私的良スレ書庫
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元スレ男「迷ったか…」
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~客間 夜~
娘「ん~♪」スリスリ
男「(今日で最後だ…これくらいはいいだろう)」
娘「明日は?来る?イイ子にしてるよ」グリグリ
男「…今日で休暇は終わりだ」
娘「」ガバッ
男「…そんな顔、するなよ。また、そう…気が向いたら来るさ」ナデナデ
女「…」
娘「…待つ。待ってる!だから…」ジワッ
男「…ああ。きっとだ」ニコッ
娘「うん…うん!」
女「貴様、娘様との約束を違えるなよ…?」
男「ああ…また、美味いモン用意しといてくれ」ニコッ
女「…いいだろう」
~屋敷前~
男「世話んなったな」
娘「…」
女「…」
男「どうした?景気の悪い顔だな」
娘「…」
女「…」
娘「ん~♪」スリスリ
男「(今日で最後だ…これくらいはいいだろう)」
娘「明日は?来る?イイ子にしてるよ」グリグリ
男「…今日で休暇は終わりだ」
娘「」ガバッ
男「…そんな顔、するなよ。また、そう…気が向いたら来るさ」ナデナデ
女「…」
娘「…待つ。待ってる!だから…」ジワッ
男「…ああ。きっとだ」ニコッ
娘「うん…うん!」
女「貴様、娘様との約束を違えるなよ…?」
男「ああ…また、美味いモン用意しといてくれ」ニコッ
女「…いいだろう」
~屋敷前~
男「世話んなったな」
娘「…」
女「…」
男「どうした?景気の悪い顔だな」
娘「…」
女「…」
娘「」ガシッ
男「…おいィ?」
娘「…なく…る」ジワッ
男「?」
娘「お兄さん、来なくなる…グスッ 気がする…」グスッ
男「…何故?」
娘「わかんないよ!グスッ でも…」グスッ
男「仕様の無い…ほら」
娘「これ…」
男「山刀…御守りみたいなモンだ」
娘「でも…これ、きっと大事な
男「預かっててくれ」
娘「あ…うん!」ニコッ
男「ふふ」ナデナデ
男「じゃあな」
娘「またねー!」ブンブン
女「…」
~アパート~
カチッ ボッ
男「(…小娘、そいつはお前にやるよ)」フゥー…
男「(大事にしてもらえ。相棒…)」
男「(…女、お前の飯、本当はウメーんだろうな)」フゥー…
男「(ああいうのが『人間』ってヤツなんだろう…)」フゥー…
男「(…寝よう)」グジッ
男「(いよいよ…終い…)」
男「」zzz…
男「…おいィ?」
娘「…なく…る」ジワッ
男「?」
娘「お兄さん、来なくなる…グスッ 気がする…」グスッ
男「…何故?」
娘「わかんないよ!グスッ でも…」グスッ
男「仕様の無い…ほら」
娘「これ…」
男「山刀…御守りみたいなモンだ」
娘「でも…これ、きっと大事な
男「預かっててくれ」
娘「あ…うん!」ニコッ
男「ふふ」ナデナデ
男「じゃあな」
娘「またねー!」ブンブン
女「…」
~アパート~
カチッ ボッ
男「(…小娘、そいつはお前にやるよ)」フゥー…
男「(大事にしてもらえ。相棒…)」
男「(…女、お前の飯、本当はウメーんだろうな)」フゥー…
男「(ああいうのが『人間』ってヤツなんだろう…)」フゥー…
男「(…寝よう)」グジッ
男「(いよいよ…終い…)」
男「」zzz…
~屋敷 朝~
娘「えへへ~///」ナデナデ
女「あまり撫でまわすと、危のう御座いますよ?」
娘「うん!気を付ける!」ナデナデ
女「僅かながら、加護が働いている様子…本当に大事な物だったのでしょう」
娘「預かる!大事!」ニコニコ
女「はい」フフ
ビシッ キィン
娘「あ…!」
女「これは…!」
~滝 昼~
男「…着いた」
男「(古来…死刑囚も最後の一服が許されていたとか)」カチッ ボッ
男「(最後まで裏切らなかったのは…)」フゥー…
男「(爺さんと…山遊びが好きだった俺に、爺さんがくれた山刀…)」
男「(あとは…煙草)」フゥー…
男「(…ま、一休み一休み)」
~山中~
娘「大好きな匂い…」ヒクヒク
女「滝に向かっていますね」
娘「胸がザワザワする…」
女「急ぎましょう」
娘「うん!」
娘「えへへ~///」ナデナデ
女「あまり撫でまわすと、危のう御座いますよ?」
娘「うん!気を付ける!」ナデナデ
女「僅かながら、加護が働いている様子…本当に大事な物だったのでしょう」
娘「預かる!大事!」ニコニコ
女「はい」フフ
ビシッ キィン
娘「あ…!」
女「これは…!」
~滝 昼~
男「…着いた」
男「(古来…死刑囚も最後の一服が許されていたとか)」カチッ ボッ
男「(最後まで裏切らなかったのは…)」フゥー…
男「(爺さんと…山遊びが好きだった俺に、爺さんがくれた山刀…)」
男「(あとは…煙草)」フゥー…
男「(…ま、一休み一休み)」
~山中~
娘「大好きな匂い…」ヒクヒク
女「滝に向かっていますね」
娘「胸がザワザワする…」
女「急ぎましょう」
娘「うん!」
~滝~
男「(ああ…)」
男「(もう一つ…いや、二つか…あったな)」
男「(鬱陶しいのと…堅苦しいのが…)」
男「(いや…早計か)」
男「(…ま、元気でやってくれ)」
バッ
娘「!」バッ
ガシィッ
男「ぐぅっ!」ガクン
男「何だ!?」
娘「~っ!!」ギリ…ギリ…
男「何やってんだ!離せ!」
娘「イヤ!」
男「バカ!お前まで落ちる!」
娘「~っ!!女!女ー!!」
男「(…ダメだ)」
男「おい聞け!俺はお前の足に掴まる!お前は左腕を引っ掛けてる木に両手でしがみつけ!」
娘「…うん!」
ガシッ
娘「うぅ~!女ー!早くー!」
男「…お前がバカで良かったよ」
娘「ええ!?何!?」
女「娘様!」
男「…ありがとな」パッ
娘「あ…」
娘「イヤァァァァ!!」
男「(ああ…)」
男「(もう一つ…いや、二つか…あったな)」
男「(鬱陶しいのと…堅苦しいのが…)」
男「(いや…早計か)」
男「(…ま、元気でやってくれ)」
バッ
娘「!」バッ
ガシィッ
男「ぐぅっ!」ガクン
男「何だ!?」
娘「~っ!!」ギリ…ギリ…
男「何やってんだ!離せ!」
娘「イヤ!」
男「バカ!お前まで落ちる!」
娘「~っ!!女!女ー!!」
男「(…ダメだ)」
男「おい聞け!俺はお前の足に掴まる!お前は左腕を引っ掛けてる木に両手でしがみつけ!」
娘「…うん!」
ガシッ
娘「うぅ~!女ー!早くー!」
男「…お前がバカで良かったよ」
娘「ええ!?何!?」
女「娘様!」
男「…ありがとな」パッ
娘「あ…」
娘「イヤァァァァ!!」
ようやく規制が解けたから思う存分支援できるぜ!
やっふううううう!!!!
やっふううううう!!!!
今回の男はひどい奴だな。娘様のトラウマになったらどうするんだ。
とりま支援。
とりま支援。
~下流 夕方~
男「…ぅ…」
男「(神は言っている…ここで死ぬ運命ではないと…)」
男「(何が『これでアナタももーまんたい』だ…)」
男「…娘…女…二人はどうなった…?」ノソノソ
男「? ずぶ濡れの狐…が二匹」
男「しかも虫の息…」
男「(…待て。この狐は…)」グイッ
男「(やはり…二匹とも足に怪我の痕が…)」
男「(引き上げたのか?大の男を?)」
男「(取り敢えず…)」ヒョイ
男「(暖めるくらいなら…)」ヌギヌギ
男「(そして俺も…限界…)」ギュウッ
男「」zzz…
男「…ぅ…」
男「(神は言っている…ここで死ぬ運命ではないと…)」
男「(何が『これでアナタももーまんたい』だ…)」
男「…娘…女…二人はどうなった…?」ノソノソ
男「? ずぶ濡れの狐…が二匹」
男「しかも虫の息…」
男「(…待て。この狐は…)」グイッ
男「(やはり…二匹とも足に怪我の痕が…)」
男「(引き上げたのか?大の男を?)」
男「(取り敢えず…)」ヒョイ
男「(暖めるくらいなら…)」ヌギヌギ
男「(そして俺も…限界…)」ギュウッ
男「」zzz…
~屋敷 朝~
男「…ぅ…布団…?」
男「」ガバッ
男「おぉぉぉ…!(か…身体が…!)」ビキビキ
ガシャン
男「…?」
娘「あ…あぁ…」ポロポロ
娘「お兄さーん!」ダキッ
ギエェェェェ!
~昼~
男「…ハッ!」ガバッ
男「おぉぉぉ…!」ビキビキ
娘「…ごめんなさい」
男「…無事だったか」ポフッ
娘「うん…///」
女「///」
男「…何でお前が頬を染める?」
女「だ、黙れ!寝込みを襲うような真似を…!///」
男「?」
娘「照れてるんだよ~。お兄さん、暖かかったーって///」
男「つ…つまり…」
男「この痴女め!俺が動けないのをイイ事に!あんな事やこんな事を!」
女「違うわ!たわけ!///」
男「そういや狐はどうなった?」
女「狐?…知らんな」
男「…そうか」
娘「」ニコニコ
男「…ぅ…布団…?」
男「」ガバッ
男「おぉぉぉ…!(か…身体が…!)」ビキビキ
ガシャン
男「…?」
娘「あ…あぁ…」ポロポロ
娘「お兄さーん!」ダキッ
ギエェェェェ!
~昼~
男「…ハッ!」ガバッ
男「おぉぉぉ…!」ビキビキ
娘「…ごめんなさい」
男「…無事だったか」ポフッ
娘「うん…///」
女「///」
男「…何でお前が頬を染める?」
女「だ、黙れ!寝込みを襲うような真似を…!///」
男「?」
娘「照れてるんだよ~。お兄さん、暖かかったーって///」
男「つ…つまり…」
男「この痴女め!俺が動けないのをイイ事に!あんな事やこんな事を!」
女「違うわ!たわけ!///」
男「そういや狐はどうなった?」
女「狐?…知らんな」
男「…そうか」
娘「」ニコニコ
~客間 夜~
娘「お兄さん、身体はどう…?」
男「…だいぶいい」
娘「お兄さん…何で…?」
男「?」
女「滝を探していたのは死ぬためか?」
男「…いや、足を滑らせて
娘「ウソ!お兄さんバッて自分から!」
男「…」
娘「どうして…?私や女が、何かダメだった?」
女「む、娘様…」
男「…違う」
娘「直すよ?私、バカだから…いっぱい、いっぱい勉強する!」
娘「女も…本当はすっごく、すっごく優しいんだよ?」
娘「だから…だから…」ポロポロ
男「…」
女「理由くらい話せないのか?」
男「…」
女「…だんまりか」スッ
男「これは…」
女「…これがお前の危機を教えてくれた。余程大事にしていた物だったのだろう」
男「爺さん…」ボソッ
娘「お兄さん、身体はどう…?」
男「…だいぶいい」
娘「お兄さん…何で…?」
男「?」
女「滝を探していたのは死ぬためか?」
男「…いや、足を滑らせて
娘「ウソ!お兄さんバッて自分から!」
男「…」
娘「どうして…?私や女が、何かダメだった?」
女「む、娘様…」
男「…違う」
娘「直すよ?私、バカだから…いっぱい、いっぱい勉強する!」
娘「女も…本当はすっごく、すっごく優しいんだよ?」
娘「だから…だから…」ポロポロ
男「…」
女「理由くらい話せないのか?」
男「…」
女「…だんまりか」スッ
男「これは…」
女「…これがお前の危機を教えてくれた。余程大事にしていた物だったのだろう」
男「爺さん…」ボソッ
男「…嫌になった」
娘「」ビクッ
男「…お前達の事じゃない」
男「…母は物心ついた時からギャンブルと男狂い、父は失踪」
男「飯はカビた食パン…舌はこの頃からおかしくなった」
女「…」
男「学校の授業料のためにバイトして稼いだ金は、気が付きゃ母の財布ん中」
男「…就職した先は蹴落とし御免の競争システム…友達ってのは利用してナンボの世界」
男「挙げ句会社は責任を被せられて解雇…当然次の仕事なんざ書類選考でバッサリ」
男「彼女も居たが、他の男に股開いて『寂しかったの』だ…はは」
男「かなり省いたが…ま、人によっちゃ這い上がる奴もいるだろう」
男「が…俺は『もういい』って方だ」
娘「私…私は大丈夫だよ!嫌な事しないよ!」ガシッ
男「…そう」
男「やっぱ同じ事言うんだな」
娘「」ビクッ
男「…お前達の事じゃない」
男「…母は物心ついた時からギャンブルと男狂い、父は失踪」
男「飯はカビた食パン…舌はこの頃からおかしくなった」
女「…」
男「学校の授業料のためにバイトして稼いだ金は、気が付きゃ母の財布ん中」
男「…就職した先は蹴落とし御免の競争システム…友達ってのは利用してナンボの世界」
男「挙げ句会社は責任を被せられて解雇…当然次の仕事なんざ書類選考でバッサリ」
男「彼女も居たが、他の男に股開いて『寂しかったの』だ…はは」
男「かなり省いたが…ま、人によっちゃ這い上がる奴もいるだろう」
男「が…俺は『もういい』って方だ」
娘「私…私は大丈夫だよ!嫌な事しないよ!」ガシッ
男「…そう」
男「やっぱ同じ事言うんだな」
ニア 意味深な……たまには>>1のバットエンドをリアルタイムで見たい
娘「え…」
男「どいつもこいつもこいつもどいつも」
男「似たような事言っては擦り寄って…」
女「おい、娘様は…」
男「…もういいんだ。そんなこたぁ」
娘「…どうして?…どうしたら信じてもらえる?」
男「逆に聞くが、何でだ?」
娘「?」
男「俺と仲良くなったら…お前達にどんなメリットが発生するんだ?」
娘「…私、難しいこと、ダメだから…でも!」
娘「嬉しいよ?お兄さんと仲良くなったら、嬉しくて、楽しい!」
男「…」
娘「お兄さんが生きてて、すっごく嬉しいんだよ!」
男「…もう、いい」
娘「お兄さん…」
男「色々…毒されてんのかもな」
女「…今はゆっくり休んで…頭を冷やせ」
男「…ああ」
娘「お泊まり、流連」ニコッ
男「…」
男「どいつもこいつもこいつもどいつも」
男「似たような事言っては擦り寄って…」
女「おい、娘様は…」
男「…もういいんだ。そんなこたぁ」
娘「…どうして?…どうしたら信じてもらえる?」
男「逆に聞くが、何でだ?」
娘「?」
男「俺と仲良くなったら…お前達にどんなメリットが発生するんだ?」
娘「…私、難しいこと、ダメだから…でも!」
娘「嬉しいよ?お兄さんと仲良くなったら、嬉しくて、楽しい!」
男「…」
娘「お兄さんが生きてて、すっごく嬉しいんだよ!」
男「…もう、いい」
娘「お兄さん…」
男「色々…毒されてんのかもな」
女「…今はゆっくり休んで…頭を冷やせ」
男「…ああ」
娘「お泊まり、流連」ニコッ
男「…」
~客間 早朝~
男「…」ムクッ
男「(…朝の山は好きだ)」イソイソ
シュッ
女「…早いな」
男「散歩してくる」
女「何?」
男「心配いらねーよ」スタスタ
女「(仕様の無い…念のため…)」
~山中~
男「(何か気分が良い…)」
男「(…やはり山は良い。たまらなくイイ)」
ガサッ
男「?」
狐「…」
男「お前は…」
狐「…」
男「…礼を言う…べきなんだろうな。子狐は一緒じゃないのか?」
狐「…」
男「足見せてみろ。化膿してねーか?…って言葉解んねーよな」
狐「…」スッ
男「…まさか…んなワケねーか」
男「ああ、これなら大丈夫だ」ニコッ
狐「!」
男「付いて来るか?景色の良いトコがある。朝ならもっと良い筈だ」
狐「…キュウ」
男「ふふ、イイ子だ」ナデナデ
狐「!!」
男「…」ムクッ
男「(…朝の山は好きだ)」イソイソ
シュッ
女「…早いな」
男「散歩してくる」
女「何?」
男「心配いらねーよ」スタスタ
女「(仕様の無い…念のため…)」
~山中~
男「(何か気分が良い…)」
男「(…やはり山は良い。たまらなくイイ)」
ガサッ
男「?」
狐「…」
男「お前は…」
狐「…」
男「…礼を言う…べきなんだろうな。子狐は一緒じゃないのか?」
狐「…」
男「足見せてみろ。化膿してねーか?…って言葉解んねーよな」
狐「…」スッ
男「…まさか…んなワケねーか」
男「ああ、これなら大丈夫だ」ニコッ
狐「!」
男「付いて来るか?景色の良いトコがある。朝ならもっと良い筈だ」
狐「…キュウ」
男「ふふ、イイ子だ」ナデナデ
狐「!!」
男「…ココだ」
男「なかなかイイだろ?」
狐「…」
男「どっこい庄一」
男「…遠慮すんな。こっち来い」ガッシ
狐「…」
男「はぁ~…」グリグリ
狐「キュウ…」
男「もうちっとだけ、頑張ってみようかね…」
狐「!」
男「…仕事も、選ばなきゃあ…何かはあるだろ」
狐「…」スリスリ
男「お、ありがとよ」ナデナデ
狐「キュウ…」
男「…爺さん、ずっと見ててくれてたんだなぁ」
狐「…」
男「…小娘と堅物にも、礼くらい言っとくか。のう?」グリグリ
狐「キュウ…」
男「くぁ…眠ぃ…」
狐「…」スリスリ
男「…ちと寝る…お休…み」
男「」zzz…
男「なかなかイイだろ?」
狐「…」
男「どっこい庄一」
男「…遠慮すんな。こっち来い」ガッシ
狐「…」
男「はぁ~…」グリグリ
狐「キュウ…」
男「もうちっとだけ、頑張ってみようかね…」
狐「!」
男「…仕事も、選ばなきゃあ…何かはあるだろ」
狐「…」スリスリ
男「お、ありがとよ」ナデナデ
狐「キュウ…」
男「…爺さん、ずっと見ててくれてたんだなぁ」
狐「…」
男「…小娘と堅物にも、礼くらい言っとくか。のう?」グリグリ
狐「キュウ…」
男「くぁ…眠ぃ…」
狐「…」スリスリ
男「…ちと寝る…お休…み」
男「」zzz…
~昼~
男「…くぁ~…寝た寝た」
男「…重い。何だ…?おい狐、お前太っ
娘「」クゥ…クゥ…
女「」スゥ…スゥ…
男「…」
男「おい、小娘」ユサユサ
娘「」クゥ…クゥ…
男「おい、女」ゴスッ
女「…う」
男「…何をやっとるんだお前は」
女「む、娘様!」ガバッ
男「…一緒に来たんじゃないのか?」
女「娘様、娘様」ユサユサ
娘「…ぅ~…」
男「起きたか?」
娘「お兄さーん!」ダキッ
男「…はいはい」ナデナデ
女「娘様…これは、その」
娘「ねー?女優しいでしょー?」ニコッ
男「え?ああ…多分」
娘「お兄さん、女、ご飯ご飯」
女「はい。取り敢えず戻りましょう」
娘「うん!」
男「おい手を離せ。歩き難い」
娘「ダメー」ニコニコ
男「…くぁ~…寝た寝た」
男「…重い。何だ…?おい狐、お前太っ
娘「」クゥ…クゥ…
女「」スゥ…スゥ…
男「…」
男「おい、小娘」ユサユサ
娘「」クゥ…クゥ…
男「おい、女」ゴスッ
女「…う」
男「…何をやっとるんだお前は」
女「む、娘様!」ガバッ
男「…一緒に来たんじゃないのか?」
女「娘様、娘様」ユサユサ
娘「…ぅ~…」
男「起きたか?」
娘「お兄さーん!」ダキッ
男「…はいはい」ナデナデ
女「娘様…これは、その」
娘「ねー?女優しいでしょー?」ニコッ
男「え?ああ…多分」
娘「お兄さん、女、ご飯ご飯」
女「はい。取り敢えず戻りましょう」
娘「うん!」
男「おい手を離せ。歩き難い」
娘「ダメー」ニコニコ
ニア 読んできてニヤけた。同僚が幸せでよかった。そしていつもいい話をありがとう
~客間~
男「…取り敢えず帰ろうと思う」
娘「…」
男「心配すんな。絶望的な職探し、やってみるんだよ」
娘「…本当に?」
男「俺が嘘ついた事あったか?」
娘「…」ジワッ
男「…超あるね。うん」
女「」ハァ…
男「いやいや!大丈夫だ。今度は本当だ!ジッチャンの名にかけて!」
娘「…信じるよ。お兄さん」ギュッ
男「…ああ」
男「あー、それと…」
娘「?」
男「お前と、女…礼を言っとく。ありがとよ」
娘「…///」テレテレ
女「…///」フン
娘「あー!女照れてるー!」
女「む、娘様!」
男「えぇぇ…」
女「引くな!///」
男「…取り敢えず帰ろうと思う」
娘「…」
男「心配すんな。絶望的な職探し、やってみるんだよ」
娘「…本当に?」
男「俺が嘘ついた事あったか?」
娘「…」ジワッ
男「…超あるね。うん」
女「」ハァ…
男「いやいや!大丈夫だ。今度は本当だ!ジッチャンの名にかけて!」
娘「…信じるよ。お兄さん」ギュッ
男「…ああ」
男「あー、それと…」
娘「?」
男「お前と、女…礼を言っとく。ありがとよ」
娘「…///」テレテレ
女「…///」フン
娘「あー!女照れてるー!」
女「む、娘様!」
男「えぇぇ…」
女「引くな!///」
~屋敷前 夕方~
娘「電話する。番号覚えた!」
男「…お利口さん」ナデナデ
娘「えへへ~///」
男「じゃ」
女「…気を付けてな」
男「ああ」
~アパート 夜~
男「(選んではいられない…)」
男「(が、せめて食い扶持くらい稼げるトコじゃないと…)」
男「(生きるってなぁ…)」カチッ ボッ
男「(何気に大変だよな)」フゥー…
男「(ま、取り敢えずは明日だ…)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「…はい」
娘「お兄さーん!」
男「…」キーン…
男「…電話で叫ぶのは止せ」
娘「あぅ…ごめんなさい」
男「で?どうした?」
娘「あ!お休みなさい!」
男「…」キーン…
娘「ごめんなさい…鳥頭だね。私」
男「…鳥に謝れ」
娘「電話する。番号覚えた!」
男「…お利口さん」ナデナデ
娘「えへへ~///」
男「じゃ」
女「…気を付けてな」
男「ああ」
~アパート 夜~
男「(選んではいられない…)」
男「(が、せめて食い扶持くらい稼げるトコじゃないと…)」
男「(生きるってなぁ…)」カチッ ボッ
男「(何気に大変だよな)」フゥー…
男「(ま、取り敢えずは明日だ…)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「…はい」
娘「お兄さーん!」
男「…」キーン…
男「…電話で叫ぶのは止せ」
娘「あぅ…ごめんなさい」
男「で?どうした?」
娘「あ!お休みなさい!」
男「…」キーン…
娘「ごめんなさい…鳥頭だね。私」
男「…鳥に謝れ」
~ハロワ 昼~
男「…取り敢えず、この三つを」
係員「わかりました。少々お待ちください」
男「(畑違い…だが)」
係員「…お待たせしました。こちらが資料になります」
係員「面接の連絡は後日になります。では、また何かありましたら」
男「ども」
~アパート 夜~
男「(情報誌も買うか…)」
男「(退職金、考えて使わねーとな)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
母「男?悪いんだけどさ」
男「お金?」
母「そうそう。アンタ『多めに』何て言ったくせに、20万しか入れてなかったでしょ?」
男「俺、ちょっと前に…会社クビになってさ」
母「は?クビ?」
男「そう。だから…」
母「家来てもダメよ?そんな余裕無いから」
男「そうじゃなくて…お金。無いの」
母「はぁ~…」
ブツッ ツー ツー
男「…取り敢えず、この三つを」
係員「わかりました。少々お待ちください」
男「(畑違い…だが)」
係員「…お待たせしました。こちらが資料になります」
係員「面接の連絡は後日になります。では、また何かありましたら」
男「ども」
~アパート 夜~
男「(情報誌も買うか…)」
男「(退職金、考えて使わねーとな)」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
母「男?悪いんだけどさ」
男「お金?」
母「そうそう。アンタ『多めに』何て言ったくせに、20万しか入れてなかったでしょ?」
男「俺、ちょっと前に…会社クビになってさ」
母「は?クビ?」
男「そう。だから…」
母「家来てもダメよ?そんな余裕無いから」
男「そうじゃなくて…お金。無いの」
母「はぁ~…」
ブツッ ツー ツー
男「…」カチッ ボッ
男「わかりやすいねぇ…」フゥー…
男「金の切れ目が…ってやつか」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「…はい」
娘「繋がったー!」
男「…」キーン…
娘「…ごめんなさい」
男「学習しようぜ…して小娘よ、要件は何だ?」
娘「さっき繋がらなかったよ?何で?」
男「他の奴と話してる時に繋がるわけないだろ…って知らんのか?」
娘「…うん。でも大丈夫!覚えた!」
男「そいつぁ良かった。で?要件は?」
娘「…お兄さん、来ない」
男「そりゃ今はなぁ…」
娘「いつ来る?待ってる!」
男「…じゃ明日」
娘「明日!やた!お休みなさい!」
男「…お休み」
ガチャッ
男「…元気な子だ」
男「何か買って持って行くか」
男「わかりやすいねぇ…」フゥー…
男「金の切れ目が…ってやつか」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
男「…はい」
娘「繋がったー!」
男「…」キーン…
娘「…ごめんなさい」
男「学習しようぜ…して小娘よ、要件は何だ?」
娘「さっき繋がらなかったよ?何で?」
男「他の奴と話してる時に繋がるわけないだろ…って知らんのか?」
娘「…うん。でも大丈夫!覚えた!」
男「そいつぁ良かった。で?要件は?」
娘「…お兄さん、来ない」
男「そりゃ今はなぁ…」
娘「いつ来る?待ってる!」
男「…じゃ明日」
娘「明日!やた!お休みなさい!」
男「…お休み」
ガチャッ
男「…元気な子だ」
男「何か買って持って行くか」
~翌朝 山中~
男「(つーか何でこんな山奥に住んでんだ…)」
男「(車で入れるようにしろ…まったく…)」
娘「やー!」ダキッ
男「…すぐに抱きつく癖はどうにかならんのか」
娘「ならないー♪」スリスリ
女「来たのか…朝からご苦労だな」
男「まったくだ。車道を通せ車道を」
男「それとコイツの抱き癖をどうにかしろ」
女「問題無い。抱きつくのはお前だけだ」
娘「お前だけだー」グリグリ
男「大問題だ」
女「黙ってキリキリ歩け」
男「…へいへい」
~屋敷~
女「仕事は見付かりそうか?」
男「…何とかなるだろ」
娘「お兄さんなら大丈夫!」
男「だといいがねぇ…あ、これ」ズイッ
娘「?」
男「ドーナツだ」
娘「くれるの?食べていいの?」
男「ああ」
娘「わーい!」
男「(つーか何でこんな山奥に住んでんだ…)」
男「(車で入れるようにしろ…まったく…)」
娘「やー!」ダキッ
男「…すぐに抱きつく癖はどうにかならんのか」
娘「ならないー♪」スリスリ
女「来たのか…朝からご苦労だな」
男「まったくだ。車道を通せ車道を」
男「それとコイツの抱き癖をどうにかしろ」
女「問題無い。抱きつくのはお前だけだ」
娘「お前だけだー」グリグリ
男「大問題だ」
女「黙ってキリキリ歩け」
男「…へいへい」
~屋敷~
女「仕事は見付かりそうか?」
男「…何とかなるだろ」
娘「お兄さんなら大丈夫!」
男「だといいがねぇ…あ、これ」ズイッ
娘「?」
男「ドーナツだ」
娘「くれるの?食べていいの?」
男「ああ」
娘「わーい!」
娘「甘い、美味しい!」パクパク
女「ふふ」
男「!」
女「どうした?」
男「コイツ…笑うぞ…!」
女「…どういう意味だ?」
男「いや別に」
娘「女、美味しいよ。食べよ♪」
女「はい。では…」パクッ
女「むぅ…これは…」
女「…お前にしては上出来だ。誉めてやろう」
男「…気に入ったようで何より」
~山中 昼~
男「一面赤…なんと見事な」
女「直に見れなくなる。…来年までな」
娘「お気に入りの場所だよ」ニコニコ
娘「春はあっち。山桜」
男「夏は?」
娘「あっち。川♪」
男「ふ
女「冬はどこも銀世界だ」
男「やるな…ニュータイプか?」
女「にゅう…何だ?」
男「…流してくれ」
女「?」
女「ふふ」
男「!」
女「どうした?」
男「コイツ…笑うぞ…!」
女「…どういう意味だ?」
男「いや別に」
娘「女、美味しいよ。食べよ♪」
女「はい。では…」パクッ
女「むぅ…これは…」
女「…お前にしては上出来だ。誉めてやろう」
男「…気に入ったようで何より」
~山中 昼~
男「一面赤…なんと見事な」
女「直に見れなくなる。…来年までな」
娘「お気に入りの場所だよ」ニコニコ
娘「春はあっち。山桜」
男「夏は?」
娘「あっち。川♪」
男「ふ
女「冬はどこも銀世界だ」
男「やるな…ニュータイプか?」
女「にゅう…何だ?」
男「…流してくれ」
女「?」
男「昼は弁当か」
娘「私もお手伝いしたよ」
男「イイ子だ」ナデナデ
娘「…///」
女「おい、敷物くらい手伝え」
男「フッ…俺は高いぜ?」
女「…2円50銭くらいか?」
娘「買う!」
男「やめろ…もうやめてくれ」
娘「…残念」ションボリ
男「…というか人を金で買うな」
女「冗談だ。100倍くらいの価値はあるだろう」
男「…それでも250円ですよね?」
娘「買う!」
女「こき使いましょうね?」ニッコリ
男「…この口かい、この口がイケないのかい?ええ!?」グリグリ
女「い、いひゃい!ひゃひを…!///」
娘「あー、ずるいー!」ダキッ
男「うわっ!何をする!」
女「ま、まったく!///」
娘「私もお手伝いしたよ」
男「イイ子だ」ナデナデ
娘「…///」
女「おい、敷物くらい手伝え」
男「フッ…俺は高いぜ?」
女「…2円50銭くらいか?」
娘「買う!」
男「やめろ…もうやめてくれ」
娘「…残念」ションボリ
男「…というか人を金で買うな」
女「冗談だ。100倍くらいの価値はあるだろう」
男「…それでも250円ですよね?」
娘「買う!」
女「こき使いましょうね?」ニッコリ
男「…この口かい、この口がイケないのかい?ええ!?」グリグリ
女「い、いひゃい!ひゃひを…!///」
娘「あー、ずるいー!」ダキッ
男「うわっ!何をする!」
女「ま、まったく!///」
男「…ごちそーさん」カタッ
娘「…お兄さん、いつもたくさん食べない。大きくならないよ?」
男「いや成長期終わってるから」
娘「舌のせい?」
男「…多分な。そんな事よりお前はしっかり食べろ」ホレ
娘「あーん」パクッ
娘「えへへ~///」モグモグ
男「餌付けしてるみたいだ…」
女「娘様はペットではないぞ?」
男「わーってるよ。それより…」
女「?」
男「すまねぇな。本当はウメーんだろうけど…」
女「…気にするな」
男「でもな?食わなきゃ、腹へって辛いから食ってた今までとは違う」
男「なんつーか、ウメー気がする…相変わらず味は判んねーけど」
女「…そうか。何よりだ」
娘「…お兄さん、いつもたくさん食べない。大きくならないよ?」
男「いや成長期終わってるから」
娘「舌のせい?」
男「…多分な。そんな事よりお前はしっかり食べろ」ホレ
娘「あーん」パクッ
娘「えへへ~///」モグモグ
男「餌付けしてるみたいだ…」
女「娘様はペットではないぞ?」
男「わーってるよ。それより…」
女「?」
男「すまねぇな。本当はウメーんだろうけど…」
女「…気にするな」
男「でもな?食わなきゃ、腹へって辛いから食ってた今までとは違う」
男「なんつーか、ウメー気がする…相変わらず味は判んねーけど」
女「…そうか。何よりだ」
ニア その気になれば>>1、ラノベいけんじゃね?
~屋敷前 夜~
娘「泊まってけばいいのに…」
男「…色々あんだよ」
女「無理はしないことだ」
男「ああ。じゃ」
娘「またねー!」ブンブン
~アパート~
電話「メッセージは1件です」
電話「元カノよ。ねぇ、話くらい聞い
ブツッ
男「…なかなか図太い生き物だ」カチッ ボッ
男「(ま、あんなのに引っかかった俺も…か)」フゥー…
男「(せいぜいイイ男見つけてくれ)」
男「(俺はもういいや…)」フゥー…
男「(そういや面接の連絡無いな…)」
男「(今回も…かね)」ヤレヤレ
男「(…寝よう)」グジッ
男「(もしかしたら明日、連絡あるかもしれんし…)」
男「(…ダメだったら…また…探せ…ば…)」
男「」zzz…
娘「泊まってけばいいのに…」
男「…色々あんだよ」
女「無理はしないことだ」
男「ああ。じゃ」
娘「またねー!」ブンブン
~アパート~
電話「メッセージは1件です」
電話「元カノよ。ねぇ、話くらい聞い
ブツッ
男「…なかなか図太い生き物だ」カチッ ボッ
男「(ま、あんなのに引っかかった俺も…か)」フゥー…
男「(せいぜいイイ男見つけてくれ)」
男「(俺はもういいや…)」フゥー…
男「(そういや面接の連絡無いな…)」
男「(今回も…かね)」ヤレヤレ
男「(…寝よう)」グジッ
男「(もしかしたら明日、連絡あるかもしれんし…)」
男「(…ダメだったら…また…探せ…ば…)」
男「」zzz…
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