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    元スレ勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたらしい」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - FF + - ぼっち + - バッツ + - 勇者 + - 未完 + - 魔王 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    253 = 250 :

    4合目
    戦士「よくがんばった魔法!休めるぞ!」
    魔法「つかれた・・・」
    僧侶「聖域魔法」

    商人「はい、魔法さん。勇者さまからです。」

    僧侶「水筒・・・ですか?」

    商人「飲みたければ皆さんも飲んでいいそうですが・・・中身については何も。」

    キュぽん
    商人「わっ、いい匂い・・・。」
    魔法「・・・ハチミツの匂い。」
    僧侶「少し花のような香りもしますね。」
    戦士「あいつ料理上手いよな、飲み物しか飲んだ事ないけど。」

    商人「いつ作ったのでしょうね?」
    僧侶「きっと夜のうちでしょうね。」
    魔法「・・・お母さんみたい。」
    戦士「ますます女みたいだな。」

    ――――――――――――――――――――――――
    勇者「・・・」
    勇者(魔法ならあの木の実がなにかわかるだろう。俺より上手く使ってくれるはず。)

    勇者「・・・」
    勇者(このペースを維持しないと昼のうちに山を下れない。魔法にはツライだろうが、俺が背負うわけにはいかないからな・・・。)

    257 :

    追いついた
    面白いな

    258 :

    こんなハードボイルドな勇者始めてだw

    260 :

    12時には帰るからそのときまで残っていて下さい

    261 :

    稀に見る良スレ

    262 = 129 :

    これは落とすわけにはいかないな

    263 = 108 :

    家に着いた。宿題やってから続きを書く。

    264 :

    宿題なんてくだらねぇぜ!

    266 :

    40秒で終わらせな

    267 :

    俺が代わりにやってやるから、宿題うp

    268 :

    まってるから!

    269 :

    課題なんてものは当日友達のを写すもんだ。

    270 :

    わたしまーつーわ

    272 = 129 :

    しえん

    275 :

    勇者が孤高のヒーローすぎてみてて辛い
    四円

    276 :

    宿題なんてお前らがやってくれるよなっ
    だからはよ

    277 :

    こういうさりげない心遣いが出来る人になりたい

    278 :

    ほしゆ

    279 = 108 :

    7合目付近
    戦士「魔法!大丈夫か?おぶろうか?」
    魔法「だい・・・じょぶ・・・」

    僧侶「・・・勇者様はすごいですね。」
    商人「え?」

    僧侶「魔法さんの体力を完全に読みきっています。きっと訓練のつもりなんですね。」
    商人「えっと・・・ぎりぎりをせめて体力向上をはかっているということですか?」

    僧侶「えぇ・・・それに加えて魔法さんの精神力も知っているみたいですね。あのこがんばりやさんですから。」
    僧侶「ぎりぎり持つのが8合目まで・・・そこで休憩を挟んでまた頑張ってもらうみたいです。」

    商人「・・・その計算を2合目までで終わらせていたんですね。すごいですね。」
    僧侶「ほんとうに・・・魔法さん、いえ、私たちのことを、良く見てくださっています。近くにいる事さえできないのに・・・。」

    戦士「魔法、ほら水だ。もう休憩できそうなところが見えてきたぞ。頑張れ。」
    魔法「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」

    ―――――――――――――――――――――――――

    勇者「・・・」
    勇者(・・・休憩時間を増やしてやりたいが・・・だめだな、本当にぎりぎりだ。)

    勇者「・・・できるだけのことはしておくか。」

    280 :

    勇者に対する態度が変わったな

    281 = 242 :

    >>280
    範囲外にいる時は最初からこんなもんだったろ

    282 = 108 :

    8合目
    戦士「ほら!聖域がはってあるぞ!あそこで休める!」
    魔法「ふぅ・・・ぜぇ・・・」



    魔法「・・・もうだめ。」ドサッ
    戦士「いやーついたついた!えらいぞ魔法!」

    僧侶「一足先に聖域を広げてくれた様ですね。」

    商人「ほら!魔法さん!勇者さまがつくった湿布がおいてありますよ!はってあげますね!」
    魔法「ひぅ!・・・つめたい。」

    戦士「いやー私も少し疲れたな!鎧を着ながら登山はさすがにきついぜ!」
    僧侶「・・・男の方でも普通は音をあげると思いますけどね。」

    ―――――――――――――――――――――――――

    ―――――――――――――――――――――――――

    勇者「・・・」
    勇者(日の位置は真上の東より・・・山を下る時は上るときより気を使わなくては。)
    勇者(幸いくだりの方が距離は短い。日暮れには下りきることができるだろう。)

    勇者「・・・」
    勇者(・・・下りた近くに川があったはず。今日はそこで早めに休もう。)

    286 = 108 :

    頂上
    戦士「おっ!聖域が広げてあるぜ!」
    僧侶「この付近が頂上のようですね。木で景色は見えませんが。」

    魔法「ふー」

    商人「みなさん!勇者さまからの手紙がありました!」

    手紙『ごくろうさま皆。その位置が俺たちのルートの頂上だ。そこで昼食をとってから出発してくれ。
        下りるときは足をくじきやすい。注意して下りてくれ。6合目付近坂が急になる。その位置で休憩をとり、
        万全を期してから注意深く進むように。3合目でもまた休憩をとる。山を下ったあとは川の近くでテントをはり、
        休む予定だ。』

    戦士「下りかー、鎧着てるときついんだよなー。フルプレートの行軍訓練をおもいだすぜ。」
    僧侶「ふくらはぎが特に疲れるのですよね・・・下りた後はぱんぱんですね、きっと。」

    魔法「はやくお弁当たべよー。」
    商人「そうですね。村の人たちがくるみパンと果物をくださりました。これを食べましょう。」
    戦士「くるみかー!いいね、楽しみだ。」
    僧侶「村も大変でしょうに、ありがたい事です。」

    ―――――――――――――――――――――――――

    ―――――――――――――――――――――――――

    勇者「・・・」もぐもぐ
    勇者(はちのこを食べるのも久しぶりだな。うん、うまい。)

    勇者(商人に進めたらすごい勢いで断られてしまった。)
    勇者「・・・うまいんだけどな」

    289 :

    てゆうか勇者は一足先に一度降りて確認してから手紙を置きに戻ったのか・・・

    290 = 108 :

    6合目
    魔法「ふぅー」
    戦士「魔法、ずいぶん元気だな?どした?」

    魔法「足が軽い。湿布のおかげ。」
    戦士「へぇー俺も少し参ってきてるのに、すごいもんだ。」

    僧侶「・・・私も、そろそろ・・・疲れてきましたね・・・。」

    商人「うわーすごい急ですよ、皆さん。転んだらそのまま転がっていってしまいそう。」
    戦士「うぉー確かに急だなこりゃ。ほんとに雪だるまみてーに転がっちまうぞ。」

    魔法「少しあっちにロープがあるよ。」
    僧侶「わぁ本当ですね、コレで少しは安全に下りれるかしら。」

    戦士「こりゃガントレットははずしたほうがいいな・・・。」

    商人「さぁ、少し休んだら、気合を入れて降りますよ!。」

    ―――――――――――――――――――――――――

    ―――――――――――――――――――――――――
    勇者「・・・」
    勇者(戦士の体力は本当に無尽蔵かと思えるな。)
    勇者(あんな重装備であの下山スピード・・・頼もしい限りだ。)

    勇者「・・・」
    勇者(・・・予想以上に魔法が元気だな。薬の相性がよかったのかもな。メモしておこう。)

    291 = 160 :

    勇者・・・そろそろ幸せにしてやってもいいんだぜ・・・・

    292 = 108 :

    3合目手前
    魔法「はぁ、はぁ」
    僧侶「ふぅ、ふぅ」

    商人「ほら!みなさんもう少しで休憩ポイントですよ!」
    戦士「商人元気だな。」

    商人「商人は足が命です!」
    戦士「なるほどね、歩かなきゃ物が売れないもんな。」

    戦士「・・・しかし全然魔物がいないな。普段なら勇者をもっと狙ってくるはずなんだが。」
    商人「そういえばそうですね。勇者さま、魔物によく襲われていますものね。」

    僧侶「ふぅ・・・ふぅ・・・」
    魔法「はぁ・・・やっとついた。」

    僧侶「つ、疲れましたわ・・・」
    戦士「僧侶、素が出てるぞ。」
    僧侶「はぁ・・・今、は・・・許してくださいませ。」
    戦士「別に責めてるわけじゃないけどな。いつもその口調で話してもいいんだぞ?」

    僧侶「神に仕える者は・・・・常に、高潔な、ふぅ、精神をですね・・・」
    戦士「わかったわかった、好きにしていいから今はゆっくり休め。」

    ―――――――――――――――――――――――――

    ―――――――――――――――――――――――――

    勇者「・・・」
    勇者(太陽は・・・海の30cmほど上か・・・間に合うな。)

    293 = 201 :

    >>289
    地図あるんじゃね?

    294 = 108 :

    山の麓
    僧侶「やっとおりれましたわー!」
    魔法「つかれた~」

    戦士「ほらほら、まだ終わりじゃないぞ。テントポイントまであと2kmほどあるんだから。」
    商人「せもてそれくらい離れないと山を下りた意味がないですものね。」

    僧侶「わ、わかっていますわ。で、でも今は、少し休ませてください・・・。」
    魔法「わたしもつかれた~」

    商人「あ!勇者さまだ!」
    戦士「お~お~、ずいぶん遠くにいるな。平原は遠くまで見渡せていいな。あっち側は森が多かったからな。新鮮なもんだ。」

    ―――――――――――――――――――――――――

    ―――――――――――――――――――――――――
    勇者「・・・」
    勇者(僧侶の顔色が少し悪いな。魔法はあまり疲れていないようだ。戦士は疲れの色がぜんぜん出てないな。商人も・・・)

    勇者「・・・」
    勇者(一足先にテントポイントで食料を調達しておくか・・・そういえば皆の好みも知らないのだな・・・。)
    勇者(・・・今日は魚と木の実だな。)

    295 = 285 :

    勇者目良いなw

    296 = 108 :



    パチパチ・・・パチッ・・・

    戦士「そろそろ焼けたかな」
    商人「塩は好きに使ってくださっていいですよ、次は港町ですから、塩は安いはずです。」

    魔法「やったー」
    僧侶「疲れているときの塩味はありがたいですね・・・」

    戦士「疲れているときはなんでもうまいぜ!」

    商人「木の実もありますから、食べてくださいね。」

    ―――――――――――――――――――――――――

    ―――――――――――――――――――――――――

    戦士「ふぅー、腹八分目だぜ。」
    僧侶「あれだけ食べてまだ満腹じゃないのですね・・・」

    魔法「おなかいっぱい」

    商人「明日はこの平原をわたるのですね・・・。」
    戦士「次は港町だな。珍しいものがみれるかもな!」

    僧侶「結構大きな町らしいですね、山に囲まれて陸の伝達が途切れているのに・・・。」

    商人「交流の交差地らしいですよ、無くてはならない場所のようです。」

    297 :

    この勇者は報われますか?

    298 :

    勇者からの魔法使いへの木の実どうした

    299 = 108 :

    僧侶「今日はもう寝ますね、ちょっと疲れてしまいました。」
    魔法「わたしも寝る。」

    商人「私はもう少しおきてますね。町で売るものと買う物の整理をしなきゃいけません。」
    戦士「私も少しおきてるよ。まだ眠くない。」

    僧侶「ではおやすみなさい。」
    魔法「おやすみなさい。」

    商人「はい、おやすみなさい。」
    戦士「おやすみ~」

    ―――――――――――――――――――――――――
    ―――――――――――――――――――――――――

    勇者「・・・」ずずっ・・・
    勇者(・・・それなりの味だな。甘い木の実と魚は思ったより合うようだ。)
    勇者(・・・そうだな、贅沢を言うなら、ハープをいれて、ピンクペッパーを・・・)

    ―――――――――――――――――――――――――
    ―――――――――――――――――――――――――
    戦士「それなんだ?」
    商人「コレは絹ですよ。グス村の高級絹です。結構たかいのですよ?」

    戦士「その枝は?」
    商人「これはキングウッドの枝です。魔力が内在していて、杖の材料として高級なんですよ。」
    戦士「高級なものばっかりだな。」
    商人「馬車がないと、大量にもてませんからね。高級だと、荷物が少なくてすみますから。」

    300 = 115 :

    報われなかったら悲しすぐる…


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