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元スレ八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」

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みんなの評価 : ★★★
タグ : - モバマス ×2+ - キモガイル + - 俺ガイル + - 八幡=書き手妄想 + - 妄想そのまま + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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351 = 1 :




八幡「……なら、それをアイツに言ってやれ」

莉嘉「え……?」

八幡「家族だって、言葉にしなきゃ伝わらん事もある。だから言ってやれ」




家族という近過ぎる存在だからこそ、言い辛い事もあるだろう。

それでも、伝えなきゃならん事も、きっとある。




八幡「……アイツも、良い妹を持ったな」

莉嘉「え?」

八幡「自分の為に、ここまで怒ってくれるんだ。姉として、こんなに嬉しい事は無いだろうよ」

莉嘉「っ! ……そう、かな?」



俺の言葉に、照れたように笑う莉嘉。
ようやっと笑ったその顔を見て、幾分かホッとする。

さすがに、女子中学生の泣き顔は見ていて中々堪えるものがあるからな。



そこでふと、袖を引かれる。

352 = 1 :



小町「ねぇねぇ! 小町は?」

八幡「あ? 何が」

小町「だから、小町が妹なんて、こんなに嬉しい事は無いでしょ?」

八幡「あはは。そうですね」

小町「うわテキトー」



そらテキトーにもなるわ。
つーかその辺を直接訊いちゃうってどうなの? それは小町的にポイント高いの?



莉嘉「あはは、やっぱり仲良いね♪」



俺たちのやり取りを見て、可笑しそうに笑う莉嘉。
そう見えたんなら眼下へ行く事をオススメする。眼鏡妹ヶ崎。アリだと思います。



莉嘉「……ちゃんと説得、出来るかな?」



一転、心配そうに呟く莉嘉。

しかしそればっかりはな、言ってみない事にはどうしようもない。
川崎の時みたく、何か良い方法があるわけでもないしな。俺に出来る事なんて……


353 = 1 :



小町「あっ! 小町、良い事思いついちゃった☆」

八幡「……」



嫌な予感しかしないのですがそれは…

と、俺と莉嘉を手招き、何故かコショコショ話で説明する小町。一体他に誰が聞いていると言うのか。



……………。



小町「…とまぁ、こういうのはどうでしょう?」



自信満々に胸を張る小町。
いや、どうでしょうってお前、それh



莉嘉「いい! 凄く良い! アタシ賛成っ!!」



二対一で可決されました。
良いのォ!?



八幡「あのなぁ、良いのかそんなに軽く決めちまって? そもそも…」

小町「そこはお兄ちゃんのコネでどうにかしてよ! こんな時の為のプロデューサーでしょ?」

354 = 1 :



いや絶対にこんな時の為になったわけではない。
それだけは断言出来る!



莉嘉「お願い! 八幡くんっ!」

八幡「いや、そうは言われても……………………って何普通に呼び捨ててんだ」

莉嘉「え? ダメだった?」



キョトンとした顔で何の疑問も無く訊いてくる莉嘉。

いやまぁダメなわけではないのだが……
加蓮に呼ばれた時もそうだが、なんかこそばゆい。



小町「お兄ちゃん……さすがに小町より年下の嫁候補はちょっと……」

八幡「黙っとけ」



なんでか小町が軽く引いていた。おれェ?

355 = 1 :



八幡「あーもう……わぁったよ。それに関してはこっちで何とかならんか掛け合ってみる」

莉嘉・小町「「やったーーっ!!」」

八幡「ただし、やるからには成功させるぞ」



美嘉をCDデビューさせ、城ヶ崎姉妹も一緒にいられる。
そんな日常を、必ず作る。



小町「あ、莉嘉ちゃんご飯食べてく?」

莉嘉「いただきます☆」



……大丈夫なのだろうか。






356 = 1 :













城ヶ崎莉嘉の訪問から3日後。
シンデレラプロダクション。とある一室。

普段は会議室として使われている部屋だが、今日は会議というより、顔合わせの場として使われる事になっている。


顔合わせ。
すなわち、今回CDデビューするアイドルたちの会合である。

まぁ、一応社長の方からも説明が入るがな。
簡単な打ち合わせと言った方が正しいか。


……しかしそんな中、俺は早速窮地に立たされている。



「…………」

「…………」



八幡「……っ……」ダラダラ



他のアイドルからの、視線が痛い。

357 = 1 :



今会議室の中には、俺と凛、その他にCDデビューするアイドルが二人いた。


一人は茶髪のショートカットの少女。
明るめのワンピースを来ており、活発そうな印象を受ける。

……そして、スタイルがいい。



もう一人は長い茶髪を後ろにまとめた、大人しそうな少女。

水色のポロシャツにタータンチェックのスカート。
出で立ち的に、何かスポーツでもやっていそうだな。



この二人の事は資料で見て知っている。

髪が短い方が前川みく、長い方が新田美波……だった筈。


まぁそんな事は今はいい。
それよりも、何故この二人がさっきから俺の方を見ているのかが気になる。

前川は訝しむようなガン見。新田はチラチラと伺うように見ている。俺が何をした。

さすがに耐え切れなくなり、隣の凛に小さな声で聞いてみた。

358 = 1 :



八幡「……なぁ凛、なんで俺こんな見られてんだ?」ヒソヒソ

「そりゃ、アイドルじゃない人がいるからじゃない?」ヒソヒソ

八幡「だからってそんな見るか? 別にプロデューサーがいたっておかしくはないだろ」ヒソヒソ

「まぁそうだけど、でも今回の顔合わせってアイドルだけ参加だったよね。だからじゃない?」ヒソヒソ

八幡「……」



ファッキューーーーーーチッヒィィィィイイイイイイイッッッ!!!!!



八幡「え、なに。今日の顔合わせってプロデューサーも同伴じゃないの? ちひろさん何も言わなかったんだけど」

「あれ、おかしいな。『私が説明しておきますから~』って言ってたんだけど」

八幡「おのれあの腐れ事務員……!」



さては今回の作戦でコキ使った事に対しての復習だな……
粋な事をしてくれる(白目)。

つーか、それ知ってるのに何も教えてくれないんですね凛さん……



「まぁでも良いんじゃない? プロデューサーもいた方が、これからの作戦にも都合が良いし」

八幡「そう言われたらそうなんだが……解せぬ」

359 = 1 :




と、そこで扉が開く。

部屋にいた者が反射的に入り口へと視線を送る。そこにいたのは…






美嘉「…………」






件の少女、城ヶ崎美嘉だった。



八幡「……」チラ

「……」こくり



俺は凛へとアイコンタクトを送り、凛は頷いて返す。
予想通り、美嘉が来た。さぁ……





作戦開始だ。




360 = 1 :




美嘉「……社長って、まだきt」



八幡「確保ぉぉぉおおおおお!!!!」





「「うらぁぁぁあああああっ!!!!!!」」





俺の合図の元、二つのかけ声が会議室を満たした。




卯月「確っ!」ガシッ

未央「保っ!」ガシッ


美嘉「えっ!?」




その正体は、今までずっとロッカーとカーテンに隠れ潜んでいた島村と本田。やったね! 久々の出番だよ!



美嘉「ちょっ、何コレ!?」

未央「ふっふっふ、残念だが、ここで大人しくお縄につきな!」

卯月「ごめんなさい、ちょっと我慢しててくださいね♪」

361 = 1 :



右腕を本田に、左腕を島村にガッチリとホールドされ、身動きが取れない美嘉。
ここまでくれば、後はこっちのもんだ。



八幡「ご苦労。んじゃ、下に車用意してあるから、そこまで連行してくれ」

卯月・未央「「らじゃー♪」」

美嘉「いや、だから、何なのこれーーーッ!??」ズルズル



そのまま引きずられながら部屋を出て行く美嘉。アデュー。
いやまぁ俺も行くけどさ。



八幡「んじゃ、俺らも行くぞ凛」

「う、うん」



なんか今のを見て凛が若干引いてるが、そんな事を気にしてる場合じゃないからな。さっさと後を追おう。



みく「ちょ、ちょっと待つにゃ!」

八幡「ん?」

362 = 1 :



呼び止められたので振り返ると、そこには困惑した表情の二人。まぁそりゃそうだわな。
そういや、前川って猫キャラだったんだっけか。雪ノ下に見せたら喜ぶのか怒るのか気になる所である。



八幡「何か用か?」

みく「用って言うか……えっと、何から突っ込んでいいのか分からないにゃ……」

美波「と、とりあえず、そろそろ打ち合わせが始まるんですけど……?」



たどたどしく一番大事な所を指摘してくる新田。
あー打ち合わせね。うん。



八幡「パス」

みく「ニャッ!?」

美波「いやパスって…」



と、そこで新たな来訪者登場。
扉を開けたのは、最後の一人楓さんであった。

363 = 1 :



「すいません、遅くなってしまいました……あれ、比企谷くん?」

八幡「楓さん、あと頼みます」

「え?」



言うや否や、俺と凛は部屋から颯爽と抜け出し、出口へと駆け出した。すまん社長!



「……えっと」

みく「……」

美波「……」

「……廊下を走るのは、ろうかしら?」

みく「…………」

美波「…………」

「…………ふふ……」





364 = 1 :












美嘉「ッ……ここは……?」



連れてこられた城ヶ崎美嘉の眼前に広がるのは、誰もいないライブハウス。

薄暗いそのステージに、一筋のスポットライトが当てられる。




美嘉「……ッ! り、か……?」


莉嘉「…………」




方やアイドル。方やその妹。
ならば、想いを届かせる手段は一つのみ。





八幡「さぁ、ライブの時間だ。城ヶ崎美嘉」





家族への想いを、聴け。






365 = 1 :

今回は以上になります! うん……まぁ深くは突っ込まないでください。

今年もよろしくおねがいしますー

366 :

乙!今年も楽しく読ませていただきます。

367 :

乙ー
アイドルマスターと俺ガイルなら稀によくあること

369 :


やはり莉嘉は合法……!

370 :

乙乙!
今年も楽しみにしてます!

371 :

乙乙
小町の出番が多いのは俺的にポイント高い

372 :

乙!
でもみくにゃんの出番がちょっと少ない気がするから
次回はもっとたくさん出してあげた方がみんな喜ぶと思うにゃ

373 :

>>372
そんながっつく人だったなんて・・・
失望しました。 みくにゃんのファン辞めます!

375 :

>莉嘉「お願い! 八幡くんっ!」
 八幡「いや、そうは言われても……………………って何普通に呼び捨ててんだ」

(呼び捨てて)ないです。

376 :

名前呼び、と言いたかったんだろうなーと脳内補完

378 :

>>377
みく「え……誰?」

379 :

せっかく、みくにゃん登場したのに八幡との会話が少ないなんて…
みくにゃんのファンやめます!

380 :

おい前川ァ!語尾が素に戻ってるぞ!

381 :

次はいつー?

382 :

関係ないスレで艦これネタは嫌がられるからやめとけとあれほど
まぁ八幡自身が艦これやってるし全くの無関係ってわけでもないけど

383 :

淫夢語かなんJ語かどっちか知らないけど
それらを普通に使ってるスレでそんなこと言ってもねえ
巣を守れないのはみんな一緒なわけだけど低年齢層がメインだし…

384 = 369 :

みくにゃんのファンをやめた奴は一体誰のファンになっているんだ?

385 :

>>384
そりゃ、みくにゃんのファンよ

386 = 340 :

>>384
前川さん

387 :

>>383
それも八幡が普通に使ってるんだよなぁ…

388 :

言いたいことがあるならはっきり言った方がいいぞ
遠回しに言っても聞こえる陰口になるからな

389 = 387 :

何をそんなにカリカリしてんの
ただの注意喚起じゃん

390 = 388 :

別に怒ってはいない、というより自分の発言で他人に責任を求めないでくれ
やめて欲しいのならはっきりそう言えばいい
違うのならただの愚痴で終わるから口にすべきでないよ

391 = 387 :

何を勘違いしてるのか知らないけど>>377が那珂ちゃんネタをいきなり使ったから注意しただけで他意はないぞ?
やめてほしいも何もただの注意に過ぎないし別に行き過ぎないレベルで伝わるなら使っても大丈夫だと個人的には思うし
そもそも何でそういちいち噛みついてくるのかちょっと理解できないです…これ以上はスレ的にもアレだし追求しないけどさ

392 = 388 :

こっちも続けるのは本意じゃないから追求はしない。

393 :

喧嘩なんて失望しました、みくにゃんのファン辞めます

394 = 393 :

喧嘩なんて失望しました、みくにゃんのファン辞めます

395 = 393 :

喧嘩なんて失望しました、みくにゃんのファン辞めます

396 = 393 :

うえ、書き込みエラー出てたのになんで書き込めてんの…連投すまぬ。

397 :

いくらなんでもみくにゃんのファンやめすぎだろ……
みくにゃんのファンになってみくにゃんのファンやめます

398 :

さすが読者様

399 :

おいお前らがみくにゃんのファンやめまくったせいでみくにゃん泣いてるぞ!
…だから俺もみくにゃんのファンやめます

400 :

みくにゃんのファンやめて、前川のファンになりました


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