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元スレ春香「いつからだろう」
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真美「えっと…おはようございます」
控えめに喋る真美
とりあえず返事をする
真美「その~何というか」
春香「うん?」
真美「これからも…よろしく、お願いします」
真美はそう言って頭を下げた
亜美「いやー亜美達最近1人で突っ走ってたっていうか…」
亜美「周りが見えてなかったというか…」
亜美「春香さんのいうように協力…しようかなーみたいに…思いまして」
敬語に慣れていないのかぎこちなく喋る亜美と真美
2人とも雰囲気が少し大人っぽく見えた気がした
真美「昨日見た日記帳で少し吹っ切れたと気がしたん…です」
真も似たようなこと言ってたっけ
敬語を使う亜美と真美
まだ距離はあるけど、その距離を縮めよう
そんな意志が伝わってきた
控えめに喋る真美
とりあえず返事をする
真美「その~何というか」
春香「うん?」
真美「これからも…よろしく、お願いします」
真美はそう言って頭を下げた
亜美「いやー亜美達最近1人で突っ走ってたっていうか…」
亜美「周りが見えてなかったというか…」
亜美「春香さんのいうように協力…しようかなーみたいに…思いまして」
敬語に慣れていないのかぎこちなく喋る亜美と真美
2人とも雰囲気が少し大人っぽく見えた気がした
真美「昨日見た日記帳で少し吹っ切れたと気がしたん…です」
真も似たようなこと言ってたっけ
敬語を使う亜美と真美
まだ距離はあるけど、その距離を縮めよう
そんな意志が伝わってきた
「自分もだぞ春香」
春香「え…」
背後から急な呼びかけ
振り返るとそこには皆が立っていた
千早「私もよ、春香」
春香「千早ちゃん…」
貴音「ふふ…共に精進するのです」
あずさ「皆でなら、道に迷っても大丈夫…かしら?」
やよい「これからもよろしくお願いしますっ!」
その横に真と静かに微笑む雪歩
伊織は黙って奥から私を見ていた
春香「皆…」
皆、思い直してくれたのかな
小鳥さん…私、上手くできたのかな
学校での新クラスにある特有の初初しさ
いや、
喧嘩したあとお互いに仲直りしようとするような?
そんな微かな繋がりが見えた
春香「うん…!」
私は涙を堪えながら頷いた
春香「え…」
背後から急な呼びかけ
振り返るとそこには皆が立っていた
千早「私もよ、春香」
春香「千早ちゃん…」
貴音「ふふ…共に精進するのです」
あずさ「皆でなら、道に迷っても大丈夫…かしら?」
やよい「これからもよろしくお願いしますっ!」
その横に真と静かに微笑む雪歩
伊織は黙って奥から私を見ていた
春香「皆…」
皆、思い直してくれたのかな
小鳥さん…私、上手くできたのかな
学校での新クラスにある特有の初初しさ
いや、
喧嘩したあとお互いに仲直りしようとするような?
そんな微かな繋がりが見えた
春香「うん…!」
私は涙を堪えながら頷いた
社長「全員、集まっているようだし、そろそろ移動したらどうかね?」
一区切りついたところで社長が皆に呼びかける
そこで私はあることに気がつく
美希がいない…?
小鳥「美希ちゃんならプロデューサーさん達と既に練習場に向かったわ」
私の気持ちを察したかのように小鳥さんは伝えてくる
春香「そうですか…」
何でだろう…
とりあえず練習場に向かわないと
春香「じゃあ私達も練習場にーーー」
そう言いかけて事務所を出ようとしたところで
足を滑らせる
春香「うわぁ…!」ドンガラガッシャーン
春香「いたた…」
何やってるんだろ私
もう転んでも誰も構ってくれないのに…
少し切なくなる
でもそれを押しのけるかのように声がかけられる
一区切りついたところで社長が皆に呼びかける
そこで私はあることに気がつく
美希がいない…?
小鳥「美希ちゃんならプロデューサーさん達と既に練習場に向かったわ」
私の気持ちを察したかのように小鳥さんは伝えてくる
春香「そうですか…」
何でだろう…
とりあえず練習場に向かわないと
春香「じゃあ私達も練習場にーーー」
そう言いかけて事務所を出ようとしたところで
足を滑らせる
春香「うわぁ…!」ドンガラガッシャーン
春香「いたた…」
何やってるんだろ私
もう転んでも誰も構ってくれないのに…
少し切なくなる
でもそれを押しのけるかのように声がかけられる
真「あはは…何やってんの春香」
春香「え…」
雪歩「春香さんは相変わらずですよね」
軽く笑いが起きた
春香「真…雪歩…」
久しぶりな気がする
私が転んで場が和んだのは
春香「うん…うん、ごめんね!」
それがとても嬉しかった
春香「それじゃ…いこっか」
まだ完全とはいえない
だけど、少しずつ
ほんの少しずつ
失った繋がりが戻りかけている
そんな気がした
「いってらっしゃーい」
小鳥さんの暖かい微笑みに優しく見送られながら、私達は事務所を出た
春香「え…」
雪歩「春香さんは相変わらずですよね」
軽く笑いが起きた
春香「真…雪歩…」
久しぶりな気がする
私が転んで場が和んだのは
春香「うん…うん、ごめんね!」
それがとても嬉しかった
春香「それじゃ…いこっか」
まだ完全とはいえない
だけど、少しずつ
ほんの少しずつ
失った繋がりが戻りかけている
そんな気がした
「いってらっしゃーい」
小鳥さんの暖かい微笑みに優しく見送られながら、私達は事務所を出た
……………………
……………………
……………………
「違う…そこは右からだ!」
「はいなの!」
練習場に着くと中から気迫の篭った声が聞こえてきた
プロデューサーさんと、美希かな…?
予想がたったところで、中に入る
「あっ…」
春香「美希…」
「ごめんなさい」
そう言って美希は私の元へと走ってきた
…ごめんなさい?
先に練習場へ向かったことへの謝罪だろうか
……………………
……………………
「違う…そこは右からだ!」
「はいなの!」
練習場に着くと中から気迫の篭った声が聞こえてきた
プロデューサーさんと、美希かな…?
予想がたったところで、中に入る
「あっ…」
春香「美希…」
「ごめんなさい」
そう言って美希は私の元へと走ってきた
…ごめんなさい?
先に練習場へ向かったことへの謝罪だろうか
春香「美希…先に来てたんだね」
美希「日記を見てから…居ても立ってもいられなくなったの」
ごめんね…今日だけなの
そう何度も美希は謝った後
美希「春香の言いたいことは分かってるの」
美希「キョウリョクして…乗り越えるの」
真面目な表情、されど見る人を安心させるような
そんな表情でそっと微笑んだ
春香「美希…」
まだよく実感が湧かない
この前までバラバラになっていた皆が
今、まとまろうとしている
ただただ嬉しかった
春香「うん…!」
がんばろうね…皆
皆で今を乗り越えて、また楽しく歌って…踊って
何よりもーーー団結ーーー
皆がこの先変わっていったとしても
私達はずっと…一緒…だよね
美希「日記を見てから…居ても立ってもいられなくなったの」
ごめんね…今日だけなの
そう何度も美希は謝った後
美希「春香の言いたいことは分かってるの」
美希「キョウリョクして…乗り越えるの」
真面目な表情、されど見る人を安心させるような
そんな表情でそっと微笑んだ
春香「美希…」
まだよく実感が湧かない
この前までバラバラになっていた皆が
今、まとまろうとしている
ただただ嬉しかった
春香「うん…!」
がんばろうね…皆
皆で今を乗り越えて、また楽しく歌って…踊って
何よりもーーー団結ーーー
皆がこの先変わっていったとしても
私達はずっと…一緒…だよね
「春香」
そう私を呼ぶ声が近づいてくる
P「もう話は済んだのか?」
真面目な声色
自然と私の意識も高まる
春香「はい…」
P「………」
しばらくの沈黙
何かを言いたげな、そんな表情
P「そうか…」
そう言ってプロデューサーさんは
P「練習開始だ!」
一週間の始まりを告げた
そう私を呼ぶ声が近づいてくる
P「もう話は済んだのか?」
真面目な声色
自然と私の意識も高まる
春香「はい…」
P「………」
しばらくの沈黙
何かを言いたげな、そんな表情
P「そうか…」
そう言ってプロデューサーさんは
P「練習開始だ!」
一週間の始まりを告げた
練習は思ってた以上に順調に進んだ
踊っている私達でさえも動きが合っているのが分かる
P「ん…?」
律子「……」
プロデューサーさんも律子さんも少なからず驚いていた
この前までのダンスは何だったんだろう
そんな表情だ
春香「……」
プロデューサーさんが付けていた日記
そのおかげで皆の気が変わった
あんなにバラバラだったみんなが…
また…変わり始めた
踊っている私達でさえも動きが合っているのが分かる
P「ん…?」
律子「……」
プロデューサーさんも律子さんも少なからず驚いていた
この前までのダンスは何だったんだろう
そんな表情だ
春香「……」
プロデューサーさんが付けていた日記
そのおかげで皆の気が変わった
あんなにバラバラだったみんなが…
また…変わり始めた
今の皆の気持ちは、ライブを成功させること
プロデューサーさんを楽にしてあげたい
そして…今を乗り越えたい
そう思っていると思う
それほど、プロデューサーさんは皆にとって
大事な存在なんですよ
プロデューサーさんも苦しいのは分かってます
乗り越えればいいんですよね?
ライブを成功させてまた…
私達皆で765プロを作りたい
そのためなら…
プロデューサーさんの指導にも耐えられます
えへへ…
何か………出来過ぎですね
春香「あれ…?」
プロデューサーさんを楽にしてあげたい
そして…今を乗り越えたい
そう思っていると思う
それほど、プロデューサーさんは皆にとって
大事な存在なんですよ
プロデューサーさんも苦しいのは分かってます
乗り越えればいいんですよね?
ライブを成功させてまた…
私達皆で765プロを作りたい
そのためなら…
プロデューサーさんの指導にも耐えられます
えへへ…
何か………出来過ぎですね
春香「あれ…?」
………………。
出来過ぎ…?
春香「えっと…」
周りで一緒に踊っている皆が色褪せていく
えっと……
汗が背中を伝っていく
出来過ぎって…なに?
あはは…嫌だなぁ私
変な考え癖がついちゃったのかな…
皆が今まとまろうとしてるんだよ?
良い方向に向かっていることに違いはない
何にも心配することないじゃん…
そうでしょ…?
春香「あはは…」
………………………。
でも…何なんだろう
この押し寄せてくる不安感は
出来過ぎ…?
春香「えっと…」
周りで一緒に踊っている皆が色褪せていく
えっと……
汗が背中を伝っていく
出来過ぎって…なに?
あはは…嫌だなぁ私
変な考え癖がついちゃったのかな…
皆が今まとまろうとしてるんだよ?
良い方向に向かっていることに違いはない
何にも心配することないじゃん…
そうでしょ…?
春香「あはは…」
………………………。
でも…何なんだろう
この押し寄せてくる不安感は
今日はもう寝ます
千早「待ちなさい春香!わっほーーい!!!」
千早「待ちなさい春香!わっほーーい!!!」
雪歩「春香さんは相変わらずですよね」
春香…さん?雪歩は春香ちゃん呼びするようになったんじゃ…
春香…さん?雪歩は春香ちゃん呼びするようになったんじゃ…
リーダー命令でちゃん付けして敬語も使わないようにしたんじゃなかった?
響「あれっ…」ユラッ
ガタッ
春香「!」
P「ストップ」
響「皆ごめん…バランス崩したぞ」
普通に考えればただのミスかもしれない
でもそれがとても大きな事に思えた
春香「響ちゃん!!!」
P「ん…」
響「は…春香?」
貴音「どうかなさったのですか?」
響チャレンジの話が頭を過る
春香「響ちゃんの足…大丈夫?」
響「え…?」
響「…何ともないぞ?」
春香「そ、そうなんだ…ごめんね大声だして」
大丈夫…そう言った
でも不安は止まず、その後もあまり練習に集中できなかった
ガタッ
春香「!」
P「ストップ」
響「皆ごめん…バランス崩したぞ」
普通に考えればただのミスかもしれない
でもそれがとても大きな事に思えた
春香「響ちゃん!!!」
P「ん…」
響「は…春香?」
貴音「どうかなさったのですか?」
響チャレンジの話が頭を過る
春香「響ちゃんの足…大丈夫?」
響「え…?」
響「…何ともないぞ?」
春香「そ、そうなんだ…ごめんね大声だして」
大丈夫…そう言った
でも不安は止まず、その後もあまり練習に集中できなかった
春香「ほんとに大丈夫?」
午前の練習が終わったあと、私はまた同じことを聞いてしまう
響「大丈夫だって言ってるぞ…」
春香「でもーーー」
そう言いかけたところで言葉が出てこない
たしかに、普通に考えればただバランスを崩しただけ
ここまで心配する方がおかしい
そう思い直した
響「春香は心配し過ぎだぞ…」
春香「うん…ごめん」
力なく謝る
そんな私を見て心配したのだろうか
私を元気付けるように話を始めた
午前の練習が終わったあと、私はまた同じことを聞いてしまう
響「大丈夫だって言ってるぞ…」
春香「でもーーー」
そう言いかけたところで言葉が出てこない
たしかに、普通に考えればただバランスを崩しただけ
ここまで心配する方がおかしい
そう思い直した
響「春香は心配し過ぎだぞ…」
春香「うん…ごめん」
力なく謝る
そんな私を見て心配したのだろうか
私を元気付けるように話を始めた
響「そいや今日ハム蔵と朝から喧嘩してしまって…」
響「朝から大騒ぎだったんだぞ!」
あはは…気を使わせちゃったかな
前向きに考えないと
響「もうハム蔵たらーーー」
春香「うん、分かった」
そう言葉を遮る
春香「心配かけてごめんね」
春香「私は大丈夫だから」ニコッ
笑ってみせる
その作った笑顔で誤魔化せたようだ
響「朝から大騒ぎだったんだぞ!」
あはは…気を使わせちゃったかな
前向きに考えないと
響「もうハム蔵たらーーー」
春香「うん、分かった」
そう言葉を遮る
春香「心配かけてごめんね」
春香「私は大丈夫だから」ニコッ
笑ってみせる
その作った笑顔で誤魔化せたようだ
響「そっか…」
春香「うん」
響「じゃあもう行くぞ」
また後でな、春香!
そう言って響ちゃんは歩いていく
でも少し歩いた所でバランスを崩した
春香「!」
響「あれ…力が…」
嫌な予感しかしなかった
春香「響ちゃんやっぱり……!」
そばに駆け寄る
それに驚くかのように響ちゃんは立ち上がった
響「大丈夫だぞ!」
響「大丈夫な…はず」
響「あはは…」
そう言って逃げるように響ちゃんは去って行った
春香「うん」
響「じゃあもう行くぞ」
また後でな、春香!
そう言って響ちゃんは歩いていく
でも少し歩いた所でバランスを崩した
春香「!」
響「あれ…力が…」
嫌な予感しかしなかった
春香「響ちゃんやっぱり……!」
そばに駆け寄る
それに驚くかのように響ちゃんは立ち上がった
響「大丈夫だぞ!」
響「大丈夫な…はず」
響「あはは…」
そう言って逃げるように響ちゃんは去って行った
午後は各個人のソロや複数での練習
私はソロの練習
練習に身が入ることはなく、ただただ時間が過ぎて行く
今すぐにでも響ちゃんの足の状態を確認したかった
………………。
時間はゆっくりと過ぎて行く
早く終わって!
心の中で何度も叫んだ
私はソロの練習
練習に身が入ることはなく、ただただ時間が過ぎて行く
今すぐにでも響ちゃんの足の状態を確認したかった
………………。
時間はゆっくりと過ぎて行く
早く終わって!
心の中で何度も叫んだ
………………。
ようやくレッスンが終わる
「ありがとうございました!」
そう言い捨てて私は事務所に走った
この時間帯なら皆はもう練習を終えて事務所に戻っているはず!
事務所の風景が頭に浮かぶ
何事もなく皆が笑っている風景
それとも…!
予想なんてどうでもいい!
事務所に着いた私は勢い良くドアを開いた
中は………
蹲る響ちゃんを皆が囲んでいた
ようやくレッスンが終わる
「ありがとうございました!」
そう言い捨てて私は事務所に走った
この時間帯なら皆はもう練習を終えて事務所に戻っているはず!
事務所の風景が頭に浮かぶ
何事もなく皆が笑っている風景
それとも…!
予想なんてどうでもいい!
事務所に着いた私は勢い良くドアを開いた
中は………
蹲る響ちゃんを皆が囲んでいた
響「痛い…痛い…!」
春香「はは…」
悪い予感が当たった
雪歩「春香さん…!」
春香「何があったの?」
真「さっきまで普通に話してたんだけど、急に…」
響…!響…!
何度も呼びかける貴音さん
私も響ちゃんに話しかける
春香「足…痛めてたんだね」
響ちゃんは私を見て狼狽えた
響「昨日までは何ともなかったんだ…!」
そう叫び放つ
春香「はは…」
悪い予感が当たった
雪歩「春香さん…!」
春香「何があったの?」
真「さっきまで普通に話してたんだけど、急に…」
響…!響…!
何度も呼びかける貴音さん
私も響ちゃんに話しかける
春香「足…痛めてたんだね」
響ちゃんは私を見て狼狽えた
響「昨日までは何ともなかったんだ…!」
そう叫び放つ
美希「社長は今お出かけ中なの」
小鳥「響ちゃん、今すぐ救急車を呼ぶからもう少し我慢してね」
響「呼ぶな!」
響「痛みはすぐ治まるから…!」
響「皆も…病院にもプロデューサーにも…誰にも言わないでくれ…」
真「でも響、足…すごく痛そうだよ」
皆が呼びかける中、私は黙ってその様子を見ていた
…無事に乗り越えることなんかできるはずがない
伊織は黙って私を見ていた
小鳥「響ちゃん、今すぐ救急車を呼ぶからもう少し我慢してね」
響「呼ぶな!」
響「痛みはすぐ治まるから…!」
響「皆も…病院にもプロデューサーにも…誰にも言わないでくれ…」
真「でも響、足…すごく痛そうだよ」
皆が呼びかける中、私は黙ってその様子を見ていた
…無事に乗り越えることなんかできるはずがない
伊織は黙って私を見ていた
これ展開を考えたら骨折なんて生易しい感じで済むとは思えないんだが……
足の腱がピンチだとかありえそう…
ぬりかべなら可愛いがおそらく春香は走るまな板に追われてるんだろう
足の腱がピンチだとかありえそう…
ぬりかべなら可愛いがおそらく春香は走るまな板に追われてるんだろう
>>436
無人島(開拓)
春香の響に対する接し方が心配をしているのは目に見えて明らかだけど
少々行き過ぎだった気もする、信頼していない風に見えた事が
この結果も含めて、今後のメンバーのメンタルに影響しそうで怖い
無人島(開拓)
春香の響に対する接し方が心配をしているのは目に見えて明らかだけど
少々行き過ぎだった気もする、信頼していない風に見えた事が
この結果も含めて、今後のメンバーのメンタルに影響しそうで怖い
ライブまで残り6日
あの後響ちゃんの足の痛みは治った
何度も救急車を呼ぼうとする小鳥さん
誰にも言うなという響ちゃんの強い思いによって
その場は解決した
P「それじゃあ始めるぞ!」
今日も全体練習が始まる
あの後響ちゃんの足の痛みは治った
何度も救急車を呼ぼうとする小鳥さん
誰にも言うなという響ちゃんの強い思いによって
その場は解決した
P「それじゃあ始めるぞ!」
今日も全体練習が始まる
響ちゃん…
そういえば、前から無茶なランニングしてたんだよね
私がそのことを知った日も、バランスを崩して転けてたっけ…
…その頃から足に異常があったのかな
………………。
どうすれば…
響ちゃんは昨日のことが嘘だったかのように、足を気にすることなくダンスをしている
それが逆に怖い
そういえば、前から無茶なランニングしてたんだよね
私がそのことを知った日も、バランスを崩して転けてたっけ…
…その頃から足に異常があったのかな
………………。
どうすれば…
響ちゃんは昨日のことが嘘だったかのように、足を気にすることなくダンスをしている
それが逆に怖い
P「ストップ」
P「響、ステップが遅いから躓くんだ」
響「皆ごめんな…」
貴音「響…!」
そばに寄ろうとする貴音さんを響ちゃんは目で訴える
大丈夫だと…
P「もう一回今の所からーーーー」
あの時も響ちゃんは無理をしてたよね
…走って帰るって
響「う……く…!」
貴音「響!」
響「大丈夫だぞ…」
言ったよね…足壊しちゃうって
それを分かってて…ダンスを続けるの?
響「もう一回お願い…あれ」ガタッ
やよい「はわわ…」
あずさ「響ちゃん…」
響「おかしいな…こんな頻繁に痛むはずないんだけどな…」
P「響…お前!」
響「…」ハッ
プロデューサーさんの何かを悟ったような声に反応し、
ものすごい勢いで立ち上がる
P「響、ステップが遅いから躓くんだ」
響「皆ごめんな…」
貴音「響…!」
そばに寄ろうとする貴音さんを響ちゃんは目で訴える
大丈夫だと…
P「もう一回今の所からーーーー」
あの時も響ちゃんは無理をしてたよね
…走って帰るって
響「う……く…!」
貴音「響!」
響「大丈夫だぞ…」
言ったよね…足壊しちゃうって
それを分かってて…ダンスを続けるの?
響「もう一回お願い…あれ」ガタッ
やよい「はわわ…」
あずさ「響ちゃん…」
響「おかしいな…こんな頻繁に痛むはずないんだけどな…」
P「響…お前!」
響「…」ハッ
プロデューサーさんの何かを悟ったような声に反応し、
ものすごい勢いで立ち上がる
響「次はもうミスしないぞ!」
響「続き始めるさー!」
P「………」
P「もう一回だ」
足の痛みは治まったようで、何事もなくダンスは続いた
響ちゃんはそれでよくても…
見ている私達が心配なんだよ?
やよい「あっ…」
P「やよい、今のはミスするようなところじゃない!」
やよい「えっと…すみません」
ほら…やよいの足震えてるじゃん
響「続き始めるさー!」
P「………」
P「もう一回だ」
足の痛みは治まったようで、何事もなくダンスは続いた
響ちゃんはそれでよくても…
見ている私達が心配なんだよ?
やよい「あっ…」
P「やよい、今のはミスするようなところじゃない!」
やよい「えっと…すみません」
ほら…やよいの足震えてるじゃん
またすぐにやよいはミスをする
やよい「すみません…すみま…せん」
その後何度も何度も…やよいはミスをした
やよい「う………う…」
元々あまり練習に着いていけていなかったやよいは…
ミスを重ね続け、踊れなくなってしまった
午前の練習はそこで終わる
プロデューサーさんは黙って皆を見ていた
やよい「すみません…すみま…せん」
その後何度も何度も…やよいはミスをした
やよい「う………う…」
元々あまり練習に着いていけていなかったやよいは…
ミスを重ね続け、踊れなくなってしまった
午前の練習はそこで終わる
プロデューサーさんは黙って皆を見ていた
午後は昨日と同じソロの練習か…
響ちゃんは午前の練習が終わると同時に移動して、
やよいは何を話してもすみません…と謝るだけ
春香「……く!」
練習に全く気が入らない
ライブまでもう一週間を切ってるのに…!
集中………集中………
…これじゃ昨日と同じ
練習に不安は無いなんて、私バカみたいだね
響ちゃんは午前の練習が終わると同時に移動して、
やよいは何を話してもすみません…と謝るだけ
春香「……く!」
練習に全く気が入らない
ライブまでもう一週間を切ってるのに…!
集中………集中………
…これじゃ昨日と同じ
練習に不安は無いなんて、私バカみたいだね
午後の練習が終わる
今日も皆はもう事務所に帰っているだろう
響ちゃんはまた蹲っているのかな
やよいは…
春香「はぁ…」
事務所に帰りたくない
でも、帰らないといけないんだよね…
春香「ありがとうございました」
私は力なく事務所へと足を運んだ
今日も皆はもう事務所に帰っているだろう
響ちゃんはまた蹲っているのかな
やよいは…
春香「はぁ…」
事務所に帰りたくない
でも、帰らないといけないんだよね…
春香「ありがとうございました」
私は力なく事務所へと足を運んだ
春香「お疲れ様です」
………………。
事務所の空気は重い
それはそうだろう
逆に良い方がおかし…………
いんだけど…?
背筋が凍る
………え、何…これ…
重いにしても異常に空気が重すぎる
まさか響ちゃんの足が…!
春香「…」バッ
………………。
事務所の空気は重い
それはそうだろう
逆に良い方がおかし…………
いんだけど…?
背筋が凍る
………え、何…これ…
重いにしても異常に空気が重すぎる
まさか響ちゃんの足が…!
春香「…」バッ
響ちゃんは…何ともない
けど…誰かを見ている
その先は…!?
…その先にはラーメンを食べる貴音さん…じゃなくて
その奥…!
春香「…やよい?」
やよい「う…うう……う」
顔は引き攣り、目はガッツリと開き、笑いながら下を見ている
何かに怯えるように、やよいらしき人が立っていた
けど…誰かを見ている
その先は…!?
…その先にはラーメンを食べる貴音さん…じゃなくて
その奥…!
春香「…やよい?」
やよい「う…うう……う」
顔は引き攣り、目はガッツリと開き、笑いながら下を見ている
何かに怯えるように、やよいらしき人が立っていた
貴音「もう見ていられません!」
貴音さんは空になったカップ麺を捨てると、私の方へ歩いて来る
貴音「心配は無用です春香、私は明日も来ますから」
春香「貴音さん…」
このまま貴音さんを帰すわけには
春香「えっと…」
何かひとこと…!
春香「ラーメンばっかり食べてたらダメですよ…」
貴音「ふむ…」
そうじゃなくて!
何言ってるんだろう私
これじゃーーーーーーーー
貴音「そうですね…これからは他の物も食する事に致します」
貴音さんは空になったカップ麺を捨てると、私の方へ歩いて来る
貴音「心配は無用です春香、私は明日も来ますから」
春香「貴音さん…」
このまま貴音さんを帰すわけには
春香「えっと…」
何かひとこと…!
春香「ラーメンばっかり食べてたらダメですよ…」
貴音「ふむ…」
そうじゃなくて!
何言ってるんだろう私
これじゃーーーーーーーー
貴音「そうですね…これからは他の物も食する事に致します」
春香「え………」
今…何て?
「やよい…大丈夫か!?」
「やよい!」
やよいを呼ぶ声によって私の意識はやよいへと向かう
やよい「う……う…」
やよいが泣いている
誰の呼びかけにも反応することはない
まともに喋ることもできなくなっている
春香「やよい…」
何とかしないと…
今…何て?
「やよい…大丈夫か!?」
「やよい!」
やよいを呼ぶ声によって私の意識はやよいへと向かう
やよい「う……う…」
やよいが泣いている
誰の呼びかけにも反応することはない
まともに喋ることもできなくなっている
春香「やよい…」
何とかしないと…
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