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元スレQB「僕と契約して魔法少女になってよ!」 首領パッチ「ヒロインになれるのね!」
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まどか「とりあえず、会いに行こうよ」
タッタッタ
まどか「仁美ちゃーん」
首領パッチ「よぉ、ワカメガール」
仁美「 」ボー
まどか「仁美ちゃん……? どうしたの、ねぇってば!」ユサユサ
仁美「……あら」
仁美「鹿目さんに首領パッチさん、ご機嫌よう」ウフフ
まどか「ど、どうしちゃったの? どこに行こうとしてたの?」
仁美「どこって、それは……ここよりずっと素晴らしい所、ですわ」
仁美「そうですわ、鹿目さん達も是非ご一緒に!」
仁美「ええ、そうですわ。それが素晴らしいですわ」フラフラ
まどか「な、何だかいつもの仁美ちゃんじゃないよ……」
首領パッチ「おい、まどか! こいつの首筋を見ろ!」
まどか「え……。ああっ、これって!?」
ゴゴゴゴゴゴ……
首領パッチ「白髪の枝毛があるぞ!!」
まどか「そっち!? どうでもいいよそんなの!」
まどか「ほら見て、この模様ってマミさんの言ってた<魔女の口づけ>だよ!」
首領パッチ「……あ、そうなん?」
まどか「リアクション薄っ!!」
まどか「ど、どうしよう、マミさんやほむらちゃんに連絡……、あぁダメだ。携帯番号分からないし、今きっと魔女退治の最中だよ……」
首領パッチ「とりあえず付いていかねぇと見失っちまうぞ」
仁美「 」フラフラ~
まどか「ああっ、待って仁美ちゃん!」タッタッタ
~倉庫群~
男A「 」フラフラ
男B「 」フラフラ
女A「 」フラフラ
絶望君「クッキー……」フラフラ
女B「 」フラフラ
仁美「 」フラフラ
首領パッチ「人が増えてきたな。こいつらもみんな魔女の術中にハマっちまったんだな」
まどか「こ、こんなにたくさん……(またこの前の人がいる……)」
まどか(でも、本当にどうしよう……。マミさんやほむらちゃんはいないし、このままじゃこの人たちは、前みたいに危ないことをしちゃうのかな?)
まどか(私一人で止められるかな……、でも見捨てたりしたら仁美ちゃん達が……)
まどか「どうしよう首領パッチ君……」
まどか「……あれ? 首領パッチ君?」キョロキョロ
男C「 」フラフラ
女G「 」フラフラ
首領パッチ「イームホーテープゥ イームホーテープゥ」フラフラ
まどか「なに違和感無く混じってるの!?」マドーン!?
~工業地帯 倉庫内 結界~
魔女「GAAAHHH!」
マミ「暁美さん! 後ろ!」
ほむら「 ! はぁッ!」ゴシャッ!
使い魔A「ギャーー!」ズサー
ほむら「助かったわ」
マミ「どういたしまして! ふん!」バンバン!
使い魔B「ウギャー」ズキューン
ボーボボ「鼻毛ソーメン召し上がれ♪」ブンブンブン
使い魔C「グギャギャーー!!」ビシッバシッ
ほむら(確かこの魔女は人々に呪いをかけて自殺させようと誘導していたはず)
ほむら(そして、それに巻き込まれた志筑仁美を助ける為に、まどかも魔女に接触してしまう)
ほむら(だけど、今回は早い内にこの倉庫に来れたわ。マミやボーボボとの共闘によって最速で倒せる。これでまどかが危険な目に会うことはない!)
~ホスピタル 屋上~
天の助「お、おい! 何してんだよお前!」
さやか「何だ……、天の助じゃない。何か用?」
QB「そうだよ、今から契約の儀式が始まるんだ。あまり部外者は居てほしくないんだけどな」
天の助「ぶ、部外者って何だよ! 一応俺レギュラーだろ!」
天の助「いや、そんなことより何でいきなり魔法少女になろうとしてんだよ!」
さやか「あんたには関係ないでしょ」
天の助「マミやほむらだって危険だ危険だって言ってただろ! 自分から死にに行くつもかよ! そのキュゥべえだって話に聞くと怪しい野郎らしいぞ!」
さやか「転校生の話なんて信じられる訳ないでしょ」
天の助「おいおい、女特有のこえーイジメかよ」
天の助「願い事に釣られたのか? 金銀財宝か? 不老不死か? だったらそんなのより、ところてんのグローバル化という素晴らしい……」
さやか「……恭介」
天の助「あ?」
さやか「恭介の手……今の技術じゃ絶対に治せないんだって……」
QB「奇跡か魔法でも起きない限りね。しかし僕ならばその奇跡すら実現できる」
天の助「そ、その為に……」
天の助「でもよ、あいつがそれで治って喜ぶと思ってんのか!? お前が魔法少女になって死にそうな目に会ってよぉ」
さやか「あたしのおかげで治ったなんて、言うつもりはない。感謝なんかされなくていい」
天の助「そういう問題じゃなくてよぉ……」
天の助(やっべぇ、これで契約とかしちゃったら、絶対ボーボボとかにボコられる……!)
天の助(何とかして止めないと、俺の命が危ねぇ!)
天の助「……だったらよ、俺を食えよ」
さやか「……は?」
天の助「俺はまだお前にところてん食ってもらってねぇぞ! あん時食ってもいいって言ってただろ!」
天の助「魔法少女になる前に俺を食いやがれ!! じゃないと俺は絶対に契約なんて認めねぇ!」バン!
さやか「…………」
天の助「…………」
QB「…………」
さやか「キュゥべえ、あたしの願いは『恭介の手を治すこと』!」
QB「君の願いはエントロピーを凌駕した!」
キュイイーーーン!
天の助「あれぇーーーッ!? 普通に無視したぁーーーッ!?」ガーン!
ゴオオオォォォォオオォオォ!
天の助「ぎゃああぁぁ! 何だこのパワー!? 飛ばされる~!」
ピカァァーーッ!
さやか「ううぅ………!」
ソウルジェム<ホワン
QB「さあ、受け取るといい。それが君の運命だ」
すみません。誤字の修正です。
>>505
~ホスピタル 屋上~
天の助「お、おい! 何してんだよお前!」
さやか「何だ……、天の助じゃない。何か用?」
QB「そうだよ、今から契約の儀式が始まるんだ。あまり部外者は居てほしくないんだけどな」
天の助「ぶ、部外者って何だよ! 一応俺レギュラーだろ!」
天の助「いや、そんなことより何でいきなり魔法少女になろうとしてんだよ!」
さやか「あんたには関係ないでしょ」
天の助「マミやほむらだって危険だ危険だって言ってただろ! 自分から死にに行くつもりかよ! そのキュゥべえだって話に聞くと怪しい野郎らしいぞ!」
さやか「転校生の話なんて信じられる訳ないでしょ」
天の助「おいおい、女特有のこえーイジメかよ」
天の助「願い事に釣られたのか? 金銀財宝か? 不老不死か? だったらそんなのより、ところてんのグローバル化という素晴らしい……」
さやか「……恭介」
天の助「あ?」
さやか「恭介の手……今の技術じゃ絶対に治せないんだって……」
QB「奇跡か魔法でも起きない限りね。しかし僕ならばその奇跡すら実現できる」
天の助「そ、その為に……」
天の助「でもよ、あいつがそれで治って喜ぶと思ってんのか!? お前が魔法少女になって死にそうな目に会ってよぉ」
さやか「あたしのおかげで治ったなんて、言うつもりはない。感謝なんかされなくていい」
天の助「そういう問題じゃなくてよぉ……」
>>505
~ホスピタル 屋上~
天の助「お、おい! 何してんだよお前!」
さやか「何だ……、天の助じゃない。何か用?」
QB「そうだよ、今から契約の儀式が始まるんだ。あまり部外者は居てほしくないんだけどな」
天の助「ぶ、部外者って何だよ! 一応俺レギュラーだろ!」
天の助「いや、そんなことより何でいきなり魔法少女になろうとしてんだよ!」
さやか「あんたには関係ないでしょ」
天の助「マミやほむらだって危険だ危険だって言ってただろ! 自分から死にに行くつもりかよ! そのキュゥべえだって話に聞くと怪しい野郎らしいぞ!」
さやか「転校生の話なんて信じられる訳ないでしょ」
天の助「おいおい、女特有のこえーイジメかよ」
天の助「願い事に釣られたのか? 金銀財宝か? 不老不死か? だったらそんなのより、ところてんのグローバル化という素晴らしい……」
さやか「……恭介」
天の助「あ?」
さやか「恭介の手……今の技術じゃ絶対に治せないんだって……」
QB「奇跡か魔法でも起きない限りね。しかし僕ならばその奇跡すら実現できる」
天の助「そ、その為に……」
天の助「でもよ、あいつがそれで治って喜ぶと思ってんのか!? お前が魔法少女になって死にそうな目に会ってよぉ」
さやか「あたしのおかげで治ったなんて、言うつもりはない。感謝なんかされなくていい」
天の助「そういう問題じゃなくてよぉ……」
~倉庫内~
男A「 」つバケツ フラフラ
女B「 」つ洗剤(酸性) フラフラ
まどか「な、何? 何をするつもりなの……?」
首領パッチ「マイクテス、マイクテスー」
男C「 」つ洗剤(アルカリ性) フラフラ
まどか「え……、あれって……」
まどか「 ! ああッ!」
――――――
――――
――
詢子『いいか、まどか』
詢子『混ぜるな危険って書いてあるだろ? この手のものは扱いを間違えると大変なことになる』
詢子『有毒ガスが発生してな、人なんか簡単に殺しちまうんだ。だから使い方には注意しろよ?』
――
――――
――――――
まどか「あぁ……!」ガタガタ
男C「 」つ洗剤(アルカリ性) フラフラ
首領パッチ「え……、あれって……」
首領パッチ「 ! ああッ!」
――――――
――――
――
ヤッくん『 』
首領パッチ『いやぁ! 止めてヤッくん! 私、こんな初めてはいやぁ!』グイグイ
ヤッくん『 』
首領パッチ『あふぅ! そんな、ヤッくんが実は肉食系オオカミ男子だったなんて……!』グイグイ
ヤッくん『 』
首領パッチ『でも、でも!』
首領パッチ『パチ美はそれでも、ヤッくんのこと愛しているから……!』
――
――――
――――――
首領パッチ「あぁ……!」ガタガタ
まどか「いや、回想全然関係無いじゃん!」マドーン!?
まどか「と、とにかく止めなきゃ!」ダッ
仁美「 」パッ
まどか「うぅッ!?」ガシィ
仁美「邪魔をしてはいけませんわ。あれは神聖な儀式ですのよ」
首領パッチ「ヤッくんとの初体験がぁッ! 恥ずかしいーーーッ!!」ダッ
仁美「 」ゴシャァッ
首領パッチ「うごぉッ!?」ボゴォ
まどか「首領パッチ君にだけ何か威力強くない!?」
仁美「気のせいですわ」
まどか「そ、それよりも、あれって危ないんだよ? ここにいる人、みんな死んじゃうんだよ!?」
仁美「そう、私たちは今、この汚らわしい世界から解放されて、新たな旅路に出るのです」
仁美「それはとても素晴らしいことなのですよ」
仁美「生きている身体なんて邪魔なだけ。お二方もすぐに理解できますわ」ウフフ
まどか「そ、そんなぁ……、放してよぉ!」
首領パッチ「完全に洗脳されてやがるな……。よっしゃ、トランスフォーム!」ガシャンガシャン
ドーーーン!
パチボール「『ボール』!! まどか! 俺を向こうに思いっ切り投げろ!」
まどか「う、うん!」ガシッ!
まどか「えいッ!」ポイッ
パチボール「目指せ、三振王!」ヒューーー
ガシャーン!
男A「 ! 」
女B「 ! 」
バケツ<コロコロ
洗剤<コテッ
首領パッチ「トランスフォーム解除!」ボボン
首領パッチ「へへっ、危険物は預からしてもらうぜ」つ洗剤二種 ガシッ
まどか「首領パッチ君! それを早くみんなの手の届かない所へ!」
首領パッチ「おう……」つ洗剤二種 ジーーーッ
首領パッチ「……」つ洗剤二種 ジーーーッ
まどか「ど、どうしたの洗剤見つめて」
首領パッチ「…………」洗剤二種 ジーーーッ
首領パッチ(意外とイケるかも……)つ洗剤二種 ゴクゴクゴク
まどか「飲んだぁーーッ!?」マドーン!?
首領パッチ「マズゴバァッ!!??」グバァッ
まどか「当然の結果だぁーーーーッ!!」
首領パッチ「だ、だが洗剤はすべて飲みきった! これでこいつらが自殺する心配はないぜ!」グググ…
まどか「そこまで命張らなくても、窓の向こうに捨てればよかったんじゃないの?」
仁美「儀式の続行が不可能になってしまいましたわ」フラフラ
男A「なんて罰あたりな奴らだ」フラフラ
女B「よくも神聖な儀式を……」フラフラ
絶望君「絶望……」フラフラ
男F「彼らも解放させなくては、我々の世界へ」フラフラ
まどか「ど、どうしよう首領パッチ君、こっちにくるよ……」ジリジリ
首領パッチ「サインの催促、では無さそうだな……」ジリジリ
まどか「絶対違うよぉ……。でも、仁美ちゃん達は操られているだけだし……」
首領パッチ「仕方ねぇ、傷つけずに無力化となるとあの手しかねぇな……!」
まどか「そ、そんなこと出きるの?」
首領パッチ「ああ、洗脳を無効化させる特殊な方法だ」
まどか「そんなスゴいのがあるなら早く仁美ちゃんたちに!」
首領パッチ「本当は使いたくなかったが……。<特殊ハジケ治療術その15>……!」
首領パッチ「<首領パッチの口づけ>!!」ガバッ!
ブチュウッ!
仁美「 ! おええぇぇぇッ!?」バタン
まどか「何それホントに治療法!? 仁美ちゃん気絶しちゃったよ!?」
首領パッチ「大丈夫だ。<首領パッチの口づけ>は特殊な技でな。洗脳自体は消すことは出来ないが無害なモノに書き換えるんだ」
仁美「ううぅ……」
魔女の口づけ<シュウウゥ~
まどか「ホントだ! <魔女の口づけ>が違う模様になっていく……!」
首領パッチ「そして、<首領パッチの口づけ>を受けた者は……」
まどか「受けた者は……?」
仁美「やっぱり74式戦車のガスタービンエンジンの音は格別ですわね~……」
首領パッチ「ミリオタになります」
まどか「何故!?」
『 I am legend !! 』
まどか「しかも、模様全然ミリタリーと関係無い!!」
まどか「で、でもこれで確かに危険性はなくなるね。首領パッチ君じゃんじゃんチューしていってね!」
首領パッチ「んもう! この唇は本当はヤッくんだけのモノだけど、今日はだけは特別だぞ☆」
ぶちゅうぅ!
男G「 ! おげえええぇぇ!」バタン
ぶちゅうぅ!
女F「うええぇぇ~~!」バタン
まどか「……何か知らないけど罪悪感が沸いてくるや」
男B「やっぱり最強といっちゃ実戦経験豊富なエイブラムス一択だろ」
女E「テメ、メルカバディスるとか屋上だな!」
まどか「……何故だろう、胸が締め付けられるよ」
絶望君「/////」ドキドキ
首領パッチ「あらぁ、最後はあなただったのね。じゃあラストだし、特別にサービスしちゃおっかな☆」
絶望君「!」ドキドキ
首領パッチ「それじゃ、素敵なあなたには、特別に……」
つ『釘バット』
首領パッチ「ふん!!」
ゴシャァッ!!
絶望君「絶ぼぉッ!?」ズサーー
まどか「何やってるの!?」マドーン!
――――――
――――
――
~5分後~
首領パッチ「これで全員無力化したぜ」
まどか「でも、元凶の魔女を倒さなくちゃ元に戻らないんだよね……」
首領パッチ「その通りだ。こっちの部屋が怪しい。行こうぜまどか」
まどか「うん……。私も仁美ちゃんのこんな姿、これ以上見たくないや……」
首領パッチ「んじゃ、ドアを開けるぜ……」キイィ
ガチャッ
~工業地帯 倉庫内 結界奥地~
魔女「GUUHH……」フラフラ
ほむら「弱っているわ、巴マミ!」
マミ「ええ、言われなくても! ボーボボさん!」
ボーボボ「ああ、準備完了だぜ」
マミ「ティロ・フィナーレぇッ!!」
ドゴオオォォォン!!
ボーボボ「鼻毛真拳奥義<鼻毛濁流>!!」
ドドドオオオォォン!!
ほむら「 !! 巴マミの弾丸とボーボボの鼻毛が合わさっていく……!」
マミ「これぞ、新しいフィナーレの形よ!」
ボーボボ「こんな相手の幕引きにはもったいないがな」
マミボボ「「ティロと毛が融合した必殺技!」」
合体奥義<一ティ団毛2(いっちだんけつ)>!!
ドゴオオオオオォォォォオオォン!!!
魔女「UUOOOOOHHHH!!??」
しゅうぅ~~
マミ「やった、倒したわ!」
ほむら「何て威力なの……!」
ボーボボ「まだ、70%程度だな。もう少しシンクロ率が上がれば恐ろしい程の破壊力になるだろう」
ほむら「すごい……(私もまどかとこんな合体技を……!)」
タッタッタッタ
マミ「 ! 誰か来るわ!」
ほむら(もしかして、まどかが……?)
ほむら(ならば、間に合ったということね。彼女が危険な目に会う前に魔女を倒せたんだから)
タッタッタッタ
ドアガチャッ
さやか「魔法少女さやかちゃん、ただいま参上~! 月に変わってお仕置きよ!」
ババーーン!!
ほむら「 」
マミ「 」
さやか「あ、マミさんに転校生! てことはもう魔女倒しちゃったとか? あちゃー、乗り遅れちゃったなー!」
マミ「み、美樹さん……、その格好もしかして……」
さやか「そ! そのもしかして! あたしも魔法少女になっちゃいました!」
ほむら「みみみみみ美樹さささささ」ガクガク
さやか「うおっ! 転校生慌てすぎ! そんなに驚いた? ライバル出現で焦ってんの~?」
ボーボボ「おい、どういうことだ? ん?」ググググ
天の助「ひえぇ~! お許しを~~ッ!」グェ~
ほむら「あなたは、どこまで愚かなの!! 魔法少女になるってことがどれだけ厳しく……」
さやか「もちろん、理解してるって~。マミさんとかからちゃんと聞いたもん。それを分かった上で契約したんだから」
ほむら(ダメだ、この美樹さやか、何も理解できていない! 魔法少女になるということの意味を!)
ほむら(あの時彼女は先に帰ってしまった。考えてみれば、あの中で美樹さやかだけが私の話を聞いてない……)
ほむら(彼女に魔法少女の本質を教えられなかった。そして目を離している隙に契約を……)
さやか「なーんだ、二人とも魔女倒しちゃったんだね。んじゃ、まどか達も助けれたんだ」
マミ「!」
ほむら「!」
ほむら「美樹さやか! どういうこと!?」
マミ「どうしてそこで鹿目さんが出てくるの!?」
さやか「えっ、え? いやだってあたしキュゥべえに言われたんですよ。『まどか達が魔女に襲われて危ないから、ここの西の倉庫に行け』って……」
ほむら「なっ……!」
――――――
――――
――
さやか「これが……ソウルジェム」
さやか「これであたしも魔法少女になったんだね……!」
QB「その通りだよ。そしてルーキーにさっそく仕事だ」
さやか「え?」
QB「魔女が発生している、それもかなり強力な部類のね。そしてその魔女の術に今、鹿目まどかや君の友達が巻き込まれているんだ」
さやか「まどか達が……!? ちょっと! 何でそれを早く言わないの!?」
QB「魔法少女になる前の君に話したところで何も出来ないだろう? だから契約した後に話したんだ。とても合理的なはずだ」
さやか「ああ、もう! なんかあんた腹立つわね! 天の助! そんな所でノビてないで、さっさと行くよ!」
天の助「うううぅ、ボーボボに殺されるぅ……」
さやか「ほら、立って! キュゥべえ! 確かこのソウルジェムの反応で魔女の居場所が分かるんだよね?」
QB「いや、その必要はない。すでに魔女の居場所は特定している。西の工業地区の倉庫だ」
さやか「ありがと。待っててね、まどか! 魔法少女さやかちゃんが華麗に倒してやるんだから!」
天の助「お、俺も行くのかよ~……」
――
――――
――――――
マミ「一体どういうことなの、暁美さん!」
ほむら「すぐにソウルジェムを出して!」
さやか「えぇっ、うん!」スッ
ソウルジェム×3<ピカッピカッ
マミ「ソウルジェムが反応している……! もう魔女は倒した筈なのに……?」
さやか「へ? え? どういうこと!?」
ほむら「キュゥべえにハメられたわ……」
ほむら「今、私たちが倒したのは本物の魔女でなく、使い魔が成長したモノよ」
ほむら「最初からおかしかった……。魔女でありながら使い魔の量も少なく、グリーフシードも落とさない」
ほむら「キュゥべえは今、この町に魔女が2体存在していることを知っていながら、私たち魔法少女をこの一カ所に集めた」
ほむら「もう1体の魔女をまどかと引き合わせ、契約せざるを得ない状況を作るために……!」
マミ「そ、そんな……!」
さやか「まどかが危ない……」
ほむら(あの淫獣……! 奴の監視を怠った私の責任だわ……!)
マミ「すぐに向かいましょう!」
さやか「でも、どこに?」
ほむら「魔力の反応は向こうからよ。確かあそこには廃墟になった工場があった筈……」
さやか「あ、知ってる。お化けが出るって有名なところだよね! あたし道分かるよ!」
マミ「その廃墟ってちょうど町の端っこじゃない! 今から急いでも一時間以上はかかるわ! その間に鹿目さんが……」
天の助「いや、おそらく少しの間なら大丈夫だろう」
さやか「何でそう言い切れるのよ?」
天の助「まどかは首領パッチと一緒に帰っていた。つまり必然的に首領パッチもまどかの側に居るはずだ」
首領パッチ『ジャスミンの香り~! ジャスミンの香り~!!』クルクル
ほむさやマミ(((余計不安だ……)))ズーン
ほむら「うだうだ言ってられないわ、まどかが危ない! 急ぎましょう!」
マミ「ええ!」
さやボボ天「「「おう!」」」
ほむら(まどか……どうか無事でいて!!)
~魔女結界内~
人形使い魔A「ケケケケケ」
人形使い魔B「ケケケー」
まどか「魔女の結界……。やっぱりここに魔女が……」
首領パッチ「な、何だこの空間は~!」
エリー「ーーーー」フワフワ
まどか「見て、首領パッチ君! コンピューターみたいなのがいるよ!」
首領パッチ「あれが本丸だな! ぶっ殺してやる!!」
エリー「ーーーー!!」キッ
人形使い魔A「ケケケケケ!」ヒュン
人形使い魔B「ケケケケケー!」ヒュー
まどか「ああ、気づいたみたい!」
首領パッチ「へっ! この泥人形ども俺が一瞬で……」
首領パッチ「 ! ハッ!!」
~~~~~~~~~
人形使い魔A「ケケケケー☆」キラキラ
人形使い魔B「ケケッ♪」キラキラ
~~~~~~~~~
首領パッチ「か、可愛い……!」
まどか「あれが!? うっそでしょ!!」
首領パッチ「ダメ! 私にあの子達は殴れない! こんな可愛い子達を……!」
人形使い魔A「ケケケケー!」ヒュー
人形使い魔B「ケケケッ!!」ヒュー
まどか「こっちに来るよ! 何とかしてよお願い!」
首領パッチ「無理よ! 私には……!」フリフリ
首領パッチ「……あ!」
ヤッくん「 」コテッ
首領パッチ「や、ヤッくん! いつからそこに!?」
首領パッチ「いや! 違うのよ! これは浮気とかじゃなくて……!」
首領パッチ「ヤッくん信じて! パチ美は……パチ美は!」
人形使い魔A「ケケケー!」バッ
人形使い魔B「ケッケケ!」バッ
首領パッチ「色目使ってんじゃねぇよ、タコ助がああぁぁぁッ!!」
ドゴオォッ!
ゴシャァッ!
ゴリッ!
メキャァッ!
ボゴオオォッ!
<パチ美怒りの五連撃>!!
人形使い魔A「ケケー!?」グシャッ
人形使い魔B「ケケッケ!?」ズサー
首領パッチ「愛は絶対勝つのね、ヤッくん!」ギュウ
ヤッくん「 」ギュー
まどか「何この茶番……」
エリー「ーーーー!?」
首領パッチ「てめぇ、俺とヤッくんの仲を引き裂くつもりだな!? ぜってぇ許さねぇ!!」
エリー「ーーーーー!!」ヒューン
まどか「あ! 逃げた!」
首領パッチ「待てやこらぁーーッ!!」ダッ
まどか「ま、待ってよぉ!」ダッ
まどか(な、何だか弱そうな相手でよかった……。これなら首領パッチ君が倒してくれる……)
エリー「……」
今日はここまでです。残りは明日の夜に投下しようと思います。
それでは。
乙
天の助良い奴だと思ったらコレだよw
ていうか首領パッチって、今回の口付けとか詩人に注入したエキスとか
攻撃翌力は無いけどタチが悪い技を持ってるよな
天の助良い奴だと思ったらコレだよw
ていうか首領パッチって、今回の口付けとか詩人に注入したエキスとか
攻撃翌力は無いけどタチが悪い技を持ってるよな
>>540
基本味方に居ると頼りなく、敵に回すと物凄く恐ろしいキャラばっかりだからな
基本味方に居ると頼りなく、敵に回すと物凄く恐ろしいキャラばっかりだからな
THE COOL ほむほむとか言い出したあたりにほむにハジケリストの才能を見た
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