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    元スレ女騎士「女魔法使いが結婚、ですか」

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    651 = 366 :

    ドサッ…

    竜人「…………」


    バサッ、バサッ…

    騎士「……竜人」


    竜人「あぁ……俺の負けだ」

    652 = 366 :

    竜人「久方ぶりに、血の滾る、よき戦いだった。……未練はない」

    騎士「…………」

    竜人「……あぁ、だが」

    竜人「貴様とは、また矛を交えたいものだな……」

    653 = 366 :

    ガサガサガサガサッ

    「……………………ッ!」

    「くそっ、戦士のやろうに細切れにされたッ!」

    「なんとか本体だけは逃がせたが、ちくしょう!」

    「あいつら、体がまた揃ったら絶対に殺してやる!」

    「特に女騎士のヤツは許さねえ!」

    「蟲の海に沈めて、泣いて赦しを乞うても嬲り続けてやる……!」

    ザッ

    「…………あ?」



    魔法使い「……………………ふぅん」

    654 :

    合体後は焼き馬なのか鳥刺しなのか

    655 = 366 :

    戦士「で。このビンに入ってる氷漬けのちっこいのが、あいつの本体かよ」

    魔法使い「そ。あのままプチッと潰してもジュッと焼いても良かったんだけど。なんだかこのまま楽にしてやるのも癪だったしね」

    騎士「あ、あはは……相変わらずですね、魔法使いさん」

    魔法使い「でもいまいち使い道がわからないわ……あなたの鳥、食べるかしらこれ」

    騎士「や、焼き鳥にそんなもの食べさせないでくださいっ」

    656 = 366 :

    ちょっと休憩

    657 :

    焼き鳥に寄生虫混入未遂

    658 = 371 :

    女騎士ちゃんはもちろんの事、馬刺しや焼き鳥もいい子やで……

    ネーミングがこれほどしっくりくるとは誰が予想していただろうか?

    659 :

    飼い主のちょっと抜けてる感じがよく伝わるな

    660 = 368 :

    子供の下りよく分からんのだけどどういうこと?

    661 :

    何日間かかんだよ保

    662 :

    面白い

    663 = 366 :

    日を跨ぎそうなのでトリップテスト
    ただ女騎士のひとり旅のSSを1時間くらい書いて落とそうとしてスレ立てただけなのにどうしてこうなった

    664 :

    まだまだ続くんじゃ

    665 :

    がんばえ

    666 = 661 :

    ファイト!だよっ

    667 :

    >>663
    お前の完成度が悪い

    668 = 453 :

    止まるんじゃねぇぞ…

    669 :

    その頃

    勇者「……金が無え」

    盗賊「アンタが剣をポキポキ折っちまうからだろうが」

    勇者「……頑丈な剣がほしい」

    盗賊「そんな金無えっての」


    盗賊「くそ、人が柄にもなく真面目にシコシコ貯めた金全部使ってこれだぜ」

    僧侶「ま、まあまあ。私たちも出しますから。ね?」

    武闘家「うむ。すぐに折ってしまうとは言え、やはり我々には勇者の剣技が必要だろう……やむを得まい」

    勇者「……すまねえ」

    武闘家「そう思うのならもう少し大人しい太刀筋を覚えるんだな」

    671 :

    えっとお前はやる夫でもできる夫でもギャル夫でもなくて……誰だっけ

    672 :

    僕も日々シコシコ貯めてます

    674 = 669 :

    魔法使い「それにしても、戦いが終わったら元に戻っちゃったわね。あなたの馬と鳥」

    騎士「馬刺しと焼き鳥のことですね」

    魔法使い「あなたとは長い付き合いになるけれど、そういうところは未だによくわからないわ」


    馬刺し「ブルルッ」

    焼き鳥「キィ」

    675 = 669 :

    魔法使い「それにしてもよく使いこなせてたじゃない、聖槍。調べに行くだけじゃなかったんだ」

    騎士「はい。勇者さまの聖剣の代わりをと思いましてこうして持ってきて……あっ」

    魔法使い「勇者? 聖剣? いったい何があったのかしら。竜人や蟲男も気になることを言っていたし」

    騎士「……あわわ」チラッチラッ

    戦士「…………はぁ」

    676 = 669 :

    魔法使い「……そんなことがあったのね」

    騎士「は、はい」

    魔法使い「それにしてもわたしだけに隠し事なんて狡いじゃない。戦士も知ってるみたいだし、僧侶や武闘家も一枚噛んでいるんでしょう」

    騎士「う。」

    魔法使い「……わたしだけ、除け者?」

    騎士「そ、そんなことは……」

    戦士「もういいだろう魔法使い。お前も気付いてる通り、女騎士に口止めしたのは俺だ」

    677 = 669 :

    魔法使い「やっぱりね。もともとこの子に腹芸なんて向いてないのよ。……口止めの理由は、聞かないでおいてあげるわ」

    戦士「…………」

    魔法使い「とにかく。聞いたからには黙っているつもりはないわよ、わたし」

    戦士「!」

    騎士「で、でも魔法使いさん……」

    魔法使い「いいから。とにかく、今回の件はそれなりに頭に来たわ。わたし、やられっぱなしは性に合わないの。知ってるでしょう?」

    678 = 669 :

    戦士「だがよ、…………」

    魔法使い「そんなに気にしてくれるのなら、あなたが守ってちょうだいよね。いつも、そうしてくれたじゃない。それとも、自信がない?」

    戦士「……チッ、その言い方は狡ぃだろうが……」



    騎士(魔法使いさん、やけに早口ですね。戦士さんの気持ちは嬉しかったのでしょう)

    騎士(……照れ隠しですかね?)


    魔法使い「…………」ジロッ

    騎士「ひっ」

    馬刺し「ブルルッ」

    焼き鳥「キィ」

    679 = 669 :

    魔法使い「ひとまずその聖槍だけれど」

    騎士「はい。勇者さまにお渡ししたいと思います」

    魔法使い「はぁ。……あなた、まだそんなことを言ってるの?」

    騎士「?」

    魔法使い「いい? 聖槍はあなたを選んだのよ。勇者でも、他の誰でもないあなたを」

    魔法使い「ここに来たとき、実はわたしも興味本位で聖槍を見に行ったことがあるの」

    魔法使い「それで、最初の結界。あなたは突破したんでしょうけれど、わたしはあれを出れなかったから、魔力で無理やりこじ開けて押し通ったわ」

    戦士「お前、女神の祠になんてことしやがる」

    680 = 669 :

    魔法使い「それでなんとか聖槍の前に辿り着いたのだけれど、抜けなかったのよ。いくら魔力で小細工しようとしても全然ダメ」

    魔法使い「やっぱり台座の碑文に当てはまらなかったからみたいね」

    騎士「そ、そんな。魔法使いさんは強くて優しい乙女ですよっ」

    魔法使い「………………………………う、うん。そうね。まあ、最初の結界でズルをしたのもいけなかったのかもしれないわ」

    魔法使い「とにかく、勇者にそれを渡してもそれは使えない。あなたが持つべき物なのよ」

    681 :

    神の祠(隠語)を無理矢理こじ開ける…

    682 :

    ファンタジアみたいな展開すき

    683 :

    お、寝落ちか?

    684 :

    がんばれ

    685 :

    頑張って完結させてくれ

    686 :

    俺はここが限界だがお前ら保守は任せたぞ

    688 :

    ぬぁぁぁん

    689 = 684 :

    がんばれ

    691 :

    続きが気になる

    692 :

    焼き鳥は絶対炎系の呪文くらっちゃダメだろうな

    693 = 684 :

    がんばって

    694 :

    面白い

    695 :

    俺も一旦寝よう
    王道ストーリーにここまで引き込まれるのは久しぶりだから完結させてほしい

    696 :

    起きたら終わってなかった

    698 :

    起きたらまだやってた

    オーク大将 ドラゴニュート こんなん並みの女なら惚れるやろうに…

    699 = 696 :

    顔が伴ってなかったんじゃね

    700 :

    作者 はちからつきた

    ゲームオーバー


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