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    元スレ純一「みんなと、イチャイチャしよう!」

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    みんなの評価 : ★★
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    102 :

    ヒコにゃんもイカデビルも牛丼屋のオッサンも?

    103 = 10 :

    え?まさか裡沙ちゃんと一緒にお弁当を食べてたマリちゃんもあるの!?

    104 = 39 :

    おまえらせめてサブヒロインぐらいまでにしてやれよ…

    105 = 1 :

    数十分後・歩道
    「さっむい! 今日は格段とさむいよ…!」

    美也「今夜は雪降っていってたよ、明日が楽しみだねっ」

    「え~……寒いの嫌だよ、僕……」

    美也「雪だよ、雪なんだよにぃに? 」

    「だからどうした…」

    美也「白いのがふわぁーって舞って、いっぱいっぱい積もるんだよ?
       そしたら積もった雪をざくざくって踏んで歩くの」

    「……で?」

    美也「……もう! にぃにってばロマンチックのかけらもないんだね…。
       こりゃ彼女もできませんわ~」

    「あ、こら! 彼女ができないのは関係無いだろ!」

    美也「あっりますよーだ。みゃー一人えすこーとできないにぃになんて、
       一生彼女なんてできっこないよ!」

    「……いったな、美也」

    106 = 22 :

    これは今夜も眠れないパターン

    107 = 1 :


    美也「ふんだ。あたりまえでしょっ……にぃにってばいっつも、ぐーたら
       ぐーたらしてるだけなんだから」

    「わかった。それじゃ見せてやるよ」

    美也「えっ……?」

    「そこまでいうのなら、みせてやるっていったんだ。僕の、本気をな…っ!」

    美也「に、にぃにの本気だなんて…たかがしれてるよ…っ!
       どうせ牛丼屋なんか連れてって、肉大盛りでいいよ。なんて言うんでしょ?」

    「これを見ろ。美也」ぴらっ

    美也「なにそれ?」

    「とあるレジャー施設の…カップル招待券だ。ついでにいうと期限は今日まで」

    美也「へ~! なんでそんなのもってるのにぃに?」

    「……聞くな、美也。これは色々と事情があってだな…うん」

    美也「…よくわかんないけど、とりあえず深く聞かないでおくことにするよ…」

    「そんでもって美也! 行くぞ!」

    美也「えっ? どこに?」

    108 = 1 :


    「このレジャー施設に、だ!」

    美也「え、え~!? で、でもそれってカップル専用って…にぃに…」

    「エスコートしてやる」

    美也「……ま、まさかにぃに…みゃーと行くつもり…?」

    「この際、色々と思うことは全て無くすんだ美也。
       お前は今から、全て僕に任せて……全力で楽しめばいい」

    美也「楽しめばいいって……にぃに、本気で言ってるの?
       えすこーとできないっていったのは謝るからさ……」

    美也「素直に公園に行って、バトミントンとかしようよ」

    「だめだ……美也、僕のハートには火がついてしまったんだ。
       連れて行くったらつれて行くからな!」

    美也「え、ちょ、にぃに……!?」ずりずり…

    一時間後

    「さて、チケットも渡したし……行くぞ美也!」

    美也「……はぁ。本当にきちゃった…」

    109 = 69 :

    覚醒した橘さんの行動力は恐ろしい

    111 = 1 :

    「えっとなになに……イベント中らしくて、カップル御用達のイベント盛りだくさん…
       これはちょうどよかった! 美也、どうやら僕のアピールチャンスがいっぱいあるようだぞ」

    美也「妹のみゃーにアピールチャンスがあってどうするのにぃ───」

    「こら、美也!今はにぃにじゃない、純一だろ?」

    美也「えっ……そこまでするの…?」

    「当たり前だろ。入るにはまず形から、にぃにだなんて呼ばれてたら…僕、変態扱いされちゃうし…」

    美也「で、でも……名前で呼ぶなんて、ちょっと恥ずかしいよ…っ」

    「にぃにって呼ばれる方がもっと恥ずかしいよ…っ!」

    美也「ぐむむっ~………」

    「その…なっ? 中で好きな食べ物買ってやるからさ、お願いだ美也!」

    美也「………」

    「………」ちらっ

    美也「──はぁ…わかったよ、そしたらにぃにはやめればいいんだね…」

    112 :

    ミーの出番もアリマスカ?

    113 :

    みゃーかわいいよみゃー

    114 = 1 :

    「ありがとう美也! そしたらまずは練習だ……純一、ほらいってみ?」

    美也「…っ……じゅ…じゅんちい…」

    「誰だよそれ! 僕の名前はじゅ・ん・い・ち。ほら、繰り返して」

    美也「じゅ、じゅ・ん・い・ち………っ」

    「そうそうそう。そしたら今度は、呼びかけるようにいってみな」

    美也「………じゅ、じゅんいち……」ぷいっ…

    「こら、そっぽを向くんじゃない。ちゃんと僕の顔を見ながら言うんだよ、さんはい!」

    美也「っ……~~~っ………」くる

    美也「じゅ……」

    美也「───できっこないよ!!!ばかにぃに!!!」がりがりがり!!

    「ぎゃああああああああああ!!」

    数分後

    「そ、そうだそれでいい……それなら、僕も文句はないから…!」

    美也「純にぃに……これで、本当にいいの…?」

    116 = 1 :

    「ばっちりだ! ……よし、それじゃあ色々とあったけど、
       早速中に入ろうか……」すたすた…

    美也(大丈夫かなにぃに……本当に、みゃーのことえすこーとできるのかな…?)

    「──よし、さっそくだが今回はこれだ美也」すっ

    美也「嘘発見器…? なにこれ、純にぃに」

    「えっと、パンフレットによるとだな……恋人同士の信頼度を図るための機械らしいよ。
       二人席に座って、手首に機材を巻いて……」まきまき

    美也「うんうん」まきまき

    「真ん中にあるボタンを、押す」ぽち

    美也「押したよ?それからどうするの?」

    「それから……前方の画面に映る質問に答えつつ、計測を待つだけ…だってさ」

    美也「…なんだかウソっぽいね。嘘発見器なのに。にししっ」

    「まぁ、とりあえずやってみるか…」

    117 = 1 :

    ぱらぱぱー

    『第一問 二人の間に隠し事はない いえす・のー』

    「イエス。隠し事すらないな僕」

    美也「イエス。みゃーもない……なんだかニィにと一緒だなんてやだな…」

    「純にぃにだよ!」

    『第二問 二人の関係性は家族よりも厚い』

    美也「これはどうこたえるべきなの……」

    「……ふ、普通にイエスでいいんじゃないのか…?」

    美也「実際家族だもんね。イエスー」

    『第三問 お互いに思う気持ちは、いつまでも一緒』

    「うーん……とりあえず、イエスだな」

    美也「イエスなの?」

    「うん、だって妹だし」

    美也「それ、いっちゃだめだとみゃー思うんだけど……」

    118 = 1 :

    『最終問題』

    「速い…!? もう、質問終わりなのか…!?」

    美也「…パンフレットを見ると、十五問はあるってかいてるけど……どうしてだろうね」

    『ぶっちゃけ、好きで好きでたまらない』

    「ぶっちゃけってなんだ……」

    美也「これ作った人、絶対に頭悪い人だよ…みゃーでもそう思うもん」

    「美也に言われたらオシマイだな……とりあえず、イエスで」

    美也「こ、これも…イエスなの…?」

    「思い出したんだけど、これって美也を恋人に置き換えて質問に答えなきゃいけなかったよなって思って」

    美也「今更だよ純にぃに…じゃあみゃーも、い、いえすで……」

    ぴろろーん

    『集計しています──しばらく、お待ちください。機材を取り外しお待ちください』

    「いったい、どうなるんだろう…」べりべり…

    美也「どうせ、ろくでもない結果が出るにきまってるよ。みゃー占いとか信じないし」

    120 = 1 :

    ぴー ぴー

    『集計結果がでました。中央に出た紙をお取りください──』

    「ん。出たみたいだ……なになに──」

    「──なん、だと……?」

    美也「ん? どうしたの純にぃに……よいしょっと」ひょい

    美也「えっとー……なになに…
       『二人の関係は──兄妹。仲がよろしいことは素晴らしいですが、この機会は恋人同士の観測機です。
        ですが特別に集計した結果を下記に載せておきます』って…えー! ばれてるよにぃに!」

    「侮ってた……まさか、ここの嘘を見破ってくるとは……だから質問が少なかったのか…?」

    美也「でも、結果はあるって……ふぇ~…ちゃんと二人の愛情度ってのも乗るんだね。ふむふむ……ッ!?」

    「意外とすごい機械だった…それだと、結果も信用するしかないよな。なぁ、美也──」

    美也「だ、だめっ……!!」ささっ

    「──え? どうしたんだよ、美也。僕にもみせてくれよ…」

    美也「だめったらだめ! にぃには呼んじゃダメ!」

    「え、え~……なんでだよ。いいからみせろって!」

    121 = 1 :

    「よいしょ!」ぱしっ

    美也「あっ……!」

    「なになに、女性側の観測結果……彼女は、男性のことをベタ───」

    美也「ふにゃぁああああああああ!!!!!」がぶっ

    「ぎゃあああああ!!! み、美也!! 手にかみつくなよ痛い痛い!!」

    美也「ふしゃあああ!!にゃあああ!!」ぶんぶん!

    「ごめん、ごめん!!返すから!!返すから離してくれ…!!」

    美也「ふしゃー……にぃに、にぃに! これはみゃーが預かるからね!絶対だよ!」

    「わ、わかったよ……何だよ急に…いてて…」

    美也「っ……」ぺら…

    『女性側の観測結果、彼女は男性のことをベタ惚れしています。
     だめなところや、いいところ。全てを知っている貴方は、こわいものなし。いつでも男性をとりこに出来ますよ』

    美也(こ、こんなの見せられないよ……た、例えそう思ってなくても……う、ううっ…よかった、にぃにに見られなくて…っ)

    122 :

    梨穂子は?

    123 = 1 :

    美也(やっぱり、占いとかこういうのは信用出来ないっ……なにがベタ惚れしていますーっだ。
       やっぱり嘘っぱちなんだよ……!)

    「いてて…歯形がびっしり……」

    美也(──それに、にぃにも全然だめ。もっといいイベントとか、あったと思うのにこれだもん……ダメだね、にぃにはやっぱり)

    美也「……はぁーあ…こなきゃよかったなぁ…」ぼそ…

    「──………」

    美也「……ふぅ。ねぇ、純にぃに」

    「……うん、どうした美也?」

    美也「みゃーお腹へっちゃった。あっちに良い匂いがするお店あるから、お昼ごはん食べよ」

    「ん、そだな。食べようか」

    レストラン

    美也「うわぁー……高級そうなところだねぇ~」

    「だな。でも、チケット半券を見せれば半額になるらしいぞ」

    美也「ほんとに!? じゃ、じゃあ美也これたべたいな!」

    125 = 92 :

    美也の一人称はみゃー

    126 = 1 :

    「どれどれ……お子様ランチ…って美也…お前…」

    美也「ち、違うよ! そのとなり! とろとろオムライスのほうだよ!」

    「あ、そうか。ごめんごめん……そしたら僕はその隣りのハンバーグにしようかな」

    美也「あ。それも美味しそうだね~」

    「そしたら、あとで分け合うか?」

    美也「いいねっ。いいねっ! そしたらこのデザートも良いかな!」

    「いいよ、好きなの食べな。すみませーん」

    「はい、ご注文をどうぞ」

    「えっと、このオムライスをひとつ。それとこのハンバーグセット。
       あとはー……このデザートをひとつ」

    「かしこまりました。それではご注文はこれで?」

    美也「はい、おねがいしまーす」

    「──あ、すみません。さっきのオムライス…少し冷ましてから持ってきてください」

    美也「え、にぃに……?」

    「彼女が、猫舌のものでして。あ、ほんのすこし冷ますだけでいいんで」

    「かしこまりました。少々お待ち下さい」

    127 = 55 :

    あー、これはポイントたかいわー

    128 = 5 :

    何このイケメン

    129 = 8 :

    やっぱり橘さんはナチュラルにイケメンなんだよな

    130 = 69 :

    やだカッコいい///

    131 = 1 :


    「お願いします」

    美也「…………」じぃー

    「…ん? どうした、美也。僕の顔をみつめてさ」

    美也「……別によかったのに、にぃに」

    「よくないだろ。猫舌のくせして、火傷したら痛いんだぞ?」

    美也「べ、べつにみゃーは子供じゃないし…慌てて食べたりなんかしないよ…っ」

    「知ってるよ。お前はもう高校生だからな、そういうことはしないってわかってる」

    美也「…なら、どうしてあんなこといったの?」

    「……うーんとだな、お前がちょっとつまらなそうな顔をしたからだよ」

    美也「えっ…?」

    「だって、お前がそんな顔した時って必ず……相手のペースに合わせようとするだろ?
       自分が楽しくないのなら、他の人を楽しませて…一緒に楽しくなろうってやつ」

    美也「……よくしってるね…にぃに」

    「一応、美也とは付き合い長いしな。ははは、まるで恋人みたいなだな、このセリフ」

    美也「っ~~~……で、でもそれがなんの関係があるっていうのっ?
       その癖はあるけど、オムライスとは関係無いように思うんだけど…!」

    133 :

    橘さんイケメンすぎ

    134 = 24 :

    やっぱり橘さんは一流だなぁ

    135 = 1 :

    「うん? だって、食べ終わったらまた色々と回るんだろ?
       そしたらここで時間を取る暇はないって思うお前は、とりあえず二人して遊ぶ時間を優先するはずだ」

    美也「…………」

    「個人で楽しむ時間を少なくして、二人の時間を増やそうとする。
       ……いつもの美也なら僕に対してしない気遣いだけど、今日は特別だって思ってくれてるみたいだし」

    「まぁ、つまりはオムライスを急いで食べようとする姿が目に見えてたからってわけだよ」

    美也「………」ぼー…

    「なんだよ、不満か?──あ、僕のハンバーグセットもちゃんと冷ましてからあげてやるから、心配すんなって」

    美也「……ち、ちがうよっ……もう、ばかにぃにっ…」ぷいっ

    「な、なんだよ……あ、ほらきたぞ。速いなぁ……」

    美也「………」

    「おまたせしました。こちらハンバーグセットと、注文を通り少し覚ましたとろとろオムライスでございます」

    「ありがとうございます」

    「では、ごゆっくり」

    136 :

    質問なんだけど

    俺が美也と結婚したら、橘さんのことなんて呼べばいいのかな?

    …やっぱりにぃにかな?
    美也も普段からにぃにだし、にぃにのほうが

    たちばn…にぃにも喜んでくれよね…!

    よし!!

    にぃに朝だよ起きて~

    137 = 21 :

    な?携帯だろ?

    138 :

    みゃふぅ…

    140 :

    りほこ出たら起こして

    141 = 1 :

    「よし、じゃあたべようか……ん?」

    美也「…………」

    「どうした、美也。たべていいんだぞ?」

    美也「……食べるよ、ちゃんと食べる。でも」

    「でも?」

    美也「……もうちょっとだけ、冷ましてから食べるから…いんでしょ、純にぃに」

    「……ああ。好きなときに好きな熱さで食べろ美也。ちゃんと味わって食べろよ」

    美也「う、うん……にぃには食べないの?」

    「…うん? ああ、僕もどうやら今日は熱いのはダメみたいでさ。ちょっと冷ましてから食べるよ」

    美也「それ、みゃーに気を使ってじゃ……ないよね?」

    「当たり前だろ。ははは、面白い事を言うなぁ美也は」

    美也「──にししし。そうだね、そうだよねっ」

    数十分後

    「あー…美味しかった。すごいなまた来たいよ」

    美也「デザートも美味しかったね~!」

    142 = 1 :

    「よし、そしたら次はどこにいく? 美也が好きなところに行っていいぞ」

    美也「うんとねー、そしたらここがいいかなっ」

    「ここって……おいおい。そこは出口じゃないか美也…」

    美也「うん、そうだよ。美也、もう満足したもん」

    「満足って……ほら、まだもっともっと楽しそうな施設がいっぱいあるぞ?
       ここのおさかな天国っていうやつ、すごく楽しそうじゃないか」

    美也「ううん、いいの。みゃーはちゃんとわかったから」

    「わかったって……なにをだよ?」

    美也「………にぃにのすごい所!」ぎゅっ

    「あ、こら急に抱きつくなって……!それとにぃにはやめろ…!」

    美也「にぃにはにぃにだよ? もう、純にぃにとかやめやめ!」

    美也「今日はにぃにのえすこーとできるところを見たかっただけでしょ?
       それはもう十分みれたよ!」

    「見れたって……まだろくになにもやってないぞ?」

    美也「……ん、まぁそれを言われるとそうだけどね」

    「おいおい」

    143 :

    イチャイチャだったら梨穂子の一人勝ちだろ

    144 = 1 :

    美也「でもね、にぃに……」

    「なんだよ?」

    美也「……美也はべつに、にぃにのえすこーとが見たくてここにきたんじゃないんだよ」

    「そうなのか…?」

    美也「うん…今日は、本当ににぃにと……遊びたかっただけ。一緒に遊んで、楽しんで。
       いっぱい笑ってそれだけで…よかったの」

    「………」

    美也「もともとの約束は、一緒に遊ぶってことだったでしょ?
       だからみゃーが満足したら今日の約束はおしまいってことだよにぃに」

    「……なるほど。そういうことか」

    美也「だから、みゃーはもっとお気軽な所がいいなぁ~。にぃにと遊ぶんだったら、こんなところじゃなくてさ。
       もっともっと楽しいことがいいよ」

    「…………」

    美也「今度は、一緒に映画とか見に行こうよ! パンチキックとかアクション映画!」

    「そうだな。今度は映画でも見に行こうか、それだったらお互いに無理せず遊べるもんな」

    145 :

    みゃーはかわいいな!

    146 = 1 :

    美也「にしししっ。そしたらにぃに……おうちに帰ろっ」

    「おう。そしたら帰るか」

    帰宅路

    美也「……夕日が綺麗だね、にぃに」

    「うん? そうだな、確かにそうだ」

    美也「…………」

    「……なぁ、美也」

    美也「うん? どうしたのにぃに?」

    「今日は──楽しかったか?」

    美也「もうっ。何度も言わせないでよにぃに……楽しかったってば!」

    「本当にか?」

    美也「ほんとうに、本当にだよ。ちゃんと楽しかったって逢ちゃんの交換日記にも書くよ?」

    「……そうか。それならいいんだ、うん」

    美也「にしし、にぃにも心配性だなぁ~」

    148 = 80 :

    美也のどこがいいって声が阿澄

    149 = 1 :

    美也(……本当に、楽しかって思ってるのになあ。
       にぃにってば…本当に編に鋭い所あるよね~……はぁ、楽しかったけど)

    美也(……やっぱり、信用出来ないよね。占いとかそういうのって)かさっ…

    美也(……さっきの嘘発見器の紙のつづき…『特に検査を行った今日、貴方はとても頑張れることを理解できるでしょう。
       それは貴方の人生を深く変えるものであり、今後を左右するほどのものです』)

    『──理解は簡単ですが、認めることはたやすくない。ですがその壁を乗り越える力を与えてくれるのは……男性の方です。
     今日という日を必ずお忘れにならぬよう、ご注意ください』

    美也(なーんて仰々しく書いてあったけれど、なんともなかったしね……)

    美也(……でも、なにが欲しかったんだろ…にぃにに、みゃーは…)

    美也(人生を深く変えるもの……そんなこと、まったく考えたことなかったけど…でも、今のみゃーは、ちょっぴりがっかりしてる)

    美也「……今日は、にぃにと出かけられて…嬉しかったのになぁ…」

    「よいしょっと!」ぐいっ!

    美也「にゃぁあ!? え、なになに!?」

    「なにって、お姫様抱っこだけど?」

    美也「……えっ?!どうして急にそんなことするのっ…!」ばたばた!

    150 :

    みゃーペロペロ


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