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    元スレカイジ「私立…希望ヶ峰学園…?」

    SS+覧 / PC版 /
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    901 = 892 :

    困惑する山田……あれこれと思いつくままに言葉を並べ……ますます怪しさを増す……!

    「…………そう」

    山田「・・・・・?」

    「それじゃ、……一緒にいこうよ…………トイレ」

    山田「・・・・・は、はぁ・・・連れションですな・・・・はは」



    奇妙な着ぐるみを抱えた山田と、スポーツバッグを丁寧に持ち運んでいたもう1人は……

    そそくさとトイレの中に入っていった……


    902 :

    キター!
    一体どうなる…!

    903 :

    お帰りー!ずっと待ってたよー!

    カイジ頑張れ

    904 :

    超社会人級ワロタ

    905 :

    ちーたんと連れションだと!?(ガタッ

    906 :

    続きがみれるなんて、僥倖・・・!

    907 :

    正直死んだかと思ってたよね
    ・・・と…の使い分けてるのが気になるんだがなんか理由あるのか?

    909 :

    社会人ですらないだろ……

    910 :

    フリーターも一応社会人なのでセフセフ

    912 :

    ―娯楽室―


    チッ……チッ……チッ……


    刻々と迫るカイジの呼び出し時刻、午前1時っ……!

    しかし、未だに現れない……山田……


    セレス「…………」


    ゴスロリ服は椅子に鎮座し思案するっ……

    山田が娯楽室に現れない理由を……

    そして、このまま山田が現れなかった場合の己の所作を……


    セレス「……チッ」

    セレス(上手く引きこんだはずでしたが……逃げましたか?……山田君)

    913 = 912 :

    セレス(……予定通りここに現れた伊藤君と鉢合わせとなると)

    セレス(わたくし一人で事を運ぶのは困難ですわね……日頃の運動不足が祟りますわ)

    セレス(今夜は大人しく帰路につくとしますか……)


    ゴスロリ服、ここは計画の実行を断念!……賢明な判断


    セレス(伊藤君に関しては、ここに誰もいなければ……ただのイタズラだったと思うでしょうし)

    セレス(霧切さんに関しては、彼女が強い関心を抱いているらしい、学園理事長の情報を入手した……という)

    セレス(匿名のメモをしたためましたが……)

    セレス(やはりこのような安易な方法で彼女をおびき寄せるのは困難ですわね)

    914 = 912 :

    セレス(頭の回転が早い彼女を葬りされれば……裁判の進行も有理になることは請け合いでしょうが)

    セレス(計画の練り直しですわ……)

    セレス(まずはわたくしの目論見を教えてしまった山田君の処遇を……)


    ギィィ・・・


    ゴスロリ服、娯楽室を出、階下へ移動しようとした……その時



    「……よう」

    915 = 912 :

    ―学校エリア2階・男子トイレ―


    ギィィィィィ・・・


    そこには……“秘密の部屋”に闖入した者たちが…………!


    山田「な・・・なんと・・・・!」

    山田「こんなところに隠し扉があったとは・・・・!」


    カタカタカタカタ……


    不二咲「うん……僕も初めて知ったんだぁ」


    カタカタカタ……


    アルターエゴ「ボクを通じて霧切さんが教えてくれたんだよ」

    アルターエゴ「更なる調査のために……ネット回線に接続可能な場所があればって話をしていたらね……」


    山田「き、霧切響子殿がっ・・・!?」

    916 = 912 :

    不二咲、ネット接続に成功後……プログラマーの本領を発揮っ……!

    カタカタカタカタカタ……


    不二咲「山田君、今のうちに奥の書籍の方を調べておいて……!」

    不二咲「学園に関する手掛かりがまだ残っているかもしれないし」

    山田「……そ、そうですなっ」

    山田「ですがその……不二咲千尋殿っ!」

    不二咲「……?」

    山田「霧切響子殿の提供した情報・・・・本当に・・・・信頼してよいので・・・・・・?」

    山田「その・・・・・」


    山田、めまぐるしい状況の推移に混乱と疑念渦巻くその心中っ……!

    セレスに説かれた通り霧切響子を殺害するべきなのか・・・?

    ならば今すぐにここから抜け出して計画を実行せねばならない・・・!

    だが目の前にいる不二咲は今、自分達全員を救うべく、危険を冒して手掛かりを捜索している・・・!

    不二咲千尋は、霧切響子を信頼している・・・!

    不二咲千尋は、霧切響子に騙されている・・・?

    それとも、不二咲すら実はグルで山田自身を陥れようとしている・・・!?

    917 = 912 :

    山田「ああああ・・・・わからないっ・・・・!」

    不二咲「山田君!?」

    山田「何が正しいのか・・・何を信じるべきなのか・・・・!」

    山田「誰が味方で、誰が敵なのかっ・・・・!」

    不二咲「…………」


    カタカタカタカタ……


    アルターエゴ「ねぇ、山田君」


    山田「ちー・・・たん・・・・?」


    アルターエゴ「ボクは、みんなことを……仲間だと思ってる」

    アルターエゴ「だから、霧切さんのことも信じてるし……山田君のことも信じてるよ」

    アルターエゴ「……山田君にも、信じてほしいんだぁ」

    919 = 912 :

    不二咲、PC画面から一瞬目を反らし……上目づかいに山田を仰ぎ見る

    アルターエゴ「ボクのこと、ご主人タマのこと、……皆のことを」


    そして両者笑顔っ・・・!当然ながら瓜二つっ・・・!屈託のない表情っ・・・・!それに射抜かれる山田っ・・・・!


    山田「…………フッ」

    山田「どうやら僕は、いまようやく気付くことができたようだ」


    山田「自分の幸せだけを望んでの行動がっ・・・・!」

    山田「愛するひとの望まない結末をもたらすのであればっ・・・・!」

    山田「その先に愛などはないっ・・・・・!!ただの自己満足に塗れた頽廃的な終末だけであるとっ・・・・!!」


    この時山田、実にあっさり改心っ……!

    ぱらぱらぱらぱらっ……!


    山田「徹底的に調べ上げてやる!……同人作家の本領発揮ですぞ!」


    不二咲(……今日の山田君、いつも以上に感情の起伏が激しいなぁ)

    不二咲(成り行きで危険なことに巻き込んじゃって……)

    不二咲(……でも、山田君がいてくれるおかげで作業が捗りそう)

    不二咲(黒幕に気づかれる前に……なるべく早くここを抜け出さないと……!)

    920 = 912 :

    ―3階廊下―


    娯楽室手前の壁に寄り掛かる……アゴの長い人影がっ……!


    セレス「……」


    カイジ「やはり、アンタだったか」


    セレス「……何のことで?」



    カイジ「夜時間の外禁ルール……言い出しっぺまで破るとはな」

    セレス「……」

    セレス「わたくしは……舞園さんに呼び出されてここに」

    セレス「重要な情報が入手できたらしいので……気になりまして、なくなく禁を破ることに」

    セレス「もしや、伊藤君も……?」


    カイジ「……俺はまだ何も言ってないんだけどな」

    921 = 912 :

    カイジ「……どうして俺がアンタと同じように、舞園に、娯楽室に呼び出されたと思ったんだ?」

    カイジ「偶然ぶらついていたら……たまたまここを通りかかった可能性だってあるだろ?」


    セレス「……フフ」

    セレス「偶然にしては出来過ぎでしょう?」

    セレス「先ほどの『やはり……』という発言、何やらわたくしを疑っている様子」

    セレス「何の心当たりもありませんが」

    セレス「それから、伊藤君の立ち位置ですわ」

    セレス「3階から2階へと繋がる唯一の階段の前を塞いで……わたくしをこの階から逃がさないつもりでしょう?」


    カイジ「……わざわざ出向いてさしあげたんだからな」

    カイジ「今度こそ……逃げずに勝負してもらうっ……!」

    922 = 912 :


    ここでカイジ、懐に手を入れ……鈍く光るブツをちらつかせる!


    セレス「……」

    カイジ「廊下で話は難だろ……入ろうぜ娯楽室」

    カイジ「昼間の約束通り……ギャンブルしようじゃねぇか」

    カイジ「お望みならば100億円……賭けて!」

    セレス「……」

    セレス「何かを企んでいるのは……伊藤君の方でしたか?」

    セレス「わたくしを嵌めましたわね……?」

    カイジ「人聞きが悪いな」

    カイジ「娯楽室で博打でもしながら待っていようぜ……ってだけだ」

    カイジ「……舞園が、来るのなら、来るまで」

    セレス「……」

    923 = 912 :


    カイジ、じりじりと間を詰め……ゴスロリ服を威圧

    一方のゴスロリ服……表情には動揺の色など見せないが、少しずつ後退り

    追い込まれる……娯楽室の扉の前へと……その内へと……!


    カイジ「……」


    カイジの心中は……今なお緊張感で満たされていた……


    カイジ(……やはり、セレスが意図的に俺をここへ呼び出したと見える)

    カイジ(……それも敢えて舞園と偽り、かつ夜時間の学校エリアという無人の確率が高い状況下で)

    カイジ(俺を……殺る気だったな……!)

    カイジ(……だが、こいつは華奢だし、大神のような武術的な能力とか……明らかになさそうだし)

    カイジ(男の俺を対象に選んだってことは……)

    カイジ(たぶん協力者がいるっ……!)

    カイジ(そう考えるのが筋だが……周りを見渡す限り……それらしい人影は皆無)

    カイジ(こいつ……本気で、一人で殺るつもりだったのか……?)

    カイジ(随分……なめられたもんじゃねーか)

    924 = 912 :

    そして……追いやられるように娯楽室に戻ったセレスと、安全を確かめた上で後に続いたカイジ



    ―娯楽室―


    セレス「伊藤君……強引ですのね」

    カイジ「少しは強引じゃねぇと……いつまで経っても受け流されそうだからな」

    セレス「それで……その手中にあるものは、何処で入手したのですか?」

    セレス「モノモノマシーンから出てくる……レプリカでは無さそうですが」

    カイジ「……さあな」

    カイジ「アンタが今言うべきことは……本気で命懸けのギャンブルをやる勇気が、あるかどうか」



    カイジ「ロシアンルーレットで勝負だ…………拳銃(コイツ)でっ!!」

    925 :

    さすが逆境無頼、本領発揮か

    926 = 912 :

    ―学校エリア1階・廊下―


    カツン・・   カツン・・


    深夜の廊下に鳴り響く……か細い足音

    その主が、幾度となく監視カメラを睨みながら……挑発的な言動を繰り返す


    霧切「話したいことがあると言っているのよっ……!」

    霧切「見ているんでしょう?……モノクマ」


    し・・・・ん・・・・・


    霧切(これまでの経験上……あいつはこちらから働き掛けたら一定のテンポを置いて必ず出現していた)

    霧切(カメラによる監視活動と、モノクマの操作やその他設備の管理があくまで人為的に行われているとするならば)

    霧切(その間隙を突く余地がある)

    霧切(モノクマの関心をこちらに集中させることで、黒幕の行動を制限できるのではないか)

    霧切(そう考えていたのだけれど)

    霧切(今夜に限って現れないのは……こちらの目論見を勘付かれたということ……?)

    927 = 912 :

    霧切(……)

    霧切(……黒幕が直接手を下す可能性は低いと思うけれど、上の様子を見に行きましょうか)

    霧切(…………)

    霧切(……我ながら)

    霧切(リスクの高い賭けをしてしまったものね)

    霧切(『賭博はよくない』なんてとても言えないくらい)

    霧切(……でもこれが成功すれば、必ず黒幕を出し抜けるはず)


    銀髪、2階に続く登り階段に差し掛かったところで……


    ゴガッ


    霧切「!」

    霧切(……音……)

    霧切(何かがぶつかり合うような……体育館のほうからね)

    霧切(……)


    なお、銀髪はしばらく個室に戻っていないのでゴスロリ服からの“呼び出しメモ”の存在に気づいていない模様

    928 = 912 :

    ―体育館―


     どがッ・・・!   がッ・・・!



    「オマエさぁっ……!自分が何をやっているのか分かってるよね……?」



    「・・・・!」



    「タイムリミットまでに!指示通り事件を起こさなかったら……コロされちゃうんだよ、人質は」



    「・・・・!」



    「超マジでねっ…………!!」



    「金輪際、脅迫には・・・屈せぬ・・・!我は・・・そう決意したのだ・・・・・!」


    929 = 912 :


    ―個室・苗木誠―



    苗木「はぁー……なかなか眠れない」

    苗木「ちょっと昼寝し過ぎたかな……」

    苗木「……」


    苗木、娯楽室の雑誌棚から拝借してきた……人気ファッション誌のページを捲る


    苗木「……」

    苗木「やっぱり……気になるな」

    苗木「江ノ島さん……雑誌の写真では“盛ってる”っていっていたけど」

    苗木「いくらなんでも……」

    苗木「違いすぎるよ……胸の……大きさがっ……!」


    ひそかに核心に迫る、苗木っ…………!

    930 = 912 :

    >>907 驚嘆とか感情が昂ってそうなときの発言は・・・を使ってた気がするけど、あんまり気にしないで
    では

    934 :

    苗木っちがハーレムをつくっていないことはおかしいべ!

    935 :

    苗木wwww


    他はみんなシリアスなのにww

    936 :

    舞園さん生きてる

    ここまで言えば苗木君の居場所は分かるな?

    937 :

    カイジの存在で一味違う雰囲気出てるな

    938 :

    やっと追いついた

    これすごく良い

    940 :

    超高校級の逆境無頼でいいんじゃないか

    941 :


    ―娯楽室―


    カイジ「あんたはモノクマが100億という動機を提示したとき」

    カイジ「自分には10億の貯金があるから、もうカネなんかいらない……といった」


    セレス「……」


    カイジ「まずその思考はありえないっ……!筋金入りのギャンブラーならば……!」

    カイジ「大きなカネを手にすればするほど……さらに、もっと大きなカネを手にいれたくなる!」

    カイジ「己に運が巡ってきている……その確信があるならば」

    カイジ「チャンスさえあるならばっ……!」

    カイジ「とことん登りつめる……目に見えぬ頂までっ……!!」

    カイジ「たとえその先に……人生の破綻がまっていたとしても……!!」

    942 = 941 :

    カイジ「それが……ギャンブラーの性ってやつだろ?」


    セレス「……」


    カイジ「俺は・・・賭けるっ・・・・・!!」

    カイジ「賭けられる・・・・・100億のために・・・・・!!」

    カイジ「命でさえ・・・・・賭けられるっ・・・・・・!!」

    カイジ「勝てば・・・・・それでいいんだよッ!!」


    カイジ熱弁……!

    その眼光は……カネのために手段を選ばぬ悪魔の如しっ!

    ……そう見えるに違いない、傍目からは……!

    しかし、カイジの心中では……



    カイジ(だが……!)

    943 = 941 :

    カイジ(殺さない……!)

    カイジ(人は……殺さない……!)

    カイジ(殺せるわけないだろっ!)


    カイジ(絶対に・・・・!!)


    カイジ(誰かを殺したが最後……全ては黒幕の思う壺っ……!)

    カイジ(第一100億なんてカネ……本当に手に入るのか分からねーし)

    カイジ(黒幕が……宣言通り約束を守るかどうかなんて結局俺達に知る由はないんだ)

    カイジ(黒幕に踊らされたら負けなんだよっ……!!)

    カイジ(俺達16人のなかで……コロシアイが発生したら)

    カイジ(その時点で即負け!全員実質脱落!この“ゲーム”の本質はつまるところそこにある)

    カイジ(俺には……そうとしか考えられない)

    カイジ(だからっ……!)

    944 = 941 :

    カイジ(止めなきゃいけない!コロシアイの発生を!)

    カイジ(たぶん今現在、最も危険な……この女をっ……!!)


    セレス「ロシアン・ルーレットですか……」


    カイジ「……」


    沈黙を守るカイジ……ゴスロリ服の出方を慎重に見極める


    セレス「ですが……伊藤君が用意した拳銃を使うということは」


    カイジ「拳銃に細工を施してる……っていうんだろ」

    カイジ「俺は……相手がイカサマしてこない限り……フェアなつもりだぜ」

    カイジ「第一……俺自身、こういう物を扱うのはそんなに慣れてねぇしな」


    セレス「…………あら」

    セレス「そうなんですか?」

    945 = 941 :

    セレス「わたくしは……ありますのよ」

    セレス「ロシアンルーレットの経験」


    カイジ「……ほう?」


    セレス「あれは黒海の東岸に位置する……ワインの生産が盛んな小国での出来事でした」


    カイジ「・・・?」


    セレス「大金を賭けて、17人のプレイヤーがロシアン・ルーレットに参加したのです」

    セレス「実に粛々と……運の無い方々は断末魔を上げて倒れていきました」


    カイジ「・・・ッ」


    ゴスロリ服の眼力っ……!


    セレス「そう」

    946 = 941 :

    セレス「たった一人だけ……運のあるものだけが、生き残り、賞金を手にしました」

    セレス「そういう風に……運命づけられていたのです」


    カイジ「はは・・・」

    カイジ「それが……あんただったと?」


    セレス「正直言って……あのギャンブルは単調過ぎましたわね」

    セレス「実に……つまらないものでした」


    カイジ「……」


    セレス「……手に汗を握る心理戦や駆け引き、絶対的に不利な局面での足掻き、起死回生の一策」

    セレス「どんなに悪条件でも……諦めない……勝率がゼロにならない限り絶対にっ……!!」


    セレス「そーいうものがギャンブルってヤツだろうがよぉ!!!!」



    カイジ「っ・・・・!?」

    947 = 941 :


    ゴスロリ服、カイジに向かって腕を振り上げる……!

    だが、あくまで男と女……!腕力の差はいかんともしがたい……!

    カイジはゴスロリ服の腕を掴み、制止を試みる……!


    が、しかしっ!



    ザクリッ!!



    カイジ「あがっ・・・!!」


    ゴスロリ服の右手人差し指にはめられた……外骨格風の金属製指輪がカイジのアゴを直撃っ……!

    裂傷、そして流血っ! 思わず怯むカイジ……!

    948 = 941 :

    さらにっ……!


    ガッ・・・!!


    カイジ「」


    ゴスロリ服、細い脚を思い切り振り上げ……カイジの股間部を直撃っ……!

    思わぬ反撃による動揺と鮮烈な痛みに……蹲るカイジっ!


    ここぞとばかりに手早く拳銃を奪取したゴスロリ服は……

    カイジの額に銃口を向けつつ……カイジの左手の平を、手袋越しに踏みつけるっ……!


    カイジ「あ・・・・っ・・・・あっ・・・・・!」


    グリ… グリ…


    セレス「伊藤君は……少しわたくしのことを舐め過ぎなのではありませんか?」

    セレス「うふふふふ、・・・・わたくしはぁぁぁ!」

    セレス「何度も何度も何度もこの身ひとつで修羅場をくぐり抜けてきたんだよぉぉぉぉぉ!!」

    セレス「ナメてんじゃねーぞこのビチグソがぁぁぁ!!!」

    949 = 941 :

    ―個室(苗木)―


    ……ピンポーン


    苗木「!?」

    苗木(今……鳴ったよな?)

    苗木(誰だろう……こんな時間に)

    苗木(……どうしよう、出た方が……いいのかな?)

    苗木(う~ん)

    苗木(……も、もしかしたら、何か緊急事態ってことも!)


    ガチャリ…

    950 = 941 :

    苗木「!」

    舞園「良かった……起きてたんですね、苗木君」

    苗木「舞園……さん?」

    苗木「どうしたの?……こんな時間に」

    苗木「……夜時間は……その」

    舞園「ええ……分かってます……けど」

    苗木「けど?」

    舞園「ちょっと、気になることがあって……その」

    舞園「助手として、苗木君に……相談したいなぁって」


    この後、舞園は苗木の部屋の中へ…………


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