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    元スレ男「迷ったか…」

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    1 :

    ~山中 昼~

    「…資料によるとこっちだが…」ザッザッ

    「迷ったか…」

    「えどっこいしょ」フゥ

    …キュウ…キュウ…

    「…?」

    「気のせいか…」カチッ ボッ

    「」フゥー…

    …キュウ…キュウ…

    「見える…!そこぉ!」バサッ

    子狐「キュウ…キュウ…」

    「何だお前、狐なのに虫の息じゃないかw」ケタケタ

    子狐「…キュウ…」

    「…チッ、しゃーねぇ」

    「トラバサミね…今はほぼ禁止の筈だが」ギリギリ…バィン!

    「ハンカチもくれてやる。もう必要無いしな」

    ビリッ クルクル キュッ

    子狐「」スリスリ

    「はい、しっしっ」

    子狐「」タタタッ

    「…さて、行くか」

    2 = 1 :

    ~山中 夕方~

    「(姉さん…迷子です)」

    「(いや姉貴なんざ居ねーけど…)」

    「(何が『これでアナタももーまんたい!魅惑の滝!』だ…)」

    「(釣られたのか…?)」

    オーイ

    「(道を尋ねようにも…まるでシシガミの森…)」

    オーイ オーイ

    「?」

    「無視は良くないなー!」グワッ

    「ナメるな!」ガスッ

    「へぶっ!」バタッ

    「俺の後に立つな…」

    「…い、痛い…」ジワッ

    「え、あれ?わ、悪い」ナデナデ

    「…もう大丈夫。大儀♪」

    「目上に対する言葉遣い!」スパーン

    「…バ、バカになる」

    「お前なら大丈夫だ…なんとなく」

    「お前じゃなくて…私は娘。お兄さんは?」

    「男だ」

    「男、覚えた♪」

    3 = 1 :

    「というか…何で小娘がこんなトコに…」

    「まあ丁度いい。この辺に滝はあるか?」

    「あるけど遠いよ?それにもう暗くなるし。迷うよ?」

    「うっ…」

    「…それより、家まで肩貸してほしかったり」

    「…何で?」

    「足挫いて…痛い」

    「…面倒臭ぇ」

    「…と言いつつ、肩組んでくれる。嬉しい」ニコニコ

    「…」

    ~屋敷 夜~

    「お帰りなさいませ、娘さ…

    「ただいま、女ー」

    「貴様ァ!娘様に何をしている!」

    「…人助け。…して怒鳴られるのか」

    「女、ちょっと…」

    「…はい」

    ヒソヒソ ボソボソ

    スタスタ

    「…失礼した。私は女だ。娘様の件、礼を言う」

    「どいたま。そんな事より滝への道を教えてくれ」

    「私が地図書くよ」

    「…取り敢えず中へ」チッ

    4 = 1 :

    ~客間~

    「お待たせ。ほい地図」

    「ああ、ありが…」

    「(何じゃあこりゃあぁ!?)…と」

    「えへへ~」ニコニコ

    「そんじゃ…お邪魔様」

    「え!もう帰るの!?ご飯、女の、美味しいよ!」

    「…」

    「いや、あの帰れオーラは…ちょっと」

    「…支度してきます」

    「…」

    「すぐだから待っていよう?ね?ね?」ガシッ

    「わーったわーった…つーかテレビも無いのか…」

    「うん。有った方がいい?」

    「今時有って当たり前だろ」

    「解った!買う!」

    「どうせならデカいの買え。自宅映画館みたいな」

    「任せて!」

    シュッ

    「…支度が出来ました。こちらにお運びしましょうか?」

    「うん!お願い」

    「畏まりました」

    5 = 1 :

    「美味しいでしょ?」ニコニコ

    「…」

    「ああ。美味いんじゃねーの?」モグモグ

    「…」ピククッ

    「…口に合わない?」

    「味なんか判んねーよ。舌、死んでんだ」

    「…え」

    「ああ、いや、冗談だ」

    「美味い、ぞ。うん」ガツガツ

    「…」

    ~屋敷前~

    「じゃ、世話んなったな」

    「またねー!」ブンブン

    「…こっちだ。キリキリ歩け」

    「今時提灯かよ…」

    ~山中~

    「…」ザッザッ

    「…」ザッザッ

    「…お前、娘様をどう思っている?」

    「…どう、とは?」

    「単純に好き嫌いでも構わん」

    「好きか嫌いかでいいのか?」

    「ああ」

    「…なら嫌いだ。馴れ馴れしいし、鬱陶しい」

    「…そうか」

    6 = 1 :

    「…何の間違いか、娘様はお前を気に入っておられる」

    「だから

    「悪い虫が付かないように、だろ?」

    「…」

    「心配要らねーよ。もう会うことも無いだろ」

    「…それほど嫌いか」

    「この件については好き嫌いは関係ねーよ…」

    「それはどういう

    「ここまででいい。あとは一本道だろ?」

    「…ああ」

    「じゃあな」ザッザッ

    「…」

    ~アパート~

    「…明日こそ、だな」

    「ああ…一日…ズレた…」

    「…だけ…」zzz…

    7 :

    見てるよ~

    8 :

    来たよ

    9 :

    俺の予想言っていい?


    この娘ね、最初にたすけ、、、

    11 :

    来たぜ

    12 = 1 :

    >>7

    ありがとうございます。またポチポチ書いていきます。

    >>8

    貴方も///

    >>9

    落ち着きなせぇ、旦那。それ以上は言っちゃあいけねぇ…

    >>10

    ありがとねー!ごゆっくりー!


    では方々、また深夜に ノシ

    14 :

    >>1
    お前さん大好きだわ!
    蛇に続き狐か・・・

    蛇とのときからなんか狐好きだったもんなwww

    15 :

    きました。

    18 :

    待ってました。
    よく規制食らうからあまり書き込めないけど、楽しみにしています。

    19 :

    ぽんぽこぉ

    20 :

    ~山中 夕方~

    「(朝から歩き続けているが…)」

    「(…同じトコ廻ってないか…?)」

    「(だいたい…この落書きが地図だと?)」

    「ハァ…」カチッ ボッ

    「」フゥー…

    「(…もう二~三日探してダメなら…)」

    「(ん?アレは…)」

    「(確か滝を探していると言っていたが…)」

    「(屋敷か…?いや、地図を見ているからな…)」

    「(仕様の無い…)」

    「おい、何をしている」

    「…煙草吸ってる」

    「滝探しか?」

    「ああ。…朝から同じトコ、ぐるぐる廻ってるみたいだけどな」

    「…地図、見せてみろ」

    「…」ジー…

    「…これは…見ない方が良いだろう」

    「…やっぱりか」

    21 = 20 :

    「今日は諦めて屋敷に来い」

    「おい鳥頭」

    「…なんだと」

    「俺が昨日言った事覚えてるか?」

    「…ああ」

    「なら…」

    「娘様はテレビをお買いになられたぞ」

    「…」

    「(ほう…この男、これ系に弱いのか…)」

    「Am○zonでお急ぎ便まで使われてな」

    「…う」

    「お前の助言を聞き入れたというのに…悲しまれるだろうな」

    「…卑怯な」

    「…付いて来い」

    ~屋敷 夜~

    「いらっしゃーい!」ダキッ

    「…ああ」ポフッ

    「…」ギリッ

    「テレビ観よ、ほら。大きいの買ったよ」ニコニコ

    「ああ」

    「そこ座って」

    「?」

    「とうっ!」ストン

    「…まあ、いい」

    「えへへ~///」スリスリ

    「…」ギリギリッ

    22 = 20 :

    ~客間~

    「…馳走になった」

    「お兄さん、もう遅いから泊まってくといいよ」

    「いや、帰るよ」

    「残念…」ションボリ

    「送ろう」

    ~屋敷前~

    「お兄さーん!またねー!」ブンブン

    「…ああ」

    「行くぞ」

    「提灯、マイブームか?」

    「…」

    ~アパート~

    「…取り敢えず、まともな地図を女に書いてもらったし」

    「多分、明日は見付けられるだろう…」

    「明日こそ…」

    「」zzz…

    23 = 20 :

    ~山中 昼~

    「…こっち…?いや、あっちか」

    「見付けたー!」ダキッ

    「何処から湧いて出た…」

    「足、治ったから元気!」

    「会話が成立しねぇ…おい小娘、滝はあっちか?」

    「滝?まだ探してるの?」

    「ああ」カチッ ボッ

    「あそこ、何も無いよ?」

    「いいんだ。別に」フゥー…

    「まあいいや、付いて来て♪」

    「おお、悪いな」

    ~屋敷前 夕方~

    「お帰りなさいませ。娘様」

    「たーだいまー!」

    「こら小娘」ガシッ

    「いひゃい、いひゃいぃ~!」ジタバタ

    「貴様ァァ!!」クワッ

    「やかましい!」クワッ

    「おい小娘!お前は滝に案内してくれたんじゃないのか!?」

    「え?付いて来てとは言ったけど…」

    「滝なんて言ってないよ…?」

    24 = 20 :

    ~客間~

    「…ごめんね…グスッ、ごめんなさい」グスッ

    「な、泣くな…悪かった、言い過ぎたよ」ナデナデ

    「…ごめ…なさ…い」zzz…

    「…? おい」

    「」スヤスヤ

    「…朝からお前を探しまわっておられたのだ」

    「…」

    「加えて、泣き疲れられたのだろう」

    「…悪かったよ」

    「…先刻の態度、滝に何かあるのか?」

    「お前には関係の無いことだ」

    「…そうか」

    「夕飯の支度をしてくる。娘様をみていてくれ」

    「…ああ」

    25 = 20 :

    >>11

    いらっしゃい。ごゆっくりー!

    >>13

    まま、ごゆるりと…

    >>14

    一番好きなのは犬ですねぇ…ヘヘッ

    >>15

    まま、おひとつ 旦~

    >>16

    おまたー!ゆっくりしていってくだされ!

    >>17

    あなたも///

    >>18

    ありがとうございます!励みになります!

    >>19

    ○んぽこ///


    さあ、仕事の時間だ…

    26 :

    いよいよ動き始めたな
    待ってた

    27 :

    お気に入り登録して待っとるぞよ~

    28 :

    ニア 待ってました

    29 = 20 :

    「うまうま~」パクパク

    「…」モグモグ

    「…口に合わないか?」

    「いや…美味い」

    「舌が死んでいる、というのは本当のようだな」ボソッ

    「何か言ったか?」

    「いや」

    「お兄さん、それ好物♪あーん」

    「…ああ」ヒョイ

    「あ」

    「えへへ~///」パクッ モグモグ

    「」バタン

    「…女」

    「娘様!娘様ぁー!」

    「おい女」

    「貴様ァァ!!」

    「…理不尽だ」

    ~屋敷前~

    「お兄さん!またねー!」ブンブン

    「…元気なことよ」

    「行くぞ。グズグズするな」

    「だから何で提灯なんだよ…」

    ~帰り道~

    「一応、詫びておく」

    「…ああ」

    「美味い物を味わえぬとは…哀れな」

    「黙れ」

    「…失言だった」

    「…」

    30 = 20 :

    ~山中 昼~

    「(まったく…娘様も物好きな…)」ヒクヒク

    「(…居た)」

    カチン

    「(ん?)」

    トラバサミ「」ハロー

    「(あ、やば)」

    ギャイィィィン

    「何だ…今の品性の欠片もない悲鳴は」ガサガサ

    「キュウ…キュウ…」

    「…」

    「キュウ…」

    「俺は今まで…思い込みによる勘違いをしていたのかもしれん」

    「これは確かめねば…おい狐」ザッザッ

    「キュウ…」

    「言葉は通じなくとも、魂で聞け。一見ピンチに見えるその状態だが…」

    「それは流行っているのか?」

    「」ギロッ

    「あ、今のは解った。こいつキレたw」

    ガブッ

    ギャイィィィン

    31 = 20 :

    「(待て待て!落ち着け!)」

    「(思い出せ…こんな時、蒼き衣を纏いて金色の野をほっつき歩いてた人は…どうしてた…?)」

    「ほら…怖くない」ニコッ

    「!」

    「怯えていただけなんだよね?」ナデナデ

    「…」カパッ ペロ…ペロ…

    「(鳥の人スゲー!)」

    「(まあ…助けてやるか)」ギリギリ…バィン!

    「…」

    「動くな。ちょっと待て…ってハンカチ無いな…」

    「お気に入りの『お前はもう、死んでいる』Tシャツだが…」ビリィィィッ

    クルクル キュッ

    「これでいい。じゃあな」

    32 = 20 :

    ~夕方~

    「(…まさか…俺が方向音痴なのか?)」

    「…おい」

    「…またお前か」

    「…ッ」チクッ

    「(何だ…今のは?足の傷…?いや、違う…)」

    「おい、どうしたんだ?」

    「…いや、足を挫いてな」

    「…」

    ~屋敷 夜~

    「お帰りー!と、いらっしゃーい!」ダキッ

    「…ああ」ポフッ

    「あれ?女どうしたの?」

    「申し訳ありません娘様。足を…少し」

    「大変、ほら、奥の間行こ」

    「はい」

    「じゃ、俺はこれで」

    「ダメ~!」

    「…何で」

    「もう暗いし、帰るの危ないよ。女も今日は送れないし…」

    「大丈夫だろ。ここからの帰り道は大体分かる」

    「でも…」

    「提灯、貸してくれ。明日返しに来る」

    「あ…」

    「うん!」ニコッ

    33 = 20 :

    >>26

    お待たせしました。どうぞごゆっくり。

    >>27

    ありがとー!宜しくー!

    >>28

    おお!ニアのお方!また宜しく///


    この後、道場で稽古→お泊まり///なので…多分夜の部は無理かと。
    ごめんして!

    34 :

    待ってたぞ!


    泊まり?そんなのはいいから続き早くかけ下さい

    35 :

    さあこい!

    36 :

    お泊りでなんの稽古をしてきたのやら!!!!

    38 :

    ニア 覚えられてたとか恥ずかしい

    39 :

    ~アパート 朝~

    「(何…やってるんだろう、俺…)」カチッ ボッ

    「(まあ…約束は守らねーと)」フゥー…

    ジャリリリリン…ジャリリリリン…

    「はい」

    「ああ男?またお金入れといて」

    「少し前に入れたろ」

    「あんなもん、もう無いわよ」

    「そこまで育ててやったってのに…はぁ~あ」

    「(これで最後だろうしな)…多めに入れとくよ」

    「明日までにね」

    ツー ツー

    「育ててやった…ね」

    「ありがとよ…テメェがギャンブルと男にハマったお陰で…」

    「カビたパンも、どんなご馳走も…変わらず食える舌になったよ」

    「銀行行って…提灯、返しに行くか」

    「そして…今日こそ」

    40 = 39 :

    ~屋敷前 昼~

    「おーい」

    「不在か。…置いてくか」

    「…じゃあな」

    ~山中 夕方~

    「…迷った」

    「(まあいいさ。運が良けりゃ熊でも出るだろ)」

    「(はぁ~)」ゴロン

    「えへへ~///」ガシッ

    「…」

    「~♪」スリスリ

    「エロールはムゴい方です…」

    「?」

    「なあ小娘。滝はどっちだ?」ガバッ

    「ずーっと向こう」

    「…そうか。女は?」

    「今日は大人しく寝てるって言ってたよ」

    「…そうか。まあ気ぃ付けて帰れよ」

    「一緒に♪」ガッシ

    「(…初めは鬱陶しいとしか思わなかったが…)」

    「(よく笑う子だ…笑顔は伝染る…というのは…)」

    「どしたの?どこか悪い?」

    「いや、行こう」ニッ

    「!」

    「うん!」ニコッ

    41 = 39 :

    ~屋敷前 夜~

    「お帰りなさいませ、娘様」

    「ただいまー!」

    「じゃ」

    「」ガシッ

    「?」

    「ご飯、一緒に…ね?」

    「…」

    「…昨日すぐ帰った。我慢したよ?」ジワッ

    「…昨日の礼もある。夕飯くらい食っていけ」

    「…ああ」

    「ん~♪」スリスリ

    「…鼻水は付けるなよ」

    「で、出てないよ!」

    「(何やってんだろうなぁ…)」

    ~客間~

    「…またしても馳走になった」

    「えへへ~///」スリスリ

    「娘様、そのような下郎に…」

    「下郎じゃないよ、ねー?」

    「…どうでもいい」

    「じゃあ…じゃあ恋人!///」

    「5年早い」

    「むー…暫く友達のままかー」

    「…友達?」

    「?」

    42 = 39 :

    「今、友達と言ったか?」

    「? うん」ニコッ

    「表向きはヘラヘラしておいて、裏に回れば罵詈雑言、利害によっては手の平を返す…」

    「そんなモノになりたいのか?」

    「お兄さん、それ友達違う。私は友達ー!」ダキッ

    「…」

    「う…悪い。言う事じゃねーな」

    「許すー。だから膝枕!」

    「存外図々しいのな…」

    「わーい!」グリグリ

    ~屋敷前~

    「泊まってけばいいのに…」

    「そこまでは…ちょっと」

    「送ろう」

    「足を治せ。じゃあな」

    「あ、提灯貸すよ!だから…また、明日…」

    「…要らん。今日はライトがある」

    「…」

    「じゃ」

    43 = 39 :

    >>34

    おまたー!またごゆっくりー!

    >>35

    貴方も///

    >>36

    普通に、真面目な道場です。え?お泊まりの方は…まあ…///

    >>37

    どうぞごゆっくり!

    >>38

    …///

    44 :

    これは男がデレるやつなのか、それとも娘と女を食べちゃうやつなのか…どっちも美味しくいただきます

    45 :

    ブクマした
    安心して書かれよ

    46 :

    気長に待つことにするよ

    47 :

    ~アパート~

    電話「メッセージは2件です」

    電話「…元上司だ。解っているとは思うが、誰かが責任を負わなきゃならなかった…」

    電話「退職金は弾んでやったんだ。くれぐれも外に漏らさないようにな」

    「ああ…お陰でどこ受けても書類でバッサリだよ…」

    電話「次のメッセージです」

    電話「…元カノよ。ねぇ、怒ってるのは解るけど…電話くらい出てよ」

    電話「反省してる。けど男、仕事ばかりで寂しくて…でもね?一番好きなのは男よ。だから

    ブツッ

    「…」カチッ ボッ

    「」フゥー…

    「(…なかなか愉快な人生だった)」

    「(取り敢えず明日だ…)」フゥー…

    「(人間五十年…ねぇ…)」グジッ

    「(そこまで…生きれりゃ…立派なもん…だ)」

    「」zzz…

    48 = 47 :

    ~山中 朝~

    「おはよー!」ダキッ

    「お前…暇なのか?」

    「うん!案内するよ。滝」

    「でかしたクソッタレ!さあ早く!」

    「はいはーい♪」ガッシ

    「…歩き難い」

    「まあまあ♪」

    「離してくれろ?」

    「まあまあ♪」

    「まあまあしか言えんのか…」

    「みいみい♪」

    スパーン

    「おバカになったらどーすんのー!」

    「大丈夫だ、問題無い」

    ザッザッ

    「(ここにも一つ)」ギリギリ…

    「あー木にイタズラしてるー!」

    「…目印だ」

    「? 要らないよ?私が居るもん」

    「(今日はお前が居るから、道を覚えるだけ…とは言えないし…)」

    「…念のためだ。お前バカだし」

    「あぅ…信用してない…」ションボリ

    49 = 47 :

    ~滝 昼~

    「到着ー」

    「おお…」

    「凄い?嬉しい?抱き締めたい?いーよー!」

    「(この高さなら…確かに。加えて上からの圧で浮かぶことも…)」

    「お兄さん?」

    「ありがとう。さ、屋敷まで送ろう」

    「? もういいの?」

    「ああ。十分だ」ポフッ

    「えへ~///」スリスリ

    ~屋敷 夕方~

    「お帰りなさいませ。娘様」

    「ただいまー!」

    「よう」

    「…貴様か。ついでだ。夕飯、食っていけ」

    「馳走になろう」

    「いちいち断るな。面倒…なに?」

    「…耳も悪いのか」

    「食べるって」ニコニコ

    「あ…はい」

    「おい待て貴様。耳『も』とはどういう意味だ?」

    「」チッ

    「何だその嫌そうな顔は!」

    50 = 47 :

    >>44

    さてさて…どうでしょうねぇ? ウェッヘヘヘ

    >>45

    ありがとー!ポチポチ書いていくよ!

    >>46

    お待たせ、ホモ殿!


    ええ…仕事です。では、またノシ


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