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    元スレカイジ「私立…希望ヶ峰学園…?」

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    851 :

    耳千切ってもショック死しないタフガイだからな

    852 :

    爪に針針入れられたりね

    853 :

    麻酔なしで指を骨ごと切られてなお生きてる生命維持能力

    854 :

    超高校級のゴキブリ……は、某警察官のが適任か

    855 :

    >>854
    誰?

    856 :

    >>855
    両津

    857 :

    どこが高校なのか

    858 :

    そういや小学、中学辺りの話はあるけど、高校の時ってないっけ?
    そもそも高校行ってるのか知らないが

    859 :

    両津の話は別のスレでやろうな

    860 :

    無駄な自治厨も別のスレでやろうな

    861 :

    問題はさくらちゃんともし残姉がグングニられたら…だな。
    特に残姉、やっぱ苗木か?

    862 :

    頑張れカイジ
    何を頑張ればいいかは知らないけど

    863 :

    ―個室(山田一二三)―


    セレスから犯行計画について説明され……諸々の準備に取り掛かった山田


    その計画の内容は……いわゆる“共犯”……!


    1人目のターゲットを一方が殺害……

    2人目のターゲットを拘束……

    自分達の犯行を欺くための……見せ掛けの“不審者”として祀り上げ……

    アリバイ工作に利用した上で……

    ……一方が他の生徒の注意を引いている間に……他方が“不審者”を殺害

    ……“舞園メモ”を加工し証拠品としてでっちあげ、捜査を霍乱っ



    これにて完全犯罪が成立する……(?)……と、豪語するゴスロリ服

    その内容をあまり深く吟味しない……するほど頭が回らない山田っ

    864 = 863 :

    それに加えてっ……!


    ――「黒幕の一角……裏切り者さえ葬ってしまえば……」

    ――「そもそも裁判の執行自体が機能停止するでしょう」

    ――「わたくし達も……わたくし達の“仲間”も」

    ――「きっと救われるのです」

    ――「これは……そのための……わたくしの賭けなのです」

    ――「一緒に……黒幕を打ち倒しましょう」

    ――「協力してください……山田君っ!!」


    ……という一見して切実で……真摯なゴスロリ服の話に……

    山田、感銘っ……!


    さらに、決行は今宵だと……ゴスロリ服に追い討ちをかけられっ……

    やはり深く考えることも無く……行動を開始

    865 = 863 :


    まず美術室に行って工具等を持ち出し、さらに娯楽室の雑誌棚からスロット雑誌を回収……

    そして食堂の厨房にて……カイジが普段利用していたエプロンを拝借し……


    カキカキカキカキ・・・・


    山田(クフフ……同人作家たるもの)

    山田(締切に迫られれば迫られるほど……燃えてくるんですよねっ……!!)

    山田(材料が十分揃っている以上……不審者のコスプレ衣装作りなどっ……余裕!)

    山田(フィギュア作りの経験もある僕ならばっ……!)


    ――「不審者役には伊藤君を利用しますわ」

    ――「伊藤君は誘い出しやすいように……布石を打っておきましたかしら」


    山田(……設計は完璧だ)

    山田(ギャンブル好きな伊藤カイジ殿が扮装するなら……)

    山田(やはりこんな感じのデザインでよかろうっ…………!!)

    山田(フフッ……名づけて……『パチンコ筐体ロボ・アンフェア』っ……!!)

    866 = 863 :


    ――「先に伊藤君を確保しておきましょう……今夜の午前1時に娯楽室に来るよう仕向けておきますから」

    ――「それまでに不審者の衣装を用意しておいてください」

    ――「わたくし達は前もって午前0時に娯楽室に集合し……最終打ち合わせ」

    ――「霧切さんの殺害と、アリバイ工作についての段取りはそこで説明いたしますわ」


    山田「殺ってやるっ・・・・・・!」

    山田「僕は・・・・今なら・・・・・やれるんだ・・・・・・・!」


    山田「黒幕を倒してっ・・・・!ちーたんを・・・・そして他の皆も救い出してっ・・・・・!」


    山田「ここから出るんだ・・・・・・!!」

    山田「それが僕の・・・・・ジャスティスっ・・・・・・・!!」


    山田、脳内では悲劇のヒーロー気分っ…………もうどうにも止まらないっ!

    867 = 863 :

    ―食堂―

    朝日奈「そろそろ夜時間近いし部屋に戻ろっか?……さくらちゃん」

    大神「そうであるな……」

    朝日奈「いやぁ~今日もよく食べよく動いて頑張ったっ……!」

    朝日奈「……ま、相変わらず進展はないけどねぇ」

    朝日奈「でも……何だかんだでヘンな気起こす人もいないみたいだし」

    朝日奈「とりま……一安心だよね」

    大神「…………」

    朝日奈「……さくらちゃん?」

    大神「……いや」

    大神「確かにその通り……何も起こらぬに越したことは……ない」

    868 = 863 :

    大神「…………」


    大神の微妙な表情の変化を……見落とさない朝日奈


    朝日奈「どうしたの?……何か……心配なことでもあるの?」

    朝日奈「さくらちゃん……」

    大神「…………」


    大神「分かるか……朝日奈よ」


    朝日奈「当然だよっ!」

    朝日奈「だって私とさくらちゃんの仲だもんっ……!」


    大神「…………」


    朝日奈「……えっと、お節介だと思われたら……ゴメンだけど」

    朝日奈「気になることがあるのなら……何でも……言い合える」

    朝日奈「そんな仲でありたい……って私は思ってるし」


    大神「朝日奈よ……約束する」


    朝日奈「約束……?」

    869 = 863 :

    大神「我は……仲間だ」


    朝日奈「へ?」

    朝日奈「も~……さくらちゃんったら何言い出すかと思ったら……」

    朝日奈「当たり前だよっ!当たり前田のクラッカー体操だよ!」


    嬉々として他愛のない笑顔を振りまく朝日奈と……それを見守る大神

    大神は心中複雑であったが……それでも今感じることは一つだけであった


    大神(我がお主に出逢えたこと……それはこの上ない僥倖に違いない……)


    ガラッ・・・!


    葉隠「おお!……オーガに朝日奈っち!まだ食堂にいたんか!」

    870 = 863 :

    朝日奈「!……葉隠?」

    大神「どうした?……やや焦り気味のようだが」


    葉隠「とりあえず……黙ってついてきてくれねーか……話は後だべ」




    ―大浴場・脱衣所―

    朝日奈「ええっ!?」

    大神「……アルターエゴが……消えたというのか?」

    石丸「ああ……僕と兄弟が大浴場を利用しようと先程ここに来たら……どこにも」

    「アレが万一誰かに盗まれたとなっちゃ一大事だからな……」

    「とりあえずオレは不二咲本人に確認しようとして……」

    葉隠「途中で会った俺が話を聞いて……誰かに伝えようと思ったけど誰も見当たんないから」

    葉隠「食堂にいったんだべ……たぶん朝日奈っちとかはいるかと思って」

    朝日奈「別に一日中食堂に張り付いてるわけじゃないけどねっ」

    石丸「今から他の皆を呼んでいては……夜時間をオーバーしてしまうな」

    大神「それで……不二咲の方はどうだったのだ……?」

    「いや……個室の呼び鈴鳴らしてみたが……いねぇようだ」

    871 = 863 :

    葉隠「普通に不二咲っちがどっか持っていったんじゃ?バージョンアップとかで?」

    「こっから持ち出して使ったら黒幕にバレるだろ……?」

    朝日奈「ていうかさ……アルターエゴをもし誰かが盗んだんだとして……その目的は?」

    石丸「それは画面の中の不二咲君と会話を弾ませるためではないのかね?」

    葉隠「なるほど……つまり犯人は山田っちだべっ!」

    「山田が持ってったんならまだマシだろ……もしも」

    大神「…………」


    もしも……黒幕に通じている者がアルターエゴを盗んだのだとしたら

    大和田がそのような言葉を後に続けるつもりだったのかは定かでないが


    ここでっ……!


    《キーンコーン……!カーンコーン……!!》

    《午後10時になりましたっ……!!》

    872 = 863 :

    大神「夜時間に……なってしまったようだな」

    葉隠「あちゃー……どうすんだべ、アルターエゴは」

    朝日奈「でもやっぱ緊急事態ってことで……今から皆集めて……」

    石丸「だが……夜時間中に全員が動き回っては」

    石丸「ますます黒幕に……勘付かれ兼ねん」

    「確かにな……」

    石丸「よし……決定だっ!……今回の事案は先送り!」

    石丸「意外と……明日の朝になったら、また元の場所にアルターエゴ君が戻ってきているかも知れないからなっ!」

    葉隠「なるほど!……俺らが寝ぼけてただけなんか!」

    「だといいけどよ……」

    大神「…………」

    朝日奈「いいのかなー……これで」



    100億円を賭けたマヨナカの闘いの始まりであるっ…………

    873 = 863 :

    次につづく
    何か頭遺体です・・・また2、3日あくかもです

    874 :


    漢字が怖いわww
    脳死してるみたいだわww
    まあ楽しみに続き待ってるんで、お大事に
    季節の変わり目は危ないかんね

    876 :

    生きてるかー?

    877 :

    頭が遺体らしいし…

    878 :

    おいやめろwwwwww
    気楽に気長に待とうぜ

    879 :

    誰か死んだ?

    881 :

    悲しい事件でしたなぁ…

    882 :

    まだ頭が見つかってないんだっけ?

    883 :

    聖人の遺体かな?

    886 :

    失踪

    887 :

    一ヶ月過ぎたが、>>1は大丈夫かな

    888 :

    嫌な事件だったね・・・

    889 :

    …続きが、まだ見つかってないんだろ?

    890 :

    頭だけが遺体で見つかるなんて…

    891 :

    今日来ないとエタかな?

    892 :

    ―個室・伊藤カイジ―



    カイジ「…………」



    夜時間になり、所用を済ませて個室に戻ったカイジは……

    ドアの隙間から差し込まれたと思われる、小さな紙切れとにらめっこをしていた




    『2人きりで話したいことがあります……

    午前1時に、  娯楽室に来てください

    部屋を間違えないように、ちゃんと   プレートを確認してくださいね

                                舞園さやか』


    カイジ「何なんだ……これは」

    893 = 892 :

    カイジ(2人きり……?)

    カイジ(娯楽室に…………?)

    カイジ(舞園が……俺と……?)

    カイジ「100%・・・ありえない・・・・」

    カイジ「どう考えても・・・裏があるだろ・・・・」

    カイジ「甘い言葉で誘い出して・・・・こう・・・毒物とかで・・・・!」

    カイジ「いやいやいや・・・まさかっ・・・・!」

    カイジ「だが・・・しかし・・・・・」

    カイジ「状況が状況だからな・・・・100億かかってるんだ」

    カイジ「それでも・・・他でもない・・・・舞園が」

    カイジ「第一あいつはアイドル・・・!」

    カイジ「カネになんざ・・・困ってないだろうし・・・・!」

    カイジ「さすがに・・・・そんなことは・・・・・・」

    カイジ「アイドルが・・狙っている・・・・?“卒業を”・・・・・・?」

    カイジ「くっ・・・・!」

    894 = 892 :

    カイジ「待て、先入観で判断するな・・・・・!」

    カイジ「何となく……舞園が書きそうな字だったから……これはっ……と思ったが」

    カイジ「単に……他の連中、……苗木……はないな、桑田あたりの悪戯かもしれない」

    カイジ「あるいは……他の誰かが、俺を呼び出すためのカムフラージュに……?」

    カイジ「だとしたら……目的は一体……?どうして……舞園の名を借りて……?」

    カイジ「けれど、もう夜時間だし確かめる方法は……」

    カイジ「舞園がどんな字を書くのか……見たことはない」

    カイジ「そもそも舞園と話したこと自体……そんなにないし」

    カイジ「そういえばこの前、……娯楽室でトランプをやったっけ……苗木や、セレスを含めて」

    895 = 892 :

    カイジ、ここで一閃っ……!!


    カイジ(そうか……このメモで一番注目すべきなのは)

    カイジ(舞園さやかという署名よりも……『娯楽室』という場所の方だ)

    カイジ(よくよく見ると、この『娯楽室』という言葉だけ……微妙に筆跡が違うっ……!)

    カイジ(それから)

    カイジ(『午前1時に、』……と『娯楽室に来てください』 )

    カイジ(『ちゃんと』………『プレートを確認してくださいね』)

    カイジ(これらの言葉の間に……不自然な空白が存在しているっ……!)

    カイジ(この空白の間に………本当は別の言葉が“入っていた”んじゃないか?)

    896 = 892 :

    カイジ(……舞園が書いた、本物のメモの紙面に…………!)

    カイジ、机上のメモ台紙を1枚取り上げ、“娯楽室メモ”と重ね合わせてみる

    カイジ(やはり……このメモは各部屋に配置されている紙と同じ)

    カイジ(そして割と薄い紙だから……白紙を上に重ねて…………できるな、なぞり書き)


    カイジ、右こぶしを握りしめ……妙に納得した顔

    そして……カチャリと音を立てながら……あるものを懐に仕舞い込み……


    カイジ「…………間違いないだろ」

    カイジ「これは罠……」

    カイジ「罠ではあるが……」

    カイジ「案外……見え透いた罠…………!」

    897 = 892 :

    カイジ「・・・・・ククク」

    カイジ「いいぜ・・・・敢えて・・・・・嵌ってやるよっ・・・・・!」

    カイジ「嵌った上で・・・・・勝負だっ・・・・・・」

    カイジ「見せてやる・・・・“超社会人級”のギャンブラーの・・・・・」

    カイジ「ここ一度の・・・・勇気をっ・・・・・・・・・!」


    カイジ、あくまで死と隣り合わせの状況……

    勝つべくして勝てない……何が起こるか予測不可能……

    伏魔殿(娯楽室)に飛びこむ……その決意は……行動は……

    吉と出るのか……凶と出るのか……?

    898 = 892 :

    ―学校エリア1階・登り階段―


    こそ・・    こそ・・


    山田(やれやれ……“筐体ロボ”の制作に思ったより時間を取られてしまいましたぞ)

    山田(午前1時よりも前に僕らは娯楽室で待機しておらねば……)

    山田(確か3階でしたかな……)


    怪しげな衣装を抱えて、なおかつ少々息を切らしながら階段を上る山田っ……

    誰かに見られたら明らかに…………



    ごそ・・・      ごそ・・・



    山田「!!?」

    山田(2階の方に……誰かの影が……!?)

    899 = 892 :

    山田(もしやセレス殿……いや、どうもシルエットが違うような……?)


    ガタッ


    「!?」

    山田「なななっ・・・!」


    山田、思わず間の抜けた声を上げるっ……!


    「!?……その声……山田君……なの?」

    900 = 892 :

    山田「そ、その声は……」


    「こ、こんなところで……何を?」


    山田「え、いや、・・・・べ、別に何でも・・・!」


    「………………」


    山田「そのっ・・・!」

    山田「眠れなくて・・・少し散歩をしておりまして・・・・・!それで・・・・!」

    山田「トイレにっ・・・・!」

    山田「急に催したんですがっ・・・・!」

    山田「今、向かおうとしていたっ・・・・!」

    山田「それだけのこと・・・・なのですがっ・・・・・!!」


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