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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ヤンデレ + - 京太郎 + - 修羅場 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 86 :

    この会話教科書でやったことがないやつだ!

    152 :

    エイスリンの行為を中断するようにかけられた声。

    ほっぺにエイスリンの両手をくっ付けたまま振り向くと、先日世話になった白い髪の先輩が立っていた。


    「えっと……」

    「小瀬川白望。京太郎、だったよね。で、そっちは?」

    「それが……ちょっと、わからなくて。道に迷ってたみたいなんで、声をかけたんですけど」

    「ふうん」


    じろり。

    エイスリンを睨めつけるシロ。

    その目線に戸惑いながらも、エイスリンの両手が降りることはなかった。


    「ま、いいか。確かその子、確かウチの生徒だし」

    「え、そうなんですか?」

    「うん。留学生……ホラ、いくよ」


    シロが京太郎からエイスリンを引き離す。

    ダルいダルいと口癖のように連呼していた先日の印象を覆すように素早い動きだった。


    「行きなよ。用事、あるんでしょ。この子は私がどうにかするから」

    「え、でも――」

    「いいから」

    「……はい」


    彼女の迫力に、京太郎は頷くしかなかった。


    「すいません。それじゃ、また」

    「アッ……」


    女の子に頭を下げて、その場を後にする。

    その後ろ姿を、二つの青い瞳が、いつまでも見守っていた。

    153 = 1 :

    エイスリンパート終了
    次は豊音パートいきます
    ちょっと前に総合スレに上げたヤツが元になってるのでもしかしたら見覚えある人もいるかもしれない


    >>148
    非安価の京太郎スレとだけ

    154 = 86 :

    修羅場ってきたな

    155 = 1 :

    あとすっかりトシさんの存在忘れてたけど
    流石にこのスレではいい、よね……?

    156 = 86 :

    いいよ!

    157 :

    お、トシさんも修羅場面子に加入か?

    158 :

    やめてくれよ(絶望)

    159 :

    その日は姉帯豊音にとって、特別な日だった。

    熊倉トシの計らいで、同じ年の女の子と麻雀を打つ事が出来て、しかも宮守に編入することになった。

    今日はタイミングが悪く会うことが出来なかったが、新入生として入学してくる予定の男の子もいるという。

    もう一人ぼっちじゃない。これからは毎日が楽しい。

    浮き足立つ彼女を止める者はいない。

    そして、雪で凍結した歩道を歩くことを注意する者も。

    今の彼女の隣には、いなかった。


    「――え?」


    するりと、段差から足を踏み外す。

    帽子が宙に舞い、彼女は――




    「大丈夫、ですか?」



    直下判定
    1~30 あ、ありがとう、ございます……
    31~60 お、王子様……!
    61~98 ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ
    ゾロ目 ???


    ついでに判定二個下

    160 :

    ほう

    161 = 103 :

    162 :

    お見事としか言えない

    163 = 103 :

    八尺様かよ

    164 = 86 :

    5人とも一目惚れかぁ

    165 = 162 :

    なるべくしてなった修羅場ってことかぁ。

    166 = 95 :

    パーフェクトゲーム達成!!

    167 = 157 :

    怖すぎるわ
    いや豊音もだけどコンマが怖い

    168 :

    トヨネのはなに選んでもアカンよなぁ
    なおエンディングは塞さん固定やから安心して見れる

    169 :

    このスレは呪われている
    しかし一応ゾロ目はなしか

    171 = 86 :

    トシさんの好感度とかならある意味綺麗なコンマだな

    172 :

    >>160 流石宮守全員天使
    >>161 31以上で3年卒業後トシさん 61以上で3年現役トシさん修羅場INでした



    ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ。




    ――そんな、奇妙な笑い声のようなものが、聞こえた気がした。

    背筋に走った悪寒を飛ばすように頭を振る。

    大丈夫。幻聴だ。自分に言い聞かせて視線を下に向ける。


    「大丈夫ですか?」


    瞬きもなく、自分を見つめる赤い瞳。

    怪我はないように受け止めたつもりだが。

    幸い、肩にも痛みはない。


    「……」


    反応がなく、彼女の頬が次第に赤く染まっていく。

    ……何だか似たようなことが、前にもあった気がする。


    何となく吐きたくなった溜息をグッと堪えて、京太郎は豊音の反応を待つことにした。

    173 = 86 :

    やっぱりトシさんだったか、惨劇が少しだけマシになった……のか?
    既に手遅れな気がしてならないが
    そして豊音が怖い

    174 :

    流石宮守、仲がよいね!

    175 :


    ところでこの姉帯豊音という少女。

    見かけに寄らず、ミーハーである。

    加えて言うなら同世代の子との触れ合いもインターネットもなく育ってきた彼女にとって、娯楽と言えばテレビと一人で練習してきた麻雀くらいのもので。

    「どこの月9だよ」と突っ込むたくなるようなコッテコテの恋愛や、ロマンチックな告白に憧れていたりする。


    そして、この状況は、まさしく。


    「王子様……」

    「は、はい?」


    彼女が、憧れた状況である。

    176 :

    コンマ神仕事しすぎで笑える

    177 :

    コンマは言っている…
    一番いいヤンデレを頼むと

    178 :

    「こ、腰が抜けちゃって……」


    怪我は無いようだが歩けない、とのこと。

    確かに下手すれば一生に残る怪我をする可能性もあったのだから、無理もない。

    京太郎も彼女を支える腕が辛くなってきたので、近くのベンチに座ってタクシーを呼ぶことにした。


    「お姫様抱っこで運んで欲しかったのに……」と、この時は少し不満に感じた豊音だが。

    後に京太郎が肩に故障を抱えていることを知り。


    そんな傷があるにも関わらず私を助けてくれた――

    やっぱり、京太郎くんは私の王子様だよ――


    と。


    益々、惚れ込むことになった。

    180 :

    ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ





    暗闇から、白い手が伸びる




    ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ




    笑い声が、近づいて来る



    ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ


    足が動かない


    ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ


    黒い髪が、首に纏わり付く

    ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ

    赤い瞳が、覗き込んで――

    181 = 1 :


    「!!」

    まるで、心臓を鷲掴みにされたような。

    そんな恐怖を感じて、目を覚ました。


    「またか……」


    草木も眠る丑三つ時。

    最近、悪夢で起こされることが多過ぎる。


    「……トシさんにでも相談してみようかな」


    布団を被り直して目を閉じる。

    枕元に落ちている一本の長い髪には、気が付かなかった。

    182 = 95 :

    紋章が相手の目に向かって飛びます

    183 = 126 :

    修羅場&ヤンデレが音速する

    184 :

    これは…塞さんシェルターに匿ってもらった方が安全かもしれない
    塞さんなら命までは取らないだろうから

    185 :


    こうして、京太郎は五人の少女たちと出会った。



    「女子5人に男子1人、これで宮守高校麻雀部のスタートってわけだね。折角だし、写真でも撮ってみるかい?」

    「おお! いいですね」

    「ダる……」

    「そんなこと言わない!」

    「部長の私と京太郎くんは真ん中かな」

    「それじゃ、私は京太郎の前で!」

    「じゃあ、私はその後ろかなー。前だとみんな隠れちゃうし」

    「ダルいから……定位置で……」

    「キョータローノ、トナリ!」


    「あ、あの、ちょっと皆さん近過ぎじゃ?」

    「はは、仲良きことは――てね。それじゃ、いくよ。ハイ、チー、ズ!……っと」

    186 = 86 :

    ナチュラルに京太郎を囲む形に……

    187 :



    笑顔で撮った集合写真。


    この時、もしも、京太郎が。


    彼女たちが笑っているのは、みんなでいるから、ではなく。

    京太郎といるからだと、気付いていれば。


    もしかしたら、未来は。


    ほんのちょっとだけ、優しかったのかもしれない。



    【宮守出会い編 了】


    188 :

    おお、もう…

    189 :


    このまま宮守編で続いても面白そう

    190 :

    これはいいハーレム(白目)

    191 = 1 :

    読み返すと塞さんが一番常識人ですね
    さすが部長


    さて次は

    1 白糸台編。最初は非安価
    2 臨海編。最初は非安価
    3 プロ勢編。最初から出会い編で行くので安価、コンマ有り
    4 宮守日常獄編。安価、コンマメイン
    5 松実京太郎のお話。安価、コンマ有り

    のいずれかになります

    198 :

    >>1は安価を出していない…

    後はわかるね?


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