元スレ男「迷ったか…」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 :
ニア とりあえず女さんは貰っていい?
52 = 47 :
~客間 夜~
娘「ん~♪」スリスリ
男「(今日で最後だ…これくらいはいいだろう)」
娘「明日は?来る?イイ子にしてるよ」グリグリ
男「…今日で休暇は終わりだ」
娘「」ガバッ
男「…そんな顔、するなよ。また、そう…気が向いたら来るさ」ナデナデ
女「…」
娘「…待つ。待ってる!だから…」ジワッ
男「…ああ。きっとだ」ニコッ
娘「うん…うん!」
女「貴様、娘様との約束を違えるなよ…?」
男「ああ…また、美味いモン用意しといてくれ」ニコッ
女「…いいだろう」
~屋敷前~
男「世話んなったな」
娘「…」
女「…」
男「どうした?景気の悪い顔だな」
娘「…」
女「…」
53 = 47 :
娘「」ガシッ
男「…おいィ?」
娘「…なく…る」ジワッ
男「?」
娘「お兄さん、来なくなる…グスッ 気がする…」グスッ
男「…何故?」
娘「わかんないよ!グスッ でも…」グスッ
男「仕様の無い…ほら」
娘「これ…」
男「山刀…御守りみたいなモンだ」
娘「でも…これ、きっと大事な
男「預かっててくれ」
娘「あ…うん!」ニコッ
男「ふふ」ナデナデ
男「じゃあな」
娘「またねー!」ブンブン
女「…」
~アパート~
カチッ ボッ
男「(…小娘、そいつはお前にやるよ)」フゥー…
男「(大事にしてもらえ。相棒…)」
男「(…女、お前の飯、本当はウメーんだろうな)」フゥー…
男「(ああいうのが『人間』ってヤツなんだろう…)」フゥー…
男「(…寝よう)」グジッ
男「(いよいよ…終い…)」
男「」zzz…
54 = 47 :
~屋敷 朝~
娘「えへへ~///」ナデナデ
女「あまり撫でまわすと、危のう御座いますよ?」
娘「うん!気を付ける!」ナデナデ
女「僅かながら、加護が働いている様子…本当に大事な物だったのでしょう」
娘「預かる!大事!」ニコニコ
女「はい」フフ
ビシッ キィン
娘「あ…!」
女「これは…!」
~滝 昼~
男「…着いた」
男「(古来…死刑囚も最後の一服が許されていたとか)」カチッ ボッ
男「(最後まで裏切らなかったのは…)」フゥー…
男「(爺さんと…山遊びが好きだった俺に、爺さんがくれた山刀…)」
男「(あとは…煙草)」フゥー…
男「(…ま、一休み一休み)」
~山中~
娘「大好きな匂い…」ヒクヒク
女「滝に向かっていますね」
娘「胸がザワザワする…」
女「急ぎましょう」
娘「うん!」
55 = 47 :
~滝~
男「(ああ…)」
男「(もう一つ…いや、二つか…あったな)」
男「(鬱陶しいのと…堅苦しいのが…)」
男「(いや…早計か)」
男「(…ま、元気でやってくれ)」
バッ
娘「!」バッ
ガシィッ
男「ぐぅっ!」ガクン
男「何だ!?」
娘「~っ!!」ギリ…ギリ…
男「何やってんだ!離せ!」
娘「イヤ!」
男「バカ!お前まで落ちる!」
娘「~っ!!女!女ー!!」
男「(…ダメだ)」
男「おい聞け!俺はお前の足に掴まる!お前は左腕を引っ掛けてる木に両手でしがみつけ!」
娘「…うん!」
ガシッ
娘「うぅ~!女ー!早くー!」
男「…お前がバカで良かったよ」
娘「ええ!?何!?」
女「娘様!」
男「…ありがとな」パッ
娘「あ…」
娘「イヤァァァァ!!」
56 = 47 :
>>51
旦那ぁ、好きっすねぇ…ヘヘッ
世間様は『連休』だったとか。羨ましい限りで…orz
57 :
>>56
俺も連休とか関係無しだ
土日月全部出勤だったわ…
58 = 51 :
ニア ところでバットエンド?(笑顔)
59 :
続き気になって朝起きれなくなりそうだわ
60 :
ようやく規制が解けたから思う存分支援できるぜ!
やっふううううう!!!!
61 :
今回の男はひどい奴だな。娘様のトラウマになったらどうするんだ。
とりま支援。
62 :
~下流 夕方~
男「…ぅ…」
男「(神は言っている…ここで死ぬ運命ではないと…)」
男「(何が『これでアナタももーまんたい』だ…)」
男「…娘…女…二人はどうなった…?」ノソノソ
男「? ずぶ濡れの狐…が二匹」
男「しかも虫の息…」
男「(…待て。この狐は…)」グイッ
男「(やはり…二匹とも足に怪我の痕が…)」
男「(引き上げたのか?大の男を?)」
男「(取り敢えず…)」ヒョイ
男「(暖めるくらいなら…)」ヌギヌギ
男「(そして俺も…限界…)」ギュウッ
男「」zzz…
63 = 62 :
~屋敷 朝~
男「…ぅ…布団…?」
男「」ガバッ
男「おぉぉぉ…!(か…身体が…!)」ビキビキ
ガシャン
男「…?」
娘「あ…あぁ…」ポロポロ
娘「お兄さーん!」ダキッ
ギエェェェェ!
~昼~
男「…ハッ!」ガバッ
男「おぉぉぉ…!」ビキビキ
娘「…ごめんなさい」
男「…無事だったか」ポフッ
娘「うん…///」
女「///」
男「…何でお前が頬を染める?」
女「だ、黙れ!寝込みを襲うような真似を…!///」
男「?」
娘「照れてるんだよ~。お兄さん、暖かかったーって///」
男「つ…つまり…」
男「この痴女め!俺が動けないのをイイ事に!あんな事やこんな事を!」
女「違うわ!たわけ!///」
男「そういや狐はどうなった?」
女「狐?…知らんな」
男「…そうか」
娘「」ニコニコ
64 = 62 :
~客間 夜~
娘「お兄さん、身体はどう…?」
男「…だいぶいい」
娘「お兄さん…何で…?」
男「?」
女「滝を探していたのは死ぬためか?」
男「…いや、足を滑らせて
娘「ウソ!お兄さんバッて自分から!」
男「…」
娘「どうして…?私や女が、何かダメだった?」
女「む、娘様…」
男「…違う」
娘「直すよ?私、バカだから…いっぱい、いっぱい勉強する!」
娘「女も…本当はすっごく、すっごく優しいんだよ?」
娘「だから…だから…」ポロポロ
男「…」
女「理由くらい話せないのか?」
男「…」
女「…だんまりか」スッ
男「これは…」
女「…これがお前の危機を教えてくれた。余程大事にしていた物だったのだろう」
男「爺さん…」ボソッ
65 = 62 :
男「…嫌になった」
娘「」ビクッ
男「…お前達の事じゃない」
男「…母は物心ついた時からギャンブルと男狂い、父は失踪」
男「飯はカビた食パン…舌はこの頃からおかしくなった」
女「…」
男「学校の授業料のためにバイトして稼いだ金は、気が付きゃ母の財布ん中」
男「…就職した先は蹴落とし御免の競争システム…友達ってのは利用してナンボの世界」
男「挙げ句会社は責任を被せられて解雇…当然次の仕事なんざ書類選考でバッサリ」
男「彼女も居たが、他の男に股開いて『寂しかったの』だ…はは」
男「かなり省いたが…ま、人によっちゃ這い上がる奴もいるだろう」
男「が…俺は『もういい』って方だ」
娘「私…私は大丈夫だよ!嫌な事しないよ!」ガシッ
男「…そう」
男「やっぱ同じ事言うんだな」
66 = 62 :
>>57
お疲れ様です。いつか振替で休めるといいですね。
…お互いに。
>>58
さてさて…どうでしょうねぇ?
>>59
…お待たせして申し訳ありませぬ。ホモ殿。
上司に『来い』と言われたらそれまでなのです…
>>60
コンゴトモヨロシク…
>>61
支援、ありがとー!続きをお楽しみにー!
手作りまんま…ガッついてきます///
67 :
ニア 意味深な……たまには>>1のバットエンドをリアルタイムで見たい
68 :
>>66
大丈夫だ!ゆっくり書いてくれ、気長に待つよ。どうせなにもすることも無いからな!
69 :
娘「え…」
男「どいつもこいつもこいつもどいつも」
男「似たような事言っては擦り寄って…」
女「おい、娘様は…」
男「…もういいんだ。そんなこたぁ」
娘「…どうして?…どうしたら信じてもらえる?」
男「逆に聞くが、何でだ?」
娘「?」
男「俺と仲良くなったら…お前達にどんなメリットが発生するんだ?」
娘「…私、難しいこと、ダメだから…でも!」
娘「嬉しいよ?お兄さんと仲良くなったら、嬉しくて、楽しい!」
男「…」
娘「お兄さんが生きてて、すっごく嬉しいんだよ!」
男「…もう、いい」
娘「お兄さん…」
男「色々…毒されてんのかもな」
女「…今はゆっくり休んで…頭を冷やせ」
男「…ああ」
娘「お泊まり、流連」ニコッ
男「…」
70 = 69 :
~客間 早朝~
男「…」ムクッ
男「(…朝の山は好きだ)」イソイソ
シュッ
女「…早いな」
男「散歩してくる」
女「何?」
男「心配いらねーよ」スタスタ
女「(仕様の無い…念のため…)」
~山中~
男「(何か気分が良い…)」
男「(…やはり山は良い。たまらなくイイ)」
ガサッ
男「?」
狐「…」
男「お前は…」
狐「…」
男「…礼を言う…べきなんだろうな。子狐は一緒じゃないのか?」
狐「…」
男「足見せてみろ。化膿してねーか?…って言葉解んねーよな」
狐「…」スッ
男「…まさか…んなワケねーか」
男「ああ、これなら大丈夫だ」ニコッ
狐「!」
男「付いて来るか?景色の良いトコがある。朝ならもっと良い筈だ」
狐「…キュウ」
男「ふふ、イイ子だ」ナデナデ
狐「!!」
71 = 69 :
男「…ココだ」
男「なかなかイイだろ?」
狐「…」
男「どっこい庄一」
男「…遠慮すんな。こっち来い」ガッシ
狐「…」
男「はぁ~…」グリグリ
狐「キュウ…」
男「もうちっとだけ、頑張ってみようかね…」
狐「!」
男「…仕事も、選ばなきゃあ…何かはあるだろ」
狐「…」スリスリ
男「お、ありがとよ」ナデナデ
狐「キュウ…」
男「…爺さん、ずっと見ててくれてたんだなぁ」
狐「…」
男「…小娘と堅物にも、礼くらい言っとくか。のう?」グリグリ
狐「キュウ…」
男「くぁ…眠ぃ…」
狐「…」スリスリ
男「…ちと寝る…お休…み」
男「」zzz…
72 = 69 :
~昼~
男「…くぁ~…寝た寝た」
男「…重い。何だ…?おい狐、お前太っ
娘「」クゥ…クゥ…
女「」スゥ…スゥ…
男「…」
男「おい、小娘」ユサユサ
娘「」クゥ…クゥ…
男「おい、女」ゴスッ
女「…う」
男「…何をやっとるんだお前は」
女「む、娘様!」ガバッ
男「…一緒に来たんじゃないのか?」
女「娘様、娘様」ユサユサ
娘「…ぅ~…」
男「起きたか?」
娘「お兄さーん!」ダキッ
男「…はいはい」ナデナデ
女「娘様…これは、その」
娘「ねー?女優しいでしょー?」ニコッ
男「え?ああ…多分」
娘「お兄さん、女、ご飯ご飯」
女「はい。取り敢えず戻りましょう」
娘「うん!」
男「おい手を離せ。歩き難い」
娘「ダメー」ニコニコ
73 = 69 :
>>67
まま、ごゆるりと つ旦~
>>68
ありがとうございます。またポチポチ…///
ああ、仕事なんだ…
74 :
体壊さないように頑張ってください
いつもありがとう
75 :
笹部郷みたい。
76 :
無理せず頑張って!
見てるから!
77 :
ニア あ、ありがとう……ズズズ
78 = 77 :
ニア 途中送信だと……!? 休み休みやれよー身体壊すなよー。
79 :
なんか右目から水湧いた
80 = 69 :
○○の恩返しの後日談を少し…よかったらどうぞ。
>>74
こちらこそ、ありがとうございます。
>>75
?後で調べてみます///
>>76
ありがとー!頑張る!
>>77
>>78
ニア殿、いつもありがとうございます。
>>79
涙は心の汗だから!
では、また深夜に ノシ
81 = 77 :
ニア 読んできてニヤけた。同僚が幸せでよかった。そしていつもいい話をありがとう
82 :
向こうのおまけ読んできまちた。
ハッピーエンドで良かった。
83 :
深夜に更新だからリアルタイムで見れないのが残念だが、>>1の話はいつも楽しいからいつまででも待ってられるよ!
ゆっくりで良いから着実に進めてくれよ!
84 :
~客間~
男「…取り敢えず帰ろうと思う」
娘「…」
男「心配すんな。絶望的な職探し、やってみるんだよ」
娘「…本当に?」
男「俺が嘘ついた事あったか?」
娘「…」ジワッ
男「…超あるね。うん」
女「」ハァ…
男「いやいや!大丈夫だ。今度は本当だ!ジッチャンの名にかけて!」
娘「…信じるよ。お兄さん」ギュッ
男「…ああ」
男「あー、それと…」
娘「?」
男「お前と、女…礼を言っとく。ありがとよ」
娘「…///」テレテレ
女「…///」フン
娘「あー!女照れてるー!」
女「む、娘様!」
男「えぇぇ…」
女「引くな!///」
85 = 84 :
~屋敷前 夕方~
娘「電話する。番号覚えた!」
男「…お利口さん」ナデナデ
娘「えへへ~///」
男「じゃ」
女「…気を付けてな」
男「ああ」
~アパート 夜~
男「(選んではいられない…)」
男「(が、せめて食い扶持くらい稼げるトコじゃないと…)」
男「(生きるってなぁ…)」カチッ ボッ
男「(何気に大変だよな)」フゥー…
男「(ま、取り敢えずは明日だ…)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「…はい」
娘「お兄さーん!」
男「…」キーン…
男「…電話で叫ぶのは止せ」
娘「あぅ…ごめんなさい」
男「で?どうした?」
娘「あ!お休みなさい!」
男「…」キーン…
娘「ごめんなさい…鳥頭だね。私」
男「…鳥に謝れ」
86 = 84 :
~ハロワ 昼~
男「…取り敢えず、この三つを」
係員「わかりました。少々お待ちください」
男「(畑違い…だが)」
係員「…お待たせしました。こちらが資料になります」
係員「面接の連絡は後日になります。では、また何かありましたら」
男「ども」
~アパート 夜~
男「(情報誌も買うか…)」
男「(退職金、考えて使わねーとな)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
母「男?悪いんだけどさ」
男「お金?」
母「そうそう。アンタ『多めに』何て言ったくせに、20万しか入れてなかったでしょ?」
男「俺、ちょっと前に…会社クビになってさ」
母「は?クビ?」
男「そう。だから…」
母「家来てもダメよ?そんな余裕無いから」
男「そうじゃなくて…お金。無いの」
母「はぁ~…」
ブツッ ツー ツー
87 = 84 :
男「…」カチッ ボッ
男「わかりやすいねぇ…」フゥー…
男「金の切れ目が…ってやつか」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「…はい」
娘「繋がったー!」
男「…」キーン…
娘「…ごめんなさい」
男「学習しようぜ…して小娘よ、要件は何だ?」
娘「さっき繋がらなかったよ?何で?」
男「他の奴と話してる時に繋がるわけないだろ…って知らんのか?」
娘「…うん。でも大丈夫!覚えた!」
男「そいつぁ良かった。で?要件は?」
娘「…お兄さん、来ない」
男「そりゃ今はなぁ…」
娘「いつ来る?待ってる!」
男「…じゃ明日」
娘「明日!やた!お休みなさい!」
男「…お休み」
ガチャッ
男「…元気な子だ」
男「何か買って持って行くか」
88 = 84 :
>>81
いえいえ、楽しんで頂けたようで何よりです。
>>82
読んでくれてありがとー!こちらも宜しく!
>>83
ありがとうございます。ゆっくりとですが、またお付き合い下さい。
吠えろケンメリ!(ウソ。台車の軽四)仕事が俺を待っている!
89 :
あっちもこっちも書いてくれてありがとう
90 :
あっちってなんぞ?
91 :
前の作品も読ませていただいてます!
とても面白いです!
92 = 84 :
~翌朝 山中~
男「(つーか何でこんな山奥に住んでんだ…)」
男「(車で入れるようにしろ…まったく…)」
娘「やー!」ダキッ
男「…すぐに抱きつく癖はどうにかならんのか」
娘「ならないー♪」スリスリ
女「来たのか…朝からご苦労だな」
男「まったくだ。車道を通せ車道を」
男「それとコイツの抱き癖をどうにかしろ」
女「問題無い。抱きつくのはお前だけだ」
娘「お前だけだー」グリグリ
男「大問題だ」
女「黙ってキリキリ歩け」
男「…へいへい」
~屋敷~
女「仕事は見付かりそうか?」
男「…何とかなるだろ」
娘「お兄さんなら大丈夫!」
男「だといいがねぇ…あ、これ」ズイッ
娘「?」
男「ドーナツだ」
娘「くれるの?食べていいの?」
男「ああ」
娘「わーい!」
93 = 84 :
娘「甘い、美味しい!」パクパク
女「ふふ」
男「!」
女「どうした?」
男「コイツ…笑うぞ…!」
女「…どういう意味だ?」
男「いや別に」
娘「女、美味しいよ。食べよ♪」
女「はい。では…」パクッ
女「むぅ…これは…」
女「…お前にしては上出来だ。誉めてやろう」
男「…気に入ったようで何より」
~山中 昼~
男「一面赤…なんと見事な」
女「直に見れなくなる。…来年までな」
娘「お気に入りの場所だよ」ニコニコ
娘「春はあっち。山桜」
男「夏は?」
娘「あっち。川♪」
男「ふ
女「冬はどこも銀世界だ」
男「やるな…ニュータイプか?」
女「にゅう…何だ?」
男「…流してくれ」
女「?」
94 = 84 :
男「昼は弁当か」
娘「私もお手伝いしたよ」
男「イイ子だ」ナデナデ
娘「…///」
女「おい、敷物くらい手伝え」
男「フッ…俺は高いぜ?」
女「…2円50銭くらいか?」
娘「買う!」
男「やめろ…もうやめてくれ」
娘「…残念」ションボリ
男「…というか人を金で買うな」
女「冗談だ。100倍くらいの価値はあるだろう」
男「…それでも250円ですよね?」
娘「買う!」
女「こき使いましょうね?」ニッコリ
男「…この口かい、この口がイケないのかい?ええ!?」グリグリ
女「い、いひゃい!ひゃひを…!///」
娘「あー、ずるいー!」ダキッ
男「うわっ!何をする!」
女「ま、まったく!///」
95 = 84 :
男「…ごちそーさん」カタッ
娘「…お兄さん、いつもたくさん食べない。大きくならないよ?」
男「いや成長期終わってるから」
娘「舌のせい?」
男「…多分な。そんな事よりお前はしっかり食べろ」ホレ
娘「あーん」パクッ
娘「えへへ~///」モグモグ
男「餌付けしてるみたいだ…」
女「娘様はペットではないぞ?」
男「わーってるよ。それより…」
女「?」
男「すまねぇな。本当はウメーんだろうけど…」
女「…気にするな」
男「でもな?食わなきゃ、腹へって辛いから食ってた今までとは違う」
男「なんつーか、ウメー気がする…相変わらず味は判んねーけど」
女「…そうか。何よりだ」
96 = 84 :
>>89
こちらこそ。ありがとねー!
>>90
○○の恩返し
に少しだけ後日談を///
>>91
ありがとうございます。コンゴトモヨロシク…
97 :
ニア その気になれば>>1、ラノベいけんじゃね?
98 = 91 :
99 = 97 :
>>98
ニア 当たり前だろ、>>1の話の作り方が大好きなんだよ
100 :
~屋敷前 夜~
娘「泊まってけばいいのに…」
男「…色々あんだよ」
女「無理はしないことだ」
男「ああ。じゃ」
娘「またねー!」ブンブン
~アパート~
電話「メッセージは1件です」
電話「元カノよ。ねぇ、話くらい聞い
ブツッ
男「…なかなか図太い生き物だ」カチッ ボッ
男「(ま、あんなのに引っかかった俺も…か)」フゥー…
男「(せいぜいイイ男見つけてくれ)」
男「(俺はもういいや…)」フゥー…
男「(そういや面接の連絡無いな…)」
男「(今回も…かね)」ヤレヤレ
男「(…寝よう)」グジッ
男「(もしかしたら明日、連絡あるかもしれんし…)」
男「(…ダメだったら…また…探せ…ば…)」
男「」zzz…
みんなの評価 : ★
類似してるかもしれないスレッド
- 一夏「死にたい…」 (499) - [56%] - 2014/3/24 2:45 ☆
- 京太郎「おっぱい…」 (323) - [48%] - 2012/9/9 12:30 ★
- 渋谷凛「えっ…」 (270) - [45%] - 2013/11/12 10:45 ☆
- 渋谷凛「このっ…」 (269) - [45%] - 2014/8/19 16:00 ☆
- 上条「はぁ…」 (1001) - [42%] - 2010/10/12 7:16 ★★★
- 渋谷凛「むっ…」 (271) - [41%] - 2013/12/9 16:15 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について