元スレ苗木「超高校級のシスコン・・・?」
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51 = 49 :
セレス「苗木君もモノクマも、居なくなりましたわね」
石丸「大和田君、キミは何故あそこまで苗木君に対し喧嘩腰になったのだ?」
大和田「仕方、ねぇじゃねえかよ・・・先にあっちが、メンチ切ったようなモンだったしよ」
江ノ島「え、苗木のヤツそんな目してたの?見た感じバリバリ草食系ってヤツなんですけど」
大和田「いや、なんつーかよ・・・体格もオレが勝ってんのに、アイツ、気迫とか、度胸とか、確実に強ェヤツのソレだった・・そんで、つい・・・」
腐川「何よアイツ、散々叫んで、笑い出して、最後は居なくなっちゃって・・・・」
朝日奈「なんか、イメージとちがうね・・・」
桑田「そりゃ唐突に非現実を突きつけられたらなぁ、分かんなくもねーよ。」
霧切「そうね。人は案外脆く崩れやすいものよ、彼のようにならないなんて断言できないわ」
舞園「もう、皆さん言い過ぎですよっ苗木君はそんな人じゃないです。優しい分、混乱してるだけです」
葉隠「ズバリ舞園っちの言うとーりだべ!俺の三割当たる占いでもそうでてるべ!」
不二咲「それ余計に駄目なんじゃないかな・・・」
52 = 49 :
―――――――――――――――体育館の扉の外
苗木「・・・全部、聞こえてるんだけどね」
苗木「・・ここと教室以外には、何があるんだろう・・・・」
―――――――――――――――――苗木の自室
苗木「(僕の名前が書かれたネームプレートが掛かっていたから入ったけど・・・)」
苗木「僕はここにいていいんだよな?この学園の宿泊施設みたいだし・・・・」
モノクマ「ええそうです、大正解です」ピョーン
モノクマ「ここの寄宿舎はそれぞれの部屋で休んだり眠ったりする場所なのだ!」
苗木「・・・モノクマ、どこから出てきたのさ」
モノクマ「うぷぷ、ボクは学園長だよ?生徒の疑問や問題があればどこからでも現れるのです。うぷぷぷぷ、ねぇボクってホント仕事熱心だよね」
苗木「・・・そうなんだ。それじゃ僕は寝るから」
モノクマ「・・・チェー、つまんねーの!殺らぬ後悔より殺った後悔って言うだろー!少しは起きて色々したらどうなのさ!」
苗木「うるさい、こんなことしたのはお前だろ」
モノクマ「・・・一人ひとりに配った電子生徒手帳、ここに置いとくから、絶対目ェ通してよ!」
モノクマ「フリじゃないぞ!言ったからな!」ピョーン
苗木「・・・・・・」
53 :
てっきり苗木っちは超高校級のオナニストだと思っていたべ!
54 :
――――――――――――――――――――――――
苗木「(モノクマに言われた後、僕は素直に電子生徒手帳に目を通して、そのまま寝ていた)」
苗木「(カメラがある手前、色々と迂闊なことはできないんだろうな・・・・)」
ピーンポーン
苗木「・・・・チャイム?この部屋の?」
ガチャ
舞園「あ、苗木君・・・よかったー、もし出なかったらどうしようかと思いましたよ」
苗木「舞園・・・さん?どうかしたの?」
舞園「その、苗木君。気分はまだ良くなりませんか?」
苗木「・・・なにかあったの?」
舞園「いえ、あのですね、この学園について皆で手分けして調査したんですよ。それで今食堂に集まって情報交換を・・・・」
55 = 54 :
――――――――――――――――――――――――
苗木「(モノクマに言われた後、僕は素直に電子生徒手帳に目を通して、そのまま寝ていた)」
苗木「(カメラがある手前、色々と迂闊なことはできないんだろうな・・・・)」
ピーンポーン
苗木「・・・・チャイム?この部屋の?」
ガチャ
舞園「あ、苗木君・・・よかったー、もし出なかったらどうしようかと思いましたよ」
苗木「舞園・・・さん?どうかしたの?」
舞園「いえ、その、苗木君。気分はまだ良くなりませんか?」
苗木「・・・なにかあったの?」
舞園「あのですね、この学園について皆で手分けして調査したんですよ。それで今食堂に集まって情報交換を・・・・」
56 = 54 :
すいません、>>55はただのミスです・・・
57 = 54 :
苗木「それは・・・僕は必要なのかな?」
舞園「いえ、だけど話を聞くだけでもどうですかたって聞きに来たんです」
苗木「・・・・心配してくれたんだね」
舞園「当たり前じゃないですか!前は同じ中学で、今も同じ高校ですよ?同級生を心配しない女の子なんていませんよ」
苗木「・・・ありがとう、でも、ごめん」
舞園「・・・やっぱり出てくれませんか」
苗木「ごめん・・・今日は、ごめんね」バタン
舞園「・・・・・ハァ」
舞園「(苗木君、心根から参ってますね・・・当たり前ですか)」
舞園「(でも、気のせいか苗木君の心に・・・変な、靄のような・・何かが・・?)」
舞園「(・・・・考えすぎですよね、きっと不安からの感情です。私が元気づければいいんです!)」
舞園「ファイト!私!」オー!
桑田「(なんか知らんがはりきる舞園ちゃん可愛い)」
58 = 54 :
――――――――――――――――――――――――
苗木「(舞園さんには、なんだか悪いことしちゃったな。)」
苗木「(明日にでも、謝らなきゃな・・・)」
苗木「・・まだ・・・・少し・・・・」
苗木「・・・・・・・」スースー
――――――――――――――――――――――――
苗木「・・・ふぁ、あー・・・・」
苗木「・・・・・・」
苗木「あぁそっか、希望ヶ峰学園に入学したんだっけ」
苗木「流石に、今日は部屋から出ないとな・・・」
――――――――――――――寄宿舎食堂前フロア
アーアー,コーナイホーソーコーナイホーソー,オマエラオハヨウゴザイマス,アサデス
苗木「へぇ、校内放送で起こしてくれるのか」
石丸「ムッ、おはよう苗木君!」
苗木「あ、おはよう・・・石丸君」
石丸「苗木君は早いのだな!しかし、僕としたことが集合で遅れてしまうだなんて・・・!」
苗木「気にすることじゃないと思うよ、僕はたまたま早起きしただけだし。それより集合場所は食堂なんだね」
苗木「・・・・・・」
59 :
かわいい
60 = 54 :
石丸「あぁ昨日そう・・・あ!そうだ苗木君!」
苗木「うん?」
石丸「昨日皆で集まるべき定例報告会を欠席するとは何事かね!君以外は皆来たんだぞ!」ビシッ
苗木「定例・・?あぁ、情報交換か。舞園さんから聞いたよ。その、それはごめんね・・・」
石丸「・・そういや、君は体調が悪かったと舞園君が報告していたか。休むのは当然か」
石丸「こんな状況だから多少は仕方ないのかも知れないが、これからはできるだけ参加したまえ」
苗木「うん分かったよ。それじゃ、簡単でいいから昨日のこと聞かせてくれないかな」
石丸「うむ、いいぞ!では、まずは夜時間の出歩きについてだが・・・」
――――――――――――――――――――食堂
苗木「(あの後、開いた食堂の中に僕と石丸君が入り、昨日の報告会の話を聞いた)」
苗木「(それから少しずつ、皆が集まってきた)」
苗木「(僕を見て驚く人や心配したと声をかける人、特に反応が無い人と色々いたけど)」
苗木「(話しかけると、皆普通に接してくれた)」
61 = 54 :
葉隠「やっぱり苗木っちは混乱してただけだべ」
苗木「ごめんね・・・その、もう大丈夫だから」
大和田「そっか、この世の終わりみてーな顔してたからな。なんたかんだ心配したぜ」
桑田「苗木にビビったくせに」ボソッ
大和田「んだと聞こえたぞ桑田コラァ!おい苗木、今から俺とメンチで勝負しろ。昨日の再戦だ」
苗木「ア、ハハ・・僕そういうのは・・・」
山田「とか言いつつ、心の中では完全勝利を得意げにする苗木誠殿であった・・・・・」ボソッ
大和田「おメーらそんなに転がされてェのか!聞こえてんだよ!苗木、これじゃ俺にもオマエにも示しがつかねぇ、だから再戦・・・・」
葉隠「俺っちの占いで大和田っちが勝つと出たべ!俺の占いは三割当たる!つまり大和田っちの勝率は三割ってことだべ!だはははは!」
大和田「どんだけケンカ売ってきてんだアホトリオ!苗木待ってろ、あの3人潰してから勝負だ」
苗木「というか葉隠君、自分の占いの結果を笑っちゃダメでしょ・・・」
62 :
テメーラバッキバキノボッコボコニシテヤンヨ!オラァ!
イタイイタイ,シャレニナッテネェ!アッチョッカタハ、ピッチャートシテカタダケハ!
チョ,マジスイマセンデシタゴメンナサイ,ヤメテイタイブタナイデ
イタイベ!オレッチハタダオオワダッチガサンワリデカツトシカギャー!
舞園「男の子って仲いいですねー、もうあんなに打ち解け合ってるじゃないですかー」
苗木「それは違うと思うよ・・全く、大和田くんもなんで僕に対してあんなことを・・・・」
セレス「いえ苗木君、メンチではありませんが、あの時は確かに凄い目力でしたわ。中々の勝負眼をお持ちのようで」<●><●>ジッ
苗木「虚ろになってただけだってば・・・」
セレス「・・・・」<●><●>ジ-
苗木「うんだから、ホントその目やめてコワイ」
石丸「諸君!積もる話もあるのだろうが、まずは会議をだな・・・」
朝日奈「確か昨日と同じで探索するんだよね?じゃあそれでいいじゃん!はい会議終了!」
石丸「朝日奈君!流石にそれは楽観的すぎるぞ!それにもしかしたら昨日から今日までで新たな発見を誰かがしているという可能性も・・・」
不二咲「ねえ苗木君、メンチってどうやるの?」
苗木「不二咲さん、それは聞くことも聞く人も間違ってるよ・・・ハァ・・・・・」
江ノ島「相手をこう、見るんじゃなくて恨みを持つような目でジッと・・・」<●><●>ジッ
不二咲「え、ええっと・・・?」
大神「恐らく、相手を怯ませるのだな。ならば、こうするのか」<○><○>ギラッ
苗木「やめてコワイ、あと江ノ島なんでできるの」
ワイワイガヤガヤ…
63 = 62 :
訂正
苗木「やめてコワイ、あと江ノ島なんでできるの」
↓
苗木「やめてコワイ、あと江ノ島さんなんでできるの」
64 = 62 :
十神「フッ、朝から騒ぎおって・・・・」
腐川「苗木のヤツなんなのよ・・・急に元気になって・・きっとなんかの策略よ、私を陥れようとしてるんだわ・・・・」ブツブツ…
十神「お前の終末的な思考も苛々するな、口を開くな」
腐川「!・・・!、!」ウナズキ
十神「フン、苗木だったか・・・他の連中は少し関わりすぎだな、心配とやらか?」フッ
霧切「あら、あなたも心配していたじゃない」
十神「・・・なんのことだ」
霧切「昨日、あなたが苗木君の部屋の前で一瞬立ち止まったのは、そういうことじゃなくて?」
十神「ハッ、笑わせてくれる。ヤツが自殺でもしかねんと頭の中をよぎったからだ」
十神「なんの工作もなく自殺されたら、つまらんからな」
霧切「本心かしら?」
十神「フン・・・・・」
苗木「・・・・・」
苗木「(少し、いやだいぶ甘かったな・・・)」
65 :
ツンデレか…
66 :
あれ、なんかいい雰囲気
67 :
注目集めて周りのパニックを抑え、自分より錯乱してしているのを見せつけ冷静さを取り戻させる。しかも第三者を通して心配させ事後のフォロー....こいつヤル!
68 :
シスコンでも愛され属性か
69 :
このスレの苗木が今は亡き超高校級の妹の存在を知ったらどうなるんだろうか
...と思ったけど九頭龍妹は苗木達より年上だったな
70 :
>>69
超高校級だもん。年齢なんて些細な問題なんじゃないかな(適当)
71 :
妹以外の妹に目移りしてるようでは真のシスコンとは言えない
シスコンにとって妹こそが唯一無二にして絶対の妹であってそれ以外の妹なんて妹じゃないのさ
72 :
九頭龍妹ってなんか妹分が超高校級って感じではないんだよなぁ
73 :
報告に近いんですが、私はちょっと
ダンロン2はあまり知らないので登場予定とか
無いです期待してる方がいたらご了承ください
次の更新は早くとも4時間後になりそうです。
74 :
>>71
しかし妹が複数人いたら妹たちを分け隔てなく平等に愛するのがシスコンの勤め
75 :
苗木「(僕には、当分の目的がある)」
苗木「(だけど、結果としては違う方に傾いてしまった・・・いやいい傾向ではあるけども、)」
苗木「(こんなんじゃダメだ、もっと、もっと徹底的にしなくちゃ・・・!)」
舞園「・・・・・」
――――――――――――――――寄宿舎、廊下
苗木「(黒幕の性格と規模からして脱出口なんてあるわけないよな・・・)」
舞園「壁を叩くと音が違くて、隠し扉ってのが物語とかのセオリーなんですけどね」コンコン
苗木「(現に皆の報告は、進展ナシ)」
舞園「音の反響で・・・床とか・・・」コッコン
苗木「(それは想定内、だけど想定外なのは・・・)」
舞園「あっ、今音が変だった気が!」
苗木「(いやそれも大丈夫か。少なくとも僕の『計画』に支障はない)」
舞園「確かこの辺の床で、耳をそっと・・・」コンコン
76 :
シスコンの真髄は一日にして成らず
77 :
舞園さんの涙ぐましい努力
78 = 75 :
苗木「(考えろ、考えるんだ苗木誠。可能性でいい、黒幕を騙し、誘導する方法を・・・!)」
舞園「あれ・・・聞き違いだったんでしょうか?」
苗木「(できる!僕は、超高校級の幸運でもあるんだ!僅かな可能性を引き当てるのが取り柄なんだろ!)」チラッ
舞園「あっやだ私ったら・・こんなお尻を突き出したポーズなんか・・・」イソイソ
舞園「苗木君、もしかしてその、見ました?」
苗木「黙秘権を行使(白・・・かな?多分)」キリッ
舞園「薄いピンクですよ」
苗木「・・・えっ、あ、あれ?」
舞園「エスパーですから」
苗木「その、趣味とかじゃ、ないからね?」
舞園「さっきの拒否は肯定とみなしましょうか」
苗木「ごめんちょっとトイレ行ってきていいかな急に気分が悪くなって」ダッ
舞園「あっ・・・逃げられましたか・・・・」
舞園「(白、ということは純粋とか思われてるのかな)」
舞園「それなら、まぁ・・・・」
79 = 65 :
舞園さん可愛い
80 = 72 :
エスパーさんには全部聞こえてるんだよな……黒幕よりこっちのが強敵な気が
81 = 75 :
苗木「あったあった・・・」ダッダッ…
バタン
桑田「ん、今の苗木か・・・っ!」
桑田「(確かアイツ舞園ちゃんと一緒に探索してるんだったよな・・・!チキショー!)」
82 = 77 :
舞園さんマジエスパー
83 = 75 :
途中で送信してしまいましたが続きです。
あと舞園さんは何かをしながらエスパーは
できないってことにしてくださいすいません……
――――――――――――――――――――――――
桑田「(確かアイツ舞園ちゃんと一緒に探索してるんだったよな・・・チキショー!羨ましい!)」
桑田「よし、少しくらいからかってやるか」ニヒヒ
――――――――――――――――――――男子トイレ
苗木「(ふう、舞園さんと話すとペースが乱れるというか、見透かされてるというか、不安だな)」
苗木「(さて・・・)」
苗木「うっ、げほっゲホッ!うぇ・・・」
ビシャッ,カチャ ビシャビシャ…
苗木「・・かはっ!かは!うぇっほ、ゲホ!」
桑田「」
苗木「ハァ、はぁ・・・」
苗木「折角の朝食、無駄にしちゃったな・・・」
84 :
妹のじゃないから吐いたのか?
85 = 75 :
桑田「(あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ!ちょいと嫉妬した童顔スケコマシ同級生を弄ろうとしたらなんかリバースしてた。何を言っているのか分かるだろーけど俺には分からねえ。便秘だとか咳込みだとかそんなチャチなモンじゃねえ。もっと恐ろしい、苗木のデリケートゾーンを味わったぜ・・・)」
苗木「・・・・・!」
苗木「混乱、していただけってね・・・」
苗木「本当だったら、どんなに楽なんだろう」
苗木「くるものは、やっぱり『くる』ね」
桑田「――――っておい苗木どうしたんだよ!」
苗木「あ、その声は・・・桑田君かな?肩は大丈夫だったの?」
桑田「お、おう。関節外されて戻されただけで済んだし、痛みももう引いてるけどよ・・・」
86 = 75 :
桑田「・・・朝の、やり取りは・・・・」
苗木「ごめん、嘘ついたかもしれない・・・」
桑田「・・・・そっか、なんか、悪かった」
苗木「謝らないでよ、嬉しかったのは確かだし、皆とのご飯だって美味しくて食が進んだし・・・・」
桑田「・・・・そうか」
苗木「じゃ、僕はこれで・・・舞園さん待たせてるし・・桑田君、このことは皆には・・・・」
桑田「苗木!」ガシッ
87 :
>>84
sagaじゃあなくてsageにしてくれ。
88 = 75 :
桑田「そんな風に溜め込んだ結果、吐いたのを見せられて、はいそうですかっては言えねーよ!」
桑田「・・・同じ吐くなら、言葉として吐けよ」
桑田「俺はお前のことよく知らんが、相談くらいは聞いてやれると思うしよ・・・」
桑田「溜めるより、ぜってー楽だと思うぜ?」
桑田「今回は黙ってやるけど、次は言うからな!」
苗木「・・・ありがとう、桑田君」
苗木「その言葉は、覚えとくよ。じゃあね」
バタン
桑田「・・・はぁ、」
桑田「それとなく、皆に注意しねーとな・・」
桑田「朝騒いでたのはマズかったよな・・・」
桑田「苗木、俺らに気遣ってたんだな・・・・」
――――――――――――――――――――廊下
苗木「・・・・・」
苗木「(偶然の、幸運だった・・・ラッキー)」
89 :
桑田いい人
90 = 65 :
桑田いい奴だ
91 :
千本ノック期待
92 :
桑田いいやつすぎて全ワタクシ様が絶望した。
93 :
苗木と桑田の仲が良いと何かほっこりする
94 :
いや、これは仲は……
95 :
―――――――――――――――――寄宿舎、廊下
舞園「(昨日今日と、苗木君の考えていることがよくわかりませんね・・・・)」
舞園「(大体伝わってはくるんですが、曖昧に聞こえてしまったり、統一性が無いように聞こえたり)」
舞園「(少なくとも、苗木君は『何か』を企んでいて、『何か』を隠そうとしている)」
舞園「(苗木君・・・あなたは一体何をしようというんですか・・・・)」
苗木「舞園さん!」タッタッ
舞園「あ、苗木くーん!」
苗木「ごめん、急に催しちゃって・・・」
舞園「・・・!(えっ、吐っ?えっ?)」
96 = 95 :
昨日は寝落ちした上に放置してすいません……
今からぽちぽち投下していきます
――――――――――――――――――――――――
舞園「な、苗木君、大丈夫なんですか?」
苗木「あぁ、気分が悪くなったって言ったの気にしてくれたんだ。大丈夫だよ、心配しないで・・・」
苗木「(桑田君には見られたけど、舞園さんは知る必要はない・・変に不安にさせることは無い・・・・)」
舞園「・・・!そ、そうですか・・・・」
舞園「(・・・色の流れはともかく、苗木君は本当に気分が悪かったんでしょう、それに・・・・)」
舞園「(深く、考える必要も無いかもですね)」
苗木「・・・ところで舞園さん、隠し扉はあったの?」
舞園「あっいいえ!怪しいかなと思った場所はあったんですけど、どうやら全部配線があるだけのようで・・・」
苗木「(・・・しばらくは舞園さんと居るのを極力下げたいな)」
舞園「(今のは、心配、企み?ああもうなんでこんなに感情が読みづらいんですか!意外と繊細ですね!)」
97 :
舞園さんマジエスパー
98 :
ガチエスパー
99 = 95 :
――――――――――――――――――――苗木自室
苗木「(昼を過ぎてからは舞園さんとは別行動をとることにした・・・悟られたらやりにくくなるからな)」
苗木「(昼食も食欲が無いと言って断った)」
苗木「(皆が食べるのを勧める中、桑田君がそれとなくフォローしてくれて、今に至るっと)」
苗木「(順調だけど、一個人としては・・・)」
苗木「はぁ・・・僕っていったい・・・・」
モノクマ「うぷぷぷぷ、苗木君はいい具合に絶望してますねー、でもこれじゃツマンナーイ」ピョコ
苗木「・・モノクマか、何か用?」
モノクマ「なんだよなんだよその態度!学園長が直々に生徒のケアしにきたってんだぞ!」プンスカ
100 = 95 :
苗木「常にカメラで様子見てる癖に今更・・・あれ、ケア?今モノクマ、そう言ったよね?」
モノクマ「あぁそうだよ!言ったよ!生徒の体調に悪影響がないか見に来たんだよ!」
苗木「・・・ぷっ、ハハ・・・・」
苗木「モノクマが?黒幕が?心配?僕を?」
モノクマ「・・・あのさぁ苗木君、僕はちょっとツマンナイんですよ」
苗木「へぇ、僕たちが絶望しないから、とか?」
モノクマ「逆だよ逆!よくみりゃオマエ昨日の絶望から立ち直ってねーじゃん!なんでそんなに絶望してんだよ!」
苗木「・・・・・!」
苗木「何言ってるんだモノクマ、現に僕はこうして
モノクマ「気分悪くして落ち込んで絶望してんじゃねーか!安っぽすぎるんだよ絶望の度合いが!」
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