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    元スレ純一「みんなと、イチャイチャしよう!」

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    みんなの評価 : ★★
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    751 = 666 :


    上崎(次にこの……もじゃもじゃした敵は、橘くんをいじめてる子!)ばんばん!

    「え、ええっ…!?こいつ二発で倒せたのか…!?」

    上崎(このふっかふかした……いやらしい敵は一年の子!!)ばばばばばばば!

    「武器転換がすばやい……!?」

    上崎(あとは……この、くるくる裏表になってる敵! 粉砕!)ばかーん!

    「裏が弱点の敵のタイミング……難しいのに、一発で……!」

    上崎(そこの…素早く動いてる奴! 水泳部のあの子!)しゃきん!

    「えっ!? なに今の効果音…!?」

    上崎(そして最後に……このキラキラ無駄に光った……ヤツ!!)

    「あ、ラスボスだ…! ワンコインでここまでこれるなんて…!」

    上崎(こいつはぁー……無駄にエロい身体しててむかつく先輩…!!)ずががががががががが!!

    「人差し指打ちっ……!? しかも全て正確に弱点をついて……!!」

    fin

    上崎「っ……ってあれ? おわり、かな…?」

    753 = 726 :

    恐ろしい子!

    754 = 666 :

    「す、すごいっ…! 裡沙ちゃん、このゲーム本当にはじめてだったの?」

    上崎「えっ…うん! はじめてだったけど……だ、だめだったかな…?」おろおろ…

    「全然だめじゃないよ! むしろ凄くて……ほら、後ろ見てみなよ…!」こそっ…

    上崎「えっ……えぇえっ…! 人がいっぱいいるよ橘くん…っ?」

    「裡沙ちゃんのプレイがうまくて、人が見にきたんだよ……それぐらい、すごいんだよ!」

    上崎「そ、そうなんだ…えへへ~」

    「まさか裡沙ちゃんにこんな才能があったなんて……また今度、街のゲーセンでも行こうよ!」

    上崎「え、本当にっ……? 梅原くん、とかおじゃまにならない…?」

    「なんでアイツの名前が出てくるのさ! 置いていくよあんな奴!」

    上崎「そ、そうなんだ……うんっ! じゃあその時、またさそってね…!」

    「当たり前だよ! それにしてもすごかったなぁー…あいつ、二発で死ぬのがびっくりしたよ~」

    上崎「……」

    上崎「………よしっ! 約束ゲットだよ!」ぐっ

    755 = 695 :

    梅ちゃんは一人寂しく格ゲーで女キャラひん剥いてます

    756 = 752 :

    梅原良い友達じゃないか…

    757 :

    すすが理沙ちゃん

    758 = 666 :

    数十分後

    「そろそろお腹すいてきたと思うんだけど……どうかな?」

    上崎「うん! あたしもちょうど、おなかすいてきたよっ!」

    「そっか、そしたらどこか……」

    上崎「っ……たち、ばなくん…!」

    「……ん? どうかした裡沙ちゃん?」

    上崎「えっとあのねっ……これ、作ってきたんだけどっ…!」ぐいっ

    「これって……」

    上崎「──お、おおお…お、おべんとう……なんだけどねっ!? うまく出来たと思うからっ…その!
       たべないかなっ……って、思うんだ……ううっ…!」

    「…まさか裡沙ちゃんが、作ってきたの…?」

    上崎「そ、そうなのっ……た、たべてほしくてっ……が、頑張って…つくってきたんだ…よ…?」ぷるぷる…

    「──あ、ありがとう! たべよう!」

    上崎「……ほ、本当に…?たべてくれる、の…?」

    759 = 666 :

    「うん! 食べるよ、むしろ食べたい! 
       うわーまさか作ってきてくれなんて…嬉しくて、泣きそうだよ…!」

    上崎「お、大げさだよ…! そ、そこまで…豪華なものじゃないし…」

    「いいや、裡沙ちゃんが作ってきてくれた。それだけで…ものすごく豪華だよ!」

    上崎「っ……あ、ありがとう…橘くん…」テレテレ

    「それじゃあ…あそこに座って食べよっか?」

    上崎「うんっ!」

    ベンチ

    「…開けていいかな?」

    上崎「ど、どうぞっ……!」

    「──うわぁあー! すごい! 僕の好物なものばかりだよ!」

    上崎「ほ、本当に…っ? すっごい偶然だねっ…!」

    「うんっ! すごいや……裡沙ちゃん僕のことまるでわかってるみたいだね!」

    762 = 688 :

    きゃわわ

    763 = 695 :

    ストーキングの甲斐があったな

    764 = 731 :

    >>763
    愛のメモリーと言いたまえ

    765 = 666 :

    上崎(やったっ……なんてったって、そこら辺の情報はばっちりだもの!
       橘くんの好きなおかず、ご飯のふりかけ、飲み物!)

    上崎(好きなタイプに、好きなお宝本! 橘情報通と歌われたあたしに…死角はないの!)

    「それじゃあ、いただきます」

    上崎「うん。美味しくできてると思うからっ…ゆっくり食べてね?」

    「味わって食べるよ!……もぐもぐ……」

    上崎「…っ…っ……」ドキドキ…

    「ごくん………」

    上崎「ど、どうかなっ……? お、美味しいかな…?」

    「……美味しいってはなしじゃないよ、旨すぎる…!」

    上崎「っ……ほ、本当に…!?」

    「い、いや……なんというか、痒いどころに手が届きまくってるっていうか…
       からあげとか…味付けが濃い所が好きなんだけど…このからあげは、ベストすぎる…!」

    上崎「いっぱい、いっぱい揉んだんだ、それ。だから味が濃くなってるんだよ?」

    「へ、へー……すごいや。この卵焼きは……もぐもぐ…甘くて美味しい…!」

    766 = 757 :

    裡沙ちゃんがモミモミした唐揚げ食いてえ

    767 :

    から~揚げ~美味しく作るなら~揉みっ揉み~揉みっ揉み~

    768 = 666 :

    上崎「えへへ…ちょっと焦げちゃったけど、大丈夫だったかな…?」

    「いや、実は玉子焼きの焦げって好きなんだ……それも素晴らしいと思うよ!」

    上崎(うん。知ってる!)

    「すごいなぁ…ご飯のふりかけも僕の好きなたらこのやつだし…文句のつけようがない…!」もぐもぐ!

    上崎「…………」じぃ…

    「……あれ? 裡沙ちゃんは食べないの?」

    上崎「あ、うんっ……あたしはいいの!」ぶんぶん

    「え、でも……」

    上崎「えっと……あのね? 橘くんが、そうやって美味しそうに食べてくれるだけで…」ごにょごにょ…

    上崎「あたしは、おなかいっぱいだよ……?」

    「そ、そうなんだっ……あはは…!」

    上崎「っ……っっ……」テレテレ

    「………」もぐもぐ…

    769 :

    寝られない

    770 = 717 :

    裡沙ちゃんかわいすぎる

    771 :

    あああああああああかわいいいおおおおおおおお

    772 = 732 :

    これでストーカー気質が無ければ完璧なんだが……

    773 = 695 :

    それは裡沙ちゃんじゃない

    774 = 666 :

    「──そ、そしたらさ…裡沙ちゃん…」

    上崎「……うん? どうかしたの、たちばなくん?」

    「…………」どきどき…

    上崎「………?」

    「……よし、じゃあ……あ、あーん…」すっ…

    上崎「えっ……えええ!? そ、それって…!」

    「う、うんっ……!ぼ、僕の箸でってのがいやだったら…あれだけどさ…」

    上崎「それはダイジョブだよ!……そのっ…い、いいの…かなっ…?」どきどき…

    「い、いいよっ…! たべてくれるとうれしかな、うん!」

    上崎「っ………!」

    上崎(き、きたぁああー!! あーん、きたよぅ!
       この時を……この時をまってたんだよ!!)

    上崎(アタシが食べないってしったら、ぜったいに橘くん……こうやってくるはずって思ってた!
       あ、でも…弁当を半分こしよっか。なんて言ってくることも可能性として考えてたけど!)

    上崎(……わざと弁当の中身を少なくさせて、わけあうのを未然に防いだんだよ……!
       ……はぁああっー……なん、て…幸せ……)

    775 :

    この瞬間を待っていたんだ!!

    776 = 670 :

    ぼくはそんな裡沙ちゃんを見るのが幸せだよ・・・

    777 :

    またイってしまうぞこれは

    778 = 688 :

    >>776
    俺もだ

    779 :

    上崎「ハッ…!」

    上崎(う、浮かれ過ぎちゃダメよ裡沙…!
       またあの笑顔を浮かべられちゃ身も蓋もないんだから…!)

    上崎「っっ……」チラッ…

    「っ……ど、どうぞ…!」

    上崎「う、うんっ……それじゃあ……あーん……」ぷるぷる…

    上崎(もう目の前…! 夢に見た、夢に見続けてきた……橘くんからの…あーん…!
       それが現実で前にあるっ……あるんだよ裡沙……───)

    ぱく

    上崎(────………ひんっ…!)びくんびくん

    「……えっ!? どうかしたの裡沙ちゃん!?」

    上崎「っ……っ……」ぷるぷる…

    「え、あちょっ……大丈夫…っ?」ぽんっ…

    上崎「ひゃぁああうっ!?」びくん!

    「え、ええ!? 本当に大丈夫!?」ふぅっ…

    上崎「ッ……み、耳元でっ……んっ……ひっ!……」ぴくっ!

    780 = 777 :

    絶頂スパイラル

    781 = 779 :

    「り、裡沙ちゃん……!?」

    上崎(……なんて、ことなの…っ…!
       あーんされただけなのにっ……だけなのに…!)ぴくん…

    上崎(──や、やばいよぅ……これはだめだよ…!
       死んじゃうぐらいにしあわせだよっ……というか身体が、しんじゃう…!)

    上崎(このままだと、本当に頭がばかになっちゃうっ……ううっ…!)

    「ど、どうしようっ……!」

    上崎「っはぁー…っはぁー……だ、だいじょうぶ…たちばなくん…平気、だから…」

    「あ、裡沙ちゃん…本当に?本当に大丈夫……?」

    上崎「う、うんっ……大丈夫、大丈夫だから…ちょっと、舌噛んじゃってね…!」

    「そ、そうなの…? ものすごく肩とか背中、震えてたけど…?」

    上崎「び、びっくりしちゃって……それで色々と…!」

    「背中さすろうか…?」さすさす…

    上崎「っ~~~~~!!!」びくんびくん!

    782 = 779 :


    上崎「っ……っっ…!……!!」びくん!

    「だ、大丈夫……?」さすさす…

    上崎(だ、だめひゃぁ……このまま、橘くんの虜にされひゃう…!
       背中なでられてるだけ、らのり……!)

    「………」おろおろ…

    上崎(っ……もう、グショグショだよっ……どうしよう、スカート大丈夫かな…!)

    上崎「た、たちばなひゃくんっ……!」

    「え、うんっ? どうかした? お水飲む?」

    上崎「っ……」ふるふるっ…

    「そ、それじゃあなに裡沙ちゃん?」

    上崎「……お、おトイレに…いかせて…くだひゃい…!」

    「えっ、うん…! かまわないけど、大丈夫?一人で立てる?」

    上崎「た、たてるよ……うん!がんばれるから…!」

    783 = 695 :

    橘さんに抱きしめられでもしたらどうなるんだ

    784 = 779 :

    「そ、そっか…それじゃあ行ってらっしゃい」

    上崎「い、いってきます……っ」とととっ…

    「………だ、大丈夫かな…裡沙ちゃん」

    「あれ?もどってきた…?」

    上崎「……か、かばんもっていくねっ……」とととっ…

    「う、うん! 転ばないようにね…!」

    「………」

    「───あーんが、だめだったのかな…?」

    数十分後

    上崎「ご、ごめいわくをおかけしました……」ぺこ…

    「い、いや……いいんだよ。そうやって無事そうだったら、それでね」

    上崎「うん…途中で何度も抜けだしてごめんなさい…」

    「いいんだよ! 裡沙ちゃんだって、ほら……女の子出しさ。
       色々とあると思うし!」

    上崎「うっ…うぅ……ごめんね、橘くん…」

    「僕は気にしてないよ。ほら、元気出して!」

    785 = 688 :

    これは紳士とキスとか出来るのか…?
    失神してしまうんじゃなかろうか

    786 = 728 :

    しえん

    787 = 779 :

    上崎(ううっ……こうなるはずではなかったのにぃ……ばかばか!
       もっともっとっ……あーんとか、お互いにしあいたかったのにっ…!)

    「………今日は、裡沙ちゃん。楽しかった?」

    上崎「……えっ? うん、楽しかったよ…?」

    「そっか。うん……」

    上崎「……えっと、まだまだ時間はあるから…楽しかったってのはおかしいけどっ…!」

    「そ、そうだよね! あはは、ははっ……」

    上崎「っ……た、橘くん! 今度はこれ見ましょ!」

    「えっ……これは、室内プラネタリウム…?」

    上崎「そ、そうなの…! さっき、ちょっと気にになってて…! ほら、橘くんって星、好きでしょ…っ?」

    「よく知ってるね。好きだよ」

    上崎「だ、だからどうかなーって……いいかな?」

    「…うん、行こうか。僕も見てみたいしさ」

    上崎「うんっ…! じゃあさっそく行きましょ…!」

    789 = 779 :

    プラネタリウム 室内

    「はじまるみたいだね」

    上崎「うん、楽しみだね……」

    きらきら…

    「おぉ…」

    上崎「綺麗……すごいね、本物とはちがった…綺麗さがあるね…!」

    「うんっ…本当だ、すごいよ……!」

    上崎「うんっ……!」

    きらきら…

    「…………」

    上崎「…………」

    「……今日は、ありがとう理沙ちゃん」

    上崎「……え?」

    「……えっと、そのね。僕となんかデートをしてくれてさ」

    上崎「……ううん、こっちこそ…あたしとデートに誘ってくれて…」

    790 = 779 :

    きらきら…

    「……色々な偶然が重なってさ、裡沙ちゃんと出会って、
       こうやってデートに誘えて…」

    上崎「うん…」

    「こんな僕は、とっても……幸せなんだと思うんだ」

    上崎「………」

    「……あはは、なんだか変なこといってるかな…?」

    上崎「……ううん、変じゃないよ。ぜんぜん…へんじゃない」

    「そっか。でもね───…こうやって星を見ていると、思い出してしまうんだ」

    「……色々、前にやってしまったこととかさ」

    上崎「………」

    「……ちょっと、思ってることいってもいいかな?」

    上崎「うん、いっていいよ。橘くん……」

    「ありがとう、理沙ちゃん……実はね」

    「僕は今年に入ってから……色々と、頑張ってたんだよ」

    「……クリスマス、誰かと過ごせるよう…色々とさ」

    792 = 779 :

    上崎(──しってるよ、たしかに。貴方は頑張ってた…)

    「それでね。この人だ!って人を見つけたんだけど……その、結局振られちゃって」

    上崎(それも知ってる。だって、邪魔をしたのは──…あたしだもの)

    「でも、振られた理由が……あれなんだよ、僕の過ちのせいなんだ」

    上崎「…………」

    「僕が……優柔不断なばかりに、その人を…怒らせてしまったんだ」

    上崎(──そう、それも知ってる。結局は、貴方が悪かった)

    上崎(あたしが邪魔をしたって言っても、それはただの邪魔でしか無い……障害には生ったかもしれないけれど。
       それでも、恋が実らないようになるってことは……ありえない)

    上崎(貴方が振られたのは……貴方のせい。自分がやった過ちが、全ての元凶)

    上崎(……あたしはそれを、知っている)

    「それはもうっ…ものすごく反省したよ。取り返しの付かないことをしてしまった、どうにかしようって、思ったけど。
       全ては後の祭りでさ……僕の回りには、もう誰も居なくなってた」

    上崎「…………」

    793 = 728 :

    これだけみると酷いなスト子

    794 = 779 :

    「一つの過ちが、全ての関係を……ぐしゃぐしゃに壊してしまったんだ。あはは…
       まぁすべて、自業自得だけどね……」

    上崎「…橘くん……」

    「…ごめんね、いきなりこんな話しをしちゃってさ。迷惑だったよね…」

    上崎「……迷惑じゃないよ。続けて橘くん……」

    「そっか……うん、ありがとう…」

    「……だから、さ。こうやって何かをつかもうとしている自分…裡沙ちゃんとこうやってデートをしている自分が…
       なにかこう、間違っているんじゃないかって…いっつも不安になるんだ」

    上崎(……だから、そんな笑顔をするんだよね。橘くん)

    「僕は……また間違いをしてしまうんじゃないかって。
       君を…裡沙ちゃんを傷つけてしまって、前みたいに……壊れた関係になってしまうじゃないかって…」

    「……思ってしまうんだよ、馬鹿みたいに…ね」

    上崎「…………」

    「でも、ね? こうやって裡沙ちゃんがデートしてくれて…僕は本当に嬉しかった!
       もともとこんな事言うつもりはなかったんだけど……あはは、どうしてかな。口がすべったみたいだよ」

    795 = 779 :

    「……ありがとう、最後まで聞いてくれて。感謝してる」

    上崎「……ううん、橘くんが…その、よかったのならそれでいいんだよ」

    「そっか……すごいね裡沙ちゃんは、なんでも受け止めてくれるんだ」

    上崎「…………」

    上崎「───……なんでも、じゃないよ?」

    「え……?」

    上崎「……うん、今の橘くんの表情を見て──決めたよ。
       あたしは、何でもは受け止められない……全部が全部、受け止めることはできないよ」

    「裡沙、ちゃん…?」

    上崎「橘くん──……いい? きいてくれるかな?」

    「う、うん……どうしたの?」

    上崎「あたしは──……貴方のことが好きです」

    「っ……ほ、本当にっ……?」

    上崎「はい、本当です……でも」

    「……でも…?」

    上崎「……あたしは、あの人の代わりじゃないです」

    797 = 689 :

    頑張ってくれ

    798 :

    スト子は可愛いなあ

    799 = 779 :

    「っ……!」

    上崎「貴方が振られた……あの人の代わりじゃない。代用でも無いです……
       貴方の心の隙間を埋めるための、代用品でもない……」

    上崎「──……ちゃんとした一人の、女の子です」

    「……そ、それはっ…」

    上崎「……ううん。わかるよ、橘くん。あたしにはわかってる…
       ──そうじゃないって思ってても、そう思ってしまうんだよね…?」

    「………」

    上崎「優しい橘くんは、そう思わないよう……気をつけてるんだと思う。
       でも、そう思ってしまう自分がいる……どうしようもない、自分が」

    上崎(……その卑しいところがあるって、わかってながら今日のデートに来たのはあたしだけど…)

    上崎「……でも、あたしは。そんな気持ちを少しでも…思ってる橘くんは、いやです」

    上崎(……あたしなら、昔のあたしなら…そこをついて突き進んだと思う。絶対に)

    上崎「そんな気持ちで、あたしと…これからさき付きあうってことになったら…耐えられないと思う」

    上崎(でも、あたしはもう……子供じゃない)

    上崎「……橘くん。あたしは、何でもはうけとめられない。今の貴方は……あたしは、好きではありません」

    800 :

    りさちゃん…


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