元スレカイジ「私立…希望ヶ峰学園…?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
801 :
そういや鷲巣ごとグニャ~っとさせられてたんだったっけか
802 :
>>795
天才
803 :
カイジやアカギよりも黒沢さんだったら皆を救える気がする。
804 :
コロシアイ云々は舞園桑田生存の時に言えよ。
805 :
アカギは負けてもぐにゃあしなさそうだから
負けたのはきっと平山辺りだろう…
806 :
桑田舞園生存でセレスさん死亡とか荒れるだろ。俺が
807 :
何で書きにくくなるような言い争いをするのか
ただでさえ展開困ってるみたいなんだし、>>1の好きなように書かせろよ
808 :
展開に悩んでるなんて公言してるんだから、展開に言及するようなことは避けるべきでしょ
弱みに付け込んでまるでそう書かなきゃいけないみたいな風潮を生み出すのは、展開の押し付けと一緒
結局>>799とかも「自分でやれば~」とかいう筆者の威を借る言い回ししてまで叩いてるけど
その手の要望を叩くならその前後の要望もひっくるめて全叩きするべきなはず
特に>>795なんて「両方の展開書いてね」とか明らかに横暴な要求なのにそれをスルー
ピンポイントで>>797だけ叩いてるあたり結局筆者のためではなく、自分の気に入らない流れを消したいだけ、典型的読者様
809 :
桑田辺りが死なないかな…意外性を突いて有能キャラでも良いけど
810 :
どうなるか?
811 :
―個室(苗木誠)―
苗木「セレスさんについて……?」
カイジ「ああ」
カイジ「あいつと近い将来…………“勝負”することになりそうだからな」
苗木(勝負……?ああ、……前に言ってた賭けの話かな?)
カイジ「敵を知り己を知ればってやつでさ……」
苗木「それならむしろ……伊藤クンの方が詳しいんじゃないかな?」
苗木「よく話もしてるみたいだし……」
カイジ「実のところ……あいつの話は大方掴み処がないっていうか」
カイジ「……言ってることがどこまで本気でどこから冗談なのか……」
カイジ「分かりづらいんだよな」
カイジ「だから……あいつに関する客観的な情報について知りたいんだ」
カイジ「過去に……どんなギャンブルで荒稼ぎしたのか……とか」
苗木「……そうだねぇ……ま、そもそもネットの情報も……すべてが客観的だとはいえないかも知れないけれど」
812 = 811 :
その内容は……
・ゴスロリ服を愛でる、「ウソの天才」と呼ばれる素性不明の女子高生
・自称「セレス(以下略)=本名」(正真正銘の本名は誰にも知られたくない?)
・出身地は栃木県宇都宮市らしい
・参加者同士で全財産を奪い合うゲーム、“キングオブライアー”で優勝したらしい
・闇の麻雀で“剛運”を持つ老人と“悪魔”と呼ばれる銀髪少年をぐにょ~とさせたらしい
・闇の麻雀インターハイで“牌に愛された子”を破り優勝したらしい
・地下の闇将棋大会で将棋のルールも知らずに適当に打って優勝(決勝の相手は“アキバの受け師”)したらしい
苗木「まあ……これくらいかな」
カイジ(……栃木って……あーだから餃子なのか…………)
カイジ(それにしても……)
カイジ(これは……どう解釈すればいい……?)
813 :
セレスさん、化け物じゃないですか
814 = 811 :
カイジ(「ウソの天才」というからには……この“過去の偉業”とやらも)
カイジ(実はすべて……ウソ?……作り話……?)
カイジ(かといって……仮に全部ウソだとしたら)
カイジ(……あいつに“ギャンブル”の才能なんてないことになる……)
カイジ(才能がなけりゃ入れない特別な学校に……あいつが入っていること事態がおかしい)
カイジ(裏口入学……?)
カイジ(いや、むしろそれって・・・・今の俺の状況じゃ・・・・・・・・・?)
カイジ(だから……すべてがウソだとは考えられない)
カイジ(ギャンブラーとしての才能を持っていることは確かなはずだ……)
カイジ(だが……この情報だけでは……)
カイジ(判然としない……セレスという人間の……本質的な部分が……)
815 = 811 :
苗木「あ、それと……ギャンブルの“必勝法”について話していたけど」
カイジ「何?……何ていってたんだ……あいつは」
苗木「う~ん、何だか回りくどい言い方してたけど……」
苗木「要は、“運”が“命”なんだって……」
カイジ「…………」
苗木「自分にはもとも賭け事(ギャンブル)の幸運がプログラムされているから」
苗木「負けることは無い……って……」
カイジ「…………」
カイジ「…………ほう」
816 = 811 :
苗木「伊藤クンも……ギャンブルに詳しいんだよね?」
苗木「やっぱり運の強い人が……そういう世界でお金を稼げるのかな?」
カイジ「…………」
カイジ「……どうだか」
苗木「え?」
カイジ「……本当に運だけで連戦連勝、負け無しってんなら……」
カイジ「それはオカルトレベル……葉隠の3割確実に当たるべ理論と同じ……」
カイジ「普通……ありえない」
カイジ「“ギャンブラー”を自称するくらいだから……長年に渡って博打に耽ってるのなら、尚更な」
苗木「うーん……宝くじとかで、高額当選したとか……?」
カイジ(やはり……一番は惑わされないことだ)
817 = 811 :
カイジ(苗木から聞いた話も……鵜呑みにしちゃいけない)
カイジ(相手のペーズに嵌らない……)
カイジ(勝機を見出すには、やはり……逆に……相手のペースを乱すことだ)
カイジ(あいつの……あの分厚い化けの皮……)
カイジ(それさえ剥がすことができれば…………案外っ…………)
カイジ「ありがとよ、苗木……いいネタを仕入れられた」
カイジ「もし本当に“賭け事(ギャンブル)”の幸運がプログラムされているといっても」
カイジ「…………“完全犯罪(ギャンブル)”の幸運がプログラムされているとは限らねぇ」
苗木「……え?……」
カイジ「独り言さ」
カイジ「……それじゃあな」
がらっ・・・
カイジ、用件を済ませて苗木の個室を辞去
苗木「行っちゃった……」
苗木(いい機会だから……伊藤クンの才能のことを聞いてみたかったけど)
苗木(まぁ……いいか、また今度で)
818 = 811 :
―個室(山田一二三)―
セレス「あら……どうして腰を抜かしているんですか?」
セレス「山田君」
おろ・・ おろ・・
山田「た、確かにっ・・・・・!僕は・・・・・・・・・・・!」
山田「何でもすると・・・・・・・!」
山田「で、ですがっ・・・・・・・・その・・・・・・・・・・!」
セレス「頭が高いんだよぉ!・・・・・腐れラードがぁっ・・・・・・!!!」
バシィっ・・・
山田「・・・・・・びふいっ・・・・・・・・」
セレス「よろしいですか?」
セレス「もう一度、わたくしたちがこれからなすべきことを説明しますわ……」
ゴスロリ服、山田が偶然入手したという紙切れ……“舞園メモ”をチラつかせる
819 = 811 :
―購買部―
がこんっ・・
江ノ島「はぁ?……また香水?」
江ノ島「もっとイイもの出ないのかなぁ~」
ガラッ・・
カイジ「よ、よう……江ノ島……ここにいたのかよ……」
江ノ島「伊藤?」
江ノ島「何なのよ、あたしに用?」
カイジ「いやぁ……その、えっと…………」
カイジ「じ、実は俺も……お前と同じように……その……武器とか?……好きでさ」
江ノ島「えっマジで!?」
820 = 811 :
カイジ「ほら、えーと何だろ……戦艦とか……」
カイジ「愛宕とか木曾とかに……興味あったり……なかったり…………」
江ノ島「旧海軍の巡洋艦かー……あたしはどっちかと言うと近代兵器というか」
江ノ島「まぁ……実践的なことのほうが詳しいよっ…………!」
カイジ「……そっか」
カイジ「じゃあ……実践的な話ってことで……教えて欲しいことがある」
江ノ島「何~?」
カイジ「…………“ルーレット”についてだ」
821 = 811 :
―食堂―
朝日奈「処刑とか……ホント頭おかしいんじゃない?モノクマって!」
大和田「今に始まったことか?」
葉隠「しかし……あんな大事なことを今迄黙ってるなんてひでえって」
葉隠「クロだとバレたら死刑……なんて分かってたら尚更コロシなんてできねーっての」
桑田「は・・・オメー・・・まさか・・・・結構マジで殺る気だったんか・・・・・?」
葉隠「な・・・!?ち、違うって!!」
大神「桑田よ……無闇に揚げ足を取るでない」
朝日奈「葉隠はバカなんだからそもそもトリックとか思いつけないし!」
葉隠「そうだべっ……!!」
大和田「胸張っていうなよ……」
大和田(にしても……)
大和田(不二咲のヤツ……昼以降見かけねぇが)
大和田(今夜もトレーニングは……やるんだよな……?)
100億円のタイムリミットまで……あと残り約24時間っ……!!
822 = 811 :
つづく
とりあえず自分の書きたいように書いて、もし完結できて、余力があったらIFで分岐ルートでも書けたら・・・
823 :
遅いけど乙
824 :
カイジ提督なにしてるんすか
825 :
ぱんぱかぱーんだキソ~
苗木君もうセレスの事オトしてるか寸前じゃないっすかww
826 :
アカギは確かにぐにゃーしないな
827 :
ダンガンロンパの時代とアカギの時代の違いはツッコまないほうがいいんだろうな・・・
というかアカギが負けるのもその上でぐにゃ~なるのもまったく想像できん
831 :
すばらしいよ……希望が溢れている
832 :
>>831
狛枝乙
833 :
―個室(山田一二三)―
山田「僕は・・・・・人を殺すなど・・・・・・そんなこと」
山田「そんなこと・・・・・・・いくら・・・・・・・・なんでも」
セレス「山田君、……よく考えてくださいな」
セレス「わたくし達は皆……所詮赤の他人に過ぎないのです」
セレス「その赤の他人を少なくともひとり……消去しさえすれば」
セレス「山田君は……晴れて、この養豚場のような飼い殺し空間から脱出できるのです」
セレス「それも……愛しのアルターエゴ……いいえ」
セレス「“ちーたん”と一緒にですよ?」
834 = 833 :
山田「・・・・・・・・・で、でも」
山田「ちーたんをここから救い出すことが出来ても・・・・・」
山田「その代償として・・・・・・不二咲千尋殿や、伊藤カイジ殿・・・・その他諸氏は・・・・」
山田「し、処刑されて・・・・・・・」
セレス「だから、それがどうしたのですか?」
山田「・・・・・・ッ・・・・・」
セレス「赤の他人である彼らの行く末など……わたくし達には関係有りません」
セレス「生きるか死ぬかのゼロサムゲーム……」
セレス「わたくし達が勝てば……残りの者が敗死するのは必然の理」
山田「・・・・・・・・・・・・」
セレス「それに……急ぎませんと」
セレス「……“ちーたん”が壊(コロ)すされてしまうかも知れませんわ」
セレス「……霧切さんに」
山田「んなっ・・・・・・・・・!?」
山田、驚愕っ……顔面蒼白…………!
835 = 833 :
セレス「よろしいですかぁ……?」
ゴスロリ服……目を<●><●>と開くっ…………!
セレス「霧切響子……あの方こそが、この希望ヶ峰学園を乗っ取った黒幕の仲間なのです」
山田「・・・・・・・な、な、なぁぁぁぁ・・・・・・・!?」
それは、まったくの憶測!
だが、山田を確実に計画へ引き擦り込むための……最良の方便っ!
セレス「霧切さんは学園生活の開始から、現在に至るまで……自分の素性について一切明かしていません」
セレス「それどころか、ほぼ常に単独行動で足取りが掴み辛い彼女は……」
セレス「わたくし達の行動を表から裏から監視しやすい“内通者”という立場にぴったりでしょう」
セレス「第一、このような状況にいきなり置かれておいて……顔色ひとつ変えず……」
セレス「常にあのような冷静な態度を保っていられるでしょうか?……まともな人間ならば」
セレス「……すなわちっ!霧切さんは……わたくし達とは異なる立場の人間であると考えれば」
セレス「彼女のあの達観した態度も……納得いきますわよね?」
836 = 833 :
バンっ・・・!
セレス「霧切響子は・・・・・裏切り者なんだよぉ・・・・・!!!」
山田「・・・・・・・・・・・!」
セレス「黒幕からの“動機”提供、脅し文句に馬耳東風なのも……」
セレス「入学当時、山田君がすでに失くしていたカメラを何故か持っていたのも……」
セレス「お風呂のときでさえ両手にはめた黒手袋を外さない意味深な行動も……」
セレス「すべては……霧切さんが最初から“仲間”ですらなかったという根拠となるのです」
山田「あ・・・・・・・あ・・・・・・・・・っ・・・・・・・」
ゴスロリ服の言は……あくまで憶測……!否……邪推っ!
それも根拠に乏しく……論理の飛躍した妄言に近かった…………!
だがっ!
人は根拠のない噂ですら……なんとなく信じ込んでしまう時がある
とりわけ、噂の対象となっている人物について……もともと穿った見方をしていた場合っ!
837 = 833 :
山田「だから・・・・・・かっ・・・・・・・・・!」
山田「黒幕にとって・・・・・間違いなく邪魔になるであろうちーたんの能力っ・・・!」
山田「そのちーたんを守ろうとした僕を・・・・ちーたんから執拗に退けてっ・・・・・!」
山田「ちーたんを・・・・・ちーたんを・・・・・・・!」
山田「霧切響子殿・・・・・・!許さんっ・・・・・・・・・・!!」
セレス「…………(単純ですわ)」
セレス「そして、……こちらを見てください」
山田「!……それは僕のカメラ……に、写ってる…………!?」
セレス「これは、この部屋の直ぐ先にあるトラッシュルームから……」
セレス「霧切さんと伊藤君が……ほぼ同時に出てきたところを写真に収めたものです」
山田「・・・・・霧切響子殿と、伊藤カイジ殿がっ・・・・・!?」
838 = 833 :
山田(伊藤カイジ殿・・・・・)
山田(そういえばカイジ殿も・・・・・・未だに自分の才能を明かしていないっ!)
セレス「偶然、伊藤君がそわそわとした様子でトラッシュルームに入っていくところを見かけて」
セレス「気になったので様子を伺っていましたら……」
セレス「ほら、山田君も聞いたでしょう?……あのモノクマのアナウンスが流れてきたのです」
山田「・・・・・・・!!」
セレス「そしてアナウンス終了後直ぐに……写真の通りに」
セレス「トラッシュルームというと……鉄格子があって奥には入れません」
セレス「かといって……今更探索をするほどの価値がある場所とも思えませんわ」
セレス「わたくし達一般の生徒にとっては……ですが」
セレス「どう思いますか……山田君……?」
839 = 833 :
山田「・・・・2人は・・・・グルだったんだっ・・・・・・・!!」
山田「実はあのトラッシュルームが秘密の抜け道とかにつながっててっ・・・・・・・!」
山田「そこから出入りして・・・・モノクマを操作しているのですぞっ・・・・・・!!」
山田「そうだと言っているっ・・・・・・・僕のゴーストがっ・・・・・・・・・・・!!」
山田、もはや冷静な状況判断……不可能
あっさりと絡めとられるっ…………ゴスロリ服の舌先三寸に…………!
山田「おのれ・・・黒幕っ!!許さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
山田が激高するのを冷めた目で見据えながら……あくまで計画的な殺人に拘るゴスロリ服
なぜなら……ゴスロリ服にとっては
……山田など、己の欲望を成就させるための踏み台でしかないのだからっ
841 :
まだ誰も死んでないのか
842 :
ここまではどうにかなってきたが、今回は何か起きそうだな
843 :
山田は相変わらずだな……
844 :
山田なら死んでもいいや
クロは桑田で
845 :
セレスはもっと美味い餌で釣るか
物理的にボコボコにしないと止めそうにない
846 :
カイジはともかく、霧切は誘いに乗りそうにないよな~
847 :
このスレを読めと俺のゴーストが囁くのさ
848 :
つーかこんなに殺人計画先に出しといてそのまんま殺人起こるわけ無い
849 :
舞園も大和田も結局回避してるし
セレスも回避しそうだな
逆にカイジが被害者ENDはありそう
850 :
けどカイジは何されても死にそうにないな
みんなの評価 : ☆
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