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元スレQB「僕と契約して魔法少女になってよ!」 首領パッチ「ヒロインになれるのね!」
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~路地裏~
落書き使い魔「ブンブーン! ブーンブンシャカ!」ブーン
マミ「美樹さん、変身を!」
さやか「はい!」
首領パッチ「おう!」
天の助「合点!」
さやか「あんたらはいいから!」
マミさやパチ天「「「「変身!」」」」
ピカーーーッ!
マミ「うふふ」キュピーン!
さやか「さぁ、やっちゃいますよ!」キュピーン!
首領パッチ「世界の半分をお前にやろう」キュピーン!
天の助「さあ、我が腕の中で息絶えるがよい!」キュピーン!
まどか「何故か魔王が紛れてるーーーッ!?」マドーン!
[ブーンブン釈迦ブブンブンブンwwwww]混ぜんなwwwwww
落書き使い魔「ブーンブーン!!」ブーン
まどか「ああッ! 逃げちゃう!」
マミ「逃がすわけないでしょ」チャキッ
さやか「当たり前!」シャキーン
まどか「うわっ! さやかちゃん、その剣、どこから!?」
さやか「えへへ、マミさんの銃みたいにあたしも出せるようになっちゃいましたー!」
マミ「美樹さん、投擲は出来る?」
さやか「やったことないけど……頑張ってみます!」
まどか「マミさんは銃を使って、さやかちゃんは剣を投げて……! これなら遠くの使い魔もやっつけれるね!」
マミ「その通り。いくわよ、美樹さん」スチャッ
さやか「はい、マミさん!」シャキン!!
まどか「二人とも頑張って! ……ん?」
落書き使い魔「ブーーン! ブーーン!」ブーン
ミツバチボーボボ「逮捕するー逮捕するーー」ブーン
まどか「何か変なのがいるぅーーーッ!?」マドーン
マミ「SHOOOT!」ドキューン!
さやか「ぇえいッ!」ブン!
まどか「二人とも気にせず攻撃したぁーーーッ!? ワザト?」
落書き使い魔「ビガッビガッ!?」ビクッ
ミツバチボーボボ「何をする貴様らー!」
ヒューーーーン
まどか「このままじゃ、使い魔もろともボーボボが!」
首領パッチ「ッッしゃあ!」ハイタッチ!
天の助「YES!!」ハイタッチ!
まどか(うわ、心の底から嬉しそう……)
ヒューーーーン!
落書き使い魔「ブゥゥーーーン!!」アタフタ
ミツバチボーボボ「うわわわわっ!」アタフタ
ガキィーーーン!
剣<カランカラン
まどか「!」
さやか「!」
マミ「!」
杏子「ちょっとちょっと。何やってんのアンタら。アレ使い魔じゃん」スタッ
落書き使い魔「ガンバンベー!」ヒューーー!
まどか「使い魔が逃げちゃった……!」
ミツバチボーボボ「ぐふぅ! 俺だけ全部被弾……」ボロロッ
パチ天「「ぎゃっはっはっはっはっ!! ざまぁーみろぉー!!」」ゲラゲラ
マミ「さ、佐倉さん……」
さやか「な、何よあんた。何やってんのよ!」
杏子「何でキレてんの? 見て分からない? アレは使い魔。魔女じゃないしグリーフシード持ってないわけ」
さやか「何言ってるの! 例えグリーフシードを持ってなくても、使い魔を放っておいたら誰かが殺されるのよ!?」
杏子「だからー、4~5人くらい食って魔女になるのを待てっての。そうすりゃちゃんとグリーフシード孕むんだから」
杏子「卵産む前の鶏シメちゃってどうすんの?」
さやか「な……! 魔女に襲われる人達を、見殺しにするって言うの!?」
ミツバチボーボボs「「「「「「兄弟の敵じゃぁーーーーッ!!」」」」」」ブブブブブーーン!
首領パッチ「ぎゃあああぁッ! 一族総出で復讐に来たぁーーッ!?」
天の助「つーか、何で俺らなんだよ! さやか達が加害者だろうがーー!!」
杏子(な、何コイツら……。マジに訳分かんねぇ)
杏子「はぁ……、アンタもマミと同じ激甘な考えなわけぇ? なーんか根本的に勘違いしてるよ、アンタ」
杏子「何だったっけ……、そう、食物連鎖だ。弱い生き物が強い生き物に食われる……これが自然の摂理でしょ」
杏子「弱い人間を強い魔女が食って、その強い魔女をメチャ強いアタシらが食う。これが世間一般普通なの」
まどか「マミさん……、この子と知り合いなんですか?」
マミ「ええ。名前は佐倉杏子、古い元友人よ。考えの不一致から疎遠になったけど」
さやか「分かります。こいつの考えは気に入らない」
マミ「私も。でも、隣町に住んでいるこの子が、どうしてここに……」
杏子「何こそこそ話してんだよ。おい、青いの」
さやか「あ、青!? よりによってその呼び方選ぶ!?」
杏子「うっせぇ、特徴それくらいしかねーじゃん」
杏子「まさかとは思うけど。人助けとか正義の味方気取りとか……、そんなくっさい戯れ言吐くために、アイツと契約したんじゃないよね?」
さやか「 ! だったら、何だって言うの!」バッ!
マミ「待って美樹さん!」ガシッ
さやか「マミさん離して! そいつ殺せない!」ジタバタ
マミ「魔法少女同士で争ってどうするの! ここはじっと堪えるのよ!」
さやか「でも、あいつは許せない! こんなふざけたことを抜かすなんて!」
まどか「ダメだよ、さやかちゃん!」
マミ「美樹さん、抑えて!」
杏子「いいじゃんか、離してやれよ。アタシもそいつを軽くボコってやりたいわ」つタイヤキ スッ
マミ「佐倉さん。いくらなんでも質が悪いわ。これ以上この子を挑発しないで」キッ
杏子「いやいや、アタシは親切で言ってあげてんだよ。あの使い魔が逃げた先って、診療所や介護施設が多い地区だったけどー?」つタイヤキ モグモグ
まどさやマミ「「「!!」」」
杏子「その新人をここに置いて、さっさと使い魔倒しにいったほうが良くない? アンタの立派な考えなら、『弱い人が食べられちゃう! 助けないと~!』ってなるよね」つタイヤキ モグモグ
マミ「あなた……!」
さやか「………」
さやか「マミさん、行ってよ。こいつはあたしがギタギタにする」
マミ「なッ!? 嘘でしょ、美樹さん! 佐倉さんは無視して、私と一緒に使い魔を倒しに行きましょう!」
さやか「それは出来ないよ。あたし、どうしてもこいつにさっきのことを訂正させてやりたい」
さやか「マミさんなら遠距離戦も得意だし、すぐに倒して戻ってこれますよね」
さやか「後でいくらでも叱ってくれて構いません。お願いだからこいつはあたしに任せて」
マミ「でも、そんなの……! そんなのって……!」
ボーボボ「さやかの言うとおりにさせてやれ、マミ」
マミ「ボーボボさん! でもそれじゃ……!」
ボーボボ「男にも女にも、譲れない信念というものがある。さやかはその信念を汚した相手をどうしても許せないんだ」
天の助「俺の信念はレンタルビデオを借りたら二日以内に見終わること」キリッ
首領パッチ「俺の信念は酢豚パインを愚弄するやつに天罰を下すこと」キリッ
まどか「黙っててね」
マミ「ボーボボさん……。それでも佐倉さんと美樹さんじゃ実力差があまりにも……」
ボーボボ「安心しろ。俺もこの戦いに参戦させてもらう」
マミ「えッ!?」
ボーボボ「さやかと同じように、俺も奴に信念を傷つけられた一人という訳だ」
さやか「ボーボボ……」
首領パッチ「俺達もだ。俺達もボーボボと同じ信念を持っている」
天の助「この信念に泥を塗られちゃ黙ってられねぇな」
さやか「首領パッチ、天の助……」
ボボパチ天「「「…………」」」
ボボパチ天(((あの野郎、タイヤキを頭から食いやがった! 許せねぇ!!)))
まどか「ええぇぇーーーッ!? これが信念!?」マドーン!?
マミ「………分かったわ。絶対に無理だけはしないでちょうだいね」
さやか「ありがとう、マミさん。そしてごめんなさい……」
マミ「いいのよ、美樹さん」
マミ(思えば私は、あの佐倉さんと別れた時……自分の信念を貫き、伝えることからある意味逃げていたのかもしれないわね……)
マミ「すぐに戻ってくるからね!」シュバッ
杏子「おうおう、行っちまった。さ、て、と。んでアンタはどうすんの?」
さやか「言うまでもないでしょ。あたしはあんたをぶっ潰す」
杏子「へぇ~、面白い。そこのアフロ野郎達もまとめてかかって来な。青いのだけじゃ弱すぎて退屈しちゃうもん」
さやか「黙れ……!」チャキッ
ボーボボ「安い挑発だ、いちいち相手をする必要は無い」
首領パッチ「やってやろうじゃん」パキポキ
天の助「お手並み拝見ですね」メガネクイッ
まどか「み、みんな……」
まどか(これは本当に正しいことなの? 魔法少女同士で争うなんて……)
まどか(でもこれに疑問を感じているのは私だけ? みんなは魔法少女だったり強い力を持っていたりするから普通なの?)
まどか(それとも、信念ってものを私が持っていないから?)
まどか(みんな………)
杏子「さ! かかってきなよ!」ダッ!
さやボボパチ天「「「「うおおおぉぉーーーーッ!!」ダッ
ドゴオオオオォォォン!!
~町中~
ソフトン「さぁ、話してもらおうか。杏子はどこにいるのか。そして貴様は何を考えているのか」
ほむら「あなたに黙秘権なんかないわよ」
QB「…………」
QB「………」ニヤリ
ソフほむ「「!!」」
ほむら「フザケないで! 何がおかしいの!?」
QB「何がおかしいだって? 君たちがまんまと僕の策にハマってくれて、あまりにも滑稽でね」
ソフトン「何だと?」
QB「君たちは僕の肉球の上で踊っていたに過ぎないのさ。全ては鹿目まどかから君たちを遠ざける為の策」
ほむら「なっ!? まどかですって!?」
QB「そうさ。今頃、佐倉杏子と美樹さやかが交戦しているだろう。親友が戦っていて窮地に陥る……、かなり契約しやすい環境だ」
ソフトン「杏子が……!?」
QB「その場に君たちがいるとどうしても邪魔なんだよね。だからこの町外れの場所に誘導させてもらった」
ソフトン「しかし、貴様もここにいて、どうやってその子と契約すると言うんだ?」
QB「簡単なことさ」スッ
つ小型ナイフ キラン
ほむら(ナイフ!? こいつそんなものをどこに隠して……、いや、それよりも)
ほむら「そのナイフで何を………まさか!?」
(目論見が若干外れてるな、一番不味いのはボーボボ組みなのに)
QB「おやおや、気づいたのかい暁美ほむら。君は僕の事をどこまで知っているんだい? まったく末恐ろしいよ」つ小型ナイフ
ソフトン「何を言っている! 何をするつもりだ!?」
QB「すぐにでも分かるさ。それじゃあ、ほむら。次の僕によろしくね」つ小型ナイフ ヒュンッ!
ブスッ!
QB「」ガクッ
ソフトン「自らを……。自殺だと?」
ほむら「違うわ! 計られてしまった!」
ソフトン「どういうことだ?」
ほむら「奴は命を無限に持っている! 死ねば記憶を共有した新しい個体が現れるの!」
ほむら「おそらく奴は今頃、まどかや佐倉杏子の近くに転生しているはず……!」
ソフトン「な、何と言うことだ……!」
ソフトン「すぐに向かわなければ! しかし、場所が……」
ほむら「居場所なら少し心当たりがあるわ」
ソフトン「本当か!」
ほむら「ええ。でも、必ずそこにいるという確証は無いわ」
ほむら(今までのループの統計が必ず当たるとは限らない。もしかすると前回とは全く別の場所で戦っているかもしれない)
ソフトン「例え確率が低くとも、君を信じよう」
ほむら「それじゃあ、すぐに向かいましょう。ここからかなりの距離よ」
ソフトン「よし、足を用意しよう」
ソフトン「失われし太古の聖馬車……」
ソフトン「バビロン35号!!」
ボワン!
<バビロン35号>ジャーーーン!
ほむら「ロクな車じゃねぇーーーッ!?」
ほむら(でも、『ぬ』とか書いてる車よりはマシね)
~路地裏~
天の助「ウンコに負けたぁーーーッ!! ショック!」
まどか「わ!? どうしたの、天の助くん!?」
天の助「いや、何か急に叫びたくなって……」
首領パッチ「フザケてる場合じゃねーぞ。あの野郎、中々の実力者だ!」
まどか「そ、そうなの……?」
首領パッチ「ああ、俺達4人をまとめて相手してるってのに、全ての攻撃を捌いてやがる」
杏子「ほらほら、どうしたんだよ! さっきの威勢はどこいった?」ズガン!ガキン!
さやか「くぅ……!(強い! 防御しか出来ないなんて!)」キン!カキン!
ボーボボ「さやか! 鼻毛真拳奥義<ノルウェーのタモリ>!!」
鼻毛<ヒュンヒュンヒュン!!
杏子「おおっと! おもしれぇ技を使うじゃん!」キン!キン!
杏子「でもね、アタシの獲物もそれくらい出来るよ!」
槍<ジャラララッ!
ボーボボ「何ッ!?」
まどか「や、槍が蛇みたいに曲がった!?」
杏子「おりゃあッ!」ブン!
ドゴォォン!!
ボーボボ「ぐおッ!?」ズサー!
まどか「ぼ、ボーボボ!!」
杏子「おっと。何だまだいたのか、ちんちくりん。部外者は危ないから下がっててよ」
まどか「え……」
杏子「ほいっと」シュン
柵<キュオーーーン!
まどか「な、何コレ……!」
さやか「あんた! まどかに何するつもり!?」
杏子「べっつに~。こいつには関係が無いからね。怪我でもしてもらったら気が悪いから隔離しただけ。むしろ感謝して欲しいんだけど?」
さやか「うるさい!」シュバッ!
キィン!
杏子「マジで弱っちいな。張り合いがねぇ」グググ
さやか「う……!(奴は片手なのに、何て力!? 押し負ける……!)」ググググ…
首領パッチ「おい、さやかが危ねぇぞ!」
天の助「おっしゃあ、助太刀するぜ!」ダッ!
首領パッチ「おう!」ダッ!
パチ天「うおおおぉぉぉ!!」ダッダッダッダ
杏子「ふん。何をするつもr」
首領パッチ「記念写真撮ッテクダサーイ!!」つカメラ バキィッ!
杏子「ガッハァ!?」メキャァ!
まどか「カメラで殴ったぁーーーッ!?」マドーン!?
天の助「僕達、アメリカカラ来マシータ! ニッポン大好キデース!」ポカポカ!
杏子「くっ!! 止めろッ!」ガード!
首領パッチ「写真撮ッテクダサーイ! 後、金閣寺ッテドコデスカー!?」ポカポカ!
杏子「止めろぉぉッ!!」ガード!
天の助「サムライ超クールデース! 忍者モ格好イイデース!!」ポコポコ!
杏子「………」ワナワナ
首領パッチ「寿司ベリーデリシャスデース! 好キナデッキハ、トゥーンデッキデース!」ポコポコ!
杏子「止めろ………」ピキピキ
杏子「つってんだろうーーーーッ!!!」ブン!
ゴシャアアァッ!
パチ天「「ぎゃあああぁぁッ!?」」ズサーー
<津 典太郎 (つ てんだろう)>
1922~1998
日本の数学者。相対性理論と食い込みパンツの関係性の研究で有名。
日本で初めてオイラーの最終定理を理解した振りをしたことでも知られる。
杏子「失せろぉーーーッ!!」ズガン!
津 典太郎「ぎゃああぁぁぁッ!?」グシャッ!
杏子「はぁ…はぁ…、あーうっぜぇ! ふざけた技使ってんじゃねぇぞ!」
ボーボボ「それはどうかな?」
杏子( !? さ、さっき吹っ飛ばしたはずなのに、いつの間に真後ろに!?)
さやか「ボーボボ! やっぱりスゴい!」
首領パッチ「背後を取るとはやるな!」
天の助「よしっ! 残虐奥義をかましたれぇーーッ!」
まどか「ざ、残虐奥義!?」
杏子「何をするつもり……!(う、動けない!? こいつ、いつの間にか鼻毛で拘束を!!)」グググ
ボーボボ「皆の期待を一心に受けた残虐奥義……食らいやがれ」
鼻毛<シュルシュルシュル
杏子(こ、腰が後ろに曲がっていく……!? まさかこいつ、背骨を折るつもりか!?)
杏子「や、止めろぉぉーーーッ!?」グギギギギ…
ボーボボ「その名の通り悪逆非道の禁じ手。鼻毛真拳残虐奥義……」
杏子「うおおおぉぉッ!?」ググググ…
ボーボボ「無理矢理イナバウアー♪」クネッ
杏子「 」キュピーン!
バーーーーン!!
まどか「」
さやか「」
まどさや((ざ……残虐?))
さやか「ね、ねぇ天の助、あれってホントに効果があ……」
パチ天「「」」ガタガタガタガタ!
さやか「めちゃくちゃ怖がってる!? いや、でもあれってただイナバウアーしてるだけじゃん! 全然残虐じゃないじゃん!」
杏子「ぐ……ゴハァッ!!!!」ドボドボドボドボッ!!
さやか「めっちゃ血吐いたぁーーーッ!? やっぱり残虐だった!?」サヤーン!
まどか「というより、アレが大ダメージ!?」マドーン!?
杏子「ぐおおぉぉッ! 離せぇッ!!」ブチブチィ!
ボーボボ「 ! 鼻毛の拘束を引きちぎるとは……!」
杏子「ふん!」ブン!
ボーボボ「ぐわぁッ!?」ドゴーン!
まどか「ボーボボ!」
杏子「中々やるじゃんか! さあ、もっと来いよ!」
さやか「そんな! あいつ、あんな攻撃を受けてもまだピンピンしてる!」
天の助「ああ、かなりの耐久力だ」
首領パッチ「攻撃力も規格外だぞ。あの野郎、松竹梅で例えるならばコスモスくらいのランクだな……!」
さやか「松竹梅で例えろよ」
天の助「こうなったら力技で押し切る! さやか!首領パッチ! 三人の力を合わせてトリプルアタックだ!」
首領パッチ「そうだな、俺たちは竹馬の友。誰よりも心が通じあった仲だ」
さやか「なるほど、親友同士ならば息も合うし、強力な攻撃を繰り出せるというわけね!」
天の助「よし、行くぞ! えいえい……」
さやか「おーッ!!」
天の助「ところってーん!!」
首領パッチ「ハジケ完了ォーッ!!」
まどか「うわ、見事にバラバラ……」
さやパチ天「「「うおおおぉぉぉぉッ!!」」」ダッダッダッダ!
杏子「へっ。雑魚がどれだけ合わさっても無駄無駄」スチャッ
ボーボボ「待つんだ、お前らッ!!」ドン!
杏子「!」
さやか「!」
首領パッチ「!」
天の助「!」
まどか「!」
『ウミウシカフェ HANAGE』
ウミウシA「 」ウネウネ
ウミウシB「 」ウネウネ
ウミウシC「 」ウネウネ
ボーボボ「都会のオアシス……ウミウシカフェだ」
全員「「「「………」」」」
ボーボボ「さあ、和んでけ」
ウミウシA「 」ウネウネ
ウミウシB「 」ウネウネ
パチ天「「超可愛いーーーーッ!!」」キラキラ
まどか「嘘ぉーーーッ!?」マドーン!?
さやか「ナマコみたいのしか居ないじゃん!」サヤーン!
首領パッチ「この子、マジ可愛いー!」
ウミウシA「 」ウネウネ
天の助「癒されるわーー!」
ウミウシB「 」ウネウネ
ボーボボ「西日本への展開も構想しています」
杏子「ふん!」ブン!
ガシャーーーン!
パチ天「「ぐばぁッ!!」」ズサー
ボーボボ「店がぁ! まだローン残ってるのに!!」ガーン
杏子「フザケてんじゃねーぞ、コラ」イライラ
ボーボボ「とんでもないことをしてくれたな……。ウミウ神様の逆鱗にふれたぞ……」
杏子「は? どーいう意味?」
まどか「う、ウミウ神様?」
天の助「ウミウシの中の神様のことさ。万物の創造主だ……。まさか、ボーボボの奴、ウミウ神様を呼び寄せるつもりか……!?」
ボーボボ「御降臨なさってください、ウミウ神様!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ウミウ神「あいよー」ヒョイッ
まどか「めっちゃ軽いノリで出てきたぁーーーッ!?」
さやか「うわ、ドデカいウミウシ……、グロっ」
首領パッチ「お、恐ろしい……。ウミウ神様の怒りが炸裂するぞ……」
ウミウ神様「マジ許せんわー」
<ウミウ神の九十九神罰 第六章十三節『我罪ニ罰ヲ欲スル者ナリ』>
ドドドドドオオオォォォォォン!!!
杏子「ぐおおおぉぉッ!?」ドゴーン! ズゴーン!
まどさや「「ドすごい技出したぁーーーッ!?」」ガビーン!
ボーボボ「感謝します、ウミウ神様」
ウミウ神様「どういたしまー」スゥー…
しゅ~~~~
まどか「煙で何も見えないよ……」
さやか「あいつはどこに?」
天の助「ウミウ神様の怒りを買ったんだ。跡形も残ってはいないさ」
さやか「ならいいんだけどね……」
しゅ~~~~
キラン
さやか「 ! 」
杏子「甘いぜ?」
ブンッ!!
ドグシャァッ!!
さやか「きゃああぁぁッッ!?」ドゴーーン!
まどか「さ、さやかちゃん!?」
ボーボボ「何ィ!?」
首領パッチ「あの攻撃を受けてまだ……」
天の助「さやかぁッ!?」
杏子「確かに今のは効いたけど、防ぎきれないってほどじゃないよ」
杏子「それにしてもそこの新人、ほんっと甘ちゃんだね。敵の死体見てから武器下ろせっての」
さやか「」
まどか「さやかちゃん! さやかちゃん!!」
柵<ギシギシッ!
杏子「無駄だって。そいつは魔法少女でもないお子ちゃまの力じゃ壊せないよ」
杏子「さて、新人は再起不能。内臓グチャグチャになってるだろうから、ほっといたら死ぬかもね」
杏子「次はお前らの番だよ。一瞬で終わらしてやるよ」スチャッ
ボーボボ「……」
首領パッチ「てめぇ……!」
天の助「よくもさやかを……!」
杏子「ふふん!」スッ…
杏子「………」
杏子「っかしーな……」
杏子「全治三週間ってくらいには痛めつけたのに……」
まどか「え……」
さやか「く……うぅ……」ヨロヨロ
まどか「さやかちゃん!」
パチ天「「さやかッ!」」
杏子「そういや、あんた他人の怪我治すために契約したんだって? なるほど、願いが癒しならしぶといサンドバッグが出来上がるわけだ」
さやか「黙れぇッ!!」
杏子「おうおう、腕の骨折も治ってんじゃん、すげーなその回復力。アタシにもちょっぴり分けてくれよ」
さやか「ああああぁぁぁッ!!」ダッダッダ!
カキィィン!
杏子「真っ直ぐ突っ込むとか芸がねぇな。イノシシかよ」ググググ
さやか「黙れ黙れ黙れぇッ! あんたは絶対に許さないッ!」グググ
杏子「うぜぇ。超うぜぇ」グググッ
杏子「そもそも先輩に対する口の効き方がなってないよね。ぶっ飛ばしちゃうよ?」
さやか「誰があんたなんかにィッ!!」
杏子「ふん。眠ってろ、トーシロが」
バキィッッ!!
さやか「ぐぅ、あああッッ!?」ズサーー
まどか「さやかちゃん!!」
杏子「口で言ってもわからねぇ、殴ってもわからねぇバカとなりゃあ……、後は殺しちゃうしかないよねぇッ!?」ヒュン
ボーボボ「マズい! さやかは今無防備だ!」
首領パッチ「俺たちが壁となって守るしかねぇ!」
天の助「他でもないさやかの為だ! 行くぞッ!」
まどか「みんな……!」
協力奥義<鉄壁の要塞 ~友を守る最強の壁~>
『ダンボール』『ダンボール』『ダンボール』『ダンボール』『ダンボール』『ダンボール』
ボボパチ「「さあ、来い!!」」
まどか「守るつもり微塵も無ぇーーーーーッ!?」マドーン!?
天の助「ふざけんなよ、お前ら! それでも仲間かよ!!」
まどか「て、天の助くん……!」
天の助「さあ来やがれ、俺が壁になってやる! どんな攻撃も防いだらぁーーッ!!」
バーーーーン!
まどか(まだ、ダンボールの方が効果ありそうな気がする……)
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