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元スレモバP「いつの間にか、キュートアイドルのプロデューサーになっていた件」
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-居酒屋(夜)-
楓「うふふ、プロデューサー、飲んでますか~!」
P「飲んでます、飲んでますから!ちょっと、近いですよ楓さん!あと、さりげなくコップにビール注ぐのやめてください!」
楓「まぁまぁ、そういわずに。美優さんがもうダウンしちゃって……」トクトク
P「ダウンさせたのはあなたでしょうが。……美優さん、無理しなくていいですからね。きつかったら、送っていきますので……」
美優「す、すみません、プロデューサーさん……少し、休めば……楽に……うぅ」
ちひろ「もう、皆さん飲み過ぎですよ!……それはそれとして、二日酔いに利くエナドリを作ってみたのですが、いかがですか、Pさん?」
P「い、いただいておきます。ついでに、ウーロン茶か何か挟みたいのですが……」
服部「プロデューサーさん。次は焼酎にする?それともハイボール?」
P「あの、ウーロン茶……」
服部「ウーロンハイね」
P(……意地でもアルコールから逃がさないつもりだ……)
楓「うふふ、プロデューサー、飲んでますか~!」
P「飲んでます、飲んでますから!ちょっと、近いですよ楓さん!あと、さりげなくコップにビール注ぐのやめてください!」
楓「まぁまぁ、そういわずに。美優さんがもうダウンしちゃって……」トクトク
P「ダウンさせたのはあなたでしょうが。……美優さん、無理しなくていいですからね。きつかったら、送っていきますので……」
美優「す、すみません、プロデューサーさん……少し、休めば……楽に……うぅ」
ちひろ「もう、皆さん飲み過ぎですよ!……それはそれとして、二日酔いに利くエナドリを作ってみたのですが、いかがですか、Pさん?」
P「い、いただいておきます。ついでに、ウーロン茶か何か挟みたいのですが……」
服部「プロデューサーさん。次は焼酎にする?それともハイボール?」
P「あの、ウーロン茶……」
服部「ウーロンハイね」
P(……意地でもアルコールから逃がさないつもりだ……)
服部「まぁ、でも、まだまだプロデューサーさんも余裕そうだし、ここは日本酒あたりでいいかしら」
P「いや、それなら、まだ……ウーロンハイの方が……」
和久井「……」
和久井「ほろよいの、私でも良いわよ。なんて」ボソ
P「え?良いんですか?」
和久井「な!いや、あの……」アワワ
P「じゃあ、ほろよいのカシスオレンジで。まだ、日本酒とかに比べれば全然いいですよね。ほろよい」
和久井「……すみません、この人にこの店で一番度数きつめのお酒を……」
P「えぇ!!?」
P「いや、それなら、まだ……ウーロンハイの方が……」
和久井「……」
和久井「ほろよいの、私でも良いわよ。なんて」ボソ
P「え?良いんですか?」
和久井「な!いや、あの……」アワワ
P「じゃあ、ほろよいのカシスオレンジで。まだ、日本酒とかに比べれば全然いいですよね。ほろよい」
和久井「……すみません、この人にこの店で一番度数きつめのお酒を……」
P「えぇ!!?」
楓「じゃあ私は、日本酒のお湯割りを、二本にしゅ……うふふ」
ちひろ「あぁ、今のオーダー、一本で大丈夫です。後、私は、ウーロン茶で」
P「え!?ずるいですよちひろさん!」
ちひろ「誰かが抑えないと大変なことになりますから。何なら、プロデューサーさんが倒れちゃったら、膝枕で介抱してあげますよ?ふふ」
P「……言いましたね?もう知りませんよ、ちひろさんの柔らかい膝枕で介抱してもらいますよ!」
和久井「……セクハラ」
服部「どうせ膝枕するなら留美がやるって?」
和久井「そうよ。私の膝なら365日……って、何を言わせるのよ」
楓「本日4度目の、カンパーイ!うふふ」
ちひろ「あぁ、今のオーダー、一本で大丈夫です。後、私は、ウーロン茶で」
P「え!?ずるいですよちひろさん!」
ちひろ「誰かが抑えないと大変なことになりますから。何なら、プロデューサーさんが倒れちゃったら、膝枕で介抱してあげますよ?ふふ」
P「……言いましたね?もう知りませんよ、ちひろさんの柔らかい膝枕で介抱してもらいますよ!」
和久井「……セクハラ」
服部「どうせ膝枕するなら留美がやるって?」
和久井「そうよ。私の膝なら365日……って、何を言わせるのよ」
楓「本日4度目の、カンパーイ!うふふ」
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チュンチュン,チュンチュン
P「……っは!」
P「今何時だ!っていうか、ここはどこだ!」
P(……って、なんだ、俺の部屋か……いつの間に家に帰ったんだ……)
P「あれ、俺の部屋って、こんなに物がなかったかな……まぁ良いや、時間がない!さっさと事務所に行かないと!」
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チュンチュン,チュンチュン
P「……っは!」
P「今何時だ!っていうか、ここはどこだ!」
P(……って、なんだ、俺の部屋か……いつの間に家に帰ったんだ……)
P「あれ、俺の部屋って、こんなに物がなかったかな……まぁ良いや、時間がない!さっさと事務所に行かないと!」
-事務所前-
P「うー頭痛い……昨日の記憶が後半ほとんどないぞ……」
P(流石に、羽目を外し過ぎた。いや、外され過ぎたというべきか……)
P「やばいやばい、スケジュールが……今日は凛たちのレッスンに美優さんの撮影に……うちのクールなアイドルたちは時間にうるさいからな、楓さん以外」
P「待ってなければ良いんだけど……」
ガチャ
P「おはようございます!」
ちひろ「え?ぁ、お、おはよう、ございます」
P「おはようございます、ちひろさん。大丈夫ですか、体調とか。何だか、俺はまだ頭が痛くて……」
ちひろ「え……えっと……」
P「やっぱり平日に楓さんたちと飲みに行くのは無謀すぎましたね。次の日休みの日にしないと……」
ちひろ「……」
ちひろ「あ、あの……」
ガチャ
卯月「お、おはよう、ございます」
P「おう、おはよう!……?」
P(……だ、誰っ!?)
P「うー頭痛い……昨日の記憶が後半ほとんどないぞ……」
P(流石に、羽目を外し過ぎた。いや、外され過ぎたというべきか……)
P「やばいやばい、スケジュールが……今日は凛たちのレッスンに美優さんの撮影に……うちのクールなアイドルたちは時間にうるさいからな、楓さん以外」
P「待ってなければ良いんだけど……」
ガチャ
P「おはようございます!」
ちひろ「え?ぁ、お、おはよう、ございます」
P「おはようございます、ちひろさん。大丈夫ですか、体調とか。何だか、俺はまだ頭が痛くて……」
ちひろ「え……えっと……」
P「やっぱり平日に楓さんたちと飲みに行くのは無謀すぎましたね。次の日休みの日にしないと……」
ちひろ「……」
ちひろ「あ、あの……」
ガチャ
卯月「お、おはよう、ございます」
P「おう、おはよう!……?」
P(……だ、誰っ!?)
卯月「……今日もよろしくお願いします」
P「あ、ああ……」
P(歳は、高校生くらいだろう。少し、暗い顔をした少女が事務所に入ってきた)
P(こんな子が来る予定あったっけか?……落ち着け、落ち着けよ、昨日飲み過ぎて、何か忘れてる、のか……?)
卯月「……」
P(ソファに座るべきか、俺と話すべきか、何か、迷っている風にそわそわする少女。こんな可愛くてキュートな感じのオーラを持った子は、うちの事務所にはいないはずだ)
P(スカウトか、オーディションをしたんだっけか……いや、ただでさえ忙しかったのに、そんなこと、してる余裕は……)
ちひろ「あ、あのぉ、プロデューサーさん。今日のスケジュール、なんですが……」
P「はい、えーっと、確か、トライアドプリムスのレッスンに、美優さんたちの撮影会に……」
ちひろ「え?」
P「ん?」
ちひろ「……あの、昨日は、その、卯月ちゃんのレッスンをするっておっしゃてましたが……」
P「え?」
ちひろ「後、その、とらい?なんとかさんや美優さん、という方は、この事務所には所属しておりませんが……」
P「」
P「あ、ああ……」
P(歳は、高校生くらいだろう。少し、暗い顔をした少女が事務所に入ってきた)
P(こんな子が来る予定あったっけか?……落ち着け、落ち着けよ、昨日飲み過ぎて、何か忘れてる、のか……?)
卯月「……」
P(ソファに座るべきか、俺と話すべきか、何か、迷っている風にそわそわする少女。こんな可愛くてキュートな感じのオーラを持った子は、うちの事務所にはいないはずだ)
P(スカウトか、オーディションをしたんだっけか……いや、ただでさえ忙しかったのに、そんなこと、してる余裕は……)
ちひろ「あ、あのぉ、プロデューサーさん。今日のスケジュール、なんですが……」
P「はい、えーっと、確か、トライアドプリムスのレッスンに、美優さんたちの撮影会に……」
ちひろ「え?」
P「ん?」
ちひろ「……あの、昨日は、その、卯月ちゃんのレッスンをするっておっしゃてましたが……」
P「え?」
ちひろ「後、その、とらい?なんとかさんや美優さん、という方は、この事務所には所属しておりませんが……」
P「」
P(……ど、どういうことだ?ちひろさん。そんな性質の悪い冗談……)
P(……あ!まさか、そういうことか!?)
P「あ、あはは!いや、すみません!どうにも昨日飲みすぎてしまったらしくて……記憶が曖昧で」
ちひろ「え、あ、そ、そうなん、ですね」
卯月「……」
P(この、何ともよそよそしい対応に、知らないキュートアイドル、つまりこれってあれだろ)
P(ジャパニーズDOKKIRIだろ?)
P(……あ!まさか、そういうことか!?)
P「あ、あはは!いや、すみません!どうにも昨日飲みすぎてしまったらしくて……記憶が曖昧で」
ちひろ「え、あ、そ、そうなん、ですね」
卯月「……」
P(この、何ともよそよそしい対応に、知らないキュートアイドル、つまりこれってあれだろ)
P(ジャパニーズDOKKIRIだろ?)
P(昨日飲んでたときに、企んでたんだろうな、きっと。……ただ慌てふためくだけじゃ面白くないな……ここは……)
P「いやぁ、どうもすみません。それじゃあ、行こうか、卯月、ちゃん!」
卯月「え?……は、はい」
P(逆に対応して、あいつらの慌てる顔を見てやるとするか、くくく)
ガチャ、バタン
ちひろ「……プロデューサーさん、何だか、様子が…………」
ちひろ(でも、いつもよりずっと……)
P「いやぁ、どうもすみません。それじゃあ、行こうか、卯月、ちゃん!」
卯月「え?……は、はい」
P(逆に対応して、あいつらの慌てる顔を見てやるとするか、くくく)
ガチャ、バタン
ちひろ「……プロデューサーさん、何だか、様子が…………」
ちひろ(でも、いつもよりずっと……)
-レッスン場-
P「結局、こんなところまで来てしまった……」
P(いつ種明かししてくれるんだろうかとずっと待っていたが、まだ、どこかでモニターしてるのか?)
卯月「っは、っは」タンタタン
P(普通にレッスン見てあげてるんだけど……)
P「結局、こんなところまで来てしまった……」
P(いつ種明かししてくれるんだろうかとずっと待っていたが、まだ、どこかでモニターしてるのか?)
卯月「っは、っは」タンタタン
P(普通にレッスン見てあげてるんだけど……)
P(それにしても)
P「卯月ちゃん、そこのステップ足を開きすぎで動きにくくないか?もっと、こう、こんな感じで」タンタタン
卯月「え?……は、はい!」タンタタン
P「そうそう、上手いぞ」
P(普通に、素質あるよなぁこの子……いや、普通どころか、かなり良い……さっき言ったところも、意識してすぐに対応してるし……)
卯月「「今さら」なんてない~♪」
P(ただ……)
P(全然、笑わないんだよなぁ)
P「卯月ちゃん、そこのステップ足を開きすぎで動きにくくないか?もっと、こう、こんな感じで」タンタタン
卯月「え?……は、はい!」タンタタン
P「そうそう、上手いぞ」
P(普通に、素質あるよなぁこの子……いや、普通どころか、かなり良い……さっき言ったところも、意識してすぐに対応してるし……)
卯月「「今さら」なんてない~♪」
P(ただ……)
P(全然、笑わないんだよなぁ)
P(スマイリングって曲なのに、笑顔なしとはこれいかに)
~♪……プツ
卯月「はぁ……はぁ……」
P「……なぁ、卯月ちゃん、歌ったりしてるときに、笑顔とかって出せるかな」
卯月「……え」ビクッ
P(あ、あれ、俺、可笑しなこと言ったか?)
P「いや、ほら、表情が硬いとお客さんも固くなっちゃうからさ、出来るだけ練習でも笑顔は作れるようにした方が良いよ」
卯月「で、でも、いつもは……」
P(いつも?)「まぁ、お客さんが居ないレッスンスタジオで笑うっていっても、中々難しいとは思うけども、折角卯月ちゃんは歌もダンスも上手なんだから、勿体ないなって」
卯月「……でも」
P「ん?」
卯月「でも、私が振り付けを失敗したら」
P「うん」
卯月「「何笑ってるんだ。失敗したのがおかしいかって」言います、よね……」
P「え、いや、そんなことは言わないぞ。多少失敗したって、楽しそうな方がよっぽど良いと俺は思うがなぁ」
卯月「……」
P(うーん、さっきから、どうも会話が嚙み合ってないというか)
P(まるで、いつも俺が叱ってたみたいな……)
卯月「あの、もう一度、はじめからレッスンを、お願いします」
~♪……プツ
卯月「はぁ……はぁ……」
P「……なぁ、卯月ちゃん、歌ったりしてるときに、笑顔とかって出せるかな」
卯月「……え」ビクッ
P(あ、あれ、俺、可笑しなこと言ったか?)
P「いや、ほら、表情が硬いとお客さんも固くなっちゃうからさ、出来るだけ練習でも笑顔は作れるようにした方が良いよ」
卯月「で、でも、いつもは……」
P(いつも?)「まぁ、お客さんが居ないレッスンスタジオで笑うっていっても、中々難しいとは思うけども、折角卯月ちゃんは歌もダンスも上手なんだから、勿体ないなって」
卯月「……でも」
P「ん?」
卯月「でも、私が振り付けを失敗したら」
P「うん」
卯月「「何笑ってるんだ。失敗したのがおかしいかって」言います、よね……」
P「え、いや、そんなことは言わないぞ。多少失敗したって、楽しそうな方がよっぽど良いと俺は思うがなぁ」
卯月「……」
P(うーん、さっきから、どうも会話が嚙み合ってないというか)
P(まるで、いつも俺が叱ってたみたいな……)
卯月「あの、もう一度、はじめからレッスンを、お願いします」
-事務所-
P「ふぅ」ガチャ
P「結局、ちひろさんたちのネタばらしもなく、卯月のレッスンを見てしまった……」
P(歌やダンスは良くなったが、やっぱり最後まで、自然な笑顔は見れなかったなぁ)
P「ちひろさんは……帰ったのか?とりあえず、みんなのスケジュールの確認を……ん?」カタカタ
P(何だ、パスワードは同じだったのにフォルダや入ってる資料が、全部違う!?)
P(まるで俺のパソコンじゃないみたいだ……)カタカタ
P(スケジュール……島村卯月……輿水幸子……佐久間まゆ……?なんだこれ、俺の担当アイドルのデータがすり替わってる!?)
P「しかも、うわ、スケジュール、ほとんど埋まってないじゃないか。それにしたって、どっきりでここまでするなんておかしいぞ……」
?「……ぐす……すん」ガチャ
P(あれ、まだ誰か残っていたのか?女子トイレから出てきたみたいだが……)
?「あ……」ビク
P「あー、おかえり?いや、俺があとから来たから、ただいま?」
幸子「……戻って、いたんですね」
P「ふぅ」ガチャ
P「結局、ちひろさんたちのネタばらしもなく、卯月のレッスンを見てしまった……」
P(歌やダンスは良くなったが、やっぱり最後まで、自然な笑顔は見れなかったなぁ)
P「ちひろさんは……帰ったのか?とりあえず、みんなのスケジュールの確認を……ん?」カタカタ
P(何だ、パスワードは同じだったのにフォルダや入ってる資料が、全部違う!?)
P(まるで俺のパソコンじゃないみたいだ……)カタカタ
P(スケジュール……島村卯月……輿水幸子……佐久間まゆ……?なんだこれ、俺の担当アイドルのデータがすり替わってる!?)
P「しかも、うわ、スケジュール、ほとんど埋まってないじゃないか。それにしたって、どっきりでここまでするなんておかしいぞ……」
?「……ぐす……すん」ガチャ
P(あれ、まだ誰か残っていたのか?女子トイレから出てきたみたいだが……)
?「あ……」ビク
P「あー、おかえり?いや、俺があとから来たから、ただいま?」
幸子「……戻って、いたんですね」
P(この子は確か……輿水幸子って子だな。さっきみたデータでは、あまり評価が高くなかったなぁ)
P「えっと、どうしたんだ、何かあったのか」
幸子「…………ご、ゴメンナサイ、ボ、じゃなくて、ワタシ……」
P(身体を震わせている彼女の瞳は赤く腫れている、それに、気の毒なくらい顔を青くして………)
P「……まぁ、座って。そうだ、ココアでも飲むか?」
幸子「……」
P「えっと、どうしたんだ、何かあったのか」
幸子「…………ご、ゴメンナサイ、ボ、じゃなくて、ワタシ……」
P(身体を震わせている彼女の瞳は赤く腫れている、それに、気の毒なくらい顔を青くして………)
P「……まぁ、座って。そうだ、ココアでも飲むか?」
幸子「……」
P「すまん、ココアはなかった。アイスティーしかなかったけど、いいかな」
P(おかしいなぁ、いつも常備してたはずなのに)
幸子「……あ、ありがとう、ございます」
P「それで、どうしたんだ。今日は何かあったのか?」
幸子「…………」
P「……」
幸子「きょ、今日、プロデューサーから受けろと言われていた、お、オーディション、落ちて、しまいました……」
幸子「もしも、あの、受からなければ、ボ……ワタシは、もう……」
P「あぁ、なんだ、そんなことか」
幸子「え?」
P「落ちたら、次頑張ればいい。今日いっぱい泣いた分は、きっとキミの力になる。……次は頑張ろう」ナデ
幸子「……!?」
幸子「い、良いんですか?事務所を、や、辞めなくても」
P(事務所を辞める?)「そんなことする必要ないだろ。というより、今日は俺も卯月ちゃんのレッスンにつきっきりで、オーディションに一緒に行けなかったしな、すまなかった……」
幸子「……お、オーディションを一緒に?」
P「あぁ、可愛い、え~幸子、ちゃんの姿を見損なったよ」
幸子「カワイイって……か、からかっているんですか?」
P「え?いや、そんなことないぞ。本当に、申し訳なかったと思ってる」
幸子「……」
P(おかしいなぁ、いつも常備してたはずなのに)
幸子「……あ、ありがとう、ございます」
P「それで、どうしたんだ。今日は何かあったのか?」
幸子「…………」
P「……」
幸子「きょ、今日、プロデューサーから受けろと言われていた、お、オーディション、落ちて、しまいました……」
幸子「もしも、あの、受からなければ、ボ……ワタシは、もう……」
P「あぁ、なんだ、そんなことか」
幸子「え?」
P「落ちたら、次頑張ればいい。今日いっぱい泣いた分は、きっとキミの力になる。……次は頑張ろう」ナデ
幸子「……!?」
幸子「い、良いんですか?事務所を、や、辞めなくても」
P(事務所を辞める?)「そんなことする必要ないだろ。というより、今日は俺も卯月ちゃんのレッスンにつきっきりで、オーディションに一緒に行けなかったしな、すまなかった……」
幸子「……お、オーディションを一緒に?」
P「あぁ、可愛い、え~幸子、ちゃんの姿を見損なったよ」
幸子「カワイイって……か、からかっているんですか?」
P「え?いや、そんなことないぞ。本当に、申し訳なかったと思ってる」
幸子「……」
幸子「ボクが、カワイイ、ですか?」
P「ん?まぁ、そうだな、睫毛も長いし、たれ目もキュートだし、所作から礼儀正しさもうかがえるし……」
幸子「そうですか……そうですよね」
幸子「そうなんですよ!ボクは、カワイイんですよ!」ニコ
P(お!)
幸子「いつも、オーディションはあとちょっととのところで落ちてしまいますが、それはこの超新星のボクの放つ輝きに審査員の皆さんが眩しすぎてくらんでしまうからなんですよ!」
P「そうだな、審査員も見る目がない」
幸子「え……えぇそうなんですよ!……あの」
P「ん?」
幸子「その、いつもみたいに、怒らないのでしょうか?ボクって言ったり、あの、自分でカワイイって言ったり……」
P(……)
P「怒らないよ。そういう自信を持って自分を出せる姿が、俺はすごく良いなって思ったから」
幸子「そ、そうなん、ですか!?」
P「うん」
幸子「ふ、ふふふ、そうですか!!」
P(ぴんと、自分の髪の跳ねたところをいじってにやつく幸子)
P(彼女もまた、卯月と同じで、「俺」が担当している、アイドル、か)
P「ん?まぁ、そうだな、睫毛も長いし、たれ目もキュートだし、所作から礼儀正しさもうかがえるし……」
幸子「そうですか……そうですよね」
幸子「そうなんですよ!ボクは、カワイイんですよ!」ニコ
P(お!)
幸子「いつも、オーディションはあとちょっととのところで落ちてしまいますが、それはこの超新星のボクの放つ輝きに審査員の皆さんが眩しすぎてくらんでしまうからなんですよ!」
P「そうだな、審査員も見る目がない」
幸子「え……えぇそうなんですよ!……あの」
P「ん?」
幸子「その、いつもみたいに、怒らないのでしょうか?ボクって言ったり、あの、自分でカワイイって言ったり……」
P(……)
P「怒らないよ。そういう自信を持って自分を出せる姿が、俺はすごく良いなって思ったから」
幸子「そ、そうなん、ですか!?」
P「うん」
幸子「ふ、ふふふ、そうですか!!」
P(ぴんと、自分の髪の跳ねたところをいじってにやつく幸子)
P(彼女もまた、卯月と同じで、「俺」が担当している、アイドル、か)
-車(夜)-
幸子「それで、ボクが黒板に完璧な計算式を書ききると~、先生が言うんですよ!ここはまだ習っていない難しい問題なのに良くとけましたね~って!!」
P「へー」
幸子「それくらい、ボクは頭もよくて、スポーツもできて、完璧なんですよ!」
P「そうなのかぁ」
幸子「そうなんです!それでですね!ボクが何故、頭が良くてカワイイと、言われるかについてなのですが!」
P(もう遅いからと、自宅へと幸子を送っている途中、彼女はまるで今まで抑圧されていた自分を吐き出すかのように喋りだした)
P(どれもこれも、微笑ましいエピソードばかりだが、聞く人によっては、あまりの自画自賛っぷりに嫌気がさしてしまうかもしれない)
幸子「つまり、地球の温暖化も、少子化問題も、、全部ボクがカワイイせいなんですよね!」
P「そうか、まぁ、確かに幸子は可愛いしな」
幸子「ふぇ!?そ、そうなん、です」
P(だが、自分で言うのならともかく、人に言われるのはまだ慣れていないのか、顔を赤くすると、膝の上に拳を押さえつけて黙ってしまった)
幸子「それで、ボクが黒板に完璧な計算式を書ききると~、先生が言うんですよ!ここはまだ習っていない難しい問題なのに良くとけましたね~って!!」
P「へー」
幸子「それくらい、ボクは頭もよくて、スポーツもできて、完璧なんですよ!」
P「そうなのかぁ」
幸子「そうなんです!それでですね!ボクが何故、頭が良くてカワイイと、言われるかについてなのですが!」
P(もう遅いからと、自宅へと幸子を送っている途中、彼女はまるで今まで抑圧されていた自分を吐き出すかのように喋りだした)
P(どれもこれも、微笑ましいエピソードばかりだが、聞く人によっては、あまりの自画自賛っぷりに嫌気がさしてしまうかもしれない)
幸子「つまり、地球の温暖化も、少子化問題も、、全部ボクがカワイイせいなんですよね!」
P「そうか、まぁ、確かに幸子は可愛いしな」
幸子「ふぇ!?そ、そうなん、です」
P(だが、自分で言うのならともかく、人に言われるのはまだ慣れていないのか、顔を赤くすると、膝の上に拳を押さえつけて黙ってしまった)
基本NTRはNGだけど、今回の場合は存分にヤっしまえと思う程CuPがクズ野郎っぽい
-自宅(夜)-
P「ふぅ」ドサ
P(島村卯月に、輿水幸子……俺の担当アイドル、か)
P(それに残っていたスケジュールには明日、佐久間まゆというアイドル候補生が事務所に来ると書かれていた)
P「ここまでの経過を見るに……もう、これはドッキリだとか、言ってられないレベルだよなぁ」
P(俺の部屋には、クールなあいつらの写真集やらCDやらでいっぱいだと思ったのだが……)
P(生活に必要なものが最低限そろえられているだけで、えらく殺風景な部屋になっていた)
P(昨日の夜に、何があったのか?これじゃ、まるで別世界に来てしまったかのような……)
P「別の世界?」
P「……まさかな」
P「ふぅ」ドサ
P(島村卯月に、輿水幸子……俺の担当アイドル、か)
P(それに残っていたスケジュールには明日、佐久間まゆというアイドル候補生が事務所に来ると書かれていた)
P「ここまでの経過を見るに……もう、これはドッキリだとか、言ってられないレベルだよなぁ」
P(俺の部屋には、クールなあいつらの写真集やらCDやらでいっぱいだと思ったのだが……)
P(生活に必要なものが最低限そろえられているだけで、えらく殺風景な部屋になっていた)
P(昨日の夜に、何があったのか?これじゃ、まるで別世界に来てしまったかのような……)
P「別の世界?」
P「……まさかな」
-事務所-
まゆ(……ここが新しい事務所……)
まゆ(読者モデルをしていた事務所がつぶれて、紹介されたけれど……)
まゆ(別に、まゆはアイドルになんて……興味ないのに……)
ガチャ
P「うわっと」ドン
まゆ「キャ!」
ガシ
P「とと、危ない危ない。大丈夫?」
まゆ「」キューン
まゆ(……ここが新しい事務所……)
まゆ(読者モデルをしていた事務所がつぶれて、紹介されたけれど……)
まゆ(別に、まゆはアイドルになんて……興味ないのに……)
ガチャ
P「うわっと」ドン
まゆ「キャ!」
ガシ
P「とと、危ない危ない。大丈夫?」
まゆ「」キューン
まゆ(誰かに愛されることには慣れていました)
まゆ(父も母も、同じ学校の子たちからも、可愛いと言われ、前の事務所でも大切に扱われていたことがわかってましたから)
まゆ(けれど、まゆは一度もその人たちを愛したことはなかった……)
まゆ(きっと、その人たちが死んでも、まゆは、何とも思わないほどに、どこか冷めていた。なのに)
P「おーい、大丈夫か?」
まゆ「はぅ!!」ビシャーン!
まゆ(こ、この稲妻が走ったかのような衝撃!心臓が飛び出しそうなほどに脈を打ち、体中が熱く火照り燃え上がる)
まゆ(まゆは、きっとこの人に会うために生まれてきたのです!!)
まゆ(父も母も、同じ学校の子たちからも、可愛いと言われ、前の事務所でも大切に扱われていたことがわかってましたから)
まゆ(けれど、まゆは一度もその人たちを愛したことはなかった……)
まゆ(きっと、その人たちが死んでも、まゆは、何とも思わないほどに、どこか冷めていた。なのに)
P「おーい、大丈夫か?」
まゆ「はぅ!!」ビシャーン!
まゆ(こ、この稲妻が走ったかのような衝撃!心臓が飛び出しそうなほどに脈を打ち、体中が熱く火照り燃え上がる)
まゆ(まゆは、きっとこの人に会うために生まれてきたのです!!)
まゆ「ふ、ふふふふ」
P「!?」ビク
まゆ「あなたが、まゆのプロデューサーさんになる方ですね?」
P「え、ああ、そうだけど。もしかして、君は……」
まゆ「はい、佐久間まゆです。まゆはこれからプロデューサーさんと二人でトップアイドルになるんですよね、だって、二人の出会いは運命だから!」
P「え?ま、まぁトップアイドルを目指すのは間違いないが……まだ、そうだと決まったわけじゃ」
まゆ「うふふ、まゆのことたっぷり可愛がってくださいね?」
P(何か、押し切られてしまった……それにしても、これまた、キュートオーラ全開の子だなぁ)
P「!?」ビク
まゆ「あなたが、まゆのプロデューサーさんになる方ですね?」
P「え、ああ、そうだけど。もしかして、君は……」
まゆ「はい、佐久間まゆです。まゆはこれからプロデューサーさんと二人でトップアイドルになるんですよね、だって、二人の出会いは運命だから!」
P「え?ま、まぁトップアイドルを目指すのは間違いないが……まだ、そうだと決まったわけじゃ」
まゆ「うふふ、まゆのことたっぷり可愛がってくださいね?」
P(何か、押し切られてしまった……それにしても、これまた、キュートオーラ全開の子だなぁ)
まゆ(あぁ、きっと今、まさに、まゆは生まれたのです。誰かを愛するために、人として!)
幸子「ふふーん!ボクの方が先輩ですから、敬愛の念を込めて、カワイイ幸子ちゃんと呼んでもいいですよ!」
まゆ「はぁい、よろしくお願いしますねぇ、幸子ちゃん。まゆのことは、まゆって、読んでください」
幸子「カワイイが抜けていますが……まぁ良いでしょう!何か困ったらカワイイボクになんでも頼ってください、まゆさん!」
まゆ「はぁい」
卯月「……あの、よろしくお願いします。まゆちゃん」
まゆ「こちらこそ~」
P(あっという間に溶け込んでしまった。ていうか、彼女の持ってきた書類をよく見たら、彼女はうちのアイドル事務所じゃなくて、うちを通して346プロの読者モデル部門に行く予定なんじゃ……)
まゆ「まゆは、絶対にトップアイドルになるんですよ、絶対に……ふふふ」
P(よくわからんが、本人がやる気みたいだし良いか)「仲良くしてくれよな~みんな」
ちひろ「……」
まゆ「はぁい、よろしくお願いしますねぇ、幸子ちゃん。まゆのことは、まゆって、読んでください」
幸子「カワイイが抜けていますが……まぁ良いでしょう!何か困ったらカワイイボクになんでも頼ってください、まゆさん!」
まゆ「はぁい」
卯月「……あの、よろしくお願いします。まゆちゃん」
まゆ「こちらこそ~」
P(あっという間に溶け込んでしまった。ていうか、彼女の持ってきた書類をよく見たら、彼女はうちのアイドル事務所じゃなくて、うちを通して346プロの読者モデル部門に行く予定なんじゃ……)
まゆ「まゆは、絶対にトップアイドルになるんですよ、絶対に……ふふふ」
P(よくわからんが、本人がやる気みたいだし良いか)「仲良くしてくれよな~みんな」
ちひろ「……」
-レッスン場-
P「ほら、1、2、1、2……よし、休憩」
まゆ「あう……」ドサ
幸子「はぁはぁ、ど、どうでしたか、まゆさん!あ、アイドルというのも楽なものではないでしょう!」
まゆ「そ、そうですねぇ、結構、しんどいんですね……」ゼェゼェ
まゆ(こんなのじゃ、駄目。もっと、レッスンをつまなきゃ、もっと、もっと、もっと……)
P「まゆは初めてのレッスンなのに、ここまでついてきてすごいと思うぞ」
まゆ「本当ですかぁ!?」パッ
幸子「!?……ぼ、ボクはどうでしょうか!」
P「幸子は、そうだなぁ、自分の顔を気にしすぎてステップと歌がおざなりだな」
幸子「なぁ!?そ、そういわれてみれば……カワイイボクに、そんな弱点が……!」
P「ほら、1、2、1、2……よし、休憩」
まゆ「あう……」ドサ
幸子「はぁはぁ、ど、どうでしたか、まゆさん!あ、アイドルというのも楽なものではないでしょう!」
まゆ「そ、そうですねぇ、結構、しんどいんですね……」ゼェゼェ
まゆ(こんなのじゃ、駄目。もっと、レッスンをつまなきゃ、もっと、もっと、もっと……)
P「まゆは初めてのレッスンなのに、ここまでついてきてすごいと思うぞ」
まゆ「本当ですかぁ!?」パッ
幸子「!?……ぼ、ボクはどうでしょうか!」
P「幸子は、そうだなぁ、自分の顔を気にしすぎてステップと歌がおざなりだな」
幸子「なぁ!?そ、そういわれてみれば……カワイイボクに、そんな弱点が……!」
卯月「……」
P「卯月」
卯月「!は、はい」
P「今日は、昨日よりもダンスにキレがあって良かったぞ。歌も、よく間違えてたところが意識して直せてた。家でも、練習したんだな」
卯月「え、あ、わかるん、ですか?」
P「当たり前だろ。プロデューサーなんだから。でも、あんまり無理をすると身体を壊すから、無理だけはするなよ」
卯月「……はい!」ニコ
P(……お!)
P「じゃあ、後少し休憩したら再開するぞ。しっかり水分補給をするんだぞ」
3人「はーい」
P(……プロデューサーなんだから、か)
P「卯月」
卯月「!は、はい」
P「今日は、昨日よりもダンスにキレがあって良かったぞ。歌も、よく間違えてたところが意識して直せてた。家でも、練習したんだな」
卯月「え、あ、わかるん、ですか?」
P「当たり前だろ。プロデューサーなんだから。でも、あんまり無理をすると身体を壊すから、無理だけはするなよ」
卯月「……はい!」ニコ
P(……お!)
P「じゃあ、後少し休憩したら再開するぞ。しっかり水分補給をするんだぞ」
3人「はーい」
P(……プロデューサーなんだから、か)
元この世界にいたPはきっとクールのあのメンバーの押しの強さに困惑してるな
そして和久井さんなら婚姻届常時で迫ってるはず
そして和久井さんなら婚姻届常時で迫ってるはず
-1週間後-
幸子「ぷ、プロデューサーさん!初めてのお仕事が、どうして商店街のマスコットなんですか!これでは、顔は出ているとは言え、ボクのカワイイボディが見えないじゃないですか~!」
P「仕方がないだろう。まだ無名なんだから、仕事はなんだって引き受けるぞー。それに、歌も歌えるし良い方じゃないか」
卯月「歌は、商店街の応援ソング、ですよね」
まゆ「しかも、普通の通行人相手に……その、まゆたちに興味がない人に歌を聞いてもらうのは少しまゆにも抵抗が……」
P「まぁまぁ、はじめての仕事なんてそんなもんだ。それに、アイドルになったらもっと大勢の前で歌うことになるんだぞ。興味のない人が興味を持ってくれるような、そんな歌を披露してやってくれ」
卯月「……頑張ります!」
幸子「歌の事より、ボクが一番気にしているのは、どうして卯月さんはウサギ、まゆさんはたぬきで、ボクだけマンボウなんですか~!一人だけ魚類ですよ!!!」
P「それは、ほら、幸子のカワイイオーラを隠すためだろ」
幸子「ぼ、ボクのカワイイオーラ、ですか?」
P「そうだ、今日は3人の仕事なのに、幸子一人だけ目立ってしまうと困るから、あえて、二人より不細工な着ぐるみに扮することで、カワイイオーラを均等にしてるんだ」
幸子「そ、そうだったんですね。ふふん、ならしょうがないです!オーラなら仕方がないですね!」
P(ふぅ、最近幸子の扱い方がよくわかってきたぞ)
幸子「ぷ、プロデューサーさん!初めてのお仕事が、どうして商店街のマスコットなんですか!これでは、顔は出ているとは言え、ボクのカワイイボディが見えないじゃないですか~!」
P「仕方がないだろう。まだ無名なんだから、仕事はなんだって引き受けるぞー。それに、歌も歌えるし良い方じゃないか」
卯月「歌は、商店街の応援ソング、ですよね」
まゆ「しかも、普通の通行人相手に……その、まゆたちに興味がない人に歌を聞いてもらうのは少しまゆにも抵抗が……」
P「まぁまぁ、はじめての仕事なんてそんなもんだ。それに、アイドルになったらもっと大勢の前で歌うことになるんだぞ。興味のない人が興味を持ってくれるような、そんな歌を披露してやってくれ」
卯月「……頑張ります!」
幸子「歌の事より、ボクが一番気にしているのは、どうして卯月さんはウサギ、まゆさんはたぬきで、ボクだけマンボウなんですか~!一人だけ魚類ですよ!!!」
P「それは、ほら、幸子のカワイイオーラを隠すためだろ」
幸子「ぼ、ボクのカワイイオーラ、ですか?」
P「そうだ、今日は3人の仕事なのに、幸子一人だけ目立ってしまうと困るから、あえて、二人より不細工な着ぐるみに扮することで、カワイイオーラを均等にしてるんだ」
幸子「そ、そうだったんですね。ふふん、ならしょうがないです!オーラなら仕方がないですね!」
P(ふぅ、最近幸子の扱い方がよくわかってきたぞ)
-お仕事終了(夕方)-
幸子「つ、疲れました……」
卯月「あんまり、歌は聞いてもらえなかったですね……みんなこちらを見向きもしないで……」
まゆ「……子供には大人気でしたけどねぇ」
幸子「二人はまだ良い方ですよ。ボクなんて、なぜかお爺さんやお婆さんばかり集まってきて……」
P「みんなお疲れ様。ほら、飲み物買ってきたぞ」
卯月「あ!ありがとうございます!」ニコ
まゆ「プロデューサーさんもお疲れ様です、今日はずっとつきっきりで……」
P「まぁ、俺はほとんど見てただけだけどな」
まゆ「でも、居てくださっただけで、まゆはやる気が出ましたよぉ?それに、安心できました」
P「はは、そうか。じゃあ、みんな今日は頑張ったから、初仕事の記念に、どっか食べに行くか。もちろん奢るぞ」
幸子「本当ですか!ではカワイイボクに奢れるなんて、プロデューサーもラッキーですね♪」
P「あんまり、高いところは、その、勘弁してくれよ」
まゆ「まゆは、プロデューサーと一緒にご飯を食べられるなら何だっていいですよぉ」
卯月「……えへへ……楽しいなぁ」
幸子「つ、疲れました……」
卯月「あんまり、歌は聞いてもらえなかったですね……みんなこちらを見向きもしないで……」
まゆ「……子供には大人気でしたけどねぇ」
幸子「二人はまだ良い方ですよ。ボクなんて、なぜかお爺さんやお婆さんばかり集まってきて……」
P「みんなお疲れ様。ほら、飲み物買ってきたぞ」
卯月「あ!ありがとうございます!」ニコ
まゆ「プロデューサーさんもお疲れ様です、今日はずっとつきっきりで……」
P「まぁ、俺はほとんど見てただけだけどな」
まゆ「でも、居てくださっただけで、まゆはやる気が出ましたよぉ?それに、安心できました」
P「はは、そうか。じゃあ、みんな今日は頑張ったから、初仕事の記念に、どっか食べに行くか。もちろん奢るぞ」
幸子「本当ですか!ではカワイイボクに奢れるなんて、プロデューサーもラッキーですね♪」
P「あんまり、高いところは、その、勘弁してくれよ」
まゆ「まゆは、プロデューサーと一緒にご飯を食べられるなら何だっていいですよぉ」
卯月「……えへへ……楽しいなぁ」
-事務所(次の日)-
ガチャ
卯月「おはようございます!」
P「おう、おはよう、卯月」
ちひろ「おはようございます、卯月ちゃん」
卯月「おはようございます!プロデューサーさん!ちひろさん!」
幸子「おはようございます!卯月さん!見てくださいよこれ!」
卯月「え?何ですか、これ、手紙?」
幸子「ファンレターですよ!ファンレター!カワイイボクあてにファンレターが届いたんですよ」
卯月「えぇ!?す、すごいね!幸子ちゃん!」
幸子「フフーン!まぁ、カワイイボクなら当然ですけど!実は卯月さんにも届いてるんですよ!」
卯月「本当ですか!?わぁ!」
キャキャ
ちひろ「最近、事務所の雰囲気変わりましたね」
P「え?えーっと、そうですか?」ドキ
ちひろ「はい、とても、明るくなった気がします」
P「そ、そうですね。卯月も笑顔を見せるようになってくれたし、幸子もまぁ、幸子ですし」
ちひろ「……私からすれば、一番変わったのは、プロデューサーさんなんですけどね」
P「え!?」ドキ
ちひろ「……あの、プロデューサーさん。実は、前から思っていたんですが……」
P「……」ドキドキ
ガチャ
卯月「おはようございます!」
P「おう、おはよう、卯月」
ちひろ「おはようございます、卯月ちゃん」
卯月「おはようございます!プロデューサーさん!ちひろさん!」
幸子「おはようございます!卯月さん!見てくださいよこれ!」
卯月「え?何ですか、これ、手紙?」
幸子「ファンレターですよ!ファンレター!カワイイボクあてにファンレターが届いたんですよ」
卯月「えぇ!?す、すごいね!幸子ちゃん!」
幸子「フフーン!まぁ、カワイイボクなら当然ですけど!実は卯月さんにも届いてるんですよ!」
卯月「本当ですか!?わぁ!」
キャキャ
ちひろ「最近、事務所の雰囲気変わりましたね」
P「え?えーっと、そうですか?」ドキ
ちひろ「はい、とても、明るくなった気がします」
P「そ、そうですね。卯月も笑顔を見せるようになってくれたし、幸子もまぁ、幸子ですし」
ちひろ「……私からすれば、一番変わったのは、プロデューサーさんなんですけどね」
P「え!?」ドキ
ちひろ「……あの、プロデューサーさん。実は、前から思っていたんですが……」
P「……」ドキドキ
ちひろ「もしかして、プロデューサーさんって、双子……何ですか?」
P「……へ?」
ちひろ「い、いえ!あの、こういってはなんですが、以前のプロデューサーさんは、もっとこう、冷たいというか、カミソリみたいな人で……」
P「は、はぁ」
ちひろ「最近、その!お仕事も頑張られてて、私の事も気にかけてくださってて……あ、あはは、そのすみません!変な事聞いてしまって」カァ
P「いえ、別に大丈夫ですよ、ただ、残念ながら双子ではないですね」
ちひろ「そ、そうですよね!でもそれだけ変わったと思ったので……もしかしたらと……」
P「はは、そうですか」
P(変わった、か)
ガチャ
まゆ「おはようございまぁす」フワァ
幸子「あ、おはようございます!見てくださいまゆさん!ほら!ファンレターですよ!ファンレター!」
卯月「まゆちゃんにも届いてるんです!はい!これ!」
まゆ「?これって……うふふ、そうですか……これは最高のファンレターですね。うふふふふ」
P(……まゆには気づかれてしまっているのかもしれないが……まぁみんな喜んでくれてよかった)
P「は、はぁ」
ちひろ「最近、その!お仕事も頑張られてて、私の事も気にかけてくださってて……あ、あはは、そのすみません!変な事聞いてしまって」カァ
P「いえ、別に大丈夫ですよ、ただ、残念ながら双子ではないですね」
ちひろ「そ、そうですよね!でもそれだけ変わったと思ったので……もしかしたらと……」
P「はは、そうですか」
P(変わった、か)
ガチャ
まゆ「おはようございまぁす」フワァ
幸子「あ、おはようございます!見てくださいまゆさん!ほら!ファンレターですよ!ファンレター!」
卯月「まゆちゃんにも届いてるんです!はい!これ!」
まゆ「?これって……うふふ、そうですか……これは最高のファンレターですね。うふふふふ」
P(……まゆには気づかれてしまっているのかもしれないが……まぁみんな喜んでくれてよかった)
この世界のちひろは可愛いことからチヒロットじゃなく千川さんだな!
エナスタドリを買わせたりガチャを催促させたり確率を弄る鬼!悪魔!チヒロット!じゃない綺麗な千川さんだ
エナスタドリを買わせたりガチャを催促させたり確率を弄る鬼!悪魔!チヒロット!じゃない綺麗な千川さんだ
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