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元スレ男「迷ったか…」
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~山中 昼~
男「…資料によるとこっちだが…」ザッザッ
男「迷ったか…」
男「えどっこいしょ」フゥ
…キュウ…キュウ…
男「…?」
男「気のせいか…」カチッ ボッ
男「」フゥー…
…キュウ…キュウ…
男「見える…!そこぉ!」バサッ
子狐「キュウ…キュウ…」
男「何だお前、狐なのに虫の息じゃないかw」ケタケタ
子狐「…キュウ…」
男「…チッ、しゃーねぇ」
男「トラバサミね…今はほぼ禁止の筈だが」ギリギリ…バィン!
男「ハンカチもくれてやる。もう必要無いしな」
ビリッ クルクル キュッ
子狐「」スリスリ
男「はい、しっしっ」
子狐「」タタタッ
男「…さて、行くか」
男「…資料によるとこっちだが…」ザッザッ
男「迷ったか…」
男「えどっこいしょ」フゥ
…キュウ…キュウ…
男「…?」
男「気のせいか…」カチッ ボッ
男「」フゥー…
…キュウ…キュウ…
男「見える…!そこぉ!」バサッ
子狐「キュウ…キュウ…」
男「何だお前、狐なのに虫の息じゃないかw」ケタケタ
子狐「…キュウ…」
男「…チッ、しゃーねぇ」
男「トラバサミね…今はほぼ禁止の筈だが」ギリギリ…バィン!
男「ハンカチもくれてやる。もう必要無いしな」
ビリッ クルクル キュッ
子狐「」スリスリ
男「はい、しっしっ」
子狐「」タタタッ
男「…さて、行くか」
~山中 夕方~
男「(姉さん…迷子です)」
男「(いや姉貴なんざ居ねーけど…)」
男「(何が『これでアナタももーまんたい!魅惑の滝!』だ…)」
男「(釣られたのか…?)」
オーイ
男「(道を尋ねようにも…まるでシシガミの森…)」
オーイ オーイ
男「?」
?「無視は良くないなー!」グワッ
男「ナメるな!」ガスッ
?「へぶっ!」バタッ
男「俺の後に立つな…」
?「…い、痛い…」ジワッ
男「え、あれ?わ、悪い」ナデナデ
?「…もう大丈夫。大儀♪」
男「目上に対する言葉遣い!」スパーン
?「…バ、バカになる」
男「お前なら大丈夫だ…なんとなく」
娘「お前じゃなくて…私は娘。お兄さんは?」
男「男だ」
娘「男、覚えた♪」
男「(姉さん…迷子です)」
男「(いや姉貴なんざ居ねーけど…)」
男「(何が『これでアナタももーまんたい!魅惑の滝!』だ…)」
男「(釣られたのか…?)」
オーイ
男「(道を尋ねようにも…まるでシシガミの森…)」
オーイ オーイ
男「?」
?「無視は良くないなー!」グワッ
男「ナメるな!」ガスッ
?「へぶっ!」バタッ
男「俺の後に立つな…」
?「…い、痛い…」ジワッ
男「え、あれ?わ、悪い」ナデナデ
?「…もう大丈夫。大儀♪」
男「目上に対する言葉遣い!」スパーン
?「…バ、バカになる」
男「お前なら大丈夫だ…なんとなく」
娘「お前じゃなくて…私は娘。お兄さんは?」
男「男だ」
娘「男、覚えた♪」
男「というか…何で小娘がこんなトコに…」
男「まあ丁度いい。この辺に滝はあるか?」
娘「あるけど遠いよ?それにもう暗くなるし。迷うよ?」
男「うっ…」
娘「…それより、家まで肩貸してほしかったり」
男「…何で?」
娘「足挫いて…痛い」
男「…面倒臭ぇ」
娘「…と言いつつ、肩組んでくれる。嬉しい」ニコニコ
男「…」
~屋敷 夜~
?「お帰りなさいませ、娘さ…
娘「ただいま、女ー」
女「貴様ァ!娘様に何をしている!」
男「…人助け。…して怒鳴られるのか」
娘「女、ちょっと…」
女「…はい」
ヒソヒソ ボソボソ
スタスタ
女「…失礼した。私は女だ。娘様の件、礼を言う」
男「どいたま。そんな事より滝への道を教えてくれ」
娘「私が地図書くよ」
女「…取り敢えず中へ」チッ
男「まあ丁度いい。この辺に滝はあるか?」
娘「あるけど遠いよ?それにもう暗くなるし。迷うよ?」
男「うっ…」
娘「…それより、家まで肩貸してほしかったり」
男「…何で?」
娘「足挫いて…痛い」
男「…面倒臭ぇ」
娘「…と言いつつ、肩組んでくれる。嬉しい」ニコニコ
男「…」
~屋敷 夜~
?「お帰りなさいませ、娘さ…
娘「ただいま、女ー」
女「貴様ァ!娘様に何をしている!」
男「…人助け。…して怒鳴られるのか」
娘「女、ちょっと…」
女「…はい」
ヒソヒソ ボソボソ
スタスタ
女「…失礼した。私は女だ。娘様の件、礼を言う」
男「どいたま。そんな事より滝への道を教えてくれ」
娘「私が地図書くよ」
女「…取り敢えず中へ」チッ
~客間~
娘「お待たせ。ほい地図」
男「ああ、ありが…」
男「(何じゃあこりゃあぁ!?)…と」
娘「えへへ~」ニコニコ
男「そんじゃ…お邪魔様」
娘「え!もう帰るの!?ご飯、女の、美味しいよ!」
女「…」
男「いや、あの帰れオーラは…ちょっと」
女「…支度してきます」
男「…」
娘「すぐだから待っていよう?ね?ね?」ガシッ
男「わーったわーった…つーかテレビも無いのか…」
娘「うん。有った方がいい?」
男「今時有って当たり前だろ」
娘「解った!買う!」
男「どうせならデカいの買え。自宅映画館みたいな」
娘「任せて!」
シュッ
女「…支度が出来ました。こちらにお運びしましょうか?」
娘「うん!お願い」
女「畏まりました」
娘「お待たせ。ほい地図」
男「ああ、ありが…」
男「(何じゃあこりゃあぁ!?)…と」
娘「えへへ~」ニコニコ
男「そんじゃ…お邪魔様」
娘「え!もう帰るの!?ご飯、女の、美味しいよ!」
女「…」
男「いや、あの帰れオーラは…ちょっと」
女「…支度してきます」
男「…」
娘「すぐだから待っていよう?ね?ね?」ガシッ
男「わーったわーった…つーかテレビも無いのか…」
娘「うん。有った方がいい?」
男「今時有って当たり前だろ」
娘「解った!買う!」
男「どうせならデカいの買え。自宅映画館みたいな」
娘「任せて!」
シュッ
女「…支度が出来ました。こちらにお運びしましょうか?」
娘「うん!お願い」
女「畏まりました」
娘「美味しいでしょ?」ニコニコ
女「…」
男「ああ。美味いんじゃねーの?」モグモグ
女「…」ピククッ
娘「…口に合わない?」
男「味なんか判んねーよ。舌、死んでんだ」
娘「…え」
男「ああ、いや、冗談だ」
男「美味い、ぞ。うん」ガツガツ
女「…」
~屋敷前~
男「じゃ、世話んなったな」
娘「またねー!」ブンブン
女「…こっちだ。キリキリ歩け」
男「今時提灯かよ…」
~山中~
女「…」ザッザッ
男「…」ザッザッ
女「…お前、娘様をどう思っている?」
男「…どう、とは?」
女「単純に好き嫌いでも構わん」
男「好きか嫌いかでいいのか?」
女「ああ」
男「…なら嫌いだ。馴れ馴れしいし、鬱陶しい」
女「…そうか」
女「…」
男「ああ。美味いんじゃねーの?」モグモグ
女「…」ピククッ
娘「…口に合わない?」
男「味なんか判んねーよ。舌、死んでんだ」
娘「…え」
男「ああ、いや、冗談だ」
男「美味い、ぞ。うん」ガツガツ
女「…」
~屋敷前~
男「じゃ、世話んなったな」
娘「またねー!」ブンブン
女「…こっちだ。キリキリ歩け」
男「今時提灯かよ…」
~山中~
女「…」ザッザッ
男「…」ザッザッ
女「…お前、娘様をどう思っている?」
男「…どう、とは?」
女「単純に好き嫌いでも構わん」
男「好きか嫌いかでいいのか?」
女「ああ」
男「…なら嫌いだ。馴れ馴れしいし、鬱陶しい」
女「…そうか」
女「…何の間違いか、娘様はお前を気に入っておられる」
女「だから
男「悪い虫が付かないように、だろ?」
女「…」
男「心配要らねーよ。もう会うことも無いだろ」
女「…それほど嫌いか」
男「この件については好き嫌いは関係ねーよ…」
女「それはどういう
男「ここまででいい。あとは一本道だろ?」
女「…ああ」
男「じゃあな」ザッザッ
女「…」
~アパート~
男「…明日こそ、だな」
男「ああ…一日…ズレた…」
男「…だけ…」zzz…
女「だから
男「悪い虫が付かないように、だろ?」
女「…」
男「心配要らねーよ。もう会うことも無いだろ」
女「…それほど嫌いか」
男「この件については好き嫌いは関係ねーよ…」
女「それはどういう
男「ここまででいい。あとは一本道だろ?」
女「…ああ」
男「じゃあな」ザッザッ
女「…」
~アパート~
男「…明日こそ、だな」
男「ああ…一日…ズレた…」
男「…だけ…」zzz…
待ってました。
よく規制食らうからあまり書き込めないけど、楽しみにしています。
よく規制食らうからあまり書き込めないけど、楽しみにしています。
~山中 夕方~
男「(朝から歩き続けているが…)」
男「(…同じトコ廻ってないか…?)」
男「(だいたい…この落書きが地図だと?)」
男「ハァ…」カチッ ボッ
男「」フゥー…
男「(…もう二~三日探してダメなら…)」
女「(ん?アレは…)」
女「(確か滝を探していると言っていたが…)」
女「(屋敷か…?いや、地図を見ているからな…)」
女「(仕様の無い…)」
女「おい、何をしている」
男「…煙草吸ってる」
女「滝探しか?」
男「ああ。…朝から同じトコ、ぐるぐる廻ってるみたいだけどな」
女「…地図、見せてみろ」
女「…」ジー…
女「…これは…見ない方が良いだろう」
男「…やっぱりか」
男「(朝から歩き続けているが…)」
男「(…同じトコ廻ってないか…?)」
男「(だいたい…この落書きが地図だと?)」
男「ハァ…」カチッ ボッ
男「」フゥー…
男「(…もう二~三日探してダメなら…)」
女「(ん?アレは…)」
女「(確か滝を探していると言っていたが…)」
女「(屋敷か…?いや、地図を見ているからな…)」
女「(仕様の無い…)」
女「おい、何をしている」
男「…煙草吸ってる」
女「滝探しか?」
男「ああ。…朝から同じトコ、ぐるぐる廻ってるみたいだけどな」
女「…地図、見せてみろ」
女「…」ジー…
女「…これは…見ない方が良いだろう」
男「…やっぱりか」
女「今日は諦めて屋敷に来い」
男「おい鳥頭」
女「…なんだと」
男「俺が昨日言った事覚えてるか?」
女「…ああ」
男「なら…」
女「娘様はテレビをお買いになられたぞ」
男「…」
女「(ほう…この男、これ系に弱いのか…)」
女「Am○zonでお急ぎ便まで使われてな」
男「…う」
女「お前の助言を聞き入れたというのに…悲しまれるだろうな」
男「…卑怯な」
女「…付いて来い」
~屋敷 夜~
娘「いらっしゃーい!」ダキッ
男「…ああ」ポフッ
女「…」ギリッ
娘「テレビ観よ、ほら。大きいの買ったよ」ニコニコ
男「ああ」
娘「そこ座って」
男「?」
娘「とうっ!」ストン
男「…まあ、いい」
娘「えへへ~///」スリスリ
女「…」ギリギリッ
男「おい鳥頭」
女「…なんだと」
男「俺が昨日言った事覚えてるか?」
女「…ああ」
男「なら…」
女「娘様はテレビをお買いになられたぞ」
男「…」
女「(ほう…この男、これ系に弱いのか…)」
女「Am○zonでお急ぎ便まで使われてな」
男「…う」
女「お前の助言を聞き入れたというのに…悲しまれるだろうな」
男「…卑怯な」
女「…付いて来い」
~屋敷 夜~
娘「いらっしゃーい!」ダキッ
男「…ああ」ポフッ
女「…」ギリッ
娘「テレビ観よ、ほら。大きいの買ったよ」ニコニコ
男「ああ」
娘「そこ座って」
男「?」
娘「とうっ!」ストン
男「…まあ、いい」
娘「えへへ~///」スリスリ
女「…」ギリギリッ
~客間~
男「…馳走になった」
娘「お兄さん、もう遅いから泊まってくといいよ」
男「いや、帰るよ」
娘「残念…」ションボリ
女「送ろう」
~屋敷前~
娘「お兄さーん!またねー!」ブンブン
男「…ああ」
女「行くぞ」
男「提灯、マイブームか?」
女「…」
~アパート~
男「…取り敢えず、まともな地図を女に書いてもらったし」
男「多分、明日は見付けられるだろう…」
男「明日こそ…」
男「」zzz…
男「…馳走になった」
娘「お兄さん、もう遅いから泊まってくといいよ」
男「いや、帰るよ」
娘「残念…」ションボリ
女「送ろう」
~屋敷前~
娘「お兄さーん!またねー!」ブンブン
男「…ああ」
女「行くぞ」
男「提灯、マイブームか?」
女「…」
~アパート~
男「…取り敢えず、まともな地図を女に書いてもらったし」
男「多分、明日は見付けられるだろう…」
男「明日こそ…」
男「」zzz…
~山中 昼~
男「…こっち…?いや、あっちか」
娘「見付けたー!」ダキッ
男「何処から湧いて出た…」
娘「足、治ったから元気!」
男「会話が成立しねぇ…おい小娘、滝はあっちか?」
娘「滝?まだ探してるの?」
男「ああ」カチッ ボッ
娘「あそこ、何も無いよ?」
男「いいんだ。別に」フゥー…
娘「まあいいや、付いて来て♪」
男「おお、悪いな」
~屋敷前 夕方~
女「お帰りなさいませ。娘様」
娘「たーだいまー!」
男「こら小娘」ガシッ
娘「いひゃい、いひゃいぃ~!」ジタバタ
女「貴様ァァ!!」クワッ
男「やかましい!」クワッ
男「おい小娘!お前は滝に案内してくれたんじゃないのか!?」
娘「え?付いて来てとは言ったけど…」
娘「滝なんて言ってないよ…?」
男「…こっち…?いや、あっちか」
娘「見付けたー!」ダキッ
男「何処から湧いて出た…」
娘「足、治ったから元気!」
男「会話が成立しねぇ…おい小娘、滝はあっちか?」
娘「滝?まだ探してるの?」
男「ああ」カチッ ボッ
娘「あそこ、何も無いよ?」
男「いいんだ。別に」フゥー…
娘「まあいいや、付いて来て♪」
男「おお、悪いな」
~屋敷前 夕方~
女「お帰りなさいませ。娘様」
娘「たーだいまー!」
男「こら小娘」ガシッ
娘「いひゃい、いひゃいぃ~!」ジタバタ
女「貴様ァァ!!」クワッ
男「やかましい!」クワッ
男「おい小娘!お前は滝に案内してくれたんじゃないのか!?」
娘「え?付いて来てとは言ったけど…」
娘「滝なんて言ってないよ…?」
~客間~
娘「…ごめんね…グスッ、ごめんなさい」グスッ
男「な、泣くな…悪かった、言い過ぎたよ」ナデナデ
娘「…ごめ…なさ…い」zzz…
男「…? おい」
娘「」スヤスヤ
女「…朝からお前を探しまわっておられたのだ」
男「…」
女「加えて、泣き疲れられたのだろう」
男「…悪かったよ」
女「…先刻の態度、滝に何かあるのか?」
男「お前には関係の無いことだ」
女「…そうか」
女「夕飯の支度をしてくる。娘様をみていてくれ」
男「…ああ」
娘「…ごめんね…グスッ、ごめんなさい」グスッ
男「な、泣くな…悪かった、言い過ぎたよ」ナデナデ
娘「…ごめ…なさ…い」zzz…
男「…? おい」
娘「」スヤスヤ
女「…朝からお前を探しまわっておられたのだ」
男「…」
女「加えて、泣き疲れられたのだろう」
男「…悪かったよ」
女「…先刻の態度、滝に何かあるのか?」
男「お前には関係の無いことだ」
女「…そうか」
女「夕飯の支度をしてくる。娘様をみていてくれ」
男「…ああ」
娘「うまうま~」パクパク
男「…」モグモグ
女「…口に合わないか?」
男「いや…美味い」
女「舌が死んでいる、というのは本当のようだな」ボソッ
男「何か言ったか?」
女「いや」
娘「お兄さん、それ好物♪あーん」
男「…ああ」ヒョイ
女「あ」
娘「えへへ~///」パクッ モグモグ
娘「」バタン
男「…女」
女「娘様!娘様ぁー!」
男「おい女」
女「貴様ァァ!!」
男「…理不尽だ」
~屋敷前~
娘「お兄さん!またねー!」ブンブン
男「…元気なことよ」
女「行くぞ。グズグズするな」
男「だから何で提灯なんだよ…」
~帰り道~
女「一応、詫びておく」
男「…ああ」
女「美味い物を味わえぬとは…哀れな」
男「黙れ」
女「…失言だった」
男「…」
男「…」モグモグ
女「…口に合わないか?」
男「いや…美味い」
女「舌が死んでいる、というのは本当のようだな」ボソッ
男「何か言ったか?」
女「いや」
娘「お兄さん、それ好物♪あーん」
男「…ああ」ヒョイ
女「あ」
娘「えへへ~///」パクッ モグモグ
娘「」バタン
男「…女」
女「娘様!娘様ぁー!」
男「おい女」
女「貴様ァァ!!」
男「…理不尽だ」
~屋敷前~
娘「お兄さん!またねー!」ブンブン
男「…元気なことよ」
女「行くぞ。グズグズするな」
男「だから何で提灯なんだよ…」
~帰り道~
女「一応、詫びておく」
男「…ああ」
女「美味い物を味わえぬとは…哀れな」
男「黙れ」
女「…失言だった」
男「…」
~山中 昼~
?「(まったく…娘様も物好きな…)」ヒクヒク
?「(…居た)」
カチン
?「(ん?)」
トラバサミ「」ハロー
?「(あ、やば)」
ギャイィィィン
男「何だ…今の品性の欠片もない悲鳴は」ガサガサ
狐「キュウ…キュウ…」
男「…」
狐「キュウ…」
男「俺は今まで…思い込みによる勘違いをしていたのかもしれん」
男「これは確かめねば…おい狐」ザッザッ
狐「キュウ…」
男「言葉は通じなくとも、魂で聞け。一見ピンチに見えるその状態だが…」
男「それは流行っているのか?」
狐「」ギロッ
男「あ、今のは解った。こいつキレたw」
ガブッ
ギャイィィィン
?「(まったく…娘様も物好きな…)」ヒクヒク
?「(…居た)」
カチン
?「(ん?)」
トラバサミ「」ハロー
?「(あ、やば)」
ギャイィィィン
男「何だ…今の品性の欠片もない悲鳴は」ガサガサ
狐「キュウ…キュウ…」
男「…」
狐「キュウ…」
男「俺は今まで…思い込みによる勘違いをしていたのかもしれん」
男「これは確かめねば…おい狐」ザッザッ
狐「キュウ…」
男「言葉は通じなくとも、魂で聞け。一見ピンチに見えるその状態だが…」
男「それは流行っているのか?」
狐「」ギロッ
男「あ、今のは解った。こいつキレたw」
ガブッ
ギャイィィィン
男「(待て待て!落ち着け!)」
男「(思い出せ…こんな時、蒼き衣を纏いて金色の野をほっつき歩いてた人は…どうしてた…?)」
男「ほら…怖くない」ニコッ
狐「!」
男「怯えていただけなんだよね?」ナデナデ
狐「…」カパッ ペロ…ペロ…
男「(鳥の人スゲー!)」
男「(まあ…助けてやるか)」ギリギリ…バィン!
狐「…」
男「動くな。ちょっと待て…ってハンカチ無いな…」
男「お気に入りの『お前はもう、死んでいる』Tシャツだが…」ビリィィィッ
クルクル キュッ
男「これでいい。じゃあな」
男「(思い出せ…こんな時、蒼き衣を纏いて金色の野をほっつき歩いてた人は…どうしてた…?)」
男「ほら…怖くない」ニコッ
狐「!」
男「怯えていただけなんだよね?」ナデナデ
狐「…」カパッ ペロ…ペロ…
男「(鳥の人スゲー!)」
男「(まあ…助けてやるか)」ギリギリ…バィン!
狐「…」
男「動くな。ちょっと待て…ってハンカチ無いな…」
男「お気に入りの『お前はもう、死んでいる』Tシャツだが…」ビリィィィッ
クルクル キュッ
男「これでいい。じゃあな」
~夕方~
男「(…まさか…俺が方向音痴なのか?)」
女「…おい」
男「…またお前か」
女「…ッ」チクッ
女「(何だ…今のは?足の傷…?いや、違う…)」
男「おい、どうしたんだ?」
女「…いや、足を挫いてな」
男「…」
~屋敷 夜~
娘「お帰りー!と、いらっしゃーい!」ダキッ
男「…ああ」ポフッ
娘「あれ?女どうしたの?」
女「申し訳ありません娘様。足を…少し」
娘「大変、ほら、奥の間行こ」
女「はい」
男「じゃ、俺はこれで」
娘「ダメ~!」
男「…何で」
娘「もう暗いし、帰るの危ないよ。女も今日は送れないし…」
男「大丈夫だろ。ここからの帰り道は大体分かる」
娘「でも…」
男「提灯、貸してくれ。明日返しに来る」
娘「あ…」
娘「うん!」ニコッ
男「(…まさか…俺が方向音痴なのか?)」
女「…おい」
男「…またお前か」
女「…ッ」チクッ
女「(何だ…今のは?足の傷…?いや、違う…)」
男「おい、どうしたんだ?」
女「…いや、足を挫いてな」
男「…」
~屋敷 夜~
娘「お帰りー!と、いらっしゃーい!」ダキッ
男「…ああ」ポフッ
娘「あれ?女どうしたの?」
女「申し訳ありません娘様。足を…少し」
娘「大変、ほら、奥の間行こ」
女「はい」
男「じゃ、俺はこれで」
娘「ダメ~!」
男「…何で」
娘「もう暗いし、帰るの危ないよ。女も今日は送れないし…」
男「大丈夫だろ。ここからの帰り道は大体分かる」
娘「でも…」
男「提灯、貸してくれ。明日返しに来る」
娘「あ…」
娘「うん!」ニコッ
~アパート 朝~
男「(何…やってるんだろう、俺…)」カチッ ボッ
男「(まあ…約束は守らねーと)」フゥー…
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「はい」
母「ああ男?またお金入れといて」
男「少し前に入れたろ」
母「あんなもん、もう無いわよ」
母「そこまで育ててやったってのに…はぁ~あ」
男「(これで最後だろうしな)…多めに入れとくよ」
母「明日までにね」
ツー ツー
男「育ててやった…ね」
男「ありがとよ…テメェがギャンブルと男にハマったお陰で…」
男「カビたパンも、どんなご馳走も…変わらず食える舌になったよ」
男「銀行行って…提灯、返しに行くか」
男「そして…今日こそ」
男「(何…やってるんだろう、俺…)」カチッ ボッ
男「(まあ…約束は守らねーと)」フゥー…
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「はい」
母「ああ男?またお金入れといて」
男「少し前に入れたろ」
母「あんなもん、もう無いわよ」
母「そこまで育ててやったってのに…はぁ~あ」
男「(これで最後だろうしな)…多めに入れとくよ」
母「明日までにね」
ツー ツー
男「育ててやった…ね」
男「ありがとよ…テメェがギャンブルと男にハマったお陰で…」
男「カビたパンも、どんなご馳走も…変わらず食える舌になったよ」
男「銀行行って…提灯、返しに行くか」
男「そして…今日こそ」
~屋敷前 昼~
男「おーい」
男「不在か。…置いてくか」
男「…じゃあな」
~山中 夕方~
男「…迷った」
男「(まあいいさ。運が良けりゃ熊でも出るだろ)」
男「(はぁ~)」ゴロン
娘「えへへ~///」ガシッ
男「…」
娘「~♪」スリスリ
男「エロールはムゴい方です…」
娘「?」
男「なあ小娘。滝はどっちだ?」ガバッ
娘「ずーっと向こう」
男「…そうか。女は?」
娘「今日は大人しく寝てるって言ってたよ」
男「…そうか。まあ気ぃ付けて帰れよ」
娘「一緒に♪」ガッシ
男「(…初めは鬱陶しいとしか思わなかったが…)」
男「(よく笑う子だ…笑顔は伝染る…というのは…)」
娘「どしたの?どこか悪い?」
男「いや、行こう」ニッ
娘「!」
娘「うん!」ニコッ
男「おーい」
男「不在か。…置いてくか」
男「…じゃあな」
~山中 夕方~
男「…迷った」
男「(まあいいさ。運が良けりゃ熊でも出るだろ)」
男「(はぁ~)」ゴロン
娘「えへへ~///」ガシッ
男「…」
娘「~♪」スリスリ
男「エロールはムゴい方です…」
娘「?」
男「なあ小娘。滝はどっちだ?」ガバッ
娘「ずーっと向こう」
男「…そうか。女は?」
娘「今日は大人しく寝てるって言ってたよ」
男「…そうか。まあ気ぃ付けて帰れよ」
娘「一緒に♪」ガッシ
男「(…初めは鬱陶しいとしか思わなかったが…)」
男「(よく笑う子だ…笑顔は伝染る…というのは…)」
娘「どしたの?どこか悪い?」
男「いや、行こう」ニッ
娘「!」
娘「うん!」ニコッ
~屋敷前 夜~
女「お帰りなさいませ、娘様」
娘「ただいまー!」
男「じゃ」
娘「」ガシッ
男「?」
娘「ご飯、一緒に…ね?」
男「…」
娘「…昨日すぐ帰った。我慢したよ?」ジワッ
女「…昨日の礼もある。夕飯くらい食っていけ」
男「…ああ」
娘「ん~♪」スリスリ
男「…鼻水は付けるなよ」
娘「で、出てないよ!」
男「(何やってんだろうなぁ…)」
~客間~
男「…またしても馳走になった」
娘「えへへ~///」スリスリ
女「娘様、そのような下郎に…」
娘「下郎じゃないよ、ねー?」
男「…どうでもいい」
娘「じゃあ…じゃあ恋人!///」
男「5年早い」
娘「むー…暫く友達のままかー」
男「…友達?」
娘「?」
女「お帰りなさいませ、娘様」
娘「ただいまー!」
男「じゃ」
娘「」ガシッ
男「?」
娘「ご飯、一緒に…ね?」
男「…」
娘「…昨日すぐ帰った。我慢したよ?」ジワッ
女「…昨日の礼もある。夕飯くらい食っていけ」
男「…ああ」
娘「ん~♪」スリスリ
男「…鼻水は付けるなよ」
娘「で、出てないよ!」
男「(何やってんだろうなぁ…)」
~客間~
男「…またしても馳走になった」
娘「えへへ~///」スリスリ
女「娘様、そのような下郎に…」
娘「下郎じゃないよ、ねー?」
男「…どうでもいい」
娘「じゃあ…じゃあ恋人!///」
男「5年早い」
娘「むー…暫く友達のままかー」
男「…友達?」
娘「?」
男「今、友達と言ったか?」
娘「? うん」ニコッ
男「表向きはヘラヘラしておいて、裏に回れば罵詈雑言、利害によっては手の平を返す…」
男「そんなモノになりたいのか?」
娘「お兄さん、それ友達違う。私は友達ー!」ダキッ
女「…」
男「う…悪い。言う事じゃねーな」
娘「許すー。だから膝枕!」
男「存外図々しいのな…」
娘「わーい!」グリグリ
~屋敷前~
娘「泊まってけばいいのに…」
男「そこまでは…ちょっと」
女「送ろう」
男「足を治せ。じゃあな」
娘「あ、提灯貸すよ!だから…また、明日…」
男「…要らん。今日はライトがある」
娘「…」
男「じゃ」
娘「? うん」ニコッ
男「表向きはヘラヘラしておいて、裏に回れば罵詈雑言、利害によっては手の平を返す…」
男「そんなモノになりたいのか?」
娘「お兄さん、それ友達違う。私は友達ー!」ダキッ
女「…」
男「う…悪い。言う事じゃねーな」
娘「許すー。だから膝枕!」
男「存外図々しいのな…」
娘「わーい!」グリグリ
~屋敷前~
娘「泊まってけばいいのに…」
男「そこまでは…ちょっと」
女「送ろう」
男「足を治せ。じゃあな」
娘「あ、提灯貸すよ!だから…また、明日…」
男「…要らん。今日はライトがある」
娘「…」
男「じゃ」
これは男がデレるやつなのか、それとも娘と女を食べちゃうやつなのか…どっちも美味しくいただきます
~アパート~
電話「メッセージは2件です」
電話「…元上司だ。解っているとは思うが、誰かが責任を負わなきゃならなかった…」
電話「退職金は弾んでやったんだ。くれぐれも外に漏らさないようにな」
男「ああ…お陰でどこ受けても書類でバッサリだよ…」
電話「次のメッセージです」
電話「…元カノよ。ねぇ、怒ってるのは解るけど…電話くらい出てよ」
電話「反省してる。けど男、仕事ばかりで寂しくて…でもね?一番好きなのは男よ。だから
ブツッ
男「…」カチッ ボッ
男「」フゥー…
男「(…なかなか愉快な人生だった)」
男「(取り敢えず明日だ…)」フゥー…
男「(人間五十年…ねぇ…)」グジッ
男「(そこまで…生きれりゃ…立派なもん…だ)」
男「」zzz…
電話「メッセージは2件です」
電話「…元上司だ。解っているとは思うが、誰かが責任を負わなきゃならなかった…」
電話「退職金は弾んでやったんだ。くれぐれも外に漏らさないようにな」
男「ああ…お陰でどこ受けても書類でバッサリだよ…」
電話「次のメッセージです」
電話「…元カノよ。ねぇ、怒ってるのは解るけど…電話くらい出てよ」
電話「反省してる。けど男、仕事ばかりで寂しくて…でもね?一番好きなのは男よ。だから
ブツッ
男「…」カチッ ボッ
男「」フゥー…
男「(…なかなか愉快な人生だった)」
男「(取り敢えず明日だ…)」フゥー…
男「(人間五十年…ねぇ…)」グジッ
男「(そこまで…生きれりゃ…立派なもん…だ)」
男「」zzz…
~山中 朝~
娘「おはよー!」ダキッ
男「お前…暇なのか?」
娘「うん!案内するよ。滝」
男「でかしたクソッタレ!さあ早く!」
娘「はいはーい♪」ガッシ
男「…歩き難い」
娘「まあまあ♪」
男「離してくれろ?」
娘「まあまあ♪」
男「まあまあしか言えんのか…」
娘「みいみい♪」
スパーン
娘「おバカになったらどーすんのー!」
男「大丈夫だ、問題無い」
ザッザッ
男「(ここにも一つ)」ギリギリ…
娘「あー木にイタズラしてるー!」
男「…目印だ」
娘「? 要らないよ?私が居るもん」
男「(今日はお前が居るから、道を覚えるだけ…とは言えないし…)」
男「…念のためだ。お前バカだし」
娘「あぅ…信用してない…」ションボリ
娘「おはよー!」ダキッ
男「お前…暇なのか?」
娘「うん!案内するよ。滝」
男「でかしたクソッタレ!さあ早く!」
娘「はいはーい♪」ガッシ
男「…歩き難い」
娘「まあまあ♪」
男「離してくれろ?」
娘「まあまあ♪」
男「まあまあしか言えんのか…」
娘「みいみい♪」
スパーン
娘「おバカになったらどーすんのー!」
男「大丈夫だ、問題無い」
ザッザッ
男「(ここにも一つ)」ギリギリ…
娘「あー木にイタズラしてるー!」
男「…目印だ」
娘「? 要らないよ?私が居るもん」
男「(今日はお前が居るから、道を覚えるだけ…とは言えないし…)」
男「…念のためだ。お前バカだし」
娘「あぅ…信用してない…」ションボリ
~滝 昼~
娘「到着ー」
男「おお…」
娘「凄い?嬉しい?抱き締めたい?いーよー!」
男「(この高さなら…確かに。加えて上からの圧で浮かぶことも…)」
娘「お兄さん?」
男「ありがとう。さ、屋敷まで送ろう」
娘「? もういいの?」
男「ああ。十分だ」ポフッ
娘「えへ~///」スリスリ
~屋敷 夕方~
女「お帰りなさいませ。娘様」
娘「ただいまー!」
男「よう」
女「…貴様か。ついでだ。夕飯、食っていけ」
男「馳走になろう」
女「いちいち断るな。面倒…なに?」
男「…耳も悪いのか」
娘「食べるって」ニコニコ
女「あ…はい」
女「おい待て貴様。耳『も』とはどういう意味だ?」
男「」チッ
女「何だその嫌そうな顔は!」
娘「到着ー」
男「おお…」
娘「凄い?嬉しい?抱き締めたい?いーよー!」
男「(この高さなら…確かに。加えて上からの圧で浮かぶことも…)」
娘「お兄さん?」
男「ありがとう。さ、屋敷まで送ろう」
娘「? もういいの?」
男「ああ。十分だ」ポフッ
娘「えへ~///」スリスリ
~屋敷 夕方~
女「お帰りなさいませ。娘様」
娘「ただいまー!」
男「よう」
女「…貴様か。ついでだ。夕飯、食っていけ」
男「馳走になろう」
女「いちいち断るな。面倒…なに?」
男「…耳も悪いのか」
娘「食べるって」ニコニコ
女「あ…はい」
女「おい待て貴様。耳『も』とはどういう意味だ?」
男「」チッ
女「何だその嫌そうな顔は!」
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