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元スレ純一「色々みんなと、イチャイチャしよう!」
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>>251
ある意味軸が定まりすぎているのが問題だ
ある意味軸が定まりすぎているのが問題だ
数十分後
ジョン「わんわん! わぉ~ん!」くるくる
緑「こらこら、わたしのまわりをうろうろしちゃだめよ~?」すたすた…
ジョン「わん…っ!へっへっへ……」ぴた…
緑「いいこね~ ふふっ、それじゃーつきましたよ~!」ぎぃ…
ジョン(──この人の名前は、緑さん。家に来る途中で教えてもらったけれど…
なんてお美しいひとなんだ……まるで聖女だよ!)
緑「まずは足をふきふきしましょね~」ふきふき
ジョン(こんな野生的な僕を家に上がらしてくれるなんて……すごい人だなぁ!尊敬しちゃうよ!)ふきふき…
緑「じゃー二人共、居間の方にごーごー!」だっ!
ジョン「わんわん!」だっだっだ!
わんわん! だっだっだ!
ジョン「わんわ──……」だっだっだ
詞「………」ぺら…
ジョン「…………」だっ!
ジョン「わんわん! わぉ~ん!」くるくる
緑「こらこら、わたしのまわりをうろうろしちゃだめよ~?」すたすた…
ジョン「わん…っ!へっへっへ……」ぴた…
緑「いいこね~ ふふっ、それじゃーつきましたよ~!」ぎぃ…
ジョン(──この人の名前は、緑さん。家に来る途中で教えてもらったけれど…
なんてお美しいひとなんだ……まるで聖女だよ!)
緑「まずは足をふきふきしましょね~」ふきふき
ジョン(こんな野生的な僕を家に上がらしてくれるなんて……すごい人だなぁ!尊敬しちゃうよ!)ふきふき…
緑「じゃー二人共、居間の方にごーごー!」だっ!
ジョン「わんわん!」だっだっだ!
わんわん! だっだっだ!
ジョン「わんわ──……」だっだっだ
詞「………」ぺら…
ジョン「…………」だっ!
緑「──う~ん? どうしたの? 急いで玄関に戻ってきて~?」
ジョン「わ、わふっ……ゲホコオッ…わんっ…!」ガクブル…
ジョン(えっ…!? なんで!? どうしてあ、絢辻さんがっ…この家で…
居間で雑誌を読んでるの……!?)
ジョン「………っ!」ぴきーん
緑「?」
ジョン(よくよく思い返してみると……玄関のあった名前…絢辻、だった…っ?
うそだろ……ということを僕は…!)
緑「ジョン~? どうしたの~?」
ジョン(あの、絢辻さんのおうちに……あがってしまったとでもいうのか…っ!)ぴしゃーごろごろ!
ジョン「………」
緑「ジョンくーん…? 大丈夫かな~…急に元気なくなっちゃったけど…よしよーし」
ジョン「わふっ……わん…」
ジョン(ど、どうにかっ…まだバレてないうちにこの家から出るしか無い…!
絢辻さんにバレてしまったら…なんというか、僕はクラスで終わっちゃう気がする…!)
ジョン「わ、わふっ……ゲホコオッ…わんっ…!」ガクブル…
ジョン(えっ…!? なんで!? どうしてあ、絢辻さんがっ…この家で…
居間で雑誌を読んでるの……!?)
ジョン「………っ!」ぴきーん
緑「?」
ジョン(よくよく思い返してみると……玄関のあった名前…絢辻、だった…っ?
うそだろ……ということを僕は…!)
緑「ジョン~? どうしたの~?」
ジョン(あの、絢辻さんのおうちに……あがってしまったとでもいうのか…っ!)ぴしゃーごろごろ!
ジョン「………」
緑「ジョンくーん…? 大丈夫かな~…急に元気なくなっちゃったけど…よしよーし」
ジョン「わふっ……わん…」
ジョン(ど、どうにかっ…まだバレてないうちにこの家から出るしか無い…!
絢辻さんにバレてしまったら…なんというか、僕はクラスで終わっちゃう気がする…!)
緑「う~ん……あ、そうだ!」ぴこーん
ジョン(と、とりあえずっ…玄関のドアをかりかりやっとけば、外に出してくれるかな…)かりかり…
緑「ふんふふーん…♪ あ~! あったあったぁ~ うふふっ」
ジョン(うん…? どうしたんだろう、緑さん嬉しそうだけど──)かちゃん
ジョン(えっ…?)
緑「前に使ってた首輪だよ~? なんとなんと、お犬さんの肌にも優しい特別な皮で作られたやつなんだから~」
ジョン(えっ……なんだってー! と、とれない!)かちゃかちゃ
緑「あ~だめだよ? そんな風にイタズラしちゃ~…めっ」
ジョン「わ、わふぅっ……」
緑「いいこいいこ~…ちょっとの間だけだからね? 詞ちゃんが、暴れるわるい子は嫌いだから~……ね?」
ジョン(そんなわるい子はもう帰りますから! 外してください! お願いします…!)ずりずり…
緑「それじゃあ居間にれっつご~」すたすた
ジョン(と、とりあえずっ…玄関のドアをかりかりやっとけば、外に出してくれるかな…)かりかり…
緑「ふんふふーん…♪ あ~! あったあったぁ~ うふふっ」
ジョン(うん…? どうしたんだろう、緑さん嬉しそうだけど──)かちゃん
ジョン(えっ…?)
緑「前に使ってた首輪だよ~? なんとなんと、お犬さんの肌にも優しい特別な皮で作られたやつなんだから~」
ジョン(えっ……なんだってー! と、とれない!)かちゃかちゃ
緑「あ~だめだよ? そんな風にイタズラしちゃ~…めっ」
ジョン「わ、わふぅっ……」
緑「いいこいいこ~…ちょっとの間だけだからね? 詞ちゃんが、暴れるわるい子は嫌いだから~……ね?」
ジョン(そんなわるい子はもう帰りますから! 外してください! お願いします…!)ずりずり…
緑「それじゃあ居間にれっつご~」すたすた
居間
かちゃ
緑「ただいま~」
詞「──っ……お姉さん。おかえりなさい」
縁「うん~! 詞ちゃんもさっき帰ってきたところ~?」
詞「チ……今朝に言ったでしょ、今日は学校は休みだからって」
縁「そっかぁ~…そういえばわたしも大学やすみだったよ~」
詞「はぁ…そう───それで、その抱えている子犬は……どうしたの?」
縁「あ、この子~? この子はね、河原でおっきなお犬さんに虐められたところをみかけて~」くぅーん
詞「…やめて、そういうの。また…お父さんに怒られてもしらないから」
縁「あ、うん~…ごめんねぇ?」
詞「どうして私に謝るの、それと…もうひとつ。その握ってる手綱はなに…?」
「っ……」びく!
緑「あ、この子はね~…そんな虐められてた子を助けてくれた~ とってもとっても勇敢なお犬さんなんだよ~!
ちょっと恥ずかしがり屋さんで、今はソファーの後ろに隠れちゃってるけれどね~」
かちゃ
緑「ただいま~」
詞「──っ……お姉さん。おかえりなさい」
縁「うん~! 詞ちゃんもさっき帰ってきたところ~?」
詞「チ……今朝に言ったでしょ、今日は学校は休みだからって」
縁「そっかぁ~…そういえばわたしも大学やすみだったよ~」
詞「はぁ…そう───それで、その抱えている子犬は……どうしたの?」
縁「あ、この子~? この子はね、河原でおっきなお犬さんに虐められたところをみかけて~」くぅーん
詞「…やめて、そういうの。また…お父さんに怒られてもしらないから」
縁「あ、うん~…ごめんねぇ?」
詞「どうして私に謝るの、それと…もうひとつ。その握ってる手綱はなに…?」
「っ……」びく!
緑「あ、この子はね~…そんな虐められてた子を助けてくれた~ とってもとっても勇敢なお犬さんなんだよ~!
ちょっと恥ずかしがり屋さんで、今はソファーの後ろに隠れちゃってるけれどね~」
\ /: : : : : :ハl\; : ト、: : : : : : : : : :.:\ / /
\ /: : : : : :> \l \ト、: : : : : : : : \ /
/^ヽ: : : :/ \ト、: : : : : : :\ /
\ \ / ヘ |: : :/ \: : : : : : /、 _ -‐ ´
\. / /ノ: :/ ヘ | `\:\ーヽ -‐'"´
___j |/: ノ __\. | ./ /:;\i
|: : :.| . /:.:/ ´ tテ‐≧__ノ / //´
/: : : し': :/  ̄_>, r≦___、 /
\: .ソ厶/ /<tj ヽ. ′ノ -‐‐‐‐ "´
_/^7 .// / \ ` ´ /
//レ′{ / 、 / / 犬になることを強いられているんだ!
____/ |. ヽ/ ._ -‐ _ - ´ ノ
/ 八 l \ |^l ヽ ` -、_ ./ `゙ ー- 、_
{ \ '、 \\__ 〉/ / \ `゙ ー- _
| ヽ ヽ\`‐---‐'´ ,. ィ´} \
| \ \  ̄ / / .|\ \ \
\ /: : : : : :> \l \ト、: : : : : : : : \ /
/^ヽ: : : :/ \ト、: : : : : : :\ /
\ \ / ヘ |: : :/ \: : : : : : /、 _ -‐ ´
\. / /ノ: :/ ヘ | `\:\ーヽ -‐'"´
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/: : : し': :/  ̄_>, r≦___、 /
\: .ソ厶/ /<tj ヽ. ′ノ -‐‐‐‐ "´
_/^7 .// / \ ` ´ /
//レ′{ / 、 / / 犬になることを強いられているんだ!
____/ |. ヽ/ ._ -‐ _ - ´ ノ
/ 八 l \ |^l ヽ ` -、_ ./ `゙ ー- 、_
{ \ '、 \\__ 〉/ / \ `゙ ー- _
| ヽ ヽ\`‐---‐'´ ,. ィ´} \
| \ \  ̄ / / .|\ \ \
ジョン「っ……っ……っ……!」ガクブルガクブル…!
詞「──……それ、大型犬用の首輪なのに。ちゃんとサイズ合ってるの?」
緑「ぴったりだったよ~? だって、おっきなお犬さんだったし~」
詞「……ふーん、そう…大型犬にしてはやけに静ね。荒い息を吐くものだって思ってたけど」
ジョン「っ……はっはっはっはっ…!!」
詞「……あら、聞こえたね」
緑「心配しなくても大丈夫だよ~? ちゃーんと大人しくしてるし、それにこうやってリードもつけてるから~
……だからその、ね? ちょっとの間だけでいいから…おうちに上がらしてもいいでしょ?」
詞「……いいけど、私に近づけさせないでねお姉さん」
緑「わかった~ それじゃあいこっか? ふたりとも~」ぐいっ
ジョン(え、ああぁ…! ひっぱらないで…! 姿がっ! ソファーからはみ出て絢辻さんに…!)
詞「………」ぺら…
ジョン(……あ、あれ…? 絢辻さんもうお姉さんのこと見てない…まるで、はなしが終わればそれまでって…
ひどく無関心みたいな雰囲気をかんにじるよ)
詞「──……それ、大型犬用の首輪なのに。ちゃんとサイズ合ってるの?」
緑「ぴったりだったよ~? だって、おっきなお犬さんだったし~」
詞「……ふーん、そう…大型犬にしてはやけに静ね。荒い息を吐くものだって思ってたけど」
ジョン「っ……はっはっはっはっ…!!」
詞「……あら、聞こえたね」
緑「心配しなくても大丈夫だよ~? ちゃーんと大人しくしてるし、それにこうやってリードもつけてるから~
……だからその、ね? ちょっとの間だけでいいから…おうちに上がらしてもいいでしょ?」
詞「……いいけど、私に近づけさせないでねお姉さん」
緑「わかった~ それじゃあいこっか? ふたりとも~」ぐいっ
ジョン(え、ああぁ…! ひっぱらないで…! 姿がっ! ソファーからはみ出て絢辻さんに…!)
詞「………」ぺら…
ジョン(……あ、あれ…? 絢辻さんもうお姉さんのこと見てない…まるで、はなしが終わればそれまでって…
ひどく無関心みたいな雰囲気をかんにじるよ)
ジョン「………絢辻さん…」ずりずり…
緑「私の部屋まで、いくよー?」たんたん…
ジョン(ごふっ!……ちゃ、ちゃんと登らなきゃ…!)たんたん…
緑べや
ジョン(お、おおっ…なんだか女女の子してる部屋だなぁー…くんくん、あ。良い匂い…)
緑「ちょっと着替えるから、まっててね~」すすっ…
ジョン(もちろんです!)くるっ
ジョン(……さて、着替えを見ないようにまずは…この部屋にあるものとか眺めておこうっと)
ジョン「…………」きょろきょろ…
ジョン(……ぬいぐるみが多いけど、これって全部買ってるのかなぁ…すごい量だ…あ、これは…)すたすた…
ジョン(家族全員が写ってる写真だ…絢辻さんも写ってるし、もちろん緑さんも写ってる)
ジョン(──でもなんでだろう、なんだか家族写真……って感じがしないなぁ。どうしてだろう?)
緑「おまたせー じょぉんっ」ぎゅう…
ジョン「お、おふぅっ…!?」
緑「私の部屋まで、いくよー?」たんたん…
ジョン(ごふっ!……ちゃ、ちゃんと登らなきゃ…!)たんたん…
緑べや
ジョン(お、おおっ…なんだか女女の子してる部屋だなぁー…くんくん、あ。良い匂い…)
緑「ちょっと着替えるから、まっててね~」すすっ…
ジョン(もちろんです!)くるっ
ジョン(……さて、着替えを見ないようにまずは…この部屋にあるものとか眺めておこうっと)
ジョン「…………」きょろきょろ…
ジョン(……ぬいぐるみが多いけど、これって全部買ってるのかなぁ…すごい量だ…あ、これは…)すたすた…
ジョン(家族全員が写ってる写真だ…絢辻さんも写ってるし、もちろん緑さんも写ってる)
ジョン(──でもなんでだろう、なんだか家族写真……って感じがしないなぁ。どうしてだろう?)
緑「おまたせー じょぉんっ」ぎゅう…
ジョン「お、おふぅっ…!?」
縁「うふふっ…せなかおっきぃねー。ごろごろー」
ジョン(ふ、ふわわ! ふわふわ!)
縁「ふふっ…あーやっぱりおっきなお犬さんはいいなぁー…抱き心地がとっても素敵~」ぎゅう~
ジョン(ぬ、ぬわーっ……これはすごいよ!たまらないよ!)
縁「くんくん…あ、ちょっと土の匂いが残ってるねー…あとで一緒にお風呂はいる?」
ジョン「……わん」キリッ
縁「ん~? それはだめだ! って顔をしてるね……そっか、お風呂は苦手なのかな?」
ジョン(さすがにそれは……欲を言えば男として、一緒に入りたいですけどね!)
縁「う~~~んっ……はぁ~! 堪能した~! よいしょっと」
縁「うふふっ……こらこら、子犬ちゃん? そんなに引っ付かなくても大丈夫よ~?」きゃんきゃん!
ジョン(素敵な方だ……僕の飼い主になってほしい…ってだめだ! ぼ、僕にはちゃんと森島先輩っていう
火憐な飼い主が……でも、こっちも…)
ジョン(ふ、ふわわ! ふわふわ!)
縁「ふふっ…あーやっぱりおっきなお犬さんはいいなぁー…抱き心地がとっても素敵~」ぎゅう~
ジョン(ぬ、ぬわーっ……これはすごいよ!たまらないよ!)
縁「くんくん…あ、ちょっと土の匂いが残ってるねー…あとで一緒にお風呂はいる?」
ジョン「……わん」キリッ
縁「ん~? それはだめだ! って顔をしてるね……そっか、お風呂は苦手なのかな?」
ジョン(さすがにそれは……欲を言えば男として、一緒に入りたいですけどね!)
縁「う~~~んっ……はぁ~! 堪能した~! よいしょっと」
縁「うふふっ……こらこら、子犬ちゃん? そんなに引っ付かなくても大丈夫よ~?」きゃんきゃん!
ジョン(素敵な方だ……僕の飼い主になってほしい…ってだめだ! ぼ、僕にはちゃんと森島先輩っていう
火憐な飼い主が……でも、こっちも…)
縁「こっちにわんわんっ。こっちにわんわんっ」 わんわん!
ジョン(……というか、この人が絢辻さんのお姉さんなんだよな…なんだか全然似てないや…
…主に性格面とか…あ、でも目元とか少し似てるかな…?)
ジョン「…………」
縁「うふふっ~…楽しいわね~───むかしは、こうやってよく詞ちゃんと遊んでたっけ~」
ジョン「!………わふっ…」
縁「うん? ジョン君も気になるかな? 詞ちゃんのこと」
ジョン(気になる気になります!)
縁「お~! 興味津々な目だね~……じゃあ、特別だよ? じゃあベットの上においでー」ぽんぽん
ジョン「わふっ…!」いそいそ… すっ…
縁「うふふー……よしよし…あのね、昔はね詞ちゃんは~…とっても泣き虫さんだったの」
ジョン(な、なんだってー…!?)
縁「今はあんなにすっごくかっこいい娘だけど、昔は本当にすぐ泣いちゃって…
わたしが夜、同じ布団の中でいつも慰めててあげてたの」
ジョン(……というか、この人が絢辻さんのお姉さんなんだよな…なんだか全然似てないや…
…主に性格面とか…あ、でも目元とか少し似てるかな…?)
ジョン「…………」
縁「うふふっ~…楽しいわね~───むかしは、こうやってよく詞ちゃんと遊んでたっけ~」
ジョン「!………わふっ…」
縁「うん? ジョン君も気になるかな? 詞ちゃんのこと」
ジョン(気になる気になります!)
縁「お~! 興味津々な目だね~……じゃあ、特別だよ? じゃあベットの上においでー」ぽんぽん
ジョン「わふっ…!」いそいそ… すっ…
縁「うふふー……よしよし…あのね、昔はね詞ちゃんは~…とっても泣き虫さんだったの」
ジョン(な、なんだってー…!?)
縁「今はあんなにすっごくかっこいい娘だけど、昔は本当にすぐ泣いちゃって…
わたしが夜、同じ布団の中でいつも慰めててあげてたの」
>>281
歯磨きプレイとか完全に橘さんの土俵だな
歯磨きプレイとか完全に橘さんの土俵だな
縁「そしたら寝ちゃう前に、小さくそっとわたしに…ありがとう、お姉ちゃんって言ってくれて…
当時のわたしは、その詞ちゃんの言葉がもうほんっとに大好きでね……」
ジョン「…………」
縁「……今は、そんなこと言ってくれることもなくなっちゃったけど。
でも、いつまでも詞ちゃんは…わたしのかわいい妹で、素敵な妹なの……うふふ、なかなか言えないけれどね」
ジョン(…お姉さん、絢辻さんのこと……大好きなんだな。こうやって犬な僕にぼやくぐらいなんだろうし…うん。
やっぱり素敵な方だ…)
縁「昔の詞ちゃんも大好きだけどー……今のかっこいい詞ちゃんも大好きなんだよ。
でも、最近の詞ちゃんは…ほんのちょっとだけ、冷たい感じがする…かな?」うんうん
ジョン(……そ、そうかな…?
居間で見た時、パッと見ただけの僕でも…すごくなんだか絢辻さん、お姉さんのこと苦手ぽかったけど…?)
縁「だからいつか……前みたいに、一緒にオフロに入って。一緒に髪を乾かしっこしてー……それから同じベットで眠るってことを
したいんだけど……ふふ、いつになったらできるのかな~? ねぇ~ジョン~? うりうり~」
ジョン「お、おっふっ…!」
縁「はぁー……」ぱたん…ころん
ジョン「………?」
当時のわたしは、その詞ちゃんの言葉がもうほんっとに大好きでね……」
ジョン「…………」
縁「……今は、そんなこと言ってくれることもなくなっちゃったけど。
でも、いつまでも詞ちゃんは…わたしのかわいい妹で、素敵な妹なの……うふふ、なかなか言えないけれどね」
ジョン(…お姉さん、絢辻さんのこと……大好きなんだな。こうやって犬な僕にぼやくぐらいなんだろうし…うん。
やっぱり素敵な方だ…)
縁「昔の詞ちゃんも大好きだけどー……今のかっこいい詞ちゃんも大好きなんだよ。
でも、最近の詞ちゃんは…ほんのちょっとだけ、冷たい感じがする…かな?」うんうん
ジョン(……そ、そうかな…?
居間で見た時、パッと見ただけの僕でも…すごくなんだか絢辻さん、お姉さんのこと苦手ぽかったけど…?)
縁「だからいつか……前みたいに、一緒にオフロに入って。一緒に髪を乾かしっこしてー……それから同じベットで眠るってことを
したいんだけど……ふふ、いつになったらできるのかな~? ねぇ~ジョン~? うりうり~」
ジョン「お、おっふっ…!」
縁「はぁー……」ぱたん…ころん
ジョン「………?」
縁「もっともっと……詞ちゃんとおしゃべり、したいなぁー……」
ジョン(縁さん……)
縁「──すぅ……すやすや…」
ジョン(ってあれ……もしかして、寝ちゃった…?)ゆさゆさ…
ジョン「わおわおん?」ゆさ…
縁「くぅー……くぅー……むにゃ…」
ジョン(ね、寝ちゃったよ…寝るタイミングが掴めないぐらいに、素早かった…!
まるでのび太くんだよ…!すごい!)
ジョン「………このうちに、この家から出とくかな…ともかく、綾辻さんにバレずに帰れれば
それでいいんだ、居間をどうにかすれば……」すたすた…
縁「むにゃむにゃ……ジョン…君……すぅー…」
ジョン「…………」すた…
ジョン「──今日は、家に上がらしてもらってありがとうございます。
この御礼はまた今度、僕が人間の時に……渡したいと思いますね」
ジョン(──では、縁さん…これで)
ジョン(縁さん……)
縁「──すぅ……すやすや…」
ジョン(ってあれ……もしかして、寝ちゃった…?)ゆさゆさ…
ジョン「わおわおん?」ゆさ…
縁「くぅー……くぅー……むにゃ…」
ジョン(ね、寝ちゃったよ…寝るタイミングが掴めないぐらいに、素早かった…!
まるでのび太くんだよ…!すごい!)
ジョン「………このうちに、この家から出とくかな…ともかく、綾辻さんにバレずに帰れれば
それでいいんだ、居間をどうにかすれば……」すたすた…
縁「むにゃむにゃ……ジョン…君……すぅー…」
ジョン「…………」すた…
ジョン「──今日は、家に上がらしてもらってありがとうございます。
この御礼はまた今度、僕が人間の時に……渡したいと思いますね」
ジョン(──では、縁さん…これで)
たん…たん…
ジョン(……か、階段を上がってくる音…! 僕の野性的感が告げている…!急いで隠れないと!)ばばっ
こんこん…
「…姉さん、入るわよ」がちゃ
詞「──姉さん、そろそろ晩御飯の……あら?」
ジョン「っ……」どきどき…
詞「……またそうやって寝て…風邪を引いたらどうするの」すたすた… ぐいっ
ジョン「…………」どきどき…
詞「──これでよし…晩ご飯は後もう少し、伸ばしてもらうから。一時間後にくるからね」
縁「つかさちゃーん……えへへ、まって~……」
詞「っ……」ぴくんっ…
詞「──……ったく、貴女って人はどうして……ぎりっ」ぐ…
ジョン(……絢辻、さん…?)
詞「……っはぁー…!……もういいんだから、もう大丈夫。もう……」くる
詞「……私は……あたしは、貴女には負けてないんだから……」すた…
ジョン(……か、階段を上がってくる音…! 僕の野性的感が告げている…!急いで隠れないと!)ばばっ
こんこん…
「…姉さん、入るわよ」がちゃ
詞「──姉さん、そろそろ晩御飯の……あら?」
ジョン「っ……」どきどき…
詞「……またそうやって寝て…風邪を引いたらどうするの」すたすた… ぐいっ
ジョン「…………」どきどき…
詞「──これでよし…晩ご飯は後もう少し、伸ばしてもらうから。一時間後にくるからね」
縁「つかさちゃーん……えへへ、まって~……」
詞「っ……」ぴくんっ…
詞「──……ったく、貴女って人はどうして……ぎりっ」ぐ…
ジョン(……絢辻、さん…?)
詞「……っはぁー…!……もういいんだから、もう大丈夫。もう……」くる
詞「……私は……あたしは、貴女には負けてないんだから……」すた…
>>1の発想力に脱帽
ジョン(……どういうことだろう、負けてない。って……絢辻さんが裏の顔を持ってることと何か…
関係があるのかな…?)
詞「……あら、そういえば…」すた
ジョン(……ん?)
詞「姉さんが連れてきた……もう一匹の大型犬はどうかしたのかしら。子犬の方はベットの上だし…」
ジョン(し、しまった……ここは、どうにかくぐり抜けるしか無い…!)
ジョン「わ、わぉーん……!」
詞「……ベットの下? そこにいるの?」すたすた…
ジョン(馬鹿だ僕! なんでいるってことにしたんだ! 帰らせたってことにしとけばよかっただろ!
あ、あわわ…! どうしよう、絢辻さんがリードに繋がれてベットの下に隠れた僕を見つけてしまう…!これはおわった!)ごそごそ…
詞「──よいしょっと……」すっ…
ジョン「っっ………!!」
関係があるのかな…?)
詞「……あら、そういえば…」すた
ジョン(……ん?)
詞「姉さんが連れてきた……もう一匹の大型犬はどうかしたのかしら。子犬の方はベットの上だし…」
ジョン(し、しまった……ここは、どうにかくぐり抜けるしか無い…!)
ジョン「わ、わぉーん……!」
詞「……ベットの下? そこにいるの?」すたすた…
ジョン(馬鹿だ僕! なんでいるってことにしたんだ! 帰らせたってことにしとけばよかっただろ!
あ、あわわ…! どうしよう、絢辻さんがリードに繋がれてベットの下に隠れた僕を見つけてしまう…!これはおわった!)ごそごそ…
詞「──よいしょっと……」すっ…
ジョン「っっ………!!」
詞「……………」
ジョン「っ………」どきどき…
詞「──……あれ、なにもいない…?」
ジョン「……っ……」どきどき
詞「確かに、声がここから──……あら、ベットにもう一つの膨らみが」
ジョン(──た、助かったァー! なんだこの奇跡! 絢辻さんが屈んだ瞬間に、急いでベットに潜り込んでみたけど…
成功するなんて……もう僕ってば明日には死んじゃうんじゃないかな…!)どきどき…
詞「いつの間に…まぁ犬ならやってのけるか。ふぅ…あんまり毛とか付けないでよね、掃除が大変なんだから」
ジョン「わ、わふっ…!」
詞「あら、返事をしてくれるなんて……お利口さんな犬なこと」
ジョン「……わ、わふっ…」どきどき…
詞「……さて、晩御飯の手伝いでもしてきますかぁー」すたすた…ばたん…
ジョン「──た、たすかったぁー……もうダメだって思った…!本当に…!」
ジョン(この家に来てから、なんど奇跡を行っただろう……もう、僕へにゃへにゃだよっ…!
色々と面倒な事にならないうちに、この家から出よう…!)
ジョン「とりあえず、この首輪をどうにか外して……あれ、案外軽く取れた…落ち着いてやれば出来るもんなんだ…」かちゃ
ジョン「っ………」どきどき…
詞「──……あれ、なにもいない…?」
ジョン「……っ……」どきどき
詞「確かに、声がここから──……あら、ベットにもう一つの膨らみが」
ジョン(──た、助かったァー! なんだこの奇跡! 絢辻さんが屈んだ瞬間に、急いでベットに潜り込んでみたけど…
成功するなんて……もう僕ってば明日には死んじゃうんじゃないかな…!)どきどき…
詞「いつの間に…まぁ犬ならやってのけるか。ふぅ…あんまり毛とか付けないでよね、掃除が大変なんだから」
ジョン「わ、わふっ…!」
詞「あら、返事をしてくれるなんて……お利口さんな犬なこと」
ジョン「……わ、わふっ…」どきどき…
詞「……さて、晩御飯の手伝いでもしてきますかぁー」すたすた…ばたん…
ジョン「──た、たすかったぁー……もうダメだって思った…!本当に…!」
ジョン(この家に来てから、なんど奇跡を行っただろう……もう、僕へにゃへにゃだよっ…!
色々と面倒な事にならないうちに、この家から出よう…!)
ジョン「とりあえず、この首輪をどうにか外して……あれ、案外軽く取れた…落ち着いてやれば出来るもんなんだ…」かちゃ
純一「──よし、それじゃあさっそく……」ぐいっ
純一「えっ…?」ばさぁ…!
純一(ベットの中に引き込まれっ…!?むぐっ!)ぽにょ!
純一「むぐぐっ……ぷはぁ! なにこれ、やわらかむふっ!?」
「う、う~ん……はれぇ? ジョン君…?」ぎゅう…
純一「ゆ、縁さん…!?って…あっ!」ぱしっ
縁「うーん……パチパチ……うん?」
純一(やばいっ! ものすごく凝視されてる…! 目の前で、胸に抱かれながら…!)
縁「……あれ? ジョン君だったと思ったのに……あはは、いつも詞ちゃんといる子だぁ~」
純一「え…? あ、はい…どうも…?」
縁「どうもー……ふわぁ~…何だか不思議な夢~…ジョン君が、あのこに変わっちゃうなんて~…」
純一(も、もしかして…これ夢だって思ってるっ…?まさかそこまで都合がいいこと…!)
純一「えっ…?」ばさぁ…!
純一(ベットの中に引き込まれっ…!?むぐっ!)ぽにょ!
純一「むぐぐっ……ぷはぁ! なにこれ、やわらかむふっ!?」
「う、う~ん……はれぇ? ジョン君…?」ぎゅう…
純一「ゆ、縁さん…!?って…あっ!」ぱしっ
縁「うーん……パチパチ……うん?」
純一(やばいっ! ものすごく凝視されてる…! 目の前で、胸に抱かれながら…!)
縁「……あれ? ジョン君だったと思ったのに……あはは、いつも詞ちゃんといる子だぁ~」
純一「え…? あ、はい…どうも…?」
縁「どうもー……ふわぁ~…何だか不思議な夢~…ジョン君が、あのこに変わっちゃうなんて~…」
純一(も、もしかして…これ夢だって思ってるっ…?まさかそこまで都合がいいこと…!)
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