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    元スレ咲「お姉ちゃんとケンカしてなかったら」

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    351 = 1 :

    「そ、ならサキは私がもーらい!」スリスリ

    「淡ちゃん、髪の毛がくすぐったいよ…///」マンザラデモナイー

    「あーもう、サキかわいー!食べちゃいたーい!」スリスリ

    「!!?」ガタッ

    「…?」

    「淡…今のはどういう意味…?」

    「それはつまりその…さ、咲を…」

    「そっ!サキの処女は私がもr 菫「声が大きい!」ゴスッ

    「いだっ!?…何するんですかぁ!」ナミダメ

    「時と場所をわきまえろ!公共の場だぞまったく…」

    「ぶー、ケチ!」

    「………」ギュルルルルル

    「うぇっ!?」アセッ

    352 = 1 :

    「咲が結婚するまで咲の貞操は私が守る!」ギュルルルルル

    「ちょ、テル!落ち着いて!ここレストラン!」アワワワ

    「淡の言うとおりだ照!さすがにここでコークスクリューはますい!」ガシッ

    「は、離して菫!妹の危機…姉として見過ごすわけにはいかない!」ガルルル

    「ひぇえ!」ガクブル

    「どうどう、落ち着け照!ほら、プリン食べようプリン、な?」ヨシヨシ

    「……!」パァ

    「プリン食べる!プリンプリン!」

    「ほら、あわてて喉に詰まらせるなよ?」

    「うん!いただきまーす!」

    「た、助かった……」ホッ

    353 = 1 :

    「………」モッチャモッチャ

    「えへ……おいしい」ニパー

    「そうか、よかったな」ナデナデ

    「はい、お姉ちゃん。アイスも食べるでしょ?」

    「食べる!」

    「………」モキュモキュ

    「んふー……おいしい…」ウットリ

    「お前は甘いもの食べてるときが一番幸せそうだな」

    「うん、至福の時間」

    「こんなに顔の緩んでる人がインハイチャンプとか思えないよね」

    「普段から麻雀してるときみたいにキリッとしてくれると助かるんだがな」

    「私は麻雀のとき以外でもキリッとしてる」

    「それはないな」

    「うん、ないね」

    「ないない」

    誠子「ないですね」

    尭深「………」コクコク

    「……………ひどい」

    354 = 1 :

    「まあまあ、いいじゃないか」

    「なにが……」

    「ほらあれだ、ギャップ萌え?」

    「なんで疑問形なの」

    誠子「でも確かに宮永先輩ってギャップすごいですよね」

    「………?」

    誠子「規格外の麻雀打つのに…」

    尭深「普段は迷子のおかし狂…」

    誠子「実際、入部するまで宮永先輩のことめちゃくちゃ怖い人だと思ってました」

    「え、そうだったの?」

    誠子「はい」

    「……ごめんね」シュン

    誠子「え!?なんで謝るんですか!」アセッ

    355 = 1 :

    「だって……」シュン

    誠子「いやいや、そんなに気にしないでくださいよ!それに先輩が良い人だってわかりましたし…」アセアセ

    「そうなんだよな、離してみると天然でいいやつなんだよな」

    「私は天然じゃない…」

    「天然のやつはみんな総じてそう言うんだよ」

    「む………」

    「まあいいじゃん!この話はテルが天然ってことでおしまい!」

    「心外……とても心外」

    「ねえねえ!ご飯も食べたしどっか行こうよ!」

    「それもそうだな」

    「サキは本屋さんに行きたいんだっけ?」

    「あ、うん」

    「本屋ならさっき見かけたような…」

    「うん、あったよ」

    356 :

    皆仲良しで良いなぁ

    357 = 1 :

    「案内を頼みたいところだが……」

    誠子「それはやめた方が……」

    「ああ、わかってる。私もそこまで愚かじゃない」

    「ものすごく失礼なことを言われてる気がする」

    「しょうがないよお姉ちゃん…こればっかりは…」

    「うん…わかってるんだけど……なんか悲しい」

    「本屋さんまでの道なら私わかるよ!」

    「ほんとか?」

    「うん!」フンス

    「よし、なら行ってみよう」

    「おー!」


    ワイワイガヤガヤアリガトウゴザイマシターワイワイガヤガヤ

    358 = 1 :

    本屋

    「うわ…広い…!」キラキラ

    「私もこんなに広い本屋さんに来たのは久しぶり…!」キラキラ


    尭深「………」ペラッ

    誠子「ん?尭深、何呼んでるの?」ヒョイッ

    尭深「…!?か、返して…!」ピョコピョコ

    誠子「いいじゃんいいじゃん…えーとタイトルは……」


      『釣りの本』


    誠子「……!」

    尭深「……………///」ウツムキ

    誠子「え、ええと…その…こ、今度一緒に海釣りにでも行こうか…///」

    尭深「うん…!」キュッ

    誠子「♪」

    359 = 1 :

    「………」ペラッ

    「菫、何呼んでるの?」ヒョコッ

    「!?」アセッ


      『おいしいプリンの作り方』


    「………!」パァ

    「な、なんだその顔は!べ、別にお前に作るわけじゃないぞ!」アセアセ

    「………」シュン

    「お、おい…ウソに決まってるだろ、真に受けるなよ…!」オロオロ

    「…作ってくれるの?」

    「あ、ああ…今度な」

    「やった!約束だからね!」パァ

    「ああ、わかったよ」

    「♪」

    360 = 1 :

    今回はここまでです。
    今週は少し用事が立て込んでいるので、続きの投下は来週になると思います。
    間が空いてしまって申し訳ありません。次回もお付き合いいただけると幸いです。
    では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

    361 :

    おつ

    363 = 1 :

    すみませんが訂正を一つ。

    >>351 7行目  淡「それはつまりその…さ、咲を…」 は淡のセリフではなく照のセリフです。

    失礼しました。

    364 :

    乙 いつも楽しみにしてます

    365 :



    サイゼのピザは1枚でも足りないくらい

    366 :

    続き投下します


    (……………バカップルどもめ)チッ

    「ん?」

    「………」ペラッ

    「サキ~♪何見てるの?」ヒョコッ

    「あ、淡ちゃん」

    「どれどれ~……原村和?誰それ?」

    「今年のインターミドルチャピオンだって。そう書いてあったよ」

    「へぇ~…うわっ!おっぱいでっか!」

    「はは、あんまり実績には興味なさそうだね」

    「まあ…興味ないわけじゃないけど

    367 = 1 :

    >>366 最後の「」忘れました。すみません。


    「そういえば淡ちゃんはインターミドル出なかったの?」

    「うん、私はテルと麻雀したいからテルのいないインターミドルには出ないよ」

    「そうだったんだ…」

    「うん。…にしてもこの原村って人おっぱい大きすぎ…」マジマジ

    「同じチャンピオンなのにテルとは大違い…こっちの方が真のチャンピオンだね」

    「あ わ い?」ゴゴゴゴゴ

    「ひうっ!?」ビクッ

    (お姉ちゃん…いたんだ…)

    368 = 1 :

    「淡……今のはどういう意味?」ゴゴゴ

    「てててテル!誤解だよ!誰もテルが鉄板なんて言ってないよ!?」アセアセ

    「…」ゴッ

    「あ、淡ちゃん!」

    「あわっ!?」アワアワ

    「…」ギュルルルルル

    「お、お姉ちゃん落ち着いて!」アセアセ

    「あわわわわわ!」アワワワ

    「淡…覚悟はできてる?」ギュルルルルル

    「あわわわ……!」ブンブン

    「……そう…でももう遅い…」ギュルルルルルル

    「淡は身を以て反省するべき!」ギュルルルルルルルルル

    「あわわわわわわわ!」ガクブル

    369 = 1 :

    「待て待て!ストップ!ストップだ照!」ガシッ

    「は、離して菫!」ジタバタ

    「本屋さんでコークスクリューするな!」グググ

    「でも菫!淡が私のこと鉄板って…!」ジタバタ

    「事実だ!受け止めろ!」グググ

    「!?」

    「菫……ひどい…」グスッ

    「あわ……助かった…」ヘナヘナ

    「まさに九死に一生を得たって感じだね…」

    「まったくもって……今度から発言には気をつけるよ…」

    「うん、それがいいよ」

    370 = 1 :

    「私ちょっと他の本探してくるね」

    「あ、私も行くー」

    「淡ちゃん、本読むの?」

    「ううん、まったく」

    「そう…」

    「サキのおすすめとかないの?」

    「おすすめかぁ…そうだなあ……ん?」

    「ん?どしたのサキ」

    「いや、あの人たちどこかで…」

    スコヤンナニヨンデルノー?コーコチャン!?ウワッ!スコヤンガゼクシィヨンデル!アハハハハハ!ヒドイヨコーコチャン…

    「どこかで見たことあるんだけど…誰だっけ?」

    「ちょ、サキ!あれ小鍛治プロと福与アナだよ!」

    「あ!」

    371 = 1 :

    「すごい…有名人が二人も…さすが都会!」

    コーコチャンノバカー!チョ、スコヤンマッテヨナクコトナイデショ!

    「…サインもらいたいけどお取込み中みたい」

    「うん、そうみたいだね…」

    「まあいっか。サキ、本探すんでしょ?行こ!」

    「あ、うん。え~と…この辺にあるはずなんだけど…」キョロキョロ

    「何の本探してるの?」

    「うん、好きな作家さんの新刊なんだけど……あ、あった!これこれ!」

    「咲」ヒョコッ

    「うわっ!お姉ちゃん!?」ビクッ

    「テル…いつの間に…」

    372 = 1 :

    「咲、本買うなら私が買ってあげる」

    「え、ほんと!?」パァ

    「うん!」フンス

    「やったぁ!お姉ちゃんありがとう!」ダキッ

    「よしよし…それで何がほしいの?」ナデナデ

    「うん、これなんだけど…」

    「ああ、レジェンドさんの新刊…私これ持ってるよ」

    「え、ほんと?」

    「うん、よかったら持って帰る?」

    「でもそれじゃお姉ちゃんが読めないよ?」

    「私は今別の本読んでるから大丈夫」

    373 = 1 :

    「今度咲がこっちに来るときか、私が帰省した時に返してくれればいいから」

    「そう?じゃあ借りて帰るよ。ありがとうお姉ちゃん」

    「うん」

    「そっかぁ…サキ、明日には帰っちゃうんだよね…」ショボーン

    「うん…」

    「やだよぉサキぃ!帰らないでよぉ!」ダキッ

    「あ、淡ちゃん…こればっかりはどうしようもないよ…」オロオロ

    「やだやだー!帰っちゃやだー!」ビエービエー

    「淡、本屋さんでは静かに…」シーッ

    「やだやだやだー!帰らないでサキぃ!」ビャービャー

    (聞いてない……)ズーン

    「淡ちゃん…会えなくなるわけじゃないから…」ヨシヨシ

    「でも…帰っちゃったら…しばらく会えないんでしょ?」ギュゥゥゥ

    374 = 1 :

    少し短いですが今日はここまでです。
    続きは木曜日もしくは金曜日に投下予定です。
    では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

    376 :


    待ってる

    377 :

    淡咲は良いものだ

    378 :

    続き投下します


    「それはそうだけど…じゃあ今度は淡ちゃんが長野においでよ!」

    「え…いいの?」

    「うん、もし良かったら今度お姉ちゃんが帰省するときに一緒においでよ」

    「ほんと!?」パァ

    「うん。ね、お姉ちゃん?」

    「うん。淡だけと言わずみんな来たらいい」

    「余ってる部屋があるし4人くらいなら泊められる」

    「やったぁ!行く行く!絶対行く!」ワーイ

    「テルの実家か…見てみたい気はするな」

    379 = 1 :

    「ただ、お客さん用の布団が二つしかないから、二人で一つの布団に寝てもらうことになるけど…」

    誠子「あ、それなら私と尭深で寝ますよ。な?」

    尭深「………」コク

    「じゃあ私はサキと寝るー!」

    「え……」ジト

    「なにテル…その反応…」

    「……咲に変なこと…しない?」ジーッ

    「しないよ!」

    「………」ジーッ

    「ほ、ほんとだってば!」

    「……まあいいや、信じてあげる」

    「なんか上から目線……」ムー

    「あはは、じゃあ決まりだね。誠子さんと尭深さん、お姉ちゃんと弘世さん、私と淡ちゃんが同じ布団ってことで」

    「うん」

    380 = 1 :

    「……………」

    「ん?どうしたの菫」

    (照と同じ布団か…修学旅行の悪夢がよみがえる…)

    「ねえ、菫…」チョンチョン

    「ん、ああ…どうした照」

    「いや、呼んでも反応がなかったから…」

    「ああ、そうだったのか…すまん。少し考え事をしてたんだ」

    「考え事?」

    「ああ…修学旅行の時のことを思い出してな…」

    「なんで?」

    「……………」

    (お前の寝相がこの上なく悪かったからに決まってるだろ!蹴られるわ殴られるわ布団を剥がれるわ…)

    (しまいには宮永ホーンが刺さったんだからな……にしてもこいつ、自覚がないのか?)

    381 = 1 :

    「……?修学旅行ってなんかあったけ?」

    「いや、いい…なんでもない」

    「…?変な菫…」

    「ところでさー、テルが帰省するのっていつなの?」

    「ああ…うーん、そうだなぁ…春休みになるかな」

    誠子「冬休みは咲ちゃんが受験勉強で忙しいですもんね」

    「うん」

    「春休みかー…遠いなぁ」

    「淡、お前も冬休みは面接の練習くらいしておけよ?」

    「ええー…めんどくさい」

    「いくらお前が麻雀強いといってもだな…一応推薦入試なんだから礼儀がなってないと落とされるぞ」

    「むー……実技試験で全員トバしても?」

    「そりゃそうだろうな」

    「むぅ……」

    382 = 1 :

    「照レベルの営業スマイルを身につけろとは言わん。適度にでいいんだ」

    「うー…頑張る…」

    「よしよし!」

    「にしてもお姉ちゃんの営業スマイル…いつ見てもすごいよね」ペラッ

    「そっそれは今週のweekly麻雀today…!」アセッ

    「普段のお姉ちゃんを知らない人はこれが自然だと思うんだろうけど…」ペラッ

    「テルのこと知ってると気持ち悪いくらいだよねー」ケラケラ

    「わ、私だって好きでやってるんじゃない…」

    「わ!来週はお姉ちゃんの特集記事やるの?もう、そういうことは先に言ってよ」ペラッ

    「やだ、恥ずかしいもん」

    「そう言わずに…お父さん、お姉ちゃんが雑誌に出るの楽しみにしてるんだよ?」

    「う……」

    「もちろん私もだけど」

    383 = 1 :

    「そ、そう言われても恥ずかしいものは恥ずかしい」

    「まあ無理にとは言わないけど…」

    「どうせお姉ちゃんが言わなくてもお父さんが絶対に全部買ってくるから」

    「そ、そうなの?全部?」

    「うん。weekly麻雀todayから、割とマイナーな雑誌まで。全部切り抜きにしてるみたい」

    「え……恥ずかしくて家帰れない…」

    「いーじゃん、有名人!私も雑誌に載ってみたい!」

    「来年うちのレギュラーになれれば確実に載るだろうな」

    「え、じゃあ私が載るの確実じゃん」

    「調子に乗るなバカたれ」ポカッ

    「あうっ!」

    384 = 1 :

    「そうだよ淡…もしかしたら淡より強い人がたくさんいるかも…」

    (淡ちゃんがレギュラーとれない状況って…お姉ちゃんが5人いるようなもんだよね…)ガクブル

    「さ、さすがにそれは…ないと思うんだけど…」

    誠子「そうですよ、大星がレギュラーとれないって…私なんか何軍になっちゃうんですか」

    「もしかしたら辻垣内さんと荒川さんと天江衣と神代小蒔が転校してくるかも…」

    「それは…ちょっと困る」

    「…私も勘弁願いたいな」

    「まあありえない話だけど、危機感は持っておいた方がいいってこと」

    「はーい」

    「さてと…そろそろ帰らないと夕飯に間に合わなくなるな」

    「え、もうそんな時間?」

    「どうりでお腹空いてると思った」

    385 = 1 :

    「帰るぞ照、手を出せ」スッ

    「…今日は迷子にならなかった」

    「帰りに迷子になったらどうするんだよ。そうなっても探しに行かないからな?」

    「うっ………わかった」ギュッ

    「はい、サキ…手」スッ

    「う、うん…///」キュッ

    尭深「………」ギュゥゥゥ

    誠子(手を出す前にしっかり握られてた…)キュッ

    「よし、じゃあ帰るか」

    386 = 1 :

    今日はここまでです。
    続きは火曜日に投下予定です。
    では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございまいた。

    387 :


    淡咲いいなこれ

    388 :

    咲ちゃん白糸台も受けよう

    389 :

    受けたらまだ3年は白糸台の天下だな

    390 :

    おつ!

    >>388-389
    清澄敗退で、翌年ピンクも転校してくるぞ

    392 :

    続き投下します



    電車

    ガタンゴトンガタンゴトン

    「ふいー…つっかれたー」ノビッ

    「都会は人が多い…多すぎる」

    「まあ、都会だからな」

    誠子「でもやっぱり都会はいろいろありますよね。珍しいものとか」

    尭深「うらやましい…」

    「長野はどうなの?いろいろあるの?」

    「うーん…私の地元はかなり田舎だから…」

    「うん、何もない」

    「そーなんだ」

    393 = 1 :

    「あ、でも星がすっごくきれいに見えるよ」

    「星?」

    「うん。街灯がほとんどなくて真っ暗だから星がよく見えるんだ」

    「へー!いいなー」

    「星……なつかしい…」シミジミ

    「やっぱり天の川とかもきれいに見えるのか?」

    「あ、はい、とってもきれいですよ」

    「うらやましいな……」

    マモナクーシライトダイーシライトダイー

    「おっと…」

    「着いたー!」

    ドアプシュー

    394 = 1 :

    「もう6時過ぎてたのか…淡、暗くならないうちに帰れ」

    「ええー!もうちょっとサキといたいー!」

    「わがまま言うな。誘拐でもされたらどうするんだ」

    「むー…大丈夫ですよー」

    「ダメだよ。淡ちゃんかわいいんだから、狙われやすいよ」

    「かわっ!?///」ドキッ

    「うん、淡ちゃんかわいいよ」

    「かかか、かわいくないよ!サキのバカー!///」カァァァ

    「ば、バカってひどいよ…ほんとのこと言っただけなのに…」

    「へうっ!?///」ドキドキ

    395 :

    待ってた

    396 = 1 :

    「淡ちゃんほんとにかわいいんだよ?」

    「そそそ、そんなことない!サキのほうがかわいい!」

    「えっ、いや…わ、私なんかかわいくないよぅ…///」オロオロ

    「………」

    「…すみれぇ…咲が淡に取られたぁ……」グスッ

    「あーよしよし…」ナデナデ

    「うぅ…咲ぃ…」グスグスッ

    「よしよし…ていうかお前も少しは妹離れしろよ…」ナデナデ

    「むり」

    「……そんなこと言ったってお前…咲ちゃんだっていつかはお嫁にいくだろ」

    「うぐっ!」

    397 = 1 :

    「咲…咲が結婚……」


    ――――――――――――


    「ただいまーサキー!」

    「お帰りなさい、淡ちゃん」エプロンッ

    「お風呂にする?ご飯にする?それとも―――わ・た・し?」

    「ふふーん♪そんなのサキに決まってるでしょ!」ガバッ

    「きゃんっ!」ドサッ

    「もー、かわいい声出しちゃって」スルスル

    「……優しく――してね?」ウワメッ


    ――――――――――――


    「うわぁあああああああああああああああああああああ!」アタマカカエッ

    咲菫淡誠子尭深「!?」ビクッ

    398 = 1 :

    「うわぁあああああああああああああああああああん!咲ぃいいいいいいいいいいいいいいいい!」ギャースギャース

    「どどど、どうした照!?落ち着け!」オロオロ

    「ダメだよ咲ぃいいいいいいいいいい!自分を大事にしてぇえええええええええええ!」ビャービャー

    「お、お姉ちゃん!?ちょっとどうしたの!?」オロオロ

    尭深「ついに宮永先輩が壊れた…」

    誠子「…どうしたんだろうね、宮永先輩」

    「あぁあああああああああああ!咲ぃいいいいいいいいいいいいいいい!」ビエービエー

    「お、おい照…ちょっと落ち着けって…どうしたんだよ」ポンポン

    「うっ…ううううううう…」グスグスッ

    「よしよし…落ち着いたか?」サスサス

    「……………死にたい」ボソッ

    「!?」

    「自己嫌悪で死にたい…事に及ぶ前とはいえ、妹のそんなところを想像してしまうなんて…姉として最低…」ガクッ

    399 = 1 :

    短いですが、今日はここまでです。
    続きはできれば金曜日に投下したいと思っておりますが、それ以降にな場合もあります。
    では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。


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