええ…ちょっと恥ずかしい…」///

341 = 1 :

少し短いですが、今日はここまでです。
続きを投下するのは月曜日以降になると思われます。
では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

342 :

乙 咲淡いいぞ?

343 :

乙 待ってました

344 :


とりあえずボタン押して店員来るまでの1分で何食うか考える俺に死角は無かった

347 :

おつ 期待

348 :



これは期待せざるをえないっすね

349 :

続き投下します


「やだやだやだー!食べさせてくれなきゃやだー!」ジタバタ

「あ、淡ちゃん…ちょっと落ち着いて…」

「やだー!サキが食べさせてくれるまでご飯食べない!」

「うぅ~……わ、わかったよぉ」

「やったぁ!あーん」アー

「うう……」オドオド

「早く―!口の中カピカピになっちゃうでしょー」アー

「わ、わかったよ…それじゃ…///」ドキドキ

「……///」アー

「あ、あーん……///」ドキドキ

「はむっ!」パクッ

350 = 1 :

「んー!おいしい!ありがと、サキ!」ニパッ

「ど、どういたしまして…」ドキドキ

「んふー!サキ大好きっ!」ギュムッ

「ひゃわっ!?あ、淡ちゃん…///」クルシイ

「………」ジーッ

「ラブラブだな」

「えっ、ちょ、弘世さん!何言ってるんですか!」アセアセ

「菫先輩ってばいいこと言うじゃないですかー」ギュゥゥゥ

「淡ちゃん、苦しい苦しい……///」

「………」グギギギ

「ん~?なーにテル…そんなに悔しそうにこっち見て」ニヤニヤ

「なな、なんでもない…」グヌヌヌ


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