元スレ麦野「ねぇ、そこのおに~さん」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
356 = 272 :
>>343
安価数字のミスです、すいません
GEKOTA THE MOVIE
フレンダ「……」ニヤニヤ
絹旗「な、なんですか?」
フレンダ「最愛ちゃんも可愛いところあるね~これアニメでしょ?」
絹旗「え? 元ネタはアニメですがこれは実写ですよ?」
フレンダ「えっ」
絹旗「入りましょうか」
フレンダ「その前に飲み物とポップコーン買ってくる」
――GUEST : 御坂美琴と妹達
357 = 272 :
フレンダ「……(い、今更だけどドキドキしてきいた訳よ)」ドキドキ
フレンダ「(暗闇で2人きり……むふふ)」ニマニマ
―――
絹旗「……(これは、C級というより〝やってしまった〟感超バツグンですね)」
絹旗「(しかもゲストで超電磁砲……と妹さん?)」
絹旗「(色々な意味で超ドキドキします)」ドキドキ
―――
フレンダ「あ、始まった」
絹旗「……」ジー
フレンダ「(なんだかんだで子供なんだから……)」
―――
一方通行「(あの金髪、もっとくっつけよォ……)」
打ち止め「わ、ゲコ太!ミサカはミサカははしゃいでみたり」
358 = 333 :
359 = 272 :
>>358数秒間見つめてしまった
絹旗「……」ビクッ
絹旗「……」ウルウル
絹旗「…………」ドキドキ
フレンダ「……(リアクションが面白い訳よ)」
フレンダ「(にしても、これは結局失敗かな……眠い訳よ)」フワァ
フレンダ「(でも寝るのも失礼だし、何か食べて……)」スッ
絹旗「……」スッ
>2人「「!?」」ビクッ
フレンダ「わ(手、ちっちゃい……)」
絹旗「……」
絹旗「……」ギュ
フレンダ「!」
絹旗「い、今だけですからね」ボソ
フレンダ「うん」ニギ
360 = 290 :
リアルゲコ太……
361 = 296 :
超電磁砲と妹達の恥ずかしいシーンで気まずくなるんですね
わかります
362 = 272 :
フレンダ「……(ねむ……)」
絹旗「(こ、これ、敵が吹っ飛ぶシーンとか感電するとことか妙に超リアルです)」
絹旗「(こ、怖い、超怖いです……感電の表情が、本物です)」ギュ
フレンダ「……」スピー
絹旗「(ふ、ふれんだぁ……?ね、寝てしまったのでしょうか)」
ギャアアアアアアア
絹旗「……ヒィッ」ビクッ
グシャッ
絹旗「う、うぅ……」
絹旗「(超おかしいでしょ! これ幼児向け映画では……)」
オペノ ジュンビヲ
絹旗「(手術?)」
―――
打ち止め「」
一方通行「お、おォ……」ゾクゾク
363 = 333 :
一方さんがいいキャラしてるなあ
364 = 272 :
マモッテヤルワヨ アンタト アンタノマワリノ セカイヲ
絹旗「(演技が超最悪です)」
絹旗「(あ、アレ妙に超リアルゲコ太……)」
オペヲ カイシ スルヨ ハンマー
絹旗「(ハ、ハンマー?)」
絹旗「(ってこれ医療とかの映画だったんですか……)」
ドウゾ ト ミサカハトンカチヲテワタシマス
絹旗「(スタッフが全員同じ顔……)」
ア ヤベ……マイッカ
絹旗「(え)」
絹旗「(この患者役も同じ顔……)」
―――
ミサカ「綺麗です……とミサカはつぶやきます」
御坂妹「や、やめ……マジやめrあああああああ」
絹旗「……」
365 = 272 :
『フレンダ「綺麗な訳よ……」』
『絹旗「や、やめ……」』
絹旗「ハッ (な、ないです!超ないです!!)」
ミサカ「んっ、そこはぁとミサカは台本どおりのお芝居に乗じて少し触ってみます」
御坂妹「もうやだ……とミサカは初めて、涙を、流します」
絹旗「(……超マジ泣きです)」
フレンダ「……」スピー
―――
『「打ち止めァ……」』
『「うざいんだけど。あ、洗濯物別にしてねってミサカはミサカは……この口調めんどくせー」』
一方通行「ハッ 夢かァ……」
366 = 272 :
オペハ シッパイダ
絹旗「(超失敗するんかい!)」
~~エンドロール
絹旗「……終わり?」
フレンダ「……」スピー
絹旗「え、ちょっと、何あのラスト。超バッドエンドとか超展開とかそんなチャチなもんじゃないですよ」
絹旗「でもこれだからC級が超やめられません」
絹旗「あ、フレンダ」ユサユサ
フレンダ「んーー」
絹旗「起きてくださいって」
フレンダ「うぅ……」カクッ
絹旗「ハッ か、顔が……ゴクッ」
―――
フレンダ「……あれ、結局終わったの?」
絹旗「は、はい///」
フレンダ「ん? どうして赤くなってるの?」
絹旗「な、なんでもないれす……//」
367 = 279 :
ニヤニヤ
368 = 272 :
フレンダ「ふー、あんましお腹減ってないなぁ」
絹旗「そうですね」
絹旗「あ、そういえばこの映画の場合何か玩具的なものが超もらえるらしいです」
フレンダ「じゃあそれ貰ってくか~」
絹旗「あれ、貰うんですか? 超馬鹿にしてもらわないと思ってたのに」
フレンダ「まーね」
―――
絹旗「ひぃっ」
ミサカ「どうかしました?とミサカは問いかけます」
絹旗「…………な、なんでも」
御坂妹「」
フレンダ「?」
369 = 272 :
-帰り道-
絹旗「超楽しかったですか?」
フレンダ「まぁ」
絹旗「でも9割超寝てましたよね」
フレンダ「あー、それは悪かった訳よ。ビクビクしてる絹旗が可愛くてつい」
絹旗「お、起きてたんですか!?」
フレンダ「えへへ」
絹旗「もう!」
フレンダ「でも、結局一つわからないことがあるの」
絹旗「なんです?」
「頬がスースーしてた訳よ。なんか濡れてるような」
「っっし、知りませんよ!」
「ふふっ」
「?」
「もう一回、して」ツンツン
「わーーーー!!やっぱり超起きてたんですか!!」
手も繋いだし、キスまでした。A,B,Cで言うとAくらいはいったかもしれない、そんなアイテムの日常でした
370 = 272 :
上条「………」
麦野「あはっ、よかったわぁ……」ウットリ
上条「もう、無理っす」
麦野「何言ってんの?もう1ラウンド!」
上条「ひ、ひぇえええ」
麦野「今度はこれね」
上条「もうやだああああホラー、しかもありったけグロいシーンを詰め込んだやつなんてやだあああああ」
次は本編、かもしれない
371 = 272 :
>>293から
超展開過ぎですけどむぎのんの戦闘狂と美琴の愛で補完してください
「っ!」
美琴の〝電撃の槍〟が麦野を襲う。
が、麦野はこれをスイスイと避けていく。しかし逆に麦野から攻撃することはなかった。
「アンタ、攻撃しないわけ?」
美琴が質問する。
〝殺しにこないのか〟と
「うっせェ!、関係ねぇだろ!!」
言葉はこうだが内心麦野は焦っていた。
何故、何故、なぜ――そういう疑問でいっぱいだった。
かなり前から隙はある。まるでワザと作っているような隙が。
だが攻撃できない。能力〝原子崩し〟を使えない。
出てくるのは彼の前で言った言葉。
〝もう、殺しの仕事はやめようかなって〟
「つぅか、何でアンタは攻撃してくんの?」
特に疑問に思っているわけではないが質問した。
そしてかなり追い込まれてると自覚した。
「アンタ、それ本気で言ってんの?」
「へぇ、あの男に惚れてんだ」
一瞬相手の攻撃が止まる。隙が出来た。ここだ、と思うが何故か出来ない。
演算をするが実行に移せない。イライラする。何で、何で、何で、何で。
373 = 272 :
私が今こいつに攻撃したら〝彼〟は悲しむだろうか。
私が今こいつに攻撃されたら〝彼〟は悲しんでくれるだろうか。
私が――
自分の行動に対する〝彼〟の気持ちが気になってしょうがない。イライラする。何で、何で。
「遊びなの?」
「は?」
「アイツに近づいて、恋人にもなって、それは遊びなのかって聞いてんのよ!!」
絶叫にも近い声で発せられた声は電撃と一緒に麦野に向かう。
麦野沈利は考える。何でこんなことに……
思い返せば私が悪い。でも――
「お前には関係ねぇんだよォォ!!!」
初めて能力が発動した。
その放たれた光線は美琴のすぐ横の電柱に当たり、その電柱は粉々になった。
「やっとやる気になった?」
「うぜぇよ。吠えんなガキ!!」
374 = 272 :
上条当麻は動けなかった。
美琴に言われた言葉を思い出す。
「アンタ、アイツが遊びでアンタと付き合ってるとしてたらどう?」
〝そんなことはない〟その一言が出ない。
「今から私はアイツを[ピーーー]。絶対[ピーーー]」
〝やめろ〟その一言が出ない。
そして最後の言葉
「好きだよ、当麻」
これが一番上条当麻を狂わせる。
美琴が俺を好き、その事実を知るが返す言葉はでない。
〝俺には彼女がいるから〟の一言が、出ない。
「どうすりゃいいんだよ……」
天を仰ぐ。空は今日も青く雲一つない明るい空だ。
そんな空に不釣合いな音が響き、光が見えた。美琴が戦ってるんだろうか。
麦野沈利は、という疑問より先に美琴が出たことに戸惑う。
「よくわんねぇ」
自分は馬鹿だなと思う。だから、やっぱり行くしかないのだと思う。
上条当麻は走り出す。2人の超能力者のもとへ
375 = 272 :
>>374回避忘れ どこに入ってるかわからないから常にsagaにしときます
「はぁ、はぁ……」
「あれー? 息が荒いわよ? 殺すんじゃないの?」
〝原子崩し〟に美琴は戸惑っていた。
自分が電撃を放つと、それが軌道を変えられるのだ。前にもこんな風に自分の電撃がまったく通じ無かったことがあった。
絶対能力進化――〝実験〟
一方通行に何度電撃を浴びせても一発も届かなかった。
「じゃ、こっちからいこうかなー」
笑いながら放たれる白く輝く光線。
「くっ!」
美琴の後ろ、2つ目の電柱が崩れ落ちる。
「まだまだァ!」
今度は四方八方へ分散された光線。
美琴は思う。ここで戦うのはマズい。まず、狭すぎる。
そう考えた美琴は走り出す。
「逃げんな売女ァ!! 愉快にケツ振りやがって、第三位の名が泣くぞォッ!!」
美琴は走る。
376 = 327 :
いいね
377 = 272 :
着いた先は鉄骨で囲まれた廃屋らしきところ。本来の使われ方はわからないが、今は誰もいない。
美琴はコインを握る。レールガンを撃つ体勢に――
「!?」
突然鉄骨が崩れはじめた。
ガランガランと音を立てて上から降りそぐ。美琴は急いで電撃でそれらすべての鉄骨をくっ付け、空中で留める。
「んー? チッ、生きてるし」
不満そうな声をもらして美琴の姿を見る。
「やるわねぇ!! 面白いわァ!!」
あの電撃の電子を操ってしまえばあの鉄骨は武器になるんじゃないか。
ゲーム感覚で超電磁砲の〝攻略〟を始める。完璧にクリアするのも良い。気持ちがいい。
でも、やっぱり楽しいのが一番かもしれない。以前の私は完璧こそが至高だったのに。
美琴は鉄骨をすべて麦野の方へと放る。
チッ、と舌打ちして自分の前に壁のように能力を展開させ鉄骨を防御する。
「へぇ、やるじゃない!!」
美琴が言う。
378 = 272 :
美琴は2枚目のコインを握る。レールガンを、全力で撃つ。
「それ、何?」
のん気に麦野が質問するが答えるつもりはない。変わりに
「いいじゃない。漫画みたいに一撃で勝負ってのも、なかなかいいもんよ」
と言ってやる。
「んのガキがァ!! 舐めたことをォ!! バラバラにしてやるよォ!!!」
正直迫力で怖気づく。今にも逃げ出したくなる。
〝お姉さま〟と呼んでくる後輩や〝御坂〟さんと呼ぶ後輩に〝ビリビリ〟と呼ぶアイツに会いたい。
これが終わったら、会いに行こう。皆に。
そして、レールガンを放つ。
麦野は左腕に違和感を感じた。マズい、能力を制御しないと左腕が吹っ飛ぶ。
「ま、それでもいいか」
そう考えているがどうにも踏み出せない。怖い。
痛いのが、飛んでくるレールガンが、怖いわけではない。左腕が飛んで醜くなった姿を彼に見せるのが怖い。
「って」
もう会わなければいいんじゃない。結論が出たところでレールガンが放たれた。
379 = 272 :
上条当麻は走っていた。
電撃の跡は凄かったが2人の姿が見えない。
さっきガランガランと音のした方へと走っていた。
その間に考えていた。結論を出していた。
麦野は、麦野沈利は俺の彼女だ。
これが結論。従って御坂美琴とは付き合うことはできない。
そんな簡単なことを悩んでいたのか、と自分の愚かさを思う。
そして思った。アイツはからかうことが大好きなのだ。今回もきっと自分をからかっていたのだ、と。
不安なのだ。自分は本当に愛されているのか。
だったら、
だったら上条当麻がかけるべき言葉は決まっている。
上条当麻はどうにも鈍感に出来てしまった脳で一生懸命に考えた結論を持って走る。
382 = 290 :
電子を操る能力はむしろ御坂じゃ
383 = 272 :
上条が着いた場所は、〝跡形も無い〟その表現が一番似合うようなところだった。
「うぅ……」
少女が倒れている。ボロボロな姿で。
「大丈夫か御坂!!」
自分の為に戦ってもらったと思うととても辛い。
「はぁ、はぁ、あ、あ、あ」
ブルブルと震える指で上条の後ろを指差す。上条が恐る恐る振り返る。
「さいっこう!! 最高に楽しいわァッ!!!」
〝悪魔〟という表現が似合うのかもしれない。
そんな彼女の雰囲気、容姿に上条が恐怖する。
「あー? アンタ、きたの? 今さら、おそ……」
そこまで言って〝悪魔〟は思いっきり後ろに倒れた。ガン!という音が鳴る。
急いで駆け寄り、そこで気づく。
〝左腕が無い〟
384 :
なんだこれwwww超展開wwwwwwww
385 = 333 :
そこは上条さんが助けてほしかったな・・・
386 = 272 :
>>382 wikiか何かで見ましたが「結果的に電気も操れる」らしいのでいけるかな、と思ってしまいました
「お、おい! 沈利!!」
呼びかけるが返事はない。
上条当麻は絶叫する
「なんでだよ!! 何で!! ようやく答えが見つかったのに!!」
〝お前が、大好きなのに〟その言葉を言う前に、後ろから聞こえる物音に振り返る。
「はぁ、はぁ、はは、ざまないわ」
バチバチと音をたてて発せられる電撃。
その中心の少女は笑っていた。そして右手には能力で作られた砂鉄剣〝チェーンソー〟
「な、何して」
「殺すのよ。言ったでしょ、〝絶対殺す〟って」
一歩一歩美琴が近づいてくる。
だが、美琴の相手をしている時間はない。早く腕の中の麦野を医者に見せないと
「どいてよ。はぁ、はぁ……どきなさいよ!!」
「もう、やめてくれ」
「はぁ? アンタ、ふざけてんの?」
「でも、早く診せないと……」
「どこまでお人よしなのよアンタはぁあああああ!!!」
砂鉄剣を持つ美琴の右手が振るわれる。マズい。上条の右手は麦野を支えている。
387 = 272 :
>>385 レールガン止める→後ろから光線で 光線止める→後ろからレールガン 二つとも→上条死亡 かな、と
地の文は難しい、次からなくなります
死んでない
それがわかった。次に手足を動かしてみる。足は動くし手には血がベットリとついている感覚がある。
嫌な感覚だがその感覚が自分の命を感じることができるものだと思うといとおしくてたまらない。
「麦野死なせたら超許しませんからね」
声が聞こえた。
感謝の言葉を述べる間もなく次の言葉が飛んでくる
「早く乗れ!」
車が用意されている。よくわからないが外国車だと思う。
急いで乗り込む
「ったく、奮発してこんなのパクっちまったが姫と王子乗せるのには上等か?」
「はまづら、恥かしいこと言ってないで早く」
車が発進する。乗り心地とかそんなのはわからない。
とにかく夢中で名前を呼び続ける。沈利、沈利と
388 = 272 :
-病院-
上条「はぁ、はぁ、はぁ」
医者「ん?」
上条「お、おねがいします」
医者「よし、急いで手術だ」
上条「……」
浜面「……」
滝壺「……」
―――
絹旗「この人、超お願いします」
御坂「……」
医者「まったく、今日は患者が多いな」
フレンダ「結局、助かる?」
医者「当たり前だね。僕を誰だと思ってるんだい?」
389 :
>>382
御坂は電位差を操る能力。
麦野は電子のスピンや動きを操る能力。
まあ似たようなもん。
390 = 272 :
上条「なぁ、アンタらは」
浜面「俺らは、麦野の友達かな」
滝壺「……」コクコク
上条「そっか」
浜面「ったく……ちっと立て」
上条「?」スクッ
浜面「……」バキッ
上条「うっ!」
浜面「……」ガン
上条「げほっ!」
滝壺「は、はまづら……」
浜面「もう二度と、離すなよ」
上条「……ゼーゼー、あ、あぁ」
浜面「わからねぇようなら何度でも殴るからな!」
上条「痛ぇ……骨、折れたんじゃ」ズキズキ
浜面「えっ!マジか、悪ぃ!ついでだしお前も入院してこい!!」
上条「えっ」
滝壺「はまづら……でも」
浜面「ん?」
滝壺「根本的に悪いのは、むぎのかも」
浜面「」
391 = 345 :
火の鳥に出ていた
太陽系も巨大な原子の一部かも知れないという説が本当なら
麦野は天体をも動かせ(ry
392 = 272 :
―――数日後
麦野「ったく、なんでアンタまで入院してんのよ」
上条「いや~なんでだろうな」
麦野「ま、いいわ。ていうかとっとと消えてくんない?」
上条「なんで?」
麦野「は?」
上条「俺はお前の彼氏だろ」
麦野「え?」
上条「もう迷わねぇし、離さないからな」ギュ
麦野「……!」
上条「…………好「痛ぇ!! 触んな!!」……」
麦野「……っ」ゲシゲシ
上条「痛っ痛い!」
393 = 272 :
一方通行「よォ三下共ォ!! ざまァ見ろォ、第三位なンかに負け」
麦野「こんのやろ」ゲシゲシ
上条「ひぃ! お、お許しを沈利さま!」
一方通行「あァ、そのなンだ、避妊はしろよォ?」
上条「どこをどう見たらそんなアドバイスが!?」
打ち止め「何のお話?ってミサカはミサカは尋ねてみたり」
一方通行「オマエにゃ関係ねェ」
打ち止め「それより聞いて!この人ったら、一番にお見舞い行くって聞かな痛い痛い!チョップはやめてってミサカはミサカはお願いしてみる」
一方通行「何でも一番だァ!悪ィか!」
麦野「否定はしないのね」
一方通行「あァ、それと超電磁砲だがな」
上条「なんかあったのか?」
一方通行「ぶッ壊れる一歩手前だッたッてよ。精神ボロボロ」
上条「そうか……」
394 = 272 :
絹旗「こ、こんにちは」
麦野「あ、絹旗」
フレンダ「ど? 結局元気?」
麦野「あちこち体が痛いわ。左腕は吹っ飛んだし……」
上条「沈利……」
一方通行「あァ? 何を心配してンだァ?手ならくっつけられるっつゥの」
麦野「え?」
一方通行「この病院の医者はちッとばかし腕がやべェンだよ。任せとけばなンとかならァ」
打ち止め「この人もお世話になったんだよってミサカはミサカは補足してみる」
フレンダ「あらあら、まぁまぁ……」
上条「ん?」
フレンダ「結局麦野にはもう子供がいたのね……名前は?」
麦野「あ、いやこの子はこっちの白髪の子供でしょう」
一方通行「違ェよ!!」
「病院では静かに!!」
一方通行「あ、すみませン」
395 = 333 :
一方wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
396 :
一方通行「あ、すみませン」
わろた
397 = 272 :
一方通行「ンじゃ、帰るか打ち止め」
打ち止め「またねってミサカはミサカは手をふってみる」
バリン!
フレンダ「あ、結局窓ガラス割って飛び降りて帰ってったけど……」
絹旗「超デンジャラスな人なんですね」
垣根「あ」バッサバッサ
上条「お前は「バリーン」あああああ!!」
垣根「テヘッ」バッサバッサ
上条「テヘッじゃねぇ!!!」
絹旗「じゃあ私は超帰ります」
フレンダ「じゃ、またね。行こうか最愛」
麦野「あの子達、なんだかんだで上手くいったのね」
―――
滝壺「はまづら、お見舞い行かないの?」
浜面「まだ行かねぇ。そっとしとくべきだろ」
滝壺「骨折ったしね」
浜面「それは……事故だ」
398 = 272 :
上条「ふぅ~」
麦野「ね」チョンチョン
上条「ん?」
麦野「ガラス割れて寒い」
上条「あ、じゃあガムテープかなんか……」
麦野「そうじゃないでしょ。近くにきなさい」
上条「じゃっ、し、失礼します」モゾモゾ
麦野「いらっしゃい」
ガラッ
土御門「カミや~ん、また入院なんてついてな「あ、あったかいな」「そう? あなたもあったかいわ」
土御門「」
青ピ「どうしたn「ちょっと、どこ触てんの?」「さ、触ってねぇよ」
青ピ「」
青ピ・土御門「「失礼しました(したにゃー)」」
399 = 272 :
白井「……お姉さま」
御坂「……」
初春「御坂さん、何か食べたいものとかあります?」
佐天「何かしてほしいことがあったら言ってくださいね」
白井「…………」
初春「…………」
佐天「…………」
御坂「買い物」ボソ
白井「はい?」
御坂「退院したら、行こうか。皆で買い物」
白井「……はいですの」
初春「楽しみにしてます」
佐天「早く治してくださいよ!」
400 = 272 :
-その夜-
上条「……寒い?」
麦野「うん。だからもっと近くに」
上条「あ、あぁ……でもいいのかな、1つのベッドに患者が2人って……」
麦野「構わないでしょ。それとも嫌なの?」
上条「いえいえ滅相もない!」
麦野「……子供は何人欲しい?」
上条「それは冗談ですよね!? 上条さんまだ学生ですから!」
麦野「さーてね」フイッ
上条「…………」
麦野「……ねぇ、したい?」
上条「え?」
麦野「退院したら、ね」クルッ
上条「っ」ゴクッ
「なーにマジになってんの」
「えぇ!? 今の上条さんのドキドキ純情ハートを返して!!」
「やっぱ〝からかい甲斐〟あるわぁ……でも」
「ん?」
「次は、本気かもしれないわよ。もうこんな目は嫌だからね」
「き、期待して待ってます」
おしまい
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