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    元スレ千早「気が付けば私は、病棟の一室で眠っていた」

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    タグ : - アイドルマスター ×2+ - hospital + - ホラー + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 = 272 :


    開けてから引き返すという微妙な選択肢は

    303 = 268 :

    ストーリーを確実に知りたい気持ちもあるが
    2

    304 = 62 :

    「自分たちでゲームを続ける」、になりました。

    なお、もしも次にBAD ENDとなれば強制的に正規ルートに直行することになります。

    305 = 62 :

    【continue】


    安価下5までで多数決。

    戻ったら、一回目に選ばなかった方へ自動的に進みます。

    1>>220

    2>>228(残る二つは再安価)

    3>>267(残る二つは再安価)

    4>>283

    311 = 62 :

    [トイレの中]

    P「……声も気になるが」

    P(今、ここであるものを全て検証してみないと……。何かが分かるかもしれないし)

    P「……それじゃあ、右の個室開くぞ」

    真美「……う、うん」コクッ

    伊織「……」ギュッ

    P(……俺は、扉に手をかけた)

    P「……よし」キィ

    P(扉はゆっくりと開いた)

    P(そこで、俺は思わず目を細めた)

    312 = 289 :

    慌てない慌てない・・・

    313 = 62 :

    P「……なんだこれは」

    P(そこには左の個室と同様に便座があった)

    P(しかし、それだけではなかった)

    P「……どういう意味だ?」

    P(俺は顎に手を持ってくる)

    314 = 62 :

    真美「ど、どう?」

    伊織「……」

    P(二人が徐に俺の後ろから顔を覗かせた)

    P(しかし、すぐに二人の顔は強張った)

    真美「……なにこれ」

    伊織「……」ギュッ

    P「……」

    P(そこには、壁に赤く何かの言葉が書かれていたのだ)

    P(そう、それは……まるで……誰かの怨念のような……)



    「わたしはだれ?」




    P(俺は思わず身震いした)

    315 = 62 :

    P(俺たちは、すぐにトイレを出ることにした)

    P(幸いにも、声は廊下ではなく一階からのものだった)

    P(俺たちは、薄暗い廊下でさっきのことを話し合うことにした)

    P「……さっきのは」

    P(なんだったんだ、と言う前に伊織が俺の服を掴んだ)

    伊織「……ね、ねえ。もう怖いの、い、いや……」フルフル

    P「……」

    P(俺は黙って伊織の頭を撫でた)

    P(こんなにも怯えている伊織を見るのは初めてかもしれない)

    P(しかし……)

    P「……」チラッ

    真美「……」

    P(さっきから真美の様子がおかしい)

    P(何かを考えているのか、ずっと眉を寄せている)

    316 = 62 :

    P(……それに、これも)

    P「……」

    P(俺は注射器を眺めた)

    P(これは……なんであんな場所にあったんだ?)

    P(……分からないことが多いな)

    P(もう少し考えてみるか)



    安価下3

    1注射器について考える

    2真美に話を聞く

    3文字について考えてみる

    320 :

    名作の予感
    楽しみすぎる

    321 = 62 :

    P「なあ、真美。どうかしたのか?」

    真美「え? どうかって?」

    P「さっきから、ずっと黙り込んでたから」

    P(俺がそう指摘すると、真美は少しだけ顔を強張らせた)

    P(やはり、何かあったのか?)

    真美「うーん、でもなんでもないよ」

    P(真美はそう言葉にした)

    P(どういうことだ? 俺に何かを隠している?)

    P(言いたくないことなのか? それとも、言わないようにしているのか?)

    322 = 62 :

    P(どうしたものか)


    安価下3

    1問い詰める
    2問い詰めない

    326 = 62 :

    P「何か黙ってるんなら、俺たちに言ってくれよ」

    P(俺は少し強めの口調で真美にそう言った)

    P(真美は、そんな俺が怖かったのか、少しだけ体をびくつかせたあと……ちらっとこっちを見た)

    真美「……うん、わかった」

    P(真美は頷くと、こっちに向き直った)

    真美「……前に真美が言ったこと覚えてる?」

    P「真美が言ったこと?」

    P(たくさんありすぎて覚えきれていないが……)

    327 = 62 :

    真美「……ほら、真美がさ、こういうシチュエーション……ゲームで見たことあるって話」

    P「……そう言えばそんなこと言ってたな」

    P(俺は真美との会話を思い出していた)

    P(そう言えば、あのとき真美は――)



    真美『……うーん、そう言えばなんかこういうの知ってる気がするんだよね』

    真美『なんだっけなあ。確か……あ! そうそう、なんかゲームで見た記憶あるんだよね!』

    真美『いやいや、違うんだって! そーじゃなくてー、なんだろなあ……。そう! 一番最初の二人一組が鎖で繋がれてるーみたいなゲームを……確かやった気がするんだよねえ』




    P(そうだ、あのとき真美はこんなことを言っていた)

    P(あのあとすぐに誰かの声が聞こえてきて、俺たちはその話をしなくなったんだっけ……)

    P(だけど、そんな話をなぜ今するんだ?)

    328 = 62 :

    真美「……真美、さっきの文字見て思い出したんだ」

    P「思い出した? 何をだ?」

    P(さっきから、真美は何を言おうとしているんだ?)

    真美「……兄ちゃん、いおりん。これ……今、真美たちがいるここは多分……」

    P(真美は煮え切らない態度をみせていたが、最後に小さく呟いた)


    真美「ゲームを再現してるかもしれないんだよ……」


    P「……ゲームだって?」


    P(俺は思わず真美に聞き返した)

    330 = 62 :

    真美「うん……たぶん、だけど」

    P(俺は真美が何を言おうとしているのか分からなかったが、ひとまず真美の話を詳しく聞くことにした)

    真美「真美ね、結構昔にゲームボーイっていう古いゲーム機でよく遊んでたことがあって」

    P「ゲームボーイか……懐かしいな」

    P(俺も昔よくやっていたものだ)

    真美「でね、その中のゲームで……あれはたしか……うーんと」

    P(真美は必死になって何かを思い出そうとしていた)

    真美「そう! HOSPITALってゲームがあったんだよ!」

    P「……聞いたこともないな」

    伊織「……」

    P(伊織に至ってはゲームボーイすらも知らなさそうだ)

    333 = 62 :

    真美「そのゲームがさあ、まあ一応コアなファンにはめちゃくちゃ面白いって聞いて買ってみたんだけど……」

    P(真美は目をそらす)

    真美「真美にはその面白さが全然わからなくて……亜美もなんかつまんないって言ってたし……なんか内容も暗いし……」

    P「そうだったのか」

    真美「うん。内容もあんまし覚えてないんだけどね」

    P「覚えている限りで教えてくれないか?」

    P(俺は真美からそのゲームのことを聞き出すことにした)

    334 = 62 :

    P(さて、何から聞き出したものか)



    安価下3

    1製造会社について
    2ゲームの内容について
    3登場人物について
    4亜美は何か言っていたのか

    338 = 62 :

    P「そのHOSPITALってゲームの内容について教えてくれないか?」

    真美「内容? たしか、ホラーゲームだったと思うけど……」

    伊織「ホラーゲーム?」

    真美「うん。なんか、登場人物が病院の中をうろうろして脱出するみたいな感じ」

    P「……たしかに、何だか俺たちの今の状況に似ているところはあるな」

    P(HOSPITALというゲームはホラーゲームだったのか)


    安価下3
    1もっと詳しく聞く
    2他のことについて聞く

    342 = 62 :

    P「そのHOSPITALっていうゲームはどういう風に進めていくんだ?」

    真美「うーん、確か探索していくんだったと思うよ」

    P「探索?」

    真美「そうそう。要所要所に、こう脱出するための糸口があってね。それをヒントに三人は抜け出すんだ」

    P「なるほど」

    P(つまりよくある脱出系のホラーゲームということか。俺たちも現状手さぐりで手がかりを探している)

    P(ん?)

    343 = 62 :

    P「三人……だって?」

    真美「……あっ、そうだ。そのゲーム、自分が使うのは一人だけなんだけど、パーティが三人いるんだよ」

    P「三人……か」

    P(ここまで真美の言う通り、ゲームと俺たちの状況には似ているところが多かった)

    P(だが、それを決定づけてもいいものか)

    P「他に、ゲームと俺たちの状況が似ているところはあるか?」

    真美「それが、さっきの文字……なんだけど」

    P「文字?」

    P(さっきトイレで見た文字のことを言っているのか? 『わたしはだれ?』という言葉、それを見て真美はこのゲームとの結びつきを覚えたのだろうか)

    344 = 62 :

    真美「そうそう。最初の方はね、登場人物は二人なんだよ」

    P「二人、なのか?」

    真美「うん。男の子と女の子が二人だけ。だけど、トイレに行くとイベントが発生して、そこで……確か『メアリー』とかいう女の子に会う……とかだったと思う」

    P「メアリー……」

    P(一気に情報が出てきて混乱してしまった。一度整理してみよう)

    P(真美が言うには、このゲームは初めは二人の登場人物だけだ)

    P(それは男の子と女の子。名前は真美は覚えていなかったが……)

    P(そして、二人はメアリーという女の子に出合う)

    P(それは、トイレの中で――か)

    345 = 62 :

    P「そのメアリーと会ってどうするんだ?」

    真美「メアリーはトイレでさっきの文字が書いてた個室で、一人で蹲っててね。それを見て二人は声をかけるんだよ」

    P「それで?」

    真美「それでメアリーが仲間になって、一緒に病院を抜け出そうってなった……と思う」

    P「仲間に……」

    P(それから三人で行動することになるってことか……)

    真美「他に何かある?」

    346 = 62 :

    P「そうだな」

    安価下3

    1製造会社について
    2登場人物について
    3亜美は何か言っていたのか


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