元スレ純一「もっとみんなと、イチャイチャしよう!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
351 = 259 :
薫「なんッ……なのアイツはぁッ!!
こんなにも恵子が頑張ってアピールしてるのに、恥ずかしがる様子も一切無いとか!舐めてんの!?」
田中「か、薫…! 落ち着いて?ね?」
薫「──……なんだか、だんだんとわかってきたわよ。この流れ」
田中「え? それって、好きだって気付かれない理由のこと…?
や、やっぱり私のやり方が悪かったのかな……」
薫「……はぁ~。まぁ、いいわ。とりあえず最後まで聞いて上げる。
それから純一を殴りに行きましょ」
田中「わ、わかった……えぇえー! なんで橘くんを殴りに行くの…っ?」
薫「いいから、ほら続き続き」
田中「う、うん……なんだか話しづらくなってきちゃったけど───」
一ヶ月前 帰り道
田中「──今日はありがとね、橘くん」
純一「ん、いやいや。どうってことないよ」
田中「そ、そっか。ならよかった……」
352 = 52 :
ほ
353 = 259 :
田中(今日は楽しかったなぁ~……まさかこんな風に一緒に帰れることができるなんて…
幸せすぎて、神様に怒られないかなぁ…)
田中(……ちゃんと圧力鍋も買えたし、今日は万々歳だよ。よかった、頑張って誘えて~)
純一「……おっ。ほら、見てみなよ田中さん」
田中「え? あ、夕日……」
純一「ココらへんからだと、海が近くて綺麗に見えるね」
田中「……そうだね。すごく綺麗な夕日…」
純一「…………」
田中「……ね、ねぇ…たちばなくんっ……!」
純一「…うん? どうかしたの田中さん」
田中「そ、そのっ……その圧力鍋もってくれてありがとう…!」
純一「いやいや、だってけっこうこれ重いからさ。家まで持って行ってあげるよ」
田中「そ、そう?……ありがとう、でもね……」すっ…ぎゅ
純一「え、田中さん…?」
田中「ほらっ…! こ、こうやって二人で持てば…もっと軽く、なるでしょ…?」ちら
354 :
ひゃああああああああああ
355 = 100 :
今から一緒に これから一緒に 殴りにいこーかー
356 = 259 :
純一「……確かに、そうだね」ぎゅっ
田中「っ……う、うん…! でしょ! だ、だから…このまま、歩いて帰ろ?」
純一「うん、わかった」
田中「っ…………」テレテレ…
純一「…………」
田中「…………」ぎゅ…
純一「───あのさ、田中さん。今日は僕も楽しかったよ」
田中「……うん…」
純一「こうやって田中さんと二人っきりで出かけるなんて…今まで考えたこともなかったけど」
田中「…………」
純一「でも、初めてにしてはとっても楽しかった。
もうちょっとどぎまぎするっておもってたけど、案外僕ら、相性がいいのかもね」
田中「……そ、そうかな…?」ドキドキ…
357 :
相性がいいのかもね……じゃねええええええっつのッッッ!
358 = 311 :
キュンが胸胸しちゃう
359 :
これが少女漫画なら「鈍感がそこまでいくともうある種の暴力だよ最低」って言われるな
361 = 259 :
純一「……だから、今度また。一緒に出かけたり…しないかな?」
田中「えっ……あの、その…いいの?」ちら…
純一「うん、田中さんが良ければ…あはは。こうやって出かけるのは楽しいしさ。
田中さんもそう思っててくれると……嬉しいんだけどね」
田中「う、ううんっ…! わたしもっ…すっごく楽しかったよ!」
純一「……そう? ならよかった」
田中「うん、とてもとてもっ…楽しかったんだよ……!」
純一「……ありがとう、田中さん」
田中「……っ……うん…!」
純一「…………」
田中(……こ、これって…デートのお誘い、だよね…!
橘くんからの、もう一回わたしと出かけたいっていう…あれだよねっ)
田中(ひぁわわぁ~っ……嬉しいっ…すっごく嬉しいよっ……どうしよう、
手のひら汗書いてないかなっ…大丈夫かな…っ)
362 = 350 :
もう殴る壁が残ってない
363 :
圧力鍋
364 = 311 :
夜勤終わるまで残ってる事を祈る
365 = 259 :
純一「…………」
田中「…………」ちら…じぃー…
田中(──橘くん、今日は本当にありがとう…いきなり誘ったのに、私の買い物につきあってくれて…
そしてまた、一緒に行きたいって行ってくれて…わたし、とっても嬉しいよ)
田中(……そう、言いたいけれど。まだまだ言える自信はないなぁ……いつか、またこうやって買い物に
行ったときに、そういればいいなぁ~…)
田中(だから、今日はここまでにしとこうっと。明日はまた色々と頑張って…橘くんにアタックするの。
いつかはそうすれば、素直に気持ちを話せる時がくるはずだから───)
純一「…っ……田中さん……っ!?」ぐいっ!
田中「──え、あっ、きゃっ…!?」ぽすっ
ブイーン!
田中「っ……!?……!?」
純一「───ぼーとしちゃ危ないよ…! ほら、歩道から踏み出してたんだよ…?」ぎゅう…
田中「……え、そ、そうだったのっ…?」
366 = 99 :
原チャリいい仕事すんじゃん
368 = 259 :
田中(た、橘くんにっ…だき、だきしめられっ…!)ぐるぐる
純一「…何やってるんだ僕は…元から車道側を僕が歩くべきなのに…!」
田中(ど、どどどどどどうしよぉ~…!橘くん、すっごくあったかい……)
純一「…大丈夫だった? 急に引っぱちゃったけど、怪我とかしてない?」
田中「っ……っ……!」こくっこくっ
純一「そっか……よかったぁ~」
田中「…………」
純一「…………」
田中「……た、たちばなくんっ…そろそろ、離してくれると……」
純一「え、ああ! ごめんごめん! 僕ってばずっと抱きしめちゃってたよ!」ばっ
田中「あっ……う、ううん! 大丈夫だから!」
純一「そう? でも、ごめんね。苦しかったよね」
田中「へ、平気だったよ…! 本当にほんと!」
369 = 308 :
この原チャは美也ルートで猫轢きかけた原チャ
370 = 219 :
おれもイチャイチャしてえええええええ
371 :
純一「…ん、そしたら行こっか田中さん」すっ…
田中「……え、手……?」
純一「だってほら、一緒に持つんでしょ? だから」すっ…ぎゅっ
田中「っ……う、うんっ…! そうだね、そうだったよねっ…」
純一「よし、じゃあ田中さんの家まで行こうか。どこら辺なの?」
田中「えっとね、ここからまっすぐいって─────」
現在
田中「───……そして後は、家まで送ってもらった……ってことなんだけど…」
薫「…………………………………………………………………………………………………」
田中「……か、薫…?」
薫「決まったわ」
田中「え、なにが決まったの…?」
薫「純一、殴りにいくことが」
田中「……や、やっぱり殴りにいくの…?」
372 = 99 :
田中「苦しかったのは胸の方…」
373 = 371 :
薫「殴る。顔は流石に後が残るから、ふともも徹底的に殴る」
田中「ふとももは地味に痛いよ……」
薫「じゃあ腹ね。それなら一発で決めて落とせるだろうしッ!」だっ
田中「か、薫……っ!」ぐいっ
薫「…なによ、これ以上に止めたらアンタまで殴るわよ。恵子」
田中「ほ、本当に殴りそうで怖いけどっ……暴力は駄目だめだよ薫…!」
薫「……はぁ。じゃあ言ってあげるけど、あたしはあんたのアピールが悪かったと思わない。
むしろ頑張ってたと思う、ものすごくね」
田中「そ、そうなの? よかった~」
薫「よかったじゃないわよ……それがあいてに伝わってないってことなら、なんら意味ないじゃない!
……それも全て、あいつ、純一が鈍感糞野郎のせいで…ッ!」
田中「薫…口が悪くなってるよ…っ」
薫「悪くもなるわよ!」
田中「……そ、そうなんだ…」
374 = 91 :
しえん
375 = 138 :
これ全部聞いてるんだよなwww
376 = 371 :
田中「──でも、暴力は駄目だめ…それはなんの解決に、ならないともうから」
薫「……恵子、あんたは…」
田中「……いいんだよ。だって、私のアタックがおかしくないって…薫が言ってくれたなら。
これから先もっともっと頑張れば……いつかは橘くんも、私に振り向いてくれるかもそれない…」すっ…
田中「それが、それが……わかっただけでも。私はとっても安心できるの。
ありとう、薫……やっぱ薫が親友でよかった」
薫「恵子……」
田中「……えへへ。橘くんのこと、好きだっていうの…遅れてごめんね?
ちゃんとこれから、頑張るから……応援してくれたら、嬉しいよ薫…」
薫「───…ふふん!当たり前でしょ、ばか恵子。あたしはアンタの親友!
いつだって、いつまでもあんたのこを応援し続けるわよ!」
田中「……うんっ! ありがとう、薫……!」 がたっ
薫「っ…誰!? そこにいるのは……!?」
田中「えっ……誰か、いるの…!?」
純一「…………」すっ…
378 :
恵子の可愛さは青天井やで
379 = 100 :
俺「っ」ガタッ
380 = 371 :
薫「じゅ、純一……!?」
田中「た、橘くんっ……!? どうしてここに……!」
純一「……………」
薫「───ッ…! あんたまさか、ずっと聞き耳を立ててたんじゃ…!」
田中「…え、ええぇー! そ、そんにゃ…! まひゃひあー!」あたふた…
純一「……………」
薫「なにか、言いなさいよこの鈍感純一ッ!
全て聞いてたんなら、全部聞いたんならなにかいうことあるでしょ…!!」すたすた…
田中「あわわっ……橘くんっ…! に、逃げて! 殴られちゃうよ…!」
薫「なにずっとうつむいてんのよ……こっちをハッキリとみな───」ぐいっ
純一「ひっぐっ……げほっ……じゅるるる……ぐしゅっ…」ぼろぼろ…
薫「………え?」
純一「げぼっ…ぐしゅしゅ……ずずっ……」ぼろぼろ…
薫「な、なに…ガチ泣きしてんのよアンタは…?」
381 :
ゲロかと思ってびっくりしたじゃないか
382 :
ごめんワロタ
383 = 240 :
たんぽぽかわゆすな
384 = 89 :
鈍感鈍一かと思った
385 = 214 :
怒られて喜ぶ変態でありながら純情とはやるな紳士
386 = 230 :
>>385
その発想はなかった
387 = 371 :
純一「ぐしゅ…ずずっ……かおるっ…ぼくはっ…ぼくは最低な野郎だ……っ!」ぼろぼろ…
薫「あ、うん……そ、そうよ! あんたはばかで最低でスケコマシで鈍感の…
……あれよあれ!もはや橘鈍一よ!」
純一「あ、ああっ……僕はもはや、鈍一だッ……ぐすっ…なんて、ばかなことを…」
田中「っ………」おろおろ…
鈍一「……田中、さん……ぐすっ……!」
田中「──っ……は、はい!」
鈍一「ぼ、ぼくは……なんて君にひどい事をしてしまったんだと、今、気づいてたんだ……ごしゅっ…」
田中「そ、そんなっ……これは私がハッキリ言わないせいでもあるから…!」
鈍一「い、いやっ……全部、男の僕がわるいんだっ……だって、だって…」
鈍一「──よくよく思い返してみると、いっぱいいっぱいっ…田中さんがしてくれたことが、
思い返されてきてっ…ぐす……それに気づけなかった僕が悪いんだよっ……!」
田中「橘くん……」
388 :
俺も橘純一って呼ばれたいです
389 :
俺も橘純一になりたい
390 = 273 :
>>388
変態ポルノ野郎
391 = 350 :
ずんいち~
392 = 100 :
俺が・・・俺たちが、橘だ!
393 = 230 :
>>392
さんを付けろよデコ助野郎!!
394 :
オレらが橘さんになっても梅原のような友人がいないから誰のルートにも入れない
395 = 371 :
薫「……それで、純一。あんたは恵子に…なにかいうことがあるんじゃないの?」
鈍一「ぐしゅっ……あ、ああ……そうだな…けほっ……ぐすっ」
純一「──……ちゃんと、田中さんに……言わなくちゃいけないことがあるよな」
田中「っ……た、たちばなくん…」
純一「田中さん…さっきまでの話してた会話、全部僕も聞いてたんだ」
田中「っ……やっぱりそう、なんだ……」
純一「盗み聞きしてたみたいで、本当にごめん。だけど…そうやって田中さんの気持ちを…
…僕を好きだっていう気持ちを、ちゃんとしれたのは……本当に良かったって思ってる」
田中「…………」
純一「……だから、今度はおかえしに僕の気持ちを──……君に、届けたいと思う」
純一「……いい、かな?」
田中「……う、うん…いいよ。橘くん」
田中「ちゃんと、聞いてるから……橘くんの気持ち、いってください」
396 = 389 :
>>395
一ヶ所名前が鈍一になってるwww
397 = 371 :
純一「───……うん、そしたら…言うね。田中さん僕は…」
純一「……君のことが、好きだと思ってる」
田中「──っ……ほ、本当に…? 本当に、わたしのこと…?」
純一「うん、本当に。田中さんのことは好きだよ」
田中「……でも、全然そんな素振りを見せてくれなかったから…わたしのこと、すきじゃないのかなって…!」
純一「…それは、僕の勘違いだったんだ…田中さん…」
田中「かん、ちがい……?」
純一「そうなんだ……僕、けっこう色んな人と…女の子と出かけてたりしてて…だから、失礼な話だけど…
田中さんもその一人だったんだ…」
田中「………う、うん……そうだよね、やっぱり…」
純一「でも……!田中さんは、田中さんは……一緒にいても全然苦じゃなくて…楽しくて、
まるで昔からの友達だったんじゃないかって…思うぐらいに、仲良く出来て…」
純一「……もしかしたら、田中さんも…僕の事、友達だと思って接してたんじゃないかって思い始めてたんだ…」
398 = 256 :
最低の言い出しだなぁ…
399 :
なんでパン屋若本なんだ
400 = 99 :
橘さんの泣き芸は鉄板ダナ
みんなの評価 : ★
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