元スレ千早「気が付けば私は、病棟の一室で眠っていた」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
751 = 522 :
P「さて……」
P(真美からの話は、かなり大きな意味を持っていた)
P(それを信じる信じないは別にして、客観的に見てもそれは今の状況に大きくあてはまっていたようだった)
P(情報を手にしたと言うことは、かなり有利になったと言っても過言ではない)
P(何もない状況から一変して、その輪郭が少しずつ見え隠れしていたのだから)
P(だが、情報が手に入ったはいいものの、これからどうするかも考える必要がある……)
752 = 522 :
P(俺は、次に何をするべきか?)
安価下3
1行動する
2考える
753 = 525 :
闇雲に動くのは危ないし2
756 = 522 :
P(そうだな、一度じっくりと考えてみよう)
P(状況整理は……すでに何度も行っている)
P(この病院の中で、俺たちは何をしなければならないだろうか)
P(俺だけで考えても、埒が明かないな……。よし、一旦二人に話を聞いてみよう)
P(どっちに話を聞こうか)
安価下3
1伊織
2真美
762 = 522 :
P(さっきは真美に話を聞いたし、次は伊織に話を聞いてみるか……)
P「なあ、伊織」
伊織「……どうかしたの?」チラッ
P「さっきの真美の話を聞いて、伊織はどう思った?」
伊織「……そうね」
P(伊織は俯きながら、何かを考えていた)
763 = 522 :
伊織「ねえ、ゲームの続きってどうなっているのかしら?」
P「続き?」
伊織「ええ……。もしも、真美の言う通りこれがゲームを模倣して作られているなら……その先の展開も、真美は知っているはずでしょ?」
P(確かに……伊織の言う通りだ)
P(俺は別のことを深く考えすぎていたようだ――つまり、真美は一度ゲームをやっているのだから、先の展開についても何か知っているはずだ、と伊織は言ったのだ)
P「ありがとう、伊織」
伊織「……何か役に立てたなら、良かったわ」
P(伊織は小さく笑った)
764 = 736 :
伊織がいつも通り可愛くて安心した
765 = 701 :
> P(伊織は小さく笑った)
脳内再生ワイ微笑み余裕でした
766 = 736 :
キャラ崩壊系SSじゃなくて本当に良かった
767 = 522 :
P(さて、真美に話の続きを聞いてみるか)
P「なあ、真美」
真美「なに?」
P「この話の続きって、どうなるか覚えてるか?」
真美「続き?」
P「あー、つまり……ゲームの中では二人はメアリーと合流してからどうしたんだ?」
真美「……うーん、どうだったかなあ」
P(真美は腕を組んで頭を傾けた)
768 = 522 :
P「何でもいいから、覚えていることを教えてくれ」
真美「……たしか、鍵を取りに行くはずだよ」
P「鍵を?」
真美「うん。ここから逃げ出すには、……ほらこの病院の鍵が必要だって……そんな感じ」
P(そうか、鍵が必要になってくるのか)
P「鍵はどうやって手に入れるんだ?」
真美「うーん……確か」
P(真美はもう一度頭を傾けた)
真美「一階に……降りたと思う」
P(俺は……真美の言葉に目を細めた)
769 = 525 :
暴れ狂人が
770 = 522 :
P(一階――その言葉に俺はあの時の叫び声を思い出した)
P(一階に誰かがいるのは間違いないだろう……だが、俺たちは一階に行かなければならないのか?)
P「一階で、三人は鍵を手に入れるのか?」
真美「……三人?」
P「ん?」
P(真美はきょとんとした顔を見せた)
P「どうかしたのか?」
真美「……三人じゃなかったと思う」
P「どういうことだ?」
P(俺は思わず聞き返した)
P(パーティは全員で三人のはずだが……?)
771 = 757 :
なるほど、階段脇の抜け道か
772 = 522 :
真美「一階に行くときに……行けない子がいたんだよ」
P「……?」
P(俺は怪訝そうな表情をしていたと思う)
P(どういうことなのだろうか?)
真美「男の子と女の子のどっちか一人が、一階には行けないって言ってたんだよ」
P「……」
真美「それで……どっちかが、メアリーと一緒に一階に行くんだったと思う……」
P(俺は眉をひそめた)
P(……これがゲームの作りと一緒だと言うならば、俺たちはこれから別行動をしなければならないということになるのだろうか?)
P(……だが、それはどうなるんだ? くそっ、分からないことが多いな)
P「ありがとう、真美」
真美「うん」
773 = 748 :
これが重要なポイントなのかな
774 :
P死亡エンドの時に見つけた穴のことか
775 = 736 :
メアリーがどっちなのか…TRUE ENDはHAPPY ENDじゃなさそうだ…
776 = 522 :
P(俺は真美から離れると、一度自分で情報を整理してみた)
P(恐らく、俺たちはこれから鍵を手に入れなければならない)
P(そのためには――、一階に降りる必要があった)
P(だが、一階には不可解な叫び声が響いている)
P(あの声の主は……一体誰なんだ?)
P(そして、もう一つ)
P(一階には、最高でも二人しか行けないと真美は言った)
P(……つまり、別行動を挟まなければならないということになるのだろう)
P(男の子と女の子、どっちがメアリーと一緒に行ったのだろうか?)
777 = 559 :
まさかのP氏置き去りフラグ
778 = 522 :
P(どうしたものか)
P「……さて」
安価下3
1一階への道を真美に聞く
2伊織にそのことを話す
3考えをまとめる
783 = 736 :
この世界線のP達はまだ反対の階段に外せる穴があること知らないよなぁ
784 = 522 :
P(伊織にこのことを話してみよう)
P「伊織」
伊織「……?」
P(俺は真美から聞いたことを伊織に話した)
伊織「……続きはそうなっているのね」
P(伊織は顎に手を乗せた)
P(何かを考えているようだ)
伊織「……あっ」
P(そのとき、伊織が何かを思い出したかのような声を出した)
P「なんだ?」
伊織「……ううん、なんでも……ないわ」
785 = 528 :
いおりん教えて
786 = 522 :
P(伊織の様子がおかしいな、何か思い出したのか?)
安価下3
1問い詰める
2問い詰めない
793 = 736 :
止まった 完全に飯食ってるな
794 = 522 :
P「何でもいいんだ、俺に教えてくれないか」
伊織「…………そうね」
P(伊織は一度こちらに目配せして、そのあと左の道を指さした)
伊織「……はじめ、私一人でうろうろしてたんだけど」
P「ああ……」
P(そう言えば、伊織は俺と出会う前からこの廊下にいたんだったな)
P(しかし、左端に何かあるんだろうか?)
795 = 522 :
伊織「……そのとき、壁に跡があるのをみたの」
P「跡?」
P(俺は聞き返した)
伊織「……なんだったかは、分からないんだけど」
P(伊織はそう言って俯いた)
P(だが、これはもしかして有力な情報ではないだろうか)
P(壁に跡……気になるな)
796 = 522 :
P(俺は……)
安価下3
1見に行く
2見に行かない
799 = 559 :
1
さよならP
800 :
(アカン・・・)
みんなの評価 : ☆
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