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    元スレP「ヤンデレをプロデュースするのは大変です」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - あずさ + - アイドルマスター + - シマウマP + - マミ + - ヤンデレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    752 = 671 :

    亜美「夜勤の人はソ連系だからね」

    「ソ連系ってこんな美人な人ばっかりなのか?
      しかも若いし。あと助けてくれてありがとう」

    亜美「まあ顔はキレイだよね。
       アメリカでもロシア系って美人が多いらしいよ。
      
    P「そうなのか。まあ顔はともかくとして、なんで外人がいんの?」
     
    亜美「うちの病院ってナチと戦った経験のある人が多く
       採用されてるの。お父さんのかつて同志とか言ってたよ。
       ドイツ兵にも負けないくらいの戦闘力を
       持った人ばかりだから気を付けてね」

    それ、気を付けてどうにかなるのか?

    俺はただのプロデューサーだって言ってんだろうが。
    戦闘訓練なんか受けてないし、欧州最強とか言われた
    ドイツと戦ったやつらに勝てるかよ。

    753 = 671 :

    「ちょっと待ってくれ亜美」

    亜美「なに?」

    「ドイツとの戦争って六十年前くらいの話だよな?
      なんで看護師たちはみんな若いの?
      普通ならほとんどの人が亡くなってる年齢じゃないか?」

    亜美「あーあー。やっぱそこが気になっちゃったか。
       細かいことを気にしたら撃たれるよ」

    「誰に?」

    亜美「誰かに」

    「……」

    理解不明な会話だった。まさに茶番である。
    そんなことより脱出しないと。

    754 = 678 :

    体長編だな

    756 = 671 :

    亜美「うーん。受付は機関銃陣地になってんね。
       階段の前にもいくつか地雷が仕掛けられてる。
       四十四年式のスプリング地雷かな。
       このフロアにいる看護師は全部で六人。
       今一人倒したから残りは五人だね」

    「な、なんでそんなこと分かるの?」

    亜美「パパの部屋から見取り図をパクってきたの」

    亜美が手にしてるのは病院の見取り図だった。
    俺のLEDで照らしてみたんだが、とんでもない地図だったぞ。
    軍用としか思えないほど事細かく武器の位置などが記載されてる。

    「亜美。俺はもう精神的に限界なんだが……」

    亜美「あきらめたらそこで試合終了だよ兄ちゃん」←AAとかあります?

    757 :

    シマウマって自分で名乗ってるの?

    758 = 671 :

    どこぞのバスケ監督みたいなこと言うなよ。
    スポーツと同じ次元で戦争を語るんじゃありません。

    時間が気になるのな。俺は腕時計もなくしたし、
    携帯は伊織デコ氏に取り上げられたままだ。

    「今何時だっけ?」

    亜美「夜の十一時だよ。他のみんなも起きてるだろうし、
       援軍を呼べば助かるかもね」

    「援軍ってアイドルを呼ぶってことかい?」

    亜美「うん。その人におとりになってもらえば看護師たちの
       注意をそっちに向けることができるよ。んで中央突破すんの」

    「えー」

    亜美「えーじゃないよ。階段は使えないから、
       受付を抜けてベーターで逃げるしかないっしょ」

    759 = 671 :

    ちゃんとエレベーターって言いなさい。

    とにかく亜美ちゃんの言うとおりにしないと
    ダメそうだな。この子もだてにソ連の血をついでるだけ
    あって軍事には強いみたいだな。

    俺一人だったらさっきの看護師に捕まり、
    拷問されていたと思う。

    「じゃあ誰を呼ぼうか?」

    亜美「兄ちゃんの言うことを聞いてくれそうな
       人がいいな。運動神経がよくて純情な人とかいない?」

    「……星井さんだな」

    亜美「ミキミキにすんの? たしかに運動神経いいもんね」

    しかし、俺は迷っていた。星井さんは俺のP復活の際に
    欲しい人材だ。こんなとこで戦死されちゃ困る。

    760 = 671 :

    どうせおとりとして使うんだ。欧州の覇者だったドイツの人らと
    戦ってきた看護師を相手に使うおとり。無茶だな。殺されるのは確実だろう。

    だったら死んでもいい人を呼んだ方がいい。
    雪歩曰くリボンの人を一番恨んでたそうだから、
    あの人がいいだろう。名前は天海さんであってるよな。

    亜美「はるるんにするの? あまりダンスとか得意な
       ほうじゃなかった気がするけど、大丈夫かな?」

    「天海さんならきっとやってくれると思う。
      俺はあの人の隠れた才能を見抜いてる」

    自信満々に言う俺に対し、亜美は少しだけ不機嫌そうな顔をした。

    亜美「……そーなんだ。じゃ、はるるんに連絡してよ」

    「わりいな。今デコに携帯取られちまってんだ」

    亜美「なにそれ。じゃあ亜美の貸してあげるからかけてみて」

    761 = 671 :

    亜美の携帯から電話帳を開き、天海さんの番号をプッシュ。
    ちなみに天海春香さんの名前が『無個性リボン』で登録されてたぞ。
    俺を笑い殺すつもりか?

    「おう春香か? 俺だよ俺。PだよP!!」

    春香「ほえええええ!? プロデューサーさんですかぁああ!!
       こんな時間にどうしたんですか急にいいいい!!
       てかなんで亜美の携帯からかけてるんですか?」

    「しばらくだったな春香。おまえに会えない日は本当に
      さみしかったぜ。しばらく事務所をほったらかしにして
      悪かったな。でももう自分の気持ちに整理がついたよ。
      本当に大切な人はだれかってことにも気が付いた」

    春香「え……そんないきなりそんな話されても心の準備が……」

    亜美「兄ちゃん……」

    春香はまじで告白だと思ってるんだろうが、もちろん演技だよ。
    亜美の奴はなんで悲しそうな顔して俺を見てんの? 演技だっての。

    762 = 671 :

    「今は亜美の携帯からかけてるが、俺のは電池切れなだけだ。
      こんな大切な話を電話越しにしてすまないと思ってる。
      だから、直接話がしたいんだ。俺は今、双海医院の七階にいる。
      ここまで来てくれないか? 俺の気持ちを……おまえに伝えたい」

    春香「プロデューサーさん……そんなに私のことを……」

    電話越しでも春香が涙ぐんでるのが分かる。
    我ながら素晴らしい演技力だ。誰か俺を表彰してくれないか?

    春香「分かりました。今すぐ行きますから待っててくださいね」

    そして通話を終える。なぜか亜美は不機嫌そうだった。
    まさか春香嫉妬してんのか?

    亜美「兄ちゃんのバカ……」

    「あれは演技だって」

    亜美「でも兄ちゃんがほかの女に甘い声出してんの見るのやだ」

    763 = 671 :

    中々可愛いことを言ってくれるお子様である。
    でもそんなに甘い声だったのか。自分じゃ全然分からん。

    亜美「亜美は兄ちゃんのこと好きだからね」

    「ありがとな。俺も亜美のこと大好きだぞ」

    亜美「もー。そういう意味じゃなくって」

    「あーはいはい。亜美はお利口さんだなー」

    亜美「んもう。すぐそうやってはぐらかすんだからー///」

    亜美の頭をナデナデしてやるとまんざらでもなさそうだった。
    やっぱり精神的にはお子様だな。ここが真美と違うところだ。

    戦場でラブコメするのも悪くない。そう思うだろう?
    受付で機関銃を磨いてる看護師が恐ろしいぜ。
    そんなに磨かないといけないもんなんだろうか。

    764 = 671 :

    戦場慣れしたのか、俺たちはすきを見て
    自販機でジュースを買った。
    廊下の目立たない場所で飲みながら話をしていた。

    亜美「はるるん、いつごろ来るかな?」

    「天海さんは神奈川あたりに住んでたっけ?
      ここは東京だから時間かかりそうだな。
      つーかこの時間で電車動いてんのか」

    亜美「ギリギリ終電とかで来るんじゃないの?」

    「なんというギリギリな人生。他の奴にすれば
      よかったかな。待たせちゃってごめんな亜美」

    亜美「亜美は暇してたからかまわないよ。
       最近は仕事もなくなっちゃったしね」

    「ごめんな亜美。いろいろ迷惑かけちまった」

    亜美「謝んなくていいってば。亜美は……兄ちゃんと
       一緒にいられるだけで幸せなんだから……///」

    766 = 671 :

    危機的状況に接してるこういうタイミングだと、
    妙に盛り上がってしまうものなのだ。
    天海さんをただ待ってても退屈なのもあるしな。

    「亜美……」

    亜美「兄ちゃん……」

    「キスしようか亜美」

    亜美「うん……」

    優しく抱きしめあい、情熱的なキスをする俺と亜美。
    なんで亜美の髪っていい匂いがするんだろう。

    そういや雪歩もここに入院してるんだっけ。
    もうどうでもよくなってきたぞ。

    俺たちが犬も食わないようなラブコメをしてると、
    階下のほうで騒ぎが起き始めた。どっかで聞いた音だな。

    ドゴゴゴゴゴッゴオッゴオゴッゴゴゴゴオゴッゴゴゴオ

    767 = 671 :

    お昼休憩がきたぞ。一時間な。保守ヨロ

    768 = 678 :

    春香か?

    769 = 680 :

    いいとこでいきやがって

    770 = 673 :

    そういえば今日はハルカスの誕生日だな

    771 = 708 :

    ほす

    774 = 671 :

    何かの走行音みたいだな。
    俺が以前映画で見た戦車の走行音に近いが、まさかな。

    亜美「これはドイツ軍戦車の音だよ。エンジン音から
       さっするに、たぶんパンツァーかな」

    「なんじゃそりゃ」

    亜美「あちゃー。はるるんたら戦車で来ちゃったんだね。
       たしかにこの時間だとほとんどの路線が止まってるから
       無理もないか……」

    意味が分からな過ぎて俺の頭上に多数の
    クエスチョンマークが浮かんでしまったぞ。

    パンツァーッてのは新しいパンツの名前か?

    亜美「受付が騒ぎ始めたね」

    受付の看護師らは電話や無線でしきりに連絡し合ってる。
    鬼気迫る顔で通信し合ってる。やがてそのほとんどが銃を持って
    エレベーターで降りて行ったぞ。一階に増援に行ったんだろうな。

    775 = 673 :

    776 :

    な、なんだってー

    777 = 671 :

    亜美「これで七階はがら空きだね。様子を見て脱出するよ」

    「しかっしエレベーターは危険じゃないか?」

    亜美「非常階段を使おうよ。受付の奥に用意してあるよ」

    無人になった受付に入り、奥の扉を開くとそこは非常階段。
    階段は屋外にらせん状に設置されてるから、ここを降りれば
    一気に地上に行けるというわけだ。

    「行くぞ亜美」

    亜美「うん」

    出発する俺たち。無事に脱出できるだろうか。
    なにせ下記のように銃声が鳴り響いてる。地獄みたいだ。

    ズガガガガズガガガガズガガガガガガガガ

    ズガガガガズガガガガズガガガガズガガガガズガガガガ

    778 = 673 :

    さるよけ

    779 = 671 :

    これは機関銃の音なのか? なんてうるさい音だ。
    ライブ会場がお遊戯会場みたいに思えるぞ。
    これ以上聞いてると鼓膜が破れちまうよ。

    ダダダダダダダダダダダダ

    バーーーーーーーーーーーーーーーー

    いったいどんな戦闘が行われてるのか知らんが、
    天海さんはよく奮闘してくれてるみたいだ。

    おかげさまで俺たちは脱出することができたよ。
    ふははは。ついに脱出。ミッションクリアだ。

    最高の気分だぜ。ふーっはははははははは!!
    次はどこに行くか。いったん俺の家に帰ろうかな。
    もう夜の一時過ぎだ。さすがに眠くなってきたぞ。

    亜美「亜美も行っていいかな?」

    なん……だと?

    781 = 671 :

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ④     ※一人称を継続

    亜美「真美が兄ちゃんの家に招待されたって聞いて
       うらやましくなったんだよ→。ねえいいでしょ?」

    P「もう夜遅い時間ですよ。子供は早く家に帰るべきだと
      私は思うわけです。先生に怒られますよ?」

    亜美「つまんないよそのジョーク。で、行ってもいいの?」

    P「実は雪歩氏に浮気は許さないと言われておりまして……」

    亜美「病院から逃げたくせに今更どの口がそう言うの?」

    全くその通りだから困る。事実として俺は雪歩から逃げちまった。
    だって監禁したいとか言い出すんだもん。誰だって逃げるよな?
    こちとら二階も監禁された経験があるんだぞ。悪夢ですよ悪夢。

    逃げた俺を責められる奴なんているのか?
    ヤンデレアレルギーなめんなよ。

    782 = 671 :

    そして問題はそこだけじゃない。なんと俺は真美と婚約してしまった
    らしく、このまま亜美といけない関係になったら浮気になっちまう。

    亜美「兄ちゃんは真美のが好きだったの?」

    「その……なんというか……あれは真美に脅されて仕方なくですね……」

    亜美「何言ってるかよく分かんないよ。亜美は兄ちゃんの危機を
       救ってあげたんだよ? 命の恩人なんだよ? それなのに
       ほかの女を優先するの?」

    「俺がそんな薄情な男に見えるか? 今の俺には亜美しか映らない。
      こんなところで立ち話なんてしてる場合じゃねえ。早く俺たちの家に帰るぞ」

    意見が百八十度変わる俺。やっぱり一流のPは言うことが違うね。
    ちなみにこのくらい機転がきかないと営業なんてできないぞ。

    亜美は笑顔でうなずいてくれてたぜ。そして俺たちは両手をつなぎ、
    ピクニックに行く幼稚園児のような歩き方で帰路についた。

    のだが、ここでまた問題が起きちまった。

    783 = 725 :

    785 = 671 :

    自転車に乗った警官とすれ違っちまった。野郎は
    俺たちを確認すると自転車を止め、こんなことを言ってきやがった。

    警察「こんな夜遅い時間に散歩ですかな?」

    「はい。すみません」

    警察「小さな女の子を連れてるようですが、娘さん?
       もしくは妹さんですかな?」

    「違います。俺の担当してるアイドルです」

    警察「アイドル……? にわかには信じられませんね。
       それに今何時だと思ってるのかね? 
       君の身分証明書を見せてますかな?」

    「分かりました。ちょっと待っててください」

    俺は適当に財布やポケットの中を探したのだが、
    困ったことに見つからなかった。なんでないんだよ。
    保険証も免許証もねえぞ。伊織に没収されちまったのかな。

    786 = 671 :

    警察「証明するものが見つかりませんか? 
       では署まで任意同行願いますけどよろしいですか?」

    よろしいわけねえだろ。つーか無駄に丁寧な口調なのがむかつくぜ。
    なんか別の世界の俺も警察の世話になってそうだから困る。

    「あの……そのですね……」

    亜美「兄ちゃん……どうするの……?」

    亜美は子供だからこういう時の対処法なんて知らないだろうな。
    軍事においてはプロフェッショナルでも警察のあしらい方なんて
    知らないだろう。知らなくてあたりまえだよ。

    春香「お困りのようですねプロデューサーさん」

    警察「え?」

    春香「警察官さん。動いたら、どうなるか分かりますか?」

    787 = 674 :

    さるよけ ハルカッカー!

    788 = 671 :

    悪魔が来ちゃったか。このバカは一番多く雪歩をぼこったという
    前科持ちだ。今は警察の背後から拳銃をつきつけてるよ。
    まあ春香ならこのくらいはやるだろうね。

    警察「……っ。お……お嬢さん、なんの冗談ですかな?」

    春香「あなたこそ何の冗談なんですか? 私の旦那になる人を
       勝手に任意同行させようとしてましたよね?」

    警察「……わ、分かりました。私はもう退散しますから
       拳銃を構えるのをやめてください」

    春香「はああ? 退散ですって? 今更ですよね。
       そんな甘い考えが許されると思ってるんですか?」

    警察「ひいいいいいい!!」

    警察は春香に恐れをなして逃げ出したのだが、追いかけられてボコボコにされていた。
    『ぎゃあああああ んぎゃああああああ!!』今のセリフは警官の断末魔だ。
    大柄の男の警官だったが、春香の前では無力だったが。

    790 = 671 :

    春香は気持ちのいい運動を終えたあと特有の高揚感に
    包まれているようだ。にこにこ笑顔だが、目が怖い。

    春香「あぁぁ。すっきりしたぁ」

    「は、春香さんちーっす。あと誕生日おめでとうございます」

    亜美「お……おめでとうございます。はるるん」

    俺と亜美は恐縮して答えた。こんな化物に逆らえるわけないだろう。
    雪歩より怖い。つーか次から次へと恐ろしいキャラが登場しすぎだろ。
    まさに強さのインフレーションってやつだ。

    P「ときに春香さん。病院のほうはどうなりましたか?」

    春香「一通り殲滅しときましたよ?」

    P「せ、殲滅ですか。結構な戦力が用意されてると思ったのですが……」

    791 = 680 :

    START 殺っちゃおうよ

    792 = 671 :

    春香「所詮は陸兵だけじゃないですか。戦車の前ではすべてが無意味です」

    「……なるほど。さすがは春香さんです」

    亜美「……はるるんさっすがだね→。かっこい→!!」

    俺たちは冷や汗をかきながらおだてていた。

    亜美よ。おまえ、携帯の春香の登録が
    『無効性リボン』だって知られたら殺されるぞ。
    クズの俺ですら春香さんには敬語を使っちまうくらいなんだ。

    春香「プロデューサーさん。どうして私に敬語を使うんですか?」

    「な、なんでかなぁ。久しぶりに会ったから緊張してのかも☆」

    冷や汗が滝のように出て止まらない。こんな奴を呼ぶくらいなら
    大人しく病院で監禁されておけばよかった。俺は何度同じような
    あやまちを犯してるんだ?

    793 = 671 :

    春香「将来結婚するんですから他人行儀な態度はやめてくださいよ///」

    「そうだよな!! あはは。俺としたことが!!」

    春香「それと一つ聞いていいですか?」

    「え?」

    この瞬間、周りの空気が五度くらい下がった気がした。
    春香は真顔でこう訊いてきた。

    春香「亜美ちゃんとはどういう関係ですか?
       なんで二人きりで歩いてたんですか」

    「」

    春香「プロデューサーさんは私に告白するために
       呼び寄せたんですよね? なのになんで
       亜美ちゃんと夜のお散歩してたんですか?」

    794 = 678 :

    なんかもうずっと修羅場だな

    795 = 772 :

    春香にもお仕置きされたいなあ・・・

    796 = 673 :

    社長のゲイバーkwsk

    797 = 671 :

    春香の鋭い視線が俺たちを射抜いていた。
    嘘なんて言ったら間違いなく殺される。

    亜美(兄ちゃん、はるるんが着てるあの制服、
       ロシア軍の特殊部隊だよ)

    (なんだと?)

    亜美が小声で話しかけてきた。

    亜美(スペツナズ、αチームのマークだよ。
       連邦軍参謀本部情報総局のだと思う)

    (なんじゃそら? 強いのか?)

    春香「まあそこそこ訓練は受けましたから。
       たとえば亜美ちゃんの首をナイフで切断するとしたら、
       一秒もかかりませんね」

    全部聞こえていたらしい。さすがにもう死んだかな俺?

    798 = 671 :

    「春香。話すと本当に長くなるんだ。
      いったん俺の家に帰ってから話し合わないか?
      もちろん亜美もいっしょにな」

    春香「プロデューサーさんの家に行くのは構いませんけど、
       なんで亜美ちゃんも?」

    「亜美も春香と再会できてうれしいんだってさ。
      みんなが会えるなんて久しぶりじゃないか。
      色々つもる話もあるし、人数なら多いほうが楽しいだろ?」

    春香「……」

    「春香。頼むよ。亜美には病院で命を救ってもらったんだ」

    春香「しょうがないですね。プロデューサーさんがそういうなら……」

    しぶしぶといった感じだが納得してくれたらしい。
    毎日が衝撃の連続で寿命が三十年くらい縮みそうだぜ。
    俺に安息の日は訪れるのだろうか。

    799 = 671 :

    俺の家への帰り道だ。

    春香は俺と腕を組みながらどうどうと歩いていた。
    亜美は指をくわえながら見てて、後ろからついて来る。

    本当は亜美と手をつないでハイキングする予定だったのだが。

    ちなみに、この時間はバスも電車もないので
    タクシーに乗って帰ろうとしたが、全員金を持ってなかったので
    自宅まで強制ハイキングコースになってしまった。←おかしいだろ!!

    ふざけんな。どんだけ距離が離れてると思ってんだ。

    春香「夜風が気持ちいですね」

    「そうだね。春香は元気にしていたか?」

    春香「しばらくは実家に帰っておとなしくしてましたよ。
       学校にもちゃんと行ってたし、765プロのことは
       どうでもよくなっていました」

    800 = 671 :

    奇遇だね。俺なんか仕事だけじゃなくて人生にも疲れて
    放浪の旅に出たほどだぞ。今でも765のことはあんまり
    考えたくない。社長もホモだし、ろくなもんじゃねえ。

    春香「高木社長ってゲイだったんですか?」

    「そういう噂だよ。他人のアナルの開拓工事が
      生きがいらしい」

    春香「……うわぁ」

    全裸で微笑む社長を想像したのだろう。
    ものすごく嫌そうな顔をしてる。

    春香「人って見かけによりませんね」

    「まったくだよ。今度の就職先ではきちんと
      上司を選ばないとな」

    春香「またプロデューサーをやるんですか?」


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