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    元スレ女友「アンタの体質って何なの?」男「…」

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    301 = 217 :

    「…む。これはなんだ、弁当箱…?」

    「手紙が付いている…」カサ…

    『男くんへ』

    「…これは」

    カサカサ

    『昨日はありがとうございました。お礼を言い忘れてた為に、このような手紙を用意しました』

    『この手紙は友さんが無事に届けてくれると、言ってくれましたので。私も安心して書いています』

    「…アイツはいつの間に」

    『改めて、お礼とともに貴方には謝罪をしたいと思います』

    『私のために、私なんかのために手助けをしてくれて。本当に感謝しています』

    『私は貴方のように、強くなれませんでした。そう願っても、なれない自分が離れませんでした』

    「……」

    302 :

    『やはり怖いんです。なにを怖がっているのかをわからないぐらいに』

    『私は現実を直視するのが怖いんです。私はだからこそ、この体質に目覚めたのだと想います』

    『自分の悩みを周りに伝える。それは、私が出来る唯一の解決方法なんだと想います』

    『はた迷惑な話ですよね。私の勝手な都合で、周りが不幸になってしまうのですから』

    『ですが、心の弱さは本当に。それほどに強いものなのだと思います』

    『そうやって迷惑をかけてしまうほどに。私は弱く、そして強い悩みを抱えている』

    『だからこそ、私は強くならなくてはいけません』

    『乗り越えなければならないのだと、自分で勝ち取らなければならないのだと』

    『私は貴方に出会えて本当に良かったと思っています』

    『私は貴方によって、救われました。こう思えた自分を、先に進もうとする自分を』

    『本当に本当に、貴方によって変われたのだと思います』

    303 :

    黒猫ってピューっと吹くジャガーのジョン太夫みたいだな

    304 = 302 :

    『短い間でしたが、これは運命なのでしょうか。私が否定したい、その運命が』

    『貴方と私を引きつけた。なんて、ロマンチックなことを考えたりもしてます』

    『だから、私は強くなりたい』

    『弱い心に打ち勝ちたい。すべてのしがらみから、私は走り出します』

    『運命に躍らされるのはここまでです』

    『ありがとうございます。そして、ごめんなさい』

    『女より』

    「…………」カサ…

    「…俺はなにもしてないぞ、馬鹿が」

    「お前に言ったことは全て…俺の虚言だ」

    「俺はなにも強くない。そのクセに、弱い奴の心を知ることが出来ない」

    「ただの馬鹿なやつだろう…俺は」

    305 = 302 :

    「……ん、なんだ封筒の中に何か…」ガサ

    パラリ

    「写真? なんだこれは──」

    「──女がキッチンで、料理か?」

    (そうか、当たり前だが手作りだったんだな。あの弁当も…)

    「…それにこの弁当。まさかまた作ったのか、わざわざ」

    「………」

    キィン!

    「うっ───」

    「なん、だっ…目が痛い…急にどうしたと…!?」

    「っ…」ドクン!

    (この感覚は…なんだ、体質だと!? なぜこのタイミングで…!)

    306 = 302 :

    パラリ

    「…写真っ…?」

    ドクン!!

    「あ…この写真は…」

    ドクン!!

    「女の…ぱ、パン…」

    ドクン!!!

    「女のパンチラが見えてるじゃあないか!」

    ──ドクン!

    「痛ッ…!」

    キィイイイン!!

    「はぁっ…はぁっ…今、のはっ?」

    307 :

    シリアスなのにパンチラで笑っちゃった

    308 = 291 :

    わかる

    309 = 302 :

    (写真の下着で発動したのは初めてだぞ…いったい何が起こって…イベントは? なにが始まっている?)

    (…下着は縞パン。起こりえるイベントは、俺の予想ではそうあまりないが)

    「しかし近くに…あの女が居ない限りはイベントなど起こるはずは…」

    「むっ?」

    かささ! かさ!

    「なん…だと…!?」

    (ほ、ほぁー!? ご、ごき! ゴキブリだと!?)

    「この清潔感タップリッ…この部屋で! ゴキブリ!?」

    カササー!

    「待て成敗してくれる!!」だだっ

    ガン!

    「痛ぁ!?」ぐらぁ

    「…え?」

    310 :

    これは…

    312 :

    ほ、ほぁー!

    313 = 302 :

    (窓、開いて、落ちる───)

    「うぉおおおッ!?」

    ヒューン!

    「し、死!」

    ぽすん!

    「………………」

    「たす、かっ……た?」

    ブロロロロロ

    「むぉっ!?」

    「こ、これは…トラックの荷台の上か!? 荷物が柔らかくて助かったが…っ」

    「何処へ行く! 待ってくれ、まだ部屋にはゴキがっ!」

    ブロロロロロ

    「むぅっ!?」

    314 = 310 :

    よかった…♀ゴキブリとのエロハプニングじゃなかった…

    315 = 302 :

    「ふんふーん」すたすた

    「…男のやつ、落ち込んでるだろうな」

    「まぁボクのせいなんだろうけれど…うん、だからこそ慰めないと!」

    「今日はボクがご飯を作ってあげようっと───」


    ブロロロロロ

    「……」バタババタバタ!!

    ブロロロロロ…


    「──えっ?」

    (男がトラックの荷台の上で、腕を組んで仁王立ちして、通り過ぎていった)

    「なにそれ!? ちょ、男ぉ!?」だだっ


    ~~~

    「れ、冷静になれ…俺…!」

    「ここは大胆に考えるべきだ…! なにも怖がることはない…!」

    316 = 302 :

    バタバタ…!

    (うぬっ…風が強い…!)

    「それにスピードも乗っている…飛び降りるのは困難だ…!」

    「どうするべきか…!」

    「──おーい、男ぉー!!」

    「…む?」

    「はぁっ…はぁっ…なにやってるのさ!? そんな所で!?」

    「と、とも! すまん助けてくれ!」

    「ちょ、ちょっと待って! 自転車追いつくの結構キツイ…!」

    「ぐぬっ…」

    「と、とにかく! なにやってるの!? そのトラックは──」

    「──〝南方面行き〟だよ!? その会社の名前を見たことがあるから!」

    317 = 302 :

    「…なんだと?」

    「そのままじゃ何処まで行くかっ…信号待ちまで待ってなよ! ボクもすぐ行く!」

    「………」

    「お、男!? 聞こえてるの!?」

    「もしや…これは…」

    カチャ

    「…なるほどな。なんともまぁ都合のいい展開だ」

    「っ…?」

    「──イベントなのだな、これは」

    (なにがどう動いているのか。経験上、まったくもって分からないイベントだな)

    (…だが、なんだろうか。不思議と不安はない)

    「初めての感覚…見知らぬイベント…」

    「…ふふ、まるで新しい自分になったみたいだ。笑えるぞ」

    318 :

    もうこいつ番長じゃん

    319 = 249 :

    320 = 302 :

    「ふはは…」

    「くっく…ふはははははははは!!」

    (どうしよう、男の頭がおかしくなっちゃった。元からひどかったけど!)

    「おい! 友よ!」

    「な、なにさ!」

    「今の俺はどう見える!? 答えてみろ!」

    「荷台の上で、腕組んで、仁王立ちで、高笑いをする頭のおかしい奴だよ!!」

    「ふははは!! そのとおりだ!!」

    「──その取り過ぎて、笑えるな…くっく」

    「俺は今、なにを望んでいるか。ちっともわからない!」

    「…この先になにが待つ? 俺は一体、なにをしたらいい?」

    「ああ…怖いな、だが! 乗り越えられるのだと自信があるぞ!!」

    321 = 302 :

    「なにをカッコつけてるのさ!? 勢いに任せてはしゃぎ過ぎだよ!?」

    「一時的なテンションだ! 今起こっているこの謎は後で考える!!」

    「友よ!! このトラックはじきに、とある場所に行くはずだ!」

    「う、うん…!」

    「お前は──あいつらを集めろ! 仲間たちを!」

    「仲間って…でも!」

    「断れたら場合はこう言えばいい!!」

    「──東の吸血鬼が、来いといってる。とな!!」

    「……ばかなんじゃないの!?」

    「良いから行け! 場所は多分…くっ…」キイィイン

    「…わかった、港b-13倉庫だ!」

    「えっ…!?」

    323 = 302 :

    「待ってるぞ! 四年前の仲間たちを…絶対に連れてこい!!」

    「お、男っ…! 待ってよ…!!」

    「ああ、待ってるぞ!!」

    ブロロロロロ

    「はぁっ…はぁっ…」きぃ…

    「なん、なんなのさ急に…男は…」

    「…んっ…ふふ、まるで昔の君みたいじゃないか」


    南地区 b-13倉庫

    黒猫「ふーん、ふふん…」

    黒猫「たーらら~りらら~るんるん!」

    黒猫「──ふぅぅううはぁ~ん……なんて、なんて」

    黒猫「幸運なのかしらぁ…私って」

    324 = 302 :

    黒猫「素晴らしくて、なんて良い空気なのかしら…ねぇ、そう思わないかしらぁ?」

    「……」

    黒猫「ねぇ、ねぇ、どう思う?」

    「…どうも思わない」

    黒猫「あん、冷たいわぁ…こんなにも私は幸せなのに…」

    「貴方がどう幸せであっても、私には関係のないことだから」

    黒猫「…釣れない子ね、好きよそういうの」

    「……」

    黒猫「それにねぇ、貴方…んふふ。そんな潔い所も大好きだわ」

    黒猫「──まさか貴方からコチラに訪れてくれるなんて、んふふ。最高に度胸あるわぁ」

    「…どうせ私を連れてくるつもりだったはず」

    黒猫「ええ、そうよ…貴方の体質にすっごく興味があるの」

    325 :

    しえん

    326 = 302 :

    黒猫「先日ね、とある映画館で貴方を見かけた時…ズッキューンと来ちゃったのよ」

    黒猫「──貴方のもつ素晴らしい体質に……」すっ

    「……」

    黒猫「そんな貴方に、どうか私の手助けをして欲しいの…わかる? わかってくれる?」

    「…手助け?」

    黒猫「そう、そうよ! 私はね、トップになりたいの! あの【王】に!」

    黒猫「だってぇ凄いじゃあない! なんていったって【王】よっ?」

    黒猫「絶対絶対…幸せだわっ…だって凄いんだもの…!」ぎゅうっ…

    黒猫「──だけどね、そのためには邪魔がいるのだわ」

    黒猫「南火校生徒中、現在。最強と呼ばれる──〝赤髪〟」

    黒猫「既に南火校は…アイツを次の【王】だと思ってるわ……」

    黒猫「それがッ…最高に不幸…ッ!」

    「……」

    328 = 302 :

    黒猫「駄目よ…駄目に決まってるじゃないッ! 私が次の【王】になるはずなのよっ!?」

    黒猫「これじゃ私は──不幸不幸不幸不幸不幸不幸不幸不幸不幸ふこぉッ!!」

    「っ……」

    黒猫「だと思わないかしら?」くるっ

    「…かもしれない」

    黒猫「けれどね、んふふ、違うのよ。今は不幸でも──その先に在る〝幸運〟は凄いことになってる!」

    黒猫「不幸という壁があればあるほど! 乗り越えた先にあるのは──絶対的な幸運!!」

    黒猫「そして、そしてそれが! あなーたなのよ!」

    「……」

    黒猫「つまりは貴方は私の女神! 全ての不幸を跳ね飛ばすほどの素晴らしいチカラを持った人間、そう!!」

    黒猫「私の女神様!!」

    「…ありがとう。そこまで言ってくれたのは、貴方ぐらい」

    329 = 302 :

    黒猫「うふふ。いいのよ、本当のことなんだから」

    「でも、私になにが出来るのか」

    黒猫「あらぁ? 不安なのかしら、きっと大丈夫よ。平気平気、貴方は──」

    黒猫「──私の言うとおり動いてくれれば、それだけでいいのぉ……」

    「…」

    黒猫「いいわね? それが貴方の最良の選択…もし仮に変なこと考えてたら」

    すたすた…

    黒猫「こうなるわよ?」ずりっ

    女友「うっ…」

    「っ…! 女友ちゃん…!?」

    女友「女…だめよ…この女に…」

    黒猫「んーまだそんなこと言うのね、残念。あれだけ私の思いを伝えたのに…」

    331 = 302 :

    女友「くっ…この化け物がっ…」

    黒猫「まだ足りないのかしら、ん?」

    「どうして…なんで貴方が…!」

    女友「っ……アンタを守るために決まってるじゃない…!」

    「…どうして…」

    女友「あたしはっ…アンタを絶対に守るって、約束したのよ…!」

    女友「どんなときもっ…絶対に絶対に…! 守ってみせるって!!」

    「女友ちゃん…」

    黒猫「良い、いいわ、すっごくイイ」

    黒猫「あなた達はそこまで強い想いで繋がっているのね!」

    黒猫「──幸せそう…すっごく幸せそう…ふふ…私よりも」

    黒猫「幸せそうで、不幸になればいいのに」

    332 = 325 :

    みてるぞ

    333 = 291 :

    みてるよ

    334 = 302 :

    女友「──きゃあっ…!?」

    「女友ちゃん…!?」

    黒猫「あら、あら、もしかして…傷が疼いた? まぁまぁなんてこれは、不幸なのかしらねぇ」

    黒猫「嫌なタイミングで酷い怪我を意識する…今の状況が絶望的だと理解する…」

    黒猫「──もしかして今、不幸かしら?」

    黒猫「あっはははははは! ありがとう! 私はその御蔭で貴方よりも──とっても幸せ…」

    黒猫「…ねえ貴方、確か女友で。あの赤髪と仲がいいわよねぇ?」ぐいっ

    女友「っ…」

    黒猫「それに、それにね。貴女があの子の体質を消したいと…色々と動き回ってることもしってるわぁ」

    女友「それがッ…なんだっていうのよ…ッ」

    黒猫「調べさせてもらったのだわん。貴女、クズ体質らしいわね…んふふ、あはは!」

    黒猫「一つ聞きたいのだけれど、貴女って。どうしてあの赤髪頼らなかったわけぇ?」

    335 = 302 :

    女友「な、なによ…別に頼る必要がなかったから…」

    黒猫「嘘はキラーイ。だから本音を語ってほしいのだわ。女友さん」

    黒猫「…あの子は周りに自分の感情をシンクロさせるみたいだけれどもぉ」

    黒猫「ねぇ、貴女って最初から彼女の体質を治すつもりなんて、無いんじゃないのかしら?」

    「え…」

    黒猫「『クズ体質』…だったかしら、んふふ。実にその体質って…嫌われそうよね」

    黒猫「周りからハブられ、距離を取られ、嫌われる」

    黒猫「…だけど、あれれ? そうはならなかったみたよねぇ、現在だと?」


    黒猫「──良かったわね、彼女に好かれてて。好きだって、周りに広めてもらってね」


    女友「……」

    黒猫「反論はぁ? 無いのって寂しいわぁ、私…」

    336 :

    書くの早くてすばらしい

    337 = 302 :

    「女友ちゃん…?」

    女友「……」

    「え、うそ…違うよね…だって…」

    女友「……」

    「救われたって…そんな意味じゃなくって…」

    女友「……」

    「…本当はそれが…?」

    黒猫「あら、あら、そんな責めないであげて。彼女は頑張ってたのよ?」

    黒猫「自分の生活が脅かされる恐怖にかられながらも」

    黒猫「貴女という大切な人を守るために、彼女は頑張り続けたのだから……」

    黒猫「……ま、全部自分のためでしょうけれど?」

    「っ……」

    338 = 310 :

    クズって体質じゃなくて性格じゃね…?

    339 = 302 :

    女友「……ごめん」

    「女友ちゃん…」

    女友「そう、全部…コイツが言ったとおりよ…全部全部、その通り」

    女友「もっと安全に、アンタを守る手段はいっぱいあった…」

    女友「赤髪に頼って…アンタの身柄を守る方法だって…あったはずなの…」

    「……」

    女友「…でも、それじゃあ…あたしの側から離れることになる…っ!」

    女友「アンタがもうアタシのことを好きになってくれなくなるかもしれない…!」

    女友「そうなったらっ…あたしは、あたしはっ…!」

    女友「前のようなっ…最悪な人生になるっ…」

    「…うん」

    女友「だから、もっと時間を稼いで…アンタと居る時間を増やした…」

    「うん…うん…」

    341 = 302 :

    女友「ごめん、ごめんね…結局はアイツ…あの東の吸血鬼が言ったとおりだったわね…」

    女友「自分の都合でしか物事を考えられない…本当に、本当に…あたしって…クズよ…」

    「……うん」

    黒猫「懺悔は終わったかしら? ふふ、もういい? じゃあね、ちょっと確かめたいことが在るのよぉ」

    「……」

    黒猫「貴女の体質って、やつぅ? それを生で見てみたいの! いい? 見せてくれる?」

    「…良い、見せる」すっ…

    女友「女…」

    「…あのね女友ちゃん」

    「…私はね、なんとなく気づいてたよ」

    女友「え…」

    「だけど、大丈夫。嫌ったりなんかしないよ」

    「私は何時だって、女友ちゃんのこと…大好きだから」

    342 = 302 :

    女友「あ、アンタ…何を急に…」

    「貴女も、私と一緒で……心が弱かったんだね」

    「でも、みてて。私、頑張るから」

    黒猫「……?」

    「強くなるって、決めたんだよ」すっ


    「──なにもかも打ち勝ってみせるんだって……」

    「──それで運命に勝つために……」

    「──神様に喧嘩を売ってやるんだって、ね」


    黒猫「何をしているの、はやく───」

    「…今、みせます」

    バッ!

    343 = 71 :

    裸きた

    344 = 302 :

    女友「えッ…!?」

    「……」キラ!

    黒猫「ナイフ──ッ!? 早く取り上げないさい! あなた達!!」

    「えっ? なんで何処に持ってた!」

    「わからんが取り上げろ!」

    「──もう遅いよ」

    グサ!

    「ッ~~~~~!!?」


    キィイイイイイイイイイイイイン!!!


    黒猫「ッ……うそ、なに……いたぁあああああああああああああいいッ…!!!」

    「ぎゃああああ!!!? 手がっ…手が痛い!? 痛い痛い!!」

    「熱い! 痛い! なんでなんでッ!!?」


    「くっ…ふぅ…!」ぐりぐり!

    345 = 302 :

    黒猫「ああっ!! 痛い痛い痛い痛い痛いッ!!」

    「これがッ……私の、体質…!!」

    「身を持って知って…! これが私の体質なのっ!!」

    「私と同じ痛みをっ…あなた達にっ…! 共有させるっ…!!」


    「ぎゃああああああ!!」

    「やめ、痛い痛い!!」

    「ああっあああああ!!」


    女友「……っ」

    女友「アタシは…平気…っ?」

    女友「ッ…女! アンタはなんて…!!」

    「か、変わるんだよっ…強くなるんだよ!」

    「全ては私が責任を持つの…! だから、勝つの!!」

    346 :

    ここで燃える曲にBGMチェンジ

    347 = 71 :

    メンヘラ女ちゃんペロペロ

    348 :

    つまり女が死ねばみんな死ぬと

    349 = 302 :

    「私が体質が起こした…問題…ッ!」

    「それをっ…私の体質でどうにかしてみせるっ!!」


    「倒れてよ───!!!」ギチッ!


    黒猫「ぁ…」

    ぱた…

    ばた…  ドタ…  バタ…バタ…


    女友「黒猫組が…みな倒れて…」

    「はぁっ…はぁっ…うっ…」ドサ!

    女友「お、女ぁ!?」

    「へ、平気だよ…大丈夫…女友ちゃんは…?」

    女友「こ、こんな血が出て…大丈夫、ほら早く病院に行きましょ…!」

    350 = 71 :

    本心から言ってるんだろうな女友


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