私的良スレ書庫
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元スレQB「僕と契約して魔法少女になってよ!」 首領パッチ「ヒロインになれるのね!」
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あいつら捨て忍者なんだよな、ルビーと無限蹴人の二人は最終話にはOVERの近くにいたけど
インダス 黄河 メソポタミアだよ エジプト?そんな中学時代を思い出すような奴はいない
そういえばなんで打ち切られたんだろ?
めっちゃ面白かったからそのまま最後までやってくれてもよかったのに
めっちゃ面白かったからそのまま最後までやってくれてもよかったのに
ボーボボアニメは下ネタを変に伏せないで原作のままやるべきだと思ったな ソフトンさんとかライスとかサービスマンとか
アニメって原作のどこまでいった?
アニメって原作のどこまでいった?
トイレコロシアムで一度終了、放送時間を変更 サイバー都市編終了で再び打ち切り そして闇皇帝編の三袋戦後「俺達の戦いはこれからだ」と言う感じで終了だった筈
ジャンプ本誌で掲載されてた時とコミックスになった時、変えられてるコマってたまにあるよな
なんでザンギャーグはただの肉屋からヒヨコに負ける存在に変えられたんだろうか?
なんでザンギャーグはただの肉屋からヒヨコに負ける存在に変えられたんだろうか?
ボーボボアニメは打ちきりになったのは教育委員会が文句言ったからって聞いたが
こんばんわ >>1です。
これより第4話を投下します。
これより第4話を投下します。
前回までのあらすじ
マミ『もう何も怖くない!』
真シャルロッテ『マミサンモグモグ』ガプッ
マミ『』プラーン
まどさや『『マミさーーん!!』』
首領パッチ「と、いうわけだ」
マミ「ちょっと何よこれ! 私死んでるじゃない!? 縁起でもないことは止めて!」マミーン!
ほむら「……(これが正規ルートなのにね)」ホムーン…
第四話「上条先輩! 奇跡も、魔法も、買ってきました!」
~マミほーむ~
首領パッチ「ぎゃっはっはっはっは~! 飲めや騒げやぁーーッ!!」ゴクゴク
マミ「ふふ、そんなにガブ飲みしなくてもコーラは逃げないわよ」
田楽マン「おい、酒を注げ。先の戦いの功労者は誰だと思ってるんだ?」
まどか「田ちゃん、なんでそこまで偉そうにできるの……?」
天の助「さあさあ、皆さんそろそろお腹空いたでしょ? たくさんお食べ♪」プルルン
さやか「活け作りみたいにしても誰も食わないわよ」
ボーボボ「悪霊退散! 悪霊退散!!」パッパッパ!
天の助「ぎゃあぁぁぁ! 塩は止めて!! 水分が! 水分がぁーーッ!」シワシワ~
ほむら「……」
ほむら(私は今、巴マミの言家でまどか達とパーティをしている)
ほむら(今までのループならば到底考えられないこの事態に、『THE COOL ほむほむ』と巷で名高い私も、流石に驚きを隠せずにいるわ)
マミ「さあ、みんなお待ちかねのケーキの完成よ!」
さやか「待ってましたぁ!」
まどか「すごくおいしそう!」
首領パッチ「寄越せ! 俺が切ってやる!」つ包丁
さやか「あんた自分の分だけ大きく切るつもりでしょ? 貸して、あたしがやったげる」
ほむら「美樹さやかも信用ならないわ。私が切るわ、貸しなさい」
さやか「どういう意味よ、転校生」
ほむら(これも巴マミがこの日を生き延びたことによって確立している)
ほむら(さらに私はこの時点での彼らと比較的に良い友好関係を結んでいる)
ほむら(これも今までのループではあり得ないこと)
ほむら(しかも今の巴マミからは堅固な決意が見て取れる)
まどか「ほむらちゃん、口にクリームが付いてるよー」
ほむら「 ! あ、ありがとう、鹿目まどか」フキフキ
まどか「まどかでいいよ、ほむらちゃん!」ホムラチャン!
ほむら「ま、まどk 三馬鹿「「「マドカー!!」」」」
ほむら「」
まどか「え……っと。な、何かな?」アセアセ
三馬鹿「「「言わなければいけない気がして」」」
ほむら「訳が分からないわ」
~それからしばらくして~
まどか「美味しかった~!」
さやか「めちゃ美味っすよ!」
マミ「ふふ、みんなが手伝ってくれたからよ」
首領パッチ「ハジケは少し足りなかったがな」爪楊枝シーシー
さやか「あんたに料理任せたら本格的にヤバそうね」
まどか「ねぇ、ボーボボも美味しかったよねっ?」
坊ボボ「ーーーーー」(座禅)チーン
まどか「お坊さんになってるぅーー!?」マドーン!
首領パッチ「何てこった! ボーボボを出家させるとは……!」ワナワナ
天の助「奴は昔から最高に美味い料理を食うと出家する体質なんだ……! ボーボボをして美味いと言わせるとは……!」
マミ「それって凄いことなの!? お坊さんになられても凄さがよく分からないわよ!」
さやか「さて……と! 悪いけどあたし帰るね」
まどか「え、もう? でもまだほむらちゃんの話、聞いてないよ?」
さやか「うん、ちょっと恭介が心配でさ。魔女はちゃんと倒したけれど、あんな近くでドンパチやってた訳じゃん」
さやか「転校生の話はまた今度聞かせてよ。それかまどか経由でもいいし」
まどか「でも、ほむらちゃんはやっと話してくれるようになったんだよ。マミさんとも仲直りしたし、今話を聞いてあげないと……」
ほむら「別にかまわないわ」
ほむら(美樹さやかはまだ私のことを信用していないようね。しかしそれも無理のない話)
ほむら(どの世界でも私と彼女の相性はほぼ最悪……)
首領パッチ(水と油と、時々、オトン……だな)
ほむら(入ってこないで)
ほむら(ここは焦ってはいけない。彼女との距離はゆっくりと縮めていけばいい。焦って行動してロクな事にならなかったということは過去の経験が物語っている)
さやか「じゃあね、みんな」
ドアガチャン
マミ「それじゃ……聞かせてくれるかしら、暁美さん」
ほむら「ええ」
~数十分後~
ほむら(ある程度重要な事は伏せて話したわ)
ほむら(私の時間操作能力、幾つもの世界を越えてきたこと)
ほむら(そして、魔法少女の魔女化)
まどか「そうなんだ……。ほむらちゃん、転校してくる前から魔法少女を……」
マミ「それで、何人もの仲間の死を見てきたのね……」
天の助「マミよりもベテランってわけか」
ほむら(今はまだやはり魔女化について話すべきではないと思う)
ほむら(巴マミを信用していない訳ではない。でも、今はみんなとの距離を縮めなければ)
ほむら「キュゥべえについては気に入らないことだらけよ」
ほむら「奴は魔法少女の本質を見せずに契約を迫る。悪質な詐欺師のようなものだわ」
まどか「そうなの……? そんなに悪そうには見えなかったけど」
ほむら「奴は人間のことなんて家畜としか思っていない」
まどか「そ、そんな……」
マミ「……確かに、暁美さんの言うことも一理あるかもしれないわ」
マミ「私の場合どう考えても契約せざるを得ない状況で勧誘されたし……」
ほむら「その通り。例えば病院での魔女との戦いの時、何故奴は敢えて危険な結界の中に入っていったか分かる?」
ほむら「もしも魔女が生まれて危機的状況になれば、側にいる美樹さやかと契約を結びやすいからよ」
まどか「た、確かに……」
マミ「そういえば思い返すに、あの子と一緒にいてお互いの価値観が微妙にズレていると感じることも、少なくはなかったわね」
まどか「そ、それじゃあ、キュゥべえはどうして、何のために契約を迫るの?」
ほむら「宇宙のエネルギーの為よ」
まどマミ「「宇宙?」」
ほむら「奴の目的はこの宇宙の均衡を保つこと」
ほむら「効率よく莫大なエネルギーを得るためには、十代の少女を魔法少女にするのが一番と奴らは考えているわ」
マミ「そ、それじゃキュゥべえは……」
まどか「宇宙人……!?」
ほむら「そう」
マミまど「「妖精じゃなかったんだ……」」
ほむら(小学生か……)
ほむら「奴は人間のことをエネルギーを得る為の家畜としか思っていない」
ほむら「奴のせいで何人もの魔法少女が絶望の底に叩きつけられてきたわ」
まどか「キュゥべえが……。でもでも! ほむらちゃんの言ってることの証拠は……」
ほむら「そうね。証拠は、何よりもこの場に奴がいないことじゃないかしら?」ファサッ
まどか「え……、本当だ……」キョロキョロ
マミ「パーティが始まってからずっと居なかったわね」
ほむら「奴が本当に人間のことを気にかけていると言うのなら、死にかけた巴マミの為にもずっと側にいるはずよね」
ほむら「今この瞬間にも、奴はまどかや美樹さやかとの契約を成功させる為に動き回っているんでしょう」
マミ「なるほどね……キュゥべえが怪しいと言うこともよく分かったわ。それでもまだよく分からないことがあるの」
マミ「どうして、キュゥべえが鹿目さんに固執するのかということよ。確かにとんでもない才能を有しているとは聞いたけど、それだけが理由かしら?」
ほむら「もちろん違うわ」
ほむら「奴は優秀な魔法少女を作りたい訳ではない。まどかとの契約によって後々得られる莫大なエネルギーを欲しているの」
ほむら「宇宙全体のエネルギー問題を解決できる程のエネルギーをね」
まどか「あの時、キュゥべえが言ってたことは本当だったんだ……」
ほむら「まどか、よく聞いて」
ほむら「確かにあなたが魔法少女になることで、たくさんの人々を救えるかもしれない」
ほむら「でもこの世の中は天秤が吊り合うようになっているの」
ほむら「魔法少女になったあなたから発信される奇跡が存在するように、どこかで必ず絶望が生まれてしまう」
ほむら「その絶望は目には見えなくて、耳にも聞こえない。しかし確かに存在していて、最後の最期に顔を見せるものなの」
ほむら「今はこのことを理解出来なくてもいい」
ほむら「だけれども、私は絶望に嘆く人々、そして何よりもあなた自身を見たくはない」
まどか「ほむらちゃん……」
マミ「暁美さん……」
マミ「ねぇ、暁美さん。あなたはまだ、本当はもっと話さないといけないことを話してないんじゃないかしら……」
ほむら「……ええ」
ほむら「でも、それは……」
マミ「分かってるわ。『あなた達を信用していない訳ではない』……でしょ?」
ほむら「……」
マミ「私は正直怖いわ。よく考えると、魔法少女のこともキュゥべえのことも分からないことだらけだったから……」
マミ「一体どんな壮絶な<真実>が、あなたの口から発せられるのか、怖くて仕方ない」
マミ「あなたの言うことは全て信じるつもり。でも、私がその<真実>をどう受け止め、どう対処するのか……、私にも分からないわ」
マミ「今ここで全て教えてとは言わないわ。あなたの持っている<真実>や、どうしてあなたがそんなことを知っているのか……などは」
マミ「でも、これは避けられないこと。いつか私たちが直面しないといけない問題」
マミ「あなたと私たちの心に<覚悟>が生まれた時に、もう一度この話をしましょう……」
ほむら「それが、いいわね……」
まどか「そう、ですね……」
マミ「それじゃ! この話は終わりにしましょ! 紅茶を淹れるわ!」
まどか「わぁ、ありがとうございます! 私マミさんの紅茶大好きです!」
ほむら「同意するわ」
マミ「うふふ、暁美さん。今日はたくさんお話出来て嬉しかったわ」
ほむら「こちらこそ……よ」
ボーボボ「」
首領パッチ「」
天の助「」
田楽マン「」
チーーーーン
まどか「あれぇ!? どうしたのみんな!?」
マミ「し、死屍累々ね……」
ほむら「まじめな話だからふざけないように努力したんでしょうね」
まどか「そ、そんな。首領パッチ君達に『ふざけるな』なんて、『息をするな』と同意だよぉ……」
ほむら「ええ、見事に死にかけてるわね」
ほむら(彼らなりの思いやり……かしら?)
カチャカチャ
まどか「いいんですか、手伝いますよ?」
マミ「いいのいいの、お客様に皿洗いをさせるわけにはいかないわ」
首領パッチ「当然だな」
天の助「ああ」
田楽マン「全くだ」
ほむら「ふんぞり返らないで、腹が立つわ」
ボーボボ「飴と鞭 - 飴 = 鼻毛 !!」
ビシーーン!
パチ天田「「「うぎゃあああぁぁッ!?」」」
ピロリロリン♪
まどか「……あ、さやかちゃんからメールだ」
――――――
――――
――
題名 : 明日さぁ
From : さやかちゃん
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
病院いってみたけど恭介大丈夫だったみたい(^ ^)b
いきなりだけど明日さぁ、恭介のお見舞いにみんなで行かない???
ほら、今日言ってたでしょ、たまにはパーッとやろうって↑↑
首領パッチと天の助にも聞いてみて!
いい返事まってまーす(・ω・)ノシ
――
――――
――――――
まどか「お見舞いかぁ、でも本当にいいのかな?」
首領パッチ「どうしたんだ?」
まどか「うん実はかくかくしかじかで……」
首領パッチ「ふんふんなるほど……」
胸ぐらガシッ
首領パッチ「かくかくしかじかで分かるかぁーーーーッ!!!」クワッ!
まどか「えぇーーーッ!? そこは分かってよ! マンガやゲームなら伝わるパターンじゃん!!」
天の助「つまりこういうことだろ?」スッ
『ところてん←夢、希望 さやか←ほんとバカ』
まどか「全然ちがうし訳が分からないッ!!」
ほむら「な、何があったのよ……?」
~まどまど説明中~
ほむら「なるほどね」
まどか「さやかちゃん一人の方が上条君も喜ぶと思うけど……」
ほむら(美樹さやかの契約はもうすぐ行われてしまう……。この場合まどか達を側に付けて、彼女に下手な行動をさせないほうがいいかもしれない……)
ほむら「私は賛成よ。入院経験がある身として言わせてもらえば、病院なんて本当に退屈で牢屋みたいなところ。たまにはそういう息抜きも大切だわ」
まどか「う~ん、そうなんだぁ。そうだね、上条君最近元気ないみたいだし、たまにはいっか!」
首領パッチ「ふふ、ついにあのネタを見せる時が来るとはな」
天の助「ああ、腕がなるぜ……!」
まどか「え、二人とも漫才やるのっ?」ワクワク
首領パッチ「その通り、抱腹絶倒させてやるぜ!」
天の助「楽しみにしてろよ?」
まどか「うん!」
ドアガチャッ
首領パッチ「さっそく相方探しだぁーーッ!」
天の助「誰か僕たちと漫才やりませんかぁーーッ!?」
ダッダッダ
まどか「今から相方探し!? 絶対間に合わないでしょ!!」
マミ「あら、二人とも帰っちゃったの?」
ほむら「失踪しただけよ」
マミ「そ、そう。それよりもう夜中よ。鹿目さん達も帰ったほうがいいんじゃない?」
まどか「あ、本当だ! それじゃ、マミさんありがとうございました!」
マミ「いいえ、こちらこそ」
まどか「ボーボボさんもさようなら」
ボーボボ「べ、別にもう来なくてもいいんだからねっ!/////」
まどか「それじゃ、ほむらちゃん帰ろっか(何故ここでツンデレ……?)」
ほむら「ええ、それじゃ(どういうチョイス……?)」
ドアバタン
マミ「ふぅ……。今日は色々なことがあって何だか疲れちゃった」
ボーボボ「お疲れ……だな」
マミ「いえ、ボーボボさんに比べれば、これぐらい疲れた内に入りませんよ」
マミ「……ボーボボさん。もしかすると、キュゥべえのこと、あなたの言っていた通りかもしれません……」
ボーボボ「ああ」
マミ「ボーボボさんはいつから気づいていたんです?」
ボーボボ「初めからだ。あのしゃべり方、あの立ち振る舞い、契約という言葉……全てが気に入らなかった」
ボーボボ「そして何よりも……」
――――――
――――
――
ボーボボ『ふーんふふーん♪ 今日は気分を変えて真っ白なワンピースを着ちゃおっと!』
ボーボボ『素敵だわ~! 私よりも白の似合う女なんてこの世にいないわね~!』
QB『やあ! 君がマミの言っていた鼻毛おと……うわ、何だこりゃ』
ボーボボ『な、何よあなた! 女の子の着替えを覗くなんて……ハッ!』
ボーボボ(な、何て白さなの! 純白だわ! 完全に白を着こなしている……!)
QB『な、何だい、いきなり黙って』
ボーボボ(か、完敗だわ……。この子こそ白にふさわしい! 私なんか足下にも及ばない……!)
ボーボボ『キーーッ! 悔しい~~~ッ!』ダッダッダ
QB『……何なんだ一体』
――
――――
――――――
ボーボボ「この俺に屈辱的敗北を味合わせた!!」バン!
マミ「こんなバカみたいなことしてたの!?」マミーン!
マミ「そ、それよりも、今度からキュゥべえにどう接すればいいのかしら」
マミ「今まで一緒に暮らしていたけど……暁美さんの言うことが正しいと思っているし……」
ボーボボ「奴が帰ってきてから直接質問すればいい。その時の返答次第でお前が判断すればいい」
ボーボボ「ま、元より俺は信用していないがな」
マミ「……そうですか。もしも、私が暁美さんやボーボボさんより、キュゥべえを信じたらどうします?」
ボーボボ「それがお前の意志ならば尊重しよう。だが、しっかりとお前の考えを聞く。奴の言葉のどこが信用に値するのか、マミが奴のことをどう思っているのかを、お前の口から説明してくれ」
マミ「はい……!」
マミ「あ、それと、最後まであの子が帰ってこなかったら?」
ボーボボ「邪な考えを持っていないのならば、今すぐにでも帰ってくるだろう。………問答無用でぶっ潰す!」バン!
マミ「あ、あははは……(本気なんだろうなぁ)」
ボーボボ「そうだ、マミ。お前にこれを渡そう」
アフロ<パカッ
マミ「え……これは?」
つボボボ人形
ボーボボ「戦いのお守り<おしゃべりボボボ人形>だ。アフロを押すとおしゃべりするぞ」ポチッ
ボボボ人形『懺悔! 懺悔しろ! 懺悔!』
ボーボボ「別バージョンもある」ポチッ
ボボボ人形『フランケンシュつっ……。フラけっつ、しゅ……ふりゃんけしゅたんうぃ!!』
ボーボボ「さ、受け取れ」
マミ「あ、ありがとうございます……(正直いらない……)」
ボーボボ「これで素早さと攻撃力が5上がる」
マミ「装備品だったんですか!?」
~某マンション~
QB「まったく厄介なことになったものだよ。計画の大幅な修正が必要だ」
QB「これもあの暁美ほむらや、鼻毛男達のせいだ」
QB「あのイレギュラー達の対処はどうするべきだろうか。まさか魔法少女でないにも関わらずあの魔女に勝ってしまうとは」
QB「非常にまずい。このまま魔女がバッタバッタと倒されていけば、鹿目まどかとの契約をする機会が極端に減ってしまう」
QB「暁美ほむら、そして何よりあの鼻毛男共に細心の注意をしよう」
QB「もうマミの家には帰れないだろう。暁美ほむらは何故だか知らないが、僕の正体を知っているような言動だった」
QB「先の戦いでマミやまどかとの距離が極端に接近していた。今頃僕や魔法少女のことについて(どこまで知っているか分からないが)話しているに違いない」
QB「この状況でまどかの契約を得るのは相当骨が折れる。しかし諦める訳にはいかない」
QB「ここは一計講じてみるか」
QB「ちょうどいい配役もいる。暁美ほむらの忠告も聞かず、一人盲目の愛へと突っ走っている……」
さやか「お、オッケイのメールが来た! 明日が楽しみだなぁ」つケータイ カチカチ
QB「美樹さやか……。そうだろう?」
QB「きゅっぷい!」
~翌日 ホスピタル 上条病室~
さやか「やっほ、元気?」
まどか「上条君、久しぶり!」
さやパッチ「ナースにばかり目を奪われていたらダメだぞ!」
さやの助「んもう、恭介のエッチ!」
恭介「や、やあ、さやか。それに鹿目さんや首領パッチ達まで……。何だか賑やかだね」
恭介「こんなに大勢でお見舞いかい?」
さやか「うん、それもあるんだけどね……じゃじゃーん!」つジュース スッ
恭介「ジュース?」
さやか「そ! たまにはパーッといこうよ!」
首領パッチ「ハジケまくろうぜぇ~~!」
まどか「迷惑だったかな……?」
恭介「いいや、とんでもないよ。こんな薄暗い病室じゃ暗い性格になっちゃうかもしれないし、ありがたいよ」
天の助「はい、ところてん促進グッズ」つ『I love ところてんTシャツ』
恭介「は、はは、ありがとう、天の助……(いらねぇ……)」
首領パッチ「一番首領パッチ! コーラ一気飲みやります!」
天の助「いよっ! 日本一!」
恭介「それ、コーラじゃなくて牛乳だよ!?」
まどか「いや、よく見て上条君……。牛乳じゃなくて……豆乳だよ!!」バーン!
恭介「どうでもいい!」
さやか(ふふふ、何だか久しぶり)
さやか(首領パッチや天の助がバカやって、それにあたし達がツッコむ風景なんて……)
さやか(恭介もいつもより楽しそう……!)
天の助「ところてんは奇跡の食物でな。アメリカで不治の病で倒れた子供を助けたというニュースは記憶に新しいだろ? ん?」つところてん グイグイ
恭介「いや、聞いたことないし、顔に押しつけるの止めてくれないかな……」
まどか「はい上条君、これ! さやかちゃんと上条君を描いてみたんだ!」つ まどノート
さやか「ちょ、ちょっとこの絵、距離が近すぎない!?/////」アセアセ
恭介「あ、ありがと……(やべぇ、上手くもないし下手でもないから、リアクション取りづらい……)」
恭介(でも……こんなに楽しいのは久しぶりだな)
恭介(さやかに感謝しなくちゃね)
恭介(……)
天の助「三千万!?」
ブラックパッチ「あなたに払えますかね?」
天の助「い いいですとも! 一生かかってもどんなことをしても払います! きっと払いますとも!」
ブラックパッチ「それを聞きたかった」
さやか「何やってんの、手塚先生への冒涜だよ!」
恭介「…………」
恭介(何だろう、この気持ち……)
恭介(そうだ……。僕が怪我をして欠席をしてしまった大会で、同年代の子が優勝したと聞いた時と同じ気持ちだ……)
恭介(これは、嫉妬?)
恭介(彼らは好きなことをやっている……。好きなことをやって、楽しんで、笑って……)
恭介(だからあんなに、生きているって感じがして、すごく羨ましいと感じてしまうのだろうか)
恭介(今の僕にはやりたいことが出来ない。どんなに”やりたい”と望んでも……)
恭介(彼らに、友達である彼らに嫉妬するなんて……僕は……)
まどか「あ、もうこんな時間……」
さやか「本当だ、いやぁ楽しい時間は早く過ぎますなぁ~」
恭介「はは、お婆ちゃんみたいだよさやか」
首領パッチ「んじゃ、最後にアレやるか」
天の助「おお、いっちょやっちまうか」
恭介「ん、まだ何か隠していたのかい?」
さやか「えへへ、取っておきだよ」
首領パッチ「はーい、機材入りまーす」ガラガラ
『スピーカー』
恭介「スピーカー……?」
さやか「うん。恭介さ、たまにはスピーカーで音楽聞きたいっ言ってたでしょ?」
まどか「だから今日だけ病院には内緒でそれをやっちゃおうってね!」
恭介「で、でも他の患者さんに迷惑になるんじゃ……」
天の助「心配ご無用! はぁッ!」
グニュグニュグニュ
プルプル真拳奥義<六面ところてん詰めルーム>!!
恭介「天の助が伸びて、壁や床に広がった……?」
天の助「俺のぷるぷるボディは防音材の役割も果たすんだぜ! これで心おきなく大音量で鳴らしやがれ!」
首領パッチ「よくやった!」ゴシャ
天の助「へぶぅッ!?」グハァッ
首領パッチ「それじゃ、プレイヤーとスピーカーをセットして……」ガチャガチャ
天の助「え、えーと今何で俺は殴られたんだ? あれ?」アセアセ
首領パッチ「セット完了! ミュージックスタート!」カチッ
♪~ ♪~ ♪~
恭介「……!」
さやか「恭介、この曲が好きって言ってたよね? マイナーでどこのCD屋にも置いてなくてさ、苦労したんだよ?」
まどか「すごい……優しい音色だね」
首領パッチ「ふっ、体が勝手にリズムを刻んじまうぜ……」トントントン
天の助「ふ~る~え~るぅ~~」プルプルプルプル
恭介「……っ」
恭介(彼らに悪気はない。それは分かっているけど……)
恭介(自分では弾くことの出来ない曲を……聴くだけなんて)
恭介(…………)
♪~ ♪~ ♪~
―――――――
―――――
―――
恭介「それじゃありがとね、みんな」
さやか「まどか達は先帰っててよ」
まどか「いいの? 後かたづけ手伝わなくて?」
さやか「うん、元はと言えばさ、あたしが無理いった訳だし」
首領パッチ「じゃあなモヤシ野郎、精進しろよ」
天の助「渡したところてんギフトセット、残さず食うんだぞ?」
恭介「か、考えておくよ。それじゃあね」
まどか「二人とも、バイバーイ」手フリフリ
さやか「……いっちゃったね」
恭介「……うん」
さやか「それにしてもとことん散らかしちゃって……。すぐに片づけるよ」
恭介「手伝おうか?」
さやか「無理言わないの。病人に鞭打つことなんて、さやかちゃんには出来ませんて」
恭介「いつも……ありがとう」
さやか「いいよいいよ。それにしても、天の助の奴中々やるね」
恭介「あの防音の技かい?」
さやか「そうそう、全く看護師さんにバレなかったよ。これなら次もスピーカーで聴けるかもね」
恭介「……っ」
さやか「早くリハビリ終わらせて、一緒に学校行こうよ! みんな恭介のこと待っているよ」
さやか「早く復帰しなきゃバイオリンだってライバルに先を越されるかもしれないし」
恭介(…………)
さやか「やっぱさ、すぐにバイオリニストに復帰するにはイメージトレーニングとかも必要と思うんだよね……だかr」
恭介「さやかはさぁ……僕を苛めてるのかい……?」
さやか「え……?」
恭介「どうして今でもまだ、僕に音楽を聴かせるんだ。嫌がらせのつもりなの……?」
さやか「それは、だって恭介、音楽好きだから……」
恭介「もう……聴きたくなんかないんだよッ!!」ブン!
CD<ガシャアアーーン!!
さやか「きょ、恭介!」
恭介「自分ではもう弾けない曲を、何も出来ず聴いてるだけだなんて!」
恭介「僕は……! 僕は!」グシャッ
CD<ゴシャッ! バキィ!
さやか「恭介、止めて! 手が……!」バッ
恭介「さわらないでくれッ!」バッ
恭介「動かないんだよ……もう、痛みさえも感じない。こんな手なんてっ……!」
恭介「医者がさ、諦めろって……! 現代の医学じゃ無理だって……!」
さやか「恭介……」
さやか(そ、そんな……。あたし、そのことを知らずに……恭介に……恭介に……!)
恭介「僕の手はもう二度と動かない……。奇跡か、魔法でも起こらない限り絶対に……」
さやか(恭介……)
さやか「……」
さやか「あるよ……」
恭介「……え?」
さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ」
さやか<そうでしょ……キュゥべえ?>
QB<……その通りさ、美樹さやか>
~ホスピタル 廊下~
天の助「あ」
まどか「どうしたの、天の助君?」
天の助「あっちゃー、この『ところてん握力ボール』渡すの忘れてたぜ」つ『ところてん握力ボール』 プルルン
まどか「うわ、何その不快な球体……」
天の助「弾力があり、喉ごし爽やか! リハビリにもってこいのところてんグッズだ」
首領パッチ「そんなものよりも、俺の『ハジケボール』の方が!」つウニ
まどか「どう見てもウニじゃん! そんなの握ったら血塗れになっちゃうよ!!」
天の助「これ、恭介の野郎に渡してくるから、先帰っててくれ」タッタッタ
まどか「行っちゃった……」
首領パッチ「んじゃ、帰るか」
まどか「うん、そだね」
天の助「ついでに、ぬのパジャマもおまけに付けてやるか。きっとあいつ大喜びするだろうな~」ヌフフフフ
天の助「ぬ~ん、罪作りな食品<おとこ>だね、俺は! ……ん?」
さやか「 」タッタッタ
天の助「さやかじゃん。どこ行くんだアイツ? あっちは屋上だぞ……」
天の助「さては、恭介の野郎と一悶着あったな。恋の悩みと言えば俺様、プルプルキューピッドの出番だぜ!」
天の助「気づかれねーように尾行すっか」タッタッタ
~町中~
マミ「 ! この感じ……」
ボーボボ「どうしたマミ?」
ほむら「気づいたのね、巴マミ」スタッ
マミ「あ、暁美さん、いつの間に……」
ボーボボ「ほむ田天功!」
ほむら「て、天功? そ、そんなことよりも、魔女が発生したわ。それもかなり近い」
マミ「ええ、私も今気づいたところ。すぐに向かわなきゃ!」
QB<場所は西の工業地帯の倉庫だよ、マミ>
マミ<キュゥべえ! 一体どこにいたの!?>
QB<今はギリギリテレパシー圏内にいるよ。僕は用事があって行けないけど、早く向かった方がいいんじゃないかい?>
マミ<あなたには色々と聞きたいことがたくさんあるけれど……、分かったわ、すぐに行く>
マミ「場所は西の工業地帯の倉庫よ! 行きましょう、ボーボボさん」
ボーボボ「ああ」
ほむら「待って、私も一緒に行くわ」
マミ「え!? あなたが?」
ほむら「いけなかったかしら?」
ボーボボ「ほむほむが仲間になりたそうな目でこちらを見ている!」
マミ「いえ、とんでもない! とても心強いわ!」
ほむら(まだ巴マミから目を離す訳にはいかない)
ほむら(お菓子の魔女は乗り越えたけど、未だに彼女に因果が絡みついているかもしれない)
ほむら(美樹さやかの魔法少女化も気になるけど……。今回は巴マミが死んでないし、おそらく契約する確率も低いはず)
ほむら(今は巴マミだけに注意して行動する)
ボーボボ「ほむほむが仲間になった!」
ほむら「さあ、行きましょう」
マミ「ええ!」
ボーボボ「霜降り肉を五個費やしただけあったぜ! これでデスタムーアの材料がそろった!」
ほむら(こいつには未だに慣れないわ……)
~町中~
まどか「……あれ?」
首領パッチ「ん、どうした?」
まどか「あそこにいるのって仁美ちゃんだよね?」
仁美「 」フラフラ~
まどか「今日はお稽古のはずなのに……どうしたんだろ」
首領パッチ「分かった、アイツ不良デビューしたんだ! スケバン刑事に触発されたんだ!」
仁美『おい、ビックリマンシールあるだけ出せや』
まどか「そんなわけないでしょ! ていうか、何その歪んだ不良像!?」
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