のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,062,863人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ咲「お姉ちゃんとケンカしてなかったら」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    401 :

    乙乙 照可愛い

    402 :

    おつおつ
    相変わらず面白い

    403 :

    おつおつ
    菫さんマジ保護者

    404 :

    おつ!

    淡かわいい

    405 :

    投下予告日から一週間以上空いてしまい、申し訳ありません。
    続き投下します。

    406 = 1 :

    「お前の脳内で何があったかは知らんが…まあ元気出せよ」ポン

    「うぅ…」グスッ

    「お姉ちゃん大丈夫?具合悪いの?」アセアセ

    「う、ううん…大丈夫」

    「そう…ならいいけど」

    (罪悪感で胸がいっぱい…)

    「さてと、いいかげん寮に帰ろう。夕食に間に合わなくなる」

    誠子「そうですね」

    「ほら淡、お前も帰れ。ご両親が心配するだろ」

    「……はーい」ムー

    407 = 1 :

    「あ、そうだ!サキに一つ聞きたいことあったんだった!」

    「ん?」

    「明日、サキは何時ごろ帰るの?お見送り行きたいんだけど…」

    「ええ、そんな…悪いよ、お見送りなんて…」

    「私が行きたいんだからいいのいいの!時間教えてくれたら駅までお見送りする!」

    「うーん……寮を出るのはお昼くらいかなぁ」

    「え、そんなに早いの?」

    「うん、新幹線の時間とかもあるから…」

    「そっかぁ…わかった。じゃーお昼くらいに寮に行くよ」

    「ありがとう、淡ちゃん」

    「ん!それじゃーねサキ、また明日ねー」フリフリ

    「うん、バイバイ」フリフリ


    「…私たちも帰るか」

    「うん、お腹空いた」

    408 = 1 :

    寮・照の部屋


    「うぃー…つかれたー」

    「うん…でもすっごく楽しかったよ。ありがとうお姉ちゃん」

    「うん。でもお礼なら私じゃなくて菫たちに言ってあげて。私は何もしてない」

    「もちろん弘世さんたちには後でちゃんとお礼するけど…」

    「お姉ちゃんだって私のために色々してくれたんだし」

    「うーん…ほんとに何もしてないと思うんだけど…」

    「そんなことないよ。インハイ会場で迷子になったときとか、探しにきてくれたでしょ」

    「そりゃ…妹が迷子になったんだから当然のこと」

    「大事な大事な妹に何かあったらどうするの」

    「お、お姉ちゃん…!」ウルッ

    「なんたって、かわいいかわいいたった一人の妹だからね」ナデナデ

    「お、お姉ちゃぁぁあん!」ダキッ

    「おうふっ!」

    409 = 1 :

    「………」ギュゥゥゥ

    「よしよし…どうしたの咲…」ナデナデ

    「えへへ…お姉ちゃん大好き!」ギュゥゥゥ

    「うん、私も大好き」ギュゥゥゥ

    「………」ギュゥゥゥ

    「………」ギュゥゥゥ

    「………」コチョッ

    「うひゃわっ!?」ビクッ

    「………」コチョコチョコチョコチョ

    「ひゃうっ!?ちょっ、咲やめて!」ジタバタ

    「あはは、お姉ちゃんもくすぐり弱いねぇ」ケラケラ

    「くっ…やられた…」ゼェゼェ

    410 = 1 :

    「前に食堂で私のことくすぐったでしょ?その仕返しだよ」ニヤリ

    「もう…咲ってばお子様なんだから」ヤレヤレ

    「むっ、私だってもう中三だよ!」

    「学年は関係ない。私が言ったのは精神年齢のこと」

    「むむむ…!そんなこと言うならお姉ちゃんだってお子様だよ!」

    「どういうこと」

    「お姉ちゃんの味覚は幼稚園児並みだもん!」

    「!!」

    (気にしてたのに……)ズーン

    「あ、ちょ、お姉ちゃん…!?そんなに落ち込まないでよ、冗談だよぉ!」オロオロ

    「…ほんと?」

    「うん、ごめんねお姉ちゃん…」

    「ううん、咲が謝ることじゃないい」

    411 = 1 :

    「それに、味覚が子供っぽいっていう自覚も…少しはある」

    「そ、そうだったんだ……なんかごめんね」

    「ねえ、やっぱり高2にもなって甘口のカレーしか食べれないのって…おかしい?」

    「そ、そんなことないよ!好みは人それぞれだもん!」

    「夕食が餃子だったときは…菫はラー油と酢醤油で食べてたのに、私はラー油ダメだったし」

    「誠子とお寿司屋さん行ったときもサビ抜きしか食べれなくて、誠子に驚かれた」

    「それをこの間、淡に相談したら大爆笑された…」グスッ

    「げ、元気出してよお姉ちゃん…私だってわさび苦手だもん。お姉ちゃんだけじゃないよ」

    「に、苦手…?咲、わさび食べられるの?」

    「え、あ、うん…まあ一応は」

    「いつの間に…!私が長野にいた頃は食べられなかったはずなのに!」

    「うーん…でもわりと最近のことだよ」

    「うぅ…咲が私をおいて大人になってしまった…」ガクッ

    412 = 1 :

    「ちょっとお姉ちゃん…なに訳のわからないこと言ってるの。そろそろご飯だし食堂に行こうよ」

    「ううぅ…」グスッ

    「ほら立って…弘世さんたちを待たせたら悪いよ」グイグイ

    「……わかった」グスッ

    「そういえば今日の夕食はなに?」

    「今日は確か…ハンバーグ…だったはず」

    「ハンバーグ!?やったぁ!」バンザーイ

    「うちの寮のハンバーグはすごくおいしい」

    「そうなの?今まで食べた奴は全部おいしかったけど…」

    「うん。でもハンバーグは群を抜いておいしい」

    「お姉ちゃんが好きなだけじゃなくて?」

    「う………それもある」

    「あはは、じゃあ早く食堂に行こうよ」

    「うん」

    413 = 1 :

    食堂


    「遅かったな、照」

    「ごめん、待った?」

    「いや、私もさっき来たところだ」

    「そう…なら良かった」

    誠子尭深(…恋人みたい)

    「よし、じゃあみんな揃ったしそろそろ食べるか」

    「うん」

    照咲菫誠子尭深「いただきます」パチッ

    414 = 1 :

    「」モグモグモグモグモグモグ

    「わっ、ほんとだ!ハンバーグおいしい!」モグモグ

    「でひょ?」モグモグ

    「こら照、食べながらしゃべるな」

    「ふぁーい」モグモグポロポロ

    「ほら、こぼれてるこぼれてる」フキフキ

    「んむぅ……ありがとう」

    「お姉ちゃん…いつも弘世さんにこんなことしてもらってるの?」

    「んー…まあ…」

    「まあ…じゃないよ、もう!」プンスコ

    415 = 1 :

    「ごめんなさい弘世さん…お姉ちゃんがご迷惑おかけしてしまって…」ペッコリン

    「いや、いいんだ。私が好きでやってるだけだからな」

    「そうそう、菫はこれでも白糸台の母って呼ばれてるんだよ。私のお世話するくらい朝飯前」フンス

    「おい照、その呼び方はやめろ。私は白糸台の母なんかじゃない」

    「ええ…このあだ名似合ってると思うんだけど」

    「ロン!(物理)」ドシュッ

    「ぎゃふっ!」グサッ

    「い、痛い…ひどいよ菫…」サスサス

    「私はまだ17なんだ。母なんてあだ名が似合ってたまるか」プイッ

    「ちょ、菫…拗ねることないでしょ」

    「ふんっ」プイッ

    「むぅ……」

    誠子「なんかこういうパターンは珍しいね」コソコソ

    尭深「うん。弘世先輩が拗ねるのはレアパターン…」コソコソ

    416 = 1 :

    「す、菫…ごめんてば…」オロオロ

    「……」ツーン

    「ねえ……私のプリン一つあげるから…」オロオロ

    「……」ツーン

    「ず、ずみ゛れ゛ぇ……」ビエッ

    「!?」

    「す、すまん照!怒ってるわけじゃないんだ、その…ちょっと意地を張ってみたかったというか…」アセアセ

    「と、とにかく怒ってないから!」アセアセ

    「ほ、ほんと…?」ウルッ

    「当たり前だ!このくらいで怒るわけないだろ、まったく…」ナデナデ

    「す、すみれぇ……」ダキッ

    「あーよしよし…」ナデナデ

    417 = 1 :

    今日はここまでです。続きは金曜日に投下予定です。
    では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

    418 :

    乙乙 いつも楽しみにしてます

    421 :

    乙乙
    菫さん面倒見良すぎww

    422 :

    続き投下します


    「…お姉ちゃんと弘世さん、いつもこんな感じなんですか?」コソコソ

    誠子「うん、だいたいそうだよ」コソコソ

    尭深「弘世先輩が拗ねるのは貴重だけど…」コソコソ

    「そうなんですか…」コソコソ


    「あの、弘世さん…」

    「ん?どうした咲ちゃん」

    「…お姉ちゃんのこと、これからもよろしくお願いします!」ペッコリン

    「な、なんだ咲ちゃん…いきなりどうした」

    423 = 1 :

    「お姉ちゃん…弘世さんのこと、すごく信用してると思うんです」

    「ちょ、咲!///」アタフタ

    「だから、こんなお姉ちゃんですけど…あと1年半、よろしくお願いします!」ペッコリン

    「な、なんか、照れくさいな……」

    「まあ、なんだ…1年半と言わず、私も照とはずっと付き合っていきたいと思ってるよ」

    「菫………!」ジーン

    「お姉ちゃん、良かったね」

    「うん!」

    誠子尭深(…微笑ましい)

    424 = 1 :

    照の部屋


    「うー…お腹いっぱい」ゲフッ

    「私も…お腹苦しい…」ゴロン

    「咲、食べた後すぐ横になると牛になる」

    「大丈夫だよー…むしろ、なれるものならなってみたいよ」ツルペター

    「………」ツルペター

    「…牛はいいよね、あんな立派なおっぱいが4つもあって…」

    「うん、うらやましいよ……」

    「………」

    「………」

    照咲「…………………はぁ」ガックシ

    425 = 1 :

    「それはそうと咲、お風呂どうしようか?」

    「うーん…今日で最後だし、お姉ちゃんと入りたいなぁ」

    「そっか、わかった。じゃあ一緒に入ろうか」

    「うん!」

    「は、じゃー服脱ぎましょーね。はい咲ちゃん、ばんざーい」

    「ちょ、お姉ちゃん!?」ギョッ

    「ん?」

    「ん?じゃないよ!私もう赤ちゃんじゃないんだから!」

    「いいじゃんいいじゃん、昔はよくこうしてたんだから」

    「昔は昔!今は今!」

    「むー…咲のケチんぼ!」

    「ケチでいいよ!」

    426 = 1 :

    「咲から一緒に入ろうって言ったのに…」

    「そ、それとこれとは関係ないでしょ!」

    「むー……」

    「と、とにかく!服くらい自分で脱ぐから!」

    「ちぇー」ブー


    ガラッ

    「はい咲、頭洗うから座って」

    「うん」チョコン

    「じゃあお湯かけるけど、熱かったら言ってね」シャワァァァ

    「うん、ちょうどいいよ。気持ちいい」

    「シャンプーしますねー」ワシャワシャ

    「はーい」

    427 = 1 :

    「……」ワシャワシャ

    「~♪」

    「ところでさ、咲…」ワシャワシャ

    「ん?なぁにお姉ちゃん」

    「髪、もう伸ばさないの?」ワシャワシャ

    「あー…」

    「似合ってたと思うんだけどなぁ…二つ結び」ワシャワシャ

    「んー…一回短くしちゃうと伸ばすのめんどくさいんだよね」

    「ふーん…そんなもんなんだ」ワシャワシャ

    「うん。お姉ちゃんが長い方がいいって言うならまた伸ばすけど」

    「いや、そこまでしなくても。今の咲も十分かわいい」ワシャワシャ

    「な、なに言ってるの!」///

    428 = 1 :

    「ほんとのことを言っただけ。咲かわいい」ワシャワシャ

    「~~!」///

    「えいっ!」パシャッ

    「んぶっ!」ビッチャン

    「い、いきなりなにを…」ビチョビチョ

    「お、お姉ちゃんが変なこと言うからだよ!」ンベー

    「あ、こら!まだ頭洗ってる途中なんだから大人しくしてて」ガシッ

    「やだ!大人しくしてたら髪の毛コークスクリューされるもん!」ジタバタ

    「そんなことしない、ちょっとギュルギュルするだけ」グググ

    「ほらぁ!やっぱり!」ジタバタ

    429 = 1 :

    「うそうそ、冗談だよ咲」

    「……ほんと?」ジッ

    「うん、ほんと」

    「…わかったよ」チョコン

    「はい、いい子いい子」ワシャワシャ

    「うぅ~…」

    「よし、こんなものかな。かゆいところとかない?」

    「うん、平気」

    「じゃあ流すね」シャワァァァ

    「ふぅー、さっぱりしたよ。ありがとうお姉ちゃん」

    「どういたしまして」

    430 = 1 :

    「じゃあ今度はお姉ちゃんの番だね。はい、座って」

    「はーい」チョコン

    「シャワー熱かったら言ってね」シャワァァァ

    「うん」

    「…前から思ってたけど、お姉ちゃんの髪、きれいだよね」ワシャワシャ

    「…そうかな」

    「うん。サラサラだし、きれいな赤色だし」ワシャワシャ

    「色はともかく、髪質はそんなに変わらないはず。咲の髪だってサラサラ」

    「そうかな…」ワシャワシャ

    「うん。短いからわかりにくいだけだよ」

    「そうだといいんだけど……あ!」シャワァァァ

    「ん?」

    431 = 1 :

    「お姉ちゃん、少しじっとしててね」

    「なな、何するの?」ビクビク

    「やだなぁ、そんな変なことしないってば…」

    「ほんと?」

    「うん……ほら、できた!」キュッ

    「お姉ちゃん、鏡見てみて!」

    「鏡…?…あ!」

    「お姉ちゃん、二つ結びにしたら私の小さい頃にそっくりだよ!」

    「ほんどだ…!すごい…!」

    「やっぱり顔のパーツは似てるのかな…」フニフニ

    「あ、あひゃりまえでひょ!」

    432 = 1 :

    「咲のほっぺた…やわらか……」モニモニ

    「いひゃいいひゃい!」

    「ああ……クセになりそう…」モニモニ

    「ひゃめて!」モニッ

    「!!」

    「お姉ひゃんのほっぺらってやわりゃかいよ!」モニモニ

    「ひょっと待っぺ!いひゃい!」モニモニ

    「」モニモニモニモニモニモニモニモニモニモニ

    「」モニモニモニモニモニモニモニモニモニモニ

    「」モニモニモニモニモニモニモニモニモニモニ

    「」モニモニモニモニモニモニモニモニモニモニ

    「………」モニ…

    「………」モニ…

    「や、やめようか…」ヒリヒリ

    「うん…」ヒリヒリ

    433 = 1 :

    「ごめんね咲…ほっぺ痛くない?」ナデナデ

    「うん、平気だよ。お姉ちゃんこそ大丈夫?」

    「うん」

    「ならいいんだけど…やっぱりほっぺ少し赤いよ?」ペチペチ

    「大丈夫だよ。ありがとう」ナデナデ

    「それより暑いし、早いとこ体洗ってあがろう」

    「うん」

    「じゃあ背中流すから、後ろ向いて」

    「はーい」クルッ

    「ゴシゴシするから、痛かったら言って」ゴシゴシ

    「うん、ちょうどいいよ」

    434 = 1 :

    「……」ゴシゴシ

    「~♪」

    「……」ゴシゴシ

    (あー…気持ちいいなぁ)ホワー

    「……咲」ゴシゴシ

    「ん?」

    「…細すぎ…ご飯食べてるの?」ゴシゴシ

    「え、細くないよぉ…」

    「…いや、細い………」ゴシゴシ

    「お、お姉ちゃんだってそんなに変わらないでしょ」

    「……」ツーッ

    「ひゃっ!?」ビクッ

    「ななな何!?」

    「いや、なんとなく…」

    435 = 1 :

    「もう!お姉ちゃんのエッチ!」

    「!?」ガビン

    「な、何がエッチなんだ…」オロオロ

    「さっき私の背中をなぞった時の手つきがなんかエッチだった!」

    「そ、そうだった?」ガビン

    「うん」

    (妹にそんなこと言われるなんて…姉失格…)ガクッ

    「咲……一つ言っておくことがある」

    「ん?」

    「私は高校に入って思考が汚れてしまった…いろいろ知りすぎた…」

    「え、ちょ、なに言ってるの」

    「でも咲にはきれいなままでいてほしい。今のままのピュアな咲で…」

    「??????」

    「だから咲…保健体育の授業は聞かなくていい。教科書も開かなくていいから」

    「…」

    (お姉ちゃんが何言ってるのかさっぱりわからないよ…)

    436 = 1 :

    「わかった?」

    「う、うん…よくわからないけど、わかったよ…」

    「いい子いい子」ナデナデ

    「よし、そろそろあがろうか」

    「うん」

    ガラッ

    「ふー…さっぱりしたー」

    「お姉ちゃんとお風呂入るのも今日でおしまいかぁ…さみしいなぁ」

    「……咲」ギュッ

    「大丈夫だよ、咲…春休みにはまた会えるから」ギュゥゥゥ

    「…うん」ギュッ

    「…今日は遠出したし、疲れたでしょ。もう寝ようか」

    「うん。そうする」

    437 = 1 :

    「じゃあ電気消すから、先にベッド入ってて」

    「はーい」モソモソ

    パチッ

    「む…真っ暗で何も見えない…」

    「お姉ちゃん、こっちこっち」

    「咲…どこ…」ゴソゴソ

    ピトッ

    「ひゃうっ!」ビクッ

    「あ、いた。お邪魔しまーす」モソモソ

    「も、もう!お姉ちゃんてばどこ触ってるの!」プンスコ

    「い、いや…ごめん…わざとじゃない」

    「うん、まあ…それはわかってるけど…」

    438 = 1 :

    「……咲」ギュッ

    「どうしたのお姉ちゃん」ギュッ

    「………」ギュゥゥゥ

    「ちょっと…ほんとにどうしたの?」ポンポン

    「………明日」ボソッ

    「ん?」

    「……明日からしばらく咲と離れ離れになると思うと…さみしい」ポロポロ

    「っ!」

    「…ずっと…一緒にいたい…」ポロポロ

    「やだちょっと、お姉ちゃん泣かないで…!」

    「……」ポロポロポロポロ

    「お、お姉ちゃんが泣いたら…私も泣きたくなっちゃうよぉ…」ビエッ

    439 = 1 :

    「………咲ぃ」ポロポロ

    「うわぁぁあん!お姉ちゃぁぁん!」ダキッ

    「帰りたくないよぅ…お姉ちゃんと一緒にいたいよぉ」ビエー

    「……咲」ギュッ

    「うわぁぁあああああん!」ビエー

    「……」ポロポロ

    「お姉ちゃん…お姉ちゃぁぁああああん!」ギュゥゥゥ

    「咲……うぅ…咲ぃ…」グスッ

    「咲ぃいいい!帰っちゃやだよぉおお!うわぁぁあん」ビエー



    ウワァァァンオネエチャァァァァァン

    ウワァァァンサキィィィィィィィィィ



    「……いい話だな」グスッ

    440 = 1 :

    今日はここまでです。続きは水曜日に投下予定です。
    では、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

    441 :

    乙 もう界さん共々東京に引っ越してきちゃえばいいよ

    442 :



    菫wwww

    444 :

    乙乙
    平和で仲良くて

    445 :

    すばら

    446 :

    昨日は急用が入ってしまい、更新できませんでした。
    大変申し訳ありません。
    では、続きを投下したいと思います。

    447 = 1 :

    翌朝


    ドアコンコン

    テルーサキチャーンアサダゾー

    「ん………」ムクッ

    オーイアサダゾー

    「弘世さんの声……もう朝か」ノソノソ

    クイッ

    「ん?」

    「Zzz」キュッ

    「…お姉ちゃん……」

    448 = 1 :


    オーイテルーサキチャーン

    「お姉ちゃん、起きて…弘世さんが呼びに来てるよ」ユサユサ

    「んー………」モソッ

    「ほら、お姉ちゃん…」ユサユサ

    「………いやだ」モグリッ

    「ちょっと!?」

    「……………」

    「お、お姉ちゃん…弘世さん待たせてるんだから…」

    「………いやだ。起きたら咲が帰っちゃう」モソッ

    「っ!」

    「だから、いやだ」ギュゥゥゥ

    「お姉ちゃん…うえっ…うぇええええええん!」ビャー

    449 = 1 :


    ウワァァァンウワァァァンオネエチャァァァン


    「!?」ギョッ

    「い、一体なにが…!」


    ドンドンドン!

    オイテルサキチャンドウシタ、ゴキブリデモデタノカ!?


    「咲…いっそのこと二人でこのままベッドに籠城しようか」ギュゥゥゥ

    「…でも…そうしたらお父さんが一人になっちゃうよぉ」ビエー

    「それじゃあお父さんがかわいそうだよぉ」ビャー

    「咲……咲ぃ…うわぁぁあああああん」ビャービャー

    450 = 1 :


    ウワァァァンウワァァァンサキィィィィィィィ


    「!?」ギョッ

    「事態が悪化している!?」


    ドウシタテル!オイ!マッテロ、イマゴキジェットヲモッテキテヤル!

    ドタドタ


    「……お姉ちゃん、そろそろ起きないと…」グスッ

    「……………わかった」グスッ

    「………」キュッ

    「………」キュッ

    「…食堂行こうか、咲」

    「…うん」


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について