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    元スレ渋谷凛「えっ…」

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    1 :

    モバマスの渋谷凛ちゃんメインののSSです。
    急激に思いついたので書くことにします。
    遅筆ですがよろしくお願いします。

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1383752189

    2 = 1 :

    外 「チュンチュン」ペロペロ

    凛 「ん…、おはようハナコ。もう散歩の時間?」

    凛 「今日も晴れてて気持ちいいね」

    ハナコ「ワン!」

    凛 「今日もお仕事。悪くないね、プロデューサーに会えるし」

    凛 「今日は…レッスンだけか。まぁまだ駆け出しだしね」

    凛 「トップアイドル目指して頑張らなきゃ」

    3 = 1 :

    凛 「じゃあお母さん行ってくるね」

    凛 「…♪」テクテク

    凛 (ん、ちょっと早く来すぎちゃったかな?)

    凛 (予定の時間にはずいぶん余裕があるや)

    凛 (ま、いいか。プロデューサーと話でもしよ)

    P 「~~」ペチャクチャ

    ちひろ「~~」ペチャクチャ

    凛 (あ、プロデューサー達が話してる。何の話してるんだろ)ドアニミミヲアテル

    4 = 1 :

    P 「正直ですね、俺渋谷ってちょっと苦手なんですよね」

    凛 (え?え?)

    凛 (しかも私のこと渋谷って…)

    ちひろ「そうなんですか?」

    P 「えぇ。なんかこう…若者~!って感じじゃないですか」

    P 「自分にはちょっと向いてないですよ」

    凛 (う、嘘…)

    ちひろ「そうですか?プロデューサーさんも若いじゃないですか」

    P 「いやー、俺も大人になりましたからね。ちょっとあのノリにはついていけないですよ」

    5 = 1 :

    ちひろ「そうですか…でもお仕事ですからね」

    P 「えぇ、その点は大丈夫です。ちゃんと割り切ってますから」

    凛 (そう…そうなんだ…)

    P 「とはいえちょっと気が重いんですよね…」

    P 「何話せばいいのかも困っちゃいますし…」

    ちひろ「そんなこと言ってプロデューサーさんお話得意じゃないですか」

    凛 「…」

    P 「そりゃまぁ多少は慣れてきましたからね」

    P 「でもやっぱり無理してるんだなぁって。帰るとドッと疲れが出ますもん」

    6 = 1 :

    ちひろ「あはは。そしたらどうです?仕事終わりに一本」

    P 「い、いや、それはちょっと…一杯の方ならいいですけど」

    ちひろ「私はそっちでもいいですよ~」

    P 「じゃあそっちの方で…」

    P 「あれ、そろそろ凛が来る時間なのにまだ来ないですね…」

    ちひろ「そうですね。そろそろ仕事モードにしっかり切り替えてくださいね」

    P 「はい。仕事終わりを楽しみに頑張りますよ」

    ちひろ「うふふ。私もお仕事頑張っちゃいますね」

    凛 「……」

    7 = 1 :

    島村(島村卯月!今日も元気に事務所に登場ですっ!)

    島村(ん?あれは凛ちゃん?)

    島村「おはよー、凛ちゃんっ♪」

    凛 「あ、お、おはよう…」

    島村「こんなところで何してるの?先事務所入ってるよ~」

    凛 「あっ、ちょ、ちょっと、卯月待って…!」

    島村「おはようございま~す!」

    8 = 1 :

    ちひろ「おはよう、卯月ちゃん」

    P 「おはよう、卯月」

    P 「なぁ、凛がまだ来てないんだがどこかで見なかったか?」

    島村「えっ、凛ちゃんならさっきそこで…」

    ドア「!」バーン

    P 「」

    ちひろ「」

    島村「?」

    9 = 1 :

    凛 「…おはよう」

    ちひろ「お、おはよう凛ちゃん」

    P 「おはよう、凛。ただな、もうちょっとドアは静かに…」

    凛 「別に無理しなくていいんだよ?」

    凛 「いつも通り渋谷って呼べばいいじゃん」

    P 「」

    ちひろ「」

    島村「」

    P (ちひろさん凛に何かしたんですか…?)コゴエ

    ちひろ(い、いや…プロデューサーさんこそ何かしたんじゃないですか?)コゴエ

    10 = 1 :

    凛 「そうやってコソコソするの凄くイラっとするんだよね」

    凛 「い、言いたいことがあるならさっ、め、面と向かってハッキリ言えばいいじゃん!」グスッ

    P 「お、おい凛…」

    凛 「わ、私もうレッスン行くからっ」ダッ

    P 「…」

    ちひろ「…」

    島村「…」

    島村「…プロデューサーさん、一体何したんですか?」

    島村「事と次第によっては私怒っちゃいますよ?」

    11 :

    しまむらさんは苗字なのね

    12 :

    (すばらしきこのせかいは良ゲーでしたね)

    13 = 1 :

    P 「い、いや、本当に何が何だか…」

    P 「ちひろさん、何か知りませんか?」

    ちひろ「いえ、本当に私は何も…プロデューサーさんこそ何か知らないんですか?」

    P 「昨日の仕事終わりも普通でしたし、特に何も…」

    島村「でも凛ちゃん泣いてましたよ?!」バンッ

    P 「あ、いや、そうなんだが、本当に何も…」

    ちひろ「えっと…とにかく今はお仕事しましょ?凛ちゃんも時間が経てば落ち着くだろうし…」

    ちひろ「卯月ちゃんもそろそろ撮影の時間でしょ?」

    島村「あっ、はい…」

    島村「じゃあ運動会の撮影行ってきます…」

    14 :

    島村表記とPや凛のあとの謎の空白が気になる

    15 :

    俺しまむらもちょっとダサくて苦手だなー

    16 = 1 :

    卯月「あの、プロデューサーさん、凛ちゃんと仲直りしてあげてくださいね?」

    卯月「凛ちゃんプロデューサーさんのこと信頼してるんですから…」

    P 「あぁ…」

    卯月「絶対ですよ?」

    P 「わかった、約束だ。だから卯月は安心して撮影行ってこい」

    卯月「はい、じゃあ行ってきます…」

    ドア「バタン」

    17 = 1 :

    「とは言ったものの全く原因が思いつかないんです…」

    「原因もわからずに、ごめんとか言ったらもっと凛怒りそうですし…」

    ちひろ「凛ちゃんの性格的にそんな気がしますね…」

    ちひろ「本当に何か思い当たることはないんですか?」

    「いえ、本当に全く…」

    ちひろ「…」

    「…」

    ちひろ「まぁとりあえず仕事しましょう」

    ちひろ「それで凛ちゃんが帰ってきたらお話聞いてみましょう?」

    「そうですね、まずは仕事しないと…」

    ちひろ「はいっ、じゃあこの話は一旦忘れるって事で!書類は一杯あるんですよっ!」

    18 = 1 :

    ~レッスン場~

    「…」

    「…」

    ルキトレ「~♪」

    ルキトレ(今日は凛ちゃんのレッスンか)

    ルキトレ(凛ちゃんにはプロデューサーさんも期待してるみたいだし、頑張らなくっちゃ)

    ルキトレ(よーし、今日も頑張るぞー)

    ルキトレ「おはようございm」

    ルキトレ「」

    ルキトレ(凛ちゃんが隅で体育座りしてる…)

    ルキトレ(え?え?何があったの?)

    19 = 1 :

    ルキトレ「凛ちゃん…?大丈夫…?」

    「あっ、もうそんな時間…?ごめんなさい、すぐ準備します…」グスッ

    ルキトレ「えっ、で、でも…」

    「大丈夫です、やるべきことはわかってますから」

    ルキトレ「そ、そう?じゃあ…」

    ルキトレ「はいっ、そこでターン!」

    「…」

    ルキトレ「しっかり背筋伸ばして腕を張って~」

    「…」

    ルキトレ「…」

    ルキトレ(ダメね、動きにキレがないし、どこか上の空だし…)

    ルキトレ「はいっ、じゃあ今日はここまで!」

    20 :

    島村は俺も無意識にやらかす
    だって卯月感より島村感の方が強いじゃん……

    21 = 1 :

    もうこんな時間なのでそろそろ休むことにします。
    明日は夜9時前後の再開になるかと思います。

    こんな時間まで見てくださっている方がいらっしゃったら、ありがとうございました。
    分量的には大体これで1/5~1/4くらいです。

    22 :

    しまむらさんのしまむら感は異常

    23 :

    地名の渋谷でしょ?

    24 :

    わかってても言わないのがお約束だぞ

    26 = 23 :

    ツッコミ待ちのボケだから、突っ込んだだけ
    こんな使い古しでカビどころかミイラ化したネタがマジと思う方が頭オカシイんじゃない?

    27 :

    顔真っ赤だねぇ

    ここでこの話題切りで

    29 :


    何だかんだいうけど結局王道が一番いいのよ

    30 :

    (チャンミオの出番はまだかな)

    31 :

    >>26
    お前は誰かがギャルゲーをやってたらどうせヒロインと主人公が結ばれて終わるんでしょとか言うの?
    刑事ドラマを見ててどうせ犯人逮捕されて終わるんだろとか言うの?

    変わってんな

    33 :

    まーたちゃんみおがハブられたのか

    34 :

    ちゃんみおって喋り方では三人の中で一番キャラ立ってるから書きにくいんだよね
    巴の広島弁が難しいのと一緒で

    35 :

    >>34
    熊本弁もなかなかだぞ?

    37 :

    内野は人工芝

    38 = 1 :

    お疲れ様です、少し遅くなりましたが再開します。
    渋谷の話はお察しですが、さすがにそれで最後まで引っ張ろうってわけではないのでご勘弁を。
    それではよろしくお願いします~。

    39 = 1 :

    「えっ、でもまだ全然…」

    ルキトレ「凛ちゃん、今日はやっても意味ないよ。ゆっくり休みましょ」

    「ダメ、ダメなの!私はもっとレッスンしてトップアイドルにならなきゃ…」

    「だって、そうしなきゃ私は…」グスッ

    「だから続けてください!」

    ルキトレ「凛ちゃん…」

    「私何でもするから…ちゃんと頑張るから…」

    ルキトレ「凛ちゃん!」

    「!」ビクッ

    ルキトレ「凛ちゃん落ち着いて。どうしたの?いつもの凛ちゃんじゃないみたいだよ?」

    「…」グスグスッ

    ルキトレ「今日はゆっくりお話しましょ。私でよかったら何でも聞くから…ね?」

    40 :

    ん?いま

    41 :

    なんでもするって

    42 :

    なんでもするって

    43 :

    いってねぇよ

    44 = 1 :

    「…」ウッウッ

    「…」

    「…ごめんね、もう大丈夫」

    ルキトレ「うぅん、気にしないで。で、何があったの?」

    ルキトレ「トップを目指すのはもちろんだけど、今日はちょっとおかしかったよ?」

    「うん…でもね…私がトップアイドルにならないと、きっとプロデューサーに捨てられちゃうから…」

    ルキトレ「プロデューサーさんが?そんなこと言ったの?」

    「うぅん、でもわかるの。プロデューサー私のこと嫌いだから…」

    「だからね、もし鳴かず飛ばずだったら私は捨てられちゃう」

    「でも、私は…だから…だから…」グスッ

    45 = 1 :

    ルキトレ「凛ちゃん…いくら凛ちゃんでもその話は信用できないな」

    ルキトレ「プロデューサーさん凄く凛ちゃんに期待してると思うよ?」

    ルキトレ「凄く私生活のこととかでも気を使ってるし…」

    「私もね、そう思ってたんだけど…」

    「今日事務所でね…ちひろさんにね…」

    「凛は苦手だって…」

    「若者だから合わないって…」

    「仕事だから割り切って付き合ってるって…」

    「…」ウエーン

    46 = 1 :

    ルキトレ「…」

    ルキトレ「凛ちゃんそれ本当?私どうしても信じられないんだ」

    「…」コクコク

    ルキトレ「あのね、凛ちゃんこれは私が言っていいのかわからないんだけど…」

    ルキトレ「凛ちゃんのレッスンが終わるとすぐにプロデューサーさんから電話かかってくるの」

    ルキトレ「今日のレッスンの調子はどうでしたかー、って」

    ルキトレ「それも凄く細かいところまで真剣に聞いてね、最後はいっつも自慢を聞かされるの」

    ルキトレ「凛は凄いだろーって。凛の担当になれた自分は幸せだって」

    「…」

    47 = 1 :

    ルキトレ「そのプロデューサーさんがそんな事言うとは絶対に思えないの」

    「でもね…私のことね、いつも凛っていうのにね…」

    「今日は渋谷って苗字で…」

    ルキトレ「…」

    「…」

    ルキトレ「あの、凛ちゃん…?」

    「何?」

    ルキトレ「凄く言いにくいんだけど…」

    「やっぱり?私嫌われてるんだよね…」グスッ

    48 :

    つまり・・・蘭子が勝者だな

    49 :

    >>40>>43までのリズムのよさに吹いた

    50 = 1 :

    ルキトレ「私プロデューサーさんが凛ちゃんのこと渋谷だなんて呼ぶの聞いたことないし…」

    ルキトレ「その…場所の渋谷だったんじゃないかなぁって…」

    「…」

    「…は?」

    ルキトレ「だから…その…東京の…」

    「い、いや、知ってるけど…」

    (え、うそ…本当に…?)

    (渋谷が苦手、若者、確かにつながる…)

    「…」

    「…」カァァ

    ルキトレ「ど、どうかな?思い当たることとか…」

    「ルキトレさん…ごめん、そうかもしれない…」


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