私的良スレ書庫
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元スレQB「僕と契約して魔法少女になってよ!」 首領パッチ「ヒロインになれるのね!」3
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1スレ目:http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1307/13072/1307255457.html
前スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1313495570/
注意!
このスレは、「魔法少女まどか☆マギカ」と「ボボボーボ・ボーボボ」のクロスオーバーSSスレです。
まどマギ側のキャラ崩壊や、ボーボボ原作にはないオリジナルの奥義やギャグを多分に含みます。
それらに不快感をお持ちの方はご注意ください。
首領パッチ「3スレ目一番乗りはオレだぁーーーッ!!」ズサーー!
田楽マン「ふ、遅かったな」つ葉巻
首領パッチ「!?」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1330168873(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
前回までのあらすじ
田楽マン「まあ今回も私の作戦が上手くいったおかげ……って感じですかね?」
田楽マン「彼らは皆個性的ですからね(笑) それを一つの目標の為にまとめあげるのは苦労しましたよ」
田楽マン「美樹くんが戻ってくれてホッとしてます。何せ大切な仲間ですから」
田楽マン「あの瞬間は感動的でしたね……。皆が『田楽先生ありがとう!』って駆け寄ってくるんです。そこから勝利の胴上げ!」
田楽マン「常にトップとして采配を振るうことは勿論プレッシャーを感じますけど、やりがいがあります」
田楽マン「あ、もう取材終わりですか? あ、はい、最後に写真? カッコよく撮ってくださいね(笑)」
田楽マン「はい、この後もテレビ局からインタビューですよ。いやぁ、最近環境がガラッと変わってビックリしてます」
田楽マン「それではお疲れ様でしたー」
まどか「田ちゃん、ボーボボが話があるから来いって……」
田楽マン「ヒッ!?」
第十話 「もう誰もが頼りない」
~マミホーム~
さやか「ねぇねぇ、もう始めちゃおーよ」
ほむら「あなたの為に開いてるのよ? 少しは堪えなさい」
杏子「アタシも腹減ったし、そろそろ食いてぇ!」
マミ「もう、佐倉さんったら」クスクス
まどか「それじゃ、開会の言葉を……天の助君!」
天の助「えっ!? で、でも、俺こんなの司会なんてやったことないし~、上手く出来ないかも~…」モジモジ
首領パッチ「いいからさっさと始めろ」
天の助「仕方ねぇーな! コホンッ」イソイソ
天の助「えっと、司会をつとめさせて頂きます、ところ天の助でございます。この度は皆様、お忙しいところお集まり…」イソイソ
首領パッチ「『さやかお帰りパーティ』開幕じゃあああぁぁーーーーッッ!!」つマイク グイッ
全員『イエエエエエェェーーーーッ!!』
ガヤガヤ ワーイワイワイマールケンポウ
まどか「さやかちゃん、お帰りっ!」
ほむら「ほら、ぐいっといきなさい。主役でしょ」グイグイ
さやか「えへへ、何か照れるなぁ~!」つコーラ
ボーボボ「ビールと枝豆を一つずつ」
マミ「い、居酒屋じゃないんで…」
杏子「流石マミの料理! うまうまっ!」モグモグ
天の助「あ……、あぁ……!」ガクガク…
.
まどか(今、みんなでマミさんのお家に集まっています)
まどか(何をしているかというと、見ての通りさやかちゃんの『お帰りパーティ』!)
まどか(みんなで学校をサボってパーティなんて、なんだか新鮮っ!)ティヒヒ!
天の助(も、持っていきおった……。俺が積み上げてきたモノ、全部横から持っていきおった!)プルプル
天の助「首領パッチてめぇ!」ガバッ
首領パッチ「まあまあ、これで許してくれや」つダイヤモンド スッ
天の助「嘘、ダイヤモンド!? も、貰っていいのでございましょうか!?」
首領パッチ「これで文句ねーだろ?」
天の助「も、文句なんてそんな、へへへ…」つダイヤモンド
天の助(バカめ、首領パッチ! これで俺は大金持ち! こんなシケた町さっさとおさらばしてやるぜ)ククク…
天の助「あッ!? しまった、このダイヤ、MOTHER2のダイヤだ! トンズラ助ける為にしか使えん!!」つダイヤモンド ガガーーン!
首領パッチ「フッ、今頃気づいたか」
さやか「あんたらもバカやってないで、こっち来て食べよーよ」
さやか「にしても、マンションの一室にたくさん来たね……。結構ギュウギュウだよ」 ワイワイ>
まどか「みんな、さやかちゃんの為に頑張ってくれたんだよ!」 ガヤガヤ>
マミ「えっ!? ソフトンさんってソフトクリーム屋をしてるんですか!?」
ソフトン「ああ」
杏子「アタシもたまに手伝ってんだよ」
魚雷ガール「いい? 恋ってのはとにかくアタックよ! それはもう、相手の内臓を損傷させるくらい突っ込んで…」
仁美「な、なるほど…」
恭介「志筑さん、あんまりそれは信用しないほうが……」
ほむら「ちょ、それは私のクッキー…」
絶望君「クッキー! クッキー!」モグモグ
田楽マン「諦めな、お嬢ちゃん」モグモグ
KING鼻毛「Nーー、諸行無常だぜぇ!」モグモグ
ほむら「ていうか、何で私の周りはあなたたちなの!?」ホムーン!
さやか「……最後の方の奴らって何かしてくれたの?」
まどか「えっ!? あ、あの、うん、色々…。そう! 色々してくれたよっ!」
さやか「色々……そうなんだ……」
ほむら「さやか」ヌッ
さやか「うわっ、ビックリした!? いきなりどーしたの、ほむら」
ほむら「アイツらの近くは御免だから、こっちに来たわ。まどかもいるしね」
さやか「ああー、さいですか。で、あたしに何か用?」
ほむら「用があるに決まってるでしょ。魔女になってしまった時のことを詳しく知りたいの」
ボーボボ「それはあちきも知りたいでありんす」
さやか「ボーボボも?」
ほむら「当たり前でしょ。魔女から人間に戻ったのなんて、おそらくあなたが初めてなのよ。自分の稀少性を理解してる?」
ボーボボ「おまはんの話を聞けば、魔女化を防ぐヒントを見つけられるかも知れんばい」
ほむら「それに、魔女の精神状態や思考回路……。魔法少女の関係者なら大金を積んででも知りたいもの」
ボーボボ「その通りザマス」
さやか「そ、そっか……。てかさっきから何でボーボボのしゃべり方安定しないの?」
ボーボボ「……」
ボーボボ「キャラを立てようと……////」ポッ
さやか「まだ立てるつもりなの!? もう十分立ってるよ!!」サヤーン!?
ほむら「欲張りにも程があるわ!」ホムーン!?
さやか「う、うーーん……。あの時のことってホントに思い出せないんだよね」
さやか「何か自分じゃない何かが動いてたっていうか……」
首領パッチ「操られてた人間は皆そう言うんだよ」
さやか「でも、みんなの声はハッキリと聞こえたよ。それで嬉しくなって、体が熱くなって……、ガァーーーッてなって、ドオォーーンって感じ」
ほむら「致命的に語彙力が無いということだけが分かったわ」
さやか「な、何をーーう!」プンプン!
ボーボボ「つまりこういうことだな」スッ
<渋谷100人に聞いた! さやかの印象は?>
ほんとバカ …… 80人
青 …… 14人
「どこ見てんのよ」だけだったよね …… 匿名票3000人
さやか「何このアンケート!?」
ほむら「明らかに100人を越えている……」
まどか「コレ、ほとんど芸人の話してない?」
ほむら「収穫ナシか……。まあそんなものかもね」
ボーボボ「元に戻ったこと自体が奇跡だからな。もう一度出来るかどうか、確証は持てん」
さやか「え、そーなの?」
ボーボボ「ああ。アレは小さな奇跡が組み合わさって起きたものだ」
ボーボボ「『聖鼻毛領域』を完全に破壊されずに、結界を上塗りされたのが幸いした。そのおかげで皆の声がさやかに届きやすくなったんだからな」
さやか「へぇー……。そう考えると何だか怖くなってきたな……。魔女になってたとはいえ、みんなを殺そうとしてたんだし……」
ほむら「あら、さやかにしては繊細なことを言うじゃない」
さやか「どういう意味よ」
まどか「あっ! さやかちゃん!」
さやか「ん、何よ?」
まどか「ほ、ほらっ! 上条くんのこ、告白……!」
さやか「うぅ!? い、いいいい今はその話はナシ!」カアァッ!
ほむら「茹でダコみたいに真っ赤になったわね」
さやか「と、とりあえずは保留! 今はパーティを楽しむの!」
天の助「ということはパーティが終わったら……」
まどか「帰り道で……キャッ!」
首領パッチ「青春の甘い思い出だな」ウンウン
さやか「み、みんなイジメないでよぉ……」
仁美「さやかさん…」
さやか「あっ、仁美」
仁美「少し…、二人だけの内緒のお話があります。よろしいですか?」
天パチ((内緒……?))ピクピクッ
さやか「う、うん。そりゃもちろん」スクッ
仁美「ではこちらへ……」
首領パッチ「……」ソ~ッ…
まどか「ダメだよ、首領パッチ君」ガシッ
首領パッチ「なっ!? 思わぬ伏兵! 俺にかまわずに行け、天の助!」
天の助「お、おう!」ダッ
門番ボーボボ「フシュー! フシュー!」ゴゴゴゴゴゴ…
門番ボーボボ「オレ、ココ、トオサナイ……」ゴゴゴゴゴゴ…
天の助(これ死んだわ、俺)
さやか「それで……、話って?」
仁美「……」
仁美「申し訳ありませんでしたっ!」ペコリッ!
さやか「うぇっ!? ちょちょちょっと!? どーしたのよ、いきなり!?」
仁美「私はさやかさんのことも考えずに……!」
さやか「頭を上げてよー、何で謝られるのか全然分かんないんだけど……」
さやか「……えっと、もしかして恭介のこと?」
仁美「はい……。私はあんな方法で……」
さやか「いやいや、仕方ないって! だってさ、あんたも恭介が好きだったからやったことなんでしょ?」
さやか「恋する乙女は手段を選ばないものだよ。そりゃいきなり告白するって言われてビックリしたけど、あたしはそれを責めるつもりなんて……」
仁美「いえ、違うんです! 確かに私は上条君に好意を寄せていましたが、それは決してさやかさんに並び立つようなものではないんです」
さやか「??? ますます意味が分かんないんだけど…」
さやか「仁美! ここは省略も出来るあの便利な言葉を使うよ!」
仁美「は、はい!」
仁美「かくかくひとひと!」
さやか「しかじかさやさや!」
さやか「な、なるほど、そんなことがねぇ」
仁美「本当に申し訳ありません……!」
仁美「あんな方法ではさやかさんは余計に思い詰めてしまうと分かっていたはずなのに……」
仁美「それに、今回さやかさんが魔女になってしまったのも元はと言えば私の責任……!」
仁美「どうにかお詫びをさせて頂きたく思います!」
さやか「……そっか」
さやか「仁美、分かったよ。ちょっとこっちに来て」
仁美「は、はい……」スッ
さやか「……」
ぎゅっ…
仁美「あっ……?」
さやか「ありがとね、仁美」
さやか「形はどうあれ、あたしと恭介の為にやったことなんでしょ?」
さやか「それに、お詫び? とんでもないよ!」
さやか「仁美は危険な魔女の結界に入って来て、あたしに呼びかけてくれたじゃん。それだけでも十分過ぎるよ」
さやか「どんなことがあってもあんたは親友なんだからさ」ギュッ
仁美「さやかさん……」
まどか「仁美ちゃん……よかったね」
ほむら「これでさやかと仁美の確執がなくなったわね」
ボーボボ「いい話やの~!」グスグス…
天の助「」チーン…
そして、楽しい時間はすぐに過ぎていき…
ボーボボ「や、やっちゃった……。やっちゃったよぉ……!」つ包丁 プルプル…
首領パッチ「」死~ん
天の助「お、落ち着け! とりあえず死体をどうにかしないと……!」
楽しいパーティの幕引きとなりました
さやか「ナレーションと絵が全く噛み合ってねぇーーーーッ!?」サヤーン!?
ほむら「あんなにあった料理を全てたいらげるなんて…」
マミ「作り甲斐があったわ」
絶望君「えっ! クッキーもう無いの!?」
マミ「え、ええ。みんなが食べちゃったし……」
絶望君「ガーーーーン!!」ガーン!
首領パッチ「選手の方はスタート位置にお着きください」
絶望君「……」
首領パッチ「よーい……どん!」つピストル ドン!
絶望君「―――ッ!!」ダッ!
絶望君「ウオオオォォォッ!」ダッダッダッ!
窓 < パリィーーーーンッ!
まどか「クラウチングスタートから流れるように自殺したぁーーーッ!?」マドーン!
絶望君『クッキーの 無き世に未練は とうにない』ヒューーー…
さやか(一句詠んだ!?)
ボーボボ「余興にはちょうどいい」
杏子「ひでぇ!?」
マミ「さて、そろそろお開きなわけだけど……」
さやか「はいはいっ! ちょっといいですかー?」ノ
マミ「なぁに、美樹さん?」
さやか「このパーティの主役ってやっぱ私な訳でしょ? じゃあ、やっぱりあたし、最後に言いたいことがあるんです!」
マミ「いいわよ、さあどうぞ」
さやか「首領パッチ、マイクちょうだい!」
首領パッチ「ほらよ」
Mike「ハローエブリワン!」
さやか「そんなありがちなギャグはいいから、さっさと寄越せ!」つマイクガバッ
Mike「オーマィガッ」
首領パッチ「本当はハーフナーを出したかったけど、よく考えたらサッカーそんなに詳しくなかった……」ズーン…
まどか「な、何言ってるの首領パッチ君……!?」
さやか「え、えーと、どうも主役のさやかちゃんです」コホン
さやか「今日はあたしの為に集まってくれて、いや違うなー……。あー、今日はお日柄もよく……って何言って……」
さやか「と、とにかく! みんなありがとぉーーーーッ!!」
さやか「やっぱりちゃんとお礼を言わなきゃって思ってさ……」エヘヘ
さやか「みんなのおかげであたし、戻って来れました! 何度お礼を言っても足りません!」
さやか「迷惑かけてごめんなさい! そしてありがとう!」ペコリ!
さやか「これで終わりです!」
まどか「いいんだよ、さやかちゃん。みんなさやかちゃんを助けたくてしたことなんだもん」
ほむら「当たり前よ」
Mike「オォ、ビューティフォー!」パチパチ
杏子「また魔女になったらぶん殴ってやるからな!」
マミ「あはは、それはやっぱり遠慮したいわね…」
さやか「みんな……!」
~マミ'sマンション前~
マミ「じゃあ、さようならみんな」
杏子「ああ、アタシらはこっちだから」
ソフトン「うむ」
魚雷ガール「ええ」
杏子「ナチュラルについてくんじゃねーよ、魚雷野郎」
まどか「バイバイ、杏子ちゃん!」
さやか「またね!」
首領パッチ「一人でバクバク食いやがって! 塩まいてやる、塩!」パッパッ!
杏子「テメーもコーラを独り占めしてただろうが!」
OL「あ、すいませーん」
マミ「あら、この前の……」
OL「やっぱりここにいた、絶望君さん。急に消えちゃって、多分ここにいるんじゃないかと……」
絶望君「クッキ~……」シクシク
OL「はいはい、クッキーですね。じゃあ帰りましょうか」
マミ「さようなら~」
絶望君「クッキ~…」ズルズル…
KING鼻毛「Nーーー…。俺も帰りますか」
ボーボボ「……」アフロ < パカッ
KING鼻毛「チャオ☆~」ゴソゴソ
まどか(ボーボボのアフロの中に帰るんだ……)
ボーボボ「入店拒否!!」ボキャッ!
KING鼻毛「NOooo!?」ズサー!
KING鼻毛「ちょっ、えっ? What!? 俺だよ、KING鼻毛本人だよ!?」
ボーボボ「郷里のおっかさんが言ってたぞ……」
KING鼻毛「えっ?」
ボーボボ「お前のような親不孝鼻毛は、JACK鼻毛に格下げされなさい!!」ブワァッ!
KING鼻毛「 」ガーーーーーン!!
田楽マン「んじゃ、俺も愛車で帰るか」
まどか「田ちゃん車持ってたの?」
田楽マン「いや、ロボだけど」
さやか(あのアゴ長ロボかよ…)
田楽マン「おーい、出番ゲリオーン! どこ行った~? 出番だぞ……あっ!?」
レッカー車『出番ゲリオン「マジ勘弁してください……」』ブオオオオン…
田楽マン「ぎゃああぁぁ!? レッカー移動受けてるーー!? ショック!!」ガーン!
まどか「それじゃあ、私たちもそろそろ……」
さやか「そだね」
まどか「あっ、私たち仁美ちゃん達と帰るから」
仁美「行きましょう、まどかさん」
首領パッチ「帰りにゲーセンか保健所寄ろうぜ」
ほむら「な、何よその2択……」
さやか「えっ!? な、何でよ、あたし達みんな帰り道同じじゃんかっ!」
さやか「何であたしだけ除け者に……」
まどか「さやかちゃん、後ろ」
さやか「えっ?」クルッ
恭介「さやか……」←車椅子
さやか「あ」
まどか「上条君、車椅子だし誰かが押してあげないとね~」ニヤニヤ
仁美「それにさやかさんに『お話』があるようですし~」ニヤニヤ
ほむら「腹を括りなさい」
さやか「あ、あんた達~…」カアアァッ
まどか「私たち、邪魔にならないように仁美ちゃんちの車で帰るから」
志筑家執事「お嬢様」
リムジン「プップー!」
仁美「あら、ご苦労」
首領パッチ「かっけーー!」
天の助「おお、金持ちの車……」
さやか「いやいやいや!? どう考えてもそれで恭介を乗せて送ってあげたほうが…」
仁美「出発」
志筑家執事「はっ」
リムジン「ブオオオオオオオオォォン!!」ゴォーーー!
さやか「い、いっちまいやがった……」
さやか「ま、マミさん!」
ボーボボ「それで、ザムザはサナギから成虫になり、地球侵略に乗り出す訳だ」スタスタ
マミ「なるほど」スタスタ
さやか「OH…」
さやか「……」ポツーン
恭介「……」ポツーン
さやか「……帰ろっか、恭介」
恭介「ああ……。その、さやかは一緒に帰るのがイヤなのかい?」
さやか「違うよ、あのー……。心の準備ってもんが……ね?」
恭介「それもそうだね」
カラカラカラカラカラカラ…
車椅子の移動している音だよ 親をロケット団に殺されたカラカラが亡骸の前で慟哭している音じゃないよ
さやか「まだお尻痛いの?」
恭介「ああ、ダイレクトに刺さったからね……。せっかく足も治ったのにしばらくは立てそうにないや」
さやか「そっか、足も治ったの……。よかった……!」
恭介「……」
恭介「さやか、僕の手のことなんだけどさ……、君が願いを」
さやか「待って恭介」
恭介「えっ?」
さやか「その願いはあたしが勝手にしたことなの。恭介に感謝してもらう為にとか、そういうのが目的でやった訳じゃないの」
さやか「それに、マミさんやボーボボみたいに町の安全を守るヒーローに憧れてた節もあるし…」アハハ…
恭介「……」
さやか「だからさ、願いを叶えてもらった恩があるから付き合うってのなら、それは……」
恭介「さやかはさぁ……僕を苛めてるのかい……?」
さやか「……えっ?」
恭介「事故にあった後に真っ先に来てくれて、僕が無事って聞いて泣いてくれて、でも手に後遺症が残るって聞いたらまた泣いて……」
恭介「毎日のようにお見舞いに来てくれて、退屈しないように本やCDを持ってきてくれて……」
恭介「キツイ事を言ってもそれでも側にいてくれて、いつも笑顔でいてくれて……」
恭介「その上、僕に奇跡を起こしてくれた……。そんな君に礼を言うなだって? ふざけないでくれよ」
恭介「頼むから、お礼を言わせて欲しい。そして、告白の返事も聞きたい」
恭介「『ありがとう、大好きだよ』って僕は言いたいんだ」
さやか「恭介……」
さやか「ごめんね、あたしまた恭介のことを考えずに……」
恭介「いいんだよ、そこがさやかの良いところでもあるし、さやかだから仕方がないし」
さやか「ちょ、ちょっとそれどういうこと?」
恭介「冗談さ、冗談」
恭介「それじゃ、直球で言わせてもらうよ。君のことが好きだ、さやか」
恭介「返事を聞かせてもらえるかい?」
さやか「……」
さやか「よろこんでっ!」ニッ!
ガサガサガサッ!
さやか「うわっ!? な、何? 草むらから…!?」
ガサガサッ!
恭介「し、白い影……ダニー!?」
ガサッ!
QB「やあ、さやか久しぶり」
恭介「違った! 全然違った!」
さやか「キュゥべえ……!」
QB「まあまあ、怒らないでよ。ひとまず再会を喜び合おうじゃ…」
QB「」さやかちゃんソード < ドスッ!
恭介「うわわっ! さ、さやか! これは動物愛護団体が黙っていないよ!」
さやか「大丈夫、こいつエイリアンだから」
恭介「はあ!?」
QB「ヒドいなぁ。まるでほむらみたいじゃないか」ヒョコッ
恭介「に、2匹目!?」
さやか「さっさと消え失せてくれる? つか死ね」
QB「何でこんなに嫌われちゃったかな? 僕は祝福に来ただけなのに」
さやか「祝福?」
QB「そうだよ。魔女から魔法少女に戻れて嬉しいだろう? まあ寿命が少し延びただけで、遅かれ早かれみんな魔女になるんだけどね」
さやか「ホント腹立つわね、あんた」
恭介「さ、さやか、何なんだこのしゃべる生き物は……」
さやか「全ての元凶だよ。見つけたら一発殴っていいから。……つーか」
さやか「何で恭介にあんたの姿が見えてるのよ?」
QB「彼は魔法少女のことを知ってしまった。ならばもう部外者ではない」
QB「こちらから見えるようにしてあげたのさ。何か利用できるかもしれないしね」
さやか「そう……。よかった、>>1が設定を忘れたのかと思った」ホッ…
恭介「話についていけない……」
QB「僕は争うつもりはないよ。むしろ感謝してるくらいさ」
さやか「は?」
QB「僕達だって、リスクと効率を考えたうえで、一番犠牲の少ない方法をとっているつもりさ」
QB「でも君のおかげで、新しい道が開けるかもしれない。犠牲を減らせるなら、それに越した事はない」
QB「だからさやか、システムの改良に協力してくれないかい? データを取る為にもう一度魔女に…」さやかちゃんソード < ブスッ
QB「」チーン
さやか「帰ろ、恭介」
恭介「あ、ああ……」
~ほむほーむ~
まどか「バイバイ、ほむらちゃーん」手フリフリ
仁美「さようなら」
首領パッチ「アバヨ」
天の助「ダチ公」
ほむら「ええ、また明日」
リムジン「ブオオオオン!」ゴオォーーッ!
ドア < ガチャッ
ほむら「…………」
ほむら「~~~~~~!!」プルプル
ほむら「~~~~やった! やったわ!」ホムン!
ほむら「さやかが戻ってきた……これは奇跡と言わざるをえない!」ホムホム!
ほむら「長い間夢見てきた未来が、今まさに目の前にある!」
ほむら「これなら<ワルプルギスの夜>の撃破も、もしかすると……!」
ほむら「……」
ほむら「いや、もしかするとではダメね。よく考えれば、私はここまでボーボボ達に頼りっぱなしだわ……」
ほむら「もちろん皆の力を合わせて勝利を掴めるのならば、それに越したこともないけれど…」
バサッ>
ほむら「ん?」
『資料』
ほむら(これは……、私が今まで必死に集めてきた<ワルプルギスの夜>についての資料……)
『キュゥべえに騙される前のバカな私を、助けてあげてくれないかな?』
ほむら「……」ギュッ
ところで>>1は気づいてるのかな?メール欄がsagaであることに。
~翌日 通学路~
さやか「おはよう、まどか!」
恭介「やあ、みんな」カラカラ
まどか「あ、さやかちゃんに上条君! おはよっ!」
仁美「おはようございます」
天の助「二人で登校か、妬けるねぇ」
首領パッチ「キィー! 見せつけてくれちゃって! 天の助さん、私達も愛の深さを確かめ合いましょう!」
天の助「……いや、遠慮しとく」
首領パッチ「!?」
首領パッチ(て、天の助がギャグにノって来ない!? な、何故!?)
天の助「……」ポケーッ
首領パッチ(しかも、心ここにあらずといった様相……! まるで脳が腐ってるような反応!)
首領パッチ(こ、これはまさか……ハッ!)
スッ
首領パッチ「ドキドキ」つ 天の助「ポケー」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!
ペラッ
つ『賞味期限 1973.7.27』ゴゴゴゴゴゴ!
首領パッチ「!!!」ガガーーン!
首領パッチ「さっぱり分からねぇ!!」ガン!
さやか「いや、今おもいっきり原因分かったじゃん!」サヤーン!?
天の助「どーしたんだよ?」ポケー
まどか「そ、そろそろ学校に行こうよ……」ティヒヒ…
恭介「鹿目さんの言う通りだよ……」アハハ…
木陰 < ガササッ
木|杏子「……」コソッ
杏子「さやかの奴、大丈夫そうだな……あいつも元の生活に戻れて嬉しいだろうね」
杏子「また変に負い目を感じてたら…って見に来たけど、これなら心配なさそうだ!」
アハハハハ~ >
杏子「……」ジーー…
杏子(制服か……。そういやアタシ、一度も着たことがない……)
杏子(アイツら学校に行って何してんだろう? どんな勉強してるのかな)
杏子(難しいのかな? でもやっぱ毎日笑いながら通ってるし、楽しいのかも……?)
杏子「アタシもあの輪に入れれば……」ボソッ
杏子「!」ハッ!
杏子「な、何考えてるんだろ、アタシ!? ああ~! 何か恥ずかしい!!」アンアン!
杏子「止めだ、止めっ! さやかも大丈夫そうだし、さっさとズラかろう!」クルッ
ともだち楽マン「きょ~う~こちゃん……、あ~そび~ましょ~……(低音)」ズオオオオン…
杏子「ぎぃやああぁぁーーッ!?」アンアーーン!?
ギャァーーー>
恭介「な、何か悲鳴が?」
仁美「ホントですわ、何だか不気味……」
首領パッチ「サウンドノベルで油断してたところに悲鳴のSEが急に鳴ったら超ビビるよな」
まどか「だね」
さやか「今はマジで遅刻の危機だし、学校に急ごうよ」
杏子「で、で、田楽テメぇぇぇ!!」ギュウウウゥ!
ともだち楽マン「引っ張らないでぇ! このマスク自前なの!」イヤー!
杏子「いきなり何すんだ!?」つ友達マスク スポン!
田楽マン「きょ、杏子を見つけたからちょっと驚かしただけなのら! そんなに怒らないで!」
杏子「次やったらマジで潰すからね!(……ん?)」
杏子(……じゃあ、コイツさっきのアタシの話聞いたんじゃ?)タラー…
田楽マン「のら?」
杏子「お、おい、田楽。テメーさっきの話聞いてたのか?」アセアセ…
田楽マン「……ふっふふ」
田楽マン「そりゃ、もうバッチリ!」ニヤリ!
田楽マン「『な、何考えてるんだろ、アタシ!?』から聞いてたのら!」ババーーン!
杏子(あ、思ったより聞いてないコイツ)
杏子「ならいいよ。んじゃ、アタシ帰るから」スタッ
田楽マン「あ、僕もついてくのら」
杏子「いや、来んなうっとうしい。これやるからどっか行け」つポッキー スッ
田楽マン「くっ! 俺が犬だからって、そんな汚い手を!!」
杏子「オメー、犬だったのかよ……。ほら、シッシッ!」シッシッ!
田楽マン「ヒドい奴なのら」トボトボ
杏子「ソフトンのとこにでも行くか。ソフトクリームでも奢ってもらお」スタスタ
田楽マン「……」トボトボ
田楽マン「……ふっ」ニヤリ
田楽マン「ちゃーんと聞かせてもらったぜ、杏子ちゃんよぉー」ニタニタ
~学校~
魚雷ガール「別に一日くらい休んでもいいでしょ? 文句ないわね? ん?」グググ!
教師「そ、それはもちろん……」ガクガク
まどか「あ、先生おはようございます」
さやか「ちわーーっす」
魚雷ガール「あらあら元気ね」ニコニコ
教師「く、首! 絞まっ!!」バンバン!
天の助「おはようございます」ニコニコ
魚雷ガール「朝から変なもん見せんじゃねぇーーーッ!!」ブン!
天の助「ぶへぇッ!?」ゴバァッ!
教師「ぐばぁッ!?」グフッ!
魚雷ガール「先生は! 朝は低血圧なの! 魚雷だから!」バッバッバ!
恭介(ひでぇし、魚雷関係ねぇ……)
さやか「はい、到着だよ!」
恭介「ありがとう、さやか」カラカラ
中沢「おぉっ!? おやおや!」
中沢「上条と美樹が一緒に登校……、しかも心なしか距離が近い! これはついに二人が結ばれたって訳か!」
さやか「もー、中沢ったら……」
恭介「でも、間違ってはないよね、さやか」
さやか「ねー♪」サヤサヤ♪
クラス全員「「「!?」」」
クラス全員(((あ、あの超奥手の美樹さやかと……!)))
クラス全員(((超鈍感な上条恭介が……!?)))
クラス全員(((そんなバカな!?)))ガガガーン!
首領パッチ「マジでショック~♪」
中沢「ななな、何があったんだお前ら!? ありえねー! マジでつき合うなんて!?」
恭介「そんなこと言ったって、つき合ってるしね」
さやか「ねー♪」サヤサヤ♪
中沢(う、うぜぇ……)プルプル…
ほむら「うっとうしいカップルね」
まどか「あ、ほむらちゃんおはよう!」
ほむら「おはよう、まどか」ニコッ
まどか「?」
ほむら「……」つナデナデ
まどか「わわっ? 急にどうしたのほむらちゃん!?」マドッ!?
ほむら「なんとなくよ。気にしないで」つナデナデ
まどか「気にしないでって……。は、恥ずかしいよぉ」マドマドォ…
ほむら「……」つナデナデ
ほむら(まどか……、あなたとの約束は必ず守るわ。私の命と引き替えにでもね)
ほむら(今回のさやか救出作戦のおかげで、私は自分の目的を改めて思い出せたわ)
ほむら(必ず明るい未来を手に入れてみせる!)
ほむら「まどか……私は…」つナデナデ
まどパッチ「何、ほむらちゃん?」
ほむら「」
まどか「さやかちゃん、2時間目の数学の宿題のことなんだけどさ……」つノート
さやか「あれ、さっきほむらといなかったっけ?」
まどか「うん、恥ずかしかったから首領パッチ君とすり替わって来ちゃった」テヘマド☆
ほむら「ま、まどか~……。ひっ、何か手がヌルヌルする!?」つヌルヌル~…
首領パッチ「これぞ東京名物ハジケ汁。雨に濡れた犬の臭いで有名だぜ」
ほむら「さ、最悪だわ……」ホムーン…
~三年教室~
マミ(きっと今頃鹿目さん達はハシャいでるのでしょうね)
マミ(ああ、3年生であることをこれほど後悔したことはないわ……)
ボーボボ「なら留年すればいいじゃな~い」ウフフ
マミ「」
クラスメイト「」
マミ「ぼ、ぼ、ボーボボさん!? どうしてここに!?」アワワ!
ボーボボ「俗世を見て回ってる。皇族にはこんな機会が滅多にないからな」
マミ「皇族!? しれっとウソをつかないでください!!」
クラスメイトA「と、巴さん、そのアフロさんは?」
クラスメイトB「すげぇアフロ……?」
クラスメイトC「何だあのグラサン、どう見ても怪しいな」
クラスメイトD「ま、まさかあの優等生の巴さんの知り合い!?」
マミ(し、しまった、どう言い訳すれば!? 正直、魔法少女がバレることよりキツイ気が……)
クラスメイトE「ていうか、不審者っぽいし先生に言ったほうが……」
マミ(どどどどどーしよ!?)マミミミ…!
ボーボボ「落ち着け! 同じ学び舎で奮励努力してきた仲じゃねーか!」
ボーボボ「一年間家族同様に過ごしてきたのに、何が原因でいがみ合っているんだ!?」
『お前が原因だよ……』
ドア < ガラッ
校長「おい、騒ぎを聞いて来てみれば何だ君は!?」
ボーボボ「父さん!?」
校長「えぇっ!? いや違う、絶対違う!」
担任教師「と、とにかく来なさい! 暴れるな!」グイグイ!
ボーボボ「や、止めろ、俺は無実だぁーーッ!!」ジタバタ!
校長「こ、このアフロ野郎……!」グググ!
担任教師「校長、警察呼びましょう!」
ボーボボ「うおおおぉぉッ!?」
ドア < ガラッ
クラスメイツ「「「……」」」
マミ(……視線が痛い)マミーン…
クラスメイトA「あの~、巴さん。あの人と知り合いのように見えたんだけど……」
マミ(止めてお願い、話を振らないで!)
ドア < ガララッ
ボボ八先生「はい、席につけお前ら~」
担任教師・校長「ぐ、ぐふぅッ…」ボロボロ…
マミクラスメイツ「「「ええええぇぇぇーーーーッ!?」」」マミーーン!
ボボ八先生「今日からここの担任になったボボ八だ。ちなみに担任と校長との話し合いは平和的に解決した」
クラスメイツ(((絶対ウソだ……)))
ボボ八先生「俺は今までの担任とは違ってスパルタ教育でいくからな」
クラスメイトB「あ、あの~、先生は巴さんとどういう関係で……?」
ボボ八先生「そのことについてはNOコメントだ。罰としてお前、70日間日直な」
クラスメイトB「えぇーー!?」ガーン!
ボボ八先生「マミを困らせる奴は俺が許さん。他の奴らも同じ質問したらぶっ飛ばす」
マミ(ボーボボさん、私のこと考えて……)ジーン…!
マミ「……」
マミ「いや、これ逆効果じゃない?」マミーン…
ボボ八先生「授業が始まるまでまだ少し時間がある。今から自由にしてよし」
ざわざわざわざわ
マミ「もう、ボーボボさん! 一体どういうことですか!?」
ボーボボ「まあ落ち着け。何もただのおふざけで来たわけじゃない」
ボーボボ「学校の時間帯はマミや他の魔法少女との連絡が取りづらい。キュゥべえの行動も注意しなければならない今、この方が何かと動きやすい」
マミ「本音は?」
ボーボボ「家で一人は寂しいもん」ウルウル…
マミ「はぁ……、分かりましたよ。あんまり目立った行動はしないでって、もう十分目立ってる……」
トコトコトコ
田楽マン「やっほー、ボーボボ~、マミ~」トコトコ
ボーボボ「田楽マン」
クラスメイツ「「こ、今度は何アレ? また巴さんの知り合い?」」ザワワ
マミ「どんどん私の交友関係が怪しくなっていく……」マミーン…
マミ「どうしたの田ちゃん?」
ボーボボ「何の用だ」
田楽マン「へっへっへ、耳寄りの情報があるんですよ、旦那~」ニヤニヤ
ボーボボ「情報?」
~昼休み 屋上~
さやか「恭介、あ~ん」つタコさんウインナー
恭介「は、恥ずかしいよさやか! 大体、手は治ってるんだから食べさせてもらわなくても…むぐっ!」
さやか「もう~、恭介ったら~!」サヤサヤ
ほむら「……ウザイわ」
まどか「お、思っても言っちゃダメだよ…」
仁美「……ウザイですわ」
まどか「ひ、仁美ちゃんまでぇ……」
まどか「あれ、首領パッチ君と天の助君は?」
首領パッチ「いやぁ、遅れちった。売店が込んでてよぉ」
まどか「あ、首領パッチ君。天の助君は?」
首領パッチ「いや、知らん」つ袋『焼きそばパン 天の助「……」 コーラ』ガサゴソ
まどか「購入されてるーー!?」マドーン!?
まどか「え、え!? まさか、賞味期限が切れてたから新品の天の助君を購入……!?」
天の助「……」
天の助「いや、これ俺の寝袋だけど?」
まどか「そうなの!?」
ドア < ガチャッ
マミ「やっぱりここにいたのね」
ボボ八先生「お前らは腐りきったボンタンだ」
さやか「マミさん!」
まどか「ボーボボ、その格好どうしたの?」
ボボ八先生「今日からここに赴任した。学校ではボボぱっつぁん、もしくはイヴァン雷帝と呼べ」
ほむら「ら、雷帝?」
さやか「へー、ボーボボが先生か~! 学校が賑やかになって今まで以上に楽しくなっちゃうな!」
ボボ八先生「今日は面白い情報を持ってきたぜ」
田楽マン「俺がリークマンね!」
仁美「情報?」
まどか「一体なんなの、イヴァン雷帝?」
ほむら「そっちで呼ぶの、まどか!?」
ボボ八先生「ああ、実はな」ゴゴゴゴゴ…
ほむら(……ん? ボーボボの後ろに何か気配が…)
ボボ八先生「杏子のことなんだが…」
イヴァン雷帝『……』ゴゴゴゴゴゴゴ!!
ほむら「本人が憑いてるぅーーーッ!?」ホムーン!
マミ「しかもかなりお怒りのよう!!」マミーン!
ボーボボ「ん、何だ? 俺の後ろを見て……?」クルッ
イヴァン雷帝『……』ズドドドドドド!
ボーボボ「……」
ボーボボ「/////」キュン!
さやか「惚れた!?」
イヴァン雷帝『/////』キュン!
恭介「向こうも!?」
ボーボボイヴァン「『/////』」スタスタ
エンダァーーーイヤァーーー♪
さやか「ちょちょちょ、どこいくの!?」
マミ「帰ってきてください、ボーボボさん!」
田楽マン「しゃーねーな! んじゃ、俺が代わりに説明してやる!」バッ
田楽マン「耳の穴かっぽじってよく聞けよーーッ!!」つマイク
まどか「イヴァン雷帝ー!」
ほむら「だから、それで呼んだらどっちがどっちか……」
マミ「ボーボボさん!」
仁美「あらあら」
恭介「こんなに賑やかなのも久しぶりな気がするなぁ」
さやか「そだね」
承の助「俺だって背後霊くらいいるぜ!」ゴゴゴゴ
花京院パッチ「幽波紋? 幽波絞?」ゴゴゴゴ
田楽マン「……」
田楽マン「俺だって、こんな扱い……」
田楽マン「イヤだぜ!!」バッ!
田楽マン「花火ッ! 花火ッ! 俺は花火ッ!」ピョーンピョーン!
ほむら(ついに壊れた……)
まどか「やっぱり可哀想だから話聞いてあげようよ、みんな」ウェ、ウェヒヒ…
さやか「仕方ないわねぇ…」
田楽マン「まるで線香花火のような人生ッ!」ピョーン!
まどか「ねえ、田ちゃん話聞かせて?」
田楽マン「……」
田楽マン「誠意が足りんなぁ~……。『聞かせてください、田楽マン様』だろうが? あ"?」ギリリッ
ほむら「さっさと話しなさい」つベレッタ < シュウ~
田楽マン「喜んで……」ボロッ
~田楽説明中 しばらく田楽でお待ちください~
田楽マン「あれッ!? 俺が説明してんのにこのシーン俺を徴用すんの!? 意味無くない!?」
~意味はない~
田楽マン「えぇーーーッ!?」ガーン!
~田楽説明終了~
まどか「きょ、杏子ちゃんが学校に!?」
仁美「まあ!」
マミ「話を聞く限り、そうみたいね」
ほむら「聞き間違いじゃないかしら。杏子が自分から学校に行きたがるなんて……」
田楽マン「いーや、間違いないね! この耳でちゃんと聞いたのら!!」
恭介「耳どこだよ」
まどか「でもスゴく素敵なことだと思うな! 杏子ちゃんとも一緒に学校に行けたら、それはとっても嬉しいなって!」
マミ「確かに楽しくなるし、魔法少女のコミュニティが発展するのは喜ばしいことだわ」
ほむら「でもやっぱり腑に落ちないわね。あの杏子が……」
天の助「まあまあ。不良だった奴が急に学校に通い出すことってよくあるぜ?」
首領パッチ「そうそう!」
杏子『オ…オレ…故郷に帰ったら学校にいくよ…。 頭悪いって他のヤツにバカにされるのもけっこういいかもな…』
ほむら「それ死亡フラグじゃない!」
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