元スレ男「迷ったか…」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 = 141 :
~翌朝~
女「(ふむ…あとは…)」
タンタンタン ジャーッ コトコト…
男「」zzz…
娘「(…いいよね?少しなら)」ソッ…
娘「むーすーんーで♪ひーらーいーて♪」ギューッ グイーッ
娘「てーをうって♪むーすんでー♪」グイグイッ
男「…人の顔で遊ぶな」
娘「あ!おはよう!///」スリスリ
男「…おはよう」
女「娘様、朝食が出来ました」
娘「食べるー」ニコニコ
女「はい、此方へ」ニコッ
男「食べるー」ニヤニヤ
女「此方だ。愚図が」フン
男「…兎は寂しいと死んじゃうのよ?」
女「…は?」
男「…すまん、何でもない」
152 = 141 :
~麓 昼~
男「気を付けてな」
娘「うん!」
女「職探し、上手くいくといいな」
男「ありがとよ」
娘「またねー!」
女「ではな」
男「ああ」
~アパート~
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「はい」
係員「職業安定所の者です。今回の件でお電話させて頂きました」
係員「大変残念ながら、今回は…」
男「…」
係員「では、これで。またいらしてください」
男「…どうも」
ガチャッ
男「…」ゴロン
男「(なかなか厳しい…かなり条件下げたんだが)」
男「(クビ…だと、やっぱり前職に確認いくよな…)」
男「(また明日…行かないと)」
153 :
ニア またもリアルタイム! 更新ボタンが壊れる!
154 = 141 :
~翌朝~
チンポーン
男「はいはい」ガチャッ
元後輩「おはようございます」
男「お前か…どうした?」
元後輩「いやー、気になっちゃって…」
男「…あの職場では希な存在だったな。お前は」
元後輩「そうっスかね?」
男「ま、入れよ。今日は休みか?」
元後輩「ええ」
バタン
男「今茶でも淹れよう」
元後輩「ありがとうございます」
元後輩「職探しの方、どうっスか?」
男「…良くはねーな。案の定、書類でバッサリだ」
元後輩「そうっスか…」
男「ま、何かはあんだろ。ほれ」コトッ
元後輩「あ、ども」
男「そっちは順調か?」
元後輩「ぼちぼちっスね…相変わらず競争っスよ」
男「…お前には、あまり合っているようには…いや、余計な事か」
元後輩「はは、ありがとうございます」
156 = 141 :
~夕方~
元後輩「すんません、すっかりお邪魔しちまって…」
男「いや、良い気分転換になった」
元後輩「月並みっスけど、頑張ってください。応援してます」
男「ありがとよ。お前もしっかりな」
元後輩「はい。じゃ、お邪魔しました」
男「おう。じゃあな」
バタン
男「…」カチッ ボッ
男「(意外と…自分が気付いてないダケで…)」フゥー…
男「(味方、居たのかもな…)」
男「(…まあ、今更か)」フゥー…
男「(明日から、また頑張ってみよう…条件も、もう少しだけ下げて…)」
男「(取り敢えず、面接まではいきたいな)」フゥー…
157 = 141 :
>>146
支援ありがとねー!ごゆっくりー!
>>147
お互い頑張りましょう!
>>148
貴方も///
>>149
お待たせしました。どうぞごゆっくり!
>>150
さぁ…?あっしはしがないブラック企業の下っ端ですぜ?ヘヘ…
>>153
ニア殿毎度あり~!どうぞごゆるりと つ旦~
>>155
リアルタイムありがとねー!
今日は道場の方が遅くなりそうです。深夜の部は無理かもしれませぬ…
では、また ノシ
158 = 34 :
きたー!やっとリアルタイムだわー!
159 :
俺も稽古あるわ
お互い頑張ろう
160 :
ニア >>1の道場がとても気になる気になる……ズソソ
161 :
>>160
ニアさんなんかそーいわれると俺も気になってきたwwww
162 :
~三日後 アパート~
係員「大変残念ながら…」
男「…どうも」
ガチャッ
男「…」カチッ ボッ
男「(…世間はさぁ…冷てぇよなぁ…)」フゥー…
男「(…顔、出してみるか)」フゥー…
男「(電話…はいいや、面倒臭ぇ。あとは…何か甘いモンでも買ってきゃいいか)」グジッ
~屋敷前 昼~
男「たの
ダダダダダ バァン
娘「ろっくおんゆー!」ダキッ
男「英語…だと…?」
娘「~♪」スリスリ
男「…というか監視カメラでもあるのか?」
娘「カメラ?何で?」
男「いや、声かける前に出てきたからな」
娘「あ、それ匂い!すぐ判る!」
男「俺が臭い?俺がスメェリィ!?」
娘「?」
男「すまん…無理があった」
娘「? 良く解らないけど、取り敢えずまーきんぐ~///」スリスリ
男「や、やめてけれ」
163 = 162 :
~客間~
女「来たのか。ご苦労だな」
娘「あのね、女ね、慌てて化粧とか髪とか」ニコニコ
女「み、身嗜みは、その…一応、客人ですし」
男「まあ元が良いからな。少々手を抜いても悪くはないだろ」
女「な…ぅ///」
娘「お兄さん私はー?」
男「もっと食え。育てろ」
娘「何を?」
男「いいか?オッパイは二つに分けられる」
娘「…え?///」
男「大きいオッパイと、普通のオッパイだ」
女「き、貴様!娘様に何を!///」
娘「小さいのは?」
男「それはオッパイではない。オッパイに似た何かだ」
娘「お兄さん…はっきりスケベ…///」
男「むっつりよりはマシだ」
女「ええい、止めんか!」
男「ちなみに女は普通だ。面白味に欠ける」
女「」ガーン
娘「育てる!///」
男「ああ」ニコッ
164 = 162 :
女「職探しの方は順調か?」コトッ
男「…いや」ゴクゴク
娘「大丈夫、お兄さんなら」ニコニコ
男「ああ、ありがとよ」
娘「えへへ~///」ダキッ
男「あ、バカ!」バシャッ
娘「あ…ごめんなさい!すぐ拭くね!」
フキフキ フキフキ
男「気を付けないと…熱い茶だったら大変…」ハッ
ガシッ
娘「?…あ!」
女「!」
男「これは…このハンカチは…」
娘「…あの、ね?お兄さん…?」
女「…」
男「これは…俺のハンカチだ」
男「罠にかかった子狐の足に巻いた…なぜお前が持ってる?」
娘「…」
女「…」
165 = 162 :
>>158
ホモ殿、リアルタイムおめでとー!…で良いのかな?
>>159
体動かすの好きですからねぇ…
頑張ろねー!
>>160
>>161
古い流派ですね。かなり範囲が狭まるので…あとは内緒///
では、また ノシ
166 :
なぜ持ってるって、なぜ気がつかない…
167 = 160 :
ニア 古い流派……うぅむ、気になる。あわよくば俺もやってみたい……。そして男みたいな鈍感に女さんは譲らん!
168 = 159 :
女が可愛く思えてきた
169 = 34 :
>>1が書く話の女はみんななぜこんなに可愛くなるのか…モデルでもいるのか?
170 :
娘「…黙ってて、ごめんなさい」
男「…なぜ謝る?」
娘「だって…だって…」ジワッ
男「?」
娘「知られたら、嫌われちゃう…って」ポロポロ
女「頼む!」ズザッ
男「止めろ、軽々しく土下座なんぞするな」
女「娘様は、ただ、お前に嫌われまいと…!だから!」
男「…話が見えん」
娘「お兄さん…見てて」
パァァ…
子狐「…」
男「…」
女「…という次第なのだ。そして…」
パァァ…
狐「…」
男「…」
男「…まぎらかす…浮世の業の彩りも…」フラッ
男「ありとや月の…薄墨の…空」バタン
171 = 170 :
~客間 夜~
男「…ハッ!」ガバッ
娘「お兄さん…気が付いた?」
男「…夢、だったとか?」
娘「私と女の事なら、夢じゃないよ?」
男「…い、今一度」
娘「…うん」
パァァ…
子狐「…キュウ」
男「なんてこった…」
子狐「…」スリスリ
男「戻ってみてくれ」
パァァ…
娘「…お兄さん、こんなの…嫌だよね?」
男「…」チョイチョイ
娘「…」オズオズ
男「いいんじゃないか?別に」グリグリ
娘「!?」
女「ほ、本当か…!?」
男「ああ。そりゃ驚きはしたが」
娘「お兄さん…///」グリグリ
男「…鼻水は止せ」
172 = 170 :
狐娘「宝物、にしてた♪」
男「千円しない物だぞ?」
狐娘「いいの!あ…返した方が、いい?」
男「いいよ。やるよ」ポフッ
狐娘「お兄さん…///」
狐女「…一時はどうなるかと」フフ
男「……いやちょっと待て」
狐娘・狐女「?」
男「じゃあ何か?お前が俺の足を噛んだ事になるのか?」
狐女「…あ」
狐娘「お、女…大胆///」
狐女「違うのです、娘様!アレは…///」
男「痕になってしまった…もうお婿に行けない…」
狐女「すまぬ…あの時は痛いし腹立つしで…」
狐女「…まだ、痛むのか?」
男「いや?痕も残ってないが」
狐娘「女、騙された」ニコニコ
狐女「…貴様」
男「まあまあ、飯でも頼む」
狐女「誤魔化す気か!」
男「お前の飯は美味い気がするんだ。頼む」
女「…むぅ///」
173 = 170 :
>>166
今まで世知辛いリアルを生きてきた者に…急にファンタジーな事は…
>>167
ニア殿、体を動かすのは健康にも良いですよ!
>>168
気に入って頂けたようで…ウエッヘヘヘ
>>169
ホモ殿、毎度~
モデルは居たり居なかったり、ですねぇ…
性懲りもなくまた来たか…仕事の時間が…
…行ってきます。
174 :
>>1の作品読むの、これが初めてだけどすごい面白くて好み
是非他の作品も知りたい
175 :
ニア うんむ、何をしたらいいかわからないしなぁ……。運動する暇があるなら>>1の健康と幸せを祈るわ
>>174
ニア 前作に「〇〇の恩返し」があって、その前にもう一作あるんだが……ガラケーだから見付けられなかった
176 = 170 :
男「すっかり遅くなってしまった…」
狐娘「お泊まりー!」
狐女「…そうした方がいいな。足元も覚束ぬ夜に、今の時期の蝮は危険だ」
男「ああ。…まあ咬まれても1~2日は動けるが」
狐女「血清も数回目以降は取り寄せになろう。可能な限り咬まれぬ方が良い」
男「…んだな。じゃ、世話んなるか」
狐娘「やたー!」ダキッ
男「そういや…どうやって生計立ててんだ?」ナデナデ
狐女「…簡単に言えば山の管理だ」
男「管理?」
狐女「迷い人を帰したり、不法に木々を伐採する者を帰したり、木を植えたりもするな」
狐女「…あとは御布施か」
男「…お前、偉いの?」
狐女「偉いのは娘様だ」
狐娘「えっへん!」ニコッ
男「えぇぇ…」
177 = 170 :
狐女「今はまだ、その、色々と勉強中だが…」
男「…暗にバカって言ってるよな?」
狐女「違うわ!」
狐娘「あ!」
狐娘「女、女」チョイチョイ
狐女「? はい」
狐娘「あのね……で……どうかな?」ヒソヒソ
狐女「はい……慣れるまでが…いえ…はい」ヒソヒソ
男「…何なんだ」
狐娘「お兄さん!」
男「お、おう」
狐娘「うちで働いて?」ニコッ
男「…心遣いは有り難いが、生活がある。給料次第…かな」
狐女「…ふむ」カキカキ スッ
男「フッ…給料は毎月、スイス銀行に頼むぜ」
狐女「スイス銀行…?まあいい。口座番号は?」
男「頼む…流してくれ」
狐娘「えっと…おーけー?なのかな?」
男「ああ。山、好きだしな」
狐娘「わーい!よろしくー!」ダキッ
178 = 170 :
~翌朝~
男「(取り敢えず、一度帰って準備だな)」
男「(仕事は明日から…になるか?)」
狐女「起きているか?朝食が出来た。茶の間へ来い」
男「ああ」
男「(まぁ、聞いてみよう)」
~お茶の間~
狐娘「分かった!明日からだね」ニコニコ
狐女「色々と準備もあろうしな」
男「俺は雑用係みたいなもんか?」モグモグ
狐娘「三食昼寝付きだよ」ニコニコ
狐女「破格の条件だろう?」
男「まあ確かに…」ズズッ
狐女「一応私は上司になる。可能なら敬語を使ってもらいたいものだな?」
男「畏まったぜ」
狐女「…止めておこう」
狐娘「お兄さん」ケラケラ
179 = 170 :
>>174
気に入って頂けたようで何よりにござりまする。
◆ZbmUZ9sYwg で出てくる?かもしれません///
>>175
ニア殿、毎度ー!
自分もガラケーだけど、ググったら出てきたような?
手作りまんまー! ノシ
180 :
最近夕方の更新に切り替わったな!
181 :
就職できなくてどうしようかと思ってた
あ 俺じゃなくて男な
182 :
いつものように面白いな
>>179でググッたら
ぼっち「カンダタと蜘蛛?」
ていうのが出たがこれでいいのか?
183 = 175 :
ニア 見っけた。なるほど最初はVIPで書いてたのか……読んで来る。
184 :
~アパート 昼~
男「(…準備はこんなもんか)」カチッ ボッ
男「(今までのデスクワークに比べりゃ、夏や冬は厳しくなるが…)」
男「(山好きには、お誂え向きだな)」フゥー…
男「(あ…そういや、もう山刀無いんだっけ)」
男「(鉈にもナイフにもなる物…となると高いんだよな…)」フゥー…
男「(とはいえ、山に入るなら一本は欲しい)」グジッ
~刃物店 夕方~
男「(うん、これにしよう)」
店主「お決まりかの?」
男「これにします」
店主「山仕事…かの?シースは革製じゃから、中に水入れんようにの」
男「はい」
店主「ほれ、おまけじゃ。1000番じゃから、大体はこれで足りよう」コトッ
男「どうも」ペコッ
185 = 184 :
~刃物店前~
男「(なかなか良い買い物だった)」
ドサッ
男「?」
元後輩「お、男さん…」
男「おお、最近よく会うな」
元後輩「ダメっスよ…そんなの…」
男「何の事だ?」
元後輩「ソレで何をする気っスか!?」
男「ソレ?コレか?」ズイッ
元後輩「仕事見付かんないからって…ヤケ起こしちゃダメっスよ!」
男「……大体何が言いたいか解った」ベシッ
元後輩「…あれ?」
男「仕事は見付かったし、コイツは仕事で使うから買ったんだ」
元後輩「…あー、実はそうじゃないかなーって」
男「さて…お前には少し教育が必要だな?」
元後輩「み、右ですか?…左ですか?…ま、まさか…オラオラですか…?」
男「」ニコッ
186 = 184 :
~アパート 夜~
男「…まったく」
元後輩「…サーセン」
男「しかし、悪かったな。その大量の情報誌…」
元後輩「いえいえ。仕事見付かって良かったっスね」
男「…まあな」
元後輩「あ!飯行きません?奢りますよ?」
男「阿呆、後輩に金を出させてどうする」
元後輩「相変わらずっスね~…そうじゃなくて、お祝いっスよ!」
男「…そういう事か。なら、行くか」
元後輩「了~解~!」
男「商談に使ってた懐石料理店があるんだ」
元後輩「」
男「経費が下りる相手の時だけ使ってたんだけどな」
元後輩「」
男「そんな嬉しそうな顔するなよ」
元後輩「相変わらずっスね…」
187 = 184 :
>>180
ホモ殿、相変わらず19時と0時の2回にござりまする///
>>181
読んでくれてありがとう!先をお楽しみにー!
>>182
彼女と、友人の坊さんとで考えたお話ですね。
>>183
携帯の事情でお蔵入りになりかけていた物を投下…したのですが、丁度VIPが不安定な時でして…
VIP+の方でないと最後まで読めません。ごめんなさいましね?
この気配…!ヤツだ…お仕事タイムが来たんだ!
…行ってきます。
188 :
ちょうどいいペースの更新で
朝ドラ感覚で楽しませてもらってるよ~
しっかり完結させてくれ
189 :
ニア 読んできた。>>1がケモナーな事を再確認したわ。いやはや、>>1とはうまい酒が飲めそうだな……
190 :
枕にしたいなー
191 :
今日は更新無いのか?
192 :
夕方また見に来る!
体調崩してないと良いんだが…
193 :
ほんの18時間勤務ですよ…
何時間拘束されても給料変わらない…ってトコがお茶目な会社でしてね…
>>188
ありがとうございます。先をお楽しみに。
189
好きですねぇニア殿…/// ヘヘヘ…
190
!
解っていらっしゃる…!
191
申し訳ありませぬホモ殿!さすがに寝まする…はい。
192
ご心配をおかけしました。どうぞごゆっくり///
お休みなさーい!
194 = 193 :
ああぁぁ…安価が…
ご容赦!
お休みなさい…
195 :
コテハンとかはないけどいつもみてます
196 :
ここは急がせるひとはいないと思うから、
ゆっくり休んで下され…
197 :
ニア せやせや。みんな>>1のペースを尊重するさ。>>1が書きたい時にちょろっと書くくらいのペースが俺は好きだ。
198 :
ゆっくり休んで暇が出来たら更新してくれればいいぞ>>1!
でも、これが書かれてない時の残念感は半端じゃ無いんだよ。wwwwwww
199 :
暑いし体調不良になるやすいから
しっかり休んでから続き書いて下さい
保守してまってます
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