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    元スレ八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - モバマス ×2+ - キモガイル + - 俺ガイル + - 八幡=書き手妄想 + - 妄想そのまま + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    451 = 1 :



    そしてイントロが終わり、ラストサビへと入る。

    二人が、前に躍り出る。






    『その時になるまで見ていてよね その時になったら泣いちゃうかもね

     そんな顔しちゃったらだめかもですね Really, I love you だけどナイショの話♪』






    人差し指を口の前に立て、しーっ、というポーズで笑う二人。
    本当に、歌うその姿は楽しそうだ。

    思わず、アイドルだと思ってしまうくらい。






    『その時になったって遅いんだから その時に泣いたって知らないんだから

     そんな顔したってだめなんだから』






    美嘉「…………」






    『でもね……いつもサンキューって思ってたりして♪』






    美嘉「っ!」






    卯月・未央「「はいっ! はいっ! はいっ! はいっ! はいっ! はいはいはいっ!」」


    莉嘉・小町「「はいはいっ☆」」



    452 = 1 :



    最後に二人で手を合わせ、ビシッと決めポーズ。
    莉嘉も小町も、眩しいくらいの笑顔だった。



    八幡「……」



    あーダメだ。小町がこの曲歌ってくれるとか、思わず涙が出そうになる。
    やっぱ良い曲だなぁ……



    莉嘉「お姉ちゃん!」



    と、そこで莉嘉がマイクを持ち、美嘉に呼びかける。
    これから話すのは、今回の作戦の要。

    莉嘉の決意だ。






    莉嘉「お姉ちゃん……アタシ、アイドルになるっ!!」



    美嘉「…………はぁっ!?」






    莉嘉のアイドルデビュー宣言。
    思わず目を見開き、驚愕の表情になる美嘉。

    ……ま、そりゃそうなるわな。

    453 = 1 :



    美嘉「いや、アイドルになるって……えぇ!?」

    莉嘉「だってアイドルになれば、家に一人じゃなくなるし、お姉ちゃんとも一緒にお仕事出来るし!」

    美嘉「いや、そういう問題じゃ……あーちょっと待って、理解が追いつかない……」



    美嘉は頭を抱え、状況を整理しようとする。

    これが今回小町が提案した作戦。
    名付けて『You がアイドルになっちゃいないYO!作戦』である。まんまか!



    美嘉「……お父さんとお母さんが何て言うか」

    莉嘉「もう了解は取ってあるよ! お前が決めた事ならやりなさい、って」

    美嘉「……でもデレプロに入れるか決まったわけじゃ」

    八幡「その辺も会社側から了承済みだ。喜んで迎え入れてくれるってよ」



    まぁ実際はちひろさんに結構無理を言ったんだがな。
    それでも、なんだかんだで受け入れてくれるんだから、ちひろさんも社長も人が良い。



    美嘉「……じゃあ、莉嘉は?」

    莉嘉「え?」

    美嘉「莉嘉は、それでいいの?」

    454 = 1 :



    真剣な表情で問いかける美嘉。
    それに対し、莉嘉も顔を引き締める。

    が、それでもまた直ぐに笑顔になった。



    莉嘉「あったりまえじゃん。お姉ちゃんがアイドルなんだよ? なら、アタシもアイドルになる」

    美嘉「……ぷっ、何それ」

    莉嘉「あー! 笑う事ないじゃーん!」

    美嘉「ゴメンゴメン。そっか、それなら……」



    美嘉はいつかのように笑う。

    それはあの時休憩所で見た、愛おしそうな微笑み。






    美嘉「二人でいっちょ、トップアイドル目指しますか★」


    莉嘉「っ! ……うん♪」






    楽しそうに笑い合う二人を見て、ようやっと肩の荷が降りる。

    ……ったく、手間かけさせやがって。

    455 = 1 :



    「お疲れ様、プロデューサー」

    八幡「ん? おう。まぁ俺は何もやってないけどな」



    頑張ったのはあの二人だ。まぁ別に莉嘉だけでも良かったがな。
    ……不覚にも感動してしまったから小町には何も言えんが。



    美嘉「あ、あのさ」



    見ると、美嘉が何か言いたそうにモジモジしている。



    美嘉「こ、この間はゴメン! ……アタシも、ちょっとキツく言い過ぎた」



    この間ってのは、あのコタツで集まった時の事だろう。
    まぁ俺はコタツに入ってただけだが。



    「気にしてないよ。これから一緒に頑張ろうね」



    しかしそこはやはり凛。
    本当に気にしていないのだろう。

    美嘉に向かって、手を差し出す。



    美嘉「……うん!」



    そして、美嘉もそれに応じる。
    力強く、手を握り返した。

    456 = 1 :



    美嘉「……キミも、良い妹さんを持ったね」

    八幡「ん? あぁ、小町な」

    美嘉「まぁアタシの莉嘉には負けるけど★」

    八幡「あ? 聞き捨てならねぇなオイ」



    なんだなんだ、そういう喧嘩なら買うぞ? お?
    しかしそれは冗談だったらしく、笑って流す美嘉。

    これじゃあ俺だけシスコンみたいではないか。



    美嘉「ホント、お互い振り回されっぱなしだね」

    八幡「……兄貴ってのが、何で一番最初に生まれてくるか知ってるか?」

    美嘉「え?」

    八幡「後から生まれてくる、弟や妹を守るため、なんだとよ」



    俺がドヤ顔でそう言ってやると、美嘉は一度ポカンとしてから、吹き出す。
    え、ここ笑うとこ?



    美嘉「くくっ……何それ。BLEACH?」



    バレてた。
    マジかよ、ぶっちゃけ奈緒くらいしか分からないと思ってたんだがな。

    457 = 1 :



    八幡「……今の台詞を、昔小町に言ってやった事があったんだ。そしたら、アイツ何て言ったと思う?」

    美嘉「?」

    八幡「『なら妹が後から生まれてくるのは、先に生まれた兄や姉を支えるためだよ』って、言ったんだ」



    あん時は、思わず目から鱗が落ちる思いだったな。
    まさか、こっちが感心させられるとは。



    美嘉「……へへっ、やっぱり、良い妹さんじゃん」

    八幡「……まぁ、な」



    癪だが、認めてやらん事もない。



    美嘉「妹を持つ者同士、それから、臨時プロデュース……よろしくね、プロデューサー♪」

    八幡「おう。よろしくな城ヶ崎」



    そう言って俺たちも握手をする。やばい、俺の手汗ばんでないだろうか。
    しかし俺なりに結構いい返事を返したつもりだったのだが、それでも美嘉は不服そうだった。

    458 = 1 :



    美嘉「……さっきみたいに、美嘉で別に良いケド?」

    八幡「……改めると恥ずかしいんだよ」



    思わずぷいっと目を逸らしてしまう。
    そしてそんな態度が逆に面白かったのか、美嘉は「ふーん?」と意味ありげに笑うと、俺に近づき肘で小突いてくる。



    美嘉「そう言わずにさ。ほらほら★」

    八幡「むぐぐ……」



    と、今度は逆サイドからの存在に気付く。



    「プロデューサー。さっきの私の歌、ちゃんと聴いてた?」ニッコリ



    何故だか不気味なくらい笑顔の凛だった。
    怖い! 怖いよ!



    八幡「き、聴いてたけど、それぐふぉっ!?」

    莉嘉「八幡くーん!」ダキッ



    今度がお前か!

    459 = 1 :



    ステージから降りてきた莉嘉が、背中に飛び乗ってくる。
    いやお前、いくらJCだからってちょっと重…



    莉嘉「八幡くん、アタシのプロデューサーなんだよね? これからよろしくね☆」

    八幡「は? いやだからそれは今回だけの…」

    美嘉「こら莉嘉、まずはアタシのCDデビューが先でしょ?」

    莉嘉「えー、お姉ちゃんばっかりズルーい」ぶーぶー

    「いやいや。その前に、プロデューサーの正式な担当アイドルは私だからね?」

    卯月「凛ちゃん! 頑張って!」

    未央「しぶりん! 負けるなー!」



    ぐぬぬ……!
    なんなんだこの状況。

    どこかに救いは……



    八幡「あれ? そういや小町は…」

    小町「」ジー ●REC

    八幡「……なんで撮ってんだ?」

    小町「結衣さんと雪乃さんに送ろうかと」

    八幡「やめてくださいお願いします」


    460 = 1 :



    その後は何故か俺の奢りでメシを食いに行く事になってしまった。
    ホント、お店の人の視線が痛かったぜ……


    まぁけど、楽しそうに笑い合う城ヶ崎姉妹を見て、チャラにしてやろうと思ってしまった。

    この光景が見れるだけで、きっとそれは素晴らしい事なのだろう。



    俺にも妹がいる。しかし、俺は兄だ。

    姉妹の事はよく分からない。


    それでも、こうしてあの幸せそうな二人を見ている間だけは。



    少しだけ、理解できたような気がした。







    461 = 1 :

    今日はここまでっす! ようやCDデビューもスタートライン!

    まぁなんというか、ClariS大好きです。ええ。

    463 :

    乙乙
    CDは貴音も買うのかな?

    465 :

    乙乙

    クラリス良いよね

    中の人が出てこないのは釘宮タイプだからだと思うが、
    歌がよければそれで良いしな

    466 = 433 :

    乙!
    やち天。
    NWにTP、きの子、城ヶ崎姉妹、楓さんか…
    八幡は廃課金税だったです?

    467 :


    姉妹といえばまだ姉のんが出ていなかったね
    モバマス中心なら絡ませるのは難しいわな

    468 = 431 :


    小町はいい妹だなあ

    >>466
    NWじゃねえNGだお

    469 :

    待ってた乙乙!

    470 :

    おっつおっつ

    ここぞとばかりにきっちり自己主張する凛ちゃん可愛い!

    471 :


    次も楽しみにしてる!

    472 :

    乙乙
    毎回想うけど話を書くの本当うまいわ。
    素直に感動するし本当に良い読了感。
    そして凛のこの正妻力である。

    473 :

    乙!
    小町それ送ったら修羅場や!(イイゾモットヤレ

    474 :


    やっぱりチョロヶ崎はかわいいなあ

    475 :


    八幡△
    小町は予想外で面白かった。次も期待してます!

    sageってどうやるの?

    477 :

    乙です!

    どうしたんだスレ主・・・
    年末くらいから更新がめっちゃ安定してる・・・

    478 :

    もうみんなプロデュースすればいいんじゃないかな

    479 :

    天使な事務員から貰ったドリンクを常飲してるんだね(白目)

    482 :

    水着しまむらさんの発育が著しい
    この調子だとちゃんみおに追いつきそうだ
    り、凛ちゃんはスレンダー美人だなぁ(泡ふき)

    483 :

    乙!
    完結めざしてくれさい。

    484 :

    乙です。
    ここにまゆを投下したら修羅場とかいう生易しいものじゃなくなるな

    杏に期待してます

    485 :

    まゆは難しいだろうな

    486 :

    よかった

    487 = 486 :

    よかった

    488 :

    乙ッス
    続き楽しみにしてるッス

    489 :

    蘭子は…

    続き、楽しみにしてます

    490 :

    わた、みくにゃんの出番もっと

    欲しかったにゃ…

    491 :

    凛ちゃんて結構攻めるよね
    ナチュラルS……いえ、なんでもありません

    492 :

    そんな凛もかわいあか

    493 :

    そろそろ島村さんを本格的にプロジュースしよう(提案)

    494 :

    島村さんのスク水も来たことだしこれは水着回を書くしかないんじゃないですかねぇ(ゲス顔)

    495 :

    莉嘉に手を出すより智絵里に手を出す方が犯罪臭いのは何故だろう…

    496 :

    個人的には大人アイドル組との絡もみたい

    のあにゃんとか

    497 :

    そうね、わかるわ

    498 :

    うむ

    499 :

    モバマスじゃ無いけど秋月涼ちんと戸塚を合わせたい
    そしてユニット組ませたい・・・

    500 :

    >>499
    戸塚は男の子だから無理だよ

    俺の前でタキシード着てるしな


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