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    元スレ女騎士「女魔法使いが結婚、ですか」

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    851 = 669 :

    勇者「……よし、覚悟しろよ」ジャキッ

    デュラハン「ふん……随分と物々しい装いではないか、勇者よ」

    勇者「あいにく、燃費が悪いんでな」

    デュラハン「その背中に提げている大量の剣……聖剣を失い、まだ戦い慣れておらぬと見える」

    勇者「…………」

    デュラハン「だがあのデーモンを一撃で討った技の冴え……決して侮りはすまい」チャキ

    852 :

    勇者なら自宅のタンス調べればロングソードいくらでも手に入るだろ!

    853 = 669 :

    ギィン! ガキィン!

    ドガッ! キィン!


    ピキッ…


    勇者「……ちっ」

    ビュッ

    デュラハン「ふん」

    キン!


    勇者「……やっぱ一筋縄じゃあ行かないか」スラッ

    デュラハン「三本目……。どうした勇者、聖剣無しではこんなものか。このままでは先に剣の方が尽きてしまうぞ」

    勇者「くそ、あんまり人が気にしてることを言うんじゃねえよ」

    デュラハン「かつて騎士として、剣の道を生きた私には貴様の太刀筋がはっきりと見える。そのような鈍らばかりを掻き集めたところで、デーモンの時のような力押しは通用しないと思え」

    勇者「そう言うお前はなかなか良い剣をもっているじゃねえか」

    デュラハン「生前から愛用の魔剣だ。もっとも、魔剣となったのは私の死後。貴様ら人間の手により、人間だった私が処刑された後の話だがな」

    854 = 834 :

    もう転載されてて草生える

    855 = 669 :

    勇者「へぇ。そりゃさぞかし名剣なんだろうな」

    勇者「…………」

    勇者「決めたぜ。お前に勝ったらその剣、貰い受ける」

    デュラハン「……ふん。戯言をっ!」

    ギィン!

    857 :

    どっちでも良いけど荒れたり後1週間以内に終わらないとかのボリュームならSS速報とかでもいいかな
    ただ人は確実に少なくなるだろうからモチベーション下がっちゃうかもしんない
    個人的には面白いからラストまで読ませて頂きたいのでどこであろうと完結までいってくれるとありがたい

    858 :

    パカラッパカラッヒヒーン!

    盗賊「そら、もうすぐ城門だ。中じゃあ僧侶の姐さんが負傷者の手当てしながら待ってるはずだ。もうちょっと気張ってくれよ!」

    騎士「…………盗賊さん……」

    盗賊「ん? なんだよ、俺ァあんまり乗馬慣れてねえから、下手に喋ると舌噛むぞ」

    騎士「……勇者さま、剣が……」

    盗賊「ああ。あの野郎、ハリネズミみたいになってたろ。剣がポキポキ折れるたびにいちいち調達してちゃ割に合わねえってもんで、最初から全部担いでんだ」

    騎士「剣が折れる……?」

    盗賊「今までの聖剣の感覚で振り回してると、並みの剣じゃすぐに折れちまうんだとよ」

    盗賊「ありゃあ逆に動きづれぇんじゃねえかと思うんだが、変態みたいな身体能力持った超人サンの考えることはわかりませんわ」

    騎士「……………………」

    859 :

    >>857
    うるせえ黙ってろ

    861 = 858 :

    城門

    盗賊「僧侶の姐さん!」

    僧侶「あっ、盗賊さん!」

    盗賊「忙しい所悪りぃが、こいつを見てやってくれねえか」

    僧侶「! 女騎士さん……!」

    騎士「僧侶さん……」

    僧侶「見ていましたよ。よく頑張りましたね」

    騎士「…………」

    僧侶「その槍……聖槍ですね。約束通り、手がかりどころか本物を持ってきて、その上使いこなしてしまうだなんて。あなたって子は、もう……」ギュッ

    騎士「あぅ……」

    862 :

    がんばれ

    863 = 858 :

    僧侶(ひどい消耗……! きっとまだ槍の力の加減ができていないんだわ……)

    僧侶「あの、騎士団長さん。私は女騎士の治癒のために少しこの場を離れます」

    騎士団長「ああ。助かりました、僧侶殿。あとは騎士団の救護班に何とかさせましょう。……女騎士を、頼みます」

    僧侶「えぇ、任せてください」

    騎士団長「女騎士」

    騎士「団長さん……」

    騎士団長「すまない。君のおかげで助かった……君と共に戦えたこと、誇りに思う」

    864 :

    王道ってのはいいなぁ

    865 :

    がんばえー!

    866 :

    最初はエロを期待してこのスレ開いたけど普通にストーリーが面白い

    867 = 858 :

    僧侶「それでは、女騎士をあちらのテントまで運びたいと思います。騎士さん、力を貸してくださいっ」

    騎士A「はっ。承知しました」

    騎士B「おい、急げ! 担架を用意しろ!」

    盗賊「……………………」

    盗賊「……………………」

    盗賊(……ま、俺の役目もこの辺で終わりか)

    868 = 858 :

    盗賊(所詮盗賊上がりのチンピラにしちゃあよくやった方でしょ)

    盗賊(女騎士に会って、勇者に会って。あとは成り行きでズルズルこんな所まで来ちまったが)

    盗賊(救護もできねえし、戦闘だってあんな化け物どもに比べちゃからっきしの一般市民だ)

    盗賊(本物同士のやりとりにゃやっぱり敵いませんわ)

    盗賊(……女騎士を助けられただけでも俺にとっちゃ上出来ってとこですかね)

    盗賊(あとは勇者やこいつらに任せて、俺ァ……)

    盗賊(俺は……)


    騎士「……さん…………盗賊さん……」


    盗賊「!」

    869 :

    がんばれ

    870 = 858 :

    盗賊「はいはい、お呼びですかい。ま、用事ならそこらの騎士サマにでも頼んだ方が……」

    騎士「盗賊さんに、お願いがあるんです……」

    盗賊「……何だよ」

    騎士「……これを……」

    盗賊「!」

    盗賊「こいつは……」

    騎士「はい、わたしの剣です。……これを、勇者さまに届けてもらえませんか……」

    盗賊「…………」

    871 = 858 :

    騎士「本当は、この聖槍を持って行っていただきたいのですが……どうやらこの槍は、わたしにしか使えないようなのです……」

    盗賊「…………」

    騎士「それでも、この剣はそれなりに名のある名剣……きっと、今の勇者さまのお力になってくれるはずです」

    盗賊「……俺で、いいんかよ」

    騎士「盗賊さんだから、お願いできるんです……初めて会ったときのこと、覚えていますか?」

    騎士「ナイスパス、でしたよ」ニコッ

    盗賊「……………………」

    盗賊「……ちっ、しょうがねえな」

    872 = 858 :

    盗賊「本当は今からでもトンズラこいて布団にくるまってガタガタ震えていたいところなんですがねぇ。そんな男でいいなら、力になってやるよ。早く剣を貸しな」

    騎士「信じていますよ」

    盗賊「あんまり過度な期待はかけないでくれよ」

    騎士「馬刺し……盗賊さんをよろしくお願いしますね……」

    馬刺し「ヒヒーン!」



    盗賊(上等だ……今は使いっぱしりだろうが何だろうが、やれることは何だってやってやろうじゃねえか……!)

    873 = 858 :

    少し休憩

    874 = 865 :

    眠かったら寝てもええんやで

    875 :

    寝ずに書き続けてもいいんだぞ

    876 = 857 :

    なんか馬刺しとか焼き鳥とか言う女騎士ちゃんがいちいちかわいい

    878 :

    3日前から伴走してるひとりだが VIPしか見ないから次スレになってもVIPにたてて欲しい

    879 = 858 :

    ガキィン!


    ピシピシ…

    パキィン

    勇者「……チィッ!」

    デュラハン「七本目……そろそろ底が見えて来たな勇者よ」

    勇者「へっ、残り三本もあればお前の首を落とすにゃ十分だ。……おっと、もう首は落ちてるんだったか」

    デュラハン「……減らず口をっ!」

    ギィン!

    880 = 858 :

    勇者(……認めるのは癪だが、奴の言う通りこのままじゃジリ貧だ)

    勇者(何度か奴の身体に剣は届いちゃいるが……)


    勇者「そこだっ!」

    デュラハン「ッ!」

    ズガッ!

    デュラハン「…………」グラッ…


    デュラハン「甘いわ!!」

    ドガッ!

    勇者「ぐっ……!」

    勇者(この剣じゃ致命傷にならねえ!)

    881 = 858 :

    パカラッパカラッヒヒーン!

    魔物「ギィィ!」

    盗賊「くそっ、邪魔すんじゃねえ!」

    ズバッ

    盗賊「奴らは戦場のど真ん中で戦ってるはずだ」

    盗賊「逃げる時はマシだったが、向かうとなると魔物の数が多すぎる……! このままじゃ勇者の所に辿り着く前にこっちが参っちまうぜ……!」

    魔物「グルル……!」

    盗賊「しつけえ!」

    882 = 858 :

    魔物2「ギィィィィィ!!」

    盗賊「なっ……後ろから!?」

    ドガッ!



    武闘家「盗賊、無事か」

    盗賊「武闘家のおっさん!」

    883 = 858 :

    武闘家「! その剣、女騎士の剣か」

    盗賊「ああ、あのハリネズミに渡してくれとよ!」

    武闘家「なるほどな。確かに彼女の剣ならば、勇者の剣技にも耐え得るだろう」


    武闘家「……少し下がっていろ。道を開ける」

    盗賊「あぁ? 何するつもりだよ」

    武闘家「………………………………」


    フゥーーーーーーーー…………

    885 = 858 :

    武闘家「……喝っ!!!」

    ドウッ!!!

    魔物の群れ「ギィィィィィィィ…………!!」

    シュウウウウ……


    盗賊「……つくづく思うが、勇者だけじゃなくてあんたも大概化け物だよな」

    886 = 864 :

    雄叫びか?
    なんにせよ化け物クラス

    887 = 858 :

    武闘家「奴らはこの先にいる。早く行け」

    盗賊「武闘家のおっさんは?」

    武闘家「なに。まだしぶとい奴らがいるものでな」


    上級悪魔達「……………………」


    盗賊「……へっ。任せたぜおっさん!」

    馬刺し「ヒヒーン!」


    武闘家「……………………」

    武闘家「…………俺はまだ、おっさんと呼ばれるような年ではない……」

    888 :

    http://cfnews.strangeparty.com/newsplus/1520071251

    889 = 858 :

    また頭痛が…糖分不足かな
    ちょっとお夜食買って休憩します
    もしかしたらそのまま寝るかも…

    890 :

    身体には気をつけろよ

    891 = 878 :

    待ってるぞ

    892 = 857 :

    寝ても良いからラストまで頼む

    893 :

    待ってるぞ

    894 :

    こんだけ長いss初めて

    895 = 878 :

    安価が2回切りなのが初々しい でも面白いよ 待ってる

    897 :

    訓練された保守

    900 = 858 :

    おはようじょ


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