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    元スレ純一「もっとみんなと、イチャイチャしよう!」

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    101 = 84 :

    >>90
    よくやった

    102 = 47 :

    【夕月琉璃子】

    茶道部 縁側

    夕月「ずずっ……はぁ~、今日もいい天気だねぇ」

    「ずずっ……はぁ~、確かにいい天気ですねぇ…」

    夕月「ん? おお、見てみ橘! これこれ~」ずい

    「なんですか……おおっ! 茶柱!」

    夕月「だろだろ~! 今日はもしや、いいことがあるかもしれないぞ~」

    「でも、いいことってなんですかね……るっこ先輩が、喜ぶことってことですか?」

    夕月「んん? あたりまえだろー? あたしが喜ばなきゃ、なんになるってんだ」

    「ですよね……だとしたら、るっこ先輩がなにをされたら嬉しいんですか?」

    夕月「そうさねー……例えばの話だが! こういきなりそらから桜餅がふってくる~……
       ……なんてことがあったら、りほっちが喜びそうだなこりゃ」

    「あはは。確かに……って梨穂子はいいとして。るっこ先輩の喜ぶことってなんですか」

    夕月「ん? ははっ、んなこと教えるかよ」ばしん

    「あたっ!? あつィ!?」

    106 = 47 :

    「ちょ、ちょっと…! お茶飲んでるんですから、急に背中叩かないでくださいよ…!」

    夕月「すまんすまん……まあ、でもあれよ? あたしにとって嬉しいことっていうのはさ…
       こうやって茶道部が続いてくれればいいってもんだけどね~」

    「ははー……なるほど」ずずっ…

    夕月「……あたしらも数ヶ月たちゃ卒業。ここの部員も数が限られてるし…このままじゃ廃部かねぇ」ずず…

    「でも、梨穂子がいますし……あ、すみません。大丈夫じゃなかったです」

    夕月「……びっくりしたよ。まさか幼馴染のアンタが梨穂子を信用するようなこと言ったと思ったから」

    「そうですよね……アイツもまぁ、頑張ってるんでしょうけど…」

    夕月「……というかアンタが入れば、それで万々歳なんだけどさ」

    「え? 僕は駄目だって言ったじゃないですか」

    夕月「しってるよ! アンタも本当に頑固者だよ……こうちゃちゃっと入部届に名前を書いてくれるだけでいいのによ」

    「…なんですかその、悪徳商法みたいな」

    夕月「悪徳いうな、これもまた一つの戦略だ」

    「なんで戦略が必要なんですか……」

    107 = 99 :

    琉璃子ってもう名前から美しさが溢れ出てるよね

    108 :

    るっこ先輩支援

    109 = 100 :

    寝る 明日までるっこ先輩たのむー

    110 = 47 :

    夕月「なーに言ってんだ、部員補充は戦争そのものだぞ?
       あっちに言っては不評を垂れ流し、こっちにいっては勧誘を邪魔したり……」

    (冗談に聞こえないのが恐ろしい……)ずず…

    夕月「そうやって頑張ってみても、素直に頑張ってる正当法の部活には……
       まー負けちまうんだけどよ」

    「だったらこっちも正当法でいけばいいじゃないですか、そもそも頑張る方向性が間違ってますし」

    夕月「……橘、それ本気でいってんの?」

    「……ごめんなさい。嘘です」

    夕月「わかればよろしい。こっちは愛歌とあたしとりほっちだぜ?
       ……このメンバーでどう頑張って正当法なんか思いつくんだよ…ちったー考えろよ」

    「嘘だって言ったじゃないですか……」

    夕月「んにゃ! ここは何処かで聞いてる奴にもいってやらん問題だ!
       ……部員が集まらないのは、あたしの勧誘方法のせい…?バカ言え!」がたっ

    夕月「あたしらがどう頑張って正当な勧誘できるって思うんだ! ばーか!!」

    「ずずっ………」

    夕月「──はぁ、すっきりした……お茶お茶…ずずっ……」

    111 = 103 :

    るっこ先輩はやっぱりかわいいな

    112 = 99 :

    るっこ先輩に引っ張られて来て入部しない男はいないと思うの

    113 = 47 :

    「……でも、思ったんですけど…るっこ先輩」

    夕月「ん? あんだよ?」

    「茶道部って…よくよく考えると、けっこう勧誘の時に使えそうな物いっぱいありませんか?」

    夕月「おおっ…なんだなんだ、いいアイデアでもあるのか?」

    「ええ、まぁ……」すっ…

    夕月「……おいおい。なんでそこで目を反らすんだ、もっとしゃきっと自信持って言え自信持って!」

    「……怒りません?」ちら…

    夕月「はぁ? なんであたしが怒らにゃいけないんだ……?」

    「思いついたことは思いついたんですけど……でも、なんだかるっこ先輩怒りそうで…」ずず…

    夕月「そう簡単にあたしは怒らねーよ、なんだよ。アンタ、あたしのことすぐ起こるやつだって思ってたのかよ」

    「そ、そうじゃないですけど……まぁ、それじゃ言いますよ?」

    夕月「ばっちこい!」

    「それじゃあ、その茶道部って言えば────」

    114 = 108 :

    るっこ先輩が可愛い

    115 = 99 :

    るっこ先輩だな

    116 :

    るっこ先輩絶賛され過ぎワロタwww













    マジ禿同wwwww

    117 = 47 :

    数十分後

    「………まだですかー?」

    『……ま、まだだよっ……ちょっとまっとけって…!』

    「………ずずっ…ぬるくなっちゃったな……ごくごく…ぷはぁ!」

    ピーヒョロロロー

    「……いい天気だなぁ…」

    『──う、うっし! できたぞ橘…! 準備オッケーだ!』

    「おっ、それじゃあ開ますよ?」

    『え、あ、あんたの方から開けるのか…?そ、それはちょっと……!』

    「……なに恥ずかしがってるんですか。ほら、開けますよ」がらり

    『あ、ちょ…! まだ心の準備がっ───』

    「………おおっ」

    夕月「……な、なんだよっ…! なんか文句でもあるのか…っ?」

    「いえいえ、凄く似あってますよ。着物姿」 

    118 = 89 :

    ちょっと参考画像がないとなんとも…








    な?

    119 :

    ぶひいいいいいいいいいいいいいい

    120 = 47 :

    夕月「ふ、ふんっ……だろうだろうっ…! あたしにかかれば、着物だって着こなせるんだぜ!」

    「……ええ、見直しました。口だけじゃなかったんですね」

    夕月「どういうことだ、橘……ッ!」ぐぐっ…

    「嘘です嘘です……ほら、せっかくの着物姿なんですから。もうちょっとお淑やかに」

    夕月「……良い風に言いくるめやがってっ……んま、確かに。
       この格好してるんだからちっとは大人しくすんのも一興か」

    「一興って……まあとやかく言いませんけど。髪も整えたんですね、それって部室の櫛ですか?」

    夕月「おうっ。これな、以前茶道部にいたogの山口先輩の私物なんだよ」

    「へぇー……綺麗ですね」

    夕月「だろ? 高いもんだと思うんだけどさー、あの先輩ったら意外にルーズでよー」

    「あ、いや。そうじゃなくて」

    夕月「……ん? なんだいなんだい、もしやこれをつけてるあたしが綺麗って話か~?ベタだなー!おいおい!」

    「………」

    夕月「そんな小さいネタじゃ、あたしは驚かないぞ。ふふっ……ってあれ? 橘、なに赤くなって───」

    「そ、そうなんですよ…! いやーまさかネタがすぐバレるなんて…あはは!はは!」

    121 = 99 :

    着物の下に下着をつけるのはマナー的になんとか

    122 :

    えっノーパンノーブラなんですか?!

    やたー

    123 = 47 :

    夕月「…………もしかして、本気で言おうと思ってた?」

    「っ……ち、違いますよ! だってほら、先輩が意外と気も姿にあってたとか、
       櫛でかきあげられた首元とか…色っぽくていいとかそんな事言ってもあれですし…!」

    夕月「なっ……お、おまっ…! いってるじゃねーか!!」げしっげしっ

    「いた、いたっ…! せ、先輩…! お淑やかに!お淑やかに!」

    夕月「はぁっ…はぁっ……着物姿だと、蹴りにくいな……!」

    「着物姿で蹴ろうという発想はなかったでしょうしね……作った人も…いたた…」

    夕月「ったく……もう変なコト言おうとすんなよ! 着物着崩れちまったじゃねえか……」すすっ…すっ…

    「………」じぃー

    夕月「んだよ、そんなにじっと見つめるな」

    「やっぱいいですね、着物って」

    夕月「…だろ? こうやっていつもとは違う物を纏う。それだけで心ってもんが引き締まんだ。
       特にアンタみたいな頭ゆるゆるなやつなんかにもってこいの代物だぜ?」

    「ゆるゆるって失礼な」

    夕月「くくっ、本当のことだろ?」

    124 = 99 :

    着崩れた裾から…!
    美しい!

    125 :

    メインヒロインあと紗江ちゃんくらいしか残ってないの?

    126 = 89 :

    七咲と裏表さん

    128 = 47 :

    夕月「んまぁ…とりあえず、よいしょっと。これで一応は着物を着てみたが……これでどうすんだよ?」

    「…え、あ、はい。そうですね……そうですよね……うーん…」

    夕月「……おい、まさか。考えてなかったとかじゃないよな…うん?」

    「ま、まさか…! ほ、ほら着物姿でチラシ配る! とかやってみたらどうですか?」

    夕月「この格好、でか?」くるくる…

    「そうです、だってそのほうがインパクトもあるし。こうやって綺麗に着物も着こなせますよ、
       っていう宣伝にもなるじゃないですか」

    夕月「……。なるほど…」ぴた…

    夕月「でも、それもうやったわ。去年」

    「えっ! やったんですか…!?」

    夕月「うん。あたしと先輩と愛歌で…着物着てチラシ配って、色々とやってたわ。今、思い出した」

    「思い出したって……なんでそんなこと忘れるんですか」

    夕月「さぁ?」

    「さぁって……本当にるっこ先輩って、適当ですよね……いたいいたい!」がっがっ!

    129 = 99 :

    くるくるるっこ先輩超可愛いよぉ~

    130 = 125 :

    >>126
    あれ?七咲書いてたろ?

    131 = 122 :

    橘さんは蹴られてMに目覚めるのか

    132 = 89 :

    >>130
    >>85

    133 = 47 :

    夕月「…というか、去年やったんだからよ。あんただって、あたしらの姿見てないのか?」

    「……えっと、覚えてない。かな…?」

    夕月「ほら、あんただって覚えてないだろ? だったらあたしだって忘れるよ」

    「……いや。やった本人と見かけたかどうかは、一緒にしちゃいけないと思うんですけど…」

    夕月「めんどくせーな……つべこべいうな、この変態ポルノ野郎」

    「お、その呼び名…懐かしいですねぇ…」

    夕月「いや、これを懐かしく思われてもあたしゃ困るんだが……」

    「梨穂子の時でしたっけ?……あの時はびっくりしましたよ」

    夕月「それはこっちのセリフだろうがよ! ったく…本気で驚いたんだぞ、あの時は」

    「……まぁ、若気の至りってことで。あ、お茶入れようと思うんですけど入りますか?」

    夕月「ん? いや、あたしが入れるよ。こんな格好だしよ」

    「えっ……!? る、るるるっるっるっこ先輩が……お茶を…ッ!?」

    夕月「……驚きすぎだ、ゴラ」

    134 = 47 :

    >>132
    七咲入れ忘れ ごめそ

    135 = 47 :

    「だ、だって…いつもだったら面倒臭がって…僕がいつも入れてるのに…!」

    夕月「さっきもいったろーが。今回は大人しくするのも一興、なら普段しないこともやってやるって話だ」

    「……全然おとなしくなってないけど…」ぼそっ…

    夕月「なんかいったか、橘……?」

    「お茶っ葉はここにありますんで、お願いします」そそくさ…

    夕月「ったく……待て待て。今回はそれじゃないの使うからさ」

    「え、違うのってなんですか?」

    夕月「この格好だし、茶を立ててやんよー」

    「茶を立てる……まさか、本格的なあれですか…っ!」

    夕月「まあな。あんただって初めてだろ?」

    「……ええ、確かに。結構な割合でここに入り浸ってますけど……一度も見たことなかったですね」

    夕月「めんどくせーからな、あれの準備。よし、とりあえず色々準備すっぞ」ぐいっ

    「おおっ…二の腕二の腕……ごっほッ!」ぼぐっ

    136 = 52 :

    137 = 47 :

    数分後

    「おおっ……全然、めんどくさくなかった…!」

    夕月「そりゃー男の力があれば、あっという間だろうよ」

    「……小さな箱取り出して、下にひく絨毯みたいなの取り出せば終わったじゃないですか…」

    夕月「さーて、そんじゃ茶ーたてるぞー」

    (スルーされた……)

    夕月「ういしょっと……はぁー、着物姿だと座んのも一苦労だわ~…疲れたー」ぐたぁー

    「ちょっとちょっと。なんて神聖な場所っぽいところで寝転がるんですか……」

    夕月「……思うんだけどさ、別に型にはまったことをしなくてもよくないか?」

    「それっぽいことをするから、いいんじゃないですか」

    夕月「……確かにそうだ。忘れちまってたわ…なにやってんだ、あたしは…」むくり

    「……前に梨穂子が、るっこ先輩は粋なものが好きって言ってましたけど。
       その欠片も残ってない姿でしたよ、さっきのは」

    夕月「………そうだな。本当になにやってんだあたしは……」

    (……あ、あれ…? 割りとショック受けてる…?なんでだろう…)

    139 = 47 :

    夕月「──ふぅ、さて。気を取り直して……茶を立てるからな」

    「あ、はい……お願いします」

    夕月「────…………」すっ…

    (……おお、なんだかんだいって。すごく様になってるなぁ…るっこ先輩の姿)

    夕月「……………」かしゃ…カシャシャ!

    (へー…結構力強くやるもんなんだ。体力も必要みたいだな……うん?)じっ…

    夕月「…………」シャカシャカシャカ…

    (───力強くやってるせいで、若干着物が着崩れを……こんなにしやすいものなのかな…?
       いやでも、さっきあんだけ暴れてたし…崩れやすくなってるのかもしれない)

    (とりあえず、先輩にそのこと伝えて───……ッ!?)ぎょろ!

    (若干だったのがっ……む、胸元がよりいっそう着崩れしかけてる…!!)

    夕月「…………」シャカシャカシャカ…

    (な、なんということだっ……このことは、もうちょっとたってから先輩に伝えよう…!
       うん、それがいい…! だって先輩、凄く一生懸命お茶をたててるし…!)

    140 :

    さすが紳士

    141 = 103 :

    流石ブレないな

    142 = 47 :

    「っ……」ドキドキ…

    夕月(──ん? おやおや、橘。どうやらあたしの茶を立てる姿に見とれるのか?)

    「っ……おお…!」ちらっ

    夕月(……ふん! ちっとは後輩らしく可愛らしとこあるじゃないか。
       だいたいこれぐらいでいいもんだけど、もうちっとたてつづけてやるか……)

    「……もうちょっと、もうちょっとで…」ぼそぼそ…

    夕月(おお? もうちっとで終わるってことわかってるのか…すごいじゃないか)

    「見え───……ぶっはぁっ!?」

    夕月「よし、こんなもんってなんだぁ!? ど、どうした橘……っ?」

    「つ、つけてッ…いや! なんでもないです! なんでもなくわないですけど!」

    夕月「なんでもなくわないだろっ? 急に吹き出して…おいおい、大丈夫かよ?」すっ

    「っ! あ、ちょ先輩…! 近づいてきたらもっと見え……あ、ぴん」

    夕月「え? 見えるって……」ちら

    夕月「…………………………………」

    「くッ……だ、だだだだ大丈夫です! 見てません! ほら、僕めかくしてますから!ね!?」ばっ

    143 = 99 :

    やっぱり…!
    るっこ先輩の可愛いさくらんぼが!

    144 = 108 :

    つけてないだと・・・

    145 :

    夕月「───橘…純一……」ぐっ…ぎゅっ…ささっ…

    「………な、なんですか…?」ちら…

    夕月「殺す」

    「ひっ……! る、るっこ先輩…! お、おちおちち落ち着いて……!」

    夕月「目ン玉抜いて、腸ぜんっぷ抜き取って梨穂子に食べさせる……」

    「梨穂子がかわいそうですよ!それ!」

    夕月「いや、あの子は喜んで食べるさ。ずんいち~おいしいよ~ってなぁ……」ゆらぁ…

    「い、いやだ! そんな死に方絶対に嫌です…!」

    夕月「そうか、だったら…今、ここで殺しちまうからよ!」ばっ ぐい… ぐぐっ!

    夕月「え、あっ、きゃっ……?」よろよろ…

    「ひっ!……ん? あれ、るっこせんぱ……むごぉ!?」ばたーん

    「あたた……急に倒れてきて、どうしたんです───……か…」

    ぷるん…

    (……なんだろう、この二つのさくらん───)

    146 = 99 :

    さくらん!

    147 :

    画像はよ

    148 = 140 :

    ずんいち……花粉症なのかな

    149 = 145 :


    着物ドーム内

    夕月「っ~~~~~~!!」

    「な、んあああなななななんで付けてないんですか…!?」

    夕月「その前にみるなバカ! 変態ポルノ野郎!!」

    「だ、だって両手は着物に絡まってて、うまく取れなくて……!」

    夕月「眼つぶればいいだろう!ばか!!」

    「そ、それは男として……」

    夕月「死に急ぐって言うなら、かまわねえけどな……!!」

    「閉じます!」ぎゅっ

    夕月(くそっ……とりあえずはいいとして、着物が両手に絡まってうまく抜けだせない…!
       なんだこの状況…! どうしてあたしがコイツの上に覆いかぶさってんだ…!)

    「…………」

    夕月(横に転がるって案もあるが……それだと着物を脱ぎ捨てないとだめだ……!
       どうして橘にも着物が絡まってんだよ…! このばか!!)げしっ!

    「いたいっ! ちゃ、ちゃんと眼はつぶってますよ…!」

    夕月「……ここはしょうがねえ。おい、橘。顔を上げてあたしの顔だけを見るんだ」

    150 = 145 :

    「え、いいんですかっ……?」

    夕月「…あ、ああ…とりあえずはあたしの顔だけをみるんだ……ってさっそく下を見るんじゃない!」げし

    「あうっ……は、はい…改めて、こんにちわ…るっこ先輩」

    夕月「こんにちわって言ってる暇じゃないだろうがよっ!
       …と、とにかく…今はあたしだけの行動じゃ、ここからは抜け出せないんだよ…!」

    「えっと……どういう状況かわからないんですけど…っ」

    夕月「……感覚的に分かんのは、あたしが着ている着物が…あんたとあたしの両手に絡まってるってことだよ…!
       器用に絡まりやがって……くそっ、本当に抜けだせん…!」

    「な、なるほど……でも、先輩が横に転がれば大丈夫なんじゃ…?」

    夕月「……あんたは女に、一糸纏わない姿になれっていうのかよ……あん?」

    「そうですよね……す、すみません…!」

    夕月「ふぅ……だからよ、ここは共同作業で行くんだ」

    「……つまりは、この絡まってるのを二人でどうにかしようと…?」

    夕月「それしかないだろうがっ……橘! 本気でやれよ…っ? 少しでも…い、いやらしいことしたら大声上げるからな!」


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