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    元スレP「ヤンデレをプロデュースするのは大変です」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - あずさ + - アイドルマスター + - シマウマP + - マミ + - ヤンデレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 107 :

    さるよけ

    202 = 2 :



    旅に出たというが、行き先は海外じゃないぞ。
    まずは羽田空港に行き、適当に国内旅行を決めようと思ってる。
    沖縄とかがいいかな。北海道も悪くない。東京から離れてればどこでもいいけどな。

    やよい「国内なら響ちゃんの故郷の沖縄なんてどうですか?」

    P「……」♪

    ところで、俺はこれでもポータブルプレイヤーの音質にこだわってる。
    ポータブルアンプ+遮音性の高いヘッドホンで聴いてるのだ。
    (車内でクラシックを聴くにはこのくらいしないとちゃんと聴こえないんだ)

    やよい「プロデューサー。無視しないでくださいよぉ」

    このようなノイズが入らないよう、細心の注意を払ったつもりだった。
    俺のヘッドホンはそんなに遮音性が低かったのか? ショックだ。

    やよい「私の顔、見えてますよね? なんで見えてない振りしてるんですか?」

    俺はヘッドホンを頭からそっと離したのだった。

    203 :

    やよいw

    204 = 176 :

    やっとでてきたか

    205 = 2 :

    P「初めに訊くぞ。なぜ俺がここにいることを知ってる?」

    ここは電車の中だ。道端でばったり会うのとはわけが違う。
    やよいは俺が秘密裏に計画していた旅行を
    事前に察知し、全く同じ電車の同じ車両に乗り合わせてる。

    もちろん旅行計画は社長にすら話してない。
    俺が休暇をもらったのは、心の休養のためと説明してある。

    この現状から察するのに、やよいは俺の普段からの行動や言動を
    なんらかの手段で傍聴してると思われる。スパイみたいなやつだな。

    やよい「えー? なんでって今更じゃないですか。
        プロデューサーの部屋に盗聴器とか仕掛けられてるのに
        気づかなかったんですか?」

    P「な……に……?」

    206 :

    多分ミスなんだろうけど響さんね

    207 = 2 :

    やよい「てっきり気づいててわざと外さないで置いたのかと思いました。
        関係ないけどソ連製監視カメラもいくつか設置してます。
        分かりやすく壁に埋め込んであるのですぐ気づくと思ってました。
        プロデューサーが持ってるエロ本の正確な数を教えてあげましょうか?」

    P「……っ……っ!!」

    やよい「どうしたましたか? 震えてますけど」

    俺はプルプル震えた後、走り出すことにした。
    どこでもいい。こいつらから逃げたかった。

    やよい「どこに行くんですか!!」

    背後から聞こえる舌たらずな声を無視する。
    俺はもう迷わない。こいつらとはかかわらんぞ。

    車内を走り続ける俺を乗客が奇異な目で見てくるが
    かまうものか。全裸でマラソンするよりはマシだろう。

    ……ふ。さすがに前方不注意だったかな。
    吊革につかまっていた中学生くらいの女の子とぶつかっちまったよ。

    伊織「……いたた。気をつけなさいよね」

    208 = 17 :

    終わったな

    210 = 77 :

    どうなるか期待

    211 = 136 :

    なんでいるんだ...

    212 = 2 :

    俺は情けないことに、車内にいた伊織に突撃する形で
    押し倒した体勢になっていた。強引に押し倒された格好になる
    伊織は、不満そうな声を漏らしながらもまんざらではなさそうだ。

    ん? なんかおかしくない? なんだこの美少女は。伊織……だと?

    P「おまえ……なぜここに?」

    伊織「えへへ。来ちゃった/// あんたを捕まえるためにね」ギロ

    P「」

    いい加減にしろ。もう死ぬわ。やよい+伊織のコンボ。
    この分だと他のアイドルたちも潜入してる可能性は高い。

    俺は絶望感に満ちた顔をした後、行き先を沖縄から
    京都に変更するため、次の駅で乗り換えることにしたのだった。
    やっぱり陸路で旅行するに限るね。

    213 :

    紫煙

    214 = 107 :

    あばばば

    215 = 2 :



    いや待て。京都に変更したって同じ結果だ。このスパイどもは
    どこへいっても着いて来るにきまってる。旅行という行為自体が
    すでに死亡フラグみたいなもんだ。

    慣れない地でヤンデレに襲撃されたら終わりじゃないか。

    どこに行けばいいんだよ?

    俺はシマウマの体勢でうづくまった。
    目を閉じ、真剣に考える。
    脳内に浮かんだのはクラシックの指揮者だった
    (フルト・ヴェングラー)

    ヴェングラーといえばベートーベーンやブラームスだな。
    あー、コンサート会場にいきてえ!
    (ちなみに俺は千早の影響でクラ好きになった)

    伊織「音楽なら家で聴けばいいじゃない。
       家のオーディオじゃ満足できなかったの?
       ヴェングラーのアナログ盤なら真空管アンプで
       十分鳴るじゃない」

    216 = 2 :

    P「たしかに伊織のうちにあるのは次元の違う音だったよ。
      だが俺は生演奏が見たいんだ!! たとえ下手な指揮者のでもいいから!!」

    やよい「うっうー。わがまま言ってるお兄ちゃんにお仕置きしたいです」

    P「え」

    なんと、やよいに腕組みされてしまった。もう追いつかれてしまったんだな。
    伊織とだべってる時間が無駄だった。腕組みというよりもはや拘束だがな。

    やよい「つかまえましたよ?」

    死んだ? おれ死んだ? 今日が命日になるの? 
    痛いんで離してもらえますか? 腕が折れそうです。
    あと目つきがすごく怖いです。

    やよい「お兄ちゃんがどこへ逃げようと同じですよ?
        私たちはどこへでも着いていきますから」

    P「……もうダメポ」

    俺はorzの体勢になり、絶望に暮れていた。

    217 :

    しえん

    218 :

    ふむ

    219 = 2 :

    伊織「そんなに絶望することないでしょ?
       ちょっと監禁するだけじゃない。……あと拷問も」ボソ

    やよい「監禁されるのがそんなに怖いんですか?
        絶望してるお兄ちゃんの顔もかわいいですぅ」

    ふざけんなよおまえら? ほんと人の人生をなんだと思ってんの?

    P「あああああああああああああああああ!!」

    俺はこの時何を思ってたのかわからない。
    ストレスのたまりすぎで精神的にいかれてたんだろうな。

    P「あーなんだか無性にセクハラしたい気分だぜ♪」

    やよい「え?」

    P「いくぞ。パイターッチ!!」

    やよい「」

    以前、別の次元の俺が全く同じことをした気がするな。
    まあ平衡世界ってやつだ。気のせいだろう。

    220 = 2 :

    やよい「」

    おし、腕のホールドが解除されたぞ。

    P「伊織ちゃんにもパイたーっち!!」

    伊織「んああああああ!?」

    続けて伊織の胸も揉んでしまった。
    しかもここは電車の中。客たちは
    奇異の目で俺たちを見ていた。

    このままじゃ通報されるね。
    ちょうど電車が駅に止まってるので、俺は車外へ出た。
    バカ二人は驚愕して固まってやがる。

    まもなくして扉は閉まり、伊織とやよいを乗せたまま
    電車が走り出してしまった。

    ふははは。ざまーみろってんだ。うまく逃げ切ったぜ!!

    P「やはり俺は天才だな。なんで初めからセクハラしなかったんだろうな」

    美希「そうだね。ハニーはセクハラするのも一流なの」

    221 = 131 :

    おさるさんよけ

    222 = 176 :

    美希にセクハラしたい

    223 :

    !?

    224 :

    これはサスペンスギャグものですか?

    225 = 2 :

    P「な!?」

    間違いなく、そこにいたのは星井さんだった。←もう名前で呼びたくない。
    星井さんは後頭部を強打したはずだったのだが、ピンピンしてるから不思議だ。

    美希「こんにちわなの、ハニー」

    P「あの、失礼ですけど、どちらさまですか?
    その、ハニーってのは外国人の名前とかですか?
      あなたは誘拐犯かなにかですか? 警察に通報しますよ?」

    美希「ふざけてるの?」

    P「そっちこそふざけないでください。僕はあなたのような
      人と会ったことなんてありませんよ。僕、これから行くところが
     あるのでどいてくれませんか?」

    美希「……」

    あ、やべー。キレてる。

    まあ他人の振りされたら誰だって切れるよね。
    今の星井さんの顔を深海魚で例えると、クロトカゲギス。
    俺の持ってる図鑑だとすげえ顔してるぞ。

    226 = 17 :

    もうギャグの領域だろw

    227 :

    星井さん血塗れでピンピンとかホラーだな

    228 = 54 :

    もう投げやりだな

    229 = 28 :

    シリアス路線かと思ったらギャグだったでござる

    230 = 2 :

    美希「お願いだから、これ以上美希を怒らせないで」

    クロトカゲギスが言う。

    怒ってるのはこっちだってえの。深海魚みたいな
    表情してるから美人が台無しじゃねえか。

    俺は笑ってる星井美希さんが大好きだったんだよ
    (遠い目をしながら昔を振り返るのだった)

    美希「ハニー? なんか失礼なこと考えてない?」

    P「……? 言ってる意味がよく分かりませんね。
     初対面の人にそんなこと言われるなんて心外です。
     じゃあ、僕はこのあとクラシックのンサートに
     行かないと行けないんで失礼しますね」

    立ち去ろうとしたが、もちろん止められた。

    美希「待って。まさか記憶喪失とかじゃないよね?
       美希のこと忘れちゃったの?」グス……

    あ、泣きそうになってる。これはおもしろい。

    231 :

    >>191
    養分だなwwwwwwww

    >>215
    いや、つまらん上にキモいっす
    うっわまじないわうっわ

    232 :

    シマウマPでぐぐったら
    すごいキモオタが引っ掛かったんだけど本人なの?

    233 = 2 :

    P「ああ、思い出した。たしかあなたは星井さんですよね。
      アイドルの。あなたの活躍はテレビでみたことがありますよ」

    美希「……え?」

    P「いやぁ、アイドルの人に話しかけられるなんて光栄だなぁ。
      友達に自慢できます。とにかく僕はこれで失礼しますね」

    美希「は……にぃ……? どうしてそんなこと言うの?
       いくらなんでも悪ふざけがすぎるの……うっ……」

    美希は立ち尽くしたまま涙を流していた。
    あなたにとってアイドルは娘のようなものだったんじゃないんですか?
    どっかからそんな質問が聞こえてくるな。

    それに対する俺の回答は……こうだ。

    P「うっせー。全員くたばれ」

    クズとは、俺のために用意された言葉に違いない。
    少なくとも俺は監禁生活で心を汚してしまったようだ。
    おまえらも監禁されてみればこうなるよ。

    234 = 224 :

    雪歩はどうなっているのか・・・

    235 = 2 :

    だが、ここで白状させてもらう。
    俺は星井の泣き顔を見て勃起していた。
    あいつの泣き顔はかなりかわいかった。

    この気持ちをどうやって抑えようか。
    旅に出ると妙に発情してしまうのはなぜだろう。

    P「風俗でも行くか? つーかここどこだよ」

    適当に電車を乗り継いでぶらり旅してたんだが、
    どういうわけか愛知県あたりに来てしまったらしい。
    つーか今何駅にいるのかもよく分からん。

    できれば近畿に行きたかったんだが。
    つーか関東以外のことはよく分からん。

    あと星井ならうざいから駅に置き去りにしたからな。

    236 :

    泣き顔のミキミキしこしこ

    237 = 2 :

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ザワザワ ザワザワ

    駅はすごい人通りだな。人の波にのまれてしまいそうだ。
    の、乗り換えしないと。えーと次に来る電車の番線は……。

    完全に迷ったぞ。駅員に聞くしかなさそうだな。
    なんつー方向音痴だ。あずささんのことをバカにできねー。

    あずさ「あはー」

    P「……」

    もう驚くだけの精神力を残してないぞ。しばらくぶりにあずささんに
    再開しちまった。なぜかこんな場所で。一応訊いてみるか。

    P「今週はグラビアの撮影がありましたよね。
     そろそろ事務所に行かなくていいんですか?」

    238 = 136 :

    あずささんはまだマトモなはず...

    239 = 223 :

    しえん

    240 = 2 :

    あずさ「そのはずだったんですけど、道に迷っちゃいました。あはー」

    あはーじゃねえ。なんだその爆乳は。少し揉ませろ。

    あずさ「プロデューサーさんなら揉んでもいいですよ?」

    思考を読まないでください。さらに勃起しちゃいました。
    でもこの人の笑顔見てると癒されるんだよね。大人の包容力があるっているのかな。
    星井さんみたいな子供とはやっぱり違う魅力があるよ。

    P「胸はどうでもいいです。どうせ今から事務所に行っても間に合いませんよ。
      今日は仕事をさぼって俺とデートしませんか?」

    あずさ「あらあら、プロデューサーさんから誘ってくれるとは思いませんでした」

    P「いえいえ。あずささんみたいな素敵な人だったら誰だってデートに誘うと思いますよ。
      じゃあどこ行きますか? 映画とかだとありきたりだし、できればクラシックの
      コンサートがいいんですが」

    あずさ「チケット持ってますよ。二枚ほど」

    A席のチケット二枚だった。上等だな。
    しかも愛知劇場コンサートホール。おーけー。

    241 :

    >>234
    感情の無いメイド・・・
    いやまさかそんな

    242 = 2 :

    俺たちは恋人のように手をつなぎながら会場を目指した。
    あずささんの手はやわらかくて暖かかった。
    幸せだ。もうプロデューサー業とかどうでもいいや。


    コンサートは盛り上がったぜ。ブラームスの第一番が聞けるとはな。
    指揮者はロシア人だったが、悪くはなかった。強烈なフォルテッシモで
    身体が飛び上がりそうな衝撃を受けたぜ。ブラボーとか叫んじまった。

    今度はベルリンフィルの演奏を聴いてみたいぜ。
    いっそのことこのままドイツまで行っちまうか?

    あずさ「海外ですか? 国内でも楽しいことはたくさんありますよ?」

    P「そ、そうですよね。今のは冗談ですよ」

    さっきからなんでこの人俺の心が読めるの?
    たぶんニュータイプかなにかか。

    あずさ「それとプロデューサーさん、背中に発信器がついてますよ」

    P「えっ」

    243 = 2 :

    俺は唖然とした。あずさんがそっと俺の背中に触れると、
    確かに発信器と思われる機械が見つかったのだった。

    なるほど、やよいたちはこれで俺を追跡してきたのか。
    死ねばいいのに。

    やよい「誰が死ねばいいんですか?」ギロ

    P「やよいのことかな。毎回毎回ワンパターンで登場しやがって。
     いい加減その登場の仕方にも飽きたんだよ!!
      ストーカーみたいな真似してんじゃないよこのバーーカ。
      やーい貧乳!! おまえ貧乳だよ!! ロリだよ!! 最高だね→。
      おまえ今すぐ関東に帰れよ」

    やよい「……プロデューサー。どうしてそんなひどいこと言うんですかぁ。
        雪歩さんが今どうしてるか教えてあげようと思ったのに」ウルウル

    P「ゆき……ほ……?」

    懐かしい名前だった。もはやプロデューサーとして腐ってしまった俺は、
    765プロのアイドルなんて赤の他人だと思っていた。
    しょうじき春香の顔とか思い出せない。

    雪が歩むとかいて雪歩の名前を成す。
    ゆきほ……? それともゆきポだっけ?

    244 = 107 :

    このPはソビエト呼びじゃなくてロシアなんだな

    245 = 2 :

    >>244 このPは日本人て設定だ あと第二章は完全にギャグだから

    あのー。飯の時間なんだわ。みなさん保守頼むわー

    246 = 172 :

    >しょうじき春香の顔とか思い出せない。
    クソワロタw

    247 = 206 :

    これもこれでおもろい

    250 = 67 :

    正直もう自分でも何書いてるか分かってないだろ


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