元スレ八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
901 = 899 :
トレーニングルームもイベ毎に別々だもんな
さすがちっひ、抜かりない
902 = 895 :
画面から漂う虚脱感
903 :
自引きできなかったから凛はフリトレで手に入れました
ちひろ[ピーーー]
904 :
[ピーーー]
905 :
>>897
僕は全部手に入りませんでした!
入りませんでした・・・
907 :
ほす
908 :
この板は保守いらないよ。
誰かの最終レスから一ヶ月、作者の最終レスから二ヶ月は落ちないんだったかな。
催促のつもりでやってるのかもしれんけど、知らずに手間とられてるかもしれんので念のため。
909 = 907 :
ぺにす
910 :
ageてるしやっぱ荒らしかくたばれ
911 :
>>908が親切にしてくれてんのに何こいつ
912 :
春だからしゃーない
914 :
アニメ化されるそうだね
おめでとう
916 :
アニメ化キタァーーーーーーーーッ!!!! 裸足の凛ちゃん可愛い!!
いやぁ本当におめでとうございます。これからも応援していきますよちひろさん!!(ガチャガチャ
更新の方は明日を予定しています。なんとかこのスレでCDデビュー編は完結できそうだ。
917 :
>>915
sageは全角でなくて半角だから。
そもそもえらそうに急かし過ぎ。
マナーがないなら黙ってようか。
918 :
祝 アニメ化
919 = 913 :
すまん調子に乗ってた。大人しく更新まってる。
920 :
しぶりんにちょっと違和感があったけど、あと7ヶ月丸々あるから大丈夫だよね!!
…半年以上先かあ…
921 :
アニメのPは八幡で
922 :
傷物語は…
923 :
現状の声つき以外がどうなるのかな。
925 :
アニメがどうこうっつうから2期やんのかと思っちまったぞ訴訟(ぼっち顔)
926 = 923 :
そして声無しのアイドルを尻目に余裕綽々のちひろ
ファッキューチッヒ
たとえアイドルが出なくてもこの人だけは絶対出るだろ……ww
927 :
>>923
総選挙の結果によっちゃ声つくらしいからむしろそのための総選挙だと思ってる
928 = 922 :
明日とはなんだったのか
929 :
深夜さ!!
930 = 923 :
毎回24時回るからww
1時2時になって投下開始とかザラだから明日が早いなら待たずに寝ろ
931 :
スマヌ……スマヌ……
日付が変わる前には、変わる前には投下するから!
932 :
ここんとこはずっと深夜だっただろ何を見てたんだよ
933 :
>>931
ムリな方に一万ペリカ
934 :
凛ちゃん中間1位でヒャッホイしてるんだろうから許してやれよwwww
935 = 923 :
ちゃんと書き上げてくれた方が嬉しいので、時間かかってもいいよ
936 = 1 :
うえぇぇええええええ凛ちゃん中間一位なのぉおおおおおおお!!!??
という事で<<934で事実を知った1です。とりあえずこの興奮は投下まで取っておきます。
そんで投下ですが、めっさ申し訳ないんですが1時ぐらいまで待って! どうせならクオリティ落としたくないんよ!
という事で誰か<<933に一万ペリカを。
937 :
今回のガチャでエピソード付きの3人がトップ5にいるし順当っちゃ順当
jewelriesの第2弾が各属性上位9人で出すみたいだし、しぶりんはほぼ当確かね
938 = 923 :
速報だし気は抜けない
周子といがきょんには驚いた
939 :
投票権券20枚あるが、凛に入れるべきなのだろうか。
すでに3枚は入れたのだが。
940 :
投票時のセリフ他に聞きたいキャラがいればそっちに入れればいいし、違うなら好きにすると良い
1位狙いとかなら前回の総選挙の蘭子P並の暴挙に出ないとあんまり意味ないし
941 :
よっしゃ更新だぁ! 間に合った!?
942 = 1 :
*
過ぎてゆく 時間とり戻すように
駆けてゆく 輝く靴
今はまだ 届かない
背伸びしても 諦めない
いつかーー
辿り着ける日まで。
943 = 1 :
*
あれから一週間。
今日は遂に、テレビ放送生出演の本番である。
一週間の間は仕事ではなく、ほぼレッスン漬けであった。
とは言え、ほとんど調整の為のレッスンだけどな。ここにきて身体を駄目にしてしまっては元も子も無い。
まだアイツらは経験も少ないし、出来るだけ本番に向けて調子を整えておくのが定石だろう。
しかしその間、凛はやはりどこか上の空であった。
いや、上の空と言うよりは、集中出来ていないと言えばいいのか……
とにかく、いつもの様子でない事は確かであった。
ま、それも仕方が無いとも思うがな。
人生初のテレビ出演。
それが生放送で、まさかの憧れの歌姫との共演だ。
もはや、CDデビューの喜びもどこへやら。
あるのは緊張と、焦燥ばかりだろう。
944 = 1 :
もちろん番組に出演するのだって嬉しいことで、喜ばしいことだ。
けど、それでも気持ちが追いつかない。心が、追いつかないのだ。
……15歳の少女には、少々酷と言ってもいいかもな。
しかし、だ。
俺は、あいつがそんな弱い奴じゃない事も知っている。
ここで、終わるような奴じゃないのを知っている。
だから俺は自分に出来る事をやろう。
後は、あいつを信じるだけでいい。
そうすりゃ、きっと結果は返ってくる。
そしてこれは、俺に出来る事の第一歩だ。
頭を整理し、気持ちを切り替える。
呼吸を整えろ。間違ってもキョドったりするな。
これは俺にとっての、戦いだ。
945 = 1 :
廊下をただ、歩く。
ゆっくりと、踏みしめながら。
やがて着く、一つの部屋の前。
その控え室の扉に貼ってある紙を見て、自分が用のある部屋だと確かめる。
……やべぇな、滅茶苦茶緊張してきた。
八幡「まさか、接触出来る機会が当日だけとはな……折角ちひろさんにアポまで取って貰ったのに無駄になっちまった」
それだけ忙しいという事なのだろう。
自分が今から相手取るのが、誰かという事を、嫌がおうにも思い知らされる。
八幡「……まぁそれでも、アイツらの背負ってるもんに比べたら、軽過ぎるくらいか」
アイツらの重さが40キロ後半強なら、精々俺は5キロってとこ。蟹に遭ったレベルだ。
そんな阿呆な事を考えて、少しだけ気分が楽になる。
……うしっ、行くか。
意を決して、俺は扉をノックした。
946 = 1 :
*
美嘉「あれ? どこ行ってたのプロデューサー?」
戦いを終え、俺が控え室に戻ると、そこにはケータイを弄りながらソファで寛ぐ美嘉がいた。
お前……凛みたいに気負い過ぎるのもアレだが、それはそれでどうなん? さっきの俺の独白を返してほしい。
八幡「別に、ちょっとばかしお花を摘みに行ってただけだ」
美嘉「?? 局の外まで?」
八幡「局内にあるのにそんな事するわけねーだろ」
あれ。まさか意味が通じないとはな。
テキトーに誤摩化して流すつもりだったんだが。
そもそも男は雉を撃ちに行くが正しいしな。雪ノ下辺りなら律儀に突っ込んでくれそうなもんだが。
美嘉「まぁいいや。それよりもコレ見てよ!」
そう言って立ち上がる美嘉。
しかし言われずとも分かる。正直、部屋に入った時から目のやり場に困っていた。
947 = 1 :
美嘉が着ていたのは、今日の本番でのステージ衣装。
美嘉「どうよ、この衣装!! アタシ的には、もう少し見せてもいいんだけど……」
いやいやいや、それ以上は流石にまずいでしょう。
なんというか、凄く……エロいです……
ピンク色のビキニ? って言うのか分からんが、それに加え同色のホットパンツにニーソ……ジャケットも肩にはかけているが、その様子じゃあまり羽織りたくはないようだ。
アップのツインテールが、またなんとも美嘉の活発さに磨きをかけている。
美嘉「これ以上布を減らすと色んな人に怒られちゃうんだって♪ だからこのくらいで我慢してよね、プロデューサー★」
そら怒られますとも。俺がしょっぴかれるまでありますとも。
つーかその言い方だと、まるで俺が過激な衣装の方が喜ぶ変態みたいではないか! 是非お願いします!
八幡「あー、なんだ。衣装はいいから、それよりもちゃんとスケジュール確認したか?」
美嘉「えーそれよりもって何よー。感想の一つくらいあってもいいんじゃなーい?」
ねぇ今どんな気持ちー? とばかりに俺の前を右往左往する美嘉。
やめろ。なんかもう色々と困るから。辛抱たまr……鬱陶しいから。
八幡「あーはいはい。似合ってるよ」
美嘉「うわテキトー。……まぁ、顔真っ赤にして可愛かったから許してやるか★」
八幡「うるせ」
948 = 1 :
くそ、まだまだポーカーフェイスまでは程遠いな。これくらいで動揺するとは。
……まぁでも、取り繕ってるのは俺だけじゃないみたいだがな。
八幡「……やっぱ、緊張するか?」
美嘉「あー……やっぱ、分かっちゃう?」
タハハと笑う美嘉。
その顔は笑っているが、どこか、不安げでもある。
美嘉「正直ね、こうして気を紛らわせてないと不安でしょうがないんだ。……今にも、足が震えてきそう」
目線は足下。自然と、言葉はぽつりぽつりと落ちるように出てくる。
凛だけではない。
二つ歳が上とは言え、美嘉も年端も行かない少女にかわりはない。
美嘉「ぶっちゃけ、凛があんなに参っちゃってるから、その分アタシは冷静でいられるってのもあるんだよね」
八幡「まぁ確かに他に取り乱してる奴がいると、自分は逆に落ち着いてくるって言うもんな」
美嘉「そーそー。読モで少し有名になったからって、結局はこんなモンだよ。まだまだ全然、あまちゃんだ……」
確かに彼女は、他のアイドルに比べれば少しばかり場数を踏んでいる。
けどそれでも、今まで生きてきた“時間”という経験だけは、どうしようもない。
美嘉も、凛も、俺も。
まだまだ子供って事か。
949 = 1 :
……けどそれでも、それが全てではない事も、俺は知っている。
やよいちゃんを見ろ。俺らより年下でも、俺ら以上の努力っつう経験を積んであれくらい高みに立っているんだ。
なら美嘉と凛に、それが出来ない道理は無い。
八幡「……あん時よ。お前言ってたよな」
美嘉「……?」
八幡「『初めまして765先輩! アタシたちシンデレラプロダクションでーす★ 先輩なんだろーがなんだろーが、正々堂々勝負を挑みますんでよろしく♪』……って、感じだったか?」
美嘉「うっ……!」
俺が出来るだけアホっぽくキャピッとした感じで言うと、美嘉は痛い所を突かれたように顔を顰める。
ふむ。どうやらあまり触れてほしくはない話題のようだ。
美嘉「や、やめてよ~あの後すっごい言って後悔したんだから!」
八幡「いやいや、大先輩に向かってあんだけ啖呵きれるとか俺でも尊敬するレベルだわ。俺だったら絶対やらないけど」
美嘉「う、う~」
いやーこんな状態の美嘉は中々見れそうにないからな。ギャップ萌えギャップ萌え。
ここぞとばかり弄りまくって楽しんだ後、俺はソファに腰を降ろす。
950 = 1 :
八幡「……あん時、ああ言ってくれなかったら、俺らずっとだんまりだったからな」
美嘉「え?」
八幡「助かったよ」
半ば放心状態だった俺らを、美嘉のあの一言がなんとか突き動かしてくれた。
本人にその気があったかは分からないが、それでも、あの時は助かった。
美嘉「……何の事やら」
そう言って、俺の隣にドカッと座る美嘉。
ちょ、なんか今ふわって良い香りがしたんだけど。
こういうタイプの子は香水臭いってイメージ(偏見)だったんだが、考えを改めなければなるまい。
美嘉「あーあー。あれでアタシ、765プロの人たちに礼儀のなってない人って思われちゃってるかもなー」
八幡「別にそれは間違ってないような気もするがな」
美嘉「悪い事を言う口はどの口かな~?」
八幡「いや、だから待っ、ちょっと、近いって」
手をわきわきさせて躙り寄ってくる美嘉から、なんとか身を捩って逃げようとする。
こいつ肌の露出が多いから、下手に押し返せないんだって! 触ったら問題になる所にしか布が無ぇ!
みんなの評価 : ★★★
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