元スレ千早「気が付けば私は、病棟の一室で眠っていた」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
252 :
紫煙
253 = 183 :
ほしゅしゅのしゅー
255 = 183 :
せえん
263 = 183 :
濾紙
265 = 213 :
面白いねー
266 = 62 :
お待たせいたしました。
保守、支援してくれた方々本当にありがとうございます。
続きを書いていきたいと思います。
267 = 62 :
P(しかし、イライラしても仕方ない……。今、一番年上なのは俺なんだから、ちゃんと話を纏めないと)
P(……もう少し、考えてみる必要がありそうだな)
安価下3
1自分自身で考えてみる
2真美に話を聞く
3伊織に話を聞く
272 :
ちなみにだがSS速報と違ってvipにsaga機能は無いぞ
saga無くても規制とかは無い
273 = 62 :
>>272
sagaをつけなくてもいいんですね…。
SS速報の感覚で付けていました。
ご指摘ありがとうございます
274 = 62 :
安価は>>271
P「……伊織、少し話を聞かせてくれないか」
伊織「……なに?」チラッ
P「伊織は今の状況と、今まで俺たちが見てきたもの……どういう風に思ってる?」
伊織「……そうね」
P(伊織は考えるしぐさをすると、ぽつりを話し始めた)
275 = 62 :
伊織「……仮に、だけど」
P「ああ」
伊織「私たちが置いてきた……やよいや亜美、律子はあの状態のままで……特に何もないのかしら?」
P「どういうことだ?」
伊織「……だって、私が出てきたとき鍵が閉まっちゃって開けられなかったから……」
P「……そうだな」
P(確かに伊織の言う通りだ。中の皆の安否は考える必要がある)
P(仮に、伊織の言う通り……中でも何かが起きているとすれば)
P(……おいおい、先にそれを確認しとかなければダメだったのでは?)
276 = 62 :
P「伊織の言う通りだな。中の皆が無事が確認してみよう」
P「……ところで」
伊織「?」
P「お前たちは、どの部屋から来たんだ?」
真美「真美は208号室だよ」
伊織「……私は、206号室」
P「そうか……だったら」
P(今は俺と律子のいた203号室が一番近いわけだな)
277 = 62 :
P「……とりあえず呼んでみるか」
P(俺たちは、ひとまず一番近い203号室へ向かい、律子を呼ぶことにした)
P「律子! まだここにいるのか!」
真美「りっちゃーん!」
伊織「律子! いたら返事して!」
P(だが俺たちの叫びは空しく廊下に反響しただけだった)
278 = 62 :
P「……くそっ」
P(俺は壁を叩いた。……律子は返事をしてくれなかった。中はどうなっているんだ?)
伊織「ねえ……」
P「どうした?」
伊織「……この扉、もしかしたら防音になってるかも」
P「……そう言われると」
P(俺はまじまじと扉を見つめる。……さっき真美が言っていたように、ここが精神病院だとすれば――そして、それが閉鎖病棟だとすれば……俺たちのいた部屋は患者が入ることになる)
P(その患者たちが叫び散らかすと言う可能性はないか?)
P(だとすれば……、この防音設備にも納得はいくが……)
279 = 62 :
P「……なら、他の部屋も一緒か」
P(そう、他の部屋について……やよいや亜美のいる部屋もきっと呼んでも返事をしてくれることはないだろう)
P(……ん? 他の部屋?)
P「そう言えば、俺たちのいた部屋以外はどうなっているんだ?」
真美「どういうこと?」
伊織「……そうね」
P「ああ、つまり……ここの廊下にある部屋の数おかしいと思わないか? あまりにも数が多すぎる」
P(おれは立ち並ぶ部屋を見た)
P(そうだ、この部屋の数は……もしかすると間の部屋は開いているかもしれない)
280 = 62 :
真美「言われてみれば……たしかに」
P(俺たちがいた部屋は203号室、206号室、そして208号室だ)
P(……それ以外の部屋が開いていれば、そこに何か手がかりがあるかもしれない)
P「……少し、調べてみるか」
P(俺たちは三人で開いている部屋を調べた)
P(しかし、どれも鍵がかかっており入ることは出来なかった――そう、一室を除いて)
282 = 62 :
P「……この部屋だけ、鍵はかかってなかった」
真美「に、兄ちゃん……開けるの?」フルフル
伊織「ちょ、ちょっと……アンタ」ギュッ
P(二人は俺にしがみついてきていた。かなり怯えているようだ)
P(だが、この205号室は……なぜ開いていたんだ?)
P(何か理由があるのだろうか。それに、この一室だけというのも少し怪しい気もする)
P(……もしかすると、これは入らない方がいいのか?)
P(だが、他に手がかりもない……どうすれば……)
283 = 62 :
P「……さて」
安価下3
1入る
2入らない
287 = 62 :
P「……入るか」
伊織「……ほんとに?」
真美「……に、兄ちゃん?」
P(だが……やはりこいつらに何か危険が及ぶのはごめんだ)
P「俺一人で行ってくるよ」
真美「……うう」
伊織「……」ギュッ
P「なに、心配するな。何か手がかりを見つけてくるよ」
P(俺は二人を置いて、205号室に足を踏み入れることにした)
288 = 262 :
入るしかない
290 = 262 :
VIPってすぐスレ落ちるんだね
291 = 62 :
P「……よし」ゴクリ
P(俺は扉のドアノブをゆっくりと回した)
P「……」カチャ
P(扉をゆっくりと音を立てて開くと、俺はおずおずと中に踏み込んだ)
P(中は……そう、中にはベッドもなく、そこにはがらんとした部屋が広がっていた)
P「……なんだここは?」
P(俺が部屋の中心に足を踏み入れた)
P(――そのときだった)
「おいおまえら こんなところで なにをしているんだ」
P(何者かの声が俺の鼓膜を揺らした)
293 = 62 :
P「……なっ」
P(そこには一つのラジカセが置いてあった。キュルキュルと音を立てながら、録音した言葉を呟いていたのだ)
「ええい ぬけだしたやつらは こうしてくれる」
P(録音したテープから、そんな言葉が飛び出してきたとき……一瞬のことだった)
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
「みなごろしだ」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
P「……かはっ」ドサッ
P(突如として轟音が響いたと思った。……だが、そのときには俺の腹には大きな風穴があけられていた)
294 = 62 :
真美「……兄ちゃん、今の音って」ガチャリ
P「ば、バカ……。こっちに……」
P(俺は意識が朦朧とする中で、真美たちの顔を見た)
P(……なぜ、俺は撃たれたんだ)
P(何が起きた……?)
P(すでに考える余力は残されていなかった俺は、暗闇の中に意識を放り出した)
P(何かが間違っていたのか? 俺は……どこかで選択を誤ったのか?)
P(分からない……。だが、きっと真相はまだ奥深くに眠っているようだ)
P(そして俺は遠のく意識の中で、二人のことを考えた)
P(すまない……俺が不甲斐ないばっかりに……)
P(だが、俺の声はもう誰にも届かなかった)
【BAD END】
295 = 63 :
なんやこれぇ…
296 = 62 :
BAD ENDが二回目となりました。
Continueするにあたって、二つの選択肢があります。
安価下5の多数決
1正規ルートに入り、P編の内容を知る
2このまま自分たちでゲームを続ける
297 = 286 :
すまんな…
298 = 183 :
コンティニュー
300 = 169 :
あそこは誰でも入ってた
しゃーない
2
みんなの評価 : ☆
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